JP2920786B2 - 製紙機械のプレス部分から出る紙のウエブの乾燥装置及び乾燥方法 - Google Patents

製紙機械のプレス部分から出る紙のウエブの乾燥装置及び乾燥方法

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JP2920786B2
JP2920786B2 JP3030689A JP3068991A JP2920786B2 JP 2920786 B2 JP2920786 B2 JP 2920786B2 JP 3030689 A JP3030689 A JP 3030689A JP 3068991 A JP3068991 A JP 3068991A JP 2920786 B2 JP2920786 B2 JP 2920786B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製紙機械のプレス
部分から出る紙のウエブの乾燥装置と乾燥方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術、発明が解決しようとする課題】製紙機械
のプレス部分から出る紙のウエブの乾燥装置と乾燥方法
は、WO−A−8806205によって開示されてお
り、この技術においては、連続して配置された乾燥部分
の間でウエブを移送するための移送部分に真空ロールが
用いられている。この真空ロールによって発生する真空
は、移送部分において2枚のフエルトが離れるときにウ
エブを一方のフエルトから他方のフエルトに移すのに十
分なレベルに設定されている。しかし、このような真空
のレベルは、移送点においてウエブの収縮を抑制するの
には不充分である。
【0003】本発明の目的は、ウエブ(シート)が乾燥
されるときのみならず連続して配置された乾燥部分の間
をシートが移送されるときにもウエブの収縮を確実に抑
制することができるようにすることである。
【0004】前記の目的は、請求項1ないし3において
特徴部分に記載された要件を具備することによって達成
される。
【0005】本発明の目的は、ウエブの質を改善するこ
とができる紙ウエブの乾燥装置を提供することである。
【0006】特に、本発明の乾燥部分は、次のように、
シート特性に影響を与える能力を有する。第1に、マシ
ン方向(ウエブの移送方向)のウエブの引張り強さと伸
びが改善される。第2に、クロスマシン方向(ウエブの
面内において前記マシン方向と直交する方向)のウエブ
の引張り強さと伸びが改善される。第3に、ウエブがカ
ールする傾向が減少する。第4に、ウエブの辺縁にしわ
がよる傾向も少くなる。ジヨン・R・ラビン氏著の“パ
ルプ及び紙の辞書”によれば、“コツクル(しわ)”は
“不均等な乾燥やシートの不均等な形成による不均等な
収縮によって生じるしわ(リンクル)として表れる紙の
欠陥”と定義されている。さらにこの“コツクリング”
は“小波状欠陥を生じさせるプロセス、又は最小限の引
張り状態でシートが制御され不均等に乾燥させることに
よりこの種の紙面を意図的につくるプロセス”と定義さ
れている。
【0007】ウエブが一旦、プレス部分を離れると、マ
シン方向の引張と伸びは、主に、プレス部分のドローに
よって影響を受け、また、乾燥部分の間のドローによっ
ても多少影響を受ける。従来の乾燥部分において、これ
らのドライヤーのドローは普通できるだけ低く設定され
るが、走行性やシートの制御によって小さなドローが生
じる。しかしながら、本発明の乾燥部分では、走行性の
ために小さなドローを必要とすることがない。それにも
拘らず、望ましい場合には、マシン方向の特性は、両部
分間でドローを作用させることによって、普通の方法で
達成することもできる。
【0008】これとほぼ同じように、クロスマシン方向
の引張りと伸びは、クロスマシン方向のウエブの拘束に
より影響を受ける。オープンドローの場合、拘束がない
ので、ウエブは自由に収縮する(収縮は辺縁部が最大で
あるけれども)。典型的なウノ・ラン型乾燥部分におい
ては、ウエブがある程度拘束を受ける。これはトリムが
増大し、辺縁のコツクルが減小することによって判る。
【0009】本発明の乾燥部分では、ウエブの拘束は、
典型的なウノ・ランシステムにより生じるものよりもっ
と確実である。これはさらに辺縁のしわの発生を減少さ
せる。本発明により拘束が改善されるので、クロスマシ
ン方向の引張りがわずかに強くなり、クロスマシン方向
の伸びは減少する。このクロスマシン方向の伸びの減少
は、シートの拘束が最も少い所の辺縁部で最も強く生じ
る。従って、本発明の効果は、クロスマシン方向に、よ
り均等な特性をもつシートとすることができる。
【0010】カールする傾向は、次の3つの要素によっ
て生じる。第1は、繊維の配向であり、第2は微繊維や
フイラー(接着剤)の分布、第3は繊維の残留応力であ
る。
【0011】ドライヤー部分は繊維の応力にのみ影響を
与える。カールは、普通、頂部及び底部のドライヤーの
スチーム圧を別々に制御することによりウエブの各側か
らの乾燥を調整することにより制御される。
【0012】従って、本発明との乾燥部分においては、
そのような制御は次の部分のスチーム圧を調整すること
により行われる。
【0013】本発明のもうひとつの特に重要な利点は、
方向性が重要であるような上質紙の乾燥装置を提供する
ことである。
【0014】特に、ウエブの拘束された状態での乾燥は
本発明の重要な特徴であって、ウエブの辺縁がウエブの
中心部分より一層多く収縮することにはならない。フエ
ルトとドライヤードラムとの間にウエブを保持しないで
ウエブを拘束する鍵は、隣接ドラムの下方にある移送ロ
ール、又は回転ロール内の真空であり、また、ドライヤ
ー部分間でウエブを移送する真空手段である。ウエブ
は、249.1〜2,491Pa(1−10インチW
C)の範囲の、好ましくは約996.3Pa(4インチ
WC)の真空をかけることによってウエブが効果的に拘
束される。
【0015】この明細書を通して使用する用語、“単一
列”又は“単一列乾燥部分”は、連なって列をなすドラ
イヤーを有し、各列のドライヤーの回転軸が共通面にあ
るような乾燥部分を指して言う。
【0016】また、“フエルトの合同走行部”は、ウエ
ブのばたつきを最少限に保ちながらウエブを片方のフエ
ルトから他方のフエルトへ移すために両フエルトが互い
に十分に接近して位置づけられるフエルトの通路を意味
する。合同走行部では、必ずしもフエルトが平行に走行
する必要はない。
【0017】特に、真空手段は真空ロールとすることが
できる。好ましくは、複数の単一列乾燥部分はプレス部
分からカレンダー部分へ延在し、各単一列乾燥部分は多
数の単一列サブセクションを有し、前記ドライヤー移送
手段は複数の移送機構を有し、各移送機構は隣接するサ
ブセクション間に配置されるので、ウエブが各単一列乾
燥部分においてサブセクションを通って前進する時、ウ
エブの一方の側が乾燥される。
【0018】ウエブが複数の単一列乾燥部分を通って前
進する時、ウエブの両側は交互に、順次乾燥されるよう
になっており、各単一列乾燥部分は互いに異る高さに配
置されるが、好ましくは、一つ置きの単一列乾燥部分の
サブセクションは互いに同じ高さに配置される。
【0019】ドライヤー移送手段は、また、ウエブの尾
部をドライヤーからもうひとつのドライヤーへ案内する
ためエアノズル手段を有する。
【0020】さらに、本発明は製紙機械のプレス部分か
ら出る紙ウエブを乾燥する装置と方法に関する。この装
置はウエブの第1側の乾燥を開始する第1の単一列乾燥
部分を有する。第1移送手段はウエブをプレス部分から
第1の単一列乾燥部分へ移送する。第2の単一列乾燥部
分は第1の単一列乾燥部分の下流に配置され、ウエブの
第2側の乾燥を開始する。ウエブの第2側はウエブの第
1側とは反対側である。第1ドライヤー移送手段はウエ
ブをオープンドローなしに、第1及び第2の単一列乾燥
部分間で移送するので、第1ドライヤー移送手段は通し
ロープを使用しないで紙通しすることができ、また、ウ
エブの両側を乾燥させる。
【0021】特に、第1の単一列乾燥部分は、また、ウ
エブの第1側の乾燥を開始する第1ドライヤー部分と、
前記第1ドライヤー部分の下流にあってウエブの第1側
の乾燥を継続する第2ドライヤー部分とを有する。第2
ドライヤー移送手段は、ウエブをオープンドローなしに
第1ドライヤー部分と第2ドライヤー部分との間で移送
する。
【0022】第1ドライヤー部分は、第1の複数のドラ
イヤーと第1の複数の真空ロールとを有し、前記真空ロ
ールは第1の複数のドライヤーの対応するドライヤーの
近くに配置されるので、ウエブは、各真空ロールとドラ
イヤーを交互にまわって蛇行状に伸長する。第1フエル
トは、第1の複数のドライヤーをまわり、第1の複数の
真空ロールをまわって、ウエブと密着して走行する。第
2ドライヤー部分は第2の複数のドライヤーと第2の複
数の真空ロールとを有し、第2の複数の真空ロールの各
真空ロールは第2の複数のドライヤーの対応するドライ
ヤーの近くに配置されるので、ウエブは各真空ロールと
ドライヤーを交互にまわって蛇行状に走行する。第2フ
エルトはそれぞれ第2の複数のドライヤーと真空ロール
をまわって走行するので、第2フエルトはウエブと密着
して位置する。第2フエルトと第1ドライヤーの下流ド
ライヤーのフエルトで巻かれない部分とは、ウエブを前
記フエルトで巻かれない部分から第2フエルトへ移送す
るために第1ピックアップ部分を形成するので、ウエブ
は、ドローなしに第1ドライヤー部分から第2ドライヤ
ー部分へ移送される。
【0023】第1及び第2のドライヤー部分の各真空ロ
ールはその隣接する対応ドライヤーのすぐ近くに配置さ
れるので、各真空ロールと対応ドライヤーとの間のフエ
ルトのドローは最小となり、それによって、ウエブが支
持フエルトから離れてばたつく傾向を防止できる。
【0024】本発明の装置は、また、第1及び第2の複
数のドライヤーの軸線が第1面内に配置されるように、
第1及び第2の複数のドライヤーを回転自在に支持する
ベースフレームを有する。フレームは、また、第1及び
第2の複数の真空ロールの軸線が第2面内に配置される
ように、第1及び第2の複数の真空ロールを回転自在に
支持し、前記第1面は第2面の上方に位置する。
【0025】第2の複数の真空ロールの上流真空ロール
は、第1ドライヤー部分の下流ドライヤーのフエルトが
巻かれない部分に接近して位置する。第1フエルトロー
ルは、ベースフレームにより回転自在に支持され、第2
フエルトを、前記下流ドライヤーのフエルトで巻かれな
い部分を通って、それと密着し、それから第2ドライヤ
ー部分の上流真空ロールのまわりをまわって案内するの
で、ウエブはオープンドローなしに、フエルトで巻かれ
ない部分から第2フエルトへ移される。
【0026】ウエブをプレス部分から第1ドライヤー部
分へ移送する第1移送手段は、また、プレス部分のすぐ
近くに配置されたリードインロールを有する。第1フエ
ルトはリードインロールをまわって走行し、ウエブをプ
レス部分から第1ドライヤー部分手段へ移送する。前記
リードインロールと第1ドライヤー部分手段との間に、
案内ロールが配設され、ウエブがプレス部分から第1の
単一列乾燥部分へ送られるのを助ける。移送フエルトは
案内ロールをまわって走行し、移送フエルトと第1フエ
ルトはそれらの間に移送部分を形成し、この移送部分は
ウエブをプレス部分から第1ドライヤー部分へ向って移
送する。
【0027】第1移送手段は、また、第1の単一列乾燥
部分の上流真空ロールを有する。この上流真空ロールは
第1フエルト及び移送フエルトと共働するので、移送部
分は案内ロールから上流の真空ロールまで延在し、その
ために、移送部分から出たウエブは上流真空ロールをま
わって第1の単一列乾燥部分へ案内される。
【0028】第2の単一列乾燥部分は、また、第3の複
数のドライヤーを有し、この第3の複数のドライヤーの
各ドライヤーは第1の単一列乾燥部分より下流に配設さ
れる。第3の複数の真空ロールの各々は第3の複数のド
ライヤーの対応するドライヤーのすぐ近くに配設される
ので、ウエブは各真空ロールと第2の単一列乾燥部分の
ドライヤーとを交互に通って蛇行状に走行する。
【0029】第3の複数のドライヤーと真空ロールはベ
ースフレームに回転自在に取付られ、第3の複数のドラ
イヤーは第3面内に配設され、第3の複数の真空ロール
は第4面内に配設され、前記第4面は第3面の上方に位
置する。第3フエルトは第3の複数のドライヤー及び真
空ロールをこえて走行して、第3フエルトは第2の単一
列乾燥部分を通るウエブを支持し、ウエブの第2側は第
3の複数のドライヤーの各ドライヤーと密着するように
第3フエルトにより押圧される。
【0030】第1ドライヤー移送手段は、また、第1の
単一列乾燥部分の下流真空ロールと第1の単一列乾燥部
分の下流フエルトロールとを有する。第1の単一列乾燥
部分の第2フエルトは、下流真空ロールと下流フエルト
ロールとの間を走行し、ウエブが第2フエルトと第3フ
エルトとの間に配置されて移送されるように第2フエル
トはウエブを支持する。
【0031】第1ドライヤー移送手段は、また、第2の
単一列乾燥部分の上流真空ロールと上流フエルトロール
とを有する。第3フエルトは、第2の単一列乾燥部分の
上流フエルトロールと上流真空ロールとの間を走行する
ので、第3フエルトと第2フエルトはそれらの間に第1
ドライヤー移送手段を形成し、それはウエブをオープン
ドローなしに第2フエルトから第3フエルトへ移す。前
記第2フエルトと第3フエルトは、前記上流真空ロール
に至る請求項1に記載された構成の収斂するニップを形
成する。この収斂するニップによって、2枚のフェルト
が平行をなして走行する領域が著しく小さくなり、フェ
ルトが異なる速度で走行する場合の摩耗が減少すると共
に、作業員は第2フェルトから第3フェルトへウエブが
移送される部分を容易に点検することができる。
【0032】後続するドライヤー部分手段が次のように
設けられている。即ち、第1、第2、第3、第4ドライ
ヤー移送手段はウエブがオープンドローなしにそれぞれ
のドライヤー部分間で交互に反転しながら移送されるの
を可能にするように設けられ、ウエブの第1及び第2側
は、ウエブがこの装置を通り、次のドライヤー部分手段
をこえて走行する時、交互に乾燥される。
【0033】本発明は、また、製紙機械のプレス部分か
ら出る紙ウエブを乾燥させる方法に係り、この方法は、
ウエブをプレス部分から、この装置の第1のドライヤー
の部分へ移送する工程と、ウエブが第1のドライヤー
部分を通って送られる間、ウエブの第1側の乾燥を開始
し、ウエブをオープンドローなしに、第1のドライヤー
の部分と下流の第2のドライヤーの部分との間で移送す
る工程とで成る。前記ウエブは反転するように移送され
るので、第1側とは反対に位置するウエブの第2側の乾
燥は第2のドライヤーの部分を通ってウエブが通過する
間に開始される。
【0034】この方法は、また、ウエブの第1側と第2
側が後続するドライヤー部分の乾燥作用を順次交互に受
けるように、ウエブをオープンドローなしに後続するド
ライヤーの部分間で移送させる工程を含む。
【0035】この方法では、更に、第1のドライヤーの
部分のフェルトと第2のドライヤーの部分のもうひとつ
のフェルトの間に第1のドライーヤー部分のフエルトに
支持されたウエブを配置して第1のドライヤーの部分か
ら第2のドライヤーの部分にウエブを移送し、前記もう
ひとつのフェルトを通して真空手段によって前記フェル
トと前記もうひとつのフェルトが互いに離れる時にウエ
ブを前記もうひとつのフェルトに密着させて保持し、か
つ、前記真空手段によって作用する真空を249.1P
aから2,491Paの範囲、望ましくは約996.3
Paに設定すると共に、前記フェルトと前記もうひとつ
のフェルトによって前記真空手段上に至るように形成さ
れる請求項2に記載された構成の収斂ニップを形成し、
この収斂ニップを通ってウエブを第1のドライヤー部分
から第2のドライヤーの部分に移送する。
【0036】本発明のその他の目的及び効果は、添付図
面に関連した次の詳細な説明からこの技術に熟達した人
々にとって明らかとなるであろう。
【0037】以下の詳細な説明と添付図面は本発明の好
ましい実施例を説明しているけれども、本発明の多くの
変形例は添付の請求項により規定される本発明の本旨と
範囲内にあることはこの技術に熟達した人々にとって明
らかとなるであろう。
【0038】以下の詳細な説明は本発明の特定の実施例
を例示しているけれども、本発明はその実施例に制限さ
れないことはこの技術に熟達した人にとって理解される
べきである。本発明はむしろ、請求項により規定される
ものであって、図示の第1及び第2フエルトを使用しな
いで、第1及び第2ドライヤー部分のドライヤーのまわ
りを1本のフエルトが走行する場合を含む種々の変形例
を包含する。さらに、実施例では、単一列乾燥部分であ
る第1,第2,第3,第4,第5ドライヤー部分手段を
有する乾燥装置を示すけれども、本発明はそのような実
施例に制限されるものではなく、種々のドライヤー部分
手段はオープンドローを導入することなしにドライヤー
部分の全長を短縮するため種々の配置とすることがで
き、また、互いちがいに配設することができる。
【0039】ウエブを反転させながらウエブを1つのド
ライヤー部分手段から次のドライヤー部分手段へ移送す
る種々の方法はこの技術に熟達した人々にとって明らか
であり、そのような全ての配置の重要な特徴は、ウエブ
が1つのドライヤー部分手段から次のドライヤー部分手
段へ移送される時、そのウエブが拘束状態に保持される
ことである。
【0040】
【実施例】本発明の種々の実施例を通して、同一符号は
同一部材を示す。
【0041】図1は、製紙機械のプレス部分14から出
る紙ウエブ12を乾燥させる装置10の側面図である。
装置10はウエブ12の第1側18の乾燥を始める全体
を16で示す単一列乾燥部分である第1ドライヤー部分
手段を有する。
【0042】全体を20で示す第1移送手段は、ウエブ
12をプレス部分14から第1ドライヤー部分手段16
まで送る。
【0043】全体を22で示す第2ドライヤー部分手段
は、第1ドライヤー部分手段16の下流に配置される。
この第2ドライヤー部分手段22はウエブ12の第2側
24の乾燥を始める。ウエブ12の第2側24はその第
1側18と反対側に位置する。
【0044】全体を25で示す第1ドライヤー移送手段
は、第1及び第2ドライヤー部分手段16と22間でオ
ープンドローを生じさせないでウエブ12を送る。第1
ドライヤー移送手段25は通しロープを使用しないでウ
エブ12を紙通しさせ、ウエブ12の両側18,24の
乾燥を行うようにする。
【0045】図2は第1移送手段20を詳細に示すもの
で、これについては後文で詳述する。
【0046】図3は第1ドライヤー部分手段16を詳細
に示す。この第1ドライヤー部分手段16は全体を26
で示す第1ドライヤー部分を有し、これはウエブ12の
第1側18の乾燥を開始する。この第1ドライヤー部分
手段16は、また、全体を28で示す第2ドライヤー部
分を有し、これは第1ドライヤー部分26の下流に配置
され、ウエブ12の第1側18の乾燥を継続する。全体
を30で示す第2ドライヤー移送手段は、ウエブ12を
オープンドローなしに第1ドライヤー部分26と第2ド
ライヤー部分28との間で移送する。
【0047】特に、図3を参照すれば、第1ドライヤー
部分26は、また、第1の複数のドライヤー32,3
4,36,38,40,42を有する。第1ドライヤー
部分26は、また、第1の複数の真空ロール44,4
6,48,50,52,54をそれぞれ有する。第1の
複数の真空ロール44,46,48,50,52,54
は第1の複数のドライヤー32,34,36,38,4
0,42の対応するドライヤーの近くに配置されるの
で、ウエブ12は各真空ロール44,46,48,5
0,52,54とドライヤー32,34,36,38,
40,42を交互に通って蛇行状に走行する。
【0048】第1フエルト56は、第1の複数のドライ
ヤー32,34,36,38,40,42と、第1の複
数の真空ロール44,46,48,50,52,54を
まわって、ウエブ12と密着状態で走行する。
【0049】第2ドライヤー部分28は、また、第2の
複数のドライヤー58,59,60,61,62,63
を有する。
【0050】第2ドライヤー部分28は、また、第2の
複数の真空ロール64,65,66,67,68,6
9,70を有する。真空ロール64〜70は第2の複数
のドライヤー58〜63の対応するドライヤーの近くに
配置されるので、ウエブ12は各真空ロール64〜70
とドライヤー58〜63を交互に通って蛇行状に走行す
る。
【0051】第2フエルト72は第2の複数のドライヤ
ー58〜63と真空ロール64〜70とのまわりをまわ
って走行して、この第2フエルト72はウエブ12と密
着して配置される。
【0052】第2フエルト72と前記第1ドライヤー3
2,34,36,38,40,42のうちの下流ドライ
ヤー42のフエルトで巻かれない部分74とは、全体を
76で示す第1ピックアップ部分を形成し、このピック
アップ部分76はウエブ12をフエルトで巻かれない部
分74から第2フエルト72へ送るので、ウエブ12
は、第1ドライヤー部分26から第2ドライヤー部分2
8へドローなしに移送される。
【0053】第1及び第2ドライヤー部分26,28の
真空ロールの各々は隣接する対応ドライヤーに接近して
配置されるので、各真空ロールとそれらの対応するドラ
イヤーとの間のフエルトのドローは最少限ですむので、
ウエブが支持フエルト56,72に対してばたつく傾向
を防止する。
【0054】図3に示すように、装置10は前記第1及
び第2の複数のドライヤーを回転自在に支持するベース
フレーム78を有しており、第1及び第2の複数のドラ
イヤーの軸線は図3に示すように、第1面80内に配置
される。
【0055】さらに、フレーム78は、前記第1及び第
2の真空ロールを回転自在に支持しており、前記第1及
び第2の複数の真空ロールの軸線は、図3に示すよう
に、第2面内82に配置される。第1面80は、図3に
示すように、第2面82より上方に配置される。
【0056】図3に示すように、装置10は第2の複数
の真空ロールのうちの上流真空ロール64を有し、この
上流真空ロール64は第1ドライヤー部分26の下流ド
ライヤー42のフエルトで巻かれない部分74のすぐ近
くに配置される。
【0057】第1フエルトロール84はベースフレーム
78により回転自在に支持され、第2フエルト72を下
流ドライヤー42のフエルトで巻かれない部分74をこ
えて、それと一致して案内し、その後、第2ドライヤー
部分28の上流真空ロール64をまわって案内するの
で、ウエブ12はフエルトで巻かれない部分74から第
2フエルト72へオープンドローなしに移送される。
【0058】図2に示すように、装置10はウエブ12
をプレス部分14から第1ドライヤー部分手段16まで
移送するための第1移送手段20を有する。この第1移
送手段20は、さらに、プレス部分14のすぐ近くにリ
ードインロール86を有する。第1フエルト56はこの
リードインロール86をまわって走行し、ウエブ12を
プレス部分14から第1ドライヤー部分手段16へ移送
する。
【0059】リードインロール86と第1ドライヤー部
分手段16との間には案内ロール88が配置され、これ
はウエブ12をプレス部分14から第1ドライヤー部分
手段16へ移送し易くする。
【0060】移送フエルト90は案内ロール88をまわ
って走行し、移送フエルト90と第1フエルト56とが
それらの間に移送部分92を形成し、ウエブ12をプレ
ス部分14から第1ドライヤー部分手段16へ向って送
るようにしている。
【0061】図2をさらに参照すれば、第1移送手段2
0は、さらに、前記第1ドライヤー部分手段16の上流
真空ロール44を有する。移送部分92が案内ロール8
8から上流真空ロール44まで延在するように、上流真
空ロール44は第1フエルト56及び移送フエルト90
と共働し、これによって、移送部分92から出たウエブ
12は上流真空ロール44をまわって第1ドライヤー部
分手段16へ案内される。
【0062】図4を参照すれば、第2ドライヤー部分手
段22は、また、第3の複数のドライヤー94,95,
96,97,98,99を有し、この第3の複数のドラ
イヤーは第1ドライヤー部分手段16より下流に配置さ
れる。
【0063】第3の複数の真空ロール100,101,
102,103,104,105,106は第3の複数
のドライヤーに対応するドライヤーに接近して配置され
るので、ウエブ12は各真空ロールと第2ドライヤー部
分手段22のドライヤーとを交互に通過して蛇行状に走
行する。
【0064】図4に示すように、ベースフレーム78は
第3の複数のドライヤーの各ドライヤーを回転自在に支
持しており、それらのドライヤーの軸線は第3面107
内に配置される。
【0065】ベースフレーム78は、また、第3の複数
の真空ロールのうちの各真空ロールの軸線が第3面より
上方にある第4面108内に配置されるように各真空ロ
ールを回転自在に支持する。
【0066】第3フエルト110は第3の複数のドライ
ヤー94〜99と真空ロール100〜106をこえて走
行するので、第3フエルト110は第2ドライヤー部分
手段22を通るウエブを支持し、ウエブの第2側は第3
の複数のドライヤー94〜99の各ドライヤーと密着す
るように第3フエルト110により押圧される。
【0067】図4に示すように、第1ドライヤー移送手
段25は、第1ドライヤー部分手段16の下流真空ロー
ル70と第1ドライヤー部分16の下流フエルトロール
112とを有する。
【0068】第1ドライヤー部分手段16の第2フエル
ト72は、下流真空ロール70と、下流フエルトロール
112との間を走行する。第2フエルト72は、ウエブ
が第2フエルト72と第2ドライヤー部分手段22との
間を運ばれそこに配置されるようにウエブ12を支持す
る。
【0069】第1ドライヤー移送手段25は、また、上
流真空ロール100と上流フエルトロール114とを有
する。第3フエルト110は上流フエルトロール114
と第2ドライヤー部分手段22の上流真空ロール100
との間を走行し、第3フエルト110と第2フエルト7
2とは、ウエブをオープンドローなしに、第2フエルト
72から第3フエルト110へ移送するための第1ドラ
イヤー移送手段部分116を形成する。
【0070】第3フエルト110はウエブに対して押圧
され、ウエブの第2側24が第3の複数のドライヤー9
4〜99の各ドライヤーと密着するように押圧されるの
で、ウエブの第2側24が乾燥される。
【0071】図5、図6及び図7は、それぞれ、第3,
第4,第5ドライヤー部分手段118,120,122
と、第3,第4,第5ドライヤー移送手段124,12
6,128とを示し、それらはウエブが乾燥装置を通っ
て進行する時、ウエブを送り、また反転させる。第1,
第3,第4,第5ドライヤー移送手段25,124,1
26,128はオープンドローなしに、ウエブを交互に
反転させながら、それぞれのドライヤー部分手段16,
22,118,120,122間でウエブを移送させる
ので、ウエブの第1,第2側はウエブがドライヤー部分
手段と、次のドライヤー部分手段を通って走行する時、
交互に乾燥される。
【0072】図8は真空ロール46,48の詳細を示
す。シール又は圧力シール130は、図8においてロー
ル46内にある位置からロール48内にある位置まで移
可能であり、このシール又は圧力シール130の移動
によってウエブ12がフエルト56から離れる傾向を
果的に防止することができる
【0073】さらに、図8に示すように、真空ロール1
30の近くにエアノズル136,138が配設される。
この特殊なエアノズル136,138は各ドライヤーの
辺縁の近くに配設され、ウエブの尾部がフエルト56に
従動し、真空ロール46,48により移送されることを
確実にする。これらのエアノズル136,138は真空
ロールの各々の近くに配置されるので、通しロープや紙
通し装置及び保守を必要としない。
【0074】本発明の実施例において、図1ないし図9
に示すように、ウエブを乾燥するための全体を16で示
す単一列乾燥部分は、ドライヤー63とそのドライヤー
63のまわりに案内されるフエルト72とを組合せてい
るので、ウエブはそのウエブ12の第1側を乾燥させる
ためにドライヤー63とフエルト72との間に配置され
る。もうひとつのドライヤー94はドライヤー63の下
流に配置され、もうひとつのフエルト110はもうひと
つのドライヤー94のまわりに案内されるので、ウエブ
はもうひとつのドライヤー94ともうひとつのフエルト
110との間に配置され、ウエブの第2側が乾燥され
る。ドライヤー移送手段25はウエブをオープンドロー
なしにドライヤー63からもうひとつのドライヤー94
まで移送する。
【0075】特に、ドライヤー移送手段部分116はウ
エブをオープンドローなしに、ドライヤー63からもう
ひとつのドライヤー94まで移送する。
【0076】さらに、ドライヤー移送手段部分116は
フエルト72ともうひとつのフエルト110との合同走
行部を有し、そのためにウエブ12は、その合同走行部
を通過する間フエルト72ともうひとつのフエルト11
0との間に配置される。
【0077】また、ドライヤー移送手段部分116は、
さらに、フエルト72ともうひとつのフエルト110と
が合同走行部より下流で互いにれる時、ウエブ12を
もうひとつのフエルト110と密着するように確実に保
持するために、合同走行部の下流に真空手段100を有
する。本発明の実施例において、真空手段100は真空
ロールである。
【0078】好ましくは、複数の単一列乾燥部分である
ドライヤー部分手段16,22,118,120,12
2が、プレス部分14から図7のカレンダー部分140
まで、又はサイズプレス(図示せず)まで、或いはドラ
イヤー部分全体に延在する。ドライヤー移送手段部分1
16は複数のドライヤー移送手段25,124,12
6,128に沿ってくり返して配置される。ドライヤー
移送手段25,124,126,128の各々は、隣接
するドライヤー部分手段間に配置されるので、ウエブが
連続するドライヤー部分手段16,22,118,12
0,122を通って送られる時、ウエブの側面は交互
に乾燥される。
【0079】ウエブがドライヤー部分手段16,22,
118,120,122を通って移動する時、ウエブの
側面18,24は交互に連続して乾燥される。
【0080】さらに、ドライヤー部分手段16,22,
118,120,122は互いに高さが異るように配置
され、好ましくは、一つ置きのドライヤー部分手段
6,118,122と、22,120は互いに同一高さ
に配置される。
【0081】本実施例では、図9に示すように、ウエブ
12はウエブ12の第1側18を乾燥するために、フエ
ルト72とドライヤー63との間にはさまれる。フエル
ト72によって支持されたウエブ12は直ちに真空ロー
ル70をまわって案内されるので、フエルト72はウエ
ブ12と真空ロール70との間にはさまれ、ウエブ12
がマシン方向とクロスマシン方向へ収縮しないように拘
束される。拘束されたウエブ12はその後、フエルト7
2により支持され、第1ドライヤー移送手段部分116
を通って走行する。フエルト72はその後、案内ロール
112をまわって案内される。
【0082】もうひとつのフエルト110は案内ロール
114をまわって案内される。フエルト110は案内ロ
ール114からフエルト72に密着して配置された真空
ロール100へ向ってそのまわりをまわって走行し、真
空ロール70をまわって案内されるフエルト72と共に
真空ロール70から真空ロール100へ至る合同走行部
を形成する。この合同走行部の上流部においては、フエ
ルト72と同フエルト72に支持されているウエブ12
の両者は、もうひとつのフエルト110と間隔をおかれ
ており、かつ、前記真空ロール100上でフエルト72
に支持されているウエブ12がもうひとつのフエルト1
10に接するようになっており、これによって合同走行
部のフエルト72ともうひとつのフエルト110によっ
て収斂ニップ142が形成されている。フエルト72に
支持されているウエブ12がフエルト72と共に真空ロ
ール70から真空ロール100へ向って移動する時、ウ
エブ12は収斂ニップ142へ向って移動する。フエル
ト110がフエルト72から分れる時、真空ロール10
0内の真空によりウエブはフエルト72上からフエルト
110上に移されて同フエルト110に従動する。
【0083】以上のように構成された収斂ニップ142
によって、2枚のフェルト72,110が平行をなして
ウエブ12を介して接触して走行する領域が著しく小さ
くなり、これによって、フェルト72,110が互いに
異なる速度で走行してもその摩耗を減少させることがで
き、また、作業員は一方のフェルト72から他方のフェ
ルト110にウエブ12が移送される部分を容易に点検
することができる。前記実施例において、ドライヤー又
はもうひとつの上流もしくは下流ドライヤーに対する真
空ロール又は移送ロールの直径の比は、1:2〜1:4
である。また、前記各真空ロール44,46,48,5
0,52,54,64〜70,101〜106及び真空
ロール100はウエブ12に249.1Paから2,4
91Pa(1インチWCから10インチWC)の範囲、
好ましくは996.3Paの真空を作用させる。これに
よって、乾燥されるウエブ12は確実に拘束され、クロ
スマシン方向により均一な特性をもつシートを製造する
ことができる。
【0084】この装置の操作において、ウエブはプレス
部分14から装置の第1ドライヤー部分手段16まで送
られる。ウエブが第1ドライヤー部分手段16を通って
送られる間に、ウエブの第1側の乾燥が開始される。ウ
エブは、オープンドローなしに第1ドライヤー部分手段
16とそれより下流の第2ドライヤー部分手段22との
間を送られ、その時、ウエブは反転するように送られる
ので、ウエブが第2ドライヤー部分手段22を通って送
られる間に、ウエブの第2側の乾燥が開始される
【0085】この装置の操作時、ウエブはまた、オープ
ンドローなしに次のドライヤー部分手段118,12
0,122間を送られるので、ウエブの第1及び第2側
18,24は交互に後続するドライヤー部分手段におい
乾燥を受けることになる。
【0086】
【発明の効果】本発明は種々の部分間にオープンドロー
が存在しないので、非常に高速で操作することのできる
乾燥部分を提供する。さらに、本発明は通しロープを使
用しないで乾燥部分を紙通しすることができる。さら
に、ウエブは連続して配置された単一列乾燥部分の間を
移送されるときにマシン方向及びクロスマシン方向の収
縮を生じないようにしながら乾燥されるので、仕上げウ
エブのカールを軽減することができ、更に、この単一列
乾燥部分間のウエブの移送は2枚のフェルトの収斂ニッ
プを通って行われるので、フェルトの摩耗を防ぐと共に
ウエブの移送状態を容易に点検することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従った装置の側面図であって、プレス
部分、第1移送手段、第1ドライヤー部分手段、第2ド
ライヤー部分手段及び第1ドライヤー移送手段を示す。
【図2】図1の拡大部分図であって、プレス部分、特
に、ウエブをプレス部分から第1ドライヤー部分へ移送
する第1移送手段を示す。
【図3】図1の拡大部分図であって、第1ドライヤー部
分と第2ドライヤー部分とを含む第1ドライヤー部分手
段を示す。
【図4】図1の拡大部分図であって、第2ドライヤー部
分手段を示す。
【図5】第3ドライヤー部分手段の拡大部分図である。
【図6】図1の拡大部分図であって、第4ドライヤー部
分手段を示す。
【図7】図1の拡大部分図であって、第5ドライヤー部
分手段を示す。
【図8】本発明の一実施例の側面図であって、2個の真
空ロールを示す。
【図9】本発明の一実施例の側面図である。
【符号の説明】
10 紙ウエブの乾燥装置 12 ウエブ 14 プレス部分 16 第1ドライヤー部分手段 18 ウエブの第1側 20 第1移送手段 22 第2ドライヤー部分手段 24 ウエブの第2側 25 第1ドライヤー移送手段 26,28 第1及び第2ドライヤー部分 32,34,36,38,40,42 第1のドライヤ
ー 44,46,48,50,52,54 第1の真空ロー
ル 56 第1フエルト 58〜63 第2のドライヤー 64〜70 第2の真空ロール 72 第2フエルト 76 第1ピックアップ部分 78 ベースフレーム 84 第1フエルトロール 86 リードインロール 88 案内ロール 90 移送フエルト 92 移送部分 94〜99 第3の複数のドライヤー 100〜106 第3の真空ロール 110 第3フエルト 112 下流フエルトロール 114 上流フエルトロール 130 真空ロール 136,138 エアノズル 142 収斂ニップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スカウゲン、ボージャー アメリカ合衆国、ウィスコンシン、ベロ イト、オーク レイン ドライヴ、3669 (56)参考文献 特開 平1−92495(JP,A) 特開 昭50−24512(JP,A) 特開 昭54−64111(JP,A) 実開 昭63−89996(JP,U) 実開 昭63−115098(JP,U) 特公 昭61−23319(JP,B2) 特公 昭44−18426(JP,B1) 特表 昭61−500073(JP,A) 特表 平1−503245(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエブ(12)の第1側(18)を乾燥
    するために第1の方向に回転する第1の複数のドライヤ
    ー(32,34,36,38,40,42,58〜6
    3)、前記第1の方向と反対方向に回転し前記第1の複
    数のドライヤー(32,34,36,38,40,4
    2,58〜63)の隣接するドライヤーの間に配置され
    た第1の複数の真空移送ロール(44,46,48,5
    0,52,54,64〜70)、及び前記第1の複数の
    ドライヤー(32,34,36,38,40,42,5
    8〜63)と前記第1の複数の真空移送ロール(44,
    46,48,50,52,54,64〜70)に沿う蛇
    行通路をなしてウエブ(12)を移送するドライヤーフ
    エルト手段(56,72)を備えた第1の単一列乾燥部
    分(16); ウエブ(12)の第2側(24)を乾燥するために前記
    第1の方向と反対の第2の方向に回転する第2の複数の
    ドライヤー(94〜99)、前記第2の方向と反対方向
    に回転し前記第2の複数のドライヤー(94〜99)の
    隣接するドライヤーの間に配置された第2の複数の真空
    移送ロール(101〜106)、及び前記第2の複数の
    ドライヤー(94〜99)と前記第2の複数の真空移送
    ロール(101〜106)に沿う蛇行通路をなしてウエ
    ブ(12)を移送するもうひとつのドライヤーフエルト
    手段(110)を備えた前記第1の単一列乾燥部分(1
    6)の下流に配置された第2の単一列乾燥部分(22)
    であって、前記第1の単一列乾燥部分(16)からオー
    プンドローなしに同第2の単一列乾燥部分(22)へウ
    エブ(12)を移送するドライヤー移送手段(25)を
    有し、同ドライヤー移送手段(25)は、ウエブ(1
    2)が前記ドライヤーフエルト手段(72)と前記もう
    ひとつのドライヤーフエルト手段(110)の間に配置
    されると共にウエブ(12)が前記ドライヤーフエルト
    手段(72)に支持されている前記ドライヤーフエルト
    手段(72)と前記もうひとつのドライヤーフエルト手
    段(110)との合同走行部を備えている第2の単一列
    乾燥部分(22); 及び前記合同走行部の下流で前記ドライヤーフエルト手
    段(72)と前記もうひとつのドライヤーフエルト手段
    (110)が互いに離れるときに前記ウエブ(12)を
    前記もうひとつのドライヤーフエルト手段(110)に
    密接状態に確実に保持するために前記合同走行部の下流
    に配置された真空ロール(100); を備え、 前記各真空移送ロール(44,46,48,50,5
    2,54,64〜70,101〜106)はウエブ(1
    2)に249.1Paから2,491Pa(1インチW
    Cから10インチWC)の範囲の真空を作用させる; 製紙機械のプレス部分から出るウエブ(12)の乾燥装
    置(10)において; 前記真空ロール(100)は、249.1Paから2,
    491Pa(1インチWCから10インチWC)の範囲
    の真空をウエブ(12)に作用させると共に、前記合同
    走行部の上流部においてドライヤーフエルト手段(7
    2)と同ドライヤーフエルト手段(72)に支持されて
    いるウエブ(12)の両者はもうひとつのドライヤーフ
    エルト手段(110)と間隔をおかれており、かつ、前
    記真空ロール(100)上でドライヤーフエルト手段
    (72)に支持されているウエブ(12)がもうひとつ
    のドライヤーフエルト手段(110)に接する収斂ニッ
    プが前記ドライヤーフエルト手段(72)と前記もうひ
    とつのドライヤーフエルト手段(110)によって形成
    されていることを特徴とする製紙機械のプレス部分から
    出るウエブ(12)の乾燥装置(10)。
  2. 【請求項2】 ウエブ(12)の第1側(18)を乾燥
    するためにドライヤー(63)とフエルト(72)の間
    にウエブ(12)が配置されるようにドライヤー(6
    3)のまわりにフエルト(72)を案内する工程; ウエブ(12)の第2側(24)を乾燥するためにもう
    ひとつのドライヤー(94)ともうひとつのフエルト
    (110)の間にウエブ(12)が配置されるように前
    記ドライヤー(63)より下流側に配置されたもうひと
    つのドライヤー(94)のまわりにもうひとつのフエル
    ト(110)を案内する工程; 前記ドライヤー(63)から前記もうひとつのドライヤ
    ー(94)へウエブ(12)をオープンドローなしに移
    送して、前記ドライヤー(63)から前記もうひとつの
    ドライヤー(94)へウエブ(12)移送るときに
    前記フエルト( 72)に支持されたウエブ(12)を前
    記フエルト(72)と前記もうひとつのフエルト(11
    0)の間に配置する工程; 及び前記もうひとつのフエルト(110)を通して真空
    手段によって真空を作用させることによって前記フエル
    ト(72)と前記もうひとつのフエルト(110)が互
    いに離れる時にウエブ(12)を前記もうひとつのフエ
    ルト(110)に密接させて保持する工程; からなる単一列乾燥部分を通って移動するウエブを乾燥
    する方法において、 前記真空を249.1Paから2,491Paの範囲に
    すると共に、前記フエルト(72)と前記もうひとつの
    フエルト(110)が前記真空手段へ向って走行する部
    分の上流部においてフエルト(72)と同フエルト(7
    2)に支持されているウエブ(12)の両者はもうひと
    つのフエルト(110)と間隔をおかれており、かつ、
    前記真空手段上でフエルト(72)に支持されているウ
    エブ(12)がもうひとつのフエルト(110)に接す
    る収斂ニップを前記フエルト(72)と前記もうひとつ
    のフエルト(110)によって形成し、同収斂ニップを
    通してウエブ(12)を移送することを特徴とする単一
    列乾燥部分を通って移動するウエブを乾燥する方法。
  3. 【請求項3】 前記真空は、約996.3Paに設定さ
    れていることを特徴とする請求項2に記載のウエブを乾
    燥する方法。
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