JP2945916B2 - 水質浄化装置 - Google Patents

水質浄化装置

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JP2945916B2 JP10473696A JP10473696A JP2945916B2 JP 2945916 B2 JP2945916 B2 JP 2945916B2 JP 10473696 A JP10473696 A JP 10473696A JP 10473696 A JP10473696 A JP 10473696A JP 2945916 B2 JP2945916 B2 JP 2945916B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、池、湖沼又は河川
等の水を浄化するための水質浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ポーラスコンクリートにはあ
る程度の水質浄化作用があることが知られており、ポー
ラスコンクリートを球形に成形したブロックを浄化槽内
に充填した水質浄化装置がある。この水質浄化装置は、
入水口と出水口とを有する箱形の本体内の浄化槽に球形
のポーラスコンクリートブロックを充填し、池等の汚濁
した水を入水口から取り入れ、その水が浄化槽内部を通
過することで水質を浄化し、浄化した水を出水口から排
出して池等に戻すことで池等の水質を浄化するものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の水質浄化
装置は、ポーラスコンクリートのみを浄化物質とするも
のである。浄化物質としてのポーラスコンクリートは安
価で容易に用いることができるのであるが、その浄化作
用は弱いものであり、また、浄化槽内を通過する水が球
形のポーラスコンクリートのブロックの内部を通過する
よりもブロックとブロックの隙間を通過することの方が
多い(ブロックとブロックの隙間の方が抵抗が小さい)
ために、浄化能力がたいへん弱く、実際にはあまり用い
られていないのが現状である。
【0004】本発明は、このようなポーラスコンクリー
トを用いた浄化装置を改良したもので、安価で浄化能力
の大きな水質浄化装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、入水口と出水
口と浄化物質を充填した浄化槽を有する箱状本体の内部
に通水し、水が浄化槽を通過することにより水質を浄化
する水質浄化装置において、箱状本体の内部にポーラス
コンクリートを浄化物質とする主浄化槽と、リン吸着剤
を浄化物質とする副浄化槽とを形成したことを特徴とす
る水質浄化装置である。
【0006】ポーラスコンクリートは、普通のコンクリ
ートに比べて粗骨材に対する細骨材の比率を極端に少な
く配合して製造される多孔質のコンクリートである。リ
ン吸着剤は、例えば、火山灰と硫酸第一鉄を混合して焼
成したものなど、すでに公知のものを使用できる。リン
吸着剤の割合は、通常ポーラスコンクリートの体積に対
して2%ないし10%程度が適当であるが、リン吸着剤
の種類や汚濁水質により増減すべきことはもちろんであ
る。
【0007】水質汚濁の原因は、主に有機物、窒素化合
物及び溶存リンである。本願発明者らは、ポーラスコン
クリートの水質浄化作用について研究した結果、ポーラ
スコンクリートの無数の孔の中に生息する微生物の作用
により、汚濁水中の有機物は二酸化炭素と水に、また、
窒素化合物は窒素ガスにそれぞれ活発に分解除去される
が、ポーラスコンクリートのみによる溶存リンの除去作
用は少ないことを見いだした。
【0008】図1は、ポーラスコンクリート単独
(2)、及び、ポーラスコンクリートとリン吸着剤を併
用した場合(1)の水中のリン濃度の変化を示すグラフ
である。2個の容器にそれぞれ水道水23リットルを入
れ、KH2PO4を1mgP/lになるように加え、一方
には10センチ角のポーラスコンクリートを8個、他方
には10センチ角のポーラスコンクリート8個とリン吸
着剤約1リットルを入れ、経時的にサンプリングして測
定を行った。これにより明らかなように、ポーラスコン
クリート単独のリン酸態リンの除去作用は小さいが、リ
ン吸着剤と併用することで、飛躍的にその効果は増大す
るのである。なお、図1において(3)は、参考のため
に同時に計測した、ポーラスコンクリートとリン吸着剤
のいずれも含まない場合の水中のリン酸態リン濃度の変
化を示している。
【0009】図2は、自然界に存在する汚濁した水にお
けるリン吸着剤単独(5)、及び、ポーラスコンクリー
トとリン吸着剤を併用した場合(4)の水中の全リン濃
度の変化を示すグラフである。自然に存在する汚濁した
池の水23リットルを2個の容器に入れ、一方にはリン
吸着剤1リットルを入れ、他方には10センチ角のポー
ラスコンクリート8個とリン吸着剤約1リットルの双方
を入れ、経時的にサンプリングして測定を行った。この
グラフから見て取れるように、リン吸着剤は、自然界の
汚濁水中のリンを吸着する作用は小さい。これは、自然
界の汚濁水中の大部分のリンはプランクトン等の生物中
に存在するため、このような生物中のリンを直接吸着す
ることができないからであると考えられる。しかし、ポ
ーラスコンクリートと併用することで、ポーラスコンク
リート表面に付着した微生物が水中の生物の体内からリ
ンを水中に開放させ、これをリン吸着剤が吸着すること
で、相乗的にリン吸着効果が増大するものと推定され
る。このことは、リン吸着材を浄化物質とする副浄化槽
は、ポーラスコンクリートを浄化物質とする主浄化槽の
下流に設けた方が効果が大きいことを示している。な
お、図2において(6)は、参考のために同時に計測し
た、ポーラスコンクリートとリン吸着剤のいずれも含ま
ない場合の水中の全リン濃度の変化を示している。
【0010】さらに、プランクトンや藻類で汚濁した池
の水中にポーラスコンクリートブロック(水量の約1.
5%の容積)とリン吸着剤塊(ポーラスコンクリートブ
ロックの約1割の容積)を設置し、水質の変化を調べ
た。リン吸着剤塊は、火山灰と硫酸第一鉄を混合して焼
成したものを使用した。水質は、当初、全有機物が20
〜30ppm(炭素量)、全リンが0.085ppm、
リン酸態リンが0.01ppmあり、透視度が10〜1
5cmであった。30日後、全有機物は約10ppm、
全リンが0.038ppm、リン酸態リンは不検出で、
透視度は50cm以上に改善された。この実験により、
ポーラスコンクリートとリン吸着剤を併用することで、
その相乗作用により飛躍的な水質浄化効果が実現される
ことが立証された。
【0011】副浄化槽内のリン吸着剤を交換自在に構成
すれば、長期間使用してリン吸着作用が低下したとき
に、リン吸着剤を交換し、その効果を持続することが可
能となる。
【0012】主浄化槽に仕切板を設け、主浄化槽内を通
過する水が波形の通水路を形成するようにすれば、主浄
化槽内を通過する水の通路が長くなり、より多くのポー
ラスコンクリートの孔を通過することとなるから、浄化
作用が向上する。
【0013】主浄化槽内の浄化物質であるポーラスコン
クリートを、打ち込みにより主浄化槽内に充填すると、
ポーラスコンクリートの密度が均一化し、また、本体1
1の内面とポーラスコンクリートの間に隙間ができない
から、水が通過する抵抗の小さな特定の通路が形成され
ず、水がポーラスコンクリート内部を均一に通過するこ
ととなり、やはり浄化作用が向上する。
【0014】主浄化槽内の浄化物質であるポーラスコン
クリートを、ブロック化して主浄化槽内に充填すると、
浄化槽本体及びポーラスコンクリートブロックを工場生
産し、設置現場においてはこれらを組み立てるだけでよ
いから、現場での施工能率がよく、また、ポーラスコン
クリートブロックは必要に応じて交換することができる
ので、メインテナンスの面からは好ましい。ただし、前
記の打ち込みに比べて、本体とポーラスコンクリートブ
ロックとの間、又は、ポーラスコンクリートブロックと
ポーラスコンクリートブロックの間に水が通過する抵抗
の小さな特定の通路が形成されやすく、水がポーラスコ
ンクリート内部を均一に通過しないことが考えられ、浄
化の効率ではやや劣るものとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、実施例を表した図面により
本発明を詳細に説明する。図3は実施例の水質浄化装置
10の断面図、図4は水質浄化装置10の蓋を取った状
態の上面図、図5は水質浄化装置10の入水口付近の部
分断面図、図6は水質浄化装置10の出水口付近の部分
断面図、図7は実施例の水質浄化装置40の断面図であ
る。
【0016】水質浄化装置10は、図3に示すように、
コンクリート製の箱状の本体11の内部が仕切壁23に
より主浄化槽12と副浄化槽13に仕切られている。仕
切壁23の下部には2本の通水孔24が形成されてい
る。主浄化槽12内部には、ポーラスコンクリート14
が打ち込みにより充填されている。すなわち、まだ固ま
っていないポーラスコンクリートを主浄化槽12内部に
流し込み硬化させることでポーラスコンクリートを充填
している。こうすることでポーラスコンクリートの密度
が均一化し、またポーラスコンクリートと本体の間に隙
間が生じないから、水が通過する抵抗の小さな特定の通
路が形成されず、ポーラスコンクリート内部を水が均一
に通過するのである。主浄化槽12内部には2枚のステ
ンレス板製の仕切板16、17が形成されている。仕切
板16は下部が、仕切板17は上部が開いており、水は
矢印に示すように波形に流れるようになっている。
【0017】副浄化槽13には、リン吸着剤15が籠に
入れて設置してある。リン吸着剤は火山灰と硫酸第一鉄
を混合して平均粒径15mm程度に造粒し焼成したもの
である。
【0018】本体11の一方には入水口18が設けら
れ、入水ポンプ20により水が引き込まれる。引き込ま
れた水は網でできたフィルター21により、木の葉など
の屑を取り除かれる。図3に示すように、この部分のポ
ーラスコンクリートの高さは低くなっており、引き込ま
れた水が上部に溜り、次第にポーラスコンクリート内部
に浸透して行く。入水ポンプ20は図示しないフロート
センサにより制御され、引き込まれた水は常に同じレベ
ルに保たれるようになっている。
【0019】本体11の他方には出水口19が設けら
れ、出水ポンプ22により浄化された水が排出される。
出水ポンプ22は図示しないフロートセンサにより制御
され、浄化された水は常に同じレベルに保たれるように
なっている。
【0020】主浄化槽12の上部にはコンクリート製の
蓋25が装着される。蓋25の入水口付近には開口34
が設けられ、その周囲には円筒形の立上壁26が取り付
けられる。立上壁26は、蓋25に埋設したインサート
29にボルト29を螺着することで取り付けられる。立
上壁26の上部には鉄板製の点検蓋27が設けられる。
【0021】副浄化槽13の上部にはコンクリート製の
立上壁30が取り付けられる。立上壁30は本体11上
部に埋設したインサート33にボルト32を螺着するこ
とで取り付けられる。立上壁30の上部には鉄板製の点
検蓋31が設けられる。
【0022】蓋25を装着した本体11は地中に埋設さ
れ、立上壁25、30の上部及び点検蓋27、31のみ
が地上に露出する。本体11と蓋25との接続は、必要
に応じて種々の連結金具を用いることができる。また、
本体11と蓋25の間、蓋25と立上壁26の間、本体
11と立上壁30の間など、各部材の間に漏水防止のた
めに止水パッキンを使用できることはもちろんである。
【0023】水質浄化装置10は40立米程度の大きさ
の池に用いるためのもので、主浄化槽12内部のポーラ
スコンクリート14の容積は約1立米、副浄化槽13の
リン吸着剤15の容積は約20リットルである。ポーラ
スコンクリートやリン吸着材の量は、池の大きさや汚濁
の程度等により適当に設定すればよい。
【0024】入水ポンプ20により池から入水口18を
経て水質浄化装置10内部に導かれた水は、ポーラスコ
ンクリート中の多数の孔を通って矢印のように波形に流
れ、ポーラスコンクリートの多数の孔の表面に付着した
微生物の作用で主に有機物、窒素化合物が浄化されると
共に、水中のプランクトンなどの生物の体内からリンが
水中に開放される。主浄化槽12を通った水は通水孔2
4から副浄化槽13に流れ込む。副浄化槽13ではリン
吸着剤15によりリンが吸着され、水はほぼ完全に浄化
される。浄化された水は出水ポンプ22により出水口1
9から池に戻される。
【0025】点検蓋27、31は地上に露出しているの
で、適宜点検蓋27を開けてフィルター21にたまった
木の葉等を掃除し、また、点検蓋31を開けてリン吸着
剤15の入った籠を引き上げ、リン吸着材を交換するこ
とができる。
【0026】本実施例は水質浄化装置を地下に埋設する
例を示しているが、地上に設置する場合には立上壁2
6、30は不要であり、また、場合によっては蓋25も
不要となる場合がある。仕切板16、17はステンレス
板のみならず腐蝕しない材料であればよい。仕切壁23
もコンクリートで本体と一体成形するのみならず、仕切
板と同じような材料で形成してもよい。本実施例におい
ては、本体、蓋、立上壁などのコンクリート部材は工場
にてプレハブ生産され、現場に運ばれて据え付けられ
る。主浄化槽のポーラスコンクリートは本体を現場に据
え付けた後に打ち込まれる。さらに小型の水質浄化装置
においては、工場で本体内にポーラスコンクリートを打
ち込んで、完全にユニット化し、それを現場に運んで据
え付けることもできる。
【0027】図7に示す水質浄化装置40は、主浄化槽
の浄化物質であるポーラスコンクリートがブロック化さ
れていることのみが上記の水質浄化装置10と異なって
いる。水質浄化装置40は主浄化槽41と副浄化槽42
に分割されており、主浄化槽41は仕切板45、46で
仕切られ、内部にはポーラスコンクリートブロック43
が充填されている。ポーラスコンクリートブロック43
は工場生産された板状のブロックで、現場に運ばれ、本
体内に装着される。副浄化槽42内には、やはりリン吸
着材44が浄化物質として交換可能に設けられている。
本実施例の場合は、ポーラスコンクリートがブロック化
されているので、現場での施工能率がよく、また、万一
ポーラスコンクリートの浄化能力が減少した場合にはこ
れを交換することができる。ポーラスコンクリートブロ
ックの形状は、本実施例においては板状に形成したが、
このような形状に限るものでないことはもちろんであ
る。
【0028】
【発明の効果】本発明の水質浄化装置は、ポーラスコン
クリートを浄化物質とする主浄化槽とリン吸着材を浄化
物質とする副浄化槽を設けたので、ポーラスコンクリー
トとリン吸着材の相乗作用により大きな浄化能力を発揮
する。主な浄化物質はポーラスコンクリートであるの
で、安価に製造することができる。
【0029】副浄化槽内のリン吸着剤を交換自在に構成
すれば、長期間使用してリン吸着作用が低下したとき
に、リン吸着剤を交換し、その効果を持続することが可
能となる。
【0030】主浄化槽に仕切板を設け、主浄化槽内を通
過する水が波形の通水路を形成するようにすれば、主浄
化槽内を通過する水の通路が長くなり、より多くのポー
ラスコンクリートの孔を通過することとなるから、浄化
能力が向上する。
【0031】主浄化槽内の浄化物質であるポーラスコン
クリートを、打ち込みにより主浄化槽内に充填すると、
ポーラスコンクリートの密度が均一化し、水が通過する
抵抗の小さな特定の通路が形成されないから、水がポー
ラスコンクリート内部を均一に通過することとなり、更
に浄化能力が向上する。
【0032】主浄化槽内の浄化物質であるポーラスコン
クリートをブロック化すると、現場での施工能率がよく
なり、また、万一ポーラスコンクリートの浄化能力が減
少した場合にはこれを交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポーラスコンクリート単独、及び、ポーラスコ
ンクリートとリン吸着剤を併用した場合の水中のリン酸
態リン濃度の変化を示すグラフである。
【図2】自然界に存在する汚濁した水におけるリン吸着
剤単独、及び、ポーラスコンクリートとリン吸着剤を併
用した場合の水中の全リンの濃度変化を示すグラフであ
る。
【図3】実施例の水質浄化装置10の断面図である。
【図4】水質浄化装置10の蓋を取った状態の上面図で
ある。
【図5】水質浄化装置10の入水口付近の部分断面図で
ある。
【図6】水質浄化装置10の出水口付近の部分断面図で
ある。
【図7】実施例の水質浄化装置40の断面図である。
【符号の説明】
1 ポーラスコンクリートとリン吸着剤を併用した場合
の水中のリン酸態リン濃度の変化 2 ポーラスコンクリート単独の場合の水中のリン酸態
リン濃度の変化 3 ポーラスコンクリートとリン吸着剤のいずれも含ま
ない場合の水中のリン酸態リン濃度の変化 4 ポーラスコンクリートとリン吸着剤を併用した場合
の水中の全リン濃度の変化 5 リン吸着剤単独の場合の水中の全リン濃度の変化 6 ポーラスコンクリートとリン吸着剤のいずれも含ま
ない場合の水中の全リン濃度の変化 10 水質浄化装置 11 本体 12 主浄化槽 13 副浄化槽 14 ポーラスコンクリート 15 リン吸着剤 16 仕切板 17 仕切板 18 入水口 19 出水口 20 入水ポンプ 21 フィルター 22 出水ポンプ 23 仕切壁 24 通水孔 25 蓋 26 立上壁 27 点検蓋 28 ボルト 29 インサート 30 立上壁 31 点検蓋 32 ボルト 33 インサート 34 開口 40 水質浄化装置 41 主浄化槽 42 副浄化槽 43 ポーラスコンクリートブロック 44 リン吸着材 45 仕切板 46 仕切板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 正幸 東京都千代田区大手町1丁目6番1号 日本セメント株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−229548(JP,A) 特開 平8−229547(JP,A) 特開 平7−184490(JP,A) 特開 平4−247297(JP,A) 特開 昭60−255196(JP,A) 特開 平1−107884(JP,A) 特公 平5−18608(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C02F 1/28 C02F 3/00 C02F 3/28 - 3/34 101

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入水口と出水口と浄化物質を充填した浄
    化槽を有する箱状本体の内部に通水し、水が浄化槽内を
    通過することにより水質を浄化する水質浄化装置におい
    て、箱状本体の内部にポーラスコンクリートを浄化物質
    とする主浄化槽と、リン吸着剤を浄化物質とする副浄化
    槽とを形成したことを特徴とする水質浄化装置
  2. 【請求項2】 請求項1の水質浄化装置において、副浄
    化槽を主浄化槽の下流に設けたことを特徴とする水質浄
    化装置
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の水質浄化装置におい
    て、副浄化槽内のリン吸着剤を交換自在としたことを特
    徴とする水質浄化装置
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3の水質浄化装置にお
    いて、主浄化槽に仕切板を設け、主浄化槽内を通過する
    水が波形の通水路を形成することを特徴とする水質浄化
    装置
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4の水質浄化装置
    において、主浄化槽内の浄化物質であるポーラスコンク
    リートを、打ち込みにより主浄化槽内に充填したことを
    特徴とする水質浄化装置
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3又は4の水質浄化装置
    において、主浄化槽内の浄化物質であるポーラスコンク
    リートを、ブロック化して主浄化槽内に充填したことを
    特徴とする水質浄化装置
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JP5243895B2 (ja) * 2008-08-29 2013-07-24 大成建設株式会社 水質浄化方法
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