JP2935031B2 - 熱媒体液の移動規正手段 - Google Patents
熱媒体液の移動規正手段Info
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- JP2935031B2 JP2935031B2 JP9137583A JP13758397A JP2935031B2 JP 2935031 B2 JP2935031 B2 JP 2935031B2 JP 9137583 A JP9137583 A JP 9137583A JP 13758397 A JP13758397 A JP 13758397A JP 2935031 B2 JP2935031 B2 JP 2935031B2
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- Japan
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- flow
- medium liquid
- heat medium
- regulating means
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
- Y02E10/44—Heat exchange systems
Landscapes
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
- Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、熱媒体液の移動規正手
段、特に、規則性のある流れを安定して形成することの
できる流下式の熱媒体液の移動規正手段に係る。 【０００２】 【従来の技術】基材の上方位置からこの基材に沿って熱
媒体液を下向きに流す方式の流下式熱媒体液の移動規正
手段は、例えば、実公昭６２−７９７１号により周知と
なっている。こうした従来技術の集熱器には、通常、縦
の流下経路が設けてあり、基材の形状は、熱媒体液との
熱交換の都合上、流下経路を長く延長することが好まし
く、縦長である。経路が縦方向に長くなると、装置は必
然的に丈が大きくなり、これに伴って架台構造も剛性を
高める必要がある。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】流下経路を横向きに互
い違いに傾斜させ熱媒体液を左右に移動させながら流下
管理する構造では、土手状の案内経路の厚みが薄いと経
路途中から熱媒体液が脱落しやすい。経路間を流れが短
絡してしまえば、流れを元の適正な状態に復帰させるの
が困難である。 【０００４】 【問題点を解決するための手段】本発明による熱媒体液
の移動規正手段は、疎水性材料からなる基材の表面に、
熱媒体液の供給位置から下流側にかけて斜めに互い違い
に親水性材料の素材を接着し、露出する基材の疎水性表
面からうね状に突出して熱媒体液の流れを誘導する親水
性の流下経路を形成している。 【０００５】 【作用】疎水性材料の基材表面に親水性材料の素材を斜
めに互い違いに接着したため、疎水性表面とは性質の異
なる親水性の流下経路が形成される。供給された熱媒体
液は親水性材料の素材になじみ、この親水性材料のうね
状の素材に沿って流れようとするので熱媒体液の流下方
向が拘束される。その結果、熱媒体液が不規則に移動す
ることがなくなり、比較的安定した状態を維持して流下
していく。 【０００６】 【実施例】図示した熱媒体液の移動規正手段は、平面状
の基材３とこの基材の表面に接着した親水性材料からな
るうね状の素材とを有し、この素材により熱媒体液を誘
導する親水性の流下経路１、２を形成している。 【０００７】前記基材３には、ステンレスやアルミニウ
ムのような金属製のものはもとより、繊維強化ポリエス
テル板、ポリカーボネイト板、メタクリル樹脂等の合成
樹脂板、ガラス板やセラミック材料に属するもの、ある
いはシリコン系やフッ素系のシート材料を使用すること
ができる。基材には疎水性材料が使用される。 【０００８】前述した素材は親水性材料から構成されて
いる。こうした材料は、塗装やシルクスクリーン印刷、
張付け、あるいは加熱転圧等の技術により基材３の表面
に接着することができる。 【０００９】図１は、熱媒体液の移動規正手段の流下経
路パターンを示している。流下経銘１は、左下がりの傾
斜した部分と、この傾斜した部分の上流側にある受取り
部分と、受取り部分とは反対の下流側にある受渡し部分
１’とを備えている。また流下経銘２は、右下がりの傾
斜した部分と、この傾斜した部分の上流側にある受取り
部分２’と、受取り部分とは反対の下流側にある受渡し
部分２”とを備えている。熱媒体液は、例えば、液散布
手段を用いて基材面に供給される。 【００１０】図２と図３は、それぞれ、前述した流下規
正手段を集熱器に適用した場合の具体例を示す断面図で
ある。図２は流下経路１、２が基材３の表側に設置さ
れ、この流下経路を透明体４が覆う開放流下式集熱器の
例を示している。図３の密封流下式集熱器では、基材３
の裏側に流下経路が設けられている。
段、特に、規則性のある流れを安定して形成することの
できる流下式の熱媒体液の移動規正手段に係る。 【０００２】 【従来の技術】基材の上方位置からこの基材に沿って熱
媒体液を下向きに流す方式の流下式熱媒体液の移動規正
手段は、例えば、実公昭６２−７９７１号により周知と
なっている。こうした従来技術の集熱器には、通常、縦
の流下経路が設けてあり、基材の形状は、熱媒体液との
熱交換の都合上、流下経路を長く延長することが好まし
く、縦長である。経路が縦方向に長くなると、装置は必
然的に丈が大きくなり、これに伴って架台構造も剛性を
高める必要がある。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】流下経路を横向きに互
い違いに傾斜させ熱媒体液を左右に移動させながら流下
管理する構造では、土手状の案内経路の厚みが薄いと経
路途中から熱媒体液が脱落しやすい。経路間を流れが短
絡してしまえば、流れを元の適正な状態に復帰させるの
が困難である。 【０００４】 【問題点を解決するための手段】本発明による熱媒体液
の移動規正手段は、疎水性材料からなる基材の表面に、
熱媒体液の供給位置から下流側にかけて斜めに互い違い
に親水性材料の素材を接着し、露出する基材の疎水性表
面からうね状に突出して熱媒体液の流れを誘導する親水
性の流下経路を形成している。 【０００５】 【作用】疎水性材料の基材表面に親水性材料の素材を斜
めに互い違いに接着したため、疎水性表面とは性質の異
なる親水性の流下経路が形成される。供給された熱媒体
液は親水性材料の素材になじみ、この親水性材料のうね
状の素材に沿って流れようとするので熱媒体液の流下方
向が拘束される。その結果、熱媒体液が不規則に移動す
ることがなくなり、比較的安定した状態を維持して流下
していく。 【０００６】 【実施例】図示した熱媒体液の移動規正手段は、平面状
の基材３とこの基材の表面に接着した親水性材料からな
るうね状の素材とを有し、この素材により熱媒体液を誘
導する親水性の流下経路１、２を形成している。 【０００７】前記基材３には、ステンレスやアルミニウ
ムのような金属製のものはもとより、繊維強化ポリエス
テル板、ポリカーボネイト板、メタクリル樹脂等の合成
樹脂板、ガラス板やセラミック材料に属するもの、ある
いはシリコン系やフッ素系のシート材料を使用すること
ができる。基材には疎水性材料が使用される。 【０００８】前述した素材は親水性材料から構成されて
いる。こうした材料は、塗装やシルクスクリーン印刷、
張付け、あるいは加熱転圧等の技術により基材３の表面
に接着することができる。 【０００９】図１は、熱媒体液の移動規正手段の流下経
路パターンを示している。流下経銘１は、左下がりの傾
斜した部分と、この傾斜した部分の上流側にある受取り
部分と、受取り部分とは反対の下流側にある受渡し部分
１’とを備えている。また流下経銘２は、右下がりの傾
斜した部分と、この傾斜した部分の上流側にある受取り
部分２’と、受取り部分とは反対の下流側にある受渡し
部分２”とを備えている。熱媒体液は、例えば、液散布
手段を用いて基材面に供給される。 【００１０】図２と図３は、それぞれ、前述した流下規
正手段を集熱器に適用した場合の具体例を示す断面図で
ある。図２は流下経路１、２が基材３の表側に設置さ
れ、この流下経路を透明体４が覆う開放流下式集熱器の
例を示している。図３の密封流下式集熱器では、基材３
の裏側に流下経路が設けられている。
【図面の簡単な説明】
【図１】熱媒体液の移動規正手段の経路パターンの一例
を示す説明図。 【図２】図１に示す熱媒体液の移動規正手段を開放流下
式集熱器に適用した場合の実施例を示す縦断面図。 【図３】図１に示す熱媒体液の移動規正手段を密封流下
式集熱器に適用した場合の実施例を示す縦断面図。 【符号の説明】 １ 左下がりの流下経路 １’受渡し部分 ２ 右下がりの流下経路 ２’受取り部分 ２”受渡し部分 ３ 基材 ４ 透明体
を示す説明図。 【図２】図１に示す熱媒体液の移動規正手段を開放流下
式集熱器に適用した場合の実施例を示す縦断面図。 【図３】図１に示す熱媒体液の移動規正手段を密封流下
式集熱器に適用した場合の実施例を示す縦断面図。 【符号の説明】 １ 左下がりの流下経路 １’受渡し部分 ２ 右下がりの流下経路 ２’受取り部分 ２”受渡し部分 ３ 基材 ４ 透明体
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．疎水性材料からなる基材の表面に、熱媒体液の供給
位置から下流側にかけて斜めに互い違いに親水性材料の
素材を接着し、露出する基材の疎水性表面からうね状に
突出して熱媒体液の流れを誘導する親水性の流下経路を
形成した熱媒体液の移動規正手段。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9137583A JP2935031B2 (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 熱媒体液の移動規正手段 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9137583A JP2935031B2 (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 熱媒体液の移動規正手段 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62134376A Division JP2691898B2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | 熱媒体液の流下規正手段 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1047790A JPH1047790A (ja) | 1998-02-20 |
| JP2935031B2 true JP2935031B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=15202114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9137583A Expired - Fee Related JP2935031B2 (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | 熱媒体液の移動規正手段 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2935031B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4389050B2 (ja) * | 1999-12-16 | 2009-12-24 | 学校法人東海大学 | 建築用外壁構造体 |
| CN100535449C (zh) | 2005-07-19 | 2009-09-02 | 磐石国际股份有限公司 | 磁动式多轴风扇及其动力传输*** |
-
1997
- 1997-05-12 JP JP9137583A patent/JP2935031B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH1047790A (ja) | 1998-02-20 |
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