JP2936252B2 - コンテナ容器洗浄機 - Google Patents

コンテナ容器洗浄機

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JP2936252B2
JP2936252B2 JP26098996A JP26098996A JP2936252B2 JP 2936252 B2 JP2936252 B2 JP 2936252B2 JP 26098996 A JP26098996 A JP 26098996A JP 26098996 A JP26098996 A JP 26098996A JP 2936252 B2 JP2936252 B2 JP 2936252B2
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孝幸 設楽
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SHITARA SEISAKUSHO KK
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CHUBU DORAMUKAN KOGYO KK
SHITARA SEISAKUSHO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラム缶よりも大
型のコンテナ容器内に蒸気,洗浄用水,洗浄液等を噴射
して、その内部を洗浄するコンテナ容器洗浄機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、従来から使用されてきた円筒形の
ドラム缶に代え、それの数倍の内容積をもつ直方体形の
コンテナ容器が使用されてきている。
【0003】このようなコンテナ容器は、ドラム缶に比
べ大きさ,重量がはるかに大でありしかも直方体形であ
るため、たとえば実公昭58?45834号公報に記載
されているようなドラム缶用の洗浄機を使用して洗浄す
ることはできない。
【0004】従って、コンテナ容器内を洗浄するときに
は、作業員が、洗浄液を噴射するノズルを持って、容器
の出入れ口から内壁面に向けて洗浄液等を噴射し、ある
いは作業員が容器内に入って適宜内壁面に洗浄液を噴射
して、それの汚れを落とすようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ドラム
缶に比べて上記のような違いのあるコンテナ容器の手作
業による洗浄は大変な重労働で手間もかかり、洗浄後の
残液を排出する作業も同様に大変であり、手作業による
非効率的な洗浄では、徒に大量の洗浄液を使用すること
になり、しかも、洗浄液の再利用をしようとする場合に
もその回収が困難である。
【0006】本発明は、コンテナ容器内の洗浄作業を自
動的に短時間で行えるとともに、直方体形であっても内
壁面を万遍なく洗浄でき、また洗浄用水,洗浄液等の回
収を容易に行えるコンテナ容器洗浄機を提供しようとす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のコンテナ容器洗
浄機は、コンベア6にて搬送されてきたコンテナ容器2
を把持するクランプアーム12と、該クランプアーム1
2を回動させることによりコンテナ容器2を持ち上げて
転回するアーム駆動部とを有し、コンテナ容器2を、そ
の天板2aの出入れ口2bが下向きになるように転回し
ながら回収トレイ18の上方の洗浄位置まで変位させ
て、クランプアーム12で把持したまま洗浄位置に保持
し、洗浄後にクランプアーム12を逆方向に回動させて
コンテナ容器2をコンベア6上に戻すコンテナ転回装置
Aと、洗浄位置のコンテナ容器2内に、その出入れ口2
bからノズル14を挿入・抜出させるため、上端部にノ
ズル14が装着された縦長のノズル支持体15を昇降さ
せるノズル昇降装置16と、ノズル支持体14の下端部
に取り付けたケース30に装着され、該ノズル支持体1
5をモータM2にて回転させることによりノズル14を
水平旋回させるノズル回動装置17と、ノズル14を上
下に首振り駆動するためノズル支持体15の上端部に設
けられたノズル首振り装置と、を備えている。
【0008】ノズル支持体15は、内パイプ19と外パ
イプ22による二重構造で、内パイプ19内が、ノズル
14を首振り駆動する流体圧を供給するための流体圧通
路21と、内外パイプ間が、ノズル14に洗浄液等を供
給するための洗浄液通路19aとなっている。
【0009】ノズル首振り装置は、ノズル14をノズル
支持体15の上端部に上下回動可能に枢支する中空のノ
ズル首振り軸24と、中空のノズル首振り軸24を介し
てノズル支持体15の流体圧通路21と連通され、これ
らノズル首振り軸24及び流体圧通路21を通じて供給
される流体圧にてピストン27bが作動する流体圧シリ
ンダ20と、そのピストン27bと一体摺動するラック
27aと、ノズル首振り軸24に設けられ、ラック27
aと噛合するピニオン24bとからなり、ピストン27
bの往復摺動にてノズル1416が上下に首振り駆動さ
れる構造となっている。
【0010】ノズル昇降装置は、機枠1に基端を固定さ
れたチェーン36を、油圧シリンダS2のピストンロッ
ドS2aの先端に取り付けられたスプロケット39と機
枠1に取り付けられたスプロケットとを経由してノズル
支持体15の下端部に連結し、油圧シリンダS2のピス
トンロッドS2aを伸縮させてチェーン36の中間部分
の引き下げ長さを変化させることにより、ノズル支持体
15が昇降する構造になっている。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。図1は一実施形態としてのコンテ
ナ容器洗浄機の正面図、図2はその平面図であり、ま
た、図3はノズル支持体の正断面図、図4はそのノズル
支持体の一部断面を含む側面図、図5は図1に包囲線I
で示す部分の一部断面を含む拡大図、図6は図1のII
−II線に沿う断面図、図7は図5のIII−III線
に沿う断面図である。
【0012】本コンテナ容器洗浄機は、図1,2に示す
ように、機枠1の一側部に配設したコンテナ転回装置A
と、該機枠1内に配設した洗浄装置Bとを備え、コンテ
ナ転回装置Aでコンテナ容器2を逆さにした姿勢にして
から、洗浄装置Bでコンテナ容器2の内部を洗浄する。
コンテナ容器2は、たとえば1000〜3000リット
ルの内容積を有する直方体形のものであり、それの天板
2a中央には出入れ口2bが形成されている。
【0013】機枠1は、型鋼を枠組みした下部枠3と上
部枠4との間に、複数本の起立フレーム5…を互いに所
要の間隔で配設してなるものである。
【0014】コンテナ転回装置Aは、機枠1の一側方に
敷設したチェーンコンベア6上のコンテナ容器2を持ち
上げ、天板2aが下向きになるように転回させながら該
機枠1上方の洗浄位置まで変位させるものであり、それ
の詳細は次の通りである。
【0015】上部枠4の一側端部4′,4′上には一対
の軸受け7,7が固定されているとともに、これらには
支持軸8が回転自在に支持されており、また、該支持軸
8の前端部にはギヤ機構9を介してモータM1が連結さ
れている。従って、支持軸8はモータM1を駆動するこ
とにより、正逆方向に回転させられる。
【0016】支持軸8の中間部には、3本の支持部材1
0が互いに所要の間隔をもって垂設されており、これら
の下端部には、チェーンコンベア6上のコンテナ容器2
を、それの下方から支持できるようにしたフォーク部材
11が水平に突設されている。
【0017】また、3本の支持部材10のうち、両側に
配置した2本の支持部材10,10の中間部には、それ
ぞれ上下2つのブラケット10a,10aを介してクラ
ンプアーム12の基端部が水平回動自在に連結され、ま
た、それの先端部にはブラケット12aを介し、型鋼を
枠組みしてなるクランパー13が水平回動自在に連結さ
れている。
【0018】3本の支持部材10のうち、中央のものに
は、ステー10bを介して油圧,空圧等による流体圧シ
リンダS1,S1が前後に並設されており、それらの各
ピストンロッドS1a,S1aを、これらにそれぞれ対
向するクランプアーム12,12にピン接続している。
【0019】流体圧シリンダS1,S1のピストンロッ
ドS1a,S1aを同時に縮退駆動すると、一対のクラ
ンプアーム12,12が閉じて、コンテナ容器2をクラ
ンパ13,13により挾持し、また、ピストンロッドS
1a,S1aを同時に伸出駆動すると、クランパ13,
13が開いて挾持しているコンテナ容器2を解放する。
【0020】チェーンコンベア6上のコンテナ容器2を
クランパ13,13で挾持させた状態でモータM1を駆
動すると、クランプアーム12,12は支持軸8を中心
として上方に回動するので、コンテナ容器2は挾持され
たまま持ち上げられ、機枠1上方の洗浄位置まで移動さ
れたときに、天板2aを真下に向けた姿勢になる。換言
すると、コンテナ容器2は、機枠1の側方から該機枠1
の上方に移動される間に、180°だけ上下反転する。
【0021】洗浄装置Bは、図1に示すように、洗浄用
水、水蒸気,洗浄液等(以下、洗浄液等という)を適宜
噴射できるノズル14を上端部に装着した縦長のノズル
支持体15と、このノズル支持体15を昇降させるノズ
ル昇降装置16と、該ノズル支持体15を水平回転させ
るノズル回動装置17と、使用後の洗浄液等を回収する
回収トレイ18と、洗浄液等をノズル14に向けて圧送
する送給ポンプとからなる。
【0022】ノズル支持体15は、図3に示すように、
内パイプ19と外パイプ22とによる二重構造で、内パ
イプ19内は、洗浄液等をノズル14に供給する洗浄液
通路19a、また、内外パイプ19,22間は、後述す
る流体圧シリンダ20の作動油を流通させる流体圧通路
21となっている。図5に示すように、内パイプ19の
下端部には、送給ポンプから圧送される洗浄液等を送給
する送給ホース19aが管継手19bを介して連結さ
れ、また、外パイプ22の下端側部には、継手22aを
介してオイルホース22bが連結されている。ノズル支
持体15の上端には、取付けヘッド23が固定されてい
る。
【0023】ノズル14は、図3,4に示すように、中
空のノズル首振り軸24にて取付けヘッド23に回動自
在に枢支されたノズルブラケット25に、噴射用口金2
6を固定したもので、取付けヘッド23の側面に固定さ
れた流体圧シリンダ20により後述のように上下に首振
り駆動される。
【0024】取付けヘッド23内には、内パイプ19に
よる洗浄液通路19aに連通する連通路23aが形成さ
れている。ノズルブラケット25内には、噴射用口金2
6に連通する流通路25aが形成されており、また、ノ
ズル首振り軸24には、取付けヘッド23内の流通路2
3aに臨む位置に貫通孔24aが形成されているととも
に、ノズルブラケット25内の流通路25aに臨む位置
にも図示しない貫通孔が形成されている。これにより、
洗浄液等は、内パイプ19、流通路23a、ノズル首振
り軸24及び流通路25aを通じて噴射用口金26に供
給され、該口金26から外部に噴射される。
【0025】流体圧シリンダ20のシリンダケース20
aの中央には、ノズル首振り軸24の端部に形成したピ
ニオン24bに噛合するラック27aを形成した駆動ロ
ッド27が摺動自在に配置されている。これは、シリン
ダケース20aの上室20b内に収納したスプリング2
8によって常時下向きに付勢され、また、該駆動ロッド
27の下端のピストン27bには、作動油の圧力が上向
きに働くようになっている。なお、図3において20d
は、シリンダケース20aの下室と流体圧通路21とを
繋ぐ連絡路である。
【0026】作動油によってピストン27bに圧力を加
えないときは、駆動ロッド27はスプリング28によっ
て摺動下端に移動され、このとき、ノズルブラケット2
5は、図4に実線で示すように噴射用口金26を真上に
向けるように回動される。また、作動油によって駆動ロ
ッド27に圧力を加えると、該駆動ロッド27は摺動上
端に移動され、これにより、ノズルブラケット25は、
図4に点線で示すように噴射用口金26を斜め下方向を
向くように回動される。これにより、ノズル14を流体
圧による遠隔操作で上下に首振り駆動させることができ
る。
【0027】ノズル回動装置17の構成は次の通りであ
る。図5に示すように、ノズル回動装置17は、それの
ケース30をノズル支持体15の下端部に装着してい
る。ケース30は、機枠1の下部枠3と上部枠4に上下
端部をそれぞれ固定した、図6に示す一対のガイドロッ
ド29,29に沿って昇降自在になっている。ケース3
0の底板30a,上板30bに、ノズル支持体15の下
端部が軸受けによって回転自在に連結されている。
【0028】底板30a上には、図6,7に示すよう
に、外パイプ22の下端部に嵌装されたウォームホイー
ル31に噛合するとともに、端部にスプロケット31を
固定したウォーム33が回転自在に配設されている。
【0029】また、スプロケット31には、ケース30
の側板30cに取り付けたモータM2の駆動軸M2aに
固定したスプロケット34との間にチェーン35が張設
されており、該モータM2の駆動によってノズル支持体
15が回転する。このノズル支持体15を回転させるこ
とによって、ノズル14が水平面で旋回される。
【0030】ノズル昇降装置16の構成は次の通りであ
る。図1に示すように、下部枠3に油圧シリンダS2が
揺動可能にして上向きに取り付けられている。油圧シリ
ンダS2のピストンロッドS2aの先端には、図6に示
すように、一対のスプロケット39,39が同軸により
回転自在に取り付けられている。一方、上部枠4には二
対のスプロケット37,37、38,38がが回転自在
に取り付けられている。そして、これらスプロケット3
7,37、38,38、39,39を経由して2本のチ
ェーン36,36が張設されている。2本のチェーン3
6,36の一端は上部枠4に固定され、他端はケース3
0に固定されている。
【0031】従って、油圧シリンダS2のピストンロッ
ドS2aを伸出駆動すると、ノズル支持体15が下降
し、また、ピストンロッドS2aを縮退駆動すると、ノ
ズル支持体15が上昇して、ノズル14を、機枠1上方
の洗浄位置へ移動されているコンテナ容器2内に挿入す
ることができる。
【0032】回収トレイ18は、機枠1の他側部側を除
く周囲に鍔部18aを起立形成した平面略蹄形のもので
あり、洗浄位置に移動されたコンテナ容器2の出入れ口
2bから流れ落ちる使用後の洗浄液等を、機枠1の他側
部側に流出させるように傾斜して設置している。そし
て、洗浄液等の流出経路の下流側には水処理装置(図示
しない)等が設置されており、これにより洗浄用水や洗
浄液の再利用を図っている。
【0033】次に、一連の洗浄動作について説明する。
コンテナ容器2がチェーンコンベア6で所定位置に搬送
されてくると、該コンテナ容器2はコンテナ転回装置A
のクランパ13によって挾持され、回収トレイ18の上
方の洗浄位置まで転回して持ち上げられ、挟持されたま
まこの位置に保持される。
【0034】洗浄位置へのコンテナ容器2の持上げ動作
が終了すると、次いでノズル昇降装置16が駆動され、
ノズル14が出入れ口2bからコンテナ容器2内に挿入
される。
【0035】コンテナ容器2内にノズル14が移動され
ると、図示しない洗浄用ポンプが作動し、噴射用口金2
6から洗浄液等が噴射され、コンテナ容器2の内部が洗
浄される。このとき、ノズル14は、流体圧シリンダ2
0によって上下方向に振られるとともに、ノズル回動装
置17によってノズル支持体15を中心として旋回され
るので、洗浄液等をコンテナ容器2内に万遍なく噴射す
ることができる。
【0036】洗浄に使用された洗浄液等は、出入れ口2
bから回収トレイ18上に流れ落ちて、機枠1の他側部
に向けて排出され、後処理に供される。
【0037】コンテナ容器2の洗浄が完了すると、再び
コンテナ転回装置Aが駆動され、該洗浄された後のコン
テナ容器2はチェーンコンベア6上に戻されて、該コン
テナ容器2に対する洗浄動作が完了する。
【0038】なお、本発明は前述した実施形態に限るも
のではなく、その要旨の範囲内で様々な変形実施が可能
である。上記では、コンテナ容器の出入れ口を下向きと
するのに、コンテナ容器を持ち上げて転回させたが、持
ち上げないで転回させることもできる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば次のような効果がある。
コンテナ容器を、クランプアームで挟持して、天板
の出入れ口が下向きになるようにクランプアームで転回
しながら、回収トレイの上方の洗浄位置まで変位させて
クランプアームで挟持したまま洗浄位置に保持し、ノズ
ル昇降装置でノズルを上昇させて下向きとなった天板の
出入れ口からノズルを挿入させ、該ノズルから洗浄液等
を噴射しながら、ノズルの向きをコンテナ容器内で上下
左右に自在に変えることができるので、コンテナ容器の
洗浄作業を自動的に短時間で行うことができるととも
に、直方体形であっても内壁面を万遍なく洗浄でき、ま
た、回収トレイの上方において、天板の出入れ口を下向
きにしたまま洗浄するので、洗浄液等の回収を容易に行
うことができる。
【0040】 コンテナ容器の把持するクランプアー
ムを回動させるだけで、コンテナ容器の転回及び洗浄位
置への持ち上げを行える。
【0041】 ノズルを含むその枢支部分は、コンテ
ナ容器の出入れ口から挿入・抜出できる大きさにしなけ
ればならないという条件があるが、ノズルを水平旋回す
る駆動部と、ノズルを上下に首振り駆動する駆動部とを
分離し、前者の駆動部は、ノズル支持体をその下端部で
モータにて回転させることによりコンテナ容器外で行う
一方、後者の駆動部は、ノズル支持体の上端部に流体圧
シリンダを設け、ラック・ピニオン方式で直線運動を回
転運動に変換するとともに、ノズル支持体自体に設けた
流体圧通路から流体圧シリンダに流体圧を供給して遠隔
操作するので、後者の駆動部をコンパクトにして上記の
条件に容易に対応できる。
【0042】 ノズル回動装置をノズル支持体の下端
部に装着して、ノズル支持体ととも昇降させられるの
で、昇降するノズル支持体に対してノズル回動装置を分
離して間接的に動力伝達する場合に比べ、動力伝達機構
を簡素にできる。
【0043】 ノズル首振り用の流体圧シリンダのた
めの流体圧通路と、洗浄液等をノズルに供給する洗浄液
通路とを、共にノズル支持体に設け、また中空のノズル
首振り軸も、流体圧シリンダのための流体圧通路として
利用するので、配管構造が簡単になるとともに、ノズル
首振り装置を小型化できる。
【0044】 ノズル支持体は、ノズル首振り装置及
びノズル回動装置とを装着しているため重量が重くなる
が、その重量の一部をチェーンに負担させたまま、油圧
シリンダのピストンロッドを伸縮させることにより軽快
に昇降させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのコンテナ容器洗浄
機の正面図である。
【図2】その平面図である。
【図3】ノズル支持体の構造を示す正断面図である。
【図4】ノズル支持体の一部断面を含む側断面図であ
る。
【図5】図1に包囲線Iで示す部分の一部断面を含む拡
大図である。
【図6】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図7】図5のIII−III線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 機枠 2a 天板 2b 出入れ口 2 コンテナ容器 6 コンベア 12 クランプアーム 14 ノズル 15 ノズル支持体 16 ノズル昇降装置 17 ノズル回動装置 18 回収トレイ 19 内パイプ 19a 洗浄液通路 20 流体圧シリンダ 21 流体圧通路 22 外パイプ 24 ノズル首振り軸 24b ピニオン 27a ラック 27b ピストン A コンテナ転回装置 B 洗浄装置 S2 油圧シリンダ S2a ピストンロッド M2 モータ 36 チェーン 30 ケース 37〜39 スプロケット
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−96437(JP,A) 実開 昭57−161487(JP,U) 実開 昭47−14872(JP,U) 実開 平2−83079(JP,U) 実開 平1−132288(JP,U) 特公 昭56−50631(JP,B2) 特公 昭48−10350(JP,B1) 実公 昭48−19966(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B08B 1/00 - 11/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベア6にて搬送されてきたコンテナ
    容器2を把持するクランプアーム12と、該クランプア
    ーム12を回動させることによりコンテナ容器2を持ち
    上げて転回するアーム駆動部とを有し、コンテナ容器2
    を、その天板2aの出入れ口2bが下向きになるように
    転回しながら回収トレイ18の上方の洗浄位置まで変位
    させて、クランプアーム12で把持したまま洗浄位置に
    保持し、洗浄後にクランプアーム12を逆方向に回動さ
    せてコンテナ容器2をコンベア6上に戻すコンテナ転回
    装置Aと、 洗浄位置のコンテナ容器2内に、その出入れ口2bから
    ノズル14を挿入・抜出させるため、上端部にノズル1
    4が装着された縦長のノズル支持体15を昇降させるノ
    ズル昇降装置16と、 ノズル支持体14の下端部に取り付けたケース30に装
    着され、該ノズル支持体15をモータM2にて回転させ
    ることによりノズル14を水平旋回させるノズル回動装
    置17と、 ノズル14を上下に首振り駆動するためノズル支持体1
    5の上端部に設けられたノズル首振り装置と、 を備え、 前記ノズル支持体15は、内パイプ19と外パイプ22
    による二重構造で、内パイプ19内が、ノズル14を首
    振り駆動する流体圧を供給するための流体圧通路21
    と、内外パイプ間が、ノズル14に洗浄液等を供給する
    ための洗浄液通路19aとなっており、 前記ノズル首振り装置は、ノズル14をノズル支持体1
    5の上端部に上下回動可能に枢支する中空のノズル首振
    り軸24と、中空のノズル首振り軸24を介してノズル
    支持体15の前記流体圧通路21と連通され、これらノ
    ズル首振り軸24及び流体圧通路21を通じて供給され
    る流体圧にてピストン27bが作動する流体圧シリンダ
    20と、そのピストン27bと一体摺動するラック27
    aと、ノズル首振り軸24に設けられ、ラック27aと
    噛合するピニオン24bとからなり、ピストン27bの
    往復摺動にてノズル1416が上下に首振り駆動される
    構造となっており、 前記ノズル昇降装置は、機枠1に基端を固定されたチェ
    ーン36を、油圧シリンダS2のピストンロッドS2a
    の先端に取り付けられたスプロケット39と機枠1に取
    り付けられたスプロケットとを経由してノズル支持体1
    5の下端部に連結し、油圧シリンダS2のピストンロッ
    ドS2aを伸縮させてチェーン36の中間部分の引き下
    げ長さを変化させることにより、ノズル支持体15が昇
    降する構造になっている、ことを特徴とするコンテナ容
    器洗浄機。
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