JP2946172B2 - 車幅表示灯 - Google Patents

車幅表示灯

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JP2946172B2
JP2946172B2 JP5045694A JP5045694A JP2946172B2 JP 2946172 B2 JP2946172 B2 JP 2946172B2 JP 5045694 A JP5045694 A JP 5045694A JP 5045694 A JP5045694 A JP 5045694A JP 2946172 B2 JP2946172 B2 JP 2946172B2
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孝行 佐藤
雄一 高橋
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Caterpillar Japan Ltd
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Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、建設機械等に適用さ
れる車幅表示灯に関する。
【0002】
【従来の技術】建設機械、例えばブルドーザの前端に装
着されたブレードの両側部には、車幅を表示するための
車幅表示灯が装着されている。この車幅表示灯は、一般
に、ブレードに取り付けられる支持枠体と、支持枠体に
支持されるランプ組立体とから構成されている。ランプ
組立体は市販品が使用されており、一般的にはそのネッ
ク部においてナットを締め付けることにより防振ゴムを
介して支持枠体に装着されている(例えば実公平5−1
3644号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この防振ゴムによっ
て、ブレードから支持枠体を介してランプ組立体に伝わ
る振動は一応緩衝される。しかしながら、ブレードが路
面に叩きつけられたり、あるいは障害物に衝突したとき
等の激しい衝撃を伴う振動に対しては効果が少ない。す
なわち、ランプ組立体が支持枠体にナット締めによりマ
ウントされるネック部に防振ゴムが介在される構成であ
るため、防振ゴムに十分な容積及び接触面積をもたせる
ことができないこと及び十分柔らかくできないこと、に
起因するものと考えられる。その結果、ブレードからの
振動は、支持枠体及び防振ゴムを経てランプ組立体に伝
達される過程において、防振ゴムにより十分吸収される
ことなく、ランプ組立体に伝達されてしまう。すなわち
従来の車幅表示灯における防振構造においては耐衝撃性
が十分でなく、ランプの玉切れが生じたり、ランプ組立
体の支持枠体に対するマウント部あるいはランプ組立体
のネック部が破損する、等の不具合が発生し、改善が要
望されていた。
【0004】本発明は以上の事実に基づいてなされたも
ので、その目的は、耐衝撃性が著しく優れた、改良され
た車幅表示灯を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明によれば、支持枠体と、該支持枠体に支持される
ランプ組立体とからなり、該ランプ組立体は、内部にラ
ンプを保持するランプ本体と、該ランプ本体から下方に
突出するネック部とを備えてなる車幅表示灯において、
該支持枠体は、該ランプの照射用開口が形成された前壁
と、該ネック部が接触せずに突出し得る開口が形成され
た底壁とを含む壁枠により囲まれた空間部を有し、該空
間部内に、該ランプ組立体が緩衝部材を介して浮いた状
態で支持されることを特徴とする車幅表示灯、が提供さ
れる。
【0006】
【作用】本発明における車幅表示灯は、支持枠体と、支
持枠体に支持されるランプ組立体とからなる。支持枠体
は、ランプの照射用開口が形成された前壁と、ランプ組
立体のネック部が接触せずに突出し得る開口が形成され
た底壁とを含む壁枠により囲まれた空間部を有してい
る。この空間部には、ランプ組立体が緩衝部材を介して
浮いた状態で支持されている。すなわちランプ組立体は
緩衝部材によって全体的に包まれる形態で支持枠体に支
持されるので、緩衝部材の容積及び接触面積を比較的大
きくすることができ、緩衝部材を比較的ソフトな材質の
部材により構成することが可能となった。ブレードから
伝達される振動は、それが激しい振動を伴うものであっ
ても、全てランプ組立体を包んでいる緩衝部材により効
果的に吸収され、全方位的な耐衝撃性が著しく向上す
る。その結果、ランプの玉切れ、ランプ組立体の支持枠
体に対するマウント部あるいはランプ組立体のネック部
の破損等の不具合は確実に防止される。なお、ランプ組
立体を包み込むことによって浮いた状態で支持する緩衝
部材としては、例えばスポンジラバー、ウレタンフォー
ム、合成ゴム、ガラス繊維等により構成されることが好
ましい。一方ランプ組立体を浮いた状態で支持するため
の他の緩衝部材としては、複数個のばね、例えばコイル
ばねにより構成されることも考えられる。この場合、衝
撃吸収の方位性を考慮してコイルばねの配置が規定され
るであろう(例えば、ランプ組立体の前後、左右、上下
の各部位と支持枠体の壁枠との間にそれぞれコイルばね
を配置する例が考えられる)。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、この発明に
従って構成された車幅表示灯の実施例を説明する。先ず
図1及び図2を参照して、全体を番号Zで示すブルドー
ザの先端部にはブレードBが備えられている。このブレ
ードBの両側部には車幅表示灯2がそれぞれ装着されて
いる。各車幅表示灯2は実質上同一の構成を有している
ので、以下、その一つについて説明する。図3〜図5を
参照して、車幅表示灯2は、支持枠体4と、支持枠体4
に支持されるランプ組立体6とからなる。それ自体周知
の構成を有するランプ組立体6は、内部に図示しないラ
ンプを保持するランプ本体7と、ランプ本体7から下方
に突出するネック部9とを備えている。支持枠体4は、
正面から見て実質上矩形の環状をなす本体部8と、本体
部8の一端開口部を覆うよう溶接により固着された前壁
10と、本体部8の他端開口部を覆うよう、後述する手
段により着脱自在に装着される後壁12とを含んでい
る。本体部8、前壁10及び後壁12は何れもプレート
部材により構成されている。これらにより支持枠体4に
おける壁枠が構成される。本体部8は底壁14、両側壁
16と18及び天壁20を有している。底壁14には開
口22が形成されている。この開口22は、後述するよ
うにしてランプ組立体6が支持枠体4に支持された状態
で、ランプ組立体6のネック部9が接触せずに突出し得
る干渉防止用の開口を構成するものである。
【0008】底壁14の底面であって、開口22に干渉
しない位置には二つの取り付け用ブロック部材24及び
26が固着されている。ブロック部材24及び26は側
方に間隔を置いて前後方向に平行に延びるよう配置さ
れ、それぞれ前後方向に間隔を置いて2個の取り付け用
ねじ孔が形成されている。このねじ孔を利用することに
より、支持枠体4はブレードBの図示しないブラケット
に着脱自在に取り付けられる。前壁10は本体部8の一
端開口部と略同形の矩形状をなし、中央部に開口28が
形成されている。この開口28は、後述するようにして
ランプ組立体6が支持枠体4に支持された状態で、ラン
プ組立体6のランプの照射用開口を構成する。前壁10
の各コーナ部には取り付け孔29が形成されている。後
壁12は前壁10と略同一の構成を有するので、同一部
分を同一符号で示し、説明は省略する。
【0009】支持枠体4に後壁12が取り付けられない
状態においては、支持枠体4の本体部8及び前壁10に
より囲まれた部分には実質上直方体状の空間部が形成さ
れる(この空間部は最終的には後壁12により覆われ
る)。この空間部には緩衝部材を構成する二つのスポン
ジラバー30が挿入される。各スポンジラバー30は実
質上同一の構成を有しているので、その一つについて説
明する。スポンジラバー30は、支持枠体4の本体部8
の内周部の形状に対し相似形(実質上矩形)をなし、そ
の内部に挿入されたとき、若干圧入される程度の大きさ
を有している。スポンジラバー30の厚さは本体部8の
幅の略半分に規定されている。スポンジラバー30の中
央部の一端側には円形の環状凹部32が形成され、他端
側には環状凹部32より小径の開口34がそれと同軸上
に形成されている。環状凹部32と開口34とは、肩
(段部)36により連続している。開口34の直径は、
支持枠体4の前壁10及び後壁12に形成された開口2
8と略同じに形成されている。スポンジラバー30の各
コーナ部には取り付け孔38が形成されている。各取り
付け孔38は前記軸に平行な軸を有している。スポンジ
ラバー30の下辺側の前記一端側には、前記軸に直交し
かつその一端面に沿って上辺から下辺に向かう軸を有す
るような半円状の切欠き40が形成されている。この切
欠き40は下辺部における環状凹部32の一端側を貫通
している。
【0010】以上のように構成された各スポンジラバー
30は、それぞれの一端側、すなわち環状凹部32側が
向き合うようにして支持枠体4の空間部内に挿入され
る。各スポンジラバー30の切欠き40によりそれらの
下辺側に開口42が形成される。この開口42と支持枠
体4の底壁14の開口22とは同軸上に整合される。各
スポンジラバー30の環状凹部32により形成される内
部空間内にランプ組立体6が挿入される。ランプ組立体
6は各スポンジラバー30により若干押圧される形態で
支持される。ランプ組立体6のネック部9は、開口42
を貫通して下方に突出するよう位置付けられる(図4の
2点鎖線参照)。ネック部9は開口42により若干押圧
された状態で保持されるよう開口42の内径が規定され
ている。各スポンジラバー30の開口34と前壁10の
開口28とは実質上同軸上に整合され、各スポンジラバ
ー30の取り付け孔38と前壁10の取り付け孔29と
は、それぞれ実質上同軸上に整合される。各スポンジラ
バー30の取り付け孔38の各々を貫通して丸棒部材か
らなるボス44が挿入される。ボス44は支持枠体4の
本体部8の幅と略同一に規定されている。ボス44の両
端部にはその同軸上にねじ部46が所定の深さまで形成
されている。
【0011】本体部8の他端側に後壁12が位置付けら
れる。後壁12の各取り付け孔29と各スポンジラバー
30の取り付け孔38とは、それぞれ実質上同軸上に整
合される。前壁10の各取り付け孔38を介して各ボス
44の一端側のねじ部46にビス48が係合され、また
後壁12の各取り付け孔38を介して各ボス44の他端
側のねじ部46にビス48が係合される。各スポンジラ
バー30は支持枠体4の空間部内にしっかりと保持され
る。各スポンジラバー30の外側の面は支持枠体4の内
側の面に若干押圧された状態で密着され、各スポンジラ
バー30の内側の面はランプ組立体6の外側の面に若干
押圧された状態で密着される。以上のようにして、ラン
プ組立体6は緩衝部材である各スポンジラバー30を介
して支持枠体4内に浮いた状態で支持される。ランプ組
立体6のネック部9と開口22との間には適当な隙間が
形成されるよう、開口22の内径が規定されている。
【0012】ランプ組立体6は各スポンジラバー30に
よって全体的に包まれる形態で支持枠体4内に浮いた状
態で支持されるので、各スポンジラバー30の容積及び
接触面積を比較的大きくすることができ、各スポンジラ
バー30は比較的ソフトに構成されている。ブレードB
から伝達される振動は、それが激しい衝撃を伴うもので
あっても、全てランプ組立体6を包んでいる各スポンジ
ラバー30により効果的に吸収され、全方位的な耐衝撃
性が著しく向上する。すなわちランプ組立体6は、各ス
ポンジラバー30の環状凹部32に若干の押圧力をもっ
て包まれることによって、半径方向の全てにわたる振動
が吸収される。またランプ組立体6は、その前後に、各
スポンジラバー30の肩36に包まれることによって、
前後方向の振動が吸収される。その結果、あらゆる方向
の振動が各スポンジラバー30によって効果的に吸収さ
れ、ランプの玉切れ、ランプ組立体の支持枠体に対する
マウント部あるいはランプ組立体のネック部の破損等の
不具合は確実に防止される。
【0013】以上本発明を、実施例に基づいて詳細に説
明したが、本発明は、上記実施例に限定されるものでは
なく、本発明の範囲内においてさまざまな変形あるいは
修正ができるものである。
【0014】
【発明の効果】本発明による車幅表示灯においては、ラ
ンプ組立体は緩衝部材によって浮いた状態で支持枠体に
支持されるので、耐衝撃性が著しく向上する。その結
果、ランプの玉切れ、ランプ組立体の支持枠体に対する
マウント部あるいはランプ組立体のネック部の破損等の
不具合は確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された車幅表示灯の一実施
例を備えたブルドーザ示す正面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】図1に示す車幅表示灯を分解して示す斜視図。
【図4】図1に示す車幅表示灯の正面図。
【図5】図4のA−A矢視断面図。
【符号の説明】
2 車幅表示灯 4 支持枠体 6 ランプ組立体 7 ランプ本体 8 本体部 9 ネック部 10 前壁 12 後壁 14 底壁 22 開口 28 開口 30 スポンジラバー 44 ボス
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60Q 1/32 F21M 7/00 F21Q 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持枠体と、該支持枠体に支持されるラ
    ンプ組立体とからなり、該ランプ組立体は、内部にラン
    プを保持するランプ本体と、該ランプ本体から下方に突
    出するネック部とを備えてなる車幅表示灯において、 該支持枠体は、該ランプの照射用開口が形成された前壁
    と、該ネック部が接触せずに突出し得る開口が形成され
    た底壁とを含む壁枠により囲まれた空間部を有し、該空
    間部内に、該ランプ組立体が緩衝部材を介して浮いた状
    態で支持されることを特徴とする車幅表示灯。
JP5045694A 1994-03-22 1994-03-22 車幅表示灯 Expired - Fee Related JP2946172B2 (ja)

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