JP2921257B2 - 端末網制御装置 - Google Patents

端末網制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電話回線に接続され、更
に電話機等の端末を後段に接続する端末網制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の端末網制御装置1は図2に示すよ
うに電話回線2に接続され、電話機等の端末(以下、電
話機を例に説明する)を接続するための電話機接続端子
4と、端末網制御装置1が故障したときには手動により
端末網制御装置1を切り離し、電話回線2と電話機接続
端子4を直結するための切分器5と、電話回線2及び電
話機接続端子4との間に接続され電話機3のオフフック
を検出するためのオフフック検出部6と、電話回線2か
らの呼び出し信号を検出するための着信検出部7と、電
話回線2の開放、閉結等の制御を行うとともにデータ信
号の変復調を行うデータ送受信部8と、オフフック検出
部6と着信検出部7からの信号を受信し、データ送受信
部8を制御する制御部9とから構成されている。通常、
切分器は図2に示されているように端末網制御装置1と
電話回線2を接続する側につながれており、異常時にの
み端末網制御装置1を切り離す。
【0003】そして上記の端末網制御装置1は、次のよ
うに動作する。発信を開始しようとするときには制御部
9は、まず電話回線2が使用されておらず空き状態であ
ることを確認してから、選択信号送出動作に移行する。
電話回線2が空き状態であるとは、1)電話機3が使用
されておらず、かつ2)電話回線2からの呼出信号が到
来していない状態のことである。上記1)2)を確認す
るために、制御部9はオフフック検出部6及び、着信検
出部7からの入力信号を確認する。電話回線2が空き状
態でないときには、空き状態となるまで待ち、空き状態
であるときには選択信号送出動作に移行する。選択信号
を送出するときには、まず制御部9はデータ送受信部8
を制御して電話回線2を閉結し、端末機器の技術基準に
定められた3秒が経過すると選択信号を送出し始める。
相手先端末との接続が完了すると、制御部9はデータ送
受信部8を制御し、データ通信を開始する。データ通信
が終了すると、まず制御部9はデータ送受信部8を制御
して電話回線2を開放状態として、待機状態に戻る。
【0004】上述の端末網制御装置1は、例えばガスの
自動検針用のものでありその管理はガス会社あるいはN
TTのもとにある。そのため、各家庭への取り付けやメ
ンテナンスはガス会社あるいはNTTが行う。そして、
電話回線2及び電話機3を接続する電話機接続端子4の
配線工事は端末網制御装置1の管理会社が行う。また、
端末網制御装置1内が雷等によって故障した場合には、
切分器5を切り換えて端末網制御装置1を電話回線2か
ら切り離すことができるように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、電話機3を接続する電話機接続端子4の取
り付けネジの緩み等によって、電話機3が電話機接続端
子4から切り離されてしまった場合には、電話機3が使
用できなくなるばかりでなく、管理会社側では電話機接
続端子4の配線が外れていることが分からない。そのた
め、長時間にわたり電話機3が使用できなくなり、端末
網制御装置1を取り付けた家庭に迷惑がかかるという課
題があった。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、端末
網制御装置1が自動的に電話機3と端末網制御装置1の
接続を確認できるようにすることにより、端末網制御装
置1の管理者側で電話機3の接続不良を早期に発見し、
電話機利用者への迷惑を最小限に抑えることを目的とし
たものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、電話機を含む回線端末装置を接続する電話
機接続端子と、電話機接続端子と電話回線間に流れる電
流を検出する電流検出部と、電流検出部より電話回線側
に接続され電話機接続端子に印加する電圧の極性を制御
する極性反転部と、電流検出部からの受信信号と極性反
転部の動作状態から電話機接続端子に接続される回線端
末装置の接続不良を判定する接続状態判定部と、接続状
態判定部から信号を受信し、通報を行う通報部を設けた
ものである。
【0008】
【作用】本発明は上記構成によって、電話機接続端子の
接続状態をチェックするときには、制御部が極性反転部
を制御し、電話機接続端子に印加する電圧の極性を変化
させる。次に、電流検出部からの信号を受信して電話機
接続端子が正常に接続されているかを判定する。電話機
が正常に接続されている場合には、電話機接続端子に電
話機のベル回路の容量分が接続されているので、極性反
転部が電話機接続端子の電圧の極性を変化させると、電
話機の容量分に電流が流れ、電流検出部において電流が
検出される。一方、電話機接続端子の配線が外れている
場合には、電話機接続端子の両端には、何も接続されな
いため開放状態となる。このときに極性反転部が電話機
接続端子の電圧の極性を変化させても、閉ループが存在
しないので電話機接続端子には電流が流れず、従って電
流検出部でも電流が検出されない。上記ルールに従っ
て、接続状態判定部が極性反転部の動作状態と電流検出
部からの入力信号をもとに電話機接続端子の接続状態を
判定し、接続状態判定部が通報部を介して端末網制御装
置の管理会社側に通報する。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図1を参照して説明す
る。図1において図2と同一番号のものは同一構成要素
を示しているので説明を省略する。図1において端末網
制御装置10は、電話機接続端子4と電話回線2間に流
れる電流を検出する電流検出部11と、電流検出部11
より電話回線2側に接続され電話機接続端子4に印加す
る電圧の極性を制御する極性反転部12と、電流検出部
11からの受信信号と極性反転部12の動作状態から電
話機接続端子4に接続される回線端末装置の接続不良を
判定する接続状態判定部13と、接続状態判定部13か
ら信号を受信し、通報を行う通報部14と、電流検出部
11及び着信検出部7からの信号を受信し、データ送受
信部8と極性反転部12を制御する制御部15とから構
成されている。
【0010】上記構成において、発信時には制御部15
は従来例と同様の制御を行うので説明を省略する。以
下、端末網制御装置1が電話機3の配線はずれを検出す
る方法について説明する。まず、電話機3が電話機接続
端子4に正常に接続されているときの動作について説明
し、次に電話機接続端子4の配線が外れているときの動
作について説明する。電話機接続端子4の配線外れを検
出しようとするときには、まず制御部15が極性反転部
12を制御し、電話機接続端子4に印加する電圧の極性
を反転させる。電話機3が正常に電話機接続端子4に接
続されているときには、電話機3内のベル回路が接続さ
れており、等価的にはインダクタンスL(図中番号1
7、括弧内は以下同様に図中の番号を示す)と容量分C
(16)が接続されている。制御部15が極性反転部1
2を動作させて電話機接続端子4への印加電圧の極性を
反転させると、電話機3内の容量C(16)が充放電を
繰り返す。この充放電によって電流検出部11に電流が
流れ、電流検出部11で電流が検出される。接続状態判
定部13では極性反転部12が動作しているときに、電
流検出部11にも電流が流れていることから、電話機接
続端子4が正常に接続されていると判定する。
【0011】次に、電話機接続端子4の配線が外れてい
るときの動作について説明する。制御部15は、まず極
性反転部12を制御し、電話機接続端子4に印加する電
圧の極性を変化させる。しかし、電話機接続端子4の電
話機3が外れているので、電話機接続端子4は開放状態
と同じである。つまり、電話機接続端子4には電流が流
れるループがないので、電流が流れない。その結果、電
流検出部11では電流が検出されない。接続状態判定部
13では、極性反転部12が動作し、電話機接続端子4
の印加電圧の極性を変化させているにもかかわらず、電
流検出部11に電流が流れていないことから、電話機接
続端子4に電話機3が正常に接続されていないと判定す
る。そして、接続状態判定部13は通報部14に通報信
号を出力し、通報部14が端末網制御装置10の管理会
社に電話機3の接続が不良であることを通報する。
【0012】このように本発明の端末網制御装置10に
よれば、極性反転部12が電話機接続端子4に印加する
電圧の極性を変化させ、電流検出部11が電話機3に流
れる電流を検出し、接続状態判定部13が極性反転部1
2が動作しているときの電流検出部11からの入力信号
にしたがって電話機接続端子4の接続不良を判定し、通
報部14を介して端末網制御装置10の管理会社に通報
する。その結果、端末網制御装置10が電話機接続端子
4の接続不良を自動的に検出できるようになるばかりで
なく、端末網制御装置10の管理会社への通報も自動的
に行うことが可能となる。また、電話機接続端子4の接
続不良が早期に発見できるようになるので、端末網制御
装置1の管理会社側での対応が迅速に行えるようにな
り、電話機利用者への迷惑を最小限にとどめることがで
きるようになるという効果がある。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明の端末網制御
装置は、極性反転部が電話機接続端子の印加電圧の極性
を変化させ、電流検出部が電話機に流れる電流を検出
し、接続状態判定部が極性反転部動作時の電流検出部か
らの入力信号にしたがって電話機接続端子の接続不良を
判定し、通報部を介して端末網制御装置の管理会社に通
報する。その結果、端末網制御装置が電話機接続端子の
接続不良を自動的に検出できるようになるばかりでな
く、端末網制御装置の管理会社への通報も自動的に行う
ことが可能となる。また、電話機接続端子の接続不良が
早期に発見できるようになるので、端末網制御装置の管
理会社側での対応が迅速に行えるようになり、電話機利
用者への迷惑を最小限にとどめることができるようにな
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における端末網制御装置のブ
ロック構成図
【図2】従来の端末網制御装置のブロック構成図
【符号の説明】
10 端末網制御装置 11 電流検出部 12 極性反転部 13 接続状態判定部 14 通報部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂田 雅昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−153269(JP,A) 実開 平2−103954(JP,U) 実開 昭49−74106(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話機を含む回線端末装置を接続する電話
    機接続端子と、前記電話機接続端子と電話回線間に流れ
    る電流を検出する電流検出部と、前記電流検出部より電
    話回線側に接続され前記電話機接続端子に印加する電圧
    の極性を制御する極性反転部と、前記電流検出部からの
    受信信号と前記極性反転部の動作状態から前記電話機接
    続端子に接続される前記回線端末装置の接続不良を判定
    する接続状態判定部とからなる端末網制御装置。
  2. 【請求項2】接続状態判定部からの信号を受信し通報を
    行う通報部を備えた請求項1記載の端末網制御装置。
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