JP2948613B2 - 交通用信号機 - Google Patents

交通用信号機

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JP2948613B2 JP2049503A JP4950390A JP2948613B2 JP 2948613 B2 JP2948613 B2 JP 2948613B2 JP 2049503 A JP2049503 A JP 2049503A JP 4950390 A JP4950390 A JP 4950390A JP 2948613 B2 JP2948613 B2 JP 2948613B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、交通用信号機に関し、特に、通常の道路
で車両交通の制御用に使用されている車両交通用信号機
に関する。
<従来の技術> 従来から、車両交通用信号機は車両交通を自動制御す
るため、道路の交差点等に多数使用されている。
その基本的構成は、第3図に示すように、本体51の中
に青信号用ユニット52a、黄色信号用ユニット52b、赤信
号用ユニット52cが並んで取り付けられており、これら
の光源ユニットは第4図のようにランプ61、反射鏡62、
色(青、黄、赤)つきプリズムレンズ63で構成されてい
る。光源として採用されているランプ61はその殆どが白
熱電球である。また、ランプ61の背面の半円球状の反射
鏡62は、ランプからの発光を効率良く信号機の前方へ集
め、いずれの色が点灯しているかを車両の搭乗者等に明
確に認知させるために設けられているものである。
<発明が解決しようとする課題> しかし、従来の方式による信号機では、以下のような
種々の問題点があった。
(イ)車両の搭乗者が太陽を背に受けながら運転する際
に、信号灯のレンズが太陽光を強く反射する関係上、
青、黄、赤のいずれが点灯しているかを識別し難い場合
がある。この太陽光の反射は、上記レンズによるものだ
けでなく、ランプの背面に設けられた反射鏡の作用によ
るところが大きい。すなわち、レンズを透過して信号灯
ユニット内に入射した太陽光線が、反射鏡の作用によっ
てレンズ側に反射し、色付レンズがあたかも発光してい
るかのような印象を与え(自己色発光現象)、白昼の信
号を見にくくしていた。そこで、従来は各信号用ユニッ
トの上部に遮光用フード53を取り付けたり(第3図参
照)、該フードの内側を黒色にする等の処置がなされて
いるが、乱反射する太陽光線の入射を完全に遮ることは
できず、上記の問題点は未だ解決されていない。
(ロ)各信号用光源ユニットが大きい程、車両の搭乗者
にとって信号表示を確認し易いが、光源ユニットを大き
くすれば、反射鏡もそれに適合した大きさにしなければ
ならないため、上記の自己発光作用が大きくなり、昼間
の信号確認が困難になる。
(ハ)大きな交差点では、信号機の下部に特定の進行方
向を指示する方向指示灯54が取り付けられているが、こ
の方法指示灯は上記青、黄、赤の点灯信号に比べてさら
に見にくい。これは表示が小さいこと、及び太陽光線の
入射によるものである。
(ニ)従来の形式の信号機では、本体の大きさが決めら
れるとこれに応じて各信号ユニットの大きさが制限され
る。従って、装置全体を小さくして軽量化を図れば信号
ユニットを小さくせざるを得ず、また、明瞭表示のため
に信号ユニットを大きくすれば信号機全体の重量が重く
なり、これを支えるポールに過負荷が掛かる。
(ホ)上記方向指示灯も含め、青、黄、赤の3つの光源
ユニットが別個に設けられているため灯数が多く、製造
及び維持のためのコストが高い。
(ヘ)灯数が多いことに加えて、光源として白熱電球を
使用しているため、電力消費量が大きい。本発明は、上
記の問題点を解決し、点灯及び指示された方向の識別が
容易かつ確実で、光源ユニットが大きくかつ信号機全体
の重量が軽く、諸コストも安い交通用信号機を提供する
ことを目的としている。
<課題を解決するための手段> 上記の課題を解決するため、本願に係る第1の発明
は、一つのユニット灯器1内に複数のネオン管41〜48を
配設し、ユニット灯器1の前面カバー2を無反射ガラス
で構成したことを特徴としている。
第2の発明は、前記の構成の交通用信号機において、
ネオン管が灯器の中心部から放射状に伸びた矢印形のネ
オン管46と、その外周に設置されたリング状のネオン管
41〜45、47、48とから構成されることを特徴としてい
る。
第3の発明は、矢印形ネオン管が青色発光ネオン管で
あり、多重のリング状のネオン管が青色、黄色及び赤色
発光ネオン管であることを特徴としている。
<作 用> ユニット灯器1内の複数のネオン管41〜48は、交通信
号として青、黄、赤の各発光を定時的に順次繰り返し行
う。発光を定時的に行わせるための制御方法は従来の信
号機の制御方法と同じである。いずれの部分のネオン管
がいずれの色の発光を行うかはネオン管の配設の方法よ
り任意に定められる。また、矢印形のネオン管46は方向
指示灯として作用するが、先端の矢の部分と棒状の部分
49とを分離設置して、8つの矢印を同時に点灯させて方
向指示以外の目的で使用することも考えられる。本発明
に係る信号機は、ユニット灯器1の前面カバー2を無反
射ガラスで構成し、光源として複数のネオン管を使用
し、点灯発光時のみ色の表示が表れる構造であるため、
点灯している発光灯以外は全体として透明または白濁色
である。従って、従来技術に見られた、信号灯の色付レ
ンズ52a、52b、52cが太陽光線を受けることにより自己
色発光を行い搭乗者等を眩惑するという問題が解決され
る。加えて、従来の信号灯に比べて発光表示部分が大き
いため、搭乗者にとって見易いほか、信号機全体の重量
も軽く、また、電力消費量も小さい。
<実施例> 以下、図面に示す実施例に基づいて、本発明に係る交
通用信号機を詳細に説明する。
第1図は本発明に係る交通用信号機の一実施例を示す
要部正面図であり、第2図はその側面図である。交通用
信号機のユニット灯器1は、外表面が前面カバー2と背
面カバー3とからなり、内部に光源として複数のネオン
管41〜48が配設されている。
前面カバー2は、ユニット灯器1の前面を被う無反射
ガラスからなる円板形カバーであり、周縁部にはフラン
ジ部が設けられている。前面カバーには、着雪時のため
のヒーター線を埋没することもできる。
背面カバー3は、ユニット灯器1の背面を形成する軽
合金または硬プラスチック製の円板形カバーであり、前
述の前面カバー2と同じく周縁部にはフランジ部が設け
られている。
上記前面カバー2と背面カバー3はフランジ部の両先
端縁(図示せず)を挿嵌または螺合することにより互い
に接合し、両カバーにより中空のユニット灯器の外表面
が形成される。
外ユニット灯器の内部には、光源として複数のネオン
管41〜48が配設されている。ネオン管は白熱電球に比べ
て消費電力が少ない上に寿命も長いという特質を有する
ため、常時使用する信号機の光源としての利用に適して
いる。本実施例においては、該ネオン管はユニット灯器
の中心部から放射状に伸びた矢印形のもの46とリング状
のもの41〜45、47、48とから構成されている。第1図に
おいては、外周のリング状の5本のネオン管の間に僅か
な間隙5が設けられているが、隙間なく配設することも
可能である。
本実施例においては、リング状のネオン管のうち外側
から1番目及び4番目のもの41、44が赤色発光ネオン管
であり、2番目と5番目のもの42、45が黄色発光ネオン
管である。外側から3番目のリング状ネオン管43、ユニ
ット灯器の中心部のリング状のネオン管47、48、及び放
射状に伸びた矢印形のネオン管46a〜46hは青色発光ネオ
ン管である。赤信号を表示するときには、上記赤色発光
ネオン管41、44が二重円状に発光し、黄信号を表示する
ときには黄色発光ネオン管42、45が二重円状に発光す
る。注意信号の場合は、点滅を反復するように制御する
ことも可能である。また、赤と黄を交互に点滅させるこ
ともできる。青信号を表示する場合は、上記青信号発光
ネオン管のうち、矢印形のネオン管46以外のもの、すな
わち青色発光ネオン管43、47、48が発光する。中心部か
ら放射状に伸びた矢印形のネオン管46は方向指示灯とし
て作用する(図面の例では8方向の指示が可能な構成で
ある)。例えば、「右折のみ可能」を表示する場合に
は、前記赤色発光ネオン管41、44と共に、中心部のリン
グ状青色発光ネオン管47と右側方向に伸びた矢印形の青
色発光ネオン管46aが同時に発光する。ネオン管の配設
の仕方、点灯の仕方、発光の方法等は上記態様に限定さ
れず、様々な構成態様から考えられる。更に、外輪を大
きくして中央部の矢印を大きくする等の変更も可能であ
る。
また、矢印を構成するネオン管を、先端の矢印部分46
a〜46hと棒状部49とに分離して別体とすることもでき
る。これにより青色を表示したい時に、8ケ所の先端矢
印部分を全部同時に点灯させれば、中心部の青47、48及
び外周の青43とは別に、中間に星形の青色サインを追加
することもできる。
ネオン管は断面円形のものを使用しているが、断面偏
平のネオン管を使用すれば、照度が増し非常に有効であ
る。従来の白熱電球の使用に比べて照度が高い上に電力
消費量が少ないため、その効果は相乗的に大きくなる。
また、リング状のネオン管を発光時に回転または拡縮
して見えるように点滅制御することにより表示が明とな
る。これは、濃霧、降雪等の時に特に有効である。
本発明の信号機は、従来の信号機と同様の方法により
制御される。
本発明の信号機では、前面カバーとして無反射ガラス
を使用し、光源としてネオン管を採用しているため、通
電した発光灯以外は無色または白濁色である。従って、
太陽光の反射によるいわゆる自己色発光を生ずることな
く、白昼においても信号の識別を確実に行い得る。
また、本発明の信号機で光源として使用するネオン管
は、従来の信号機の光源である白熱電球に比べて消費電
力が少なく寿命も長いため、電力料や光源の取替費用等
の信号機の維持費が大幅に節約できる。本発明のユニッ
ト灯器同士を背中合わせに接合して使用することにより
交差点に設置する信号機の台数を減少させることがで
き、上記諸コストの節約の効果は更に大きなものとな
る。なお、ユニット灯器同士を背中合わせに接合して設
置する場合には、接合部分に不透明な黒灰色板を介在さ
せれば、信号の発光色が映え、識別が容易に行える。
本発明の信号機は、上記のように道路交通用として使
用できるほか、鉄道交通用としても使用できることは言
うまでもない。
<発明の効果> 上記のように構成される本発明の交通用信号機によれ
ば、以下のような種々の効果を奏する。
(a)ユニット灯器の前面カバーを無反射ガラスで構成
し、かつ反射鏡を使用していないため、太陽の光りを反
射することがなく、従来使用されていた色付プリズムレ
ンズのようにいわゆる自己色発光を行うことがない。従
って、白昼においても信号機の点灯色が確実に認識でき
る。
(b)従来の信号機における光源ユニットに比べて光源
が大きいため、色による信号の識別及び方向指示灯の信
号確認が容易かつ確実に行える。
(c)一つのユニット灯器内に青、黄、赤の三色の信号
及び方向指示灯が収納されているため、従来の信号機に
比べて全体の軽量化が図れる。
(d)光源としてネオン管を使用するため、電力消費量
が少なく、また寿命も長い。これにより、信号機の維持
費、補修費等が大幅に節約できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明に係る交通用信号機の要部正
面図及び側面図であり、第3図及び第4図は従来の信号
機を示す斜視図及び断面図である。 <符号の説明> 1:ユニット灯器、2:前面カバー 3:背面カバー 41〜45、47、48:リング状ネオン管 46:矢印形ネオン管 49:棒状ネオン管

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一つのユニット灯器内に複数のネオン管を
    配設し、ユニット灯器の前面カバーを無反射ガラスで構
    成した交通信号機において、ネオン管が灯器の中心部か
    ら放射状に伸びた矢印形のネオン管と該矢印形ネオン管
    の外周に配設された多重のリング状のネオン管とからな
    ることを特徴とする交通信号機。
  2. 【請求項2】前記交通信号機において、矢印形のネオン
    管が青色発光ネオン管であり、多重のリング状のネオン
    管が青色、黄色及び赤色発光ネオン管であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の交通信号機。
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