JP2925487B2 - 物干し器 - Google Patents

物干し器

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JP2925487B2
JP2925487B2 JP8422296A JP8422296A JP2925487B2 JP 2925487 B2 JP2925487 B2 JP 2925487B2 JP 8422296 A JP8422296 A JP 8422296A JP 8422296 A JP8422296 A JP 8422296A JP 2925487 B2 JP2925487 B2 JP 2925487B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、物干し器に関
し、詳述すれば多数のピンチが取り付けられたリング状
枠体を有する物干し器に関する。
【0002】
【従来の技術及び課題】一般家庭においては、衣服等の
洗い物が多数あるときには、これを能率良く乾かすため
に、多数のピンチを有する物干し器が用いられることが
ある。この物干し器には、多数のピンチがリング状の枠
体に取り付けられ、またリング状枠体には物干し竿や洗
濯紐等に吊り下げるための吊下げフックが取り付けられ
ている。
【0003】この種の物干し器は、洗い物を効率良く乾
かすために、必ずリング状枠体が水平になるように吊り
下げなければならない。従来の物干し器の場合、吊上げ
フックはリング状枠体の重心上方、すなわちリング状枠
体の中央部上方の位置に配置されていた。この理由は、
屋外の物干し場などのように周囲にリング状枠体の水平
姿勢を阻害する障害物がない場所にあっては、吊下げフ
ックを物干し竿等に掛けることでリング状枠体が水平姿
勢になるからである。
【0004】ところで、洗い物が乾かないうちに雨が降
ってきたら、物干し器ごと室内に持っていき、吊下げフ
ックを部屋のカーテンレールや鴨居といった窓際や壁際
に掛けて、そのまま洗い物を乾燥させようとすることが
通常よく行われる。しかし、従来の物干し器では、こう
した場所に吊り下げようとすると、リング状枠体の側枠
部がカーテンや壁等に当たってしまい、その水平姿勢を
確保することができなった。
【0005】一方、吊下げフックの下端から水平方向に
放射状に伸びた多数本の干し杆を有する、いわゆる蛸脚
状の物干し器については、この欠点を解消したものが知
られている。これは、多数本の干し杆が扇状に配設され
てなる物干し器であって、吊下げフックをカーテンレー
ル等に掛けた場合でも、カーテン等に邪魔されずに水平
姿勢が確保されるようになされたものである。しかしな
がら、この構成の物干し器は、片側にカーテンや壁等の
障害物がある場合にしか使用することができず、例えば
屋外で物干し竿に掛けたときには、バランスを崩してし
まい、水平姿勢を確保することができないものであっ
た。
【0006】そこで、この発明は、リング状枠体を水平
姿勢で物干し竿や洗濯紐等に吊り下げることができる
上、カーテンレールや鴨居等にも略水平姿勢で吊り下げ
ることができる物干し器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る物干し器
は、リング状枠体に門型の吊下げ杆が上方突出状に設け
られ、この吊下げ杆の水平杆部に吊下げフックがスライ
ド自在且つ起倒自在に取り付けられる一方、前記水平杆
部の少なくとも中央部に前記吊下げフックを起立姿勢に
保持する手段が設けられてなるものであって、前記水平
杆部は、断面円形であり、前記吊下げフックは、その下
端部に、開口部内に前記水平杆部が挿通された断面略横
U字状のスライド部を備え、前記保持手段は、前記水平
杆部に下方突出状に設けられた係合突起と、前記スライ
ド部の下壁部にその側縁に開口を向ける態様で設けられ
るとともに、前記係合突起に解除自在に係合する切欠部
とから構成されてなることを特徴とする。このように構
成することにより、上記目的を達成することができる。
【0008】リング状枠体に門型の吊下げ杆を設け、こ
の吊下げ杆の水平杆部に吊下げフックをスライド自在且
つ起倒自在に取り付けることにより、吊下げフックは、
水平杆部をスライド移動したり、起立姿勢や倒伏姿勢に
なったりするものとなり、屋外などの障害物がない場所
はもちろん、屋内のカーテンレールや鴨居といった窓際
や壁際などの場所においても、リング状枠体を略水平姿
勢にして吊り下げることができるものになるし、収納の
際にも吊下げフックを倒伏姿勢にすることによりコンパ
クトになる。さらに、水平杆部の少なくとも中央部に吊
下げフックを起立姿勢に保持する手段を設けることによ
り、屋外などの障害物がない場所で使用する場合に吊下
げフックが水平杆部の中央部から不本意にスライド移動
してしまって、リング状枠体がバランスを崩して傾いて
しまうのを防止するものとなる。
【0009】すなわち、水平姿勢を阻害する障害物がな
い屋外などの場所においては、吊下げフックをスライド
移動させて水平杆部の中央部にして起立姿勢に保持すれ
ば、リング状枠体は安定良く水平姿勢を採るものになる
し、カーテンや壁等の障害物がある屋内などの場所で
は、吊下げフックを水平杆部の一端部までスライド移動
させて吊り下げれば、リング状枠体は、その側枠部が障
害物に当接して、あたかも障害物に凭れ掛るような状態
で吊り下がり、リング状枠体の水平姿勢が確保されるも
のとなる。
【0010】また、起立姿勢の保持手段を水平杆部の両
端部にも設けることによって、障害物に凭れ掛ることで
確保されていた水平姿勢が、より強固に確保されるもの
となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図面に基づいて
説明する。
【0012】図1で示すように、この発明に係る物干し
器(A)は、略長方形のリング状枠体(1)と、門型の
吊下げ杆(2)と、吊下げフック(4)とを備え、いず
れもプラスチック製である。リング状枠体(1)は、略
コ字状の右枠部(1R)と左枠部(1L)とからなり、
プラスチック製の各枠部連結部材(1a)(1b)を介
して、互いの先端を突き合わす態様で折り畳み自在に連
結されている。また、リング状枠体(1)には、多数の
ピンチ(16)がそれぞれ紐状のピンチ連結部材(1
7)を介して取り付けられている。
【0013】前記枠部連結部材(1a)(1b)は、左
右両枠部(1R)(1L)を蝶着し、右枠部(1R)と
左枠部(1L)とを吊下げ杆(2)側へ二つ折りに折り
畳むことができるものとなされている。この構造を詳述
すると、各枠部(1R)(1L)の両端部には、その内
側壁からリング内側へ向かって膨頭状軸棒(1Ra)
(1Rb)(1La)(1Lb)が突設されている。一
方、各枠部連結部材(1a)(1b)には、前記膨頭状
軸棒(1Ra)(1Rb)(1La)(1Lb)を回動
自在に軸止する膨頭状軸棒用挿通孔(図示せず)が、そ
れぞれ二つ並行に穿設されている。そして、この各挿通
孔に膨頭状軸棒(1Ra)(1Ra)(1La)(1L
a)がそれぞれ貫挿され、その膨頭部が挿通孔の縁部に
係止されることにより、抜け出ないものとなされてい
る。さらに、後述するチェーン状の吊り部材(13)
(13)…によって、左右両枠部(1R)(1L)が1
80°より広く開かないものとなされている。
【0014】門型の吊下げ杆(2)は、断面円形の水平
杆部(3)と、この水平杆部(3)の両端から下方に向
かって延設された断面円形の脚部(2a)(2b)とか
らなり、前記脚部(2a)(2b)の下端が各枠部連結
部材(1a)(1b)の上面に取り付けられて、上方突
出状に配設されている。水平杆部(3)の中央部と両端
部とには、それぞれ下面から下方に向かって、吊下げフ
ック(4)を起立姿勢に保持する断面円形の起立姿勢保
持棒(12a)(12b)(12c)が突設されてい
る。これらの起立姿勢保持棒(12)は、後述する円弧
状切欠部(10b)に係合する係合突起とされ、この円
弧状切欠部(10b)に起立姿勢保持棒(12)が強制
的に嵌合して、吊下げフック(4)の起立姿勢を保持す
るものとなされる。なお、(1c)は、リング状枠部
(1)をその内側から補強するリング状枠部補強棒であ
って、その両端は各枠部連結部材(1a)(1b)に連
結している。
【0015】また、水平杆部(3)の中央部に配設され
た起立姿勢保持棒(12a)には、その下端に、円錐台
状の吊り部材接続体(14)が連結されている。そし
て、チェーン状の4本の吊り部材(13)(13)…
は、その一端がリング状枠体(1)の各側枠部に、他端
が前記吊り部材接続体(14)の外側壁にそれぞれ取り
付けられている。この際、各吊り部材(13)(13)
…は、左右両枠部(1R)(1L)が水平180°に開
いた状態で緊張するように取り付けられ、上述したよう
に左右両枠部(1R)(1L)が180°より広く開か
ないようになされている。また、各吊り部材(13)
(13)…の一端を吊り部材接続体(14)に取り付け
ることによって、スライド移動する吊下げフック(4)
の位置とは無関係になり、左右両枠部(1R)(1L)
を安定良く且つ確実に支持できるものとなされている。
(15)(15)は、前記吊り部材接続体(14)を水
平杆部(3)に連結・固定するL型の接続体固定棒であ
って、吊り部材接続体(14)と起立姿勢保持棒(12
a)との連結をサポートするためのものである。この接
続体固定棒(15)(15)の上端は、水平杆部(3)
の下面に取り付けられ、起立姿勢保持棒(12)の突出
方向と同じ方向に配置されている。
【0016】吊下げフック(4)は、物干し竿、カーテ
ンレール(R)等に引っ掛けるC字状のフック部(5)
と、このフック部(5)を回動自在に軸止するフック連
結部(6)と、水平杆部(3)にスライド自在に取り付
けられる断面略横U字状のスライド部(7)から構成さ
れている。
【0017】前記スライド部(7)は、図2及び図3か
ら分かるように、上壁部(7a)と下壁部(7b)とが
一側端で連結されて、その断面が略横U字状を呈するも
のとなされている。さらに、上壁部(7a)の上面には
前記フック連結部(6)の下端が一体に連結されてい
る。
【0018】上壁部(7a)と下壁部(7b)とで形成
されるスライド部(7)のU字開口部は、水平杆部
(3)に吊下げフック(4)を取り付けるための水平杆
部嵌入口(9)を構成するものである。その開口部の縦
幅は、水平杆部(3)の直径よりやや小に設定されてい
る。その奥には、水平杆部(3)にスライド自在且つ起
倒自在に係合するスライド溝(8)が形成されている。
このスライド溝(8)は、水平杆部(3)の直径と略同
寸法の円弧状の断面を呈し、水平杆部(3)をスライド
自在且つ起倒自在に移動・変化し得るものとなされる共
に、その溝縁部で水平杆部(3)を係止することによ
り、スライド溝(8)から水平杆部(3)が抜け出るこ
とを防止するものとなされている。
【0019】また、下壁(7b)には、起立姿勢保持棒
(12)に対し嵌脱自在に設定された起立姿勢保持棒嵌
入用切欠部(10)が、その開口を下壁(7b)の側縁
に向ける態様で穿設されている。この起立姿勢保持棒嵌
入用切欠部(10)は、下壁(7b)側縁から内部に進
むにつれて徐々に開口が狭くなるハ字状の切欠部(10
a)と、このハ字状切欠部(10a)に連結し且つ起立
姿勢保持棒(12)に係合する係合孔とされる円弧状の
切欠部(10b)と、から構成されている。前記ハ字状
切欠部(10a)の開口寸法は、起立姿勢保持棒(1
2)の直径寸法に対し、その開口端ではやや大に、円弧
状切欠部(10b)と連結する部分ではやや小に設定さ
れている。一方、円弧状切欠部(10b)は、起立姿勢
保持棒(12)の直径と略同寸法に設定されている。ハ
字状切欠部(10a)を介してこの円弧状切欠部(10
b)に起立姿勢保持棒(12)を嵌め込むことで、吊下
げフック(4)の起立姿勢を保持するものとなされると
共に、円弧状切欠部(10b)の開口縁部が起立姿勢保
持棒(12)を係止して、円弧状切欠部(10b)から
起立姿勢保持棒(12)が抜け出ることを防止するもの
となされている。また、この状態において、起立姿勢保
持棒(12)は、起立姿勢の吊下げフック(4)をその
位置に固定しており、吊下げフック(4)が不本意に水
平杆部(3)をスライド移動してしまうことを防止する
ものとなされている。
【0020】前記フック部(5)の下端には、膨頭状軸
棒(5a)が突設されている。一方、フック連結部
(6)には、前記膨頭状軸棒(5a)を挿入する膨頭状
軸棒用挿通孔(6a)が形成されている。また、フック
連結部(6)の下部側面には、膨頭状軸棒用挿通孔(6
a)の直径寸法よりもやや大なる円弧状の切欠部(6
b)が前記挿通孔(6a)を越える位置まで穿設されて
いる。そして、前記挿通孔(6a)に膨頭状軸棒(5
a)が貫挿され、その膨頭部が前記円弧状切欠部(6
b)により形成された空間に収容されると共に、挿通孔
(6a)の下縁部に係止されて、膨頭状軸棒(5a)が
抜け出ないものとなされている。こうしてフック部
(5)はフック連結部(6)に回動自在に取り付けられ
て、フックの向きを変えることができるものとなされて
いる。
【0021】以上の構成の吊下げフック(4)は、スラ
イド部(7)の水平杆部嵌入口(9)から水平杆部
(3)をスライド溝(8)に嵌め入れることにより、ス
ライド自在且つ起倒自在に取り付けられる。吊下げフッ
ク(4)をスライドさせる場合は、図2に示すように、
スライド部(7)の水平杆部嵌入口(9)が下方に向く
ように吊下げフック(4)を水平に倒し、スライド部
(7)の上壁部(7a)と下壁部(7b)との間に起立
姿勢保持棒(12)及び接続体固定棒(15)(15)
を通すようにスライドさせることによって、吊下げフッ
ク(4)は水平杆部(3)の両端間を移動できるものと
なる。吊下げフック(4)の起立姿勢を保持させる場合
は、水平杆部嵌入口(9)が下方に向くように吊下げフ
ック(4)を水平に倒したまま、起立姿勢保持棒嵌入用
切欠部(10)の開口が所望の起立姿勢保持棒(12)
の位置に来るまで吊下げフック(4)をスライドさせた
後、吊下げフック(4)を立ち上げるように回転させる
ことにより、ハ字状切欠部(10a)を介して円弧状切
欠部(10b)に起立姿勢保持棒(12)が嵌まり込
み、吊下げフック(4)は起立姿勢を採ると共にその姿
勢を保持されるものとなる。これを解除するときには、
吊下げフック(4)を水平杆部嵌入口(9)が下向きに
なる方向へ強く回転させることで、円弧状切欠部(10
b)と起立姿勢保持棒(12)との係合が解かれ、吊下
げフック(4)は倒伏姿勢を採るものとなる。
【0022】この物干し器(A)の使用に際して、屋外
などの障害物がない場所では、吊下げフック(4)をス
ライド移動させて水平杆部(3)の中央部にし、起立姿
勢保持棒(12a)により吊下げフック(4)を起立姿
勢に保持して吊り下げることで、リング状枠体(1)は
水平姿勢を採るものとなる。一方、図4に示すように、
カーテンレール(R)や鴨居(図示せず)等といった窓
際や壁際の場所では、吊下げフック(4)をスライド移
動させて水平杆部(3)の一端部にし、起立姿勢保持棒
(12b)により吊下げフック(4)を起立姿勢に保持
して吊り下げる。これにより、リング状枠体(1)は、
カーテン(C)等に凭れ掛る態様で略水平姿勢を採り、
洗い物(W)が重ならないで干すことができるものとな
る。
【0023】ここで、上記実施形態においては、水平杆
部(3)の中央部に配設された起立姿勢保持棒(12
a)は、屋外の物干し場などのように周囲にリング状枠
体の水平姿勢を阻害する障害物がない場所で吊り下げる
ときに利用され、一方、水平杆部(3)の両端部に配設
された二本の起立姿勢保持棒(12b)(12c)は、
カーテンレール(R)や鴨居等といった窓際や壁際など
の場所で吊り下げるときに利用される。そして、物干し
竿、カーテンレール(R)、鴨居などといった高い所に
吊り下げるときにリング状枠体(1)だけを持って操作
することができ、またこうした場所から取り外す際にも
リング状枠体(1)だけを持って取外し操作を行うこと
できるので、極めて操作性の良い物干し器(A)とな
る。
【0024】なお、この発明に係る物干し器(A)は、
上記実施形態に限定されるものではない。例えば、C字
状のフック部(5)の代わりに、いわゆるグリップ式の
フック部にしても良いし、リング状枠体(1)が二つ折
にできないものであっても良い。グリップ式のフック部
は、壁に取り付けられた釘やフック等に対してリング状
枠体(1)だけを持って吊下げ操作や取外し操作を行う
ことができるものとなる。
【0025】
【発明の効果】以上で説明したように、この発明に係る
物干し器は、リング状枠体に門型の吊下げ杆が上方突出
状に設けられ、この吊下げ杆の水平杆部に吊下げフック
がスライド自在且つ起倒自在に取り付けられているの
で、障害物のない屋外ではもちろん、窓際や壁際などの
場所においても、リング状枠体を略水平姿勢にさせて吊
り下げることができる。さらに、水平杆部の少なくとも
中央部に吊下げフックの起立姿勢を保持する手段が設け
られているので、吊下げフックは自立することができ、
物干し竿などといった高い所に吊り下げるときにリング
状枠体だけを持って操作することができるし、こうした
場所から取り外す際にもリング状枠体だけを持って取外
し操作を行うことでき、背の低い主婦などにとっては極
めて便利な物干し器になる。しかも、使用しないときに
は、吊下げフックを倒すことができるので、かさ張るこ
となく押入れなどに収納することができる。
【0026】また、起立姿勢の保持手段を水平杆部の両
端部にも設けることにより、障害物に凭れ掛ることで確
保していた水平姿勢を確実に固持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る物干し器を示す斜視図である。
【図2】吊下げフックをスライドさせる状態を示す斜視
図である。
【図3】(a)は吊下げフックを水平杆部の一端部に移
動して起立姿勢に保持した状態を示す一部側面図、
(b)はIII −III 線断面図である。
【図4】この発明に係る物干し器の使用態様の一例を示
す側面図である。
【符号の説明】
A…物干し器 1…リング状枠体 2…吊下げ杆 3…水平杆部 4…吊下げフック 5…フック部 6…フック連結部 7…スライド部 8…スライド溝 12…起立姿勢保持棒 13…吊り部材 16…ピンチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 57/00 320 D06F 57/00 350 D06F 57/00 380 D06F 57/12

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リング状枠体に門型の吊下げ杆が上方突
    出状に設けられ、この吊下げ杆の水平杆部に吊下げフッ
    クがスライド自在且つ起倒自在に取り付けられる一方、
    前記水平杆部の少なくとも中央部に前記吊下げフックを
    起立姿勢に保持する手段が設けられてなる物干し器であ
    って、 前記水平杆部は、断面円形であり、 前記吊下げフックは、その下端部に、開口部内に前記水
    平杆部が挿通された断面略横U字状のスライド部を備
    え、 前記保持手段は、前記水平杆部に下方突出状に設けられ
    た係合突起と、前記スライド部の下壁部に、その側縁に
    開口を向ける態様にして設けられるとともに、前記係合
    突起に解除自在に係合する切欠部とから構成されてなる
    ことを特徴とする物干し器。
  2. 【請求項2】 水平杆部の両端部に、吊下げフックを起
    立姿勢に保持する手段が設けられてなる請求項1記載の
    物干し器。
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