JP2944798B2 - 梱包用パッド - Google Patents

梱包用パッド

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JP2944798B2
JP2944798B2 JP3243036A JP24303691A JP2944798B2 JP 2944798 B2 JP2944798 B2 JP 2944798B2 JP 3243036 A JP3243036 A JP 3243036A JP 24303691 A JP24303691 A JP 24303691A JP 2944798 B2 JP2944798 B2 JP 2944798B2
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弘明 太田黒
雅也 石川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、食卓等を梱包する梱
包用パッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例の梱包用パッドは、発泡スチロー
ル等の発泡樹脂から成るもので、食卓等を梱包する際に
は、天板および脚等の各当接部やこれらと外箱との当た
り部に嵌入して使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来この種の梱包用パ
ッドは、食卓等に加わる外部からの衝撃を効果的に緩衝
するために相当の厚みを有する寸法形状を成していた。
このため、保管するに当たって、収納スペースが広く必
要となり不便であった。また、発泡樹脂の成形には、型
を使用するため手間が多く生産性が良くなかった。
【0004】この発明の目的は、生産性が良く保管が容
易な梱包用パッドを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の梱包用パッド
は、平板状のパッドの両側から等間隔離れた中心線に向
かいこの中心線周辺の中央片を残すように複数本の第1
の切込を設ける。第1の切込の各々の間に2本の折曲線
を設け、第1の切込の奥端から隣接する折曲線に向かう
第2の切込を設ける。第1および第2の切込ならびに折
曲線で囲まれた部分を折曲線を中心として切起こし、こ
の切起こし部分の隣接する一対の先端同士を接合するこ
とによりパッドの両側に複数の三角筒体を形成する。
ッドの中央片を中心線で切り離すとともに、2分割した
中央片をそれぞれ立ち上げて隣接する三角筒体の端面に
当接させた。
【0006】
【作用】この発明の梱包用パッドは、第1および第2の
切込ならびに折曲線で囲まれた部分を折曲線を中心とし
て切起こし、この切起こし部分の隣接する一対の先端同
士を接合することによりパッドの両側に複数の三角筒体
を形成するため、平板状のパッドを効果的な緩衝材とし
て利用できる。また、第1の切込は平板状のパッドの両
側から等間隔離れた中心線に向かいこの中心線周辺の中
央片を残すように設けられ、かつ中央片を中心線で切り
離すとともに、2分割した中央片をそれぞれ立ち上げて
隣接する三角筒体の端面に当接させたので、中央片が複
数の三角筒体で支持された形となる。このため、この梱
包用パッドを用いて梱包物を梱包する際、三角筒体が配
置される箇所だけでなく、隣接する三角筒体の間におい
ても中央片により梱包物に当接させることができる。
【0007】
【実施例】この発明の梱包用パッドの一実施例について
説明する。図1に示すように、梱包用パッド10は、平
板状のパッド7の両側7a,7bから等間隔離れた中心
線(切離し部7d)に向かいこの中心線周辺の中央片を
残すように複数本の第1の切込1を設け、この第1の切
込1の各々の間に2本の折曲線3を設け、第1の切込1
の奥端1aから隣接する折曲線3に向かう第2の切込2
を設けたものである。
【0008】平板状のパッド7は、長方形の段ボールか
ら成るもので、中央片7cを長手方向に2等分する切離
し部7dにより容易に切離すことができる。第1の切込
1は、側部7aおよび側部7bより幅方向に延びて互い
に等間隔をあけて平行に形成している。第2の切込2
は、平板状のパッド7の長手方向に延びて断続的に両側
7a,7bの内方に形成したもので、中央部にて第1の
切込1の奥端1aと連続している。折曲線3は、平板状
のパッド7の屈曲作業を容易かつ一様に行うために、プ
レス等により各第1の切込1と平行に設けた直線状の折
り目である。折曲線3の奥端は、第2の切込2の両端と
一致している。
【0009】梱包用パッド10の使用例を、図2に示し
た食卓9の梱包に基づいて説明する。食卓9は、裏面の
周縁付近に沿って枠材9bを設けた方形の天板9aと、
枠材9bの入隅部に上端を各々固定して天板9を支持す
る脚8を備えたものである。食卓9を梱包する際には、
図1(b)のように第1および第2の切込1,2ならび
に折曲線3で囲まれた部分を折曲線3を中心として切起
こす。この切起こし部分5の隣接する一対の先端5a同
士を粘着テープ6aにより接合することによりパッド7
の両側に複数の三角筒体6を形成する。平板状のパッド
7を切離し部7dで切り離すとともに、2分割した中央
片7をそれぞれ立ち上げて隣接する三角筒体6の端面
に当接させ、図1(c)の状態にする。この状態の梱包
用パッド10を、図2に示すように裏返した天板9の枠
材9bの内周部に載置する。2分割した中央片7cの間
に脚8が収納可能な間隔を設ける。隣り合う三角筒体6
の間に取付ねじ等の小物部品を収納する。次いで、脚8
を中央片7cの間に挿入した状態で、天板9aの全体に
ポリプロピレン等のクッションシート材14を巻付け外
部からの衝撃等に対して食卓9の外周部の損傷を防止す
る。さらに、シート材14を巻付けた食卓9を、上箱1
3および下箱14によって密閉する。なお、11は脚8
を天板9aに固定するために脚8の上端付近に突設した
ボルトを被覆する発泡スチロール片である。15は上箱
13および下箱14を閉じるバンド(図示せず)の横滑
りを防止するために設けた凹部を示す。
【0010】このように、梱包用パッド10は三角筒体
6を形成することにより脚8と天板9を固定するととも
に、両者の間にて効果的な緩衝を行える。反対に保管す
る際には、三角筒体6を形成せず平板状にすることによ
り収納スペースを節約できる。また、平板状のパッド7
は、段ボールより形成されるため、加工が容易で生産性
が良い。また、図1(c)に示すように、中央片7cが
複数の三角筒体6で支持された形となるため、この梱包
用パッドを用いて梱包物を梱包する際、三角筒体6が配
置される箇所だけでなく、隣接する三角筒体6の間にお
いても中央片7cにより梱包物に当接させることができ
る。その結果、梱包材が短寸の場合でも三角筒体6の中
や三角筒体6,6どうしの間に入ってしまうことはな
く、より広範囲にわたって緩衝材として機能する。
【0011】
【発明の効果】この発明の梱包用パッドは、第1および
第2の切込ならびに折曲線で囲まれた部分を折曲線を中
心として切起こし、この切起こし部分の隣接する一対の
先端同士を接合することによりパッドの両側に複数の
角筒体を形成するため、平板状のパッドを効果的な緩衝
材として用いることができる。保管する際には、三角筒
体6を形成せず平板状にすることにより収納スペースを
節約できる。また、平板状のパッド7に第1および第2
の切込ならびに折曲線を設けるといった簡単な構造のた
め、加工が容易で生産性が良い。また、第1の切込は平
板状のパッドの両側から等間隔離れた中心線に向かいこ
の中心線周辺の中央片を残すように設けられ、かつ中央
片を中心線で切り離すとともに、2分割した中央片をそ
れぞれ立ち上げて隣接する三角筒体の端面に当接させた
ので、中央片が複数の三角筒体で支持された形となる。
このため、この梱包用パッドを用いて梱包物を梱包する
際、三角筒体が配置される箇所だけでなく、隣接する三
角筒体の間においても中央片により梱包物に当接させる
ことができる。その結果、梱包材が短寸の場合でも三角
筒体の中や三角筒体どうしの間に入ってしまうことはな
く、より広範囲にわたって緩衝材として機能する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はこの発明の一実施例の梱包用パッドの
斜視図、(b)は三角柱端を形成した状態の斜視図、
(c)は2分割した状態の斜視図。
【図2】この発明の一実施例の梱包用パッドの使用例を
示す斜視図。
【符号の説明】
1 第1の切込 1a 奥端 2 第2の切込 3 折曲線 5 切起こし部分 5a 先端 6 三角筒体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状のパッドの両側から等間隔離れた
    中心線に向かいこの中心線周辺の中央片を残すように
    数本の第1の切込を設け、この第1の切込の各々の間に
    2本の折曲線を設け、前記第1の切込の奥端から隣接す
    る前記折曲線に向かう第2の切込を設け、前記第1およ
    び第2の切込ならびに前記折曲線で囲まれた部分を前記
    折曲線を中心として切起こし、この切起こし部分の隣接
    する一対の先端同士を接合することにより前記パッドの
    両側に複数の三角筒体を形成し、前記パッドの中央片を
    前記中心線で切り離すとともに、2分割した中央片をそ
    れぞれ立ち上げて隣接する前記三角筒体の端面に当接さ
    せたことを特徴とする梱包用パッド。
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