JP2926585B1 - ロック機構とその方法 - Google Patents

ロック機構とその方法

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JP2926585B1
JP2926585B1 JP10218891A JP21889198A JP2926585B1 JP 2926585 B1 JP2926585 B1 JP 2926585B1 JP 10218891 A JP10218891 A JP 10218891A JP 21889198 A JP21889198 A JP 21889198A JP 2926585 B1 JP2926585 B1 JP 2926585B1
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雅捨 宮川
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Abstract

【要約】 【課題】 コンピュータやプリンタに好適な作業性を改
善したロック機構を提供する。 【解決手段】 第1の装置に対して第2の装置4を固定
しロックするためのロック機構において、前記第1の装
置に固定された歯車6付きのトルクリミッタ5と、前記
第2の装置4に設けられたレバー2と、前記トルクリミ
ッタ5の歯車6にかみ合う前記レバー2に設けられたギ
ヤー部9とで構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロック機構とその
方法に係わり、特に、コンピュータやプリンタに好適な
ロック機構とその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のロック機構を示す図であ
る。図において、21は第1装置である本体に固定され
たロックピン、22は第1装置であるユニット23に設
けられたロックレバー、22aはロックピン21に係合
するロックレバー22の先端部分に設けられたL字状の
ロック部、24はロックレバー22を軸支しているシャ
フト、25はロックレバー22をロックピン21側に付
勢しているスプリング、26はロックレバーの端部に設
けられたロック解除ボタンである。
【0003】このように構成したロック装置において、
ユニット23は、ユニット23に設けられたレバー22
が本体のロックピン21に係合してユニット23は本体
に対してロックされている。そして、本体からユニット
23のロックを解除するには、左手でロック解除ボタン
26を矢印C方向に押してロックを解除しながら、右手
でユニット23を本体から取り出すようにしていた。
【0004】この為、ロック解除の際、両手を用いる構
造であるから、作業性が著しく悪いという欠点があっ
た、
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した従来技術の欠点を改良し、特に、コンピュータやプ
リンタに好適な作業性を改善した新規なロック機構とそ
の方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。即ち、本発明に係わるロ
ック機構の第1態様は、第1の装置に対して第2の装置
を固定しロックするためのロック機構において、前記第
1の装置に固定された歯車付きのトルクリミッタと、前
記第2の装置に設けられたレバーと、前記トルクリミッ
タの歯車にかみ合う前記レバーに設けられたギヤー部と
で構成したことを特徴とするものであり、叉、第2態様
は、前記レバーは、本体部分と、この本体部分の先端部
分に設けられた前記本体部分より幅の広いフック状のロ
ック部とからなり、前記ロック部には前記トルクリミッ
タの歯車にかみ合うギヤー部が設けられ、このギヤー部
は、前記レバー本体の長手方向に対して鈍角をなして形
成されていることを特徴とするものであり、叉、第3態
様は、前記レバーの本体部分に、前記トルクリミッタの
歯車にかみ合うギヤー部が設けられていることを特徴と
するものであり、叉、第4態様は、前記レバーは、弾性
部材で前記トルクリミッタ側に付勢されていることを特
徴とするものであり、叉、第5態様は、前記レバーの先
端部の前記トルクリミッタ側には、先細のテーパを形成
したことを特徴とするものである。
【0007】叉、本発明に係わるロック機構のロック方
法の態様は、第1の装置に対して第2の装置を固定する
ロック機構のロック方法において、前記第1の装置に固
定された歯車付きのトルクリミッタに、前記第2の装置
に設けられたレバーのギヤー部をかみ合わせることで、
前記第2の装置を前記第1の装置に対して固定せしめ、
前記第1の装置に対して第2の装置に所定のトルクを超
える力を加えることで前記トルクリミッタの歯車を回転
せしめ、これにより第2の装置のロックを解除すること
を特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係わるロック機構は、第
1の装置に対して第2の装置を固定しロックするための
ロック機構において、前記第1の装置に固定された歯車
付きのトルクリミッタと、前記第2の装置に設けられた
レバーと、前記トルクリミッタの歯車にかみ合う前記レ
バーに設けられたギヤー部とで構成したものであるか
ら、トルクリミッタのギヤーとレバーのギヤー部がかみ
合っている状態では、第1の装置に対して第2の装置が
ロックされている。
【0009】そして、この状態で、第1の装置に対して
第2の装置を所定の力以上の力で引っ張ると、トルクリ
ミッタが動作してギヤーが回動し、これに伴いレバーが
回動し、やがて、第2の装置のロックが解除される。そ
して、このまま、第2の装置を移動することで、本体装
置から第2の装置を取り出すことができる。
【0010】
【実施例】以下に、本発明に係わるロック機構とそのロ
ック方法の具体例を図面を参照しながら詳細に説明す
る。図1は、本発明に係わるロック機構の具体例の構造
を示す図であって、これらの図には、第1の装置(この
具体例では本体)に対して第2の装置4(この具体例で
はユニット4)を固定しロックするためのロック機構に
おいて、前記第1の装置に固定された歯車6付きのトル
クリミッタ5と、前記第2の装置4に設けられたレバー
2と、前記トルクリミッタ5の歯車6にかみ合う前記レ
バー2に設けられたギヤー部9とで構成したロック機構
が示され、叉、前記レバー2は、本体部分11と、この
本体部分11の先端部分に設けられた前記本体部分11
より幅の広いフック状のロック部12とからなり、前記
ロック部12には前記トルクリミッタ5の歯車6にかみ
合うギヤー部9が設けられ、このギヤー部9は、前記本
体部分11の長手方向に対して鈍角αをなして形成され
ているロック機構が示され、叉、前記レバー2は、弾性
部材3で前記トルクリミッタ5側に付勢されているロッ
ク機構が示され、更に、前記レバー2の先端部の前記ト
ルクリミッタ側5には、先細のテーパ13を形成したロ
ック機構が示されている。
【0011】なお、8はレバー2の移動範囲を制限する
ストッパである。以下に、本発明を更に詳細に説明す
る。ユニット4には、シャフト1を中心に回動するレバ
ー2とレバー2を一方向に引っ張るスプリング3とが固
定され、図示しない本体には、設定以上の力がかかると
回転するトルクリミッタ5を内蔵しているギヤー6と、
ギヤー6の回転を支えるロックシャフト7が固定され、
レバー2のギヤー6との接触部には、ギヤー形状のギヤ
ー部9を設けている。
【0012】このように構成したロック装置において、
トルクリミッタ6のギヤー6とレバー2のギヤー部9が
かみ合っている状態では、本体に対してユニット4がロ
ックされている(図1)。そして、この状態で、本体に
対してユニット4を所定の力以上の力で矢印A方向に引
っ張ると、図2に示したように、トルクリミッタ5が動
作してギヤー6が回動し、これに伴いレバー2がB方向
に回動し、やがて、ユニット4のロックが解除される。
そして、更に、矢印方向Aにユニット4を移動すること
で、本体からユニット4を取り出すことができる。
【0013】叉、本体にユニット4をセットするには、
本体にユニットをセットすると、レバー2の先端部分の
テーパ13がギヤー6に当たる。この状態でユニット4
を本体内に押し込むと、やがて、スプリング3の付勢力
によりレバー2のギヤー部9とトルクリミッタ5のギヤ
ー6とがかみ合う。このようにして、所定の位置までユ
ニット4を押し込めば、この位置でユニット4は本体に
ロックされる。
【0014】図3はこの発明の他の具体例であり、この
具体例では、レバー2Aの本体部分11Aに、トルクリ
ミッタ5の歯車6にかみ合うギヤー部9Aが設けられて
いるものである。従って、この具体例では、フック状の
ロック部12は設けられていない。なお、その他の構成
は、図1、2のロック機構と同様に構成されている。
【0015】
【発明の効果】本発明に係わるロック機構とその方法
は、上述のように構成したので、片手の操作でロックと
その解除ができるから、操作性が著しく向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるロック機構を示す図である。
【図2】図1のロック解除の状態を示した図である。
【図3】本発明の他の具体例のロック機構を示す図であ
る。
【図4】従来のロック機構を示す図である。
【符号の説明】
1 シャフト 2、2A レバー 3 スプリング(弾性部材) 4 ユニット(第2の装置) 5 トルクリミッタ 6 ギヤー 7 ロックシャフト 8 ストッパ 9、9A ギヤー部 11、11A 本体部分 12 ロック部 13 テーパ

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の装置に対して第2の装置を固定し
    ロックするためのロック機構において、前記第1の装置
    に固定された歯車付きのトルクリミッタと、前記第2の
    装置に設けられたレバーと、前記トルクリミッタの歯車
    にかみ合う前記レバーに設けられたギヤー部とで構成し
    たことを特徴とするロック機構。
  2. 【請求項2】 前記レバーは、本体部分と、この本体部
    分の先端部分に設けられた前記本体部分より幅の広いフ
    ック状のロック部とからなり、前記ロック部には前記ト
    ルクリミッタの歯車にかみ合うギヤー部が設けられ、こ
    のギヤー部は、前記レバー本体の長手方向に対して鈍角
    をなして形成されていることを特徴とする請求項1記載
    のロック機構。
  3. 【請求項3】 前記レバーの本体部分に、前記トルクリ
    ミッタの歯車にかみ合うギヤー部が設けられていること
    を特徴とする請求項1記載のロック機構。
  4. 【請求項4】 前記レバーは、弾性部材で前記トルクリ
    ミッタ側に付勢されていることを特徴とする請求項2又
    は3記載のロック機構。
  5. 【請求項5】 前記レバーの先端部の前記トルクリミッ
    タ側には、先細のテーパを形成したことを特徴とする請
    求項4記載のロック機構。
  6. 【請求項6】 第1の装置に対して第2の装置を固定す
    るロック機構のロック方法において、 前記第1の装置に固定された歯車付きのトルクリミッタ
    に、前記第2の装置に設けられたレバーのギヤー部をか
    み合わせることで、前記第2の装置を前記第1の装置に
    対して固定せしめ、前記第1の装置に対して第2の装置
    に所定のトルクを超える力を加えることで前記トルクリ
    ミッタの歯車を回転せしめ、これにより第2の装置のロ
    ックを解除することを特徴とするロック機構のロック方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108049821A (zh) * 2017-12-26 2018-05-18 北京新能正源环境科技有限公司 钻机旋转平台的定位装置及钻机
CN108049821B (zh) * 2017-12-26 2023-08-22 山西新能正源智能装备有限公司 钻机旋转平台的定位装置及钻机

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