JP2944593B2 - 無線電話装置におけるシステムid複数登録によるサーチ方式 - Google Patents
無線電話装置におけるシステムid複数登録によるサーチ方式Info
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Description
異なる複数の無線通信システムが同一地域内に存在する
場合に、無線電話端末においてその複数の無線通信シス
テム中から適当な無線通信システムを選択するためのサ
ーチ方式に関する。
ば、特開平6−188830公報に開示されているよう
に、契約した所定のキャリア周波数のホーム無線通信シ
ステムを1つしかできないため、ホーム(契約している
システム)かそれ以外(ローム:契約していないシステ
ム)の無線通信システムのID(識別子)を予め登録し
ておき、それをサーチするようにしている。
ムの普及がますます増え、無線電話システムのIDは、
何百個、何千個も存在することになる。従来の方式によ
るサーチする仕方では、数個のシステムしか優先的に使
用できない。端末毎に登録できる数に限りがある。ま
た、仮に実現できたとしても無線電話端末から何百また
は、何千ものID登録するには、かなりの工数をかける
必要がある。
したくない無線システムのIDを複数登録することで、
利用者にとって有利なサービスを受けることを目的とす
る。
解決するため、キャリア周波数の異なる複数の無線通信
システムが同一地域内に重複して存在し、無線電話端末
が前記複数の無線通信システムの1つを選択するサーチ
方式において、前記複数の無線通信システムの中で接続
を拒否する無線通信システムの第1のシステムIDを、
予め前記無線電話端末に複数登録する第1の登録手段
と、前記無線電話端末が受信できる無線通信システムの
第2のシステムIDと前記第1の登録手段により登録さ
れた前記複数の第1のシステムIDとを比較する比較手
段と、前記比較手段において一致しなければ前記第2の
システムIDを接続すべき無線通信システムのシステム
IDとして接続する接続手段とを有することを特徴とし
ている。
した無線通信システムの中で接続を拒否する第3のシス
テムIDの登録場所である第1のテーブルと、契約して
いない無線通信システムの中で接続を拒否する第4のシ
ステムIDの登録場所である第2のテーブルとを有する
ことを特徴としている。
なければ前記第2のシステムIDを接続すべき無線通信
システムのシステムIDとして登録する第2の登録手段
を有することを特徴としている。
れば前記第2のシステムIDを接続すべき無線通信シス
テムのシステムIDとして接続しないことを特徴として
いる。
て図面を参照して詳細に説明する。
無線電話端末1の外観図を示す。
と、受話路2の下にLCD表示部3と、LCD表示部3
の下にキーボード部4と、キーボード部4の下の送話路
5と、筐体7の上面にアンテナ部6を有している。
る。図3において、無線電話端末1は、受話器2と、送
話路5と、LCD表示部3と、キーボード部4と、アン
テナ6と、プロセッサ11と、無線電話の制御を行うプ
ログラムを格納した記憶部12と、使用したくない無線
通信システムのシステムID等を登録する記憶部13
と、アンテナ6と接続され各無線通信システムによる電
波の授受を行う送受信機14と、通話時に送受信機14
により受信した音声信号を復調して送話路5に出力し受
話路2からの音声信号を変調して送受信機14を介して
送信するためのベースバンド回路15から構成される。
キャンする機能を持っている。
ステムのシステムIDを含んだ情報を流している。その
ため、送受信機14は周波数を順番に変えながら受信で
きる回線をスキャンし無線通信システムのシステムID
を受信することが出来る。
ても、消去されないメモリ(例えば、フラッシュメモ
リ)を使用している。
ホームテーブルと、ロームテーブルとが存在し、各テー
ブルにデータが登録できるようになっている。
と、書き換えモードと、確認モードとから構成される。
システムの中で使用したくないシステムIDを登録する
ためのテーブルである。
信システムの中で使用したくないシステムIDを登録す
るためのテーブルである。
されていないが、電源を入れる(図示されていないスイ
ッチによる)と図2のプロセッサ11よる記憶部1に格
納されたプログラムが走り、キーボ−ド部4による入力
待ちとなる。
の概要動作について説明する。
システムIDを記憶部13のホームテーブルおよびロー
ムテーブルに登録しておく(図1のステップA1)。無
線電話端末1の電源が投入されると、プロセッサ11は
送受信機14に受信できるチャンネル(周波数に割り当
てられた回線)をスキャンするように指示する。送受信
機14は強電界のチャネルをスキャンし、セレクトでき
たチャンネルでデータ(システムID)を受信し、デー
タをプロセッサ11に送信する。プロセッサは受信した
システムIDと、記憶部13のホームテーブルまたはロ
ームテーブルに登録されているシステムIDを順々に読
み出し比較する。この動作は一致しなくなるか、最後の
チャネルのアクセスが終了するまで繰り返される(ステ
ップA2〜A4)。
の一致するものがない)であった場合、接続できるシス
テムIDということで、スキャンし受信したシステムI
Dを記憶部13の接続テーブルにプロセッサ11が書き
込む。
アル通話による待ち受け状態になる(ステップA5)。
否するシステムIDを登録するときのプログラムが実行
するフローチャートである。
処理を行うときのプログラムが実行するフローチャート
である。
本発明の実施の形態の動作について詳細に説明する。
と、図5の処理を行い待ち受け状態になるが、待ち受け
状態(図5のステップA39)になったときのキーボー
ド部4からのホームテーブルとロームテーブルの登録の
仕方について先に説明する。
45」と入力する(図4のステップA11)と、コマン
ドが「*1」(「*1」はホームのシステムID登録を
意味する)かをチェックする(ステップA12)。
れているホームテーブルにデータ「12345」を書き
込み、動作は終了する(ステップA15)。
21」と入力する(ステップA11)と、コマンドが
「*1」かどうかチェックする(ステップA12)。
「*2」(「*2」はロームのシステムID登録を意味
する)かどうかをチェックする(ステップA13)。
れているロームテーブルにデータ「54321」を書き
込み、動作は終了する(ステップA14)。
マンド入力に従ってその他のコマンド処理(コマンド入
力の解析によりホームまたはロームテーブルのデータの
読み出し、ホームまたはロームデータのクリア、各種モ
ードの設定等)を実行する(ステップA16)。
ロセッサ11は記憶部12に格納されたファームウェア
により無線電話端末1の初期設定終了後図5のフローチ
ャートに入る。
れたシステムIDを読み出し、使用するシステムIDが
登録されているかをチェックする(ステップA21,A
22)。
できるチャンネルをスキャンするように指示する。送受
信機14は強電界のチャネルをスキャンし、セレクトで
きたチャンネルにおいてデータ(システムID)を受信
し、データをプロセッサ11に送信する。その結果プロ
セッサ11はデータを受信する(ステップA23〜A2
5)。
込まれたシステムIDを順に読み出し、この読み出した
システムIDと受信したシステムIDとを比較する。こ
の動作は、一致するかホームテーブルの全システムのI
Dのチェックが終了するまで繰り返す。(ステップ26
〜A28)。
ば(ホームテーブル内のデータと一致するものがない場
合)、ロームテーブルに登録されているシステムIDを
順に読み出し、この読み出したシステムIDと受信した
システムIDとを比較する。この動作は一致するかロー
ムテーブルのシステムIDのチェックが終了するまで繰
り返す(ステップA29〜A31)。
したら、この受信したチャネルは使用できないと判断
し、次のチャネルをスキャンしに行く。全チャネルのス
キャンが終了していれば終了する。(ステップA34)
ステップA31において「YES」であれば(ホ−ムテ
ーブルとロームテーブルに一致したシステムIDがない
場合)、接続テーブル内の確認モードを読む。この確認
モードが「OFF」であれば、プロセッサ11は、記憶
部13内の接続テーブルに受信したシステムIDの書き
込みを行い、待ち受け状態となる(ステップA33)。
この時、接続テーブルの書き換えモードと確認モードは
「OFF」に設定される。
システムIDが登録されていないと、接続テーブル内の
書き換えモードを読み出す。書き換えモードが「ON」
であれば、ステップA23以降の処理を行う。書き換え
モードが「OFF」であれば、通信できる状態にするた
め、ダイアル通信による待ち受け状態になる(ステップ
A38,A39)。
N」であれば、スキャンしたシステムIDをLCD表示
部に表示させ、登録するか確認する。ユーザが登録する
ことを希望するならば「1」をキーボード部4から入力
したことにより、プロセッサ11は接続テーブルにシス
テムIDの書き込みを行い、待ち受け状態になる。これ
によって通信できる状態になり、ダイアル通話による待
ち受け状態になる(ステップA35,A36,A33,
A39)。
キャンしたチャネルを必要とするならば「2」をキーボ
ード部4から入力することにより、プロセッサ11はス
テップ23以降の処理を行う。
設定と確認モードの設定は、図4のステップA16の処
理にあり、キーボード部4から「*999−1」を入力
すると、書き換えモードを「ON」、確認モードを「O
N」にして、図5のフローチャートに入る。キーボード
部4から「*999−2」を入力すると、接続テーブル
内の書き換えモードを「ON」、確認モードを「OF
F」にして、図5のフローチャートに入る。
ーボード部4から「*111」と入力すればLCD表示
部3に表示できる。
ンド入力等で使用している文字数は例で示したものであ
って、他の表示方法を使用したとしても本発明に含まれ
ることは言うまでもない。
ていない場合、接続(使用)したくないシステムIDを
登録することにより、使用するシステムIDをいちいち
調べて使用候補となるシステムIDを片っ端から登録す
る必要がない。どうしても使用したくないシステム(例
えば料金が高い等)だけを登録しておくだけで、操作性
および経済面においても優れた効果を発揮できる。
いる場合、登録するのに相当の工数がかからないので、
使用したくないシステムIDだけを登録することで品質
の向上および操作性の向上が見込める。
一端接続したシステムIDをユーザが次回使用したいの
であれば、特別な操作をする必要がなく以降連続して使
用できる。
ーブルに登録しているため、その内容をLCDに表示さ
せることが出来るので、ユーザは現在使用時のシステム
IDを識別することが出来る。
LCDに表示させることにより、ユーザの目でシステム
IDを確認しながらシステムのIDをスキャンしていけ
る。
に予め使用したくない登録した後、無線携帯電話は、ホ
ームシステム群、ロ−ムシステム群をサーチし、登録し
たシステムと違うシステムが使えることで、同系列シス
テムの隣接に伴うシステム選択の問題を解消することだ
けではなく、経済性の面やサービス面においてもきわめ
て優れたサーチ方式を提供することが出来る。
る。
りコマンドの実行を行うフローチャートである。
うフローチャートである。
Claims (4)
- 【請求項1】 キャリア周波数の異なる複数の無線通信
システムが同一地域内に重複して存在し、無線電話端末
が前記複数の無線通信システムの1つを選択するサーチ
方式において、前記複数の無線通信システムの中で接続
を拒否する無線通信システムの第1のシステムIDを、
予め前記無線電話端末に複数登録する第1の登録手段
と、前記無線電話端末が受信できる無線通信システムの
第2のシステムIDと前記第1の登録手段により登録さ
れた前記複数の第1のシステムIDとを比較する比較手
段と、前記比較手段において一致しなければ前記第2の
システムIDを接続すべき無線通信システムのシステム
IDとして接続する接続手段とを有することを特徴とす
る無線電話装置におけるシステムID複数登録によるサ
ーチ方式。 - 【請求項2】 前記第1の登録手段において、契約した
無線通信システムの中で接続を拒否する第3のシステム
IDの登録場所である第1のテーブルと、契約していな
い無線通信システムの中で接続を拒否する第4のシステ
ムIDの登録場所である第2のテーブルとを有すること
を特徴とする請求項1記載の無線電話装置におけるシス
テムID複数登録によるサーチ方式。 - 【請求項3】 前記比較手段において一致しなければ前
記第2のシステムIDを接続すべき無線通信システムの
システムIDとして登録する第2の登録手段を有するこ
とを特徴とする請求項1または2記載の無線電話装置に
おけるシステムID複数登録によるサーチ方式。 - 【請求項4】 前記比較手段において一致すれば前記第
2のシステムIDを接続すべき無線通信システムのシス
テムIDとして接続しないことを特徴とする請求項1ま
たは2記載の無線電話装置におけるシステムID複数登
録によるサーチ方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26208897A JP2944593B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 無線電話装置におけるシステムid複数登録によるサーチ方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26208897A JP2944593B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 無線電話装置におけるシステムid複数登録によるサーチ方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11103486A JPH11103486A (ja) | 1999-04-13 |
JP2944593B2 true JP2944593B2 (ja) | 1999-09-06 |
Family
ID=17370872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26208897A Expired - Fee Related JP2944593B2 (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 無線電話装置におけるシステムid複数登録によるサーチ方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2944593B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7962135B2 (en) | 2002-01-10 | 2011-06-14 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for efficient selection and acquisition of a wireless communications system |
-
1997
- 1997-09-26 JP JP26208897A patent/JP2944593B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH11103486A (ja) | 1999-04-13 |
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