JP2923493B1 - 歩行感覚生成装置 - Google Patents

歩行感覚生成装置

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JP2923493B1 JP5671098A JP5671098A JP2923493B1 JP 2923493 B1 JP2923493 B1 JP 2923493B1 JP 5671098 A JP5671098 A JP 5671098A JP 5671098 A JP5671098 A JP 5671098A JP 2923493 B1 JP2923493 B1 JP 2923493B1
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春生 野間
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Abstract

【要約】 【課題】 大規模な空間を仮想的に歩行によって移動す
ることを可能にし得る歩行感覚生成装置を提供する。 【解決手段】 ベルト機構1の歩行面の姿勢が3軸歩行
面保持機構3によって任意の角度に保持され、CCDカ
メラ4によって歩行者2の足先位置が検出され、糸式位
置センサ5によって歩行者2の腰部位置が検出され、磁
気式位置姿勢計測装置6によって頭部位置が検出され、
計算機20は足先位置と腰部位置と頭部位置とに基づい
て歩行者の立脚時間を計測して、歩行者の動きに連動し
て計算機30がベルト機構1のベルトの移動を制御する
とともに歩行者2がベルト機構1上で歩行しているとき
の視点位置からの仮想空間が大型スクリーン7によって
表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は歩行感覚生成装置
に関し、特に、任意の方向の斜面を含む大規模仮想空間
内部を歩行して移動できるような歩行感覚生成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】限定された空間で広範囲にわたる空間の
移動を模擬する技術は、移動環境を自由に生成できるメ
リットがあり、これまでにいくつかの方式で提案されて
きた。最も単純な例では、「work through」と呼ばれる
通常の計算機のインタフェースであるキーボードやマウ
スあるいはジョイスティックなどを用い、計算機の画面
内に表示される仮想空間の視点のみを移動する手法であ
る。これらでは、計算機インタフェースによる操作入力
を車や航空機などの移動機器を模したハンドル操縦メタ
ファに反映させ、実際に操縦しているかのような操縦感
覚を提示することができる。
【0003】より進んだ実施例として、通常シミュレー
タと呼ばれている装置である。これらでは、前者におい
てメタファによって間接的に利用していたハンドルやア
クセルなどの操作入力手段と、車両や航空機の操縦席ユ
ニットの一部、あるいはそれら全体を原寸大模型として
設置する。そして、操作者の操作に合わせてそれらを並
行移動,傾斜させて移動に伴う加速や振動を仮想的に再
現し、より臨場感の高い移動感覚を提示する。多くの場
合、これらは模擬している移動機器の操作を取得、ある
いは操作自体を楽しむ遊技機として用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の機器による移動
に比べて歩行による移動は、移動手段として日常では最
も身近な手段であり、かつ空間の広さを知覚するに適し
た手法であるが、これまでに前述のような歩行シミュレ
ーション装置が実現された例は少ない。その理由とし
て、従来の移動機器のシミュレーション装置では人間と
装置の間の情報の流れが機器を介するために単純であ
り、計算機による処理が容易であったが、歩行移動では
人体の挙動の計測が容易に実現できない点にあった。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、人
間の歩行動作を解析し、任意の方向の斜面を含む大規模
仮想空間内部を歩行移動できるような歩行感覚生成装置
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
任意方向の傾斜面を含む大規模仮想空間内部を歩行移動
できるような歩行感覚生成装置であって、その上で歩行
したときに、歩行による移動を相殺するためのベルト機
構と、ベルト機構における歩行面の姿勢を任意角度に保
持する歩行面保持機構と、歩行者の歩行の足先位置を検
出する足先位置検出手段と、歩行者の腰の位置を検出す
る腰位置検出手段と、足先位置検出手段の検出出力に基
づいて歩行者の足先が歩行面に着地してから離れるまで
立脚時間を計測し、その立脚時間に基づく歩行者の動
と腰位置検出手段によって検出された腰の位置とに連
動してベルト機構のベルトの移動を制御するための制御
手段と、ベルト機構上で歩行者が歩行しているときの視
点位置からの仮想空間の映像を提示する表示手段とを備
えて構成される。
【0007】請求項2に係る発明では、さらに歩行者の
頭部位置を検出する頭部位置検出手段を含み、表示手段
は頭部位置検出手段によって検出された頭部の向きに応
じた仮想空間の映像を表示する。
【0008】
【0009】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の一実施形態の全
体の構成を示すブロック図である。図1において、ベル
ト機構1は歩行者2がその上で歩行したときに、歩行に
よる移動を相殺する機構であり、3軸歩行面保持機構3
の上に設置されている。3軸歩行面保持機構3はベルト
機構1の歩行面の姿勢を任意の角度に保持して斜面を生
成する。
【0010】ベルト機構1の前方には、歩行者2の脚部
の運動情報を獲得するためにCCDカメラ4が配置され
る。なお、CCDカメラ4によって歩行者2の脚部の運
動情報を獲得するために、歩行者2の両足先端部には赤
外線の反射シールPl,Prが貼り付けられる。
【0011】また、歩行者2のベルト機構1上での位置
を計測するために糸式位置センサ5と歩行者2の頭部の
位置姿勢を計測するための磁気式位置姿勢計測装置6が
配置される。さらに、歩行者2の前方には、歩行動作に
連動して仮想空間の映像情報を提示するための後方投影
方式のプロジェクタ装置と大型スクリーン7が設置され
ている。映像情報は計算機10によって生成される。こ
のため、計算機10には、画像情報生成部と大規模仮想
空間情報管理および全システム統合管理部と、歩行動作
解析部および歩行感覚提示装置制御指令部とが内蔵され
ている。
【0012】また、CCDカメラ4が検出された足先位
置と糸式位置センサ5で検出された腰部位置と磁気式位
置姿勢計測装置6で検出された頭部位置は計算機20に
入力される。計算機20は光学式位置追跡装置と糸式位
置計測装置制御部と磁気位置姿勢計測装置制御部と計測
系制御部とを内蔵している。
【0013】さらに、ベルト機構1と3軸歩行面保持機
構3を制御するために計算機30が設けられ、この計算
機30にはベルトおよび姿勢保持器駆動装置と駆動系制
御部とが内蔵されている。
【0014】図2はベルト速度の制御方法を説明するた
めの図であり、図3は同じくフローチャートである。
【0015】この発明の実施形態では歩行者が意識する
ことなく歩行による体の移動を相殺するために、装着感
の低い方式で両足先位置情報と腰部位置情報を計測し、
ベルト機構1のベルト速度を制御している。この制御目
的は、歩行者がある速度Vwで歩行しているとき、歩行
者2をベルト機構1上でのある基準位置X0上に保つこ
とである。したがって、制御量であるベルトの速度指令
Vbは2種類のフィードバックから決定される。F1は
走行速度に関するフィードバックであり、F2は歩行位
置に関するフィードバックである。
【0016】まず、F1について説明する。歩行速度を
直接計測することは難しいため、この実施形態では、計
測可能な立脚時間から歩行速度を推定する。立脚時間と
は歩行時に片足が地面に接地し、体に対して相対的に後
方に移動するモードである。一方、歩行時に後方に下が
った足を前方に振り出すモードは遊脚モードと呼ばれ、
歩行はこの立脚と遊脚を左右の足で交互に繰返す運動で
ある。ここで、実際の歩行動作からこれらの立・遊脚時
間を計測したところ、次の第(1)式に示すような形式
で、歩行者によらず立脚時間がほぼ歩行速度に比例する
ことが計測された。
【0017】Vw′=a・T+b…(1) ただし、Vw′は推定歩行速度、Tは立脚時間、a,b
は定数である。厳密には、定数係数a,bには個人差が
ある。そのため、実施形態では、事前にベルトを一定速
度で動かして利用者に歩行してもらい、このパラメータ
の調整を行なって個人の歩行特性に合わせた調整機能を
有している。
【0018】図3を参照してより具体的に説明すると、
まず歩行者2の両足先位置Pl,Prに赤外線反射シー
ルを貼り付け、ステップSP1で前方に設置されている
CCDカメラ4によって光学的にPl,Prが計測され
る。得られたPl,PrをステップSP2で時間的に差
分して両足の速度情報を算出し、別に計測されるベルト
速度情報と比較した上で、足先の運動の立・遊脚モード
を判定する。この情報をもとにベルト上での歩行状態の
解析を行ない、ステップSP3で前述の計測が得られた
回帰式により歩行速度Vw′が推定され、ステップSP
4で速度に関するフィードバックが行なわれる。
【0019】一方、F2に関しては、ステップSP5で
糸式位置センサ5によってベルト上で歩行者位置Xが計
測され、ステップSP6で歩行者基準位置X0との距離
誤差eをパラメータとして位置制御が行なわれ、F2の
フィードバックが行なわれる。
【0020】ステップSP8において以上をまとめ、目
標ベルト速度Vbが第(2)式のように定義される。
【0021】 Vb=F1(Vw′)+F2(e)…(2) この発明の一実施形態での各フィードバック関数の形式
は第(3)式に示すように、F1はVw′,F2はeを
引数とした1次の線形フィードバックを採用している。
【0022】Vb=αVw′+βe…(3) なお、係数αとβは制御が発散しない範囲で決定する定
数である。
【0023】図4は停止状態から右足踏み出しで歩行を
開始したときの動作分析図(a),(b)とそれに対応
したベルト速度制御アルゴリズム(c)を示す図であ
る。図4(a)(c)の大文字のアルファベットはそれ
ぞれの足の着地や離床イベント発生を示す記号であり、
図4(b)は横軸を時間として両足先の遊・立脚モード
の遷移を示している。
【0024】図4(c)に示すステップSP11のまず
停止状態からステップSP12で右足で踏み出し
(A),着地後(B)に左足を離床した瞬間(C)に踏
み出しを検知し、ステップSP13で足の重複歩幅L1
が大人の標準的な重複歩幅の1/2以上ならばステップ
SP14で歩行開始と判定する。なお、重複歩幅とは片
足の離床から接地するまでの間隔であり、両足が接地し
た状態での両足間の前後間隔を示す歩幅とは異なる。
【0025】次に、ステップSP15で位置誤差ルール
F2によってベルト機構1が駆動される。なお、ステッ
プSP13において歩幅が標準歩幅の1/2以上を満た
さない場合には足位置は停止しているものと判定し、ベ
ルト機構1の駆動は行なわれない。次に、ステップSP
16で先に踏み出し右足が再び離床するタイミング
(D,E)を待って、ステップSP17でこの足の立脚
時間t1 を計測し、ステップSP18で回帰式によって
速度を推定することでベルトの速度制御に推定法歩行速
度ルールF1が加えられる。それ以降は、次の図5で示
す走行フェーズに移行する。なお、便宜上ここでは右足
踏み切りでの動作遷移を示しているが、アルゴリズムは
踏み出し足に依存しない。
【0026】図5は歩行中の動作分析とそれに対応した
ベルト速度制御アルゴリズムを示す図である。この図5
においても、図中の記号などは前述の図4と同様であ
る。ここで、右足での着地(A)からの状態制御を示す
が、アルゴリズムは踏み出し足に依存しない。
【0027】ステップSP21においてまず右足が着地
した瞬間(G)に、ステップSP22で右足の重複歩幅
2 が計測される。重複歩幅は後で述べる停止アルゴリ
ズムで使用される。次いで、ステップSP23で左足の
離床(H)を検知し、ステップSP24で立脚時間t2
が計測される。この際に、ステップSP25でベルト速
度アルゴリズムのF1のパラメータVw′が更新され
る。以後、ステップSP26〜SP29により、(I→
J→K→L)と交互に立・遊脚動作を繰返すために、そ
れぞれの重複歩幅L3 ,L4 、立脚時間t3 ,t4 の計
測が繰返される。したがって、F1はステップSP30
で数Hzの歩行のタイミングで更新され、一方F2はよ
り速い周期(実施形態では30Hz)で更新される。ま
た、この後で述べる停止アルゴリズムのために遊脚時間
も計測される。
【0028】図6は歩行停止動作時の動作分析とそれに
対応したベルト制御アルゴリズムを示す図である。この
図6においても記号などは図4と同じである。また、こ
こでは右足での着地(M)から両足が停止する状態
(Q)までの状態制御を示しているが、同様にアルゴリ
ズムは踏み出し足に依存しない。
【0029】図6(c)においてステップSP31で右
足の着地が検知され、ステップSP34で右足の離床
(B)を検知するまでは前述の歩行フェーズと同様であ
るが、ステップSP35において右足の着地を検知した
瞬間(Q)において、ステップSP36で1)重複歩幅
がこれまでの70%以下、2)遊脚時間t5 がこれまで
の半分以下、3)右足が停止後に一定時間左足が動かな
い点の3条件が満たされた際にベルト機構1の駆動は停
止される。なお、この実施形態では、この停止判定は歩
行フェーズの一部として実装される。
【0030】図1に示した実施形態によって、歩行者2
はベルト上を歩いているのではなく、合成される仮想空
間内を歩行する感覚を得ることができる。前述の歩行動
作解析結果をもとに、より臨場感の高い仮想空間内での
移動を実現するための手法についてまとめて説明する。
これらは図1の計算機10内の大規模仮想空間情報管理
部と画像情報生成部によって実現される。
【0031】図7は仮想空間内での位置更新方法を説明
するための図である。歩行によって仮想空間内を移動す
る際には、前述の前進方向の速度制御に加えて、左右方
向への進路変更の機能が必要となる。前進移動に関して
は、前述の推定された歩行速度Vw′を時間積分し、仮
想空間内での歩行者の位置情報を連続的に更新する。ま
た、左右への進路変更は、図7に示すように、歩行者の
頭部の方向θを、Vw′の方向変化成分として時間積分
時に加算する。頭部の方向は図1に示した仮想空間の画
像生成に用いる磁気位置姿勢計測装置6によって得られ
る情報の一部となる。
【0032】これらの説明を数式として表現すると、あ
る時間tでの歩行者の位置がP(t)=(Px (t),
y (t))のように2次元の1ベクトルで表現され
る。このときの歩行者の歩行速度をベクトル表現でV
w′(t)=(Vw′x (t),Vw′y (t))、歩
行空間に固定される座標系のx軸を基準とした時刻tで
の頭部の方向の回転角度をθとする。これらより、時刻
t+1での歩行者の位置P(t+1)は以下のように得
られる。
【0033】 Px (t+1)=Px (t)+cosθ・|Vw′(t)・Δt|…(4) Py (t+1)=Py (t)+sinθ・|Vw′(t)・Δt|…(5) ただし、Δtは時刻t+1と時刻tの間の経過時間とす
る。
【0034】図8は歩行面の姿勢制御による斜面の提示
を説明するための図である。この発明の一実施形態の特
徴として、歩行面の斜度の再現機能がある。図8に示す
ように、まず仮想空間内での歩行者の存在する領域の傾
きN2を仮想空間の地形情報から得る。そして、ベルト
面自体をJ1,J2,J3軸を有する3軸歩行面保持機
構3によって回転させて、歩行ベルト面を同一の傾斜N
bに一致させて傾斜面を再現する。
【0035】仮想空間への没入感を高めるために、図1
に示すように歩行者2の目前に後方投影式の大型スクリ
ーン7を設置し、歩行動作に合わせた空間の映像が提示
される。ここで、前述の位置変更アルゴリズムからの情
報をもとに仮想空間の映像を高速に表示する。また、別
の例として頭部に小型のディスプレイ(head mounteddi
splay)を使用して没入感を得るようにしてもよい。
【0036】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、ベル
ト機構の歩行面の姿勢を任意の角度で歩行面保持機構に
よって保持し、歩行者の足先が歩行面に着地してから離
れるまでの立脚時間を計測し、この立脚時間に基づく
行者の動きと検出した腰位置とに連動してベルト機構の
ベルトの移動を速度制御するとともに、歩行者がベルト
機構上で歩行しているときの視点位置からの仮想空間を
表示するようにしたので、歩行者はわずかな空間内で広
域にわたる仮想空間内を自由に歩行移動することができ
る。仮想空間は計算機内に数値として定義されるもので
あり、情報さえあれば現実の有無を問わず再現が可能と
なる。したがって、たとえば建築物の構築の際に、CA
Dデータの段階で対象空間を実際に歩いてみることで空
間設計の評価を可能とすることができる。また、古代の
遺跡やあるいは開発などで既に存在しない空間を計算機
によって再現し、その空間配置の直観的な認識も可能と
なる。さらに、この発明による移動は既存のトレッドミ
ルのような外部から強制される運動ではなく、歩行者の
意思による歩行が実現できるため、歩行のリハビリテー
ションにも応用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の全体の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】ベルト速度の制御方法を説明するための図であ
る。
【図3】ベルト速度の制御を説明するためのフローチャ
ートである。
【図4】停止状態から右足を踏み出して歩行を開始した
ときの動作分析図とそれに対応したベルト速度制御アル
ゴリズムを示す図である。
【図5】歩行中の動作分析とそれに対応したベルト速度
制御アルゴリズムを示す図である。
【図6】歩行停止の際の動作分析とそれに対応したベル
ト速度制御アルゴリズムを示す図である。
【図7】仮想空間内での位置更新方法を説明するための
図である。
【図8】歩行面の姿勢制御による斜面の提示を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 ベルト機構 2 歩行者 3 3軸歩行面保持機構 4 CCDカメラ 5 糸式位置センサ 6 磁気式位置姿勢計測装置 10,20,30 計算機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−88084(JP,A) 実公 平5−30779(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09B 9/00 A63B 22/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意方向の斜面を含む大規模仮想空間内
    部を歩行移動できるような歩行感覚生成装置であって、 その上で歩行したときに、歩行による移動を相殺するた
    めのベルト機構、 前記ベルト機構における歩行面の姿勢を任意角度に保持
    する歩行面保持機構、 前記歩行者の歩行の足先位置を検出する足先位置検出手
    段、前記歩行者の腰の位置を検出する腰位置検出手段、 前記足先位置検出手段の検出出力に基づいて、前記歩行
    者の足先が歩行面に着地してから離れるまでの立脚時間
    を計測し、その立脚時間に基づく前記歩行者の動きと前
    記腰位置検出手段によって検出された腰の位置とに連動
    して前記ベルト機構のベルトの移動を制御するための制
    御手段、および前記ベルト機構上で歩行者が歩行してい
    るときの視点位置からの仮想空間の映像を提示する表示
    手段を備えた、歩行感覚生成装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記歩行者の頭部位置を検出す
    る頭部位置検出手段を含み、 前記表示手段は、前記頭部位置検出手段によって検出さ
    れた頭部の向きに応じた仮想空間の映像を表示 すること
    を特徴とする、請求項1に記載の歩行感覚生成装置。
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