JP2924610B2 - テレビジョン受像機 - Google Patents
テレビジョン受像機Info
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Description
ある地域においても、順次選局と同様の簡単な操作によ
り、素早く所望の放送を選局できるテレビジョン(T
V)受像機に関する。
ーによって所望のチャンネル(CH)を直接入力する方
法と、チャンネルアップキー(上昇キー)またはチャン
ネルダウンキー(下降キー)により、プリセットされて
いるチャンネルを順次に選局させて所望のチャンネルを
選ぶ順次選局方法とがある。
御部を中心としたブロック図を示し、順次選局動作につ
いて説明する。
チャンネルダウンキーが押されると、リモコン8から信
号が送信され、TV受像機本体側のリモコン受光部7で
受光される。リモコン受光部7で受光された信号は選局
制御装置10(マイクロコンピュータ等で構成)で順次
選局のための処理がなされる。そして、選局制御装置1
0はチューナ2に選局制御信号を送り順次選局を行わせ
ると同時に、映像処理回路4にOSD(On Screen Disp
lay)信号を送り、現在受信しているチャンネル番号を
CRT5に表示させる。また、選局制御装置10は、T
V受像機本体側のキー入力部6において、チャンネルア
ップ/チャンネルダウンが入力された場合も、リモコン
8で入力した場合と同様の処理を行う。
部11、本体側のキー入力を解析するキーコード解析部
12、チャンネルアップ/ダウン部13、選局部14、
OSD処理部15、タイマ16により構成されている。
この各部の動作を選局制御装置10の処理手順を示す図
9のフローチャートと共に説明する。
04でチャンネルアップキーまたはチャンネルダウンキ
ーが押されたか否かを判断する。この判断は、リモコン
コード解析部11、キーコード解析部12で行う。どち
らのキーも押されなかった場合はステップ101のスタ
ートへ戻る。
押されたと判断された場合、ステップ103のチャンネ
ルアップ処理を行う。ステップ104でチャンネルダウ
ンキーが押されたと判断された場合は、ステップ105
のチャンネルダウン処理を行う。チャンネルアップ/ダ
ウンの処理はチャンネルアップ/ダウン部13で行わ
れ、その処理では、EEPROM(電気的消去・再書き
込みが可能な読み出し専用メモリ)9に設定されている
チャンネルプリセットデータの読み出し、現在のチャン
ネル番号のセット,選局/OSD用のデータ設定を行
う。要するに、前受信チャンネルよりも1つ上側、また
は1つ下側にプリセットされているチャンネルを受信さ
せるための処理を行う。
5で設定された選局用データを基に、ステップ106の
選局処理(選局部14で処理)によりチューナ2に選局
制御信号を送り、現在チャンネルの選局(前受信チャン
ネルよりも1つ上側、または1つ下側にプリセットされ
ているチャンネルの選局)を行わせる。また、ステップ
103またはステップ105で設定されたOSD用デー
タを基に、ステップ107のOSD処理(OSD処理部
15で処理)により、現在チャンネルのOSD表示信号
を映像処理回路4に送り、チャンネル番号を受信番組と
同時にCRT5に表示させる。その後、ステップ108
のウェイト処理により、所定時間(例えば0.8秒程
度)、上記現在チャンネルの受信及びチャンネル番号表
示を維持し、ステップ102に戻る。所定時間はタイマ
16で計測する。
チャンネルアップキーまたはチャンネルダウンキーが押
されていなければ上記現在チャンネルの受信を継続し、
チャンネルアップキーまたはチャンネルダウンキーが押
し続けられていれば、0.8秒間隔の順次選局が行われ
る。
テップ106の選局処理の前段で行ってもよい。
の番組内容を確かめながら選局する場合に便利である。
しかし、上記のような常に一定スピード(上記の例では
0.8秒間隔)の順次選局では、受信できる放送局が多
数の場合には、希望の放送を探すのに時間がかかりすぎ
ること(例えば現在受信中のチャンネルと希望するチャ
ンネルとが離れている場合)があり不便である。
選局ではなく、希望する放送のチャンネル番号をテンキ
ーにより直接入力すれば、即座に希望の放送を見ること
ができる。しかし、テンキーによる直接入力では、チャ
ンネルアップ/ダウンのような2個のキーではなく10
個のキーの操作が必要となるので、画面からリモコンに
目を移して操作しなければならず操作が煩わしかった。
特に、部屋が暗い場合にはリモコン上のキーの位置を確
かめながらのテンキー操作は不便であった。また、テン
キー入力では、チャンネル番号を正確に覚えていなけれ
ばならず、受信できる放送局が多数の場合には、チャン
ネル番号を正確に覚えることは煩わしかった。
多数の場合であっても、順次選局と同様の簡単な操作に
より、素早く希望の放送を選局できるテレビジョン受像
機を提供することを目的としている。
るために本発明は、チャンネルアップ/ダウンキーの操
作に応じて、プリセットされているチャンネルのチャン
ネル番号を順次に上昇または下降させ現在のチャンネル
番号を設定するチャンネルアップ/ダウン部と、前記チ
ャンネルアップ/ダウン部によって設定されたチャンネ
ル番号のデータが供給され、前記設定されたチャンネル
番号での選局をチューナ部に行わせる選局制御部と、前
記チャンネルアップ/ダウン部から前記設定されたチャ
ンネル番号のデータが供給され、前記設定されたチャン
ネル番号を画面に表示させる画面表示処理部とを備えた
テレビジョン受像機において、低速チャンネルアップ/
ダウンモードでは、前記選局制御部を動作させて、前記
チューナ部に前記設定されたチャンネル番号のチャンネ
ルを順次に選局させると共に、前記画面表示処理部によ
って前記設定されたチャンネル番号を画面に表示させる
よう制御し、高速チャンネルアップ/ダウンモードで
は、前記選局制御部を不動作とさせて、前記チューナ部
における選局を停止させると共に、前記画面表示処理部
によって前記設定されたチャンネル番号を画面に表示さ
せるよう制御する制御手段を設けて構成したことを特徴
とするテレビジョン受像機を提供するものである。
ーまたはチャンネルダウンキーを押し続けた場合、所定
数分の放送局を順次選局した後に、チャンネル番号の順
次アップ/ダウン表示は継続するものの、チャンネルを
切り換えての選局処理を中止することにより、チャンネ
ルアップ/ダウンのスピードを上げ、希望の放送を素早
く選択できるようにしたものである。
ク構成を示す。なお、従来例と同一の部分には同一の符
号を付し、その部分の説明は省略する。
ャンネルアップキーとスローチャンネルダウンキー(以
下スローチャンネルアップ/ダウンキーと記すこともあ
る)、及びファーストチャンネルアップキーとファース
トチャンネルダウンキー(以下ファーストチャンネルア
ップ/ダウンキーと記すこともある)を設けている。こ
の4種類のキーは個別に設けてもよいし、キーの数を減
らしより操作を簡単にするために、スローチャンネルア
ップキーとスローチャンネルダウンキーを1つのシーソ
ーキー、ファーストチャンネルアップキーとファースト
チャンネルダウンキーを1つのシーソーキーとしてもよ
い。また、チャンネルアップキーとチャンネルダウンキ
ーとの2つのキーとし、押す強さによりスローとファー
ストとのモードが切り換わるるものでもよい。リモコン
28に設けたものと同機能のキーを、TV受像機本体側
のキー入力部26にも設ける。
低速(従来と同スピードの0.8秒間隔)で順次選局
(選局とチャンネル番号のOSD表示)を行う。これが
第1の制御モードである。ファーストチャンネルアップ
/ダウンキーでは、中速(0.4秒間隔)で所定チャン
ネル分の順次選局(選局とチャンネル番号のOSD表
示)を行った後、高速(0.25秒間隔)でチャンネル
のアップ/ダウンのみを行う。即ち、チャンネルを切り
換えての選局は行わずにチャンネル番号設定とOSD表
示のアップ/ダウンのみを行う。これが第2の制御モー
ドである。0.25秒間隔というような高速では、チュ
ーナ部で安定した受信ができず、人間も番組内容の確認
が行えないことが多いので、順次選局を行わずに、チャ
ンネル番号のアップ/ダウンのみで十分である。
までの順次選局の期間を一例として15チャンネル分と
した。また、高速でのチャンネルのアップ/ダウン時に
は、高速で変わるチャンネル番号表示を見やすくするた
め、ピクチャーミュートをかけてCRT5の画面を黒と
した。なお、ピクチャーミュート時の画面の色は他の色
でもよい。
変わりながら表示されるチャンネル番号を確認して、所
定チャンネル番号でアップ/ダウンキーを離せば、キー
を離した時のチャンネル番号で受信が行われる。次に、
ファーストまたはスローのチャンネルアップ/ダウンキ
ーを押せば順次選局が再開される。
次選局のほかに、ファーストチャンネルアップ/ダウン
キーを押し続けることにより、選局処理を中止して高速
でチャンネルアップ/ダウンのみを行う(チャンネル番
号設定とOSD表示のアップ/ダウンのみを行う)こと
ができる。よって、次のような選局操作が可能となる。
送番組の内容を確認しながら希望の放送を探し、その順
次選局により希望の放送が見つからない場合には、高速
チャンネルアップ/ダウンモードとして、チャンネル番
号のみを例えば50チャンネル分アップまたはダウンさ
せる。そして、50チャンネル分アップまたはダウンさ
せたチャンネル番号から再度順次選局を行い、希望の放
送を探すことができる。
ルアップ/ダウンとの操作は、ファーストチャンネルア
ップ/ダウンの2つのキー操作で行える(順次選局を低
速で行いたい場合でも、スローチャンネルアップ/ダウ
ンの2つのキーを加えて最大4つのキー操作で行える)
ので、画面からリモコンに目を移さずに、画面を見なが
ら操作できる。
確には覚えていないが、何チャンネル付近ということを
覚えていれば、テンキーを使用しなくとも順次選局と同
じファーストチャンネルアップ/ダウンキーの操作で希
望の放送局のチャンネル番号付近まで素早く選局チャン
ネルを移動させることができる。
かりでなく、チャンネル番号を高速にアップまたは/ダ
ウンさせながら順次表示して受信すべきチャンネル番号
を選択できる高速のチャンネルアップ/ダウン動作が、
順次選局と同じ簡単な操作で行えるので、受信できる放
送局が多数の場合であっても、順次選局動作と高速のチ
ャンネルアップ/ダウン動作を組み合わせることによ
り、簡単に素早く希望の放送を選局でき、操作性が大幅
に向上する。
局制御装置20について説明する。選局制御装置20
は、図1に示すように、従来と同様のリモコンコード解
析部31、本体側のキー入力を解析するキーコード解析
部32、選局部35、OSD処理部36、タイマ37
と、従来のチャンネルアップ/ダウン部13に相当する
スローチャンネルアップ/ダウン部33と、今回新たに
設けたファーストチャンネルアップ/ダウン部34とか
らなっている。
を図2のフローチャートに示す。図2のステップ20
2,ステップ204,ステップ206,ステップ208
で、スローチャンネルアップ/ダウンキー、ファースト
チャンネルアップ/ダウンキーが押されたか否かの判断
を行う。この判断は、リモコンコード解析部31、キー
コード解析部32で行う。
理のサブルーチンである、ステップ203のスローチャ
ンネルアップ処理、ステップ205のスローチャンネル
ダウン処理、ステップ207のファーストチャンネルア
ップ処理、ステップ209のファーストチャンネルダウ
ン処理を行いステップ202に戻る。どのキー入力もな
い場合は、ステップ210で、そのキー入力がない状態
の直前状態がチャンネルアップ/ダウンのいずれかのキ
ーが押されていた状態か否かを判断する。そして、キー
入力がない状態が、キーが押されていた状態から離され
た状態である(キーOFF状態と呼ぶ)と判断された場
合は、チャンネルアップ/ダウンキーオフ処理(ステッ
プ211)を行い、その後ステップ202に戻る。他の
状態と判断されたときはステップ211を経ずにステッ
プ202に戻る。
まず、図3にスローチャンネルアップ処理のフローチャ
ートを示す。これは従来の順次選局と同じ処理であり、
ステップ301のチャンネルアップ処理はスローチャン
ネルアップ/ダウン部33で行われ、その処理では、E
EPROM9に設定されているチャンネルプリセットデ
ータの読み出し、現在のチャンネル番号のセット,選局
/OSD用のデータ設定を行う。要するに、前受信チャ
ンネルよりも1つ上側にプリセットされているチャンネ
ルを受信させるための処理を行う。
を基に、ステップ302の選局処理(選局部35で処
理)によりチューナ2に選局制御信号を送り、現在チャ
ンネルの選局(前受信チャンネルよりも1つ上側にプリ
セットされているチャンネルの選局)を行わせる。ま
た、ステップ301で設定されたOSD用データを基
に、ステップ303のOSD処理(OSD処理部36で
処理)により、現在チャンネルのOSD表示信号を映像
処理回路4に送り、チャンネル番号を受信番組と同時に
CRT5に表示させる。その後、ステップ304のウェ
イト処理により、所定時間(例えば0.8秒程度)、上
記現在チャンネルの受信及びチャンネル番号表示を維持
し、メインのルーチンに戻る。所定時間はタイマ37で
計測する。スローチャンネルアップキーが押され続けた
場合は、ステップ301〜304を繰り返す。
テップ302の選局処理の前段で行ってもよい。
ーチャートである。これは、チャンネルを順次ダウンさ
せていくこと以外は、図3で説明したスローチャンネル
アップ処理と同様の処理であるので説明は省略する。
次選局では、選局の切り換わり速度が低速であるので、
十分に放送内容を確認しながら選局できる。
トチャンネルアップ処理のサブルーチンについて、図5
に示すフローチャートと共に説明する。
処理、即ち、スローチャンネルアップ時と同様の、EE
PROM9に設定されているチャンネルプリセットデー
タの読み出し、現在のチャンネル番号のセット,選局/
OSD用のデータ設定を行う。これは、ファーストチャ
ンネルアップ/ダウン部34で行われる。
ップした回数をカウントする。これは、ファーストチャ
ンネルアップ/ダウン部34で行う。このカウント数が
15を越えたか否か(即ち、15チャンネル分の順次選
局が行われたか否か)をステップ503で判断し、中速
での順次選局処理か高速でのチャンネルアップ/ダウン
処理かの分岐を行う。カウント数が15以下ならば中速
での順次選局処理モードとなり、ステップ504に進
み、カウント数が15を越えていれば、高速でのチャン
ネルアップモードとなり、ステップ505へ進む。
プ504で選局を行い,ステップ506でOSD処理を
行う。選局処理とOSD処理とは、前述のスローチャン
ネルアップ時と同様である。
処理を行わずにチャンネルアップ処理のみ行うので、ス
テップ505でピクチャーミュートを行い、ステップ5
06でチャンネル番号を表示するOSD処理を行う。ス
テップ505でのピクチャーミュートは、高速(0.2
5秒間隔)で変わるチャンネル番号表示を見やすくする
ために行い、ファーストチャンネルアップ/ダウン部3
4から映像処理回路4に制御信号を送って、CRT5の
画面を黒とする。
と同様の判断を行い、ステップ508,ステップ509
で順次選局,チャンネルアップ処理のそれぞれのウェイ
ト処理を行いサブルーチンを終了する。ファーストチャ
ンネルアップキーが押され続けた場合は、ステップ50
1〜509を繰り返す。
ファーストチャンネルアップ/ダウン部34で行ってい
る。
ステップ504の前段で行ってもよく、ステップ509
のウェイト処理はステップ505とステップ506との
間で行ってもよい。
にピクチャーミュートをかけるのは、前述した高速
(0.25秒間隔)で変わるチャンネル番号表示を見や
すくするためという理由の他にもう一つの理由がある。
それは、高速のチャンネルアップ/ダウン時には順次選
局を中止しているので、高速のチャンネルアップ/ダウ
ン時にチューナ部で受信されているのは、高速のチャン
ネルアップ/ダウンに移る直前の順次選局で受信した放
送であり、ピクチャーミュートをかけずに受信している
放送を画面に映すと、OSD表示のチャンネル番号を、
今画面に映っている放送のチャンネル番号であると誤解
することを防止するためである。
フローチャートである。この処理は、チャンネルを順次
ダウンさせていく以外、図5で説明したファーストチャ
ンネルアップ処理と同様の処理であるので、ここでは説
明は省略する。
のチャンネルアップ/ダウン動作を組み合わせれば、受
信できる放送が多数ある場合であっても、簡単に素早く
希望の放送を選局でき、操作性が大幅に向上する。
F処理のサブルーチンについて、図7のフローチャート
と共に説明する。このチャンネルアップ/ダウンキーO
FF処理は、順次選局または高速のチャンネルアップ/
ダウン動作を行っていた状態、即ち、スローまたはファ
ーストのチャンネルアップ/ダウンキーが押されていた
状態から、キーが離された時の処理である。
でファーストチャンネルアップ/ダウンキーが離された
のか、スローチャンネルアップ/ダウンキーが離された
のかを判断する。この判断は、リモコンコード解析部3
1,キーコード解析部32で行う。スローチャンネルア
ップ/ダウンキーが離された場合は、ステップ706の
キーOFF処理、及びステップ707のチャンネルアッ
プ/ダウンカウント数(図5のステップ501、図6の
ステップ602のカウント数)クリアを行ってサブルー
チンを終了する。ステップ706のキーオフ処理は、チ
ャンネルアップ/ダウンキーで最終的に指定されたチャ
ンネルでの受信を継続し、チャンネル番号のOSD表示
を所定時間後に止める処理である。
のは、中速の順次選局動作から高速のチャンネルアップ
/ダウン動作に切り換わるタイミングを常に一定にする
(即ち15チャンネル分で常に切り換わるようにする)
ためである。
が離された場合は、ステップ703で中速の順次選局動
作であったか高速のチャンネルアップ/ダウン動作であ
ったかの判断を行う。これは、図5のステップ503、
図6のステップ603と同様の処理である。中速の順次
選局であったと判断された場合は、ステップ706のキ
ーオフ処理、及びステップ707のチャンネルアップ/
ダウンカウント数クリアを行ってサブルーチンを終了す
る。
/ダウン動作であったと判断された場合は、ステップ7
04の選局処理(選局部35で行う),ステップ705
のOSD処理(OSD処理部36で行う)を行い、ステ
ップ706,707を経て終了する。
トチャンネルアップ/ダウン部34で行う。ステップ7
06のキーオフ処理は、スローチャンネルアップ/ダウ
ン部33、ファーストチャンネルアップ/ダウン部3
4、選局部35、OSD処理部36で行う。
ンネル番号はアップ/ダウンしながら1つずつしか表示
されないが、チャンネル番号を順次に複数個同時に表示
するようにしてもよい。複数個同時の表示には例えばシ
フト表示、スクロール表示がある。図10,11に上下
シフト表示の例を、図12に上下スクロール表示の例
を、図13に左右スクロール表示の例を示す。複数個同
時に表示されるチャンネル番号のうち、順次選局時の現
在受信中のチャンネル番号、及び高速チャンネルアップ
/ダウン時の現在チャンネルとして設定されるチャンネ
ル番号は、他のチャンネル番号と区別できるように、例
えば他のチャンネル番号と色を変えて表示する、カーソ
ル付きで表示する等の処理を行ってもよい。チャンネル
番号と同時にそのチャンネル番号の放送局名、放送内容
等の情報を併せて表示してもよい。放送局名、放送内容
等の情報はチャンネルプリセットデータと同様にEEP
ROM9に記憶させておく。
を説明する。図10は、高速のチャンネルアップ時の表
示状態であり、ピクチャーミュートをかけ画面全部を白
地とした上にチャンネル番号を放送局名と共に表示した
例である。図11は画面全体ではなくチャンネ表示部分
のみを示し、シフト表示の推移状態を表わしている(同
図(A)→(D)の方向に順にチャンネルをアップさせ
た状態)。現在チャンネルとして設定されるチャンネル
番号は、他のチャンネル番号とは異なる色のバックカラ
ー部が付く。このバックカラー部が、高速チャンネルア
ップのスピード(順次選局時は順次選局のスピード)に
応じて下に1つずつ移動する。図11に示すように、4
CHからスタートし、6CH、8CHとバックカラー部
がシフトし、1つのチャンネルリストの一番下のチャン
ネル番号までバックカラー部がシフトすると、チャンネ
ルリストが一新されバックカラー部は、新たなチャンネ
ルリストの一番上のチャンネル番号にシフトする。チャ
ンネルダウン時はアップ時と逆の動作をする。
ータと同様に図1に示すEEPROM9に記憶させてお
き、スローチャンネルアップ/ダウン部33、ファース
トチャンネルアップ/ダウン部34、OSD処理部36
により、EEPROM9から必要なデータを読み出し、
チャンネルリストを作成し、チャンネルリストの表示、
バックカラー部の移動、チャンネルリストの更新を制御
する。
除しているので、画面には現在チャンネルでの受信中の
放送が映し出されており、その画面上に高速のチャンネ
ルアップ/ダウン時と同様なチャンネル番号表示が行わ
れる。
について説明する。図12も図11と同様、画面全体で
はなくチャンネ表示部分のみを示し、スクロール表示の
推移状態を表わしている(同図(A)→(D)の方向に
順にチャンネルをアップさせた状態)。現在チャンネル
として設定されるチャンネル番号を示すバックカラー部
は、中央部分に固定されており、チャンネル番号が上方
または下方に1チャンネル分ずつスクロールする。スク
ロールのスピードは、順次選局のスピード、高速チャン
ネルアップ/ダウンのスピードに応じたものとする。
表示と同様にして、左右シフト表示、左右スクロール表
示も可能である。図13に、左右スクロール表示の一例
を示す。同図(A)→(D)の方向に順にチャンネルを
アップさせた状態であり、現在チャンネルとして設定さ
れるチャンネル番号を示すバックカラー部は、中央部分
に固定されている。チャンネルアップ時は左方向にチャ
ンネル番号表示が移動し、チャンネルダウン時は右方向
に移動する。
は、プリセットされている全チャンネル番号を一画面ま
たは複数画面にわたって表示し、カーソルがチャンネル
番号間を移動するような状態も考えられる。
数個同時に表示すれば、現在設定されているチャンネル
番号と前後のチャンネル番号との関係がわかり、より選
局が容易になる。特にプリセットされているチャンネル
番号の間が離れているような場合(例えば18チャンネ
ルの次が30チャンネルである場合)、1つずつの表示
では、アップ/ダウンを繰り返すと、現在設定されてい
るチャンネルが全チャンネル内のどの付近に位置してい
るかがわからなくなることがあるが、順次の複数個同時
の表示ではそのような不便さは解消する。さらには、複
数個同時の表示では、次に移行するチャンネル番号を予
め確認しながら選局操作が行えるので、高速でチャンネ
ル番号をアップ/ダウンさせても希望のチャンネルを通
り過ぎることがなく容易に選局でき、高速でのチャンネ
ル番号アップ/ダウンの表示と選局の容易さとの両立を
図れる。
アップ/ダウン動作時に映像ミユートをかけたが、高速
のチャンネルアップ/ダウン動作に移行する直前に受信
されていた放送を、そのまま画面上に映し出していても
よい。さらには、その放送を、多少輝度を落とす等のチ
ャンネル表示を見やすくするための画質調整を行って映
し出す方法、受信した放送をメモリに記憶させておいて
静止画像として映し出す方法等も考えられる。
次選局を行うモードと、中速の順次選局から自動的に高
速のチャンネルアップ/ダウン動作に移行するモードと
の2つのモードを設けたが、順次選局から自動的に高速
のチャンネルアップ/ダウン動作に移行するモードのみ
を設けてもよいし、常時順次選局を行うモードと、常時
高速のチャンネルアップ/ダウン動作を行うモードとの
2つのモードを設けてもよい。各場合の順次選局のスピ
ードは、所定のチャンネル数分の選局ごとに段階的に速
くなっていく(または遅くなってく)ものでもよい。な
お、常時順次選局モードでの順次選局のスピードと、自
動的に高速のチャンネルアップ/ダウン動作に移行する
モードでの順次選局のスピードとは、上記実施例では、
常時順次選局モードでの順次選局のスピードの方を遅く
したが、2つの順次選局のスピードは同じでもよい。
機は、低速チャンネルアップ/ダウンモードでは、選局
制御部を動作させて、チューナ部に設定されたチャンネ
ル番号のチャンネルを順次に選局させると共に、画面表
示処理部によって設定されたチャンネル番号を画面に表
示させるよう制御し、高速チャンネルアップ/ダウンモ
ードでは、選局制御部を不動作とさせて、チューナ部に
おける選局を停止させると共に、画面表示処理部によっ
て設定されたチャンネル番号を画面に表示させるよう制
御する制御手段を設けて構成したので、受信できる放送
局が多数の場合であっても、順次選局動作と高速のチャ
ンネルアップ/ダウン動作を組み合わせることにより、
簡単に素早く希望の放送を選局でき、操作性が大幅に向
上する。
所定チャンネル数分の範囲でチャンネル番号を上昇また
は下降させた場合には、低速チャンネルアップ/ダウン
モー ドとし、チャンネルアップ/ダウンキーによって、
所定チャンネル数分を超えてチャンネル番号を上昇また
は下降させた場合には、高速チャンネルアップ/ダウン
モードとするよう構成すれば、1つのチャンネルアップ
/ダウンキーで低速チャンネルアップ/ダウンモードと
高速チャンネルアップ/ダウンモードとを選択すること
ができ、キーの数を減らし操作を簡単にすることができ
る。
は、画面に表示する映像をミュートするよう構成すれ
ば、高速で表示が変わるチャンネル番号を見やすくする
ことができる。また、高速チャンネルアップ/ダウンモ
ードになる前に選局したチャンネルの映像を現在画面に
表示されているチャンネル番号のチャンネルの映像と誤
解することを防止することができ、より使い勝手が向上
する。
トされているチャンネル番号の内の現在のチャンネル番
号に隣接する複数のチャンネル番号を併せて表示すると
共に、現在のチャンネル番号と隣接する複数のチャンネ
ル番号との内、どれが現在のチャンネル番号であるかを
示す情報を表示するよう構成すれば、現在設定されてい
るチャンネル番号と前後のチャンネル番号との関係がわ
かり、より選局が容易になる。複数個同時の表示では、
次に移行するチャンネル番号を予め確認しながら選局操
作が行えるので、高速でチャンネル番号をアップ/ダウ
ンさせても希望のチャンネルを通り過ぎることがなく、
高速でのチャンネル番号アップ/ダウンの表示と選局の
容易さとの両立を図れる。
を示す図である。
示す図である。
示す図である。
ンを示す図である。
ンを示す図である。
ルーチンを示す図である。
を示す図である。
す図である。
図である。
示す図である。
示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】チャンネルアップ/ダウンキーの操作に応
じて、プリセットされているチャンネルのチャンネル番
号を順次に上昇または下降させ現在のチャンネル番号を
設定するチャンネルアップ/ダウン部と、 前記チャンネルアップ/ダウン部によって設定されたチ
ャンネル番号のデータが供給され、前記設定されたチャ
ンネル番号での選局をチューナ部に行わせる選局制御部
と、 前記チャンネルアップ/ダウン部から前記設定されたチ
ャンネル番号のデータが供給され、前記設定されたチャ
ンネル番号を画面に表示させる画面表示処理部とを備え
たテレビジョン受像機において、低速チャンネルアップ/ダウンモードでは、前記選局制
御部を動作させて、前記チューナ部に前記設定されたチ
ャンネル番号のチャンネルを順次に選局させると共に、
前記画面表示処理部によって前記設定されたチャンネル
番号を画面に表示させるよう制御し、 高速チャンネルアップ/ダウンモードでは、前記選局制
御部を不動作とさせて、前記チューナ部における選局を
停止させると共に、前記画面表示処理部によって前記設
定されたチャンネル番号を画面に表示させるよう制御す
る制御手段を設けて構成 したことを特徴とするテレビジ
ョン受像機。 - 【請求項2】前記チャンネルアップ/ダウンキーによっ
て、所定チャンネル数分の範囲でチャンネル番号を上昇
または下降させた場合には、前記低速チャンネルアップ
/ダウンモードとし、前記チャンネルアップ/ダウンキ
ーによって、前記所定チャンネル数分を超えてチャンネ
ル番号を上昇または下降させた場合には、前記高速チャ
ンネルアップ/ダウンモードとするよう構成したことを
特徴とする請求項1記載のテレビジョン受像機。 - 【請求項3】前記高速チャンネルアップ/ダウンモード
では、画面に表示する映像をミュートするよう構成した
ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の
テレビジョン受像機。 - 【請求項4】前記画面表示処理部によって、前記設定さ
れたチャンネル番号である現在のチャンネル番号と同時
に、前記プリセットされているチャンネル番号の内の前
記現在のチャンネル番号に隣接する複数のチャンネル番
号を併せて表示すると共に、前記現在のチャンネル番号
と前記隣接する複数のチャンネル番号との内、どれが現
在のチャンネル番号であるかを示す情報を表示するよう
構成したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
に記載のテレビジョン受像機。
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