JP2937601B2 - 付加サービス競合管理方法および装置 - Google Patents

付加サービス競合管理方法および装置

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JP2937601B2
JP2937601B2 JP1085092A JP1085092A JP2937601B2 JP 2937601 B2 JP2937601 B2 JP 2937601B2 JP 1085092 A JP1085092 A JP 1085092A JP 1085092 A JP1085092 A JP 1085092A JP 2937601 B2 JP2937601 B2 JP 2937601B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交換システムにおいて
付加サービスの競合を管理する付加サービス競合管理方
法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】交換システムでは種々の付加サービスを
提供しているが、複数の付加サービス間で互いに競合す
る場合がある。このような競合を管理する従来の競合管
理方式は、付加サービス毎に付加サービス競合管理で付
加サービス管理番号を割り当てて、他のサービスとの競
合動作の可、不可を表わすマトリックスデータを設定し
ておき、更に現在実行中の付加サービスリストを保持し
て、付加サービス競合管理で管理する付加サービス競合
管理番号によって、起動中の付加サービスと新たに起動
する付加サービス候補もしくは新たに起動するサービス
候補同士の競合動作の可否をマトリックスデータにより
判断するという方式であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の交換シ
ステムが提供する付加サービス競合管理方式では、付加
サービス毎に、付加サービス競合管理で管理される番号
と、他の付加サービスとの競合動作の可、不可を表わす
マトリックスデータとを与えていた。このように従来
は、各付加サービス毎に他の付加サービスとの競合管理
データが必要であるために、新しく付加サービスを提供
(追加)する場合は、この付加サービスの他の付加サー
ビスに対する競合管理データを追加すると共に、他の付
加サービスの競合管理データに、新しく追加した付加サ
ービスの競合動作可/不可データを追加しなければなら
ず、マトリックスデータの設定に時間がかかるという問
題点があった。
【0004】そこで本発明の目的は、新しい付加サービ
スを追加する場合に、追加するデータ量が少なくて済
み、追加時の処理が容易な付加サービス競合管理方法お
よび装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の付
加サービス競合管理方法は、基本呼制御中の処理で付加
サービスを起動するきっかけとなる要素毎に各付加サー
ビスの起動のきっかけとなるか否かを定義した第1の情
報と、交換システムが提供するリソース要素毎に各付加
サービス起動時にそのリソースを使用するか否かを定義
した第2の情報と、付加サービス実行後に基本呼制御が
行う処理毎に相反する2つの作用のいずれか一方を作用
属性として定義した第3の情報とを付加サービス毎に保
持し、第1の情報および第2の情報により、競合を判断
する複数の付加サービス間で付加サービスの起動のきっ
かけおよび付加サービス起動時に使用するリソースが同
一か否かを調べ、きっかけおよびリソースが全て異なる
場合には競合しないと判断し、きっかけおよびリソース
の少なくとも一つが同一の場合には、更に第3の情報に
より、競合を判断する複数の付加サービス間で作用属性
が相反していないかを調べ、作用属性が相反していない
場合には競合しないと判断し、相反している場合には競
合すると判断するものである。
【0006】請求項2記載の発明の付加サービス競合管
理方法は、請求項1記載の発明において、基本呼制御中
に付加サービス起動を決定する可能性のある点を設け、
この点を通過する度に付加サービス起動の可能性を調
べ、競合を判断する複数の付加サービスを決定するよう
にしたものである。
【0007】請求項3記載の発明の付加サービス競合管
理装置は、基本呼制御中の処理で付加サービスを起動す
るきっかけとなる要素毎に各付加サービスの起動のきっ
かけとなるか否かを定義した第1の情報、交換システム
が提供するリソース要素毎に各付加サービス起動時にそ
のリソースを使用するか否かを定義した第2の情報、お
よび付加サービス実行後に基本呼制御が行う処理毎に相
反する2つの作用のいずれか一方を作用属性として定義
した第3の情報を付加サービス毎に保持する記憶手段
と、第1の情報および第2の情報により、競合を判断す
る複数の付加サービス間で付加サービスの起動のきっか
けおよび付加サービス起動時に使用するリソースが同一
か否かを調べ、きっかけおよびリソースが全て異なる場
合には競合しないと判断する第1の判断手段と、この第
1の判断手段によつて、きつかけおよびリソースの少な
くとも一つが同一であると判断された場合に、第3の情
報により、競合を判断する複数の付加サービス間で作用
属性が相反していないかを調べ、作用属性が相反してい
ない場合には競合しないと判断し、相反している場合に
は競合すると判断する第2の判断手段と、第1の判断手
段または第2の判断手段によって競合しないと判断され
た場合に付加サービスを実行する付加サービス実行手段
とを備えたものである。
【0008】この付加サービス競合管理装置では、第1
の判断手段によって、第1の情報および第2の情報によ
り、競合を判断する複数の付加サービス間で付加サービ
スの起動のきっかけおよび付加サービス起動時に使用す
るリソースが同一か否かが調べられ、きっかけおよびリ
ソースが全て異なる場合には競合しないと判断される。
一方、きっかけおよびリソースの少なくとも一つが同一
の場合には、第2の判断手段によって、第3の情報によ
り、競合を判断する複数の付加サービス間で作用属性が
相反していないかが調べられ、作用属性が相反していな
い場合には競合しないと判断され、相反している場合に
は競合すると判断される。そして、第1の判断手段また
は第2の判断手段によって競合しないと判断された場合
には、付加サービス実行手段によって付加サービスが実
行される。なお、この明細書で「リソースの競合」は単
に同一のリソースを使用できるかどうかという観点から
とらえている。したがって、作用属性が相反しない、す
なわちリソースの使用方法が矛盾しない場合には複数の
サービスが同一のリソースを共有しても問題なくサービ
スを提供できる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1ないし図8は本発明の一実施例に係る
ものである。
【0010】図4は本実施例における交換システムの要
部を示すブロック図である。この交換システム1は、加
入者34、35が接続される通話路スイッチネットワー
ク31と、この通話路スイッチネットワーク31を制御
する中央処理装置32と、この中央処理装置32に接続
された主記憶装置33とを備えている。
【0011】図1は本実施例における交換システムの機
能を示す機能ブロック図である。この交換システム1
は、複数の付加サービス間の競合を分析する付加サービ
ス競合分析部2と、付加サービス起動候補を決定する付
加サービス分析部3と、交換システムにおける基本呼制
御処理を行う基本呼制御部4と、付加サービスを実行、
制御する付加サービス制御部5等によって構成されてい
る。これらは、図4の中央処理装置32が、主記憶装置
33に格納されたプログラムを実行することによって実
現される。
【0012】本実施例では、基本呼制御部4による基本
呼制御中に付加サービス起動を決定する可能性のある点
(以下、付加サービス起動チェックポイントと記す。)
を埋め込み、この点を通過する度に付加サービス起動の
可能性をチェックし、付加サービス分析部3によって付
加サービス起動の候補を決定するようになっている。そ
して、付加サービス競合分析部2により、起動中の付加
サービスと起動候補となった付加サービス間、あるい
は、起動候補となった複数の付加サービス間の競合チェ
ックを行い、競合しないと判断された場合に、付加サー
ビス制御部5により付加サービスを実行するようになっ
ている。
【0013】図2は、図1の付加サービス競合分析部の
構成を示す説明図である。この付加サービス競合分析部
2は、付加サービス毎に用意された付加サービス競合管
理データ6、7、8、9…と、付加サービス競合チェッ
クプログラム12とを備えている。付加サービス競合チ
ェックプログラム12は、付加サービス起動候補決定時
に、他の付加サービスが起動中であるか、もしくは複数
の付加サービスの起動候補が決定したときに、起動中の
付加サービスと決定した付加サービス起動候補間または
決定した複数の付加サービス起動候補間の付加サービス
競合チェックを行う。
【0014】また、各付加サービス競合管理データ6〜
9は、それぞれ、基本呼制御中の処理で付加サービスを
起動するきっかけとなる発信/着信/フックフラッシュ
等に分類したカテゴリ要素毎に付加サービス起動のきっ
かけとなるか否か、および交換システムが提供するリソ
ースを分類したリソース要素毎に付加サービス起動時に
そのリソースを使用するか否かを定義した付加サービス
実行データ10と、発呼を進める/拒否する、着呼を進
める/拒否する、転送を拒否する/しない等の付加サー
ビス実行後に基本呼制御が行う処理(発呼/着呼/転送
等)毎に相反する2つの作用(進める/拒否する、拒否
する/拒否しない等)のいずれか一方を作用属性して
定義した付加サービス作用属性データ11とを有してい
る。
【0015】図3は本実施例の付加サービス競合管理装
置の要部を示す機能ブロック図である。この付加サービ
ス競合管理装置は、付加サービス実行データ10および
付加サービス作用属性データ11を付加サービス毎に保
持する記憶手段20と、付加サービス実行データ10に
より、競合を判断する複数の付加サービス間で付加サー
ビスの起動のきっかけおよび付加サービス起動時に使用
するリソースが同一か否かを調べ、きっかけおよびリソ
ースが全て異なる場合には競合しないと判断する第1の
判断手段21と、この第1の判断手段21によって、き
っかけおよびリソースの少なくとも一つが同一であると
判断された場合に、付加サービス作用属性データ11に
より、競合を判断する複数の付加サービス間で作用属性
が相反していないかを調べ、作用属性が相反していない
場合には競合しないと判断し、相反している場合には競
合すると判断する第2の判断手段22と、第1の判断手
段21または第2の判断手段22によって競合しないと
判断された場合に付加サービスを実行する付加サービス
実行手段23とを備えている。記憶手段20および判断
手段21、22は図1の付加サービス競合分析部2によ
って実現され、付加サービス実行手段23は図1の付加
サービス制御部5によって実現される。
【0016】図5は付加サービス実行データ10の構成
を示す説明図である。本実施例では、付加サービス実行
データ10を例えば、1ビット毎に意味を持てるアンサ
インド(unsigned)型16ビットデータとす
る。図5中の表は、縦軸13に付加サービスxを設け、
横軸14に基本呼制御中の処理で付加サービスを起動す
るきっかけとなる発信/着信/フックフラッシュ等に分
類したカテゴリ要素および交換システムが提供するリソ
ースを分類したリソース要素をa〜zで表わして設け、
付加サービスxが各要素に該当する場合を“1”で表わ
し、該当しない場合を“0”で表わすことにより、付加
サービスと付加サービス起動のきっかけおよび使用する
リソースの関係を示す、付加サービスカテゴリ/リソー
ス要素定義構成表である。そして、各要素を付加サービ
ス実行データ10の各ビットに対応させ、要素の値が
“1”のときは“1”を、要素の値が“0”のときは
“0”を各ビットに割り当てて管理している。
【0017】図6は付加サービス作用属性データ11の
構成を示す説明図である。本実施例では、付加サービス
作用属性データ11を例えば、キャラクタ型(char
型)の要素毎の配列データとする。図6中の表は、縦軸
15に、発呼を進める/拒否する、着呼を進める/拒否
する、転送を拒否する/しない等の付加サービス実行後
に基本呼制御が行う処理(発呼/着呼/転送等)をA〜
Zで表わして設け、横軸16に付加サービスxを設け、
各処理毎に相反する作用(進める/拒否する、拒否する
/拒否しない等)を正負の値で属性として定義し、付加
サービスと付加サービス実行後に基本呼制御が行う処理
の関係を示す、付加サービス作用属性要素定義構成表で
ある。作用の属性値には次のような値を割り当てて、各
作用を付加サービス作用属性データ11の配列に対応さ
せ、管理している。 2:必ずアクティブに作用する。 1:アクティブに作用する場合がある 0:関係ない。 −1:ネガティブに作用する場合がある。 −2:必ずネガティブに作用する。
【0018】次に、図7および図8を参照して本実施例
の動作について説明する。
【0019】図7は呼制御処理を示すフローチャートで
ある。この呼制御処理では、ステップ(以下、Sと記
す。)101において、図1の基本呼制御部4による基
本呼制御処理中に、S102で付加サービス起動チェッ
クポイントを検出すると、S103で、図1の付加サー
ビス分析部3により、起動する付加サービスが存在する
かをチェックする付加サービス起動候補決定プログラム
を起動し、起動候補となった付加サービス識別子を獲得
する。このとき、複数の付加サービス起動候補が挙がる
ときがあり、この場合は、起動候補となった複数の付加
サービスの付加サービス識別子を獲得する。次に、S1
04で付加サービス起動候補が決定したか否かを判断
し、決定しない場合(“N”)はS101の基本呼制御
処理に戻る。
【0020】一方、S104で付加サービス起動候補が
決定した場合(“Y”)は、S105で、複数の付加サ
ービスが起動されるか否かを判断する。複数の付加サー
ビスが起動される場合とは、複数の付加サービス起動候
補が決定した場合、もしくは付加サービス実行リストデ
ータより起動する付加サービス識別子が登録されている
かをチェックし、決定した付加サービス識別子とは異な
る付加サービス識別子が登録されていた場合(現在付加
サービス起動中であることを表わす。)である。そし
て、複数の付加サービスが起動されない場合(“N”)
は、S110で図1の付加サービス制御部5の付加サー
ビス制御プログラムを起動して、終了する。
【0021】一方、S105で複数の付加サービスが起
動されると判断された場合(“Y”)には、新しい付加
サービス起動候補が挙がったとして、S106で、獲得
した付加サービス識別子を付加サービス実行リストデー
タに設定し、S107で、付加サービス実行リストデー
タに加えた付加サービス数を付加サービス実行カウンタ
に加算する。次に、S108で、前述の付加サービス実
行リストデータと付加サービス実行カウンタデータを入
力パラメータとして、図1および図2に示す付加サービ
ス競合分析部2の付加サービス競合チェックプログラム
を起動する。なお、図7のS103からS107は、図
1の付加サービス分析部3の動作に対応する。
【0022】図8は付加サービス競合チェックプログラ
ムによる動作を示すフローチャートである。この動作で
は、まずS113で、入力パラメータで指定された付加
サービス実行リストデータの付加サービス識別子と付加
サービス実行カウンタをチェックし、問題あり(“N
G”)ならば、S121で、該エラー要因をリターン値
に設定し、付加サービス競合チェック処理を終了する。
すなわち、付加サービス実行リスト指定付加サービス識
別子エラーあるいは付加サービス実行カウンタエラーを
返す。一方、S113で入力パラメータが問題なし
(“OK”)ならば、S114で、付加サービス実行カ
ウンタ値をチェックし、値が“1”ならばS120で、
競合しないことを示す競合チェックOKをリターン値に
設定し、付加サービス競合チェック処理を終了する。
【0023】一方、S114で付加サービス実行カウン
タ値が“1”を越えている場合は、競合チェック処理を
行う。この競合チェック処理では、まずS115で、入
力された付加サービス実行リストの付加サービス識別子
から各付加サービスの付加サービス実行データ10を獲
得し、次にS116で、各付加サービス対応の付加サー
ビス実行データ10より基本呼制御中の処理で付加サー
ビスを起動するきっかけおよび付加サービス実行時に使
用するリソースを表わした各要素の論理積を求め、この
論理積が“0”か“0”でない(“0”を越えている)
かを判断する。この論理積の値が“0”であるときに
は、S120で付加サービス競合チェックOKをリター
ン値に設定し、付加サービス競合チェック処理を終了す
る。なお、論理積の値が“0”になるのは、複数の付加
サービス間できっかけおよびリソースが全て異なる場合
である。また、S116は図3の第1の判断手段21の
動作に対応する。
【0024】一方、S116で論理積が“0”でない
(“0”を越えている)場合は、付加サービス実行チェ
ックエラーとして、S117で、付加サービス実行リス
トに指定された付加サービス識別子から各付加サービス
の付加サービス作用属性データ11を獲得する。次にS
118で、付加サービス実行後に基本呼制御が行う処理
が相反していないかを判定するため、獲得した付加サー
ビス作用属性データの、付加サービス実行後に基本呼制
御が行う処理毎の作用属性値の論理積を求める。次にS
119で、この付加サービス実行後に基本呼制御が行う
処理毎の作用属性値の論理積値の最低値が、0以上であ
るか負であるかを判断する。そして、最低値が0以上で
あるとき(“>=0”)は、作用が相反していないため
に競合しないと判断して、S120で付加サービス競合
チェックOKをリターン値に設定し、付加サービス競合
チェック処理を終了する。一方、最低値が負であるとき
(“<0”)は、競合すると判断して、S121で付加
サービス競合エラーを返す。なお、S119は図3の第
2の判断手段22の動作に対応する。
【0025】図8の付加サービス競合チェック処理が終
了すると、図7の呼制御処理に戻り、S109で、付加
サービス競合チェックOKか否かを判断する。付加サー
ビス競合チェックOK時(“Y”)は、S110で、該
付加サービスに対応する図1に示す付加サービス制御部
5の付加サービス制御プログラムを起動し、終了する。
一方、付加サービス競合チェックNG時(“N”)は、
S111で付加サービス実行カウンタを減算し、S11
2で該付加サービス識別子を付加サービス実行リストよ
り削除(“0”にクリア)する。これによって、付加サ
ービス制御を終了し、基本呼制御処理に戻る。なお、S
109、111、112は図1の付加サービス分析部3
の動作に対応する。
【0026】このように本実施例によれば、付加サービ
ス毎に用意され、それぞれ、付加サービス実行データ1
0と付加サービス作用属性データ11とを有する付加サ
ービス競合管理データによって、複数の付加サービス間
の競合を判断するようにしたので、交換システムに新し
い付加サービスを追加する場合、追加する付加サービス
の付加サービス競合管理データを追加するだけで良く、
既に提供されている他の付加サービスの付加サービス競
合管理データを変更、追加しなくても良いため、追加す
る分析データの増加量が少なくて済み、また、追加時の
処置も容易になる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、付
加サービス毎に用意され、それぞれ、基本呼制御中の処
理で付加サービスを起動するきっかけとなる要素毎に各
付加サービスの起動のきっかけとなるか否かを定義した
第1の情報と、交換システムが提供するリソース要素毎
に各付加サービス起動時にそのリソースを使用するか否
かを定義した第2の情報と、付加サービス実行後に基本
呼制御が行う処理毎に相反する2つの作用のいずれか一
を作用属性として定義した第3の情報とに基づいて、
複数の付加サービス間の競合を判断するようにしたの
で、新しい付加サービスを追加する場合には、追加する
付加サービスについての前述の第1ないし第3のデータ
を追加するだけで良く、追加するデータ量が少なくて済
み、追加時の処理が容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における交換システムの機能
を示す機能ブロック図である。
【図2】図1の付加サービス競合分析部の構成を示す説
明図である。
【図3】一実施例の付加サービス競合管理装置の要部を
示す機能ブロック図である。
【図4】一実施例における交換システムの要部を示すブ
ロック図である。
【図5】一実施例における付加サービス実行データの構
成を示す説明図である。
【図6】一実施例における付加サービス作用属性データ
の構成を示す説明図である。
【図7】一実施例における呼制御処理を示すフローチャ
ートである。
【図8】一実施例における付加サービス競合チェックプ
ログラムによる動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 交換システム 2 付加サービス競合分析部 3 付加サービス分析部 4 基本呼制御部 5 付加サービス制御部 6〜9 付加サービス競合管理データ 10 付加サービス実行データ 11 付加サービス作用属性データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−48891(JP,A) 特開 平2−51958(JP,A) 特開 平4−334195(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 3/42 - 3/58 H04Q 3/545 H04Q 3/58

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基本呼制御中の処理で付加サービスを起
    動するきっかけとなる要素毎に各付加サービスの起動の
    きっかけとなるか否かを定義した第1の情報と、交換シ
    ステムが提供するリソース要素毎に各付加サービス起動
    時にそのリソースを使用するか否かを定義した第2の情
    報と、付加サービス実行後に基本呼制御が行う処理毎に
    相反する2つの作用のいずれか一方を作用属性として定
    義した第3の情報とを付加サービス毎に保持し、 前記第1の情報および第2の情報により、競合を判断す
    る複数の付加サービス間で付加サービスの起動のきっか
    けおよび付加サービス起動時に使用するリソースが同一
    か否かを調べ、 きっかけおよびリソースが全て異なる場合には競合しな
    いと判断し、 きっかけおよびリソースの少なくとも一つが同一の場合
    には、更に前記第3の情報により、競合を判断する複数
    の付加サービス間で作用属性が相反していないかを調
    べ、 作用属性が相反していない場合には競合しないと判断
    し、相反している場合には競合すると判断することを特
    徴とする付加サービス競合管理方法。
  2. 【請求項2】 基本呼制御中に付加サービス起動を決定
    する可能性のある点を設け、この点を通過する度に付加
    サービス起動の可能性を調べ、競合を判断する複数の付
    加サービスを決定することを特徴とする請求項1記載の
    付加サービス競合管理方法。
  3. 【請求項3】 基本呼制御中の処理で付加サービスを起
    動するきっかけとなる要素毎に各付加サービスの起動の
    きっかけとなるか否かを定義した第1の情報と、交換シ
    ステムが提供するリソース要素毎に各付加サービス起動
    時にそのリソースを使用するか否かを定義した第2の情
    報と、付加サービス実行後に基本呼制御が行う処理毎に
    相反する2つの作用のいずれか一方を作用属性として定
    義した第3の情報とを付加サービス毎に保持する記憶手
    段と、 前記第1の情報および第2の情報により、競合を判断す
    る複数の付加サービス間で付加サービスの起動のきっか
    けおよび付加サービス起動時に使用するリソースが同一
    か否かを調べ、きっかけおよびリソースが全て異なる場
    合には競合しないと判断する第1の判断手段と、 この第1の判断手段によって、きっかけおよびリソース
    の少なくとも一つが同一であると判断された場合に、前
    記第3の情報により、競合を判断する複数の付加サービ
    ス間で作用属性が相反していないかを調べ、作用属性が
    相反していない場合には競合しないと判断し、相反して
    いる場合には競合すると判断する第2の判断手段と、 前記第1の判断手段または第2の判断手段によって競合
    しないと判断された場合に付加サービスを実行する付加
    サービス実行手段とを具備することを特徴とする付加サ
    ービス競合管理装置。
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