JP2946836B2 - 媒体マーク読取り方法 - Google Patents

媒体マーク読取り方法

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JP2946836B2
JP2946836B2 JP3140598A JP14059891A JP2946836B2 JP 2946836 B2 JP2946836 B2 JP 2946836B2 JP 3140598 A JP3140598 A JP 3140598A JP 14059891 A JP14059891 A JP 14059891A JP 2946836 B2 JP2946836 B2 JP 2946836B2
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JP
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medium
mark
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和明 新井
武夫 藤井
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、媒体マーク読取り方法
に関し、特に媒体マーク読取り率が低下しないようにす
るのに好適な媒体マーク読取り方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、媒体にバーコード等のマークを付
し、これを装置で読取って種々の情報を得る技術が広く
用いられている。この種のマークは、たとえばスーパー
マーケットにおいて商品の種別、価格等をレジスタ装置
で認識するため、銀行等金融機関において使用される通
帳の口座情報、ページ情報等を通帳記帳装置で認識する
ため、光学式文字読取り装置で帳票のID情報等を認識
するため、あるいはシリアルプリンタ等で印字媒体のフ
ォーマット情報を認識するため等、種々の目的のため利
用されいてる。
【0003】このような媒体に付されたバーコード等の
マークを読取る媒体マーク読取り装置としては、例えば
特開昭63−10290号公報が挙げられる。この例を
図5に示す。この媒体マーク読取り装置では、次のよう
に媒体マーク読取りが行われる。
【0004】先ず、CPU56の指令によりプログラマ
ブルアンプ52の利得及び基準電圧発生器55の設定す
る基準電圧の初期設定が行われる。この初期設定は、検
出器51が媒体のマーク無印刷部のレベル(白レベル)
を検出したとき比較器54の出力が変化するように行わ
れる。マーク無印刷部のレベル検出により比較器54の
出力が変化すると、CPU56の指令により基準電圧発
生器55は基準電圧(1)を比較器54に出力し、一方
プログラマブルアンプ52の出力が基準電圧(1)以上
となるように該アンプ52の利得が設定される。
【0005】次に、CPU56の指令により基準電圧発
生器55は基準電圧(1)より大きい基準電圧(2)を
設定し、プログラマブルアンプ52の出力が基準電圧
(1)と基準電圧(2)の間にくるように該アンプ52
の利得が設定される。これにより、マーク無印刷部につ
いてのプログラマブルアンプ出力レベルが一定化された
状態で検出器51、コード検出装置53の働きにより、
マーク読取りが実行される。
【0006】このように、媒体マーク読取り装置は、予
め媒体の白レベル確定のため利得制御(ゲインコントロ
ール)を行い、媒体マークを読取るものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記構
成の装置では、利得(ゲイン)設定を実行すべき位置
を、予め設定しておく必要があるため、例えば媒体挿入
ガイドを移動させて媒体を挿入された場合、極端な場合
には、媒体外でゲイン設定を行なったり、媒体マーク上
でゲイン設定をしてしまい、媒体マーク読取り率が低下
してしまうという問題点がある。
【0008】本発明の目的は、このような従来の問題点
を解決し、ゲイン設定を安定して行い、媒体マーク読取
り率が低下することのない安定した媒体マーク読取り方
法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、媒体の
マーク無印刷部を読取ってアンプの出力レベルを確定す
るゲイン設定を行い、媒体のマークを読取る媒体マーク
読取り方法として、媒体を所定の読取り位置に搬送し、
媒体マークセンサが搭載されたキャリッジを一方向へ移
動させ、この媒体マークセンサの状態が媒体有から媒体
無に変化したときにキャリッジを一方向と逆方向に移動
させ、この逆方向へ所定距離だけ移動完了したときにゲ
イン設定を行う媒体マーク読取り方法が提供される。
【0010】媒体を所定の読取り位置に搬送し、媒体マ
ークセンサが搭載されたキャリッジを一方向へ移動さ
せ、この媒体マークセンサの状態が媒体有から媒体無に
変化したときにキャリッジを一方向と逆方向に移動さ
せ、この逆方向へ所定距離だけ移動完了したときにゲイ
ン設定を行っているので、媒体ガイドの挿入位置の変更
にかかわらず、安定してゲイン設定が行え、マーク読み
取り率の低下もなくなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面により詳細
に説明する。図2は、本発明を適用した水平型ドットプ
リンタの構成図である。これは、上位装置からの指令に
よってバーコード等のマークを媒体に印刷するドットプ
リンタにおいて、マーク印刷後マークセンサによりその
読取りを行って反射率の判定を行い、その結果読取り不
可のときには再印刷を行える構成を示している。
【0012】図2において、2は媒体の挿入位置を決定
するための媒体ガイドであり、スペース方向Bと同一方
向に移動可能となっており、オペレータにより任意に位
置をセットされる。3は媒体マーク印刷済の媒体、4は
媒体3を読取り部へ導く媒体搬送路、5は媒体搬送路4
上に設けられ図示せぬ駆動手段により駆動して、媒体3
を搬送する媒体搬送用ローラである。6はドットインパ
クト式の印字ヘッド、7は印字ヘッド6を搭載したキャ
リッジであり、このキャリッジ7はキャリッジシャフト
8に嵌合してスペース方向Bに移動する。11はキャリ
ッジ7上に搭載される媒体マーク読取り用のマークセン
サであり、キャリッジ7の移動と共に、媒体搬送方向A
に対して直角方向すなわちスペース方向Bに移動し、媒
体3に印刷された媒体マークの読取りを行う。
【0013】図3は、媒体3が媒体搬送用ローラ5によ
り媒体マーク読取りの所定位置まで送られた状態でのキ
ャリッジ位置と、媒***置の関係を示す図である。ここ
で、A,B,Cは、それぞれ媒体ガイド2が左、中央、
右にセットされた時の媒***置を示すものであるが、場
合によってはこれらの中間的な位置にセットされること
もある。
【0014】図4は、媒体3に印刷されている媒体マー
クの印刷位置を示す図である。媒体マークは、図4に示
すように、媒体搬送方向Aに対し直角方向、つまりスペ
ース方向Bと同一方向に印刷されている。また、媒体マ
ークは可変長であるため、媒体マーク読取りに先立つゲ
イン設定は媒体3上の媒体エッジからαの位置のaの位
置で行う必要がある。しかしながら、図3に示すよう
に、媒体ガイド2のセット位置によりゲイン設定位置A
a,Ba,Ca(図3中)のキャリッジ位置は異なる。
この場合、いずれも媒体エッジよりαの位置がゲイン設
定位置である。
【0015】図1は、本発明の一実施例を示す媒体マー
ク読取り方式を説明するための図である。これは、図2
に示した水平型ドットプリンタと上位装置としてのCP
Uを接続したブロック構成を示している。
【0016】図1において、7はキャリッジ、11は媒
体マークセンサ、13は本発明の特徴的なキャリッジ7
の位置を検出するキャリッジ位置検出回路、16はキャ
リッジ7の駆動を制御するキャリッジ駆動回路、17は
媒体搬送用ローラ5の駆動を制御する媒体搬送用ローラ
駆動回路、18はこれらの回路全体を制御する上位装置
としてのCPUである。19は媒体マーク読取り回路で
ある。
【0017】次に、本実施例の動作を説明する。先ず、
CPU18は、媒体搬送用ローラ駆動回路17に指令を
出し、媒体を所定位置に搬送する。次に、CPU18
は、キャリッジ駆動回路16に指令を出し、キャリッジ
7をキャリッジ位置が減少する方向へ移動させると共
に、媒体マークセンサ11の状態を監視し、媒体マーク
センサ11の状態が、媒体有から媒体無に変化した時の
キャリッジ位置CPをキャリッジ位置検出回路13によ
り読取る。すなわち、媒体エッジを検出する。次に、C
PU18は、キャリッジ駆動回路16に対し、キャリッ
ジ7をキャリッジ位置CPからCP+αの位置へ移動さ
せるように指令を出す。CPU18は、キャリッジ7が
キャリッジ位置CP+αへ移動完了後、媒体マーク読取
り回路19にゲインコントロール(利得制御)の指令を
出す。その後、CPU18はキャリッジ駆動回路16に
対し、キャリッジ位置が増加する方向へ移動するように
指令を出すと共に、同時に媒体マーク読取り回路19に
対し、媒体マーク読取りの指令を出す。
【0018】このように、本実施例においては、キャリ
ッジ位置検出回路により媒体エッジ読取り時の位置を検
出し、その位置を基準にゲイン設定位置を決定するの
で、媒体ガイド2がどのような位置に設定されたとして
も、媒体エッジよりαの位置においてゲインコントロー
ル(利得制御)を実施することが可能となる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、媒体を
所定の読取り位置に搬送し、媒体マークセンサが搭載さ
れたキャリッジを一方向へ移動させ、この媒体マークセ
ンサの状態が媒体有から媒体無に変化したときにキャリ
ッジをこの一方向と逆方向に移動させ、この逆方向へ所
定距離だけ移動完了したときにゲイン設定を行ってい
る。このように、本発明では、媒体を所定の読取り位置
に搬送した後は、媒体マークセンサを搭載したキャリッ
ジを移動するのみで媒体エッジを検出し、さらにキャリ
ッジを逆方向に移動するのみでゲイン設定位置を確立し
ているため、媒体のスリップなどによるその搬送速度の
変動を全く受けることなく確実に媒体エッジ位置検出及
びゲイン設定位置への移動を行うことができる。その結
果、ゲイン設定を安定して行えるようになり、媒体マー
ク読取りを安定して行うことができる。さらに、媒体エ
ッジ位置検出及び媒体マーク読取りのためのセンサ類
が、キャリッジに搭載した1つの媒体マークセンサのみ
で良いため、機械的構成がより簡略化され、製造コスト
も低減化可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す媒体マーク読取り方式
を説明するための図である。
【図2】本発明を適用した水平型ドットプリンタの構成
図である。
【図3】媒体搬送後のキャリッジ位置と媒***置との関
係を示す図である。
【図4】媒体に印刷されている媒体マークの印刷位置を
示す図である。
【図5】従来の媒体マーク読取り装置の構成図である。 2 媒体ガイド 3 媒体 4 媒体搬送路 5 媒体搬送用ローラ 6 印字ヘッド 7 キャリッジ 8 キャリッジシャフト 11 媒体マークセンサ 13 キャリッジ位置検出回路 16 キャリッジ駆動回路 17 媒体搬送用ローラ駆動回路 18 CPU 19 媒体マーク読取り回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体のマーク無印刷部を読取ってアンプ
    の出力レベルを確定するゲイン設定を行い、媒体のマー
    クを読取る媒体マーク読取り方法において、媒体を所定
    の読取り位置に搬送し、 媒体マークセンサが搭載されたキャリッジを一方向へ移
    動させ、 該媒体マークセンサの状態が媒体有から媒体無に変化し
    たときにキャリッジを前記一方向と逆方向に移動させ、 該逆方向へ所定距離だけ移動完了したときにゲイン設定
    を行うことを特徴とする媒体マーク読取り方法。
JP3140598A 1991-05-17 1991-05-17 媒体マーク読取り方法 Expired - Lifetime JP2946836B2 (ja)

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