JP2932597B2 - 暖房機の暖房能力切替装置 - Google Patents

暖房機の暖房能力切替装置

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JP2932597B2
JP2932597B2 JP2106175A JP10617590A JP2932597B2 JP 2932597 B2 JP2932597 B2 JP 2932597B2 JP 2106175 A JP2106175 A JP 2106175A JP 10617590 A JP10617590 A JP 10617590A JP 2932597 B2 JP2932597 B2 JP 2932597B2
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義雄 浅野
政之 難波
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は暖房機の暖房能力切替装置に関するものであ
る。
従来の技術 従来、この種の暖房能力切替装置は室温を調節する制
御部に室温設定ボタンを設け、この室温設定ボタンを操
作して好みの温度を設定し、設定温度と室温との差によ
って暖房能力を切り替える様になっている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の暖房能力切替装置では、部屋
の広さが異なるなど暖房負荷の違いに対して必要以上の
暖房能力で暖房する場合があり、暖房感や経済性が悪か
った。
本発明はこのような点に鑑みてなしたもので、快適な
暖房感と経済性が得られる様にすることを目的としたも
のである。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、室温検出部及び
室温設定部と、室温と設定温度の表示手段を有し室温設
定温度範囲を確認できるようにした表示部と、前記室温
検出部及び室温設定部からの出力に基づいて暖房能力を
制御するとともに、少なくとも最大暖房能力が異なる複
数の暖房能力制御範囲を有する制御部と、上記暖房能力
制御範囲を選択する能力切替部と、室温が低いときは前
記能力切替部で選択された暖房能力制御範囲に関係な
く、機器の最大暖房能力に設定する能力選択部とからな
る暖房能力切替装置において、前記室温検出部からの出
力である室温が表示部で指示された室温設定部の室温設
定温度範囲の下限値より低いある温度以下のとき、前記
能力選択部により機器の最大暖房能力を設定し、室温表
示が室温設定部の室温設定温度範囲の設定最低値より低
い前記ある温度より上昇したとき、能力が選択部による
機器の最大暖房能力設定を解除し、室温設定温度に達す
るまで能力切替部で選択された暖房能力制御範囲の最大
値を最大暖房能力として設定するように構成している。
作用 本発明は上記構成によって暖房負荷の違いに対して暖
房能力を選択することができ、暖房負荷に合った適切な
暖房が可能である。また暖房負荷が小さく暖房能力の最
大値が低い暖房能力制御範囲を選択した場合でも、室温
が設定温度範囲の下限値よりも引くい時は選択に係わら
ない機器の最大暖房能力で暖房することができ、機器の
持つ最大の能力を有効に生かすことができる。また、室
温が上昇し室温設定範囲の設定最低値より低いある温度
より上昇したとき能力選択部による最大暖房能力設定を
解除し、室温設定温度に達するまで選択された暖房能力
制御範囲の最大値を最大暖房能力として設定すること
で、最大暖房能力で最適な室温の立ち上げを行いつつ、
暖房負荷に対して必要以上に暖房能力を消費したり、急
激に室温が上昇したり、過度な発火による不快感を与え
たりするという状態をなくすことができるとともに、頻
繁な設定の変更等が不要になる。
実施例 以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。第4
図は温風暖房機に用いた場合の外観を示したもので、こ
の暖房機は操作パネル1内と運転スイッチ2を押すと運
転を開始し、吹き出し口3より温風を吹き出す。4は選
択スイッチ5で選択された暖房能力制御範囲の最大値を
表示する暖房能力表示部、9は室温を検出するサーミス
タで、設定温度との差に応じて能力可変もしくは運転の
入/切を自動的に行わせる。6は室温・設定温度表示部
で、10個のLEDで構成してあり、サーミスタ9で検出し
た室温に対応するLEDの1つを点滅にて表示し、設定温
度に対応するLEDの1つを点灯にて表示する。7は室温
設定値を左側すなわち低温側にずらすダウンスイッチ、
8は右側すなわち高温側にずらすアップスイッチであ
る。
次に上記実施例の回路構成を第2図を用いて説明する
と、10は室温検出部で、前記サーミスタ9と抵抗11とで
分圧して得られる電圧VTHはA/D変換器12にてデジタル
値に変換されてマイクロコンピュータ13に通信される。
14は少なくとも最大暖房能力が異なる複数の暖房能力制
御範囲(本実施例では下限値は共通で最大値のみ変わ
る)の一つを選択する能力切替部で、前記選択スイッチ
で構成してある。15は室温設定部で、前記ダウンスイッ
チ7とアップスイッチ8で構成してある。16、17、17a
はプルダウン抵抗で、選択スイッチ5が押されたことを
伝える信号線aと、ダウンスイッチ7が押されたことを
伝える信号線bと、アップスイッチ8が押されたことを
伝える信号線cはそれぞれマイクロコンピュータ13に接
続されている。さらに18は運転スイッチ2のプルダウン
抵抗であり、運転スイッチ2が押されたことを伝える信
号線dもマイクロコンピュータ13に接続されている。19
は温風暖房機の運転、停止、暖房等のシーケンスを行う
負荷群である。
第1図は上記回路構成をブロック化して示したもの
で、マイクロコンピュータ13は、室温検出部10と室温設
定部15からの出力に基づいて暖房能力を制御するととも
に、少なくとも最大暖房能力が異なる複数の暖房能力制
御範囲を有する制御部20と、能力切替部14からの出力に
基いて暖房能力制御範囲のうち一つを制御部に選択させ
るとともに、室温検出部10からの出力が一定温度以下の
場合は能力切替部からの出力とは関係なしに機器の最大
の暖房能力で暖房を行なうよう制御部20に指令する能力
選択部21とで構成してあり、その動作は第3図のフロー
チャートに示すようになっている。
次に上記構成による動作を第3図のフローチャートを
用いて説明する。まず運転スイッチ2を入にすると、暖
房能力表示部4に初期選択値、例えば8畳部が点灯す
る。ここで能力切替部14の暖房能力選択スイッチ5を操
作すれば初期設定値8畳を変更して好みの暖房能力制御
範囲を選択することができる。そして変更された暖房能
力制御範囲の表示部が点灯表示される。次に室温・設定
温度表示部6の初期設定値、例えば20℃部が点灯し、同
時に室温検出部10のサーミスタ9で検出された室温(例
えば5℃であれば室温・設定温度表示部6の最小の12℃
部)が点滅する。ここで室温設定部15のアップ・ダウン
スイッチ7,8を操作すれば初期設定値20℃を変更して好
みの温度とすることができる。そして変更された設定値
が点灯表示される。
次に暖房が開始された時の室温が一定温度、例えば10
℃未満の時は22で示す低室温シーケンスによって暖房能
力制御範囲の選択に関わりなく機器の最大暖房能力で暖
房が行われる(第5図のA)。そして室温が10℃に達す
ると23で示す室温立ち上げシーケンスによって室温設定
値に達するまでは選択スイッチ5で選択された暖房能力
制御範囲の最大暖房能力で暖房が行われる(第5図の
B)。そして室温が室温設定値に達した後は室温と室温
設定値との差によって上記暖房能力制御範囲内で室温調
整機能によって暖房能力の調整が行われる。ここでは低
温室シーケンス20が解除される室温10℃は、室温設定の
最低可能値12℃より低い温度になっている。
ところで本発明に於ける室温もしくは設定温度を表示
する表示部はなんでもよく、上記実施例ではマイクロコ
ンピュータ13で直接駆動できるという観点からLEDを例
としたが、蛍光表示管、液晶表示管でもさしつかえな
く、さらには横一列のバー表示以外にも縦方向のバー表
示でもよく、また直接温度を数字で表示してもよい。
さらに本実施例では室温設定の設定最低値は12℃で、
低室温シーケンス22が解除される室温は10℃としたが、
それぞれ10℃,7℃といったように機器の性能に合わせて
自由に変化させてもよい。
発明の効果 以上実施例の説明から明らかなように本発明によれ
ば、暖房負荷の違いに対して暖房能力の最大値を選択す
ることができ、暖房負荷に合った適切な暖房が可能で大
変経済的である。また暖房負荷が小さく暖房能力の最大
値が低い暖房能力制御範囲を選択した場合でも、室温が
一定温度より低い時は上記暖房能力制御範囲の選択とは
関係なしに最大の暖房能力で暖房することができ、機器
の持つ最大の能力を有効にいかして速いスピードで暖房
を立ち上げることができる。また上記一定温度は室温設
定部の設定最低値より低い値に設定しているので、使用
者が設定する温度範囲内では必ず暖房能力制御範囲が切
替えられていることになり、暖房負荷に対して必要以上
の能力で暖房することもなくなって過剰な暖房による不
快感の抑制が図れると共に経済性も向上し、かつ使用者
が設定した暖房能力できることから使用者の意志に沿っ
た暖房制御が行われ、信頼性が向上する。さらに、一定
温度に達した後は室温設定部の設定温度に達する迄選択
された暖房能力制御範囲の最大値で暖房する為希望の温
度に達するまで暖房負荷にあった適切な暖房能力で暖房
することができ、大変快適で経済的な暖房ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に於ける暖房能力切替装置の
ブロック図、第2図はその具体的な回路図、第3図は動
作を説明するフローチャート、第4図は暖房機の要部斜
視図、第5図は暖房時の室温の変化と暖房能力の変化を
示すグラフである。 10……室温検出部、14……能力切替部、15……室温設定
部、20……制御部、21……能力選択部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24H 3/00 - 3/04 305 F23N 5/00 - 5/26

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室温検出部及び室温設定部と、室温と設定
    温度の表示手段を有し室温設定温度範囲を確認できるよ
    うにした表示部と、前記室温検出部及び室温設定部から
    の出力に基づいて暖房能力を制御するとともに、少なく
    とも最大暖房能力が異なる複数の暖房能力制御範囲を有
    する制御部と、上記暖房能力制御範囲を選択する能力切
    替部と、室温が低いときは前記能力切替部で選択された
    暖房能力制御範囲に関係なく、機器の最大暖房能力に設
    定する能力選択部とからなる暖房能力切替装置におい
    て、前記室温検出部からの出力である室温が表示部で指
    示された室温設定部の室温設定温度範囲の下限値より低
    いある温度以下のとき、前記能力選択部により機器の最
    大暖房能力を設定し、室温が室温設定部の室温設定温度
    範囲の設定最低値より低い前記ある温度より上昇したと
    き、能力選択部による機器の最大暖房能力設定を解除
    し、室温設定温度に達するまで能力切替部で選択された
    暖房能力制御範囲の最大値を最大暖房能力として設定す
    るように構成した暖房機の暖房能力切替装置。
JP2106175A 1990-04-20 1990-04-20 暖房機の暖房能力切替装置 Expired - Lifetime JP2932597B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016080292A (ja) * 2014-10-20 2016-05-16 リンナイ株式会社 温風暖房機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63315857A (ja) * 1987-06-18 1988-12-23 Sanyo Electric Co Ltd 温風暖房機の運転制御方法

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JP2016080292A (ja) * 2014-10-20 2016-05-16 リンナイ株式会社 温風暖房機

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