JP2932164B2 - 電気コネクタアッセンブリとその端子構造 - Google Patents
電気コネクタアッセンブリとその端子構造Info
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電気コネクタの端子に
係る。
係る。
【０００２】
【従来の技術】一般に、電気コネクタアッセンブリは、
各々固有の形で互いに接続する、プラグ及びレセプタク
ル又は他の雄型及び雌型の電気コネクタのような一対の
電気コネクタを備えている。各電気コネクタは従来は、
絶縁ハウジングを備え、そこには、一つ又はそれ以上の
端子が取り付けられる。端子は、電気ケーブル若しくは
ワイヤーに固く繋がれるか又は、電気コネクタの一つ若
しくは双方が、回路トレースに取り付けられた端子を有
するプリント回路板に取り付けられる。いずれにせよ、
二つの互いに接続された電気コネクタの端子は、予め定
められた各々固有の特定の形で接続する。例えば、雌型
又はレセプタクル端子は、雄型又はピン端子を受ける。
各々固有の形で互いに接続する、プラグ及びレセプタク
ル又は他の雄型及び雌型の電気コネクタのような一対の
電気コネクタを備えている。各電気コネクタは従来は、
絶縁ハウジングを備え、そこには、一つ又はそれ以上の
端子が取り付けられる。端子は、電気ケーブル若しくは
ワイヤーに固く繋がれるか又は、電気コネクタの一つ若
しくは双方が、回路トレースに取り付けられた端子を有
するプリント回路板に取り付けられる。いずれにせよ、
二つの互いに接続された電気コネクタの端子は、予め定
められた各々固有の特定の形で接続する。例えば、雌型
又はレセプタクル端子は、雄型又はピン端子を受ける。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記性質を有する電気
コネクタアッセンブリについて、２つの接続電気コネク
タ間の確実な結合は、次のような手段の一つ又はそれ以
上によって成される。すなわち、（ａ）絶縁ハウジング
間の確実な固定、（ｂ）端子間の確実な固定、又は、
（ｃ）絶縁ハウジング間及び端子間の摩擦的保持、であ
る。以上の手段の各々は、様々な問題を生む。
コネクタアッセンブリについて、２つの接続電気コネク
タ間の確実な結合は、次のような手段の一つ又はそれ以
上によって成される。すなわち、（ａ）絶縁ハウジング
間の確実な固定、（ｂ）端子間の確実な固定、又は、
（ｃ）絶縁ハウジング間及び端子間の摩擦的保持、であ
る。以上の手段の各々は、様々な問題を生む。
【０００４】詳細には、固定機能が、一体的に成形され
た金属製のラッチのような、絶縁ハウジング間の確実な
固定によって成されると、絶縁ハウジングは屡々、複雑
な形態又は費用のかかる二次的な部品及び機構を含み、
結果として、これらの固定手段を収容するために、電気
コネクタアッセンブリ全体に於てはより大きなサイズと
なる。このことは、電気コネクタの更なる小型化に対す
る課題がある中では非常に望ましくない。更に金属ラッ
チのケースでは、個々の加工ダイス及び二次的な組立工
程のコストが、電気コネクタアッセンブリ全体の製造コ
ストを大幅に増大させる。又ラッチは、絶縁ハウジング
から意図せずしてはずれ、壊れることがあり、この場合
互いに結合している電気コネクタは意図せずして結合が
外れてしまう。
た金属製のラッチのような、絶縁ハウジング間の確実な
固定によって成されると、絶縁ハウジングは屡々、複雑
な形態又は費用のかかる二次的な部品及び機構を含み、
結果として、これらの固定手段を収容するために、電気
コネクタアッセンブリ全体に於てはより大きなサイズと
なる。このことは、電気コネクタの更なる小型化に対す
る課題がある中では非常に望ましくない。更に金属ラッ
チのケースでは、個々の加工ダイス及び二次的な組立工
程のコストが、電気コネクタアッセンブリ全体の製造コ
ストを大幅に増大させる。又ラッチは、絶縁ハウジング
から意図せずしてはずれ、壊れることがあり、この場合
互いに結合している電気コネクタは意図せずして結合が
外れてしまう。
【０００５】次に固定が端子間で行われると、過度な接
続力により屡々、不可能ではないにしても、２つの電気
コネクタを外すのを困難にする。このことは、相互固定
された端子の一つ又は双方が予めの位置から動かされる
場合、嵌合している電気コネクタを解放する時に特に当
てはまる。更に、端子間に於てラッチがある場合、電気
コネクタが使用を繰り返されると、端子の一つ又は双方
にダメージを与えることになり易い。
続力により屡々、不可能ではないにしても、２つの電気
コネクタを外すのを困難にする。このことは、相互固定
された端子の一つ又は双方が予めの位置から動かされる
場合、嵌合している電気コネクタを解放する時に特に当
てはまる。更に、端子間に於てラッチがある場合、電気
コネクタが使用を繰り返されると、端子の一つ又は双方
にダメージを与えることになり易い。
【０００６】続いて端子間及び絶縁ハウジング間の結合
にて、２つの電気コネクタを保持する場合、電気コネク
タアッセンブリ全体が望ましくないように外れ得る振動
又は熱膨張を受ける環境の中で使用されると、かえって
外れにくくなる等の逆の悪影響を生ずる。
にて、２つの電気コネクタを保持する場合、電気コネク
タアッセンブリ全体が望ましくないように外れ得る振動
又は熱膨張を受ける環境の中で使用されると、かえって
外れにくくなる等の逆の悪影響を生ずる。
【０００７】
【目的】従って本発明は、数多くの接続使用の際に、２
つの電気コネクタの保持、固定に障害を与えることな
く、しかも、互いに結合している雄型端子及び雌型端子
の接続について感覚的に判り又は触覚的に判る手段を提
供する、取り外し可能な端子構造を提供するにある。
つの電気コネクタの保持、固定に障害を与えることな
く、しかも、互いに結合している雄型端子及び雌型端子
の接続について感覚的に判り又は触覚的に判る手段を提
供する、取り外し可能な端子構造を提供するにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為
に、本発明によれば、端子構造は平面状の雄型ブレード
端子を備えている。そして箱型の雌型端子が、雄型ブレ
ード端子を受け入れる。雌型端子は、断面弧状の接触部
を有する可撓性を有する片持ち梁式接触梁を有し、その
接触部は、雄型ブレード端子が、雌型端子に挿入される
際に、雄型ブレード端子によって係合及び反らされる。
に、本発明によれば、端子構造は平面状の雄型ブレード
端子を備えている。そして箱型の雌型端子が、雄型ブレ
ード端子を受け入れる。雌型端子は、断面弧状の接触部
を有する可撓性を有する片持ち梁式接触梁を有し、その
接触部は、雄型ブレード端子が、雌型端子に挿入される
際に、雄型ブレード端子によって係合及び反らされる。
【０００９】本発明は、雄型ブレード端子が平面部から
一体的に形成された断面弧状の突出部で画成された接触
カムを備え、この雄型ブレード端子を雌型端子に完全に
挿入される際に、雌型端子の断面弧状の接触部に係合す
る点に特徴を有している。接触カムは、挿入方向に対し
て比較的小さい鋭角に上記突出部から伸びる誘導傾斜面
を有し、片持ち梁式接触梁を反らし、接触部に係合す
る。又接触カムは、挿入方向に対して比較的大きい鋭角
で上記突出部から伸びるなだらかなロック面を有し、そ
れにより、雄型ブレード端子を雌型端子から取り外し可
能にする。
一体的に形成された断面弧状の突出部で画成された接触
カムを備え、この雄型ブレード端子を雌型端子に完全に
挿入される際に、雌型端子の断面弧状の接触部に係合す
る点に特徴を有している。接触カムは、挿入方向に対し
て比較的小さい鋭角に上記突出部から伸びる誘導傾斜面
を有し、片持ち梁式接触梁を反らし、接触部に係合す
る。又接触カムは、挿入方向に対して比較的大きい鋭角
で上記突出部から伸びるなだらかなロック面を有し、そ
れにより、雄型ブレード端子を雌型端子から取り外し可
能にする。
【００１０】本発明において、雄型ブレード端子は、型
抜き成形されたシートメタルからなり、上記したよう
に、雄型ブレード端子の平面部から一体的に形成された
断面弧状の突出部で接触カムが画成されている。
抜き成形されたシートメタルからなり、上記したよう
に、雄型ブレード端子の平面部から一体的に形成された
断面弧状の突出部で接触カムが画成されている。
【００１１】雌型端子の片持ち梁式接触梁は、雄型ブレ
ード端子を受ける。詳細には、片持ち梁式接触梁は、雌
型端子の底面板から、雌型端子の接触部に向かい、雄型
ブレード端子の挿入方向に対して比較的小さい鋭角で、
上方にそして後方に伸び、接触カムの誘導傾斜面によ
り、徐々に係合する。接触部のもう片側については、片
持ち梁式接触梁は、挿入方向に対して比較的大きい鋭角
で伸び、接触カムのなだらかなロック面に固定係合す
る。
ード端子を受ける。詳細には、片持ち梁式接触梁は、雌
型端子の底面板から、雌型端子の接触部に向かい、雄型
ブレード端子の挿入方向に対して比較的小さい鋭角で、
上方にそして後方に伸び、接触カムの誘導傾斜面によ
り、徐々に係合する。接触部のもう片側については、片
持ち梁式接触梁は、挿入方向に対して比較的大きい鋭角
で伸び、接触カムのなだらかなロック面に固定係合す
る。
【００１２】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明の実施例を詳
述する。まず図１では、本発明の端子構造（１０）は、
平面状の雄型ブレード端子（１２）及び箱状の雌型端子
（１４）を備えている。雄型ブレード端子（１２）は、
尾部（１６）を備え、以下に明らかなように、プリント
回路板の回路トレースに取り付ける。雌型端子（１４）
は、一対の圧着アーム（１８）を備え、電気ケーブル
（２２）の導線（２０）に圧着されるか又は結線され
る。
述する。まず図１では、本発明の端子構造（１０）は、
平面状の雄型ブレード端子（１２）及び箱状の雌型端子
（１４）を備えている。雄型ブレード端子（１２）は、
尾部（１６）を備え、以下に明らかなように、プリント
回路板の回路トレースに取り付ける。雌型端子（１４）
は、一対の圧着アーム（１８）を備え、電気ケーブル
（２２）の導線（２０）に圧着されるか又は結線され
る。
【００１３】より詳細には、雄型ブレード端子（１２）
は、導電性のシートメタルから型抜き成形され、端子の
結線端を形成する尾部（１６）及びブレード端を形成す
る平面部（２４）を有する。雄型ブレード端子（１２）
の平面部（２４）は、縦に伸びる補強リブ（２６）及び
側面突起（２８）を備え、この側面突起（２８）によっ
て絶縁ハウジングのプラスティック材に、この端子自体
が固定される。平面部（２４）の末端（３０）は、角が
そがれているか、先細になっており、雄型ブレード端子
（１２）を、矢印「Ａ」の挿入方向に沿って、雌型端子
（１４）内に挿入するのを容易にする。最後に、雄型ブ
レード端子（１２）は、接触カム（３２）を備え、それ
は、以下に詳細に説明されるように、端子の平面部（２
４）から絞り成形された断面弧状の突出部（６２）で画
成されている。雌型端子（１４）の圧着アーム（１８）
及び雄型ブレード端子（１２）の結線端は、公知のもの
である。
は、導電性のシートメタルから型抜き成形され、端子の
結線端を形成する尾部（１６）及びブレード端を形成す
る平面部（２４）を有する。雄型ブレード端子（１２）
の平面部（２４）は、縦に伸びる補強リブ（２６）及び
側面突起（２８）を備え、この側面突起（２８）によっ
て絶縁ハウジングのプラスティック材に、この端子自体
が固定される。平面部（２４）の末端（３０）は、角が
そがれているか、先細になっており、雄型ブレード端子
（１２）を、矢印「Ａ」の挿入方向に沿って、雌型端子
（１４）内に挿入するのを容易にする。最後に、雄型ブ
レード端子（１２）は、接触カム（３２）を備え、それ
は、以下に詳細に説明されるように、端子の平面部（２
４）から絞り成形された断面弧状の突出部（６２）で画
成されている。雌型端子（１４）の圧着アーム（１８）
及び雄型ブレード端子（１２）の結線端は、公知のもの
である。
【００１４】雌型端子（１４）は、導電性のシートメタ
ルから成形され、上面板（３４）、底面板（３６）及び
一対の側面板（３８）により画成される箱型となってお
り、雄型ブレード端子（１２）をその中心に誘導する。
可撓性を有する片持ち梁式接触梁（４２）は、底面板
（３６）の前端から、圧着アーム（１８）に向かって、
上方にそして後方に向くように成形され、以下に説明さ
れるように、雄型ブレード端子（１２）の接触カム（３
２）に係合する。一対の圧着アーム（４４）は、導線
（２０）に対する圧着アーム（１８）の後方に位置設定
され、電気ケーブル（２２）の外面絶縁体に対して圧着
せしめられる。
ルから成形され、上面板（３４）、底面板（３６）及び
一対の側面板（３８）により画成される箱型となってお
り、雄型ブレード端子（１２）をその中心に誘導する。
可撓性を有する片持ち梁式接触梁（４２）は、底面板
（３６）の前端から、圧着アーム（１８）に向かって、
上方にそして後方に向くように成形され、以下に説明さ
れるように、雄型ブレード端子（１２）の接触カム（３
２）に係合する。一対の圧着アーム（４４）は、導線
（２０）に対する圧着アーム（１８）の後方に位置設定
され、電気ケーブル（２２）の外面絶縁体に対して圧着
せしめられる。
【００１５】図１と共に図２を参照すると、雌型端子
（１４）の可撓性を有する片持ち梁式接触梁（４２）
は、Ｕ字形であり、自由端（５０）を有する底部脚（４
８）を備え、符号（５２）の位置において、底面板（３
６）の内側に接触する。上部脚（５４）は、底面板（３
６）の前端から、箱型の雌型端子（１４）の中に伸び、
上方に且つ後方に片持ちされる。片持ち梁式接触梁（４
２）の底部脚（４８）及び上部脚（５４）は、断面が湾
曲する又は弧状の接触部（５６）によって繋がれる。図
２において明らかなように、この片持ち梁式接触梁（４
２）の特有の形は、上部脚（５４）上の傾斜した平面
（５４ａ）を備え、それは、接触部（５６）の片側か
ら、矢印「Ａ」の挿入方向に対して、比較的小さい鋭角
で伸びている。接触部（５６）の反対側においては、片
持ち梁式接触梁（４２）の形は、ロック面（５６ａ）を
備え、それは、挿入方向「Ａ」に対して比較的大きい鋭
角で伸びている。
（１４）の可撓性を有する片持ち梁式接触梁（４２）
は、Ｕ字形であり、自由端（５０）を有する底部脚（４
８）を備え、符号（５２）の位置において、底面板（３
６）の内側に接触する。上部脚（５４）は、底面板（３
６）の前端から、箱型の雌型端子（１４）の中に伸び、
上方に且つ後方に片持ちされる。片持ち梁式接触梁（４
２）の底部脚（４８）及び上部脚（５４）は、断面が湾
曲する又は弧状の接触部（５６）によって繋がれる。図
２において明らかなように、この片持ち梁式接触梁（４
２）の特有の形は、上部脚（５４）上の傾斜した平面
（５４ａ）を備え、それは、接触部（５６）の片側か
ら、矢印「Ａ」の挿入方向に対して、比較的小さい鋭角
で伸びている。接触部（５６）の反対側においては、片
持ち梁式接触梁（４２）の形は、ロック面（５６ａ）を
備え、それは、挿入方向「Ａ」に対して比較的大きい鋭
角で伸びている。
【００１６】引き続き図２を参照すると、上記のよう
に、雄型ブレード端子（１２）は、平面部（２４）から
突き出た断面弧状の接触カム（３２）を有している。こ
の接触カム（３２）は、可撓性を有する片持ち梁式接触
梁（４２）と機械的に組み合わされる。より詳細には、
接触カム（３２）は、挿入方向「Ａ」に対して比較的小
さい鋭角で、断面弧状の突出部（６２）から伸びている
誘導傾斜面（６０）を雄型ブレード端子（１２）の前端
側に有し、雄型ブレード端子（１２）が雌型端子（１
４）に挿入されると、徐々に片持ち梁式接触梁（４２）
を雄型ブレード端子（１２）から離れる方向に反らさ
せ、傾斜した平面（５４ａ）及び接触部（５６）に乗り
上げる。誘導傾斜面（６０）が比較的小さい鋭角である
こと及び、片持ち梁式接触梁（４２）の平面（５４ａ）
がそれに相応して小さい鋭角であることから、雄型ブレ
ード端子（１２）を雌型端子（１４）に挿入するために
は、比較的低度の挿入力が必要とされる。
に、雄型ブレード端子（１２）は、平面部（２４）から
突き出た断面弧状の接触カム（３２）を有している。こ
の接触カム（３２）は、可撓性を有する片持ち梁式接触
梁（４２）と機械的に組み合わされる。より詳細には、
接触カム（３２）は、挿入方向「Ａ」に対して比較的小
さい鋭角で、断面弧状の突出部（６２）から伸びている
誘導傾斜面（６０）を雄型ブレード端子（１２）の前端
側に有し、雄型ブレード端子（１２）が雌型端子（１
４）に挿入されると、徐々に片持ち梁式接触梁（４２）
を雄型ブレード端子（１２）から離れる方向に反らさ
せ、傾斜した平面（５４ａ）及び接触部（５６）に乗り
上げる。誘導傾斜面（６０）が比較的小さい鋭角である
こと及び、片持ち梁式接触梁（４２）の平面（５４ａ）
がそれに相応して小さい鋭角であることから、雄型ブレ
ード端子（１２）を雌型端子（１４）に挿入するために
は、比較的低度の挿入力が必要とされる。
【００１７】更に、接触カム（３２）は、断面弧状の突
出部（６２）から伸びているなだらかなロック面（６２
ａ）を誘導傾斜面（６０）の後端側に備え、挿入方向
「Ａ」に対して比較的大きい鋭角で伸びている。この傾
斜したロック面（６２ａ）は、片持ち梁式接触梁（４
２）のロック面（５６ａ）と係合し、接触部（５６）と
接触カム（３２）とを、取り外し可能なように接触させ
る。
出部（６２）から伸びているなだらかなロック面（６２
ａ）を誘導傾斜面（６０）の後端側に備え、挿入方向
「Ａ」に対して比較的大きい鋭角で伸びている。この傾
斜したロック面（６２ａ）は、片持ち梁式接触梁（４
２）のロック面（５６ａ）と係合し、接触部（５６）と
接触カム（３２）とを、取り外し可能なように接触させ
る。
【００１８】接触カム（３２）の動作及び片持ち梁式接
触梁（４２）の形態は、図２に於ける点線（６６）が、
接触カム（３２）のなだらかなロック面（６２ａ）と、
片持ち梁式接触梁（４２）の接触部（５６）のロック面
（５６ａ）との接触面の接線を示している。他方矢印
（６８）は、接線（６６）に直交する方向、すなわち、
挿入方向「Ａ」と反対の、雄型ブレード端子（１２）を
後方に引く力に対して抗する力の軸を示している。矢印
（７０）は、挿入方向「Ａ」に平行して伸びる上記力
（６８）の一部を示し、矢印「Ａ」は、端子間の固定力
を示す。この形態は、信頼できる高度な接触力結合を提
供し、そして、比較的高いしきい値的力において、結合
した端子構造の分離を、端子がダメージを受ける危険を
伴うことなくできるようにする。というのも、２つの端
子が二つの弧状部分によって相互係合しているからであ
る（つまり、線分（６６）に対して０度以外の角度であ
るということ）。この弧状部分の相互係合形態は、実際
に、２つの電気コネクタを接続する際、その接続を容易
にする。換言すると、弧状部分の相互係合形態は、片持
ち梁式接触梁（４２）の跳ね返しの力（６９）によっ
て、雄型ブレード端子（１２）に対して「引込効果」を
生み出す。更には、接触カム（３２）のなだらかなロッ
ク面（６２ａ）及び片持ち梁式接触梁（４２）のロック
面（５６ａ）が挿入方向「Ａ」に対して比較的急な角度
であることにより、雄型ブレード端子（１２）を挿入す
る間に互いに当たった感覚が使用者に与えられるので、
使用者に端子は完全に接続されたという感覚を与える。
触梁（４２）の形態は、図２に於ける点線（６６）が、
接触カム（３２）のなだらかなロック面（６２ａ）と、
片持ち梁式接触梁（４２）の接触部（５６）のロック面
（５６ａ）との接触面の接線を示している。他方矢印
（６８）は、接線（６６）に直交する方向、すなわち、
挿入方向「Ａ」と反対の、雄型ブレード端子（１２）を
後方に引く力に対して抗する力の軸を示している。矢印
（７０）は、挿入方向「Ａ」に平行して伸びる上記力
（６８）の一部を示し、矢印「Ａ」は、端子間の固定力
を示す。この形態は、信頼できる高度な接触力結合を提
供し、そして、比較的高いしきい値的力において、結合
した端子構造の分離を、端子がダメージを受ける危険を
伴うことなくできるようにする。というのも、２つの端
子が二つの弧状部分によって相互係合しているからであ
る（つまり、線分（６６）に対して０度以外の角度であ
るということ）。この弧状部分の相互係合形態は、実際
に、２つの電気コネクタを接続する際、その接続を容易
にする。換言すると、弧状部分の相互係合形態は、片持
ち梁式接触梁（４２）の跳ね返しの力（６９）によっ
て、雄型ブレード端子（１２）に対して「引込効果」を
生み出す。更には、接触カム（３２）のなだらかなロッ
ク面（６２ａ）及び片持ち梁式接触梁（４２）のロック
面（５６ａ）が挿入方向「Ａ」に対して比較的急な角度
であることにより、雄型ブレード端子（１２）を挿入す
る間に互いに当たった感覚が使用者に与えられるので、
使用者に端子は完全に接続されたという感覚を与える。
【００１９】このように、端子構造（１０）の信頼性
が、上述の接続形態によって保証され、振動のような状
況又は他の意図せざる離す力に対して強固に結合する。
が、上述の接続形態によって保証され、振動のような状
況又は他の意図せざる離す力に対して強固に結合する。
【００２０】図３−５は、雄型ブレード端子（１２）を
端子構造（１０）の雌型端子（１４）に挿入する過程を
図示する。詳細には、図３は、雌型端子（１４）の箱型
の接続端子に挿入する前の雄型ブレード端子（１２）を
図示する。雌型端子（１４）の可撓性を有する片持ち梁
式接触梁（４２）が、圧力がかけられておらず、反らさ
れることがない。
端子構造（１０）の雌型端子（１４）に挿入する過程を
図示する。詳細には、図３は、雌型端子（１４）の箱型
の接続端子に挿入する前の雄型ブレード端子（１２）を
図示する。雌型端子（１４）の可撓性を有する片持ち梁
式接触梁（４２）が、圧力がかけられておらず、反らさ
れることがない。
【００２１】図４は、片持ち梁式接触梁（４２）を一方
に反らす、接触カム（３２）を有し、雌型端子（１４）
に挿入される雄型ブレード端子（１２）を図示する。こ
の作動の間に、接触カム（３２）は、片持ち梁式接触梁
（４２）を乗り上げる、つまり、接触カム（３２）の誘
導傾斜面（６０）は、徐々に、最小の挿入力で、片持ち
梁式接触梁（４２）の平面（５４ａ）を反らし乗り上げ
る。雄型ブレード端子（１２）は、上面板（３４）の移
動止め（４０）により、中央に位置設定され、雌型端子
（１４）内に誘導される。
に反らす、接触カム（３２）を有し、雌型端子（１４）
に挿入される雄型ブレード端子（１２）を図示する。こ
の作動の間に、接触カム（３２）は、片持ち梁式接触梁
（４２）を乗り上げる、つまり、接触カム（３２）の誘
導傾斜面（６０）は、徐々に、最小の挿入力で、片持ち
梁式接触梁（４２）の平面（５４ａ）を反らし乗り上げ
る。雄型ブレード端子（１２）は、上面板（３４）の移
動止め（４０）により、中央に位置設定され、雌型端子
（１４）内に誘導される。
【００２２】図５は、雌型端子（１４）に完全に挿入さ
れた雄型ブレード端子（１２）を図示する。雄型ブレー
ド端子（１２）の誘導傾斜面（６０）及び雌型端子（１
４）の平面（５４ａ）の小さい角度により、最小の力
で、矢印「Ａ」の方向に雄型ブレード端子（１２）が雌
型端子（１４）に挿入され、他方矢印「Ｂ」（図５）の
方向に雄型ブレード端子（１２）を引き抜くには、雄型
ブレード端子（１２）のロック面（６２ａ）及び雌型端
子（１４）のロック面（５６ａ）の大きな角度により生
じる固定力が在る為に、大きな力、即ち、比較的高いし
きい値的力が使用される。
れた雄型ブレード端子（１２）を図示する。雄型ブレー
ド端子（１２）の誘導傾斜面（６０）及び雌型端子（１
４）の平面（５４ａ）の小さい角度により、最小の力
で、矢印「Ａ」の方向に雄型ブレード端子（１２）が雌
型端子（１４）に挿入され、他方矢印「Ｂ」（図５）の
方向に雄型ブレード端子（１２）を引き抜くには、雄型
ブレード端子（１２）のロック面（６２ａ）及び雌型端
子（１４）のロック面（５６ａ）の大きな角度により生
じる固定力が在る為に、大きな力、即ち、比較的高いし
きい値的力が使用される。
【００２３】図６は、従来の電気コネクタアッセンブリ
（７０）を図示する。第一の電気コネクタ（７２）を備
え、それは、複数の雄型端子（７４）を取り付け、その
雄型端子（７４）は、接続端では雄型端子ピン（７６）
を、結線端では尾部（７８）を有している。尾部（７
８）は、プリント回路板（８２）の穴（８０）に挿入さ
れ、プリント回路板（８２）の回路トレースに取り付け
られる。雄型端子ピン（７６）は、相手の第二の電気コ
ネクタ（８８）の雌型端子（８６）の接続端（８４）に
挿入される。雌型端子（８６）は、上記雌型端子（１
４）に類似する個々独立した電気ケーブル（９０）に結
合される。電気コネクタアッセンブリ（７０）の第一の
電気コネクタ（７２）及び第二の電気コネクタ（８８）
は、電気コネクタ（７２）の絶縁ハウジングのラッチア
ーム（９２）によって共に確実に固定され、そのラッチ
アーム（９２）は、フック部（９４）を有し、電気コネ
クタ（８８）のラッチアーム（９８）の固定ボス（９
６）にパチンと固定係合する。
（７０）を図示する。第一の電気コネクタ（７２）を備
え、それは、複数の雄型端子（７４）を取り付け、その
雄型端子（７４）は、接続端では雄型端子ピン（７６）
を、結線端では尾部（７８）を有している。尾部（７
８）は、プリント回路板（８２）の穴（８０）に挿入さ
れ、プリント回路板（８２）の回路トレースに取り付け
られる。雄型端子ピン（７６）は、相手の第二の電気コ
ネクタ（８８）の雌型端子（８６）の接続端（８４）に
挿入される。雌型端子（８６）は、上記雌型端子（１
４）に類似する個々独立した電気ケーブル（９０）に結
合される。電気コネクタアッセンブリ（７０）の第一の
電気コネクタ（７２）及び第二の電気コネクタ（８８）
は、電気コネクタ（７２）の絶縁ハウジングのラッチア
ーム（９２）によって共に確実に固定され、そのラッチ
アーム（９２）は、フック部（９４）を有し、電気コネ
クタ（８８）のラッチアーム（９８）の固定ボス（９
６）にパチンと固定係合する。
【００２４】他方図７は、本発明の端子が適用された電
気コネクタアッセンブリ（１００）を図示し、そこで
は、レセプタクルコネクタ（１０２）は、絶縁ハウジン
グ（１０３）を備え、それは、図１−４に関連して上記
した複数の雄型ブレード端子（１２）を取り付ける。プ
ラグコネクタ（１０４）は、絶縁ハウジング（１０５）
を備え、それは、レセプタクルコネクタ（１０２）の空
洞（１０６）に挿入される。プラグコネクタ（１０４）
は、図１−４に関連して上記された複数の雌型端子（１
４）を取り付ける。これらのコネクタ（１０２及び１０
４）は、上記され図１−５の中で図示されたように、雌
型端子（１４）及び雄型ブレード端子（１２）の間の相
互係合により確実に固定される。
気コネクタアッセンブリ（１００）を図示し、そこで
は、レセプタクルコネクタ（１０２）は、絶縁ハウジン
グ（１０３）を備え、それは、図１−４に関連して上記
した複数の雄型ブレード端子（１２）を取り付ける。プ
ラグコネクタ（１０４）は、絶縁ハウジング（１０５）
を備え、それは、レセプタクルコネクタ（１０２）の空
洞（１０６）に挿入される。プラグコネクタ（１０４）
は、図１−４に関連して上記された複数の雌型端子（１
４）を取り付ける。これらのコネクタ（１０２及び１０
４）は、上記され図１−５の中で図示されたように、雌
型端子（１４）及び雄型ブレード端子（１２）の間の相
互係合により確実に固定される。
【００２５】以上の図７の電気コネクタアッセンブリ
（１００）と、図６の従来の技術の電気コネクタアッセ
ンブリ（７０）を比較すると、本発明の端子構造が適用
された電気コネクタアッセンブリ（１００）の全体のサ
イズ又は概観が、図６の従来の絶縁ハウジング間の固定
手段を使用する電気コネクタアッセンブリ（７０）に比
較して、小さくなるものである。
（１００）と、図６の従来の技術の電気コネクタアッセ
ンブリ（７０）を比較すると、本発明の端子構造が適用
された電気コネクタアッセンブリ（１００）の全体のサ
イズ又は概観が、図６の従来の絶縁ハウジング間の固定
手段を使用する電気コネクタアッセンブリ（７０）に比
較して、小さくなるものである。
【００２６】以上本発明の端子構造によれば、数多くの
接続使用の際に２つの電気コネクタの保持，固定に障害
を与えることなく、而も互いに結合している雄型ブレー
ド端子及び雌型端子の接続について感覚的に判り、又は
触覚的に判る手段を提供する、取り外し可能な端子構造
を提供できる。また、本発明の電気コネクタアッセンブ
リによれば、絶縁ハウジングにラッチアーム、フック部
などを省くことができ、全体を小型化することができ
る。
接続使用の際に２つの電気コネクタの保持，固定に障害
を与えることなく、而も互いに結合している雄型ブレー
ド端子及び雌型端子の接続について感覚的に判り、又は
触覚的に判る手段を提供する、取り外し可能な端子構造
を提供できる。また、本発明の電気コネクタアッセンブ
リによれば、絶縁ハウジングにラッチアーム、フック部
などを省くことができ、全体を小型化することができ
る。
【図１】雄型ブレード端子と雌型端子が係合されていな
い、本発明の端子構造の斜視図。
い、本発明の端子構造の斜視図。
【図２】雄型ブレード端子が雌型端子と係合している、
雌型端子の部分的縦断面図。
雌型端子の部分的縦断面図。
【図３】雄型ブレード端子が雌型端子に、まさに挿入さ
れようとしている、雌型端子の接続端の部分的断面図。
れようとしている、雌型端子の接続端の部分的断面図。
【図４】図３に類似しているが、雄型ブレード端子が部
分的に雌型端子に挿入され、可撓性を有する片持ち梁式
接触梁を一方に反らしている図。
分的に雌型端子に挿入され、可撓性を有する片持ち梁式
接触梁を一方に反らしている図。
【図５】図４に類似しているが、雄型ブレード端子が完
全に雌型端子に挿入されている図。
全に雌型端子に挿入されている図。
【図６】絶縁ハウジング間のラッチ構造によって相互係
合する従来の技術の電気コネクタアッセンブリの縦断面
図。
合する従来の技術の電気コネクタアッセンブリの縦断面
図。
【図７】本発明の端子構造を組み込んだ電気コネクタア
ッセンブリの縦断面図。
ッセンブリの縦断面図。
１０ 端子構造 １２ 雄型ブレード端子 １４ 雌型端子 ２４ 平面部 ３２ 接触カム ３４ 上面板 ３６ 底面板 ３８ 側面板 ４２ 片持ち梁式接触梁 ５４ 上部脚 ５４ａ 平面 ５６ 接触部 ５６ａ ロック面 ６０ 誘導傾斜面 ６２ 突出部 ６２ａ ロック面 １００ 電気コネクタアッセンブリ １０２ レセプタクルコネクタ １０３ 絶縁ハウジング １０４ プラグコネクタ １０５ 絶縁ハウジング Ａ 挿入方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−4087（ＪＰ，Ａ) 実開 平２−59578（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭58−29901（ＪＰ，Ｙ２) 米国特許4699444（ＵＳ，Ａ) 仏国特許出願公開1540606（ＦＲ，Ａ １) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H01R 13/04 H01R 13/10 H01R 13/115 H01R 13/20
Claims (6)
- 【請求項１】 平面状の雄型ブレード端子（１２）と、
上記雄型ブレード端子（１２）を受け入れる為に箱形と
され、雄型ブレード端子（１２）が挿入方向（Ａ）に於
て、雌型端子（１４）に挿入される際に、雄型ブレード
端子（１２）により係合され且つ反らされる断面弧状の
接触部（５６）を有する可撓性を有する片持ち梁式接触
梁（４２）を有する雌型端子（１４）よりなる電気コネ
クタアッセンブリの端子構造（１０）に於て、 上記雄型ブレード端子（１２）が、挿入に際して上記雌
型端子（１４）の断面弧状の接触部（５６）に係合する
為の、平面部（２４）から一体的に形成され、断面弧状
の突出部（６２）によって画成された接触カム（３２）
を有し、そして、 上記接触カム（３２）が、雄型ブレード端子（１２）を
雌型端子（１４）に挿入している間に、最小の挿入力
で、徐々に上記片持ち梁式接触梁（４２）を雄型ブレー
ド端子（１２）から離れる方向へ反らし、片持ち梁式接
触梁（４２）の上記断面弧状の接触部（５６）に係合す
る為の、上記挿入方向（Ａ）に対して比較的小さな鋭角
で上記弧状の突出部（６２）から伸びる、誘導傾斜面
（６０）と、 接触部（５６）及び接触カム（３２）の間の確実なロッ
クを提供し、そのことで、雄型ブレード端子（１２）を
雌型端子（１４）に取り外し可能なように固定する為
の、上記挿入方向（Ａ）に対して比較的大きい鋭角で上
記弧状の突出部（６２）から伸びている、なだらかなロ
ック面（６２ａ）を備えている電気コネクタアッセンブ
リの端子構造。 - 【請求項２】 上記片持ち梁式接触梁（４２）が、上記
挿入方向（Ａ）に対して比較的小さい鋭角で上記接触部
（５６）の片側から雌型端子（１４）の前端方向に伸
び、接触カム（３２）の誘導傾斜面（６０）により係合
する為の、傾斜のある平面（５４ａ）を有する上部脚
（５４）及び、 挿入方向（Ａ）に対して比較的大きい鋭角で、上記接触
部（５６）の片側から伸び、接触カム（３２）のなだら
かなロック面（６２ａ）に固定係合するロック面（５６
ａ）からなる、請求項１記載の電気コネクタアッセンブ
リの端子構造。 - 【請求項３】 断面弧状の接触部（５６）を有する可撓
性を有する片持ち梁式接触梁（４２）を有するレセプタ
クルを画成する雌型端子（１４）及び、 徐々に、上記片持ち梁式接触梁（４２）を反らし、上記
接触部（５６）に係合する断面弧状の接触カム（３２）
を備え、所定の挿入方向（Ａ）に雌型端子（１４）のレ
セプタクルに挿入可能な雄型ブレード端子（１２）から
なり、 上記接触カム（３２）が、雄型ブレード端子（１２）の
平面部（２４）から一体的に形成された断面弧状の突出
部（６２）で画成され、 そして、その接触カム（３２）が、最小の挿入力で、徐
々に、片持ち梁式接触梁（１４）を反らす為の、上記挿
入方向（Ａ）に対して比較的小さな鋭角で、上記断面弧
状の突出部（６２）から伸びている誘導傾斜面（６０）
及び、 接触部（５６）及び接触カム（３２）の間の確実なロッ
クを提供し、そのことで、雄型ブレード端子（１２）を
雌型端子（１４）に取り外し可能なように固定する為
の、上記挿入方向（Ａ）に対して比較的大きい鋭角で上
記突出部（６２）から伸びている、なだらかなロック面
（６２ａ）を有する電気コネクタアッセンブリの端子構
造。 - 【請求項４】 雌型端子（１４）のレセプタクルが箱型
で、上面板（３４）、底面板（３６）及び一対の側面板
（３８）を備え、片持ち梁式接触梁（４２）が、上記底
面板（３６）の前端から上方にそして後方に向けて成形
され、 挿入方向（Ａ）に対して比較的浅い鋭角で伸びている傾
斜のある平面（５４ａ）を有し、接触カム（３２）の誘
導傾斜面（６０）によって係合される上部脚（５４）、
並びに、 挿入方向（Ａ）に対して比較的大きい鋭角で上記接触部
（５６）の片側から伸び、接触カム（３２）のなだらか
なロック面（６２ａ）に固定係合するロック面（５６
ａ）を備える請求項３記載の電気コネクタアッセンブリ
の端子構造。 - 【請求項５】 底面板（３６）から形成され、断面弧状
の接触部（５６）を備える可撓性を有する片持ち梁式接
触梁（４２）を有するレセプタクルを画成する複数の雌
型端子（１４）を取り付けた絶縁ハウジング（１０５）
を備えている第一の電気コネクタ（１０４）並びに、 雌型端子（１４）の片持ち梁式接触梁（４２）を反ら
し、接触部（５６）に係合するための、所定の挿入方向
（Ａ）で、雌型端子（１４）のレセプタクルに挿入可能
な、断面弧状の接触カム（３２）を備える複数の雄型ブ
レード端子（１２）を取り付けた絶縁ハウジング（１０
３）を備え、第一の電気コネクタ（１０４）に接続す
る、第二の電気コネクタ（１０２）からなり、 上記断面弧状の接触カム（３２）が、雄型ブレード端子
（１２）の平面部（２４）から一体的に形成された断面
弧状の突出部（６２）によって画成され、そして、 その接触カム（３２）が、上記挿入方向（Ａ）に対して
比較的鋭角で上記断面弧状の突出部（６２）から伸び、
雄型ブレード端子（１２）をレセプタクルに挿入する間
に、最小の挿入力で、片持ち梁式接触梁（４２）を反ら
す為の、誘導傾斜面（６０）並びに、 上記挿入方向（Ａ）に対して比較的大きい鋭角で上記突
出部（６２）から伸び、接触部（５６）及び接触カム
（３２）の間のロックを提供する、なだらかなロック面
（６２ａ）を有し、 そのことによって、第一の電気コネクタ（１０４）が第
二の電気コネクタ（１０２）に完全に挿入される際に、
雄型ブレード端子（１２）が雌型端子（１４）に取り外
し可能なように固定される電気コネクタアッセンブリ。 - 【請求項６】 各雌型端子（１４）のレセプタクルが箱
型で、上面板（３４）、底面板（３６）及び一対の側面
板（３８）を備え、 片持ち梁式接触梁（４２）が、挿入方向（Ａ）に対して
比較的浅い鋭角で上記底面板（３６）から上方にそして
後方に伸び、接触カム（３２）の誘導傾斜面（６０）に
よって係合する、傾斜のある平面（５４ａ）を有する上
部脚（５４）、及び、 挿入方向（Ａ）に対して比較的大きい鋭角で、上記接触
部（５６）の片側から伸び、接触カム（３２）のなだら
かなロック面（６２）に固定係合するロック面（５６
ａ）を備えている、請求項５記載の電気コネクタアッセ
ンブリ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB94118081.2 | 1994-11-17 | ||
| EP94118081A EP0713263B1 (en) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | Self-locking mating terminal structure |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08287984A JPH08287984A (ja) | 1996-11-01 |
| JP2932164B2 true JP2932164B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=8216462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7322370A Expired - Lifetime JP2932164B2 (ja) | 1994-11-17 | 1995-11-16 | 電気コネクタアッセンブリとその端子構造 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5639270A (ja) |
| EP (1) | EP0713263B1 (ja) |
| JP (1) | JP2932164B2 (ja) |
| KR (1) | KR100198409B1 (ja) |
| CN (1) | CN1134050A (ja) |
| DE (1) | DE69425829T2 (ja) |
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| DE10012931A1 (de) * | 2000-03-16 | 2001-09-20 | Grote & Hartmann | Elektrisches Kontaktelement |
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| CN202772303U (zh) * | 2012-09-04 | 2013-03-06 | 泰科电子(上海)有限公司 | 电连接器和电连接器组件 |
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-
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- 1995-09-26 US US08/534,148 patent/US5639270A/en not_active Expired - Lifetime
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- 1995-11-16 JP JP7322370A patent/JP2932164B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1995-11-16 KR KR1019950041621A patent/KR100198409B1/ko not_active IP Right Cessation
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| JPH08287984A (ja) | 1996-11-01 |
| US5639270A (en) | 1997-06-17 |
| DE69425829D1 (de) | 2000-10-12 |
| EP0713263A1 (en) | 1996-05-22 |
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| DE69425829T2 (de) | 2001-04-26 |
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