JP2946222B2 - 電子スチルカメラ - Google Patents

電子スチルカメラ

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JP2946222B2
JP2946222B2 JP2033695A JP3369590A JP2946222B2 JP 2946222 B2 JP2946222 B2 JP 2946222B2 JP 2033695 A JP2033695 A JP 2033695A JP 3369590 A JP3369590 A JP 3369590A JP 2946222 B2 JP2946222 B2 JP 2946222B2
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Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、ビデオフロッピーディスク、カードメモ
リなどの情報記録媒体に画像情報を記録する構成の電子
スチルカメラに関する。
「従来の技術」 従来の一般的な電子スチルカメラの基本構成は、例え
ば、単焦点レンズの後部に光電変換素子(以下、CCDと
いう)を配置し、いこれらの配置の隣にファインダユニ
ットを、さらに該ファインダユニットの隣にビデオフロ
ッピーディスクドライブ(以下、VFDDという)をビデオ
フロッピーディスクが横置きに収納できるよう配置し、
さらに、このVFDDの隣にフラッシュ撮影用の閃光発光ユ
ニットを配置し、また、上記VFDDの下部に信号処理基板
を、このVFDDの後部にバッテリーを配置するものであっ
た。
また、ビデオフロッピーディスクはカメラ上部に設け
た、いわゆるカンガルー式の挿入部や、カメラ後面に設
けた、いわゆるスロット式の挿入部からVFDDに出し入れ
するようになっている。
このようなスチルカメラは正面から見ると、左側に単
焦点レンズとファインダ、右側に閃光発光器の発光部が
位置した薄型で左右幅の広い形状をしている(第1従来
例)。
また、他の電子スチルカメラの基本構成は、単焦点レ
ンズの後部にCCDを配置し、これら配置の隣にVFDDをビ
デオフロッピーディスクが縦置きに収納できるように配
置し、また、このVFDDの反対側にバッテリーを配置し、
そして上記VFDDの後部に信号処理基板を、上記バッテリ
ーの上部にファインダユニットと閃光発光ユニットを配
置するものである。
また、ビデオフロッピーディスクはカメラ後部に設け
た、いわゆるカンガルー式の挿入部や、カメラ側面或い
はカメラ上部に設けた、いわゆるスロット式またはカン
ガルー式の挿入部からVFDDに出し入れするようになって
いる。
このような電子スチルカメラは正面から見ると、中央
に単焦点レンズ、右側上部にファインダ及び閃光発光器
の発光部が位置したもので、いわゆる従来の銀塩フイル
ムを使用した35mmコンパクトカメラと同様の形状をして
いる(第2従来例)。
「発明が解決しようとする課題」 上記した従来の電子スチルカメラによれば、第1従来
例がディスクカメラ、第2従来例が35mmコンパクトカメ
ラと同様の形状であるため、例えば、立った人物を撮影
するときには従来の癖でカメラを90度回転させてしまう
恐れがあり、画像再生によってテレビ画面に90度回転し
た画像が映し出されるという問題点を有していた。
さらに、多機能化の一つとして望遠/広角撮影を行な
うズームレンズを使用した電子スチルカメラとすること
がある。この場合、第1従来例で述べた薄型形状のもの
では、レンズ口径がカメラの他部分幅と比較して際立っ
て大きくなり、しかも、カメラの重量分布が左右の一方
向側に片寄るために、片手でホールドして撮影すること
が難しくなるなど操作性に問題があり、その上、吊り下
げて持ち運ぶ場合にも重量バランスがよくなく携帯性の
点でも問題があった。
また、第2従来例で述べた、いわゆる35mmコンパクト
カメラ形状のものでは、ズームレンズがカメラ本体の一
部から前方向に大きく突出するため、第1従来例と同様
に操作性、携帯性に問題点を有していた。
一方、上記した従来例のカメラにかぎらず、一般の電
子スチルカメラに言えることは、VFDDやバツテリーの配
置の関係で上記方向或いは左右方向に片寄ったカメラ形
態となっており、このため、撮影姿勢でのカメラ握持が
しにくく、また、上下または左右が非対称となりカメラ
形状がデザイン的にも好ましくなかった。
本発明は上記した実情にかんがみ開発したもので、第
1の目的は再生画像回転の撮影を防止すること、第2の
目的は各ユニット及び部品の組込みスペース効率を良く
してカメラ形状を可能なるかぎり小形化すること、第3
の目的は各部品の組込配分を考慮してカメラの重量分布
を握持部分に移しホールド性を良くすること、第4の目
的は上下と左右の対称性を工夫してカメラのデザイン価
値を高めることにある。
「課題を解決するための手段」 上記した目的を達成するため、本発明では、横幅L、
縦幅H、前後幅DをL<H<Dの関係に定めてボックス
状としたカメラ形状を構成し、カメラ内の前側領域に
は、後部に光電変換素子を備えるようにしたレンズユニ
ットを配置し、カメラ内の後側領域には、上記したレン
ズユニットを通して光を導くファインダユニットを上方
に配置して、このファインダユニットの下側に、板状の
情報記録媒体を横置きに収納できる情報記録ユニット及
びバッテリの収納自在なバッテリボックスを配置してな
り、さらに、カメラ操作部をカメラ外表面の後方上部に
設けたことを特徴とする電子スチルカメラを提案する。
「作用」 上記した構成の電子スチルカメラは、左右幅に比べて
縦幅が大きく、かつ、前後方向に長い偏平ボックス状の
カメラ形状となり、また、カメラ操作部がカメラ後方向
の上部となっているため、カメラ後方の下部を手の平に
載せ、カメラ後面を親指、カメラ側面を他の指で握持し
てホールドし、人差し指でカメラ操作部を操作する。
このようにホールドしたカメラはファインダを目に当
てがって撮影姿勢をとるが、カメラ形状が上記したよう
な偏平化したボックス状であることから、90度回転して
撮影することがほとんどない。
また、レンズユニットをカメラ内領域の前側に、ファ
インダユニット、情報記録ユニット、バッテリーボック
スをカメラ内領域の後側に各々配置することができ、各
部品の組込スペース効率がよく、カメラ形状が小形にな
り、また、この配置構成は、重量の大きい情報記録ユニ
ットやバッテリーがカメラ後方の握持部内に位置するか
ら、カメラ重心部分をホールドすることができ、ホール
ド性がよく、その上、カメラ後方の上部にカメラ操作部
があるので、片手持ちによる撮影が充分可能になるなど
操作しやすいカメラとなる。
さらに、上記した構成の電子スチルカメラは、偏平化
したボックス状のカメラ形状となり、上下及び左右にほ
ぼ対称の形態となる。
なお、上記したカメラ形状のものは、単焦点レンズに
かぎらず、ズームレンズが装備できる。
「実施例」 次に、本発明の一実施例について図面に沿って説明す
る。
第1図は本発明の基本構成を示した電子スチルカメラ
の簡略的な縦断側面図である。
図示するカメラケース11は、横幅(紙面に直交する方
向幅L、なお、Lの符号は省略)に比べて縦幅Hを大き
く、この縦幅Hに比べて前後幅Dを大きくして、偏平化
したボックス状のものとして形成し、カメラ形状が、い
わゆる縦形カメラとなるようにしてある。
このカメラケース11内の前側領域には、その下方寄り
の位置に、光軸を前後方向に向けたズームレンズユニッ
ト12を配置すると共に、このレンズユニット12にはズー
ミング駆動、フォーカシング駆動するモータ13を取付
け、さらに、その直前にはレンズバリア14が設けてあ
る。
また、上記前側領域の上方部には、回路基板15、コン
デンサ16、発光部17などの閃光発光器ユニットとホワイ
トバランス用の回路基板18などの組立部品が収納配置し
てある。
なお、このカメラでは、電源スイッチ釦を操作するこ
とによって、発光部17が図示二点鎖線で示すように突び
出すと共に、レンズバリア14がレンズ前面を開放するよ
うに開く構成となっている。
カメラケース11内の後側領域には、その上方部に、フ
ァインダ光学系やアイスピースなどを含むファインダユ
ニット19が配置してある。このファインダユニット19は
ズームレンズ12を通って光を導くTTL構成としてあり、
カメラケース11の後面上部のアイスピースを覗いて被写
体を確認することができる。上記ファインダユニット19
の直下にはVFDD20を配置し、カメラケース11の後面に設
けた差し入れ口からビデオフロッピーディスク21を出し
入れする構成となっている。
このVFDD20は図示する如く、ビデオフロッピーディス
ク21を横置(表裏面を上下)に収納して情報記録するこ
とができる。
なお、ビデオフロッピーディスク21に換えてカードメ
モリなどの他の情報記録媒体を使用するときには、上記
VFDD20に換えて他の情報記録ユニットを配置する。
上記したVFDD20の下方には、ズームレンズユニット12
の後部に備えるようにしたCCD22と、このCCD22の後側に
設けたバッテリボックス23とが配置してある。
バッテリボックス23はカメラケース11の後面に設けた
蓋体を開けて電池を収納する。
その他、カメラケース11内の下部に配置した板状部材
は信号処理基板24である。また、上記したカメラは、カ
メラケース11の後方表面上部にレリーズ釦とズーミング
操作部とが設けてある。
第2図は上記のように基本構成された電子スチルカメ
ラの実装状態を示す一部切欠き斜視図である。
この図において新たな参照符号で示す部分25はホワイ
トバランス用の受光部、26は電源スイッチ釦、27はズー
ミング操作部(図示省略してあるがこの操作部27に接近
させてレリーズ釦がある)、28はビデオフロッピーディ
スク21のイジェクト釦、29は電池、30はバッテリボック
ス23の開閉蓋、31は撮影モードなどの設定部、32は撮影
枚数カウト、撮影モードなど表示部を示す。
なお、実際にはズームレンズユニット12の両側にも信
号処理基板33が設けてある。
第3図は上記した電子スチルカメラの外形形状を示
し、第3図(a)は正面図、第3図(b)は左側面図、
第3図(c)は背面図、第3図(d)は平面図である。
図示する如く、ズーミング操作部27の側近にレリーズ
釦34が設けられ、また、カメラの後面にはファインダの
覗窓35の直下にビデオフロッピーディスク21の差し入れ
口36が設けられており、さらに、この後面の中程右寄り
には親指掛けとなる突出部11aが、この突出部11aの下側
には親指延長上の手平***部を嵌め合せる凹所11bが各
々形成してある。
このカメラは図示する通り、左側面の前方下部に設け
た係止部37と、その後方中部に設けた係止部38とストラ
ップ39を取付ける構成とし、また、このストラップ39が
対向するカメラの左側面を僅か掘り下げた凹形面11cと
上面を僅かに掘り下げた凹形面11dを形成して親指以外
の他の指での握持がしやすくなるようにしてある。
第4図は上記した電子スチルカメラのホールド状態を
示している。この図のように、カメラとストラップ39と
の間に右手を通し、カメラ底部の後半部分を手平に載
せ、親指をカメラ背面に回し、その他の指をカメラ側面
の凹形面11c、11dに当てるようにして握持する。
このように握持すると、親指が突出部11aに掛かると
共に、親指延長上に生じた手平***部がカメラ背面の凹
所11b内に嵌まるため、手平***部と親指以外の他の指
の付け根部分とでカメラが挾持されることが加わって、
カメラと手が一体的となったホールドとなる。
このホールドでは後方にあるカメラ重心を手によって
確実に支えるため、極めて安定したホールド状態とな
る。
また、このホールド状態では人差し指の先端部分がレ
リーズ釦34とズーミング操作部27の上方に延びて、これ
ら撮影操作部の操作が自在となる。
さらに、第3図によって分かるように、カメラの正面
及び背面が縦長の長方形に、側面が横長の長形に各々近
似した形状となる結果、デザインに優れたカメラとなっ
ている。
「発明の効果」 上記した通り、本発明に係る電子スチルカメラは、カ
メラ形状を扁平化したボックス状の縦形カメラとなって
いるため、90度回転させて撮影することがなく、その
上、レンズユニットを前側領域に、ファインダユニッ
ト、情報記録ユニット、バッテリボックスを後方領域に
各々配置することができるカメラ構成となるので、各ユ
ニット及び部品の組込スペース効率が高く、小形化に適
したカメラとなる。
また、比較的に重量の大きい情報記録ユニットとバッ
テリが装備されたカメラ後部を握持部とすると共に、カ
メラ後方の上部に撮影操作部を設けたことより、カメラ
重心を確実に支えた安定なホールド状態で撮影操作する
ことができるカメラとなる。
さらに、偏平化したボックス状のカメラ形状としたの
で、一方側に片寄ったカメラ形態とならず、外観形状の
優れた電子スチルカメラの提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成を示す電子スチルカメラの簡
略的な縦断側面図、第2図は各ユニット及び部品の実装
状態を示した上記電子スチルカメラの一部切欠き斜視
図、第3図は上記電子スチルカメラの外形形状を示し、
第3図(a)はカメラの正面図、第3図(b)はカメラ
の左側面図、第3図(c)はカメラの背面図、第3図
(d)はカメラの平面図、第4図は上記電子スチルカメ
ラをホールドした状態を示す図である。 11……カメラケース 12……ズームレンズユニット 19……ファインダユニット 20……VFDD 21っ……ビデオフロッピーディスク 22……CCD 23……バッテリボックス 27……ズーミング操作部 34……レリーズ釦

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】横幅L、縦幅H、前後幅DをL<H<Dの
    関係に定めてボックス状としたカメラ形状を構成し、カ
    メラ内の前側領域には、後部に光電変換素子を備えるよ
    うにしたレンズユニットを配置し、カメラ内の後側領域
    には、上記したレンズユニットを通して光を導くファイ
    ンダユニットを上方に配置して、このファインダユニッ
    トの下側に、板状の情報記録媒体を横置きに収納できる
    情報記録ユニット及びバッテリの収納自在なバッテリボ
    ックスを配置してなり、さらに、カメラ操作部をカメラ
    外表面の後方上部に設けたことを特徴とする電子スチル
    カメラ。
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