JP2948173B2 - マンホ―ル用足掛具の取付構造 - Google Patents
マンホ―ル用足掛具の取付構造Info
- Publication number
- JP2948173B2 JP2948173B2 JP9142986A JP14298697A JP2948173B2 JP 2948173 B2 JP2948173 B2 JP 2948173B2 JP 9142986 A JP9142986 A JP 9142986A JP 14298697 A JP14298697 A JP 14298697A JP 2948173 B2 JP2948173 B2 JP 2948173B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- manhole
- mounting plate
- footrest
- foot
- stepping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
- Ladders (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、マンホ―ル内に
設置される足掛具の取付構造に関するものであって、特
に、既存のマンホ―ル内に設置されている足掛具を取り
替えるのに最適な足掛具の取付構造に関するものであ
る。
設置される足掛具の取付構造に関するものであって、特
に、既存のマンホ―ル内に設置されている足掛具を取り
替えるのに最適な足掛具の取付構造に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来，足踏部とその両側に位置する側部
とを有し、これら足踏部と側部とを芯金とそれを覆う合
成樹脂で形成し、該芯金をさらに延長して脚部を形成
し、該脚部をマンホ―ル壁に埋設するようにしたマンホ
―ル用足掛具は例えば実公平４ー４０４０号公報に示す
ように周知である。
とを有し、これら足踏部と側部とを芯金とそれを覆う合
成樹脂で形成し、該芯金をさらに延長して脚部を形成
し、該脚部をマンホ―ル壁に埋設するようにしたマンホ
―ル用足掛具は例えば実公平４ー４０４０号公報に示す
ように周知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
では、各足掛具の有する２本の脚部をマンホ―ル壁に埋
設するため、その作業が面倒である。特に、既存のマン
ホ―ルにおいて足掛具を取り替える場合に新しい足掛具
をマンホ―ルに取付けるのに狭い場所での取付作業が極
めて容易でないという問題がある。
では、各足掛具の有する２本の脚部をマンホ―ル壁に埋
設するため、その作業が面倒である。特に、既存のマン
ホ―ルにおいて足掛具を取り替える場合に新しい足掛具
をマンホ―ルに取付けるのに狭い場所での取付作業が極
めて容易でないという問題がある。
【０００４】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、複数の足踏部の中央に固定部となる支柱を有す
る足踏部材を上下の取付用板体を用いてマンホ―ルの壁
に固定することにより、取付け作業が迅速，容易にでき
るマンホ―ル用足掛具の取付構造を提供しようとするも
のである。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、複数の足踏部の中央に固定部となる支柱を有す
る足踏部材を上下の取付用板体を用いてマンホ―ルの壁
に固定することにより、取付け作業が迅速，容易にでき
るマンホ―ル用足掛具の取付構造を提供しようとするも
のである。
【０００５】また、足踏部材の各足踏部の両端に反射体
を備えたことにより、安全なマンホール用足掛具の取付
構造を提供しようとするものである。
を備えたことにより、安全なマンホール用足掛具の取付
構造を提供しようとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明におけるマンホ―ル用足掛具の取付構造は、
合成樹脂製の取付用板体と、複数の足踏部の中央に固定
部となる支柱を有する足踏部材とからなり、前記取付用
板体の裏面をマンホ―ル壁に沿うように形成し、該取付
用板体の中央上下両端部に前記足踏部材固定用の支柱を
挿着するための孔を設けた突部を形成し、該突部の左右
少なくとも一方に取付用板体をマンホール壁に固定する
ためのボルト挿通用の孔を設け、マンホール内に上下方
向に配置される前記取付用板体に足踏部材を固定して足
掛具を構成するようにしたものである。
に、本発明におけるマンホ―ル用足掛具の取付構造は、
合成樹脂製の取付用板体と、複数の足踏部の中央に固定
部となる支柱を有する足踏部材とからなり、前記取付用
板体の裏面をマンホ―ル壁に沿うように形成し、該取付
用板体の中央上下両端部に前記足踏部材固定用の支柱を
挿着するための孔を設けた突部を形成し、該突部の左右
少なくとも一方に取付用板体をマンホール壁に固定する
ためのボルト挿通用の孔を設け、マンホール内に上下方
向に配置される前記取付用板体に足踏部材を固定して足
掛具を構成するようにしたものである。
【０００７】また、前記足踏部材の各足踏部の両端に反
射体を設けたことを特徴とするものである。
射体を設けたことを特徴とするものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１ないし図７は本発明の実施例
に関するものであり、図１は本発明に係る足掛具をマン
ホ―ルに取付けた正面図、図２は図１の平面図、図３は
足踏部材の平面図、図４は図３の正面図、図５は取付用
板体の正面図、図６は図５のＡ−Ａ断面図、図７は図５
のＢ−Ｂ断面図である。
に関するものであり、図１は本発明に係る足掛具をマン
ホ―ルに取付けた正面図、図２は図１の平面図、図３は
足踏部材の平面図、図４は図３の正面図、図５は取付用
板体の正面図、図６は図５のＡ−Ａ断面図、図７は図５
のＢ−Ｂ断面図である。
【０００９】図において、１はマンホ―ルの全体を示す
ものであり、該マンホ―ル１内には、複数の足踏部の中
央に固定部となる支柱を有する足踏部材２と該足踏部材
２の中央の支柱を上下方向から保持して固定する取付用
板体３とから構成されるマンホール用足掛具が上下方向
に配置されている。
ものであり、該マンホ―ル１内には、複数の足踏部の中
央に固定部となる支柱を有する足踏部材２と該足踏部材
２の中央の支柱を上下方向から保持して固定する取付用
板体３とから構成されるマンホール用足掛具が上下方向
に配置されている。
【００１０】前記足踏部材２は、直線状の芯材に合成樹
脂の被覆がなされたもので足踏部４が２つ形成され、該
足踏部４，４の中央で支柱５により一体成形されてい
る。そして、該支柱５は足踏部４，４の中央上下方向に
一定の長さだけ支柱突き出し部６，６を形成している。
脂の被覆がなされたもので足踏部４が２つ形成され、該
足踏部４，４の中央で支柱５により一体成形されてい
る。そして、該支柱５は足踏部４，４の中央上下方向に
一定の長さだけ支柱突き出し部６，６を形成している。
【００１１】前記取付用板体３は合成樹脂製であり、マ
ンホ―ル１内に上下方向に配置されるようになってい
る。そして、前記取付用板体３の裏面は前記マンホ―ル
１の壁に沿うように形成されており、該取付用板体３の
中央上下両端部には前記足踏部材２の中央の支柱突き出
し部６，６を挿入して固定するための孔７，７を設けた
突部８，８を形成している。また、該取付用板体３の四
隅近傍若しくは斜め対角線状の二隅にマンホール１に取
り付けるためのボルト挿通用孔９，９…が設けられてい
る。
ンホ―ル１内に上下方向に配置されるようになってい
る。そして、前記取付用板体３の裏面は前記マンホ―ル
１の壁に沿うように形成されており、該取付用板体３の
中央上下両端部には前記足踏部材２の中央の支柱突き出
し部６，６を挿入して固定するための孔７，７を設けた
突部８，８を形成している。また、該取付用板体３の四
隅近傍若しくは斜め対角線状の二隅にマンホール１に取
り付けるためのボルト挿通用孔９，９…が設けられてい
る。
【００１２】以上の構成からなるマンホール用足掛具
は、その各取付用板体３の裏面をマンホ―ル１の壁に沿
わせて上下方向に順次取り付けられるものであるが、例
えば先ず一番下の取付用板体３をボルト挿通用孔９，９
…にアンカ―ボルト１０，１０…を挿通することにより
マンホ―ル１の壁に取り付け、次いで足踏部材２の下方
向の支柱突き出し部６を取付用板体３に形成した上部の
突部８に設けた孔７に足踏部４の底面が突部８の上面に
接触してストッパーとなるように装着する。そして、該
足踏部材２の上方向の支柱突き出し部６には、別の取付
用板体３に形成した下部の突部８に設けた孔７に足踏部
４の上面が突部８の下面に接触してストッパーとなるよ
うに装着することにより該足踏部材２を固定する。これ
を繰り返すことにより足掛具はつながれてマンホ―ル１
の壁に固定され、多数の足掛具がマンホ―ル１の壁に上
下方向に配置されることになる。
は、その各取付用板体３の裏面をマンホ―ル１の壁に沿
わせて上下方向に順次取り付けられるものであるが、例
えば先ず一番下の取付用板体３をボルト挿通用孔９，９
…にアンカ―ボルト１０，１０…を挿通することにより
マンホ―ル１の壁に取り付け、次いで足踏部材２の下方
向の支柱突き出し部６を取付用板体３に形成した上部の
突部８に設けた孔７に足踏部４の底面が突部８の上面に
接触してストッパーとなるように装着する。そして、該
足踏部材２の上方向の支柱突き出し部６には、別の取付
用板体３に形成した下部の突部８に設けた孔７に足踏部
４の上面が突部８の下面に接触してストッパーとなるよ
うに装着することにより該足踏部材２を固定する。これ
を繰り返すことにより足掛具はつながれてマンホ―ル１
の壁に固定され、多数の足掛具がマンホ―ル１の壁に上
下方向に配置されることになる。
【００１３】このようにして、２個の足踏部の中央に固
定部となる支柱を有する足踏部材２を上下の取付用板体
３を用いてマンホ―ル１の壁に固定することにより、足
掛具のマンホ―ル１壁への取付けが従来例に比して格別
に簡略され、しかもその取付けが取付用板体３の固定の
みで行われので、マンホール１への取付けが容易で且つ
迅速にできるマンホ―ル用足掛具の取付構造となる。
定部となる支柱を有する足踏部材２を上下の取付用板体
３を用いてマンホ―ル１の壁に固定することにより、足
掛具のマンホ―ル１壁への取付けが従来例に比して格別
に簡略され、しかもその取付けが取付用板体３の固定の
みで行われので、マンホール１への取付けが容易で且つ
迅速にできるマンホ―ル用足掛具の取付構造となる。
【００１４】また、前記足踏部材２の各足踏部４，４の
両端に反射体１１，１１…取り付けることができる。
両端に反射体１１，１１…取り付けることができる。
【００１５】このようにして、各足踏部４，４の両端に
反射体１１，１１…を取り付けることにより、暗闇でも
足掛具の位置がわかり、昇降者が足掛具を昇降する際に
安全に昇降でき、使い易いマンホ―ル用足掛具の取付構
造となる。
反射体１１，１１…を取り付けることにより、暗闇でも
足掛具の位置がわかり、昇降者が足掛具を昇降する際に
安全に昇降でき、使い易いマンホ―ル用足掛具の取付構
造となる。
【００１６】
【発明の効果】本発明に係るマンホ―ル用足掛具の取付
構造によれば、２個の足踏部有する足踏部材が上下の取
付用板体で固定されて形成されるので、足掛具のマンホ
―ル壁への取付けが従来例に比して格別に簡略され、し
かもその取付けが板体の固定のみで行われるので、作業
性がよく、特に既存のマンホ―ル内に設置されている足
掛具を取り替えるのに最適なマンホ―ル用足掛具の取付
構造となる。
構造によれば、２個の足踏部有する足踏部材が上下の取
付用板体で固定されて形成されるので、足掛具のマンホ
―ル壁への取付けが従来例に比して格別に簡略され、し
かもその取付けが板体の固定のみで行われるので、作業
性がよく、特に既存のマンホ―ル内に設置されている足
掛具を取り替えるのに最適なマンホ―ル用足掛具の取付
構造となる。
【００１７】そして、前記足踏部材の各足踏部の両端に
反射体を設けることで、より使い易く、安全なマンホ―
ル用足掛具の取付構造となる。
反射体を設けることで、より使い易く、安全なマンホ―
ル用足掛具の取付構造となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は本発明の実施例に係る足掛具をマンホ―
ルに取付けた正面図である。
ルに取付けた正面図である。
【図２】図２は図１の平面図である。
【図３】図３は足踏部材の平面図である。
【図４】図４は図３の正面図である。
【図５】図５は取付用板体の正面図である。
【図６】図６は図５のＡ−Ａ断面図である。
【図７】図７は図５のＢ−Ｂ断面図である。
【符号の説明】 １ マンホ―ル ２ 足踏部材 ３ 取付用板体 ４ 足踏部 ５ 支柱 ７ 孔 ８ 突部 ９ ボルト挿通用の孔 １１ 反射体
Claims (2)
- 【請求項１】 合成樹脂製の取付用板体と、複数の足踏
部の中央に固定部となる支柱を有する足踏部材とからな
り、前記取付用板体の裏面をマンホ―ル壁に沿うように
形成し、該取付用板体の中央上下両端部に前記足踏部材
固定用の支柱を挿着するための孔を設けた突部を形成
し、該突部の左右少なくとも一方に取付用板体をマンホ
ール壁に固定するためのボルト挿通用の孔を設け、マン
ホール内に上下方向に配置される前記取付用板体に足踏
部材を固定して足掛具を構成したマンホ―ル用足掛具の
取付構造。 - 【請求項２】 前記足踏部材の各足踏部の両端に反射体
を設けたことを特徴とする請求項１記載のマンホ―ル用
足掛具の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9142986A JP2948173B2 (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | マンホ―ル用足掛具の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9142986A JP2948173B2 (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | マンホ―ル用足掛具の取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10317401A JPH10317401A (ja) | 1998-12-02 |
| JP2948173B2 true JP2948173B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=15328282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9142986A Expired - Fee Related JP2948173B2 (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | マンホ―ル用足掛具の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2948173B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107434162B (zh) * | 2017-09-12 | 2023-06-02 | 太仓市上光包装印刷材料有限公司 | 脚踏组装装置 |
-
1997
- 1997-05-19 JP JP9142986A patent/JP2948173B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10317401A (ja) | 1998-12-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2948173B2 (ja) | マンホ―ル用足掛具の取付構造 | |
| JPH0455555A (ja) | 建物の手摺支柱の設置構造 | |
| US3815162A (en) | Method and apparatus for ready installation and re-installation of a flexible liner for swimming pools | |
| JP2948167B2 (ja) | マンホ―ル用足掛具の取付構造 | |
| JP2948172B2 (ja) | マンホ―ル用足掛具の取付構造 | |
| JP2948168B2 (ja) | マンホ―ル用足掛具の取付構造 | |
| JP3066954B2 (ja) | マンホ―ル用足掛具の取付構造 | |
| CN213387342U (zh) | 电梯底坑凳 | |
| CN220814868U (zh) | 一种厂房墙板安装用井字架 | |
| JP2754478B2 (ja) | マンホ―ル用足掛具の取付構造 | |
| JP2754479B2 (ja) | マンホ―ル用足掛具の取付構造 | |
| JP2754480B2 (ja) | マンホ―ル用足掛具の取付構造 | |
| JP2568367Y2 (ja) | 建築用仮囲い板 | |
| JPS5844189Y2 (ja) | 手摺り付ステツプ | |
| JPH0232160Y2 (ja) | ||
| JP2754477B2 (ja) | マンホ―ル用足掛具の取付構造 | |
| JP2754475B2 (ja) | マンホ―ル用足掛具の取付構造 | |
| JP2754483B2 (ja) | マンホ―ル用足掛具の取付構造 | |
| JPH11299675A (ja) | 浴槽の支持構造 | |
| JPS6348762Y2 (ja) | ||
| JPS631702Y2 (ja) | ||
| JP3169214B2 (ja) | マンホ―ル等用足掛具の取付装置 | |
| JP3066957B2 (ja) | 足掛具の取付装置 | |
| JP2944949B2 (ja) | マンホ―ル等用足掛具 | |
| JPH0243815Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110702 Year of fee payment: 12 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |