JP2940109B2 - 流体塗布装置 - Google Patents

流体塗布装置

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JP2940109B2 JP2238098A JP23809890A JP2940109B2 JP 2940109 B2 JP2940109 B2 JP 2940109B2 JP 2238098 A JP2238098 A JP 2238098A JP 23809890 A JP23809890 A JP 23809890A JP 2940109 B2 JP2940109 B2 JP 2940109B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、流体塗布物例えばシール材のガラスフリッ
トの塗布に用いられる流体塗布装置に係わる。
〔発明の概要〕
本発明は流体塗布装置に係わり、第1及び第2のロボ
ットによってそれぞれ流体塗布物が供給される少くとも
第1及び第2のノズルの各一方を保持して各ノズルを被
塗布面上にそれぞれ異なる軌跡をもって移行させる機能
を持たしめ、更に第1のロボットに、第2のノズルをも
保持し得るノズル授受機能を持たしめる。
また本発明は、上述の構成において、第1及び第2の
ノズルが互いに衝き合わされることによって互いに閉蓋
し、互いに引離すことによって開放される構成とする。
更に本発明は、上述の構成において、第1及び第2の
ノズルが被塗布面の所定の第1の位置からそれぞれ異な
る軌跡を通って他の所定の第2の位置で一致させて、全
体として閉じた軌跡を描くようにする。
このような構成として流体塗布物の被塗布面への塗布
を均一に、能率よく行うことができるようにする。
〔従来の技術〕
例えば、カラー陰極線管においては、第8図にその一
部を断面とした側面図を示すように、陰極線管管体(10
1)を構成とするファンネル部(101f)の開口端面に、
内面にカラー蛍光体が塗り分けられた蛍光面を有するパ
ネル部(101p)の開口端面が、ガラスフリット(102)
によって気密的に封止されて構成される。
このガラスフリット(102)は、その塗布に当って液
状すなわち流体状であって、これを第9図にそのファン
ネル部(101f)の開口端面を示すように、所定の位置p
から矢印a方向に、例えば図において時計方向に、この
ガラスフリット材を流出するノズルの移動によって塗布
していき、始点pの位置を終点の位置としてノズルを停
止させてパネル(101f)の開口端面の全域に渡ってガラ
スフリット材の塗布を行う。ところが、この場合その始
点及び終点となる位置pにおいてノズルの始点と終点と
が重なり合う場合は、その重なり合いによってこの部分
のフリットの塗布厚が他部に比し大となり、またその始
点と終点の塗布の重なり合いを嫌う場合は、始点と終点
が離間してガラスフリット材の塗布が充分に行われない
部分が生じてくる。
したがって、このような塗布状態をもってファンネル
部(101f)に第8図で説明したパネル部(101p)の接合
がなされる場合、フリットシール材が不充分な部分にお
いては気密性が損われて、管体内を排気して高真空度化
した後に、ここが亀裂の原因となって爆縮事故を生じた
り、真空度を低下させるなどの信頼性の低下を招来す
る。
また、フリット材がその塗布の重なり合いによって必
要以上に大となる部分は、ファンネル部(101f)とパネ
ル部(101p)との接合部からフリット材のはみ出しが生
じ、乾燥後に管体内の塵埃発生の原因となることからこ
れを排除する作業を必要とするなどの不都合を来す。
また、このようなファンネル部(101f)の開口端面に
沿ってノズルを移行させる作業は、管体の口径が大とな
る場合、例えば45インチ型の陰極線管のようにそのファ
ンネル部(101f)の開口端面長、すなわちフリットシー
ルの塗布長が大となる場合、この開口端面の全域に渡っ
てループ状にノズルを移行させて塗布させることは作業
能率が著しく低いという問題がある。このような問題点
を解決する方向としては、例えば第10図に示すように始
点p1から矢印a及びbに示すように時計及び反時計方向
に2つのノズルを異る軌跡上で移動させてその塗布をな
し始点p1と対称位置にある終点p2において両ノズルによ
る塗布を終了するという方法を採ることが考えられる
が、この場合においてもその始点p1及び終点p2における
上述したと同様の塗布むらの問題が依存として生ずる。
このような不都合を回避するものとして例えば第11図
Aに示すように、第1及び第2のノズル(103)及び(1
04)を用い、そのノズル開口端を互いに合致させること
によって互いに閉塞状態とし、第11図Bに示すように両
ノズル(103)及び(104)を互いに離間させることによ
って両者を開放させて、これに供給する例えばガラスフ
リットを流下ないしは滴下するようにし、このような構
成による第1及び第2のノズル(103)及び(104)を用
いて第10図においてその始点p1から、ノズル(103)及
び(104)を互いに逆向きの時計方向及び反時計方向に
すなわち矢印a及びbに示す方向に移行させてガラスフ
リットの塗布をなし、終点p2において再び第11図Aに示
すように、互いのノズル(103)及び(104)の先端を閉
塞させることによって両ノズル(103)及び(104)を閉
塞してその塗布を終了させるという方法がある。しかし
ながら、このような方法による場合、実際上第1のノズ
ル(103)と第2のノズル(104)とを単独にそれぞれ独
立のロボットによって移行させる方法が採られているた
めに両者を第11図Aに示すように互いに位置ずれを来す
ことなく正確に合致させて両者を所定位置で閉蓋させる
ということは機械精度の上などから問題が多く、このよ
うな方法を採る場合においても実際上は塗りむらのない
ガラスフリットの塗布が実現されていない。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明においては、上述した陰極線管管体のファンネ
ル部及びパネル部の接合を行うガラスフリット材の塗布
等の各種接着剤あるいは塗料等の流体塗布物の塗布を、
塗りむらなく均一かつ能率よく行うことができるように
した流体塗布装置を提供する。
〔課題を解決するための手段〕
本発明においては、その一例の正面図を第1図に示
し、その要部の平面図を第2図に示すように、少くとも
第1及び第2のロボット(1)及び(2)と、それぞれ
流体塗布物が供給される少くとも第1及び第2のノズル
(3)及び(4)とを有してなる。
第1及び第2のロボット(1)及び(2)は、それぞ
れ第1及び第2のノズル(3)及び(4)の各一方を保
持して各ノズル(3)及び(4)を流体塗布物を塗布す
る被塗布面(5)上にそれぞれ異なる軌跡をもって移行
させる機能と、第1のロボット(1)に第2のロボット
(2)に保持させたノズル(4)を移行させて第1のロ
ボット(1)によって第1及び第2のノズル(3)及び
(4)を共に保持させるノズル授受機能とを持たしめ
る。
また、本発明においては、第1及び第2のノズル
(3)及び(4)が互いに衝き合わされることによって
互いに閉蓋し、互いに引離すことによって開放される構
成とする。
また、第1及び第2のノズル(3)及び(4)が被塗
布面(5)の所定の第1の位置からそれぞれ異なる軌跡
を通って他の所定の第2の位置で一致させて全体として
閉じたすなわちループ状の軌跡を描かしめる。
〔作用〕
上述の本発明構成によれば、第1及び第2のロボット
(1)及び(2)を用いて2つの第1及び第2のノズル
(3)及び(4)をそれぞれ塗布面上に異なる軌跡をも
って描かしめるようにしたことから、両者の共働によっ
て能率よい流体塗布物の塗布を行うことができるもので
あるが、特に本発明構成においては一方の例えば第1の
ロボット(1)において両ノズルを同時に保持させる態
様を採るようにしたことから、その塗布の始端及び終端
は共通のロボット(1)によって行わしめることがで
き、両者の塗布始端及び終端の位置関係を確実に設定す
ることができる。したがって、両ノズル(3)及び
(4)を互いに塗布始端及び終端で、ずれなく合致及び
開放することができて確実に被塗布面(5)への流体塗
布物の塗布を塗布むらなく均一にかつ能率よく行うこと
ができる。
〔実施例〕
本発明装置の一実施例を第1図ないし第7図を参照し
て詳細に説明する。第1図は本発明装置の主としてロボ
ットの正面図を示すもので、第2図は主としてそのロボ
ット部の平面図を示す。
この例においては、陰極線管管体のファンネル部(10
1f)の開口端面を被塗布面(5)としてこれにガラスフ
リット材による流体塗布物を塗布する場合である。
(6)は例えば第1及び第2のロボット(1)及び
(2)を支持し、ファンネル部(101f)を所定の位置に
設定してその被塗布面(5)を所定位置に設定するベー
スを示す。この被塗布面(5)を有するファンネル部
(101f)は、ベース(6)に設けられたファンネル受部
(7)と、図示しないが、その開口端周縁の一部を衝合
してその位置が設定される。(8)はファンネル部(10
1f)の後方に延長するネック部(101n)を挟持する挟持
体を示す。
第1及び第2のロボット(1)及び(2)は、それぞ
れそのアーム(11)及び(12)の先端に、第1のロボッ
ト(1)のアーム(11)においては、第1及び第3のノ
ズルチャック(21)及び(23)が設けられ、第2のロボ
ット(2)のアーム(12)には第2のノズルチャック
(22)が設けられる。これら第1及び第2のロボット
(1)及び(2)は、そのアーム(11)及び(12)すな
わちこれに設けられた第1,第3及び第2のノズルチャッ
ク(21),(23)及び(22)の取着部が少くとも一水平
面例えばx−y平面内において移動し得るように構成さ
れる。
一方、第3図にそのノズルとノズル保持手段の側面図
を示すように、被塗布面(5)に対する流体塗布物例え
ばガラスフリット材がそれぞれ供給されてその先端から
この流体塗布物が流出するようになされた第1及び第2
のノズル(3)及び(4)が設けられる。これらノズル
(3)及び(4)はそれぞれ例えば可撓性を有する流体
塗布物供給管(33)及び(34)の先端に、ある程度の剛
性を有し、望ましくは多少の柔軟性を有する開口先端に
よって形成される。これらノズル(3)及び(4)は、
その開口端面が互いに合致するように構成され、両者の
合致状態で両者が互いに液密に閉蓋する形状とされる。
そしてこれらノズル(3)及び(4)は、それぞれこ
れらを保持する保持手段(53)及び(54)によって保持
される。
一方の保持手段(53)は、例えば一方のノズル(3)
をその供給管(33)と共に抱持する保持体(53A)を有
し、この保持体(53A)の例えば上端には水平方向x方
向に軸心を有する杆体(53B)が取着される。
他方の保持手段(54)は、同様にその上端に、x方向
に軸心を有する杆体(54B)が取着された保持体(54A)
を有し、これに対して、第2のノズル(4)をその流体
塗布物供給管(34)と共に抱持しx方向に微小に弾性的
に移動し得るように可動保持体(54C)が取付けられ
る。この可動保持体(54C)の保持体(54A)への取付け
は、例えば保持体(54A)の下端に設けた対の腕部(54C
1)及び(54C2)間に安内杆(54D)を、その軸心がx方
向に沿うように差し渡し可動保持体(54C)と、一方の
腕部例えば(54C2)との間にスプリング(54E)を介在
させるとか、エアシリンダによって弾性的に移動可能に
保持する。
一方、両杆体(53B)及び(54B)は、第1及び第2の
ロボット(1)及び(2)のアーム(11)及び(12)の
移行によって互いに同一x軸上に合致連結できるように
例えば杆体(53B)の先端に突起(53F)を設け、他方の
杆体(54B)にはこの突起(53F)を嵌合する凹部(54
F)が設けられる。
また、これら保持手段(53)及び(54)は、それぞれ
第1及び第2のロボット(1)及び(2)のアーム(1
1)及び(12)に設けられた第1〜第3のノズルチャッ
ク(21)〜(23)によって挟着保持されるようになされ
る。
これらチャック(21)〜(23)は、例えばその正面図
を第4図に示し、側面図を第5図に示すように一対の挟
着爪(63a)及び(63d)が互いに弾性的に近接離間する
ようになされて、それぞれ杆体(53B)及び(54B)の所
定位置に設けられたくびれ溝(71)(72)(73)におい
てこれを挟持固定することができるようになされる。
第2図に示されるように、各ロボット(1)及び
(2)には、それぞれ例えばカメラ(81)及び(82)が
設けられる。
ロボット(1)及び(2)は、それぞれ第1及び第2
のノズルチャック(21)及び(22)によって、第1及び
第2のノズル(3)及び(4)の各保持体(53)及び
(54)を挟持して保持した状態で、ベース(6)上に設
定された被塗布面(5)、例えばファンネル部(101f)
の開口端面上をx及びy方向の移動によって第10図で説
明したと同様にその各ノズル(3)及び(4)を一の位
置p1から開口端面に沿って矢印a及びbで示す時計方向
及び反時計方向に互いに異る方向に、すなわち異る軌跡
を採って他の位置p2迄移行させる機能を持つ。
更にこれらロボット(1)及び(2)は、第1のロボ
ット(1)に設けられた第1及び第3の2つのノズルチ
ャック(21)及び(23)によって、第1及び第2のノズ
ル(3)及び(4)を互いに合致閉塞させた状態でこれ
らの保持手段(53)及び(54)の杆体(53B)及び(54
B)のくびれ溝(71)及び(73)で挟着保持する態様
と、その第3のノズルチャック(23)を開放し、第2の
ロボット(2)の第2のノズルチャック(22)によって
第2のノズル(4)の保持手段(54)の杆体(54B)を
そのくびれ溝(72)において挟着して保持し、第1及び
第2のロボット(1)及び(2)のそれぞれの移動によ
って両ノズル(3)及び(4)を独別に移行し得るよう
にする両ノズル(3)及び(4)の授受機能とを持つ。
次に、この塗布装置によってファンネル部(101f)の
開口端面を被塗布面とし、これに流体塗布物としてのフ
リット材の塗布作業を説明する。この場合、ベース
(6)上にファンネル部(101f)を所定位置に設定す
る。このファンネル部(101f)の設定作業時において
は、ノズル(3)及び(4)は、それぞれ保持手段(5
3)及び(54)によって他の位置にあり、これらノズル
(3)及び(4)は、互いにその先端が合致されて閉蓋
されて流体塗布物の漏出が生じないようになされてい
る。ファンネル部(101f)は、ベース(6)の所定位置
に、その外周面の一部と衝合する衝合部(図示せず)、
ファンネル受け部(7)及びネックの挟持体(8)等に
よって所定の位置に設定される。
この態様で例えばロボット(1)及び(2)のカメラ
(81)及び(82)によってファンネル部(5)の位置、
形状等を測定し、そのデータを例えばコンピュータに記
憶させる。
次に、上述した他の位置におかれた両ノズル(3)及
び(4)を、第1のロボット(1)の第1及び第3のノ
ズルチャック(21)及び(23)によって両ノズル(3)
及び(4)が合致閉塞した状態で保持する。すなわち、
上述したように、第1のロボット(1)に取着されたチ
ャック(21)及び(23)によって第6図に示すように両
保持手段(53)及び(54)の杆体(53B)及び(54B)に
設けた第3図で説明したくびれ部(71)及び(73)にお
いて挟持させて保持して両杆体(53B)及び(54B)を同
一の第1のロボット(1)によって保持させる。すなわ
ち、両ノズル(3)及び(4)が互いにずれるなどの流
体塗布物を漏出する不都合を生じさせることなく所定の
位置関係に保持して、例えば第10図で説明した始点p1
位置に持ち来す。この状態で第2のロボット(2)のノ
ズルチャック(22)が第2のくびれ溝(72)において挟
持してこれを保持し、この状態で第1のロボット(1)
の第3のノズルチャック(23)の杆体(54B)に対する
挟持を開放する。この状態で第1及び第2のロボット
(1)及び(2)によって、第7図に示すように、両ノ
ズル(3)及び(4)を互いに合致状態から引離してこ
れらを開放し、先にコンピュータに記憶させておいた被
塗布面(5)、すなわちファンネル部(101f)の開口端
面の位置、形状等のデータに基いて動作(移行)させて
例えば第10図で矢印b及びaで示した反時計方向及び時
計方向に移動させて対称点p2の終点位置に持ち来して、
両ノズル(3)及び(4)を再び合体させる。この合体
は、両ノズル(3)及び(4)の保持体(53)及び(5
4)の杆体(53B)及び(54B)のその先端の突起(53F)
と凹部(54F)の嵌合によって同一x線上で互いに移動
させながら一致させること、さらにノズル(4)の保持
体(54A)の例えばスプリング(54E)によるx方向の弾
性作用によって両ノズル(3)及び(4)の開放端が弾
性的に互いに正対合致させることができる。
この状態で再び第1のロボット(1)の第3のノズル
チャック(23)によって、第2のノズル(4)の保持手
段(54)の杆体(54B)を挟着保持させ、第2のロボッ
ト(2)のノズルチャック(22)を開放して第2のノズ
ル(4)を第1のノズル(3)と共に第1のロボット
(1)に保持させて両者の関係が互いにx方向、y方向
及びz方向に移動することがないように保持させる。こ
の状態で第1のロボット(1)によって両ノズル(3)
及び(4)が他部に持ち来される。
その後、このようにして流体塗布物すなわちこの場合
ガラスフリット材の塗布されたフンネル部(101f)を例
えば他のロボットによって他部へ持ち来して仮焼成が行
われ、さらにこれの上に第8図で説明したパネル部(10
1p)が合致されて焼成されてそのフリットシールがなさ
れる。
このように本発明によれば、ノズル(3)及び(4)
による流体塗布物の塗布の直前及び終了時点において両
ノズルは共通の第1のロボットに保持するようにしたの
で両者はその塗布開始と塗布終了において互いに位置ず
れ等を生じさせることなく確実に一致させて行うことが
でき、塗布むら等の発生をその塗布をその始端及び終端
においても過不足なく良好均一に行うことができる。
尚、上述した例においては、陰極線管管体のファンネ
ル部(101f)対するフリットシール材の塗布に本発明を
適用した場合であるが、このような例に限らず各種流体
塗布物例えば接着剤、塗料等の均一塗布を必要とする流
体塗布に本発明を適用することができる。
〔発明の効果〕
上述したように本発明によれば、第1及び第2のロボ
ット(1)及び(2)によってそれぞれ第1及び第2の
ノズル(3)及び(4)を移動させてその被塗布面
(5)への塗布を行うものであるが、その塗布開始時及
び終了時には同一のロボットによって両者を保持するよ
うにしたことから互いにその位置ずれを発生することが
なく、不要な流体塗布物の漏出や塗布不足を生じること
がなく確実にその塗布を行うことができ、また両ノズル
を互いに逆方向に移動させてループ状を描くようにする
ことによって例えば45インチ型等の大口径の陰極線管の
ファンネル部へのフリットシール材の塗布においても、
その塗布を能率よくかつ均一に行うことかできるので信
頼性の高い陰極線管管体を得ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明装置の一例の略線的正面図、第2図はそ
の要部の平面図、第3図はノズル保持手段の一例の側面
図、第4図及び第5図はそれぞれのノズルチャックの一
例の正面図及び側面図、第6図はノズルチャックの一例
の1の保持態様を示す正面図、第7図はノズルチャック
の一例の他の保持態様を示す正面図、第8図は流体塗布
態様の説明に供する陰極線管の一部を断面とした側面
図、第9図及び第10図はそれぞれフリットの塗布態様の
各例を示す図、第11図A及びBはノズルの閉蓋状態及び
開蓋状態を示す略線的断面図である。 (1)及び(2)は第1及び第2のロボット、(3)及
び(4)は第1及び第2のノズル、(5)は被塗布面、
(21)〜(23)は第1〜第3のノズルチャック、(53)
及び(54)はノズル保持手段である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B05C 5/00 101 B05C 5/02 B05B 3/00 B05D 1/26 H01J 7/26

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少くとも第1及び第2のロボットと、 それぞれ流体塗布物が供給される少くとも第1及び第2
    のノズルとを有し、 上記第1及び第2のロボットは、それぞれ上記第1及び
    第2のノズルの各一方を保持して各ノズルを被塗布面上
    にそれぞれ異る軌跡をもって移行させる機能を有し、 上記第1のロボットは、上記第2のノズルを保持させる
    ノズル授受機能を有する ことを特徴とする流体塗布装置。
  2. 【請求項2】第1及び第2のノズルが互いに衝き合わさ
    れることによって互いに閉蓋し、互いに引離すことによ
    って開放される第1項記載の流体塗布装置。
  3. 【請求項3】第1及び第2のノズルが被塗布面の所定の
    第1の位置からそれぞれ異なる軌跡を通って他の所定の
    第2の位置で一致させて、全体として閉じた軌跡を描く
    第1項記載の流体塗布装置。
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