JP2950159B2 - スライドドア用給電システム - Google Patents
スライドドア用給電システムInfo
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- JP2950159B2 JP2950159B2 JP20438594A JP20438594A JP2950159B2 JP 2950159 B2 JP2950159 B2 JP 2950159B2 JP 20438594 A JP20438594 A JP 20438594A JP 20438594 A JP20438594 A JP 20438594A JP 2950159 B2 JP2950159 B2 JP 2950159B2
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- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- switch
- sliding door
- junction
- door
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- Lock And Its Accessories (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、スライドドア用給電シ
ステムに関するものである。
ステムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】スライドドア用の給電システムは、給電
制御回路や給電リレー等を備えた給電制御ユニット、ボ
ディ側から電源を供給するため前記ボディ側の給電端子
とスライドドア側の給電端子とを接触させるジャンクシ
ョンスイッチ及びスライドドア閉鎖検出用のスイッチ等
から構成されている。そして、スライドドア閉鎖検出用
のスイッチの作動に基づいて、スライドドアが閉じたと
きのみ電源を供給するようにしている。一般的に前記ジ
ャンクションスイッチはスライドドアによって開閉され
るボディ開口部に配設されている。また、スライドドア
閉鎖検出用のスイッチはスライドドアのアッパローラ又
はロアローラのブラケットの位置を検出できるように、
各ローラを案内するレール部に配設されている。
制御回路や給電リレー等を備えた給電制御ユニット、ボ
ディ側から電源を供給するため前記ボディ側の給電端子
とスライドドア側の給電端子とを接触させるジャンクシ
ョンスイッチ及びスライドドア閉鎖検出用のスイッチ等
から構成されている。そして、スライドドア閉鎖検出用
のスイッチの作動に基づいて、スライドドアが閉じたと
きのみ電源を供給するようにしている。一般的に前記ジ
ャンクションスイッチはスライドドアによって開閉され
るボディ開口部に配設されている。また、スライドドア
閉鎖検出用のスイッチはスライドドアのアッパローラ又
はロアローラのブラケットの位置を検出できるように、
各ローラを案内するレール部に配設されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにスライド
ドア閉鎖検出用のスイッチは、ボディの構造上設置する
ことができなかったり、部品精度のばらつきや取付け誤
差及びボディの建付け等によりスライドドア閉鎖検出位
置がずれてしまい、スライドドアが閉鎖してもスライド
ドア内に配設した電動機構に給電されず作動しない場合
が生じる。また、スライドドア閉鎖検出用のスイッチの
取付位置やスペースが限定されるため、スイッチの構造
や機構が複雑化したり、個別のスライドドア閉鎖検出用
スイッチが必要となるためコスト高となる等の問題点が
あった。本発明は、上記問題点を解決するためスライド
ドア閉鎖検出用のスイッチを廃止した給電システムを提
供することを目的とするものである。
ドア閉鎖検出用のスイッチは、ボディの構造上設置する
ことができなかったり、部品精度のばらつきや取付け誤
差及びボディの建付け等によりスライドドア閉鎖検出位
置がずれてしまい、スライドドアが閉鎖してもスライド
ドア内に配設した電動機構に給電されず作動しない場合
が生じる。また、スライドドア閉鎖検出用のスイッチの
取付位置やスペースが限定されるため、スイッチの構造
や機構が複雑化したり、個別のスライドドア閉鎖検出用
スイッチが必要となるためコスト高となる等の問題点が
あった。本発明は、上記問題点を解決するためスライド
ドア閉鎖検出用のスイッチを廃止した給電システムを提
供することを目的とするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のスライドドア用給電システムは、スライドド
アに配設された電動ロック機構に対してボディ側から電
源を供給するため、スライドドアが閉じられたとき接続
するジャンクションスイッチを備えたスライドドア用給
電システムにおいて、オンのタイミングは前記ジャンク
ションスイッチのオンのタイミングよりも遅らせ、オフ
のタイミングは該ジャンクションスイッチのオフのタイ
ミングよりも速くなるように設定したハーフラッチスイ
ッチを前記電動ロック機構に設け、該ハーフラッチスイ
ッチのオン信号により、前記ボディ側に設けた給電リレ
ーをオンして、前記ジャンクションスイッチへ給電し、
前記ハーフラッチスイッチのオフ信号により、前記ボデ
ィ側に設けた給電リレーをオフして、前記ジャンクショ
ンスイッチへの給電を停止することを特徴とする。
の本発明のスライドドア用給電システムは、スライドド
アに配設された電動ロック機構に対してボディ側から電
源を供給するため、スライドドアが閉じられたとき接続
するジャンクションスイッチを備えたスライドドア用給
電システムにおいて、オンのタイミングは前記ジャンク
ションスイッチのオンのタイミングよりも遅らせ、オフ
のタイミングは該ジャンクションスイッチのオフのタイ
ミングよりも速くなるように設定したハーフラッチスイ
ッチを前記電動ロック機構に設け、該ハーフラッチスイ
ッチのオン信号により、前記ボディ側に設けた給電リレ
ーをオンして、前記ジャンクションスイッチへ給電し、
前記ハーフラッチスイッチのオフ信号により、前記ボデ
ィ側に設けた給電リレーをオフして、前記ジャンクショ
ンスイッチへの給電を停止することを特徴とする。
【０００５】
【作用及び発明の効果】上記構成のスライドドア用給電
システムは、スライドドアが閉じられるときは、電動ロ
ック機構に設けたハーフラッチスイッチがオンして給電
リレーがオンされた後に、ジャンクションスイッチがオ
ンし、スライドドア内の電動ロック機構に対する給電が
開始される。スライドドアが開かれるときは、ハーフラ
ッチスイッチがオフして給電リレーがオフされ給電が停
止された後、ジャンクションスイッチがオフする。従っ
て、ハーフラッチスイッチによりスライドドアの閉鎖が
確認されるから、取付位置に左右されて作動が不安定と
なるスライドドア閉鎖検出用のスイッチを設ける必要が
ないから、機械的構成を簡易にして低コストで実現でき
る。また、ジャンクションスイッチのオン・オフの際
は、該ジャンクションスイッチにバッテリ電圧が印加さ
れた給電状態となっていないから、スパークの発生を防
止できるとともに、スライドドアが開かれて露出したジ
ャンクションスイッチに対する意地悪操作がされた場合
でも短絡を防止できる効果がある。
システムは、スライドドアが閉じられるときは、電動ロ
ック機構に設けたハーフラッチスイッチがオンして給電
リレーがオンされた後に、ジャンクションスイッチがオ
ンし、スライドドア内の電動ロック機構に対する給電が
開始される。スライドドアが開かれるときは、ハーフラ
ッチスイッチがオフして給電リレーがオフされ給電が停
止された後、ジャンクションスイッチがオフする。従っ
て、ハーフラッチスイッチによりスライドドアの閉鎖が
確認されるから、取付位置に左右されて作動が不安定と
なるスライドドア閉鎖検出用のスイッチを設ける必要が
ないから、機械的構成を簡易にして低コストで実現でき
る。また、ジャンクションスイッチのオン・オフの際
は、該ジャンクションスイッチにバッテリ電圧が印加さ
れた給電状態となっていないから、スパークの発生を防
止できるとともに、スライドドアが開かれて露出したジ
ャンクションスイッチに対する意地悪操作がされた場合
でも短絡を防止できる効果がある。
【０００６】
【実施例】（第１実施例） 本発明の第１実施例を図面を参照して説明する。図１は
第１実施例に係るスライドドア用給電システムの概略ブ
ロック図である。ボディ側には、給電制御ユニット（以
下給電ＥＣＵという）１、電源回路１０及びドアロック
制御ユニット２２（以下ドアロックＥＣＵという）が配
設される。スライドドア内には、スライドドアイージク
ローザ制御ユニット（以下イージクローザＥＣＵとい
う）１１が配設されている。そして、給電ＥＣＵ１とイ
ージクローザＥＣＵ１１は、スライドドアの閉鎖により
接続する第１ジャンクションスイッチ３１を介して電気
的に接続される。該第１ジャンクションスイッチ３１
は、ボディ側とスライドドア側にそれぞれ給電端子３２
ａ，３２ｂ及びアース端子３３ａ，３３ｂを有してい
る。給電端子３２ａ，３２ｂにより閉成される回路は給
電ラインとして使用され、アース端子３３ａによりボデ
ィアースされる。
第１実施例に係るスライドドア用給電システムの概略ブ
ロック図である。ボディ側には、給電制御ユニット（以
下給電ＥＣＵという）１、電源回路１０及びドアロック
制御ユニット２２（以下ドアロックＥＣＵという）が配
設される。スライドドア内には、スライドドアイージク
ローザ制御ユニット（以下イージクローザＥＣＵとい
う）１１が配設されている。そして、給電ＥＣＵ１とイ
ージクローザＥＣＵ１１は、スライドドアの閉鎖により
接続する第１ジャンクションスイッチ３１を介して電気
的に接続される。該第１ジャンクションスイッチ３１
は、ボディ側とスライドドア側にそれぞれ給電端子３２
ａ，３２ｂ及びアース端子３３ａ，３３ｂを有してい
る。給電端子３２ａ，３２ｂにより閉成される回路は給
電ラインとして使用され、アース端子３３ａによりボデ
ィアースされる。
【０００７】給電ＥＣＵ１は、給電リレー２と論理回路
３により構成されている。給電リレー２は固定リレー接
点２ａ，２ｂと切替リレー接点２ｃとからなり、固定リ
レー接点２ａは（＋Ｂ）端子に接続され、切替リレー接
点２ｃは（＋ＢＯＵＴ）端子に接続されている。論理回
路３には、信号入力端子４を介して後述するハーフラッ
チスイッチ２０のオン・オフ信号が入力され、この信号
に基づき給電リレー２の作動を制御する。給電リレー２
は、論理回路３からの制御信号により作動し、切替リレ
ー接点２ｃを固定リレー接点２ａと固定リレー接点２ｂ
間を切替える。
３により構成されている。給電リレー２は固定リレー接
点２ａ，２ｂと切替リレー接点２ｃとからなり、固定リ
レー接点２ａは（＋Ｂ）端子に接続され、切替リレー接
点２ｃは（＋ＢＯＵＴ）端子に接続されている。論理回
路３には、信号入力端子４を介して後述するハーフラッ
チスイッチ２０のオン・オフ信号が入力され、この信号
に基づき給電リレー２の作動を制御する。給電リレー２
は、論理回路３からの制御信号により作動し、切替リレ
ー接点２ｃを固定リレー接点２ａと固定リレー接点２ｂ
間を切替える。
【０００８】イージクローザＥＣＵ１１は、論理回路１
２、正転リレー１３、逆転リレー１４、フルロックカム
位置スイッチ入力回路１５、ハーフラッチスイッチ入力
回路１６及びリモコンスイッチ入力回路１７から構成さ
れる。イージクローザＥＣＵ１１の（＋Ｂ）端子と（Ｇ
ＮＤ）端子は、前記第１ジャンクションスイッチ３１の
スライドドア側の給電端子３２ｂとアース端子３３ｂに
それぞれ接続されている。正転リレー１３と逆転リレー
１４間に、スライドドアフルロックモータ１８が接続さ
れている。フルロックカム位置スイッチ１９、ハーフラ
ッチスイッチ２０及びリモコンスイッチ２１は、それぞ
れ前記第１ジャンクションスイッチ３１のアース端子３
３ｂに接続されている。
２、正転リレー１３、逆転リレー１４、フルロックカム
位置スイッチ入力回路１５、ハーフラッチスイッチ入力
回路１６及びリモコンスイッチ入力回路１７から構成さ
れる。イージクローザＥＣＵ１１の（＋Ｂ）端子と（Ｇ
ＮＤ）端子は、前記第１ジャンクションスイッチ３１の
スライドドア側の給電端子３２ｂとアース端子３３ｂに
それぞれ接続されている。正転リレー１３と逆転リレー
１４間に、スライドドアフルロックモータ１８が接続さ
れている。フルロックカム位置スイッチ１９、ハーフラ
ッチスイッチ２０及びリモコンスイッチ２１は、それぞ
れ前記第１ジャンクションスイッチ３１のアース端子３
３ｂに接続されている。
【０００９】ドアロックＥＣＵ２２には、２個のリレー
２３，２４を切替えてボディ側のドアロックモータ２５
及びスライドドアの閉鎖により接続する第２ジャンクシ
ョンスイッチ３４を介して、スライドドアロックモータ
２６を正逆転させるドアロックモータ駆動回路２７が接
続されている。第２ジャンクションスイッチ３４は、ボ
ディ側とスライドドア側にそれぞれ中央端子３５ａ，３
５ｂ、ドアロックモータ駆動端子３６ａ，３６ｂ及び３
７ａ，３７ｂを有している。中央端子３５ａは、前記給
電ＥＣＵ１の信号入力端子４に結線され、中央端子３５
ｂは前記ハーフラッチスイッチ２０とハーフラッチスイ
ッチ入力回路１６の間に結線されている。
２３，２４を切替えてボディ側のドアロックモータ２５
及びスライドドアの閉鎖により接続する第２ジャンクシ
ョンスイッチ３４を介して、スライドドアロックモータ
２６を正逆転させるドアロックモータ駆動回路２７が接
続されている。第２ジャンクションスイッチ３４は、ボ
ディ側とスライドドア側にそれぞれ中央端子３５ａ，３
５ｂ、ドアロックモータ駆動端子３６ａ，３６ｂ及び３
７ａ，３７ｂを有している。中央端子３５ａは、前記給
電ＥＣＵ１の信号入力端子４に結線され、中央端子３５
ｂは前記ハーフラッチスイッチ２０とハーフラッチスイ
ッチ入力回路１６の間に結線されている。
【００１０】尚、スライドドアを閉じる際の前記ハーフ
ラッチスイッチ２０のオンのタイミングが、前記第１ジ
ャンクションスイッチ３１の給電端子３２ａ，３２ｂ及
びアース端子３３ａ，３３ｂの接続のタイミング、及び
第２ジャンクションスイッチ３４の中央端子３５ａ，３
５ｂの接続のタイミングよりも遅れるように設定されて
いる。また、スライドドアを開くときは、ハーフラッチ
スイッチ２０のオフのタイミングが、前記第１ジャンク
ションスイッチ３１の給電端子３２ａ，３２ｂ及びアー
ス端子３３ａ，３３ｂが離間するタイミング、及び第２
ジャンクションスイッチ３４の中央端子３５ａ，３５ｂ
が離間するタイミングよりも速くなるように設定されて
いる。具体的には、第１ジャンクションスイッチ３１及
び第２ジャンクションスイッチ３４の可動側の各端子の
ストロークを長くすることにより対応する。
ラッチスイッチ２０のオンのタイミングが、前記第１ジ
ャンクションスイッチ３１の給電端子３２ａ，３２ｂ及
びアース端子３３ａ，３３ｂの接続のタイミング、及び
第２ジャンクションスイッチ３４の中央端子３５ａ，３
５ｂの接続のタイミングよりも遅れるように設定されて
いる。また、スライドドアを開くときは、ハーフラッチ
スイッチ２０のオフのタイミングが、前記第１ジャンク
ションスイッチ３１の給電端子３２ａ，３２ｂ及びアー
ス端子３３ａ，３３ｂが離間するタイミング、及び第２
ジャンクションスイッチ３４の中央端子３５ａ，３５ｂ
が離間するタイミングよりも速くなるように設定されて
いる。具体的には、第１ジャンクションスイッチ３１及
び第２ジャンクションスイッチ３４の可動側の各端子の
ストロークを長くすることにより対応する。
【００１１】上記構成のスライドドア用給電システムの
作動を図２のタイミングチャートを参照して説明する。
スライドドアが閉操作され、第１ジャンクションスイッ
チ３１及び第２ジャンクションスイッチ３４の各端子が
オンする。続いて、スライドドアが半ドア状態になりハ
ーフラッチスイッチ２０がオンすると、そのオン信号が
第２ジャンクションスイッチの中央端子３５ｂ→３５ａ
→給電ＥＣＵ１の信号入力端子４→論理回路３とフィー
ドバックされ、論理回路３から出力される制御信号によ
り給電リレー２が作動して、切替リレー接点２ｃが固定
リレー接点２ｂから固定リレー接点２ａに切替えられ
る。
作動を図２のタイミングチャートを参照して説明する。
スライドドアが閉操作され、第１ジャンクションスイッ
チ３１及び第２ジャンクションスイッチ３４の各端子が
オンする。続いて、スライドドアが半ドア状態になりハ
ーフラッチスイッチ２０がオンすると、そのオン信号が
第２ジャンクションスイッチの中央端子３５ｂ→３５ａ
→給電ＥＣＵ１の信号入力端子４→論理回路３とフィー
ドバックされ、論理回路３から出力される制御信号によ
り給電リレー２が作動して、切替リレー接点２ｃが固定
リレー接点２ｂから固定リレー接点２ａに切替えられ
る。
【００１２】これにより、バッテリ電圧が３０秒間、第
１ジャンクションスイッチ３１を介して、イージクロー
ザＥＣＵ１１に印加され給電状態となる。かかる給電開
始から０．５秒後にスライドドアフルロックモータ２６
が約５秒間正転駆動され、一旦停止後逆転して停止して
フルロックされる。この間フルロックカム位置スイッチ
１９がオン・オフする。３０秒経過後は、給電リレー２
の切替リレー接点２ｃが固定リレー接点２ｂに切り替わ
り給電を終了する。フルロック後又は給電リレー２が作
動中にスライドドアの開操作が行われると、ハーフラッ
チスイッチ２０がオフした後、第１及び第２ジャンクシ
ョンスイッチ３１，３４の各端子がオフする。従って、
給電ＥＣＵ１の論理回路３からの制御信号が断たれ、給
電リレー２の切替リレー接点２ｃが固定リレー接点２ｂ
に切替わり給電が停止され、その後第１ジャンクション
スイッチ３１の給電端子３２ａ，３２ｂ及びアース端子
３３ａ，３３ｂ間が離れるから、該各端子間のスパーク
の発生を防止できる。
１ジャンクションスイッチ３１を介して、イージクロー
ザＥＣＵ１１に印加され給電状態となる。かかる給電開
始から０．５秒後にスライドドアフルロックモータ２６
が約５秒間正転駆動され、一旦停止後逆転して停止して
フルロックされる。この間フルロックカム位置スイッチ
１９がオン・オフする。３０秒経過後は、給電リレー２
の切替リレー接点２ｃが固定リレー接点２ｂに切り替わ
り給電を終了する。フルロック後又は給電リレー２が作
動中にスライドドアの開操作が行われると、ハーフラッ
チスイッチ２０がオフした後、第１及び第２ジャンクシ
ョンスイッチ３１，３４の各端子がオフする。従って、
給電ＥＣＵ１の論理回路３からの制御信号が断たれ、給
電リレー２の切替リレー接点２ｃが固定リレー接点２ｂ
に切替わり給電が停止され、その後第１ジャンクション
スイッチ３１の給電端子３２ａ，３２ｂ及びアース端子
３３ａ，３３ｂ間が離れるから、該各端子間のスパーク
の発生を防止できる。
【００１３】（第２実施例） 図３は第２実施例に係るスライドドア用給電システムの
概略ブロック図である。本実施例のスライドドア用給電
システムは、前記第１実施例の給電ＥＣＵ１、電源回路
１０、イージクローザＥＣＵ１１及び第１ジャンクショ
ンスイッチ３１と、ドアロックアッシィ４１とドアロッ
クストライカ４２とにより構成したものである。従っ
て、第１実施例と同一構成部分は同一符号を付して詳細
な説明を省略する。第１ジャンクションスイッチ３１の
ボディ側の端子３３ｃと給電ＥＣＵ１の信号入力端子４
とが結線され、スライドドア側の端子３３ｄがハーフラ
ッチスイッチ２０とハーフラッチスイッチ入力回路１６
の間に結線されている。そして、フルロックカム位置ス
イッチ１９、ハーフラッチスイッチ２０及びリモコンス
イッチ２１のアース側とイージクローザＥＣＵ１１の
（ＧＮＤ）端子は、前記ドアロックアッシィ４１に結線
されている。また、ドアロックストライカ４２はボディ
アースされている。
概略ブロック図である。本実施例のスライドドア用給電
システムは、前記第１実施例の給電ＥＣＵ１、電源回路
１０、イージクローザＥＣＵ１１及び第１ジャンクショ
ンスイッチ３１と、ドアロックアッシィ４１とドアロッ
クストライカ４２とにより構成したものである。従っ
て、第１実施例と同一構成部分は同一符号を付して詳細
な説明を省略する。第１ジャンクションスイッチ３１の
ボディ側の端子３３ｃと給電ＥＣＵ１の信号入力端子４
とが結線され、スライドドア側の端子３３ｄがハーフラ
ッチスイッチ２０とハーフラッチスイッチ入力回路１６
の間に結線されている。そして、フルロックカム位置ス
イッチ１９、ハーフラッチスイッチ２０及びリモコンス
イッチ２１のアース側とイージクローザＥＣＵ１１の
（ＧＮＤ）端子は、前記ドアロックアッシィ４１に結線
されている。また、ドアロックストライカ４２はボディ
アースされている。
【００１４】上記スライドドア用給電システムは、スラ
イドドアが閉じられ第１ジャンクションスイッチ３１が
接続し、さらにドアロックアッシィ４１とドアロックス
トライカ４２が係合したとき、スライドドア側のフルロ
ックカム位置スイッチ１９、ハーフラッチスイッチ２０
及びリモコンスイッチ２１のアース側とイージクローザ
ＥＣＵ１１の（ＧＮＤ）端子がボディアースされる。従
って、半ドア状態でハーフラッチスイッチ２０がオン状
態であっても、そのオン信号は給電ＥＣＵ１の信号入力
端子４には入力されない。上記第２実施例においては、
ボディ側とスライドドア側の接続を行う第１ジャンクシ
ョンスイッチ３１の２個の端子のみで給電システムを構
成したものである。
イドドアが閉じられ第１ジャンクションスイッチ３１が
接続し、さらにドアロックアッシィ４１とドアロックス
トライカ４２が係合したとき、スライドドア側のフルロ
ックカム位置スイッチ１９、ハーフラッチスイッチ２０
及びリモコンスイッチ２１のアース側とイージクローザ
ＥＣＵ１１の（ＧＮＤ）端子がボディアースされる。従
って、半ドア状態でハーフラッチスイッチ２０がオン状
態であっても、そのオン信号は給電ＥＣＵ１の信号入力
端子４には入力されない。上記第２実施例においては、
ボディ側とスライドドア側の接続を行う第１ジャンクシ
ョンスイッチ３１の２個の端子のみで給電システムを構
成したものである。
【００１５】上記各実施例においては、ハーフラッチス
イッチ２０によりスライドドア１の閉鎖が確認されるか
ら、取付位置に左右されて作動が不安定となるスライド
ドア閉鎖検出用のスイッチを設ける必要がなく、機械的
構成を簡易にして低コストで実現できる。また、ジャン
クションスイッチのオン・オフの際は、該ジャンクショ
ンスイッチにバッテリ電圧が印加された給電状態となっ
ていないから、スパークの発生を防止できるとともに、
スライドドア１が開かれてジャンクションスイッチの各
端子が露出している場合でも、いたずらにより各端子間
が短絡するようなことがない。
イッチ２０によりスライドドア１の閉鎖が確認されるか
ら、取付位置に左右されて作動が不安定となるスライド
ドア閉鎖検出用のスイッチを設ける必要がなく、機械的
構成を簡易にして低コストで実現できる。また、ジャン
クションスイッチのオン・オフの際は、該ジャンクショ
ンスイッチにバッテリ電圧が印加された給電状態となっ
ていないから、スパークの発生を防止できるとともに、
スライドドア１が開かれてジャンクションスイッチの各
端子が露出している場合でも、いたずらにより各端子間
が短絡するようなことがない。
【図１】第１実施例に係るスライドドア用給電システム
の概略ブロック図である。
の概略ブロック図である。
【図２】第１実施例の作動を示したタイミングチャート
である。
である。
【図３】第２実施例に係るスライドドア用給電システム
の概略ブロック図である。
の概略ブロック図である。
１ 給電ＥＣＵ ２ 給電リレー ４ 信号入力端子 １１ イージクローザＥＣＵ １６ ハーフラッチスイッチ入力回路 １８ スライドドアフルロックモータ ２０ ハーフラッチスイッチ ３１ 第１ジャンクションスイッチ ３２ａ，３２ｂ 給電端子 ３３ａ，３３ｂ アース端子 ３４ 第２ジャンクションスイッチ ３５ａ，３５ｂ 中央端子 ４１ ドアロックアッシィ ４２ ドアロックストライカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平２−30747（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−123749（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B60R 16/02 645 B60J 5/06
Claims (1)
- 【請求項１】 スライドドアに配設された電動ロック機
構に対してボディ側から電源を供給するため、スライド
ドアが閉じられたとき接続するジャンクションスイッチ
を備えたスライドドア用給電システムにおいて、 オンのタイミングは前記ジャンクションスイッチのオン
のタイミングよりも遅らせ、オフのタイミングは該ジャ
ンクションスイッチのオフのタイミングよりも速くなる
ように設定したハーフラッチスイッチを前記電動ロック
機構に設け、該ハーフラッチスイッチのオン信号によ
り、前記ボディ側に設けた給電リレーをオンして、前記
ジャンクションスイッチへ給電し、前記ハーフラッチス
イッチのオフ信号により、前記ボディ側に設けた給電リ
レーをオフして、前記ジャンクションスイッチへの給電
を停止することを特徴とするスライドドア用給電システ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20438594A JP2950159B2 (ja) | 1994-05-09 | 1994-08-05 | スライドドア用給電システム |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-120646 | 1994-05-09 | ||
| JP12064694 | 1994-05-09 | ||
| JP20438594A JP2950159B2 (ja) | 1994-05-09 | 1994-08-05 | スライドドア用給電システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0826047A JPH0826047A (ja) | 1996-01-30 |
| JP2950159B2 true JP2950159B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=26458186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20438594A Expired - Fee Related JP2950159B2 (ja) | 1994-05-09 | 1994-08-05 | スライドドア用給電システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2950159B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100868163B1 (ko) * | 2007-12-13 | 2008-11-12 | 기아자동차주식회사 | 파워 슬라이딩 도어의 재 열림 방지방법 |
| JP5434875B2 (ja) * | 2010-10-01 | 2014-03-05 | トヨタ車体株式会社 | スライドドア用通電システム |
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