JP2942609B2 - 粉粒体流量制御装置 - Google Patents

粉粒体流量制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、粉粒体の流量制御装置、特に貯留槽内部か
ら外部に排出される粉粒体の量を応答性良く制御する粉
粒体流量制御装置に関する。
[従来の技術] 従来は、粉粒体貯留槽内に存する粉粒体はスクリュー
等によりかき出す装置により外部に送り出されていた。
しかし、スクリューに向って粉粒体を送り出す機構を
装置の中に組み入れねばならず、しかも外部に送り出す
量には、ばらつきが生じやすかった。また、スクリュー
には無理な方向に力が加わるので、機械の損傷もおこり
やすく、さらには粉粒体の種類によっては、かき出しが
非常に困難なものもあった。
それに加えて、スクリューは回転するための空間が必
要であり、大きな装置が必要でしかも粉粒体を運搬して
いないいわゆるからまわり部分が存在するためにエネル
ギーの効率も悪かった。
こうした不合理を解決するために例えばかき出すこと
をやめて縦型タンクに粉粒体を入れその内部に粉粒体停
滞防止装置を組み込み、さらにタンク下部にタンク内の
粉粒体排出量調整装置を付加させた装置などが考えられ
る。
[発明が解決しようとする課題] しかし、このような従来装置にあっては、粉粒体停滞
防止装置と粉粒体排出調整装置を別個に組み込む必要が
あるため、それらに空間を占有されてしまうあまり、貯
留槽の規模の縮小化等を生じてしまい、効率の低下をま
ねくばかりではなく、2つの別個の装置の連携の問題も
生じていた。
また、同時に外部からの要求量に柔軟に応ずることも
できなかった。
発明の目的 本発明は上記従来の課題に鑑みなされたものであり、
その目的は、簡単で堅固な機構を有し、しかも外部所望
の量に対して適格に追従して粉粒体を供給できるような
粉粒体流量制御装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を解決するために、粉粒体を一時的に貯留
し、下部に粉粒体の出口を有する貯留槽本体と、前記貯
留槽本体の出口下方に一定間隔をあけて配置され、振動
運動により貯留槽本体内の粉粒体を円滑に外部に排出さ
せる受け板と、前記受け板により、貯留槽本体より排出
された粒粉体を受けるように受け板の下方に配置された
一定速度で回転する、受けドラムと、前記受けドラムに
蓄積された粉粒体の重さを測定するロードセルと、前記
ロードセルからの測定値を基にして、受け板の振動強度
と粒粒体の出口の大きさををコントロールするコントロ
ーラとから成り、外部に排出する粉粒体の量を制御する
ことを特徴とする。
[作用] 以上の如く構成される本発明によれば、受け板はモー
タの回転駆動手段によって振動運動をする。よって貯留
槽本体に粉粒体が堆積貯留している際には受け板上の粉
粒体はその水平方向に揺動分散作用を受けることとな
る。
従って、この振動作用により貯留槽内部に生じている
ブリッジを確実に解消させるという効果的な粉粒体停滞
防止作用により貯留槽本体内部に堆積貯留している粉粒
体は円滑に、外側の受けドラムに送り出される。
さらにこの受けドラムは一定速度で回転しているため
にこの受けドラムに対して受けドラム上の粉粒体が外部
ホッパーに落ちるように接合されているスクレーパーに
より外部に排出されることになる。
一方、受けドラムに送り出される粉粒体の量は受け板
に接続されたモータの出力に比例するため、受けドラム
に接続されたロードセルからの重量測定値をもとにし
て、モータの出力をコントロールする一方で、貯留槽本
体下部の粉粒体の出口の大きさをコントロールすること
により、受けドラムに送り出される粉粒体の量を、ひい
ては受けドラムより外部に排出される粉粒体の量を有効
にコントロールすることができる。
[実施例] 以下、図面に基づき本発明の好適な実施例を説明す
る。
第1図は本発明の好適な実施例のひとつであり粉粒体
の流量制御装置を概略縦断面図で示したものである。内
部が粉粒体で満たされた貯留槽本体10の開口底部に所定
間隙を介してその全面に対向する受け板12が配置されて
おり、この受け板12を貯留槽本体10内の下方に配置さ
せ、粉粒体を貯留槽本体10の内部に受領保持する形をと
る。
図より明らかな如く、実施例における受け板12は傘状
の円錐形態を形成し、後述するように貯留槽本体10から
の粉粒体排出作用を促進するよう構成されている。
前記受け板12の下方中央部には支持枠14が受け板12と
一体固定されており、この支持枠14の内部壁部に組み込
まれた軸受16を介し、その周縁に偏心カム18が装着され
た回転軸20が軸支されている。
この結果、モータ26の駆動作用によって受け板12が振
動運動をし、貯留槽本体10内に充填されている粉粒体に
対し後述するようなこれを貯留槽本体10と受け板12との
間の空隙からに排出し、モータによって一定回転してい
る受けドラム5を経てさらにスクレーパー2の作用によ
り外部に排出される。
一方受けドラム5にはロードセル4を付してあるので
受けドラム5内に蓄積されている粉粒体の重量がわか
る。すなわちロードセル内に存するブリッジ回路の重量
による抵抗値の変化による電流の変化をもって重量を測
定するわけである。
本実施例においては、受けドラム5の下部に円周に沿
って等間隔に3個のロードセルを配し、それらの測定値
の平均値をもって受けドラム5に蓄積されている粉粒体
の量を判断し、受け板12に接続した可変モータ26の回転
速度と貯留槽本体下部の粉粒体の出口の大きさを制御す
るようなコントローラを設ける。それによって貯留槽本
体10から受けドラム5に排出されてくる粉粒体の量、ひ
いてはスクレーパー2の作用により外部に排出される粉
粒体の量を有効にコントロールすることとなる。
以下、本発明装置の作用について説明する。
モータ26の駆動により回転軸と共にそれに一体固定さ
れた受け板12が略水平面内で振動運動を開始する。
前述した如く、回転軸は受け板12の中心よりも距離L
だけずれた偏心状態で接続されており、このためモータ
の単純な回転運動は受け板12の振動運動に変換されその
結果、その上部に堆積されている粉粒体を受けドラム5
に排出するような作用を果す。
ここで本実施例においては、前述した如く受け板12は
傘状の円錐型に形成されており、このためその水平面に
おける振動運動は同時に若干の垂直方向における往復揺
動をも伴う。従って、回転軸自体は同一位置で同一方向
に回転させておくだけで水平方向と上下方向の両動作が
組み合わされた複合揺動作用を発生させることができ、
貯留槽本体10内におけるブリッジの発生防止を図りなが
ら貯留槽本体10との間隙からの粉粒体の排出を効果的に
促進させることができる。
加えて、受け板12が円錐状に形成されているため、受
け板12上で粉粒体が滞ることなく連続的かつ速やかに受
けドラム5に向けて非常に効果的に送り出すことができ
る。
また、電動側壁板1は可変モーター26と同時または別
個にコントローラ6の制御作用により自由に上下させる
ことができる。これにより受け板12の振動運動のコント
ロールによる粉粒体排出量のコントロールに加えて補助
的なコントロールをすることができ粉粒体の種類に柔軟
に対応しうるコントロールが可能となる。更に、別にミ
キサを設置することによって混合粉粒体に対しても適応
可能である。
なお、上記実施例においては、受け板12を傘型の円錐
状として形成したが、これに限られることなく、例えば
平面型にしても、基本的に同等の排出効果を得ることが
可能である。
本実施例における粉粒体排出のための振動駆動機構
は、上述の如く主として単一の受け板とこれは偏心軸支
された回転軸及びこれを駆動する駆動手段のみから成
る。従って、非常に簡単な構成で極めて効率良くまた力
学的損失等も最小限に抑制して貯留槽本体内部のブリッ
ジなどもその結果得られる複合揺動作用によって確実に
崩すことが可能であり、またスペース的にも基本動作が
水平面方向における振動であるために受け板の空間と最
小限に抑制し、貯留槽内に粉粒体停滞防止装置を組み入
れかつ貯留槽出口に粉粒体排出量調整装置を付加した場
合よりも功利的に所望の定量排出効果を上げることが可
能である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、貯留槽本体内
で粉粒体を受ける受け板を略水平面内で振動運動させる
ことによって粉粒体を排出させるよう構成したので非常
に簡単な構成で、粉流停滞防止作用の他に予想以上の排
出促進効果が得られ、それとコントローラを連結させた
ために安定した量の粉粒体を外部の要求に適格に追従し
て供給できるようになった。またこれらの機械的強度も
高く保持でき安価なコストで高性能の粉粒体流量制御装
置が実現できた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の構成を示す縦断面図、 第2図は第1図中のII−IIからの概略断面図である。 1……電流側壁板 2……スクレーパー 3……外部ドラムと回転させるための定動モータ 4……ロードセル 5……外部受けドラム 6……コントローラ 7……外部ホッパー 8……受けドラムを回転させるための歯車 9……側壁板駆動装置 10……貯留槽本体 12……受け板 14……受け板支持枠 16……軸受 18……偏心カム 20……スプリング 22……支持板 26……可変モータ 30……ロードセル支持台

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉粒体を一時的に貯留し、下部に粉粒体の
    出口を有する貯留槽本体と、 前記貯留本体の出口下方に一定間隔をあけて配置され、
    振動運動により貯留槽本体内の粉粒体を円滑に外部に排
    出させる受け板と、 前記受け板により、貯留槽本体より排出された粒粉体を
    受けるように、受け板の下方に配置された一定速度で回
    転する外部受けドラムと、 前記外部受けドラムに蓄積された粉粒体の重さを測定す
    るロードセルと、 前記ロードセルからの測定値を基にして、受け板の振動
    強度をコントロールするコントローラとから成り、 外部に排出する粉粒体の量を制御することを特徴とする
    粉粒体流量制御装置。
  2. 【請求項2】粉粒体を一時的に貯留し、下部に粉粒体の
    出口を有する貯留槽本体と、 前記貯留槽本体の出口下方に一定間隔をあけて配置さ
    れ、振動運動により貯留槽本体内の粉粒体を円滑に外部
    に排出させる受け板と、 前記貯留槽本体出口周辺部に設置した電動側壁板と、 前記受け板により、貯留槽本体より排出された粉粒体を
    受けるように、受け板の下方に配置された一定速度で回
    転する外部受けドラムと、 前記外部受けドラムに蓄積された粉粒体の重さを測定す
    るロードセルと、 前記ロードセルからの測定値を基にして、受け板の振動
    強度と前記電動側壁板の位置をコントロールするコント
    ローラとから成り、 外部に排出する粉粒体の量を制御することを特徴とする
    粉粒体流量制御装置。
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