JP2924181B2 - 投射型画像表示装置 - Google Patents

投射型画像表示装置

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JP2924181B2
JP2924181B2 JP2402310A JP40231090A JP2924181B2 JP 2924181 B2 JP2924181 B2 JP 2924181B2 JP 2402310 A JP2402310 A JP 2402310A JP 40231090 A JP40231090 A JP 40231090A JP 2924181 B2 JP2924181 B2 JP 2924181B2
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成多 山岸
宏 宮井
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶とか陰極線管などに
映出されたテレビジョン画像を投射レンズを用いて投射
する投射型画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶とか陰極線管などに映出され
たテレビジョン画像を投射レンズを用いて拡大投射する
投射型画像表示装置が多用されている。
【0003】従来のNTSC方式などのカラーテレビジ
ョン画像ではアスペクト比(画面の縦横比)は3対4で
あるが、シネマサイズのソフトやハイビジョン放送では
アスペクト比が9対16となっている。
【0004】従って現在市場で主流となっている3対4
のアスペクト比をもつディスプレイ装置で前記シネマサ
イズまたはハイビジョンのソフト画像を見ると、画面の
上下に黒部分が出るか、または左右の画像部分が削ずら
れた状態に再生される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】現在市場で主流となっ
ている3対4のアスペクト比をもつディスプレイで前記
シネマサイズまたはハイビジョンのソフトを再生するに
は前述のように画面の上下に黒部分が現れるか、または
画面の左右の一部分が削ずられた状態になる。また、9
対16のアスペクト比をもつディスプレイで3対4のア
スペクト比をもつソフトを再生すると、画面の左右に黒
部分が現れる。
【0006】これらを投射型画像表示装置を使用して拡
大投射する場合、装置全体の大きさの制約や投射像の高
解像度化により液晶または投写用陰極線管を用いた画像
映出手段にはより高解像度化が要求されているのが現状
である。さらに前述のようにアスペクト比の異なるソフ
トを映出する場合、上下または左右方向の画面が削ずら
れるため液晶などの画像映出手段の表示部の全域を使え
ないことのために解像度が低下するという課題があっ
た。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、アス
ペクト比の異なるソフトを映出したときにも解像度が極
力劣化しないような投射型画像表示装置を提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、液晶などの画像映出手段と、前記画像映出
手段で映出された画像を投射レンズを用いて投射スクリ
ーンに拡大投射する手段と、前記投射レンズと液晶など
の画像映出手段との間に設けられた平面鏡と、液晶など
の画像映出手段を駆動せしめる駆動回路と、入力映像信
号のアスペクト比を前記画像映出手段の有するアスペク
ト比に変換する信号処理回路とからなり、前記投射レン
ズは前記画像映出手段の一つに対し複数個設けられ、こ
のうち少なくとも一つの光学系にはアナモフィックレン
ズ(アスペクト比3:4の画像を光学的にアスペクト比
9:16に拡大するレンズ、またはその逆の効果をもつ
レンズ)を備えており、前記平面鏡を用いてその中心光
軸を切り替えることができるように投射型画像表示装置
が構成されるものである。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成により、液晶などの画像
映出手段の有する表示部のアスペクト比が3対4の場合
にアスペクト比が9対16の映像信号が入力された場合
にはアスペクト比を変換するための信号処理回路により
画像の横方向を圧縮してアスペクト比を3対4に変換し
前記画像映出手段の表示部に表示させるものである。こ
の場合画像は複数設けられた投射レンズと画像映出手段
の間に設けられた平面鏡を操作しアナモフィックレンズ
を備えた投射レンズに導くことにより投射像は本来のア
スペクト比である9対16に戻される。この場合際画像
映出手段の表示部を全域使うことにより画像映出手段の
表示部が本来有している解像度を低下させることなく投
射像を得ることができる。なお、アスペクト比3対4の
映像信号が入力された場合にはそのまま画像映出手段の
表示部に表示され、前記平面鏡を操作しアナモフィック
レンズを有しないもう一方の投射レンズにより投射され
るのは言うまでもない。
【0010】また画像映出手段の表示部のアスペクト比
が9対16の場合に、アスペクト比が3対4の信号が入
力された場合にはアスペクト比を変換できる信号処理回
路により画像の横方向を拡大してアスペクト比を9対1
6に変換し画像映出手段の表示部に表示させるようにす
る。この時この画像を複数設けられた投射レンズと画像
映出手段の間に設けられた平面鏡を操作しアナモフィッ
クレンズを備えた投射レンズに導くことにより投射像は
本来のアスペクト比である3対4に戻される。アスペク
ト比9対16の信号が入力された場合にはそのまま画像
映出手段の表示部に表示され、前記平面鏡を操作しアナ
モフィックレンズを有しない投射レンズにより投射され
ることは言うまでもない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0012】図1は画像映出手段として液晶パネルを用
いた1体形投射型画像表示装置の構成を示す要部断面図
である。
【0013】まず入力映像信号が3対4のアスペクト比
をもつ場合を示す。図示のように、光源1は、電源回路
2より供給される電力により電源駆動回路3で駆動され
発光する。光源1より発せられた光は反射傘4により反
射されて紫外線,赤外線カットミラー5へ送られる。前
記紫外線,赤外線カットミラー5に入射した光は可視光
成分のみが平面ガラス板に貼りつけられた偏光板7に入
射される。この偏光板7によりある偏光成分の光のみが
液晶パネルユニット8に入射する。
【0014】上記液晶パネルユニット8にはアスペクト
比が3対4の画像表示部を有する映像映出手段としての
液晶パネル9が、光軸10a上に設けられている。前記
液晶パネルユニット8には図には記載してないが液晶駆
動回路が内蔵されている。
【0015】前記液晶駆動回路は信号処理回路11に結
線されており、前記信号処理回路11は前記電源回路2
から電力を供給される一方、外部から映像信号を受け入
れる入力端子12を備えている。
【0016】前記液晶パネル9を透過した光は光軸10
aを通り、投射レンズ13aに入射される。ここで前記
液晶パネル9上に映出される画像は、必要な大きさにな
るよう投射レンズ13aで拡大投影される。また必要な
距離で前記投射像が結像するようフォーカス調整されて
いる。この投射レンズ13aにより拡大投影された投射
像は平面鏡14により反射され、9対16のアスペクト
比をもつ透過式スクリーン15上に前記液晶パネル9上
の画像を拡大投影する。このとき結像する投射像は3対
4のアスペクト比をもつため透過式スクリーン15には
上下方向は一杯に投射されるが、左右方向は両端が削ず
られた画面になる。
【0017】次に入力映像信号が9対16のアスペクト
比をもつ場合について説明する。図2は入力映像信号が
9対16のアスペクト比をもつ場合の構成を示す要部断
面図である。
【0018】この場合、図1と異なり液晶パネルユニッ
ト8にはアスペクト比が3対4の液晶パネル9が光軸1
0上に設けられているが、入力映像信号はアスペクト比
が9対16であるので、信号処理回路11により液晶パ
ネル9のアスペクト比3対4に合うよう横方向を圧縮し
た信号に変換して液晶の表示面上で画像が削ずられない
ように再生される。
【0019】前記液晶パネル9を透過した光は図には記
載されてないきょう体に固定された支点軸17で回転で
きるように支持され、前記光軸10bを遮るように設け
られた切り替え平面鏡18により光軸10cを通り平面
鏡19により、射出側に画面の横方向のみを拡大できる
アナモフィックレンズ20を設けた投射レンズ13bに
入射される。ここで前記液晶パネル9上のアスペクト比
3体4の画像を元の入力映像信号のアスペクト比9対1
6になるように、画像の横方向を縦方向に比べ拡大倍率
を大きくし投射像が必要な大きさになるよう拡大投影さ
れる。また必要な距離で前記投射像が結像するようにフ
ォーカス調整されている。この投射レンズ13bにより
拡大投影された投射像は平面鏡14により反射され、9
対16のアスペクト比をもつ透過式スクリーン15上に
前記液晶パネル9上の画像を拡大投影する。この時結像
する投射像は9対16のアスペクト比をもつ画像となる
ため透過式スクリーン15一杯に投射されることにな
る。
【0020】本実施例によれば入力映像信号のアスペク
ト比に関わらず常に液晶パネルの表示部全域を使うこと
によりどちらのアスペクト比を有する入力映像信号のと
きも大きく解像が劣化すること無く、美しい画像を映出
することができるものである。
【0021】本実施例では画像映出手段として液晶パネ
ルを例示したがこれに制約されることはない。また、本
実施例にあるように画像映出手段の表示部が3対4でな
く9対16の場合に、入力映像信号のアスペクト比が9
対16の場合にはそのまま拡大投影し、入力映像信号の
アスペクト比が3対4の場合には画像映出手段の画像表
示部には横方向を信号処理回路により拡大して表示し、
その後アナモフィックレンズを設けた投射レンズにより
横方向を縦方向に比べて縮小して投射することにより本
実施例と同様に解像度の劣化を抑えて美しい画像を提供
することができるものである。なお、本実施例は一体型
投射型画像表示装置を例示したが2体型の場合において
も使用できることは言うまでもない。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、画像映出
手段と、前記画像映出手段の画像を投射可能とするよう
に設けられた投射レンズと、前記投射レンズと画像映出
手段の間に設けられた平面鏡と、画像映出手段を駆動せ
しめる駆動回路と、入力映像信号のアスペクト比を画像
映出手段の有する表示部のアスペクト比に変換するため
の信号処理回路とからなり、前記投射レンズは画像映出
手段一つに対し複数個設けられ、そのうち少なくとも一
つの光学系にはアナモフィックレンズを備えるようにな
され、前記平面鏡によりその中心光軸を切り替えられる
ように配置されて構成されることにより、アスペクト比
の異なる入力映像信号を加えたときにもその画像映出手
段のアスペクト比に関わりなく常に画像表示部の全域を
使うことにより解像度の劣化の少ない美しい画像を提供
することができるようになされたものである。
【0023】また、投射時の拡大比率を変えるために
は、切り替え平面鏡により光路を変えるために切り替え
部の機構部を簡単に出来るなどの効果も合せ有してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における入力映像信号のアスペクト比が
3対4の場合の投射型画像表示装置の一実施例の要部断
面図
【図2】入力映像信号のアスペクト比が9対16の場合
の投射型画像表示装置の一実施例の要部断面図
【符号の説明】
8 液晶パネルユニット 9 アスペクト比3対4の液晶パネル 11 信号処理回路 13a 縦横同じ拡大倍率の投射レンズ 13b 縦方向に対して横方向の拡大倍率が大きい時の
投射レンズ 14 平面鏡 15 9対16のアスペクト比をもつ透過型スクリー
ン 18 切り替えミラー 19 反射ミラー 20 アナモフィックレンズ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも画像表示装置と、画像表示装
    置の画像を投写可能に設けられた投写レンズと、前記投
    写レンズと画像表示装置の間に設けられた平面鏡と、画
    像表示装置を駆動せしめる駆動回路と、入力信号のアス
    ペクト比を画像表示装置の表示部のアスペクト比に変換
    可能にする信号処理回路と、前記必要な電力を供給する
    電源回路と、これらを支持する筺体とからなり、前記投
    写レンズは画像表示装置1つに対し複数設けられてお
    り、このうち少なくとも1つの光学系にはアナモフィッ
    クレンズを備えており、前記平面鏡を回動せしめること
    によりその光軸を切り替え可能に設けられていることを
    特徴とする投写型画像表示装置。
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