JP2920797B2 - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
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- JP2920797B2 JP2920797B2 JP4257292A JP4257292A JP2920797B2 JP 2920797 B2 JP2920797 B2 JP 2920797B2 JP 4257292 A JP4257292 A JP 4257292A JP 4257292 A JP4257292 A JP 4257292A JP 2920797 B2 JP2920797 B2 JP 2920797B2
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- Japan
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- heating chamber
- door
- heating
- closing
- moving table
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- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は加熱調理器に関するもの
で、特に移動台によって被加熱物を加熱室外へ移動した
後においても加熱室開閉用のドアの閉成動作ができる構
造にするとともに、加熱室を予熱して調理を開始すると
きや加熱調理を繰り返すときは、移動台収納検知装置及
びドア閉成検出装置から出力される情報の如何にかかわ
らず必要に応じて電熱エネルギー発生装置だけは動作す
るようにして、加熱室内高温雰囲気の維持ならびに無用
な放出を阻止するようにしたものである。ただし、マイ
クロ波エネルギー発生装置についてはドアが閉成してい
ても、それが加熱室外へ移動台が移動している状態のと
きには動作しないようにして、いわゆる空焼きが起きな
いようにし、調理器としての省エネを考慮した実用性と
安全性の向上を実現させたものである。
で、特に移動台によって被加熱物を加熱室外へ移動した
後においても加熱室開閉用のドアの閉成動作ができる構
造にするとともに、加熱室を予熱して調理を開始すると
きや加熱調理を繰り返すときは、移動台収納検知装置及
びドア閉成検出装置から出力される情報の如何にかかわ
らず必要に応じて電熱エネルギー発生装置だけは動作す
るようにして、加熱室内高温雰囲気の維持ならびに無用
な放出を阻止するようにしたものである。ただし、マイ
クロ波エネルギー発生装置についてはドアが閉成してい
ても、それが加熱室外へ移動台が移動している状態のと
きには動作しないようにして、いわゆる空焼きが起きな
いようにし、調理器としての省エネを考慮した実用性と
安全性の向上を実現させたものである。
【０００２】
【従来の技術】加熱調理器のタ−ンテ−ブルを駆動装置
により回転させるほか加熱室内外へ移動可能にし、被加
熱物の加熱室内への設置や取り出しをし易くしたものが
特開平２−１６１２１４号公報などによって提案されて
いる。
により回転させるほか加熱室内外へ移動可能にし、被加
熱物の加熱室内への設置や取り出しをし易くしたものが
特開平２−１６１２１４号公報などによって提案されて
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
駆動装置が作動して移動台が加熱室外に移動した状態で
ドアを閉めようとすると、ドアが移動台にぶつかってし
まい加熱室を閉成できないドア構造となっていた。しか
もドアが開成状態にあるときは全ての加熱手段は駆動制
御ができないため、加熱室を予熱して調理を開始する場
合や加熱調理を繰り返し行う場合に、加熱室内高温雰囲
気の放出を阻止することができず、省エネ上問題があっ
た。
駆動装置が作動して移動台が加熱室外に移動した状態で
ドアを閉めようとすると、ドアが移動台にぶつかってし
まい加熱室を閉成できないドア構造となっていた。しか
もドアが開成状態にあるときは全ての加熱手段は駆動制
御ができないため、加熱室を予熱して調理を開始する場
合や加熱調理を繰り返し行う場合に、加熱室内高温雰囲
気の放出を阻止することができず、省エネ上問題があっ
た。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、移動台が加熱
室内にある場合はもちろん加熱室外へ移動した状態でも
ドアの閉成動作ができるようにするとともに移動台が加
熱室内外に移動した状態ならびにドアの開閉状態にかか
わらず熱風発生装置や電熱ヒータ等の電熱エネルギー発
生装置により構成された加熱手段は駆動制御ができるよ
うにして、加熱室内温度の無用な低下を阻止できるよう
にしたほか、マイクロ波エネルギー発生装置については
ドアが閉成していてもそれが加熱室外へ移動台が移動し
ている状態のときには動作しないようにして、いわゆる
空焼きが起きないようにし、調理器としての実用性と安
全性を向上させたものである。
室内にある場合はもちろん加熱室外へ移動した状態でも
ドアの閉成動作ができるようにするとともに移動台が加
熱室内外に移動した状態ならびにドアの開閉状態にかか
わらず熱風発生装置や電熱ヒータ等の電熱エネルギー発
生装置により構成された加熱手段は駆動制御ができるよ
うにして、加熱室内温度の無用な低下を阻止できるよう
にしたほか、マイクロ波エネルギー発生装置については
ドアが閉成していてもそれが加熱室外へ移動台が移動し
ている状態のときには動作しないようにして、いわゆる
空焼きが起きないようにし、調理器としての実用性と安
全性を向上させたものである。
【０００５】
【作用】移動台が加熱室内にある場合はもちろん加熱室
外へ移動した状態でもドアの開閉が可能となり、移動台
が加熱室内外に移動した状態ならびにドアの開閉状態に
かかわらず熱風発生装置や電熱ヒータ等の電熱エネルギ
ー発生装置により構成された加熱手段を動作させれば加
熱室内温度の無用な低下が阻止され、またマイクロ波エ
ネルギー発生装置についてはドアが閉成していても移動
台が加熱室外にある場合には動作しない。
外へ移動した状態でもドアの開閉が可能となり、移動台
が加熱室内外に移動した状態ならびにドアの開閉状態に
かかわらず熱風発生装置や電熱ヒータ等の電熱エネルギ
ー発生装置により構成された加熱手段を動作させれば加
熱室内温度の無用な低下が阻止され、またマイクロ波エ
ネルギー発生装置についてはドアが閉成していても移動
台が加熱室外にある場合には動作しない。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。
に説明する。
【０００７】図１は本発明加熱調理器の一実施例を示す
ブロック図である。この図１において、１は被加熱物を
収納する加熱室で、２はこの加熱室１内の被加熱物を加
熱するためのエネルギーを発生する加熱手段で、たとえ
ば熱風発生装置や電熱ヒータ等の電熱エネルギー発生装
置（２ａ）と従来よく知られているマグネトロン等から
なるマイクロ波エネルギー発生装置（２ｂ）の組合せに
より構成されている。３は加熱室１内の温度を検出する
ための温度検出手段であり、たとえばサーミスタなどを
用いた非接触法により加熱室１内の温度を検出し、その
情報を出力するものである。４は被加熱物を載置する移
動台で、５はこの移動台４が加熱室１内に収納された状
態を検出してその旨情報を出力するための移動台収納検
出装置で、たとえば図１のＡ部に検出用レバ−を有する
マイクロスイッチを取り付けて構成している。このＡ部
の移動台収納検出装置を図３に示した。６は従来よく知
られているラック１２とピニオン１３の組合せで移動台
４を加熱室１の内外へ出入り移動させる駆動装置であ
る。７はこの駆動装置６により移動台４が加熱室１外に
移動した状態や、あるいは加熱室１内に収納された状態
において必要に応じて加熱室１を開閉できる加熱室開閉
用のドアである。８はこのドア７の閉成状態を検出して
その旨情報を出力するためのドア閉成検出装置で、たと
えば図２のＢ部に検出用レバ−を有するマイクロスイッ
チを取り付けて構成している。このＢ部のドア閉成検出
装置を図４に示した。９はドア開閉装置であり、ラック
１４とピニオン１５の組合せでドア７を開閉駆動する。
１０は加熱動作や移動台４の駆動及びドアの開閉動作に
関連する情報を必要に応じて外部から入力できる外部入
力手段で、たとえばキースイッチなどで構成されてい
る。１１はマイクロコンピュータで構成された制御装置
で、移動台４の移動状態やドア７の開閉状態にかかわら
ず温度検出手段３より検出される温度の情報に基づき加
熱手段２の電熱エネルギー発生装置（２ａ）を駆動制御
する一方、マイクロ波エネルギー発生装置（２ｂ）につ
いてはドアが閉成していても移動台４が加熱室１外に移
動した状態であれば駆動制御しないようにするほか、あ
るいは外部入力手段１０から入力される情報に基づき駆
動装置６を駆動制御して移動台４を加熱室の内外に出入
り移動させたり、ドア開閉装置９を駆動制御して加熱室
開閉用のドア７を開閉させたりするものである。
ブロック図である。この図１において、１は被加熱物を
収納する加熱室で、２はこの加熱室１内の被加熱物を加
熱するためのエネルギーを発生する加熱手段で、たとえ
ば熱風発生装置や電熱ヒータ等の電熱エネルギー発生装
置（２ａ）と従来よく知られているマグネトロン等から
なるマイクロ波エネルギー発生装置（２ｂ）の組合せに
より構成されている。３は加熱室１内の温度を検出する
ための温度検出手段であり、たとえばサーミスタなどを
用いた非接触法により加熱室１内の温度を検出し、その
情報を出力するものである。４は被加熱物を載置する移
動台で、５はこの移動台４が加熱室１内に収納された状
態を検出してその旨情報を出力するための移動台収納検
出装置で、たとえば図１のＡ部に検出用レバ−を有する
マイクロスイッチを取り付けて構成している。このＡ部
の移動台収納検出装置を図３に示した。６は従来よく知
られているラック１２とピニオン１３の組合せで移動台
４を加熱室１の内外へ出入り移動させる駆動装置であ
る。７はこの駆動装置６により移動台４が加熱室１外に
移動した状態や、あるいは加熱室１内に収納された状態
において必要に応じて加熱室１を開閉できる加熱室開閉
用のドアである。８はこのドア７の閉成状態を検出して
その旨情報を出力するためのドア閉成検出装置で、たと
えば図２のＢ部に検出用レバ−を有するマイクロスイッ
チを取り付けて構成している。このＢ部のドア閉成検出
装置を図４に示した。９はドア開閉装置であり、ラック
１４とピニオン１５の組合せでドア７を開閉駆動する。
１０は加熱動作や移動台４の駆動及びドアの開閉動作に
関連する情報を必要に応じて外部から入力できる外部入
力手段で、たとえばキースイッチなどで構成されてい
る。１１はマイクロコンピュータで構成された制御装置
で、移動台４の移動状態やドア７の開閉状態にかかわら
ず温度検出手段３より検出される温度の情報に基づき加
熱手段２の電熱エネルギー発生装置（２ａ）を駆動制御
する一方、マイクロ波エネルギー発生装置（２ｂ）につ
いてはドアが閉成していても移動台４が加熱室１外に移
動した状態であれば駆動制御しないようにするほか、あ
るいは外部入力手段１０から入力される情報に基づき駆
動装置６を駆動制御して移動台４を加熱室の内外に出入
り移動させたり、ドア開閉装置９を駆動制御して加熱室
開閉用のドア７を開閉させたりするものである。
【０００８】本発明は以上のように構成したものであ
り、次に動作について説明する。
り、次に動作について説明する。
【０００９】従来通り加熱手段２を用いて加熱動作を行
う場合は、制御装置１１はまずドア７が閉成状態である
ことをドア閉成検出装置８から出力される情報により検
出するとともに、移動台４が加熱室１内に収納された状
態であることを移動台収納検出装置５から出力される情
報により検出した後、外部入力手段１０から入力された
情報に基づき加熱手段２の電熱エネルギー発生装置（２
ａ）とマイクロエネルギー波発生装置（２ｂ）の駆動制
御を開始する。
う場合は、制御装置１１はまずドア７が閉成状態である
ことをドア閉成検出装置８から出力される情報により検
出するとともに、移動台４が加熱室１内に収納された状
態であることを移動台収納検出装置５から出力される情
報により検出した後、外部入力手段１０から入力された
情報に基づき加熱手段２の電熱エネルギー発生装置（２
ａ）とマイクロエネルギー波発生装置（２ｂ）の駆動制
御を開始する。
【００１０】そして加熱動作終了後、外部入力手段１０
からドア７の開成動作及び移動台４の移動を要求する情
報が制御装置１１に対してそれぞれ出力されると、制御
装置１１からの情報に従いドア開閉装置９であるラック
１４とピニオン１５の組合せによりドア７が開けられ、
続いて移動台４は駆動装置６を構成するラック１２とピ
ニオン１３の組合せで加熱室１外へ向け移動させられ
る。
からドア７の開成動作及び移動台４の移動を要求する情
報が制御装置１１に対してそれぞれ出力されると、制御
装置１１からの情報に従いドア開閉装置９であるラック
１４とピニオン１５の組合せによりドア７が開けられ、
続いて移動台４は駆動装置６を構成するラック１２とピ
ニオン１３の組合せで加熱室１外へ向け移動させられ
る。
【００１１】図２は本発明加熱調理器において、さらに
加熱調理を繰り返す場合の状態を示す縦断面図である。
加熱調理を繰り返す場合の状態を示す縦断面図である。
【００１２】加熱調理を繰り返して行うときは、移動台
４が加熱室１外に移動した状態であっても、外部入力手
段１０からドア７の閉成動作を要求する情報が制御装置
１１に対して出力されると、制御装置１１からの情報に
従いドア開閉装置９でドア７は閉じられる。これは前回
の加熱調理で加熱室１内に蓄えられた高温雰囲気の無用
な放出を阻止するためである。
４が加熱室１外に移動した状態であっても、外部入力手
段１０からドア７の閉成動作を要求する情報が制御装置
１１に対して出力されると、制御装置１１からの情報に
従いドア開閉装置９でドア７は閉じられる。これは前回
の加熱調理で加熱室１内に蓄えられた高温雰囲気の無用
な放出を阻止するためである。
【００１３】移動台４を加熱室外へ移動させて必要な調
理作業をしている間にも、加熱室内温度を維持すると
か、あるいはまた上昇させる目的で、外部入力手段１０
から加熱動作を要求する情報が制御装置１１に対して出
力されれば、制御装置１１はドア閉成検出装置８により
出力されるドア７の開閉情報にかかわらず温度検出手段
３を通じて所定の加熱室１内温度が検出されるまで加熱
手段２の電熱エネルギー発生装置（２ａ）を駆動制御す
る。この場合、制御装置１１により駆動制御される電熱
エネルギー発生装置（２ａ）が発生する加熱エネルギー
量は、ドアが閉成状態であれば短時間で目的の温度に到
達できるように通常の被加熱物の加熱調理を行うときと
同様に出力されるが、ドアが開成状態であれば加熱室１
内部から吹き出してくる熱風により火傷事故等を起こさ
ないように加熱エネルギー量は通常よりも減少して出力
されるなお、マイクロ波エネルギー発生装置（２ｂ）を
用いる加熱調理においては、制御装置１１は外部入力手
段１０からマイクロ波エネルギー発生装置（２ｂ）を動
作させようとする命令が入力されても、移動台収納検出
装置５から移動台４が加熱室１内に収納されている旨の
情報が出力され、かつドア閉成検出装置８からドア７が
閉成している旨の情報が出力される場合でなければ駆動
制御を行わないものとする。この理由は、移動台４が加
熱室１外に移動した状態の加熱室１内部はマイクロ波加
熱動作を行う環境として非常に不安定な状態であるた
め、高出力のマイクロ波エネルギーによって激しいスパ
ークなどが発生する危険があるので、そのような空焼き
の危険モードを回避するためである。
理作業をしている間にも、加熱室内温度を維持すると
か、あるいはまた上昇させる目的で、外部入力手段１０
から加熱動作を要求する情報が制御装置１１に対して出
力されれば、制御装置１１はドア閉成検出装置８により
出力されるドア７の開閉情報にかかわらず温度検出手段
３を通じて所定の加熱室１内温度が検出されるまで加熱
手段２の電熱エネルギー発生装置（２ａ）を駆動制御す
る。この場合、制御装置１１により駆動制御される電熱
エネルギー発生装置（２ａ）が発生する加熱エネルギー
量は、ドアが閉成状態であれば短時間で目的の温度に到
達できるように通常の被加熱物の加熱調理を行うときと
同様に出力されるが、ドアが開成状態であれば加熱室１
内部から吹き出してくる熱風により火傷事故等を起こさ
ないように加熱エネルギー量は通常よりも減少して出力
されるなお、マイクロ波エネルギー発生装置（２ｂ）を
用いる加熱調理においては、制御装置１１は外部入力手
段１０からマイクロ波エネルギー発生装置（２ｂ）を動
作させようとする命令が入力されても、移動台収納検出
装置５から移動台４が加熱室１内に収納されている旨の
情報が出力され、かつドア閉成検出装置８からドア７が
閉成している旨の情報が出力される場合でなければ駆動
制御を行わないものとする。この理由は、移動台４が加
熱室１外に移動した状態の加熱室１内部はマイクロ波加
熱動作を行う環境として非常に不安定な状態であるた
め、高出力のマイクロ波エネルギーによって激しいスパ
ークなどが発生する危険があるので、そのような空焼き
の危険モードを回避するためである。
【００１４】温度検出手段３が検出する加熱室１内の温
度が要求する温度に到達すると、制御装置１０は加熱手
段２に対して加熱動作を停止させる情報を出力する。そ
して、制御装置１０はドア開閉装置９を駆動制御してド
ア７を開成させ、駆動装置６を駆動制御して移動台４を
加熱室１内に収納する。収納完了後再びドア開閉装置９
を駆動制御してドア７を閉成させた後、調理の種類に応
じて加熱手段２を制御する。
度が要求する温度に到達すると、制御装置１０は加熱手
段２に対して加熱動作を停止させる情報を出力する。そ
して、制御装置１０はドア開閉装置９を駆動制御してド
ア７を開成させ、駆動装置６を駆動制御して移動台４を
加熱室１内に収納する。収納完了後再びドア開閉装置９
を駆動制御してドア７を閉成させた後、調理の種類に応
じて加熱手段２を制御する。
【００１５】なお、上述の動作行程のいずれの場合にお
いても外部入力手段１０から動作中断を要求する情報が
制御装置１１に対して出力されると、制御装置１１は駆
動制御をただちに中断するものとする。
いても外部入力手段１０から動作中断を要求する情報が
制御装置１１に対して出力されると、制御装置１１は駆
動制御をただちに中断するものとする。
【００１６】図３は移動台４が加熱室１内に収納完了し
たときの移動台収納検出装置５の検出状態を示す構造図
である。移動台４が加熱室１内に完全に収納されると移
動台４の４−ａ部によって移動台収納検出装置５を構成
するスイッチの検出用レバー５−ａ部が押し込まれてス
イッチ状態はｏｎあるいはｏｆｆとなって移動台４が収
納完了した内容の情報を制御装置１１に出力する。
たときの移動台収納検出装置５の検出状態を示す構造図
である。移動台４が加熱室１内に完全に収納されると移
動台４の４−ａ部によって移動台収納検出装置５を構成
するスイッチの検出用レバー５−ａ部が押し込まれてス
イッチ状態はｏｎあるいはｏｆｆとなって移動台４が収
納完了した内容の情報を制御装置１１に出力する。
【００１７】図４はドア７が加熱室１開口部の閉成を完
了したときのドア閉成検出装置８の検出状態を示す構造
図である。ドア７によって加熱室１開口部が完全に閉成
されるとドア７の７−ａ部がドア閉成検出装置８を構成
するスイッチの検出用レバー８−ａ部を押し込み、スイ
ッチ状態はｏｎあるいはｏｆｆとなってドア７が閉成を
完了した内容の情報を制御装置１１に出力する。
了したときのドア閉成検出装置８の検出状態を示す構造
図である。ドア７によって加熱室１開口部が完全に閉成
されるとドア７の７−ａ部がドア閉成検出装置８を構成
するスイッチの検出用レバー８−ａ部を押し込み、スイ
ッチ状態はｏｎあるいはｏｆｆとなってドア７が閉成を
完了した内容の情報を制御装置１１に出力する。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、移
動台によって被加熱物を加熱室外へ移動した後において
も加熱室開閉用のドアの閉成動作ができる構造にすると
ともに、加熱室を予熱して調理を開始するときや加熱調
理を繰り返すときは、移動台収納検知装置及びドア閉成
検出装置から出力される情報の如何にかかわらず必要に
応じて電熱エネルギー発生装置だけは動作するようにし
て、加熱室内高温雰囲気の維持と無用な放出を阻止する
ようにした。しかしマイクロ波エネルギー発生装置につ
いては、移動台が加熱室外へ移動してしているときには
ドアが閉成していても動作しないようにして、いわゆる
空焼きが起きないようにしたので、安全性と省エネを考
慮した調理作業を行うことができる。
動台によって被加熱物を加熱室外へ移動した後において
も加熱室開閉用のドアの閉成動作ができる構造にすると
ともに、加熱室を予熱して調理を開始するときや加熱調
理を繰り返すときは、移動台収納検知装置及びドア閉成
検出装置から出力される情報の如何にかかわらず必要に
応じて電熱エネルギー発生装置だけは動作するようにし
て、加熱室内高温雰囲気の維持と無用な放出を阻止する
ようにした。しかしマイクロ波エネルギー発生装置につ
いては、移動台が加熱室外へ移動してしているときには
ドアが閉成していても動作しないようにして、いわゆる
空焼きが起きないようにしたので、安全性と省エネを考
慮した調理作業を行うことができる。
【図１】本発明の一実施例のブロック図である。
【図２】本発明の一実施例の縦断面である。
【図３】本発明の一実施例の移動台収納検出装置の動作
状態図である。
状態図である。
【図４】本発明の一実施例のドア閉成検出装置の動作状
態図である。
態図である。
１ 加熱室 ２ 加熱手段 ２ａ 電熱エネルギー発生装置 ２ｂ マイクロ波エネルギー発生装置 ３ 温度検出手段 ４ 移動台 ５ 移動台収納検出装置 ６ 駆動装置 ７ ドア ８ ドア閉成検出装置 ９ ドア開閉装置 １０ 外部入力手段 １１ 制御装置 １２ ラック １３ ピニオン １４ ラック １５ ピニオン
フロントページの続き (72)発明者 荒井 達志 千葉県柏市新十余二３番地１ 株式会社 日立ホームテック内 審査官 関口 哲生 (56)参考文献 特開 平２−161214（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−324036（ＪＰ，Ａ) 特開 平５−126342（ＪＰ，Ａ) 実開 平４−136414（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F24C 7/02 521 F24C 7/02 511 F24C 15/16
Claims (5)
- 【請求項１】 加熱室（１）と、この加熱室内に設置さ
れる被加熱物を加熱する加熱手段（２）と、前記加熱室
内の温度を検出して情報を出力する温度検出手段（３）
と、前記加熱室内に設置される被加熱物を載せて前記加
熱室の内外に移動する移動台（４）と、この移動台が前
記加熱室内に収納された状態を検出して情報を出力する
移動台収納検出装置（５）と、前記移動台を前記加熱室
の内外へ移動させる駆動装置（６）と、この駆動装置に
より前記移動台が前記加熱室外に移動した状態および前
記加熱室内に収納された状態において必要に応じて前記
加熱室を開閉できるように構成された加熱室開閉用のド
ア（７）と、このドアの閉成状態を検出して情報を出力
するドア閉成検出装置（８）と、前記ドアを開閉駆動す
るためのドア開閉装置（９）と、前記加熱手段の加熱動
作や前記移動台の駆動更に前記ドア開閉装置の動作に関
連する情報を必要に応じて外部から入力できる外部入力
手段（１０）と、この外部入力手段から出力される情報
のほか前記温度検出手段、前記移動台収納検知装置及び
前記ドア閉成検出装置から出力される情報に基づき前記
加熱手段、前記駆動装置及び前記ドア開閉装置を駆動制
御する制御装置（１１）とで構成されていることを特徴
とする加熱調理器。 - 【請求項２】 加熱室（１）と、この加熱室内に設置さ
れる被加熱物を加熱する加熱手段（２）と、前記加熱室
内に設置される被加熱物を載せて前記加熱室の内外に移
動する移動台（４）と、この移動台が前記加熱室内に収
納された状態を検出して情報を出力する移動台収納検出
装置（５）と、前記移動台を前記加熱室の内外へ移動さ
せる駆動装置（６）と、この駆動装置により前記移動台
が前記加熱室外に移動した状態および前記加熱室内に収
納された状態において必要に応じて前記加熱室を開閉で
きるように構成された加熱室開閉用のドア（７）と、こ
のドアの閉成状態を検出して情報を出力するドア閉成検
出装置（８）と、前記ドアを開閉駆動するためのドア開
閉装置（９）と、前記加熱手段の加熱動作や前記移動台
の駆動更に前記ドア開閉装置の動作に関連する情報を必
要に応じて外部から入力できる外部入力手段（１０）
と、この外部入力手段から出力される情報のほか前記移
動台収納検知装置及び前記ドア閉成検出装置から出力さ
れる情報に基づいて前記加熱手段、前記駆動装置及び前
記ドア開閉装置を駆動制御する制御装置（１１）とで構
成されていることを特徴とする加熱調理器。 - 【請求項３】 前記加熱手段を電熱エネルギー発生装置
（２ａ）およびマイクロ波エネルギー発生装置（２ｂ）
で構成したことを特徴とする請求項２記載の加熱調理
器。 - 【請求項４】 前記外部入力手段から前記電熱エネルギ
ー発生装置の駆動を要求する情報が出力された場合に、
前記移動台収納検知装置及び前記ドア閉成検出装置から
出力される情報の有無にかかわらず前記電熱エネルギー
発生装置を動作させるように前記制御装置を構成したこ
とを特徴とする請求項３記載の加熱調理器。 - 【請求項５】 前記外部入力手段から前記マイクロ波エ
ネルギー発生装置の駆動を要求する情報が出力された場
合に、前記移動台が前記加熱室内に収納されかつ前記ド
アが閉成して前記移動台収納検知装置及び前記ドア閉成
検出装置からその旨の情報が出力されているときのみ前
記マイクロ波エネルギー発生装置を動作させるように前
記制御装置を構成したことを特徴とする請求項３記載の
加熱調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4257292A JP2920797B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4257292A JP2920797B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 加熱調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05240448A JPH05240448A (ja) | 1993-09-17 |
| JP2920797B2 true JP2920797B2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=12639785
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4257292A Expired - Lifetime JP2920797B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2920797B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10228141A1 (de) * | 2002-06-24 | 2004-01-22 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Gargerät |
| CN103335339A (zh) * | 2013-04-30 | 2013-10-02 | 芦雷 | 一种家用微波炉 |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP4257292A patent/JP2920797B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05240448A (ja) | 1993-09-17 |
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