JP2936997B2 - 映像混合装置 - Google Patents
映像混合装置Info
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- JP2936997B2 JP2936997B2 JP4056694A JP4056694A JP2936997B2 JP 2936997 B2 JP2936997 B2 JP 2936997B2 JP 4056694 A JP4056694 A JP 4056694A JP 4056694 A JP4056694 A JP 4056694A JP 2936997 B2 JP2936997 B2 JP 2936997B2
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- Japan
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- video
- signal
- super
- mixing
- video signal
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は映像混合装置に係り、特
にスーパープレビュー機能を有する映像混合装置に関す
る。
にスーパープレビュー機能を有する映像混合装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】ベース映像信号とスーパーインポーズ用
の映像信号とを混合して出力する映像混合装置には、そ
の合成結果を事前にモニタで確認することができるスー
パープレビュー機能を備えているものがある。この種の
映像混合装置では、一般に、出力映像信号（以下、ＬＩ
ＮＥ出力という。）を生成するための映像混合増幅回路
の他に、スーパープレビュー出力を得るために映像混合
増幅回路が設けられている。
の映像信号とを混合して出力する映像混合装置には、そ
の合成結果を事前にモニタで確認することができるスー
パープレビュー機能を備えているものがある。この種の
映像混合装置では、一般に、出力映像信号（以下、ＬＩ
ＮＥ出力という。）を生成するための映像混合増幅回路
の他に、スーパープレビュー出力を得るために映像混合
増幅回路が設けられている。
【０００３】図７は、スーパープレビュー機能を有する
映像混合装置の従来例を示すブロック図である。同図に
おいて、映像混合増幅回路１０１は、３つのベース映像
信号Ａ、Ｂ及びＣとスーパーインポーズ用映像信号Ｓと
を入力し、ベースキー信号Ａ／Ｂ−Ｋ及びＣＫとスーパ
ーキー信号ＳＫとに従って映像合成を行い、ＬＩＮＥ出
力を生成する。他方、映像混合増幅回路１０２は、同じ
く３つのベース映像信号Ａ、Ｂ及びＣとスーパーインポ
ーズ用映像信号Ｓとを入力し、ベースキー信号Ａ／Ｂ−
Ｋ及びＣＫとスーパーキー信号ＳＰＶＷＫとに従って映
像合成を行い、スーパープレビュー出力を生成する。
映像混合装置の従来例を示すブロック図である。同図に
おいて、映像混合増幅回路１０１は、３つのベース映像
信号Ａ、Ｂ及びＣとスーパーインポーズ用映像信号Ｓと
を入力し、ベースキー信号Ａ／Ｂ−Ｋ及びＣＫとスーパ
ーキー信号ＳＫとに従って映像合成を行い、ＬＩＮＥ出
力を生成する。他方、映像混合増幅回路１０２は、同じ
く３つのベース映像信号Ａ、Ｂ及びＣとスーパーインポ
ーズ用映像信号Ｓとを入力し、ベースキー信号Ａ／Ｂ−
Ｋ及びＣＫとスーパーキー信号ＳＰＶＷＫとに従って映
像合成を行い、スーパープレビュー出力を生成する。
【０００４】スーパーキー信号制御回路１０３は、スー
パープレビュー用のスーパーキー信号ＳＰＶＷＫを入力
し、スーパーＯＮ／ＯＦＦ制御信号に従ってスーパーキ
ー信号ＳＫを映像混合増幅回路１０１へ出力する。即
ち、スーパーＯＦＦの時には映像信号Ｓがスーパーイン
ポーズされず、スーパーＯＮの時にスーパーインポーズ
されるＬＩＮＥ出力用スーパーキー信号ＳＫを出力す
る。従って、このスーパーＯＮ／ＯＦＦ制御信号によっ
てスーパーＯＦＦにしておけば、スーパーインポーズ用
映像信号Ｓを他のベース映像信号に合成したＬＩＮＥ出
力に先立って、同じ合成映像となるスーパープレビュー
出力を映像混合増幅回路１０２から得ることができ、事
前に合成映像をモニタで確認することができる。
パープレビュー用のスーパーキー信号ＳＰＶＷＫを入力
し、スーパーＯＮ／ＯＦＦ制御信号に従ってスーパーキ
ー信号ＳＫを映像混合増幅回路１０１へ出力する。即
ち、スーパーＯＦＦの時には映像信号Ｓがスーパーイン
ポーズされず、スーパーＯＮの時にスーパーインポーズ
されるＬＩＮＥ出力用スーパーキー信号ＳＫを出力す
る。従って、このスーパーＯＮ／ＯＦＦ制御信号によっ
てスーパーＯＦＦにしておけば、スーパーインポーズ用
映像信号Ｓを他のベース映像信号に合成したＬＩＮＥ出
力に先立って、同じ合成映像となるスーパープレビュー
出力を映像混合増幅回路１０２から得ることができ、事
前に合成映像をモニタで確認することができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の映像混合装置では、スーパープレビュー出力を得る
ためにＬＩＮＥ出力を生成するための映像混合増幅回路
１０１と同じ構成を有する映像混合増幅回路１０２を別
個に設ける必要があり、特に合成映像数が増大すると配
線の複雑化及び回路規模の増大を招いていた。
来の映像混合装置では、スーパープレビュー出力を得る
ためにＬＩＮＥ出力を生成するための映像混合増幅回路
１０１と同じ構成を有する映像混合増幅回路１０２を別
個に設ける必要があり、特に合成映像数が増大すると配
線の複雑化及び回路規模の増大を招いていた。
【０００６】本発明の目的は、簡単な構成でスーパープ
レビュー出力を得ることができる映像混合装置を提供す
ることにある。
レビュー出力を得ることができる映像混合装置を提供す
ることにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明による映像混合装
置は、複数の映像信号を混合して得られる合成映像を事
前にモニタで確認できるスーパープレビュー機能を備え
た映像混合装置において、複数のベース映像信号とスー
パーインポーズ用映像信号とを入力し、所望の合成映像
を生成するための少なくとも１つのベースキー信号及び
スーパーキー信号に従って前記ベース映像信号及び前記
スーパーインポーズ用映像信号から合成映像信号を生成
可能な第１映像混合手段と、前記第１映像混合手段から
出力される合成映像信号と前記スーパーインポーズ用映
像信号とを前記スーパーキー信号に従って混合し、スー
パープレビュー用の合成映像信号を生成する第２映像混
合手段と、前記第１映像混合手段に入力される前記スー
パーキー信号を、制御に応じて前記スーパーインポーズ
用映像信号を前記ベース映像信号と混合させないように
非混合キー信号に変換することも可能なキー信号変換手
段と、からなることを特徴とする。
置は、複数の映像信号を混合して得られる合成映像を事
前にモニタで確認できるスーパープレビュー機能を備え
た映像混合装置において、複数のベース映像信号とスー
パーインポーズ用映像信号とを入力し、所望の合成映像
を生成するための少なくとも１つのベースキー信号及び
スーパーキー信号に従って前記ベース映像信号及び前記
スーパーインポーズ用映像信号から合成映像信号を生成
可能な第１映像混合手段と、前記第１映像混合手段から
出力される合成映像信号と前記スーパーインポーズ用映
像信号とを前記スーパーキー信号に従って混合し、スー
パープレビュー用の合成映像信号を生成する第２映像混
合手段と、前記第１映像混合手段に入力される前記スー
パーキー信号を、制御に応じて前記スーパーインポーズ
用映像信号を前記ベース映像信号と混合させないように
非混合キー信号に変換することも可能なキー信号変換手
段と、からなることを特徴とする。
【０００８】
【作用】第１映像混合手段は、複数のベース映像信号と
スーパーインポーズ用映像信号とを入力しベースキー信
号及びスーパーキー信号に従って合成映像信号を生成可
能に構成されている。この第１映像混合手段からの出力
信号を用いて、第２映像混合手段はスーパーインポーズ
用映像信号をスーパーキー信号信号に従って混合しスー
パープレビュー用の合成映像信号を生成する。なお、第
１映像混合手段の出力は、必要に応じてベースキー信号
に従って複数のベース映像信号の合成映像信号を生成す
ると同時に、スーパーキー信号に従ってスーパーインポ
ーズ用映像信号を合成することも可能に構成されている
が、プレビュー時にはキー信号変換手段によりスーパー
キー信号が非混合キー信号に変換されるためスーパーイ
ンポーズ用映像信号は合成されない。
スーパーインポーズ用映像信号とを入力しベースキー信
号及びスーパーキー信号に従って合成映像信号を生成可
能に構成されている。この第１映像混合手段からの出力
信号を用いて、第２映像混合手段はスーパーインポーズ
用映像信号をスーパーキー信号信号に従って混合しスー
パープレビュー用の合成映像信号を生成する。なお、第
１映像混合手段の出力は、必要に応じてベースキー信号
に従って複数のベース映像信号の合成映像信号を生成す
ると同時に、スーパーキー信号に従ってスーパーインポ
ーズ用映像信号を合成することも可能に構成されている
が、プレビュー時にはキー信号変換手段によりスーパー
キー信号が非混合キー信号に変換されるためスーパーイ
ンポーズ用映像信号は合成されない。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【００１０】図１は、本発明による映像混合装置の一実
施例を示すブロック図である。同図において、第１映像
混合手段としての映像混合増幅回路１は、３つのベース
映像信号Ａ、Ｂ及びＣとスーパーインポーズ用映像信号
Ｓとを合成してＬＩＮＥ出力を生成することができる。
その際、ベース映像信号Ａ及びＢの合成はベースキー信
号Ａ／Ｂ−Ｋに従って、ベース映像信号Ｃの合成はベー
スキー信号ＣＫに従って、及びスーパーインポーズ用映
像信号Ｓの合成はＬＩＮＥ出力用スーパーキー信号ＳＫ
に従って、それぞれ行われる。なお、ＬＩＮＥ出力用ス
ーパーキー信号ＳＫは図１に示すようにスーパープレビ
ュー用のスーパーキー信号ＳＰＶＷＫを基にしてキー信
号変換手段であるスーパーキー信号制御回路３を介して
そのまま或いは変換されて映像混合増幅回路１に入力さ
れるようになっている
施例を示すブロック図である。同図において、第１映像
混合手段としての映像混合増幅回路１は、３つのベース
映像信号Ａ、Ｂ及びＣとスーパーインポーズ用映像信号
Ｓとを合成してＬＩＮＥ出力を生成することができる。
その際、ベース映像信号Ａ及びＢの合成はベースキー信
号Ａ／Ｂ−Ｋに従って、ベース映像信号Ｃの合成はベー
スキー信号ＣＫに従って、及びスーパーインポーズ用映
像信号Ｓの合成はＬＩＮＥ出力用スーパーキー信号ＳＫ
に従って、それぞれ行われる。なお、ＬＩＮＥ出力用ス
ーパーキー信号ＳＫは図１に示すようにスーパープレビ
ュー用のスーパーキー信号ＳＰＶＷＫを基にしてキー信
号変換手段であるスーパーキー信号制御回路３を介して
そのまま或いは変換されて映像混合増幅回路１に入力さ
れるようになっている
【００１１】第２映像混合手段としての映像混合増幅回
路２は、映像混合増幅回路１からのＬＩＮＥ出力とスー
パーインポーズ用映像信号Ｓとを入力し、スーパープレ
ビュー用のスーパーキー信号ＳＰＶＷＫに従って映像合
成を行い、スーパープレビュー出力を生成する。
路２は、映像混合増幅回路１からのＬＩＮＥ出力とスー
パーインポーズ用映像信号Ｓとを入力し、スーパープレ
ビュー用のスーパーキー信号ＳＰＶＷＫに従って映像合
成を行い、スーパープレビュー出力を生成する。
【００１２】スーパーキー信号制御回路３は、スーパー
ＯＮ／ＯＦＦ制御信号に従って、スーパープレビュー用
のスーパーキー信号ＳＰＶＷＫをスーパーキー信号ＳＫ
に変換して映像混合増幅回路１へ出力する。スーパーＯ
Ｎ／ＯＦＦ制御信号によってスーパーＯＮに設定される
と、スーパーキー信号ＳＰＶＷＫがそのままＬＩＮＥ出
力用スーパーキー信号ＳＫとして映像混合増幅回路１へ
出力される。また、スーパーＯＦＦに設定されると、ス
ーパーインポーズ用映像信号Ｓが合成されないように無
信号のスーパーキー信号ＳＫ（非混合キー信号）が映像
混合増幅回路１へ出力される。
ＯＮ／ＯＦＦ制御信号に従って、スーパープレビュー用
のスーパーキー信号ＳＰＶＷＫをスーパーキー信号ＳＫ
に変換して映像混合増幅回路１へ出力する。スーパーＯ
Ｎ／ＯＦＦ制御信号によってスーパーＯＮに設定される
と、スーパーキー信号ＳＰＶＷＫがそのままＬＩＮＥ出
力用スーパーキー信号ＳＫとして映像混合増幅回路１へ
出力される。また、スーパーＯＦＦに設定されると、ス
ーパーインポーズ用映像信号Ｓが合成されないように無
信号のスーパーキー信号ＳＫ（非混合キー信号）が映像
混合増幅回路１へ出力される。
【００１３】従って、スーパーＯＮ／ＯＦＦ制御信号に
よってスーパーキー信号制御回路３をスーパーＯＦＦに
設定すれば、映像混合増幅回路１のＬＩＮＥ出力にはス
ーパーインポーズ用映像信号Ｓが混合されない。しか
し、そのＬＩＮＥ出力とスーパーインポーズ用映像信号
Ｓとを入力する映像混合増幅回路２にはスーパーキー信
号ＳＰＶＷＫが入力しているから、映像混合増幅回路２
は映像信号ＳをＬＩＮＥ出力にインポーズした合成映像
信号、即ちスーパープレビュー出力を生成する。従っ
て、スーパープレビュー出力をモニタ表示することで、
ＬＩＮＥ出力に映像信号Ｓをスーパーインポーズする前
に、合成結果を確認することができる。
よってスーパーキー信号制御回路３をスーパーＯＦＦに
設定すれば、映像混合増幅回路１のＬＩＮＥ出力にはス
ーパーインポーズ用映像信号Ｓが混合されない。しか
し、そのＬＩＮＥ出力とスーパーインポーズ用映像信号
Ｓとを入力する映像混合増幅回路２にはスーパーキー信
号ＳＰＶＷＫが入力しているから、映像混合増幅回路２
は映像信号ＳをＬＩＮＥ出力にインポーズした合成映像
信号、即ちスーパープレビュー出力を生成する。従っ
て、スーパープレビュー出力をモニタ表示することで、
ＬＩＮＥ出力に映像信号Ｓをスーパーインポーズする前
に、合成結果を確認することができる。
【００１４】このような構成を有する本実施例の具体的
な動作例について図２〜図５を参照しながら説明する。
な動作例について図２〜図５を参照しながら説明する。
【００１５】一例として、映像混合増幅回路１に入力す
るベース映像信号Ａ、Ｂ、及びＣは各々図２（ａ）、
（ｂ）、及び（ｃ）に示すような映像を表し、スーパー
インポーズ用の映像信号Ｓは図２（ｄ）に示すような映
像を表すものと仮定する。
るベース映像信号Ａ、Ｂ、及びＣは各々図２（ａ）、
（ｂ）、及び（ｃ）に示すような映像を表し、スーパー
インポーズ用の映像信号Ｓは図２（ｄ）に示すような映
像を表すものと仮定する。
【００１６】ベース映像信号Ａ及びＢに関係するベース
キー信号Ａ／Ｂ−Ｋは図３（ａ）に示すようなキー信号
であり、その斜線部分にベース映像信号Ａが、それ以外
の部分にベース映像信号Ｂが映像混合増幅回路１によっ
て各々はめ込まれ合成されるものとする。また、ベース
映像信号Ｃに関係するベースキー信号ＣＫは図３（ｂ）
に示すようなキー信号であり、その斜線部分にベース映
像信号Ｃがはめ込まれ、それ以外の部分にはベースキー
信号Ａ／Ｂ−Ｋに従って合成された映像信号Ａ及びＢの
合成映像信号がはめ込まれるものとする。
キー信号Ａ／Ｂ−Ｋは図３（ａ）に示すようなキー信号
であり、その斜線部分にベース映像信号Ａが、それ以外
の部分にベース映像信号Ｂが映像混合増幅回路１によっ
て各々はめ込まれ合成されるものとする。また、ベース
映像信号Ｃに関係するベースキー信号ＣＫは図３（ｂ）
に示すようなキー信号であり、その斜線部分にベース映
像信号Ｃがはめ込まれ、それ以外の部分にはベースキー
信号Ａ／Ｂ−Ｋに従って合成された映像信号Ａ及びＢの
合成映像信号がはめ込まれるものとする。
【００１７】更に、スーパーインポーズ用映像信号Ｓに
関係するスーパープレビュー用スーパーキー信号ＳＰＶ
ＷＫは、図４（ａ）に示すようなキー信号であり、スー
パーキー信号制御回路３によってＬＩＮＥ出力用スーパ
ーキー信号ＳＫに変換されると共に、映像混合増幅回路
２へ出力される。
関係するスーパープレビュー用スーパーキー信号ＳＰＶ
ＷＫは、図４（ａ）に示すようなキー信号であり、スー
パーキー信号制御回路３によってＬＩＮＥ出力用スーパ
ーキー信号ＳＫに変換されると共に、映像混合増幅回路
２へ出力される。
【００１８】上述したように、スーパーＯＮの時には、
スーパーキー信号ＳＫは図４（ａ）に示すようにスーパ
ーキー信号ＳＰＶＷＫと同じとなり、スーパーＯＦＦの
時には図４（ｂ）に示すように無信号の非混合キー信号
となる。
スーパーキー信号ＳＫは図４（ａ）に示すようにスーパ
ーキー信号ＳＰＶＷＫと同じとなり、スーパーＯＦＦの
時には図４（ｂ）に示すように無信号の非混合キー信号
となる。
【００１９】従って、スーパーＯＦＦの時のＬＩＮＥ出
力は、図５（ａ）に示すように、スーパーインポーズ用
映像信号Ｓが合成されないものとなる。即ち、ベースキ
ー信号Ａ／Ｂ−Ｋによって映像信号Ａ及びＢが左右半々
に合成され、更にその上にベースキー信号ＣＫによって
映像信号Ｃが合成された映像信号となる。これに対し
て、スーパーＯＦＦ時のスーパープレビュー出力は、図
５（ｂ）に示すように、スーパーインポーズ用映像信号
ＳをＬＩＮＥ出力に合成したものとなる。即ち、映像混
合増幅回路２は、スーパーキー信号ＳＰＶＷＫに従っ
て、スーパーインポーズ用映像信号Ｓを映像混合増幅回
路１からのＬＩＮＥ出力に混合してスーパープレビュー
出力を生成する。このスーパープレビュー出力をモニタ
表示することで、スーパーインポーズの合成具合を事前
に確認することができる。
力は、図５（ａ）に示すように、スーパーインポーズ用
映像信号Ｓが合成されないものとなる。即ち、ベースキ
ー信号Ａ／Ｂ−Ｋによって映像信号Ａ及びＢが左右半々
に合成され、更にその上にベースキー信号ＣＫによって
映像信号Ｃが合成された映像信号となる。これに対し
て、スーパーＯＦＦ時のスーパープレビュー出力は、図
５（ｂ）に示すように、スーパーインポーズ用映像信号
ＳをＬＩＮＥ出力に合成したものとなる。即ち、映像混
合増幅回路２は、スーパーキー信号ＳＰＶＷＫに従っ
て、スーパーインポーズ用映像信号Ｓを映像混合増幅回
路１からのＬＩＮＥ出力に混合してスーパープレビュー
出力を生成する。このスーパープレビュー出力をモニタ
表示することで、スーパーインポーズの合成具合を事前
に確認することができる。
【００２０】スーパープレビューによって事前確認を行
った後に、スーパーキー信号制御回路３をスーパーＯＮ
に設定すると、ＬＩＮＥ出力用スーパーキー信号ＳＫは
スーパーキー信号ＳＰＶＷＫに切り替わる（図４
（ａ））。このキー信号ＳＫに従って、映像混合増幅回
路１はスーパーインポーズ用映像信号Ｓを混合し、図５
（ｂ）に示すようなＬＩＮＥ出力を生成する。
った後に、スーパーキー信号制御回路３をスーパーＯＮ
に設定すると、ＬＩＮＥ出力用スーパーキー信号ＳＫは
スーパーキー信号ＳＰＶＷＫに切り替わる（図４
（ａ））。このキー信号ＳＫに従って、映像混合増幅回
路１はスーパーインポーズ用映像信号Ｓを混合し、図５
（ｂ）に示すようなＬＩＮＥ出力を生成する。
【００２１】一方、スーパーＯＮ時のスーパープレビュ
ー出力はＬＩＮＥ出力と実質的には同一映像となる。し
かし、映像混合増幅回路１によって映像信号Ｓが混合さ
れたＬＩＮＥ出力に対して更に映像信号Ｓを混合するこ
ととなるために、ＬＩＮＥ出力の映像と厳密には同一と
ならない場合がある。その差異を簡単に説明しておく。
ー出力はＬＩＮＥ出力と実質的には同一映像となる。し
かし、映像混合増幅回路１によって映像信号Ｓが混合さ
れたＬＩＮＥ出力に対して更に映像信号Ｓを混合するこ
ととなるために、ＬＩＮＥ出力の映像と厳密には同一と
ならない場合がある。その差異を簡単に説明しておく。
【００２２】図６（ａ）はＬＩＮＥ出力又はスーパープ
レビュー出力の合成映像を模式的に示したものであり、
映像信号Ａ＋Ｂ＋Ｃに映像信号Ｓが混合され、それらの
境界部分Ａ＋Ｂ＋Ｃ＋Ｓは両者が混ざり合った部分であ
る。ここで、スーパープレビュー用スーパーキー信号Ｓ
ＰＶＷＫは、同図（ｂ）に示すように、傾斜を持ったソ
フトキー信号であると仮定する。
レビュー出力の合成映像を模式的に示したものであり、
映像信号Ａ＋Ｂ＋Ｃに映像信号Ｓが混合され、それらの
境界部分Ａ＋Ｂ＋Ｃ＋Ｓは両者が混ざり合った部分であ
る。ここで、スーパープレビュー用スーパーキー信号Ｓ
ＰＶＷＫは、同図（ｂ）に示すように、傾斜を持ったソ
フトキー信号であると仮定する。
【００２３】同図（ａ）の水平ライン４に沿ったＬＩＮ
Ｅ出力の信号レベルを同図（ｃ）に、スーパープレビュ
ー出力の信号レベルを同図（ｄ）に示す。ＬＩＮＥ出力
は、スーパーキー信号ＳＰＶＷＫのレベル変化に従った
映像信号Ｓが合成されている。これに対して、スーパー
ＯＮ時のスーパープレビュー出力は、映像信号Ｓが２度
合成されるために、同図（ｄ）に示すように映像信号Ａ
＋Ｂ＋Ｃと映像信号Ｓとの境界部分のレベル変化が湾曲
した状態となっている。しかし、この差異はわずかなも
のであり、スーパーＯＦＦ時のスーパープレビュー出力
は、同図（ｃ）に示すように、ＬＩＮＥ出力と同じ合成
映像となるから、合成映像の事前確認には何ら問題な
い。
Ｅ出力の信号レベルを同図（ｃ）に、スーパープレビュ
ー出力の信号レベルを同図（ｄ）に示す。ＬＩＮＥ出力
は、スーパーキー信号ＳＰＶＷＫのレベル変化に従った
映像信号Ｓが合成されている。これに対して、スーパー
ＯＮ時のスーパープレビュー出力は、映像信号Ｓが２度
合成されるために、同図（ｄ）に示すように映像信号Ａ
＋Ｂ＋Ｃと映像信号Ｓとの境界部分のレベル変化が湾曲
した状態となっている。しかし、この差異はわずかなも
のであり、スーパーＯＦＦ時のスーパープレビュー出力
は、同図（ｃ）に示すように、ＬＩＮＥ出力と同じ合成
映像となるから、合成映像の事前確認には何ら問題な
い。
【００２４】
【００２５】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
る映像混合装置は、第１映像混合手段によって生成され
たＬＩＮＥ出力を用いて、第２映像混合手段が特定映像
信号を混合しＬＩＮＥ出力とは別の合成映像信号を生成
する。これにより第２映像混合手段の合成映像信号をプ
レビューとしてモニタ確認することが可能となる。しか
も、第１映像混合手段によって生成されたＬＩＮＥ出力
を利用するために、合成映像数が増大しても、回路構成
及び配線が簡単となり、回路規模の増大を抑えることが
できる。
る映像混合装置は、第１映像混合手段によって生成され
たＬＩＮＥ出力を用いて、第２映像混合手段が特定映像
信号を混合しＬＩＮＥ出力とは別の合成映像信号を生成
する。これにより第２映像混合手段の合成映像信号をプ
レビューとしてモニタ確認することが可能となる。しか
も、第１映像混合手段によって生成されたＬＩＮＥ出力
を利用するために、合成映像数が増大しても、回路構成
及び配線が簡単となり、回路規模の増大を抑えることが
できる。
【図１】本発明による映像混合装置の一実施例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図２】（ａ）、（ｂ）及び（ｃ）は本実施例で使用さ
れる３つのベース映像信号の具体例をそれぞれ示す模式
図、（ｄ）はスーパーインポーズ用映像信号を示す模式
図である。
れる３つのベース映像信号の具体例をそれぞれ示す模式
図、（ｄ）はスーパーインポーズ用映像信号を示す模式
図である。
【図３】（ａ）及び（ｂ）は、本実施例で使用される２
つのベースキー信号の具体例をそれぞれ示す模式図であ
る。
つのベースキー信号の具体例をそれぞれ示す模式図であ
る。
【図４】（ａ）は本実施例で使用されるスーパープレビ
ュー用スーパーキー信号の具体例を示す模式図、（ｂ）
はスーパーＯＦＦ時のＬＩＮＥ出力用スーパーキー信号
の具体例を示す模式図である。
ュー用スーパーキー信号の具体例を示す模式図、（ｂ）
はスーパーＯＦＦ時のＬＩＮＥ出力用スーパーキー信号
の具体例を示す模式図である。
【図５】（ａ）は本実施例におけるスーパーＯＦＦ時の
ＬＩＮＥ出力の合成映像を示す模式図、（ｂ）はスーパ
ープレビュー出力の合成映像を示す模式図である。
ＬＩＮＥ出力の合成映像を示す模式図、（ｂ）はスーパ
ープレビュー出力の合成映像を示す模式図である。
【図６】（ａ）はＬＩＮＥ出力又はスーパープレビュー
出力の合成映像を示す模式図、（ｂ）はスーパープレビ
ュー用スーパーキー信号の波形図、（ｃ）はＬＩＮＥ出
力のレベルプロフィールを示す波形図、（ｄ）はスーパ
ープレビュー出力のレベルプロフィールを示す波形図で
ある。
出力の合成映像を示す模式図、（ｂ）はスーパープレビ
ュー用スーパーキー信号の波形図、（ｃ）はＬＩＮＥ出
力のレベルプロフィールを示す波形図、（ｄ）はスーパ
ープレビュー出力のレベルプロフィールを示す波形図で
ある。
【図７】従来の映像混合装置の一例を示すブロック図で
ある。
ある。
１ 映像混合増幅回路（第１映像混合手段） ２ 映像混合増幅回路（第２映像混合手段） ３ スーパーキー信号制御回路（キー信号変換手段）
Claims (2)
- 【請求項１】 複数の映像信号を混合して得られる合成
映像を事前にモニタで確認できるスーパープレビュー機
能を備えた映像混合装置において、 複数のベース映像信号とスーパーインポーズ用映像信号
とを入力し、所望の合成映像を生成するための少なくと
も１つのベースキー信号及びスーパーキー信号に従って
前記ベース映像信号及び前記スーパーインポーズ用映像
信号から合成映像信号を生成可能な第１映像混合手段
と、 前記第１映像混合手段から出力される合成映像信号と前
記スーパーインポーズ用映像信号とを前記スーパーキー
信号に従って混合し、スーパープレビュー用の合成映像
信号を生成する第２映像混合手段と、 前記第１映像混合手段に入力される前記スーパーキー信
号を、制御に応じて前記スーパーインポーズ用映像信号
を前記ベース映像信号と混合させないように非混合キー
信号に変換することも可能なキー信号変換手段と、 からなることを特徴とする映像混合装置。 - 【請求項２】 前記キー信号変換手段は、外部から与え
られる切替制御信号に従って、前記スーパーインポーズ
用映像信号を前記ベース映像信号と混合させるための前
記スーパーキー信号及び混合させないための前記非混合
キー信号のいずれか一方を前記第１映像混合手段へ出力
する、ことを特徴とする請求項１記載の映像混合装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4056694A JP2936997B2 (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 映像混合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4056694A JP2936997B2 (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 映像混合装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07226880A JPH07226880A (ja) | 1995-08-22 |
| JP2936997B2 true JP2936997B2 (ja) | 1999-08-23 |
Family
ID=12584028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4056694A Expired - Lifetime JP2936997B2 (ja) | 1994-02-15 | 1994-02-15 | 映像混合装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2936997B2 (ja) |
-
1994
- 1994-02-15 JP JP4056694A patent/JP2936997B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07226880A (ja) | 1995-08-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990511 |