JP2945854B2 - 機械式駐車場 - Google Patents
機械式駐車場Info
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- JP2945854B2 JP2945854B2 JP19250095A JP19250095A JP2945854B2 JP 2945854 B2 JP2945854 B2 JP 2945854B2 JP 19250095 A JP19250095 A JP 19250095A JP 19250095 A JP19250095 A JP 19250095A JP 2945854 B2 JP2945854 B2 JP 2945854B2
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- Japan
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- parking
- storage
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は機械式駐車場に関す
る。機械式駐車場のうち大規模なものは自動車100 台以
上の収容能力を有しており、そのような大規模駐車場で
は、機械設備も大きく、それを設置するには例えば縦７
ｍ，横７ｍ，長さ100 ｍ前後の直方体スペースが必要と
なる。かかる大規模機械式駐車場は、通常、公共の道路
や公園の地下、あるいはビルの地下を利用して設置され
るが、地上に設置されるものもある。本発明はかかる大
規模な機械式駐車場に関する。
る。機械式駐車場のうち大規模なものは自動車100 台以
上の収容能力を有しており、そのような大規模駐車場で
は、機械設備も大きく、それを設置するには例えば縦７
ｍ，横７ｍ，長さ100 ｍ前後の直方体スペースが必要と
なる。かかる大規模機械式駐車場は、通常、公共の道路
や公園の地下、あるいはビルの地下を利用して設置され
るが、地上に設置されるものもある。本発明はかかる大
規模な機械式駐車場に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の機械式駐車場は、全体的にみて直
方体上の構造物であり、長さが100 ｍ近くにわたって直
線状に延びているものであった。大規模駐車場を最も必
要とする地域は、駅前などの商店街であるが、かような
場所では長さ100 ｍにも及ぶ長大な直線状スペースは確
保できない場合が多い。
方体上の構造物であり、長さが100 ｍ近くにわたって直
線状に延びているものであった。大規模駐車場を最も必
要とする地域は、駅前などの商店街であるが、かような
場所では長さ100 ｍにも及ぶ長大な直線状スペースは確
保できない場合が多い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる事情に
鑑み、長大な直線状スペースがなくても大規模な駐車場
として設置できる機械式駐車場を提供することを目的と
する。
鑑み、長大な直線状スペースがなくても大規模な駐車場
として設置できる機械式駐車場を提供することを目的と
する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、台車
が走行する直線状の走行レーンと、該走行レーンの側方
に自動車を格納する格納棚を多数並べて配置した格納ス
ペースとから格納層が構成され、前記台車によって自動
車を格納棚へ格納したり、格納棚から取出すようにした
直線状の駐車設備が複数組あり、前記各駐車設備が、一
方の駐車設備の台車と他方の駐車設備の台車との間で、
自動車を受け渡しする受け渡し連結部を介して、互いに
任意の交差角をもたせて接続されており、前記受け渡し
連結部が、一方の駐車設備の台車との間で自動車の移載
を行える第１の定位置と、他方の駐車設備の台車との間
で自動車の移載を行える第２の定位置との間で、旋回自
在に設けた旋回型格納棚であることを特徴とする。請求
項２の発明は、請求項１記載の発明において、少なくと
も一の駐車設備において、前記格納層が上下に多層階設
けられており、入出庫用乗降室を備え、該入出庫用乗降
室と各格納層の台車との間の自動車の運搬を入出庫用エ
レベータで行うようにしたことを特徴とする。
が走行する直線状の走行レーンと、該走行レーンの側方
に自動車を格納する格納棚を多数並べて配置した格納ス
ペースとから格納層が構成され、前記台車によって自動
車を格納棚へ格納したり、格納棚から取出すようにした
直線状の駐車設備が複数組あり、前記各駐車設備が、一
方の駐車設備の台車と他方の駐車設備の台車との間で、
自動車を受け渡しする受け渡し連結部を介して、互いに
任意の交差角をもたせて接続されており、前記受け渡し
連結部が、一方の駐車設備の台車との間で自動車の移載
を行える第１の定位置と、他方の駐車設備の台車との間
で自動車の移載を行える第２の定位置との間で、旋回自
在に設けた旋回型格納棚であることを特徴とする。請求
項２の発明は、請求項１記載の発明において、少なくと
も一の駐車設備において、前記格納層が上下に多層階設
けられており、入出庫用乗降室を備え、該入出庫用乗降
室と各格納層の台車との間の自動車の運搬を入出庫用エ
レベータで行うようにしたことを特徴とする。
【０００５】請求項１の発明によれば、自動車を格納す
る直線状の駐車設備が２カ所あり、これを受け渡し連結
部で旋回型格納棚を旋回させると、一方の駐車設備の台
車との間で自動車を受取り、他方の駐車設備の台車との
間で自動車を払出せるので、２カ所の駐車設備の間での
自動車の運搬が円滑に行える。よって、湾曲あるいは 屈
折して配置した複数の駐車設備を一つの駐車場として運
用することが可能である。よって、長大な直線状スペー
スが無く湾曲したり屈折した場所でも、大規模駐車場を
設置することが可能であり、設置場所を飛躍的に増大さ
せることができる。請求項２の発明によれば、請求項１
の発明の格納層を多層にして立体式とした場合に、各格
納層を湾曲あるいは屈曲した配置が可能となり、かつ、
各格納層の台車と入出庫用乗降室との間の自動車の運搬
を入出庫用エレベータで行うことにより自動車の入出庫
が可能となるので、地下あるいは地上の狭いスペースに
大規模な多層型の機械式駐車場を設置できる。
る直線状の駐車設備が２カ所あり、これを受け渡し連結
部で旋回型格納棚を旋回させると、一方の駐車設備の台
車との間で自動車を受取り、他方の駐車設備の台車との
間で自動車を払出せるので、２カ所の駐車設備の間での
自動車の運搬が円滑に行える。よって、湾曲あるいは 屈
折して配置した複数の駐車設備を一つの駐車場として運
用することが可能である。よって、長大な直線状スペー
スが無く湾曲したり屈折した場所でも、大規模駐車場を
設置することが可能であり、設置場所を飛躍的に増大さ
せることができる。請求項２の発明によれば、請求項１
の発明の格納層を多層にして立体式とした場合に、各格
納層を湾曲あるいは屈曲した配置が可能となり、かつ、
各格納層の台車と入出庫用乗降室との間の自動車の運搬
を入出庫用エレベータで行うことにより自動車の入出庫
が可能となるので、地下あるいは地上の狭いスペースに
大規模な多層型の機械式駐車場を設置できる。
【０００６】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。図１は本発明の一実施形態に係る
機械式駐車場の格納層の平面図、図２は受け渡し連結部
の拡大平面図、図３は受け渡し連結部の側面図、図４〜
５は入出庫操作の説明図、図６は本発明にかかわる機械
式駐車場の説明図であって、（Ａ）図は平面図、（Ｂ）
図は側面図、図７は本発明にかかわる他の機械式駐車場
の説明図であって、（Ａ）図は平面図、（Ｂ）図は側面
図、図８は図７の機械式駐車場の格納層の平面図であ
る。
面に基づき説明する。図１は本発明の一実施形態に係る
機械式駐車場の格納層の平面図、図２は受け渡し連結部
の拡大平面図、図３は受け渡し連結部の側面図、図４〜
５は入出庫操作の説明図、図６は本発明にかかわる機械
式駐車場の説明図であって、（Ａ）図は平面図、（Ｂ）
図は側面図、図７は本発明にかかわる他の機械式駐車場
の説明図であって、（Ａ）図は平面図、（Ｂ）図は側面
図、図８は図７の機械式駐車場の格納層の平面図であ
る。
【０００７】まず、図６に基づき本発明の機械式駐車場
の全体構成を説明する。同図において、P1，P2は駐車設
備であり、それぞれつぎのように構成されている。１〜
４は４層の格納層であり、最上層５に入庫用乗降室６と
出庫用乗降室７を設けている。入庫用乗降室６と出庫用
乗降室７には入出庫車を入出庫エレベータE1，E2との間
で移載する移載装置F1，F2が設けられ、その移載装置F
1，F2に隣接して垂直エレベータ室８，９が形成され、
入庫用エレベータE1と出庫用エレベータE2が昇降するよ
うになっている。図示の機械式駐車場は地下型である
が、地上型のものや、一部を地下に残部を地上に設置し
た地下地上併用型のものであってもよい。なお、図示の
格納層の階数は任意であり、１層のみの平面型であって
もよく、多層の立体型であってもよい。立体型の場合も
図示の４層に限ることなく、３層以下でもよく、５層以
上であってもよい。
の全体構成を説明する。同図において、P1，P2は駐車設
備であり、それぞれつぎのように構成されている。１〜
４は４層の格納層であり、最上層５に入庫用乗降室６と
出庫用乗降室７を設けている。入庫用乗降室６と出庫用
乗降室７には入出庫車を入出庫エレベータE1，E2との間
で移載する移載装置F1，F2が設けられ、その移載装置F
1，F2に隣接して垂直エレベータ室８，９が形成され、
入庫用エレベータE1と出庫用エレベータE2が昇降するよ
うになっている。図示の機械式駐車場は地下型である
が、地上型のものや、一部を地下に残部を地上に設置し
た地下地上併用型のものであってもよい。なお、図示の
格納層の階数は任意であり、１層のみの平面型であって
もよく、多層の立体型であってもよい。立体型の場合も
図示の４層に限ることなく、３層以下でもよく、５層以
上であってもよい。
【０００８】なお、特許請求の範囲にいう「入出庫用乗
降室」には上記のように入庫用乗降室６と出庫用乗降室
７を別々にもつものの外、入出庫兼用の乗降室をもつも
のも含まれる。また、特許請求の範囲にいう入出庫用エ
レベータには、上記のように入庫用エレベータE1と出庫
用エレベータE2が別々のものの外、入庫用と出庫用を兼
用したものも含まれる。さらに、本明細書においてエレ
ベータとはリフトと称されるものも含む概念である。ま
た、入出庫層５は地下型駐車場では図示のごとく最上層
に、地上型駐車場では最下層に、地下地上兼用型では中
間層に設けられるのが一般的であるが、これらに限らず
任意の層に設けてもよい。図６の駐車場では、入出庫エ
レベータE1，E2は一方の駐車設備P1に設けているが、図
７，８に示すように両方の駐車設備P1，P2に入出庫用エ
レベータE1，E2をそれぞれ設けてもよい。
降室」には上記のように入庫用乗降室６と出庫用乗降室
７を別々にもつものの外、入出庫兼用の乗降室をもつも
のも含まれる。また、特許請求の範囲にいう入出庫用エ
レベータには、上記のように入庫用エレベータE1と出庫
用エレベータE2が別々のものの外、入庫用と出庫用を兼
用したものも含まれる。さらに、本明細書においてエレ
ベータとはリフトと称されるものも含む概念である。ま
た、入出庫層５は地下型駐車場では図示のごとく最上層
に、地上型駐車場では最下層に、地下地上兼用型では中
間層に設けられるのが一般的であるが、これらに限らず
任意の層に設けてもよい。図６の駐車場では、入出庫エ
レベータE1，E2は一方の駐車設備P1に設けているが、図
７，８に示すように両方の駐車設備P1，P2に入出庫用エ
レベータE1，E2をそれぞれ設けてもよい。
【０００９】そして、本発明の駐車場では、一方の駐車
設備P1と他方の駐車設備P2が、１カ所の受け渡し連結部
で交わって接続されている。この受け渡し連結部におけ
る交差角は図示の例では約45°であるが、設置場所の形
状に合せて0 °〜360 °の範囲内で任意に設定すること
ができる。このため湾曲あるいは屈折した配置が可能と
なり、長大な直線状スペースがなくても設置できる。ま
た、図示では駐車設備は２組であるが、３組以上を接続
することもできる。
設備P1と他方の駐車設備P2が、１カ所の受け渡し連結部
で交わって接続されている。この受け渡し連結部におけ
る交差角は図示の例では約45°であるが、設置場所の形
状に合せて0 °〜360 °の範囲内で任意に設定すること
ができる。このため湾曲あるいは屈折した配置が可能と
なり、長大な直線状スペースがなくても設置できる。ま
た、図示では駐車設備は２組であるが、３組以上を接続
することもできる。
【００１０】つぎに、上記機械式駐車場の詳細を説明す
る。各駐車設備P1，P2において、各格納層１〜４は同一
構成であり、図１に示すように、３列の長尺のスペース
L1, L2, L3に区分されている。中央のスペースL2は直線
状の台車走行レーンであり、その左右のスペースL1, L3
が格納棚を多数配置した格納スペースとなっている。な
お、片側のスペースL1(L3)のみが格納スペースのものも
本発明に含まれる。
る。各駐車設備P1，P2において、各格納層１〜４は同一
構成であり、図１に示すように、３列の長尺のスペース
L1, L2, L3に区分されている。中央のスペースL2は直線
状の台車走行レーンであり、その左右のスペースL1, L3
が格納棚を多数配置した格納スペースとなっている。な
お、片側のスペースL1(L3)のみが格納スペースのものも
本発明に含まれる。
【００１１】前記台車走行レーンL2には、台車C1，C2を
走行させる走行レールr3が設置されている。この走行レ
ールr3は、２組の駐車設備P1，P2では当然に直線状であ
る。台車C1，C2には格納棚との間で自動車を受け渡す移
載装置が設けられている。駐車設備P1と駐車設備P2の接
続部分には、特許請求の範囲にいう受け渡し連結部を構
成する旋回型格納棚Hrが設けられている。
走行させる走行レールr3が設置されている。この走行レ
ールr3は、２組の駐車設備P1，P2では当然に直線状であ
る。台車C1，C2には格納棚との間で自動車を受け渡す移
載装置が設けられている。駐車設備P1と駐車設備P2の接
続部分には、特許請求の範囲にいう受け渡し連結部を構
成する旋回型格納棚Hrが設けられている。
【００１２】上記の旋回型格納棚Hrを図２〜３に基づき
詳述する。10は旋回型格納棚Hrのフレームで、その上面
にはパレットを受入れるレールR1，R2が設けられてい
る。このレールR1，R2は、例えば実車パレットを受入れ
る上段レールR1と空パレットを受入れる下段レールR2で
あり、実願平５−３２６０９２号に記載の移載装置等で
自動車の格納と払い出しが行われるようになっている。
さらに、フレーム10はピン11を回転中心として旋回自在
となっており、旋回駆動用のシリンダ12がフレーム10と
駐車設備の適所に取付けられている。また、フレーム10
の下面には旋回動作を円滑に行うためのローラ13が取付
けられている。したがって。図２に示すように実線で示
す位置と２点鎖線で示す位置との間で旋回することがで
きる。そして、旋回型格納棚Hrの実線位置は、一方の駐
車設備P1における台車C1と自動車（または自動車移載パ
レット）を移載できる第１の定位置であり、２点鎖線位
置は、他方の駐車設備P2における台車C2と自動車（また
は自動車移載パレット）を移載できる第２の定位置であ
る。よって、台車C1から第１の定位置の格納棚Hrへ自動
車を移載し、格納棚Hrを第２の定位置へ旋回させ、第２
の定位置における格納棚Hrから台車C2へ自動車を払い出
すと、一方の駐車設備P1から他方の駐車設備P2へ自動車
を送り込むことができる。駐車設備P2から駐車設備P1へ
の自動車の送り込みは上記の反対の動作で可能である。
詳述する。10は旋回型格納棚Hrのフレームで、その上面
にはパレットを受入れるレールR1，R2が設けられてい
る。このレールR1，R2は、例えば実車パレットを受入れ
る上段レールR1と空パレットを受入れる下段レールR2で
あり、実願平５−３２６０９２号に記載の移載装置等で
自動車の格納と払い出しが行われるようになっている。
さらに、フレーム10はピン11を回転中心として旋回自在
となっており、旋回駆動用のシリンダ12がフレーム10と
駐車設備の適所に取付けられている。また、フレーム10
の下面には旋回動作を円滑に行うためのローラ13が取付
けられている。したがって。図２に示すように実線で示
す位置と２点鎖線で示す位置との間で旋回することがで
きる。そして、旋回型格納棚Hrの実線位置は、一方の駐
車設備P1における台車C1と自動車（または自動車移載パ
レット）を移載できる第１の定位置であり、２点鎖線位
置は、他方の駐車設備P2における台車C2と自動車（また
は自動車移載パレット）を移載できる第２の定位置であ
る。よって、台車C1から第１の定位置の格納棚Hrへ自動
車を移載し、格納棚Hrを第２の定位置へ旋回させ、第２
の定位置における格納棚Hrから台車C2へ自動車を払い出
すと、一方の駐車設備P1から他方の駐車設備P2へ自動車
を送り込むことができる。駐車設備P2から駐車設備P1へ
の自動車の送り込みは上記の反対の動作で可能である。
【００１３】つぎに、図４〜５に基づき、本実施形態に
おける自動車の入出庫操作を説明する。図４(I) は一方
の駐車設備P1の入庫用エレベータE1から台車C1に自動車
を移載する操作を示しており、その後、台車C1が走行し
て受け渡し連結部の旋回型格納棚Hrの横で停車した状態
が同図(II)である。ここで、台車C1から、旋回型格納棚
Hrへ自動車の移載操作が行われ、同時に他方の駐車設備
P2では台車C2が受け渡し連結部へ向け走行する。つい
で、図５(III) に示すように、格納棚Hrを旋回させて、
他方の駐車設備P2の台車C2に横付けし、格納棚Hrから台
車C2へ自動車を移載する。その後、同図（IV）に示すよ
うに、台車C2が駐車設備P2内の任意の格納棚Ｈまで走行
して、自動車を格納する。自動車を出庫させる場合は、
上記と逆の操作をすればよい。
おける自動車の入出庫操作を説明する。図４(I) は一方
の駐車設備P1の入庫用エレベータE1から台車C1に自動車
を移載する操作を示しており、その後、台車C1が走行し
て受け渡し連結部の旋回型格納棚Hrの横で停車した状態
が同図(II)である。ここで、台車C1から、旋回型格納棚
Hrへ自動車の移載操作が行われ、同時に他方の駐車設備
P2では台車C2が受け渡し連結部へ向け走行する。つい
で、図５(III) に示すように、格納棚Hrを旋回させて、
他方の駐車設備P2の台車C2に横付けし、格納棚Hrから台
車C2へ自動車を移載する。その後、同図（IV）に示すよ
うに、台車C2が駐車設備P2内の任意の格納棚Ｈまで走行
して、自動車を格納する。自動車を出庫させる場合は、
上記と逆の操作をすればよい。
【００１４】このように本実施形態では、２組の駐車設
備P1，P2からなるにも拘らず、一つの駐車場としての運
用が可能であり、しかも湾曲あるいは屈折した配置が可
能であるので、広い直線状スペースがなくても大規模駐
車場の設置が可能となる。なお、図７〜８に示すよう
に、他方の駐車設備P2にも入出庫用エレベータE1，E2を
設けた場合は、入出庫口が増えるので、前記利点のほか
に、複数ある入出庫口を利用者が自由に選んで入出庫で
きるという利点がある。
備P1，P2からなるにも拘らず、一つの駐車場としての運
用が可能であり、しかも湾曲あるいは屈折した配置が可
能であるので、広い直線状スペースがなくても大規模駐
車場の設置が可能となる。なお、図７〜８に示すよう
に、他方の駐車設備P2にも入出庫用エレベータE1，E2を
設けた場合は、入出庫口が増えるので、前記利点のほか
に、複数ある入出庫口を利用者が自由に選んで入出庫で
きるという利点がある。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、複数の直線状の駐車設
備を一つの駐車場として運用でき、しかも受け渡し連結
部により接続して２組以上の駐車設備を交差させて配置
できるので、長大な直線状スペースがなくても大規模な
駐車場として設置することができる。
備を一つの駐車場として運用でき、しかも受け渡し連結
部により接続して２組以上の駐車設備を交差させて配置
できるので、長大な直線状スペースがなくても大規模な
駐車場として設置することができる。
【図１】本発明の一実施形態に係る機械式駐車場の格納
層の平面図である。
層の平面図である。
【図２】図１における受け渡し連結部の拡大平面図であ
る。
る。
【図３】図２の受け渡し連結部の正面図である。
【図４】同実施形態における入出庫操作の説明図であ
る。
る。
【図５】同実施形態における入出庫操作の説明図であ
る。
る。
【図６】本発明にかかわる機械式駐車場の説明図で、
（Ａ）図は平面図、（Ｂ）図は側面図である。
（Ａ）図は平面図、（Ｂ）図は側面図である。
【図７】本発明にかかわる機械式駐車場の説明図で、
（Ａ）図は平面図、（Ｂ）図は側面図である。
（Ａ）図は平面図、（Ｂ）図は側面図である。
【図８】図７の機械式駐車場の格納層の平面図である。
１ 格納層 ２ 格納層 ３ 格納層 ４ 格納層 ６ 入庫用乗降室 ７ 出庫用乗降室 ８ 垂直エレベータ室 ９ 垂直エレベータ
室 C1 台車 C2 台車 Ｈ 格納棚 Hr 旋回型格納棚
室 C1 台車 C2 台車 Ｈ 格納棚 Hr 旋回型格納棚
Claims (2)
- 【請求項１】台車が走行する直線状の走行レーンと、該
走行レーンの側方に自動車を格納する格納棚を多数並べ
て配置した格納スペースとから格納層が構成され、前記
台車によって自動車を格納棚へ格納したり、格納棚から
取出すようにした直線状の駐車設備が複数組あり、 前記各駐車設備が、一方の駐車設備の台車と他方の駐車
設備の台車との間で、自動車を受け渡しする受け渡し連
結部を介して、互いに任意の交差角をもたせて接続され
ており、前記受け渡し連結部が、一方の駐車設備の台車
との間で自動車の移載を行える第１の定位置と、他方の
駐車設備の台車との間で自動車の移載を行える第２の定
位置との間で、旋回自在に設けた旋回型格納棚であるこ
とを特徴とする機械式駐車場。 - 【請求項２】少なくとも一の駐車設備において、前記格
納層が上下に多層階設けられており、入出庫用乗降室を
備え、該入出庫用乗降室と各格納層の台車との間の自動
車の運搬を入出庫用エレベータで行うようにしたことを
特徴とする請求項１記載の機械式駐車場。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19250095A JP2945854B2 (ja) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | 機械式駐車場 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19250095A JP2945854B2 (ja) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | 機械式駐車場 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0921248A JPH0921248A (ja) | 1997-01-21 |
| JP2945854B2 true JP2945854B2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=16292346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19250095A Expired - Fee Related JP2945854B2 (ja) | 1995-07-05 | 1995-07-05 | 機械式駐車場 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2945854B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5007262B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2012-08-22 | 株式会社デンソーアイティーラボラトリ | 駐車場管理装置 |
-
1995
- 1995-07-05 JP JP19250095A patent/JP2945854B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0921248A (ja) | 1997-01-21 |
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