JP2928185B2 - 切断具 - Google Patents

切断具

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JP2928185B2
JP2928185B2 JP9038650A JP3865097A JP2928185B2 JP 2928185 B2 JP2928185 B2 JP 2928185B2 JP 9038650 A JP9038650 A JP 9038650A JP 3865097 A JP3865097 A JP 3865097A JP 2928185 B2 JP2928185 B2 JP 2928185B2
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oil
cutter
plunger
holder
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卓爾 永岡
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/10Glass-cutting tools, e.g. scoring tools

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガラス板やタイ
ル等を切断する切断具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】棒状のホルダの先端部にカッタヘッドを
取付け、そのカッタヘッドの先端に形成された二股片間
に円形のカッタを収納して回転自在に支持し、上記カッ
タの外周の刃先をガラス板やタイル等の被切断物に押し
付けた状態で移動させて、被切断物に切断線を形成する
切断具は従来から知られている。
【0003】上記のような切断具においては、カッタの
刃先にオイルをつけて切れ味の向上を図ると共に、カッ
タの刃先の摩耗を防止し、さらには、切断時に発生する
微粒の切り粉の飛散を防止することが行なわれている。
【0004】ここで、オイルの補給が、受皿内に入れら
れたオイルにカッタの刃先を漬ける補給であると、切断
の都度、オイルをつける必要があるため、切断作業を能
率よく行なうことができない。
【0005】そのような不都合を解消するため、ホルダ
内にオイル溜りを形成し、そのオイル溜りに充填された
オイルをカッタの刃先に自動的に補給することができる
ようにした切断具が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来から知
られている自動給油方式の切断具においては、オイル溜
りのオイルを空気置換による自然落下の補給であるた
め、オイルの補給量の調整が困難であり、長時間の切断
作業において油切れが生じ易く、その油切れによって切
れ味が低下し、あるいはカッタの刃先に摩耗が生じる等
の問題があった。
【0007】また、空気置換用の孔にごみが溜るとオイ
ルの供給ができず、オイルを確実に供給するための信頼
性が低いという問題もある。
【0008】さらに、オイル溜りが空になると、オイル
を補充する必要があり、その際、スポイト等の補充具を
必要とするという問題もある。
【0009】この発明の課題は、長時間の使用において
もカッタの刃先に適量のオイルを確実に供給することが
できると共に、スポイト等の補充具を用いることなくオ
イルを補充することができる切断具を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、棒状ホルダの先端部にカッ
タヘッドを取付け、そのカッタヘッドの先端に形成され
た二股片間に円形のカッタを収納して回転自在に支持
し、上記ホルダには円筒形のオイル溜りと、そのオイル
溜りに連通し、ホルダの先端面で開口してオイル溜りの
オイルを上記カッタの刃先上に導く給油通路とを形成し
た切断具において、前記オイル溜りにプランジャを摺動
自在に組込み、そのプランジャのスライド操作部を前記
ホルダの外部に位置させた構成を採用している。
【0011】上記のように構成すれば、ホルダの先端部
を貯溜されたオイル中に漬けてプランジャを後退させる
ことにより、給油通路からオイル溜り内にオイルを吸入
することができ、オイル溜りにオイルを補充することが
できる。
【0012】被切断物の切断に際しては、プランジャを
前進させ、オイル溜りに残存するエアの圧力を高め、そ
のエア圧力によりオイル溜りのオイルをカッタの刃先に
供給する。エア圧力の低下によってオイル切れが生じる
と、プランジャを前進させ、オイル溜り内のエアの圧力
を高めてオイル切れを解消する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。
【0014】図示のように、棒状のホルダ1は、第1軸
部2乃至第3軸部4に分割され、第1軸部2と第2軸部
3はねじ込みによる手段を介して互に結合されている。
一方、第2軸部3と第3軸部4は圧入あるいは接着によ
る手段を介して互に結合されている。
【0015】第1軸部2の先端には小径軸部5が設けら
れ、その小径軸部5にカッタヘッド6が取付けられてい
る。カッタヘッド6は、上記小径軸部5が挿入される挿
入孔7と、一側面から上記挿入孔7に貫通するねじ孔8
とを有し、上記ねじ孔8にねじ込まれたビス9の先端は
前記小径軸部5の外周に形成された切欠部10内に挿入
されている。
【0016】切欠部10は軸方向に長く、その切欠部1
0の両端にビス9の先端が当接する範囲においてカッタ
ヘッド6はスライドし得るようになっている。このカッ
タヘッド6は、挿入孔7の下部に組込まれたスプリング
11によって前方に向けて押圧されている。
【0017】カッタヘッド6の先端には二股片12が形
成され、その二股片12間に組込まれた円形のカッタ1
3は、上記二股片12によって両端部が支持されたピン
14を中心として回転自在に支持されている。
【0018】前記ホルダ1には、円筒形のオイル溜り1
5と、そのオイル溜り15に連通し、ホルダ1の先端面
で開口する小径の給油通路16とが設けられている。給
油通路16の先端部には多孔質体17が挿入され、その
多孔質体17とカッタ13の刃先13a間に繊維体18
が組込まれている。
【0019】前記オイル溜り15にはプランジャ19が
摺動自在に挿入されている。プランジャ19の先端部外
周には、リング溝20が複数形成され、各リング溝20
に取付けられた弾性を有するシールリング21がオイル
溜り15の周壁内面に密着している。
【0020】プランジャ19の後端部外周には突片から
成る操作部22が設けられ、その操作部22はオイル溜
り15の周壁に形成された軸方向のスロット23にスラ
イド自在に挿入されて外部に臨んでいる。
【0021】上記の構成から成る切断具は、オイル溜り
15にオイルを補充して使用する。オイルの補充に際し
ては、容器等に入れられたオイル中にホルダ1の先端部
を漬け、プランジャ19を後退させてオイル溜り15に
オイルを吸入する。
【0022】このように、プランジャ19の後退動によ
ってオイルを補充することができるため、スポイト等の
補充具を不要とすることができる。
【0023】ガラス板等の被切断物の切断に際しては、
プランジャ19を前進させ、オイル溜り15に残るエア
の圧力を高めたのち、被切断物にカッタ13の外周の刃
先13aを押し付け、カッタヘッド6の後退により、カ
ッタ13の外周の刃先13aと繊維体18および繊維体
18と多孔質体17とを接触状態に保持して、被切断物
の表面に沿ってカッタ13を移動させる。
【0024】被切断物の切断時、カッタ13は被切断物
との接触により繊維体18と接触する状態で回転するた
め、繊維体18に浸み込んでいるオイルはカッタ13の
刃先13aに供給される。一方、オイル溜り15のエア
には圧力が加えられているため、そのエア圧力によって
オイル溜り15内のオイルは給油通路16および多孔質
体17から繊維体18に補充される。
【0025】ここで、カッタ13の刃先13aに対する
オイルの供給量は、オイル溜り15内のエア圧力によっ
て相違し、そのエア圧力を適宜に調整することによっ
て、カッタ13の刃先13aに対して適量のオイルを供
給することができる。
【0026】オイル溜り15のエア圧力は、オイルの供
給と共に低下し、そのエア圧力が外部圧力と略等しくな
ると、オイルの供給が停止される。被切断物の切断作業
中にオイル切れが生じると、プランジャ19を前進さ
せ、オイル溜り15内のエアの圧力を上昇させて切断作
業を継続する。
【0027】実施の形態においては、プランジャ19の
後端部に設けた操作部22をオイル溜り15の周壁に形
成したスロット23から外部に突出させてプランジャ1
9を外部からスライド操作できるようにしたが、プラン
ジャ19の後端部をホルダ1の後端部より外部に突出さ
せて外部からスライド操作できるようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、プ
ランジャのスライドによってオイル溜り内に封入された
エアの圧力を高め、そのエア圧力によって、オイル溜り
内のオイルをカッタの刃先に供給するようにしたので、
カッタの刃先に対してオイルを確実に供給することがで
きると共に、エア圧力を適宜に調整することによって適
量のオイルをカッタの刃先に供給することができる。
【0029】また、エア圧力の低下によってオイル切れ
が生じた場合にプランジャを前進させることによりオイ
ルの供給が継続されるため、長時間の切断作業を可能と
することができる。
【0030】さらに、貯溜されたオイル中にホルダの先
端部を漬けてプランジャを後退させることによりオイル
溜り内にオイルを吸入することができるため、オイルの
補充が容易であり、スポイト等の補充具を不要とするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る切断具の実施の形態を示す縦断
正面図
【図2】同上の一部分を拡大して示す断面図
【図3】同上の分解斜視図
【符号の説明】
1 ホルダ 6 カッタヘッド 12 二股片 13 カッタ 13a 刃先 15 オイル溜り 16 給油通路 19 プランジャ 22 操作部 23 スロット

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状ホルダの先端部にカッタヘッドを取
    付け、そのカッタヘッドの先端に形成された二股片間に
    円形のカッタを収納して回転自在に支持し、上記ホルダ
    には円筒形のオイル溜りと、そのオイル溜りに連通し、
    ホルダの先端面で開口してオイル溜りのオイルを上記カ
    ッタの刃先上に導く給油通路とを形成した切断具におい
    て、前記オイル溜りにプランジャを摺動自在に組込み、
    そのプランジャのスライド操作部を前記ホルダの外部に
    位置させたことを特徴とする切断具。
  2. 【請求項2】 前記プランジャの後端部外周に操作部を
    設け、その操作部をオイル溜りの周壁に形成された軸方
    向のスロットにスライド自在に挿入した請求項1に記載
    の切断具。
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