JP2920757B2 - 警戒地図表示式制御機器 - Google Patents

警戒地図表示式制御機器

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JP2920757B2
JP2920757B2 JP18468397A JP18468397A JP2920757B2 JP 2920757 B2 JP2920757 B2 JP 2920757B2 JP 18468397 A JP18468397 A JP 18468397A JP 18468397 A JP18468397 A JP 18468397A JP 2920757 B2 JP2920757 B2 JP 2920757B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】例えば、火災の警戒と防火設
備の制御との複合的な機能を有する複合受信機は多層建
築物の集中管理室等に設置されて、全階層に亘る警戒制
御領域内に配置された複数の感知器や防火戸等の端末機
器群が信号回線で接続される。そして、受信機により火
災の発生に伴う感知器の感知動作に即応して火災の発生
を全領域内に報知すると共に、防火戸等の端末機器が制
御されて人命の喪失や大災害の発生を未然に防止するよ
うになっている。本発明は、上述の複合受信機のような
警戒地図表示式制御機器に係り、さらに詳しくは警戒制
御領域を区画した区画域(地区)を図形化して表示した
図形の表示部を有する警戒地図表示式制御機器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のこの種の装置の表示部の構
成を説明するための断面図、図8は図7の分解斜視図、
図9は図7の正面図である。図7と図8において、10
0は表示部である。101は透明板、102は透明板1
01の裏側に塗られた塗料、103はランプ、104は
ランプソケット、105は配線、106は遮光隔壁、1
07は保持板である。透明板101には彫刻ができるよ
うに厚さがやや厚いアクリル樹脂板が用いられ、所定箇
所に彫刻加工が施されている。
【0003】透明板101には図9に示すように建物の
内部を平面的に間仕切りした間仕切り図108が裏側か
ら描かれ、間仕切り図108内に丸数字109や文字1
10等が表示されている。丸数字109や文字110は
輪郭に沿って上述したような彫刻加工がなされて、彫ら
れた彫刻溝に異なる色の塗料が塗り込まれている。ま
た、間仕切り図108の平面部には半透明の塗料102
が塗布されて、一定の警戒区域が色分けして表示されて
いる。
【0004】警戒区域を区画する遮光隔壁106は間仕
切り図108内の区画線の直線に対応した長さの板切れ
に切断・加工されて、一方の端縁が透明板101の背面
側に直角方向に相互に連続させながら一枚ずつ接着され
ている。そして、ランプソケット104を介して保持板
107に取り付けられたランプ103の光が内部を照ら
して、この遮光隔壁106により区域外には洩れないよ
うになっている。
【0005】図7〜9に示された従来装置の表示部10
0の動作を、次に説明する。例えば、丸数字109の警
戒区域に配置された端末機器が動作した場合は、遮光
隔壁106内のランプ103が点灯する。点灯した警戒
区域のランプ103の光により、警戒区域の透明板
101が背面から照らされる。警戒区域〜について
も、同様な点灯表示が行われる。この結果、明るく照ら
し出された表示部100上の警戒区域,…が、警戒
領域内における警報の発信箇所であることを目視により
判断できるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図7〜図9に示された
従来の表示部100は警戒制御領域が間仕切り図108
で表示部100に色付けして表示されているので、警報
の発信箇所等が直観的であって極めて視認し易いという
特徴がある。しかしながら、次に挙げるような種々の問
題点がある。 イ)透明板101に警戒区域の番号を示す等の丸数字
109や文字110等の彫刻を施して塗料102を塗っ
て表示文字や地色を色付けしているので、手間と時間が
掛かり製作コストが高くなる。
【0007】ロ)遮光隔壁106を間仕切り図108と
同じ形状に切断・加工されて透明板101の裏面に一枚
ずつ連続的に接着しているので、作業工数が増えてコス
トが一層高くなる。 ハ)最も問題になることは、建築物の利用者により規模
の大小に拘わらず慣例的に行われるレイアウト変更に対
する対応策である。小規模なレイアウト変更のときで
も、透明板101は全面変更で交換が必要になり、遮光
隔壁106も一部は作り直さなければならない。
【0008】また、大規模なレイアウトの変更の場合
は、透明板101と遮光隔壁106およびランプ103
の取り付け位置を変更した保持板107を全て新しく作
り直さなければならない。特に、間仕切り図108で表
された警戒区域が3桁以上に達するような高層建築物の
場合においては、レイアウト変更に伴う改造費が著しく
高額になることになる。以上のように、従来の制御機器
は表示部等の製作工程が極めて複雑で製品がコスト高に
なるばかりか、維持・管理費が嵩む等の問題点があっ
た。
【0009】本発明は、このような従来の表示部を設け
た制御機器の問題点を解消するためになされたもので、
構造が簡単で製作費が安く、しかも警戒制御領域内のレ
イアウト変更に迅速且つ容易に対応できる図形の表示部
を備えた警戒地図表示式制御機器を実現することを目的
とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、警戒制御領
域内に配置された警戒用と制御用の複数の端末機器が信
号線で接続されて、警戒制御領域内における一定の警戒
区域を区画した複数の区画域を図形化した図形を表示し
た表示シートを表示部の窓板に沿って設け、窓板の背面
側に配置された取付位置移替部材上の発光ダイオードの
投射光を信号線を介して表示シートに照射して端末機器
の動作状態を表示する警戒地図表示式制御機器におい
て、取付位置移替部材を発泡部材で構成し、発泡部材に
発光ダイオードのリード脚を移し替え可能に差し込む警
戒地図表示式制御機器を構成したものである。また、こ
の発明は、警戒制御領域内に配置された警戒用と制御用
の複数の端末機器が信号線で接続されて、警戒制御領域
内における一定の警戒区域を区画した複数の区画域を図
形化した図形を表示した表示シートを表示部の窓板に沿
って設け、窓板の背面側に配置された取付位置移替部材
上の発光ダイオードの投射光を信号線を介して表示シー
トに照射して端末機器の動作状態を表示する警戒地図表
示式制御機器において、取付位置移替部材上に表示シー
トと同一の図形を表示した位置決めシートを添着した警
戒地図表示式制御機器を構成したものである。また、取
付位置移替部材を発泡部材で構成し、発泡部材に発光ダ
イオードのリード脚を位置決めシートを介して移し替え
可能に差し込む警戒地図表示式制御機器を構成したもの
である。
【0011】また、この発明は、警戒制御領域内に配置
された警戒用と制御用の複数の端末機器が信号線で接続
されて、警戒制御領域内における一定の警戒区域を区画
した複数の区画域を図形化した図形を表示した表示フィ
ルムを表示部の窓板に沿って設け、窓板の背面側に配置
された取付位置移替部材上の発光ダイオードの投射光を
信号線を介して表示シートに照射して端末機器の動作状
態を表示する警戒地図表示式制御機器において、発光ダ
イオードに合成樹脂材のホルダを介して磁石を一体に結
合すると共に取付位置移替部材を磁性材で構成し、取付
位置移替部材の表面上の対応する位置に表示フィルムと
同一の図形を表示した位置決めシートを添着してなり、
位置決めシートを介して発光ダイオードを磁石の磁気吸
引力により取付位置移替部材に移し替え可能に配置した
警戒地図表示式制御機器を構成したものである。また、
発光ダイオードのリード脚に接続された導線が、フィル
ムと位置決めシートの間から導出される警戒地図表示式
制御機器を構成したものである。さらに、発光ダイオー
ドのリード脚に接続された導線がコネクタ接続される警
戒地図表示式制御機器を構成したものである。
【0012】建築物内部のレイアウトの変更が行われた
ときは、先ず、受信機の扉から表示部の取付板が取り外
ずされる。そして、取付板と一緒に取り外された差込部
材から、発光ダイオードが抜き取られる。次に、扉の内
側に取り残された窓板の裏に貼り付られた古い表示シー
トが剥がされて、捨てられる。一方、受信機が新しく作
られたときと同様に新しいレイアウトのサンプル原紙が
作られ、作られたサンプル原紙を使って表示シートに図
形がカラープリントされる。また、作られた表示シート
を普通の複写機でコピーして、白黒の位置決めシートが
作られる。
【0013】新しい図形をカラープリントした表示シー
トが、窓板の裏に貼り付けられる。また、白黒コピーし
て作られた位置決めシートは、古い位置決めシートを剥
がして、叉はその上に重ねて差込部材の表面に貼り付け
られる。貼付られた位置決めシートに、取り外されてい
た発光ダイオードが新しい差込位置に移し替えられて差
し込まれる。その後、取付板が扉の内側に取りつけられ
て、レイアウト変更に対する改造作業が終了する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
を用いて説明する。 実施形態1 図1は本発明の実施形態1の分解斜視図、図2は実施形
態1の正面図、図3は実施形態1の表示部の部分拡大図
である。図2〜図3の実施形態1では、警戒地図表示式
制御機器として5階建ての旅館の火災を警戒・制御する
複合受信機(以下、単に受信機)に本発明を適用した場
合が例示されている。
【0015】図1と図2において、1は受信機である。
2は受信機1の筐体、3は筐体の本体、4は扉である。
扉4は右側辺がヒンジにより本体3に開閉可能に支持さ
れ、前面には窓孔41とコインロック42が設けられて
いる。43は扉4の裏側の窓孔41の近くに固定された
ネジ棒、44はネジ棒43に螺合する蝶ネジである。5
は表示部、7はほぼ下半分がカバーで覆われた操作部で
ある。5aは表示部5の表示窓、7aは操作部7の操作
パネルである。表示部5と操作部7は共に扉4の内部側
に取り付けられ、窓孔41を通して表示窓5aを前面に
露出し、操作パネル7aも同様の構造により前面に露出
している。
【0016】表示部5には図2に示すように、建築物全
体を全警戒制御領域として、1階から5階の各階層毎の
一定の警戒域を建築物に合わせて図形化した5つの図形
50が横一列に順に並べて表示されている。51は表示
窓5aにおける窓板、52は表示シートである。窓板5
1には幾分厚い透明なアクリル樹脂等が使用され、表示
シート52にはマイラーフィルムのような半透明の樹脂
フィルムが用いられている。表示部5の部分拡大図が、
図3に示されている。
【0017】図3の52aは各階の警戒域を区画する点
線や実線の区画線、52bは区画線52aで区画されて
丸数字,,…が付された地区番号、52cは階層内
に設けられた部屋の用途や防火設備等を表示する文字で
ある。実施形態1では各階が2乃至4の区画域に区画さ
れ、建物全体で合計16の地区番号が付与されている。
そして、半透明フィルムを用いた表示シート52はカラ
ープリンタにより図形50がカラープリントされ、地区
番号52bの,,…等が色別に表示されて前記の従
来に比較して更に監視し易くなっている。
【0018】53は位置決めシート、54は光源、55
は取付位置移替手段を構成する差込部材、56は取付板
である。位置決めシート53には表示シート52とほぼ
等しい大きさの紙が用いられ、カラー叉はモノクロの合
同な図形50がプリントされている。光源54にはスポ
ット状の光を投射する、例えば強指向性の発光ダイオー
ド(以下、LED)が選択される。また、差込部材55
には金属等の線材が容易に抜き差しでき、厚さがやや厚
いポリウレタンのような発泡性の樹脂が使われている。
54aはLED54の下端から真っ直ぐに延長された2
本のリード脚、54bはリード脚から横に導出された接
続用の導線である。
【0019】取付板56は図示のようにほぼ凸型に折り
曲げられ、四隅に取付用の孔56aを設けた取付片56
bが突出して設けられている。表示シート52と同じ図
形をプリントした位置決めシート53は、差込部材55
(以下、発泡性樹脂)の表面の対応する位置に貼り付ら
れている。そして、LED54の2本のリード脚54a
が、例えば位置決めシート53上にプリントされた各地
区番号52bの位置に移し替え可能に差し込まれてい
る。差し込まれたLED54を保持する発泡性樹脂55
は、4本のネジ棒43と蝶ネジ44を用いて取付板56
により窓孔41の背面に沿わせて扉4の内面側に固定さ
れる。
【0020】ほぼ同様にして窓孔41の下部側に露出さ
せて、操作部7が扉4の内側に取り付けられる。詳しく
は図示されていないが、71は操作部7に設けられ警告
用の音響を放出する透孔、72は点滅光等の光を放射す
る左右2つの透孔、73は2桁の地区番号と防火・防煙
の設備番号をデジタル表示する上,中,下段のLCD等
の表示灯、74は音響停止スイッチ、75と76は火災
の断定と監視状態への復帰スイッチ、77は交流電源灯
である。このほか、操作部7の操作パネル7aには、試
験用のスイッチや端末機器の作動灯等も設けられてい
る。
【0021】8は筐体の本体3内に収容された制御部、
9は並べて取付られた複数の外線取付用の端子板であ
る。制御部8はプリント基板上に実装された電子回路で
構成され、配線により前記の表示部5と操作部7に接続
されている。また、端子板9は受信機1の入出力部を果
たしており、図示されていない回線を通して表示部5に
表示された警戒監視領域の全域に亘って設置された煙感
知器や防火戸或いは防排煙設備等の端末機器群に接続さ
れている。
【0022】このような構成の実施形態1の動作を、次
に説明する。1.表示部の組立動作 先ず、窓孔41の大きさに合わせたアクリル樹脂のよう
な透明な窓板51に、ネジ棒43を通す取付用の孔が加
工される。一方、例えば建築物の各階層の設計図を縮尺
で複写して、区画線52a,地区番号52b,防火戸等
を所定の色別に描いた多色塗りのサンプル原図を作成す
る。次に、窓板51に合わせた大きさのマイラーフィル
ム52と位置決めシート53用の白紙が準備され、カラ
ープリンター及びモノクロプリンターを使ってそれぞれ
に上記の原図に対応した図形50がプリントされる。
【0023】この場合、マイラーフィルム52は普通紙
と変わりなくカラーがプリントされて図形50が描か
れ、位置決めシート53にはモノクロの図形50が簡単
に作成される。引き続いて、両面テープ等を利用して、
図形50を印字した位置決めシート53を発泡性樹脂5
5の表面に貼る。貼り付けられた位置決めシート53を
表側にして、発泡性樹脂55を取付板56の凹部内に貼
り付ける。そして、予めリード脚54aから導線を導出
したLED54を取り出して、リード脚54aを位置決
めシート53の地区番号52bの位置に差し込む。
【0024】深く差し込まれた2本のリード脚54aに
より、LED54が発泡性樹脂55にしっかりと保持さ
れる。次に、前記と同様に表示シート52を窓板51の
背面に貼り付け、表示シート52を手前にして四隅の取
付孔51aをネジ棒43に嵌めながら窓板51を扉4の
内面にナット(不図示)で固定する。扉4に固定した窓
板51の背面に発泡性樹脂55を向かい合わせて取付板
56を当てがい、スペーサー(不図示)等を介在させて
蝶ネジ44を各ネジ棒43に螺合して取付板56を扉4
に固定する。
【0025】このとき、接続用の導線54bを表示シー
ト52と位置決めシート53との間から導出して、本体
3の内部に設けられた端子板9の接続端子に接続する
か、操作部7内の表示出力コネクタにコネクタ接続す
る。その後、操作部7や制御部8等も筐体2に組み付け
られ、図1に示された受信機1が完成する。なお、窓板
51と発泡性樹脂55に別々に貼付られる表示シート5
2と位置決めシート53は、相対的な取付位置が一致す
るように配慮されている。
【0026】2.受信機の動作 このようにして組み立てられた受信機1は、図3の左側
の図形50の中に示されたように旅館1階の事務所内に
設置され1〜5階の各階層に配置された端末機器群に信
号回線で接続される。監視状態がスタートすると、操作
部7の右上部の交流電源灯77だけが点灯していて正常
な監視状態にあることが表示される。火災が発生する
と、発生階層における地区の区画域内に配置された感知
器が煙りや熱を感知する。そして、回線を通して制御部
8に感知信号を送ると同時に、制御部8の制御信号で表
示部5のLED54が点灯する。
【0027】例えば、図3の2階における“厨房”の感
知器が火災の煙を感知すると、地区番号52bの背面の
赤色のLED54が点灯する。点灯したLED54の投
射光が表示シート52にプリントされたの付近をスポ
ット照射して、その投映像が背面から窓板51に投射さ
れる。そして、表示部5に投射されて色表示された監視
区画域と地区番号52bの映し出された投影像により、
警戒場所を容易に目視することができる。
【0028】このような表示部5の表示動作に応動して
操作部7のスイッチ75が押されて火災が断定される
と、透孔71と72から主音響と点灯光が放射されて火
災の発生が報知される。同時に、表示器73により作動
した感知器の地区番号52b等がディジタル表示され、
別階層に通じる通路に設置された防排煙用の防火戸等の
端末機器が制御されて作動状態が下段の表示器73に表
示される。また、表示器73の表示動作に同期して、表
示部5では表示窓5aの3階に通じる防火戸(|27
|)がLED54のスポット光を受けて緑色に表示され
て作動状態が表示される(図3)。効果的な防火処理の
結果、その後火災が鎮火して確認されると、復旧スイッ
チ76が押されて再び交流電源灯77のみが緑色に点灯
して火災の監視状態に復帰するようになっている。火災
発生時の詳しい動作フローが、図4に示されている。
【0029】3.レイアウト変更時の動作 一般に、建物内部の床面上に配置されている什器・備品
類のレイアウトの変更は、建物の利用者により日常的に
屡々行われている。本発明の実施形態1において建築物
の階層の内部のレイアウトの変更があったときは、次の
ようにして表示部5が改造されてレイアウトの変更に速
やかに対応することができる。受信機1の扉4を開け
て、蝶ネジ44等を緩めて表示部5の取付板56を取り
外す。
【0030】取付板56と一緒に取り外した発泡性樹脂
55から、LED54を抜き取って置く。扉4の内側に
取り残された窓板51の裏に貼り付られた古い表示シー
ト52を剥がしてから、廃棄する。一方、受信機1を新
しく製作したときと同様に、新しいレイアウトのサンプ
ル原紙を作る。作られた原紙を基にして、フィルムの表
示シート52にカラープリントする。更に、作られた表
示シート52を普通の複写機で白黒にコピーして、位置
決めシート53が作られる。次いで、変更した図形50
をカラープリントした表示シート52を、窓板51の裏
にテープで貼り付ける。
【0031】また、白黒コピーして作られた位置決めシ
ート53は、古い位置決めシート53の上に重ねて透か
し出た影で位置決めされながら貼り合わせられる。重ね
貼りされた位置決めシート53に、既に取り外し済みの
LED54が新しい位置に差し込まれる。その後、再び
取付板56が扉4の内側に取り付けられて、レイアウト
の変更に対する改造作業が終了する。レイアウトの変更
が部分的なときは、サンプル原紙52の交換のみでもよ
く、LED54の差し替えや、位置決めシート53には
手を加えなくとも良いケースもある。
【0032】実施形態2 図5は本発明の実施形態2の構成を示す拡大断面図、図
6は図5の一部の分解斜視図である。図5と図6におい
て、81は合成樹脂等で成型した絶縁材の円筒状のホル
ダ、82は円板形の磁石である。実施形態2では実施形
態1における発泡性樹脂55が省略され、取付板56に
は鋼板のような磁性材が用いられている。即ち、実施形
態2では、実施形態1における差込部材55に代えて取
付位置の移替手段として磁石82が採用されている。
【0033】ホルダ81の上下には磁石82とLED5
4が嵌め合わされて接着剤等で固着され、途中から接続
用の導線54bが引き出されている。即ち、取付板56
に紙を用いた位置決めシート53が貼り付けられ、LE
D54が磁石82の磁気吸引力で位置決めされながら移
し替え可能に取付板56上に吸着される。そして、前述
のように建物内部の全面的なレイアウトの変更が行われ
たときは、先ず、吸着したLホルダ81を取付板56か
ら取り外す。
【0034】次いで、古い表示シート52と位置決めシ
ート53を、何れも予め作り直した新しいものに取り替
える。取替後、ホルダ81を磁石82の吸引力で取付板
56に吸着させて、LED54をレイアウト変更後の所
定の位置に簡単に移し替えることができる。実施形態2
によれば、複数のLED54を磁気吸引力で取付板56
に吸着させるので、位置決めシート53の貼り付けを省
略することも可能である。また、実施形態1のようにL
ED54の交換等で発泡性樹脂55の差し込み孔が緩む
ようなこともなく、多少の外力が加えられてもLED5
4が動くことがなく固定が安定するという利点もある。
【0035】なお、上述の本発明の実施形態1ではLE
Dの2本のリード線に導出用の導線を接続して横から導
出した場合を例示して説明したが、リード線の先端にコ
ネクタを設けて差込部材の背面から導出するように構成
することもできる。このように構成すれば、LEDと導
線との接続が容易になるため、LEDの故障時に簡単に
交換することができる。また、表示部の表示窓を前面の
透明板と半透明のフィルムを組み合わせた場合で説明し
たが、透明と半透明の前後関係を逆にしてもよく、蝶ネ
ジを用いた表示窓の取付構造や表示部の組立順序等も必
ずしも実施形態に限定するものではない。
【0036】
【発明の効果】この発明は、警戒制御領域内に配置され
た警戒用と制御用の複数の端末機器が信号線で接続され
て、警戒制御領域内における一定の警戒区域を区画した
複数の区画域を図形化した図形を表示した表示シートを
表示部の窓板に沿って設け、窓板の背面側に配置された
取付位置移替部材上の発光ダイオードの投射光を信号線
を介して表示シートに照射して端末機器の動作状態を表
示する警戒地図表示式制御機器において、取付位置移替
部材を発泡部材で構成し、発泡部材に発光ダイオードの
リード脚を移し替え可能に差し込む警戒地図表示式制御
機器を構成した。また、この発明は、警戒制御領域内に
配置された警戒用と制御用の複数の端末機器が信号線で
接続されて、警戒制御領域内における一定の警戒区域を
区画した複数の区画域を図形化した図形を表示した表示
シートを表示部の窓板に沿って設け、窓板の背面側に配
置された取付位置移替部材上の発光ダイオードの投射光
を信号線を介して表示シートに照射して端末機器の動作
状態を表示する警戒地図表示式制御機器において、取付
位置移替部材上に表示シートと同一の図形を表示した位
置決めシートを添着した警戒地図表示式制御機器を構成
した。また、取付位置移替部材を発泡部材で構成し、発
泡部材に発光ダイオードのリード脚を位置決めシートを
介して移し替え可能に差し込む警戒地図表示式制御機器
を構成した。
【0037】また、この発明は、警戒制御領域内に配置
された警戒用と制御用の複数の端末機器が信号線で接続
されて、警戒制御領域内における一定の警戒区域を区画
した複数の区画域を図形化した図形を表示した表示フィ
ルムを表示部の窓板に沿って設け、窓板の背面側に配置
された取付位置移替部材上の発光ダイオードの投射光を
信号線を介して表示シートに照射して端末機器の動作状
態を表示する警戒地図表示式制御機器において、発光ダ
イオードに合成樹脂材のホルダを介して磁石を一体に結
合すると共に取付位置移替部材を磁性材で構成して、取
付位置移替部材の表面上の対応する位置に表示フィルム
と同一の図形を表示した位置決めシートを添着してな
り、位置決めシートを介して発光ダイオードを磁石の磁
気吸引力により取付位置移替部材に移し替え可能に配置
した警戒地図表示式制御機器を構成した。また、発光ダ
イオードのリード脚に接続された導線が、フィルムと位
置決めシートの間から導出される警戒地図表示式制御機
器を構成した。さらに、発光ダイオードのリード脚に接
続された導線がコネクタ接続される警戒地図表示式制御
機器を構成した。
【0038】この発明によれば表示窓が窓板と表示シー
トに分離され、文字や図形は表示シートに描かれてい
て、窓板には一切の加工が不必要な構造になっている。
したがって、彫刻加工して間取り図に合わせて切断・加
工された遮光隔壁を接着した従来の透明板に比較して、
製作が極めて容易で低コストな装置を構成することがで
きる。また、実施形態のように表示シートにマイラーフ
ィルムを利用すれば、普通紙と全く同じようにプリンタ
ーでプリントできるばかりか、修正もパソコンで行える
ため、従来方式に比して再製作時間も短く、加工費も各
段に安くなるメリットがある。しかも、色や文字を表示
した図形を簡単に作ることができるので、製品の完成前
にユーザーに見せて打ち合わせすることにより要望に適
う製品を短納期に設置することもできる。
【0039】また、従来のランプに代えて指向特性の強
いLEDを用いるようにしたので、複雑で手間の掛かる
遮光隔壁が不要でコストを一層低下させることができ
る。また、LEDを差し込んで保持する発泡性樹脂や磁
石を利用するように構成したので、従来のランプソケッ
トを固定した保持板の構造に比較して光源の保持機構が
著しく簡素化される。特に、本発明の警戒地図表示式制
御機器の構成は、建築物内部の改装やレイアウトの変更
(模様替え)のときにその効果が十分に発揮される。
【0040】即ち、改装やレイアウトの変更が行われた
ときは、保存されていた最新/前回の設計図の部分修正
を行えばよい。修正した地区の警戒域の図形を、透明叉
は半透明の2枚のシート(例えば、フィルムと紙)にそ
のままカラー及び叉はモノクロプリントする。プリント
したカラーの表示シートを窓板の裏に貼り付け、他方の
位置決めシートを発泡樹脂や取付板の表面に位置合わせ
して貼り付るだけでよい。LEDが貼り替えられた位置
決めシートを介して取付板上の新しい位置に移し替えら
れてから、表示部が扉に組み付けられて改造が完了す
る。
【0041】よって、本発明によれば、製作費が安価
で、レイアウト変更に迅速且つ容易に対応でき火災等の
監視の休止期間が短い図形表示式の警戒地図表示式制御
機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の分解斜視図である。
【図2】本発明の実施形態1の正面図である。
【図3】本発明の実施形態1の表示部の部分拡大図であ
る。
【図4】本発明の実施形態1の動作を示すフロー図であ
る。
【図5】本発明の実施形態2の構成を示す拡大断面図で
ある。
【図6】本発明の実施形態2の一部の分解斜視図であ
る。
【図7】従来装置の表示部の構成を説明するための断面
図である。
【図8】図7の分解斜視図である。
【図9】図7の正面図である。
【符号の説明】
1 受信機(警戒地図表示式制御機器) 2 筐体 3 筐体の本体 4 扉 5 表示部 5a 表示窓 7 操作部 7a 操作パネル 8 制御部 9 端子板 41 窓孔 42 コインロック 43 ネジ棒 44 蝶ネジ 50 図形 51 窓板 52 表示シート(フィルム) 52a 区画線 52b 地区番号(区画域番号) 52C 文字 53 位置決めシート(位置決め紙) 54 光源(発光ダイオード…LED) 54a リード脚 54b 接続用の導線 55 差込部材(発泡性樹脂…取付位置移替手段) 56 取付板 56a 取付片 71 透孔 72 透孔 73 表示灯 74 音響停止スイッチ 75 火災スイッチ 76 復旧スイッチ 77 交流電源灯 81 ホルダ 82 磁石(取付位置移替手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南 憲二 東京都品川区西五反田8丁目8番20号 沖電気防災株式会社内 (56)参考文献 実開 昭56−156083(JP,U) 実開 昭55−112798(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G08B 17/00 G08B 23/00 510

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 警戒制御領域内に配置された警戒用と制
    御用の複数の端末機器が信号線で接続されて、前記警戒
    制御領域内における一定の警戒区域を区画した複数の区
    画域を図形化した図形を表示した表示シートを表示部の
    窓板に沿って設け、該窓板の背面側に配置された取付位
    置移替部材上の発光ダイオードの投射光を前記信号線を
    介して表示シートに照射して端末機器の動作状態を表示
    する警戒地図表示式制御機器において、 前記取付位置移替部材を発泡部材で構成し、該発泡部材
    に前記発光ダイオードのリード脚を移し替え可能に差し
    込むことを特徴とする警戒地図表示式制御機器。
  2. 【請求項2】 警戒制御領域内に配置された警戒用と制
    御用の複数の端末機器が信号線で接続されて、前記警戒
    制御領域内における一定の警戒区域を区画した複数の区
    画域を図形化した図形を表示した表示シートを表示部の
    窓板に沿って設け、該窓板の背面側に配置された取付位
    置移替部材上の発光ダイオードの投射光を前記信号線を
    介して表示シートに照射して端末機器の動作状態を表示
    する警戒地図表示式制御機器において、 前記取付位置移替部材上に前記表示シートと同一の図形
    を表示した位置決めシートを添着した ことを特徴とする
    警戒地図表示式制御機器。
  3. 【請求項3】 前記取付位置移替部材を発泡部材で構成
    し、該発泡部材に前記発光ダイオードのリード脚を位置
    決めシートを介して移し替え可能に差し込むことを特徴
    とする請求項2記載の警戒地図表示式制御機器。
  4. 【請求項4】 警戒制御領域内に配置された警戒用と制
    御用の複数の端末機器が信号線で接続されて、前記警戒
    制御領域内における一定の警戒区域を区画した複数の区
    画域を図形化した図形を表示した表示フィルムを表示部
    の窓板に沿って設け、該窓板の背面側に配置された取付
    位置移替部材上の発光ダイオードの投射光を前記信号線
    を介して表示シートに照射して端末機器の動作状態を表
    示する警戒地図表示式制御機器において、 前記発光ダイオードに合成樹脂材のホルダを介して磁石
    を一体に結合すると共に前記取付位置移替部材を磁性材
    で構成し、該取付位置移替部材の表面上の対応 する位置
    に前記表示フィルムと同一の図形を表示した位置決めシ
    ートを添着してなり、該位置決めシートを介して前記発
    光ダイオードを磁石の磁気吸引力により取付位置移替部
    材に移し替え可能に配置したことを特徴とする 警戒地図
    表示式制御機器。
  5. 【請求項5】 前記発光ダイオードのリード脚に接続さ
    れた導線が、前記フィルムと位置決めシートの間から導
    出されることを特徴とする請求項4記載の警戒地図表示
    式制御機器。
  6. 【請求項6】 前記発光ダイオードのリード脚に接続さ
    れた導線がコネクタ接続されることを特徴とする請求項
    4または5記載の警戒地図表示式制御機器。
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