JP2919710B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2919710B2 JP15366593A JP15366593A JP2919710B2 JP 2919710 B2 JP2919710 B2 JP 2919710B2 JP 15366593 A JP15366593 A JP 15366593A JP 15366593 A JP15366593 A JP 15366593A JP 2919710 B2 JP2919710 B2 JP 2919710B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、再生画面をフレーム単
位で計数して時間表示する磁気記録再生装置に関し、特
に、低速駆動時におけるフレーム数の計数に係わる。
【0002】
【従来の技術】再生画面を時・分・秒・フレーム単位で
カウントできれば、フレーム単位でのビデオ編集が可能
となり、ビデオ編集を行なう際に非常に有効である。再
生画面の位置をフレーム単位で求めるとき、従来のVT
Rでは、磁気テープに記録されたコントロール信号(以
下、CTL信号)を計数するようにしている。即ち、1
/2インチVTRでは、磁気テープの縁部のCTL信号
をコントロールヘッドで再生し、これを計数していけ
ば、再生位置をフレーム単位で知ることができる。
【0003】ところで、ビデオ編集では、スチル再生か
らスロー再生に移行させたり、またスチル再生から逆転
スロー再生に移行させたりすることが頻繁に行なわれ
る。このときの磁気テープは非常に低速で送られるた
め、CTL信号が再生されず計数誤差が生じ、正確なフ
レーム数が得られないという問題が発生していた。
【0004】この問題を解決するために、特開平1−9
8178号公報(G11B27/17)では、キャプス
タンモータの回転に伴って発生する周波数発電機の出力
パルス(以下、FGパルス)を磁気テープの1フレーム
分の送り量に相当する数だけ計数して、疑似CTL信号
を作成し、この疑似CTL信号を計数することによって
正確なフレーム数を表示させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年のVT
Rのメカニズムは、モータの数を削減するため、リール
台をキャプスタンモータからのゴムベルトを介して駆動
する方式が多く採用されている。このメカニズムを使用
して、上述のように低速駆動(間欠駆動)を行なったと
き、キャプスタンモータが停止する度にゴムベルトの張
力によってキャプスタンモータが反転する。この反転現
象により逆方向のFGパルスが発生し、計数回路ではこ
の逆方向のFGパルスを計数して疑似CTL信号を作成
するため、疑似CTL信号の発生位置が変動して計数誤
差が生じ、正確なフレーム数が得られないという欠点が
あった。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、磁
気テープに記録されたコントロール信号を計数してフレ
ーム単位の時間に変換し、表示する磁気記録再生装置で
あって、低速駆動信号に基づいてキャプスタンモータへ
駆動パルスを発生する駆動パルス発生手段と、該低速駆
動信号により前記計数手段へのコントロール信号の供給
を禁止する禁止手段と、磁気テープから再生映像信号の
ノイズを抽出するノイズ検出手段と、再生映像信号の垂
直ブランキング期間に対応する位相位置にパルス信号を
発生する基準パルス作成手段と、前記ノイズと前記パル
ス信号とを比較して一致したときに出力を発する比較手
段とを有し、前記低速駆動信号が発せられている期間
は、前記比較手段出力を計数するようにした構成であ
る。
【0007】
【作用】上記構成によれば、低速駆動時、磁気ヘッドの
走査軌跡が記録トラックと異なることにより発生するノ
イズと垂直ブランキング期間に対応する基準パルス信号
とを比較し、一致したときは、磁気テープを1フレーム
分送ったと判断して計数手段に出力を発するため、正確
にフレーム数を計数することができる。
【0008】
【実施例】以下、図面に従い本発明の実施例を説明す
る。図1は実施例の回路ブロック図、図2は動作説明の
ための各部波形図である。
【0009】図1において、1は再生映像信号bが接続
される入力端子、2は再生映像信号と所定の位相関係を
持つヘッド切換(RFスイッチングパルス)信号cが接
続される入力端子、3は再生映像信号からノイズを検出
し、所定パルス幅の検出パルス信号hを出力するノイズ
位置検出回路である。4はヘッド切換信号の立下がりの
タイミングから垂直ブランキング期間に対応した所定幅
の基準パルス信号iを出力する基準パルス作成回路であ
る。5はノイズ位置検出回路3の出力と基準パルス作成
回路4の出力とのタイミング位置が一致したか否かを検
出し、一致したときは、磁気テープを1フレーム送った
と判断して後述するANDゲート13、第2計数回路1
1にHIGH信号とリセット信号を供給する第1比較回
路である。
【0010】6は磁気テープを間欠的に送るために発せ
られる低速駆動信号aが接続される入力端子、7はD型
フリップフロップ、8は駆動パルスの発生量を制御する
単安定マルチバイブレータ、9はキャプスタンモータ、
10はキャプスタンモータ9に取り付けられ、キャプス
タンモータ9の回転に応じてFGパルスを出力する周波
数発電機(以下、FG)である。11はFGパルスを計
数する第1計数回路、12は1フレームの送り量より少
ない予め設定された所定値と前記第1計数回路11出力
とを比較する第2比較回路、13は第1比較回路5出力
と第2比較回路12出力とを比較するANDゲート(第
3比較手段)である。ここで第2計数回路11、第2比
較回路12、ANDゲート13はFGパルスが予め設定
された所定値になるまで第1比較回路5の出力をマスク
するための回路である。即ち、磁気テープに傷等が入っ
ている場合は、再生映像信号に本来あるべき位置以外に
ノイズが発生する可能性があり、例えばそのノイズが基
準パルスと一致したとき、第1比較回路が誤動作する。
よって、この誤動作を最小限に除くために、1フレーム
の近傍までマスクを行なうようにしている。
【0011】14は磁気テープに記録されたCTL信号
を再生するコントロールヘッド、15はコントロールヘ
ッドより再生されたCTL信号を波形整形する波形整形
回路、16はインバータ回路、17、18はスイッチ、
19は低速駆動時はANDゲート13出力を計数し、低
速駆動時以外はCTL信号を計数する第1計数回路、2
0はフレーム単位で時・分・秒・フレーム数を表示する
表示回路である。
【0012】ここで、スイッチ17、18は連動してお
り、低速駆動信号がHIGHレベルになると図示したよ
うにスイッチ18がON、スイッチ19がOFFにな
る。これによって、第1計数回路19は、低速駆動信号
が発せられている期間は、ANDゲート13出力によっ
て計数動作が行なわれる。
【0013】次に図2に基づいて本発明の動作を説明す
る。
【0014】低速駆動を行なう際には、まずVTRをス
チル状態にする。このとき再生画像にノイズが発生しな
いようにノイズを垂直ブランキング期間に追い込んだ状
態で停止させる。
【0015】そして、この状態で、例えば、磁気テープ
を間欠的に低速駆動させるときは、VTRのジョグシャ
トル等の操作部(図示せず)を操作する。これによっ
て、低速駆動信号aがHIGHレベルに立上りD型フリ
ップフロップ7のD端子に供給される。そして、RFス
イチングパルスcがD型フリップフロップ7のクロック
(CK)端子に供給されるとQ出力端子からHIGHレ
ベルが出力され、単安定マルチバイブレータ8のトリガ
ー(T)端子に供給される。単安定マルチバイブレータ
8ではこのHIGHレベルを受けて抵抗Rとコンデンサ
Cによって決まる駆動パルスdをキャプスタンモータ9
に印加する。
【0016】また、上述の低速駆動信号aによって、ス
イッチ17がOFFされるため第1計数回路19へのC
TL信号の供給は禁止される。また、スイッチ18がO
Nされるので第1計数回路19はANDゲート13の出
力によって計数動作が行なわれる。
【0017】駆動パルスdによって、キャプスタンモー
タ9は低速駆動が行なわれ、FG10からFGパルスe
が発生される。そして、このFGパルスeは第2計数回
路11にて計数され、計数された計数値は第2比較回路
12に順次供給される。第2比較回路12では、第2計
数回路11にて計数された計数値fと予め設定された1
フレームの送り量より少ない所定値とが比較され、一致
したときにANDゲート13にHIGHレベルを供給す
る。ここで、例えば、キャプスタンモータ9に取り付け
られたFGが1秒間に2160Hzのパルスを発生する
としたなら、1フレーム中に発せられるパルスは72H
zとなる。よって、第2比較回路12に設定される所定
値は1フレームの送り量より少ない値で、且つ、反転し
たときのFGパルスの個数を考慮して、例えば「52」
が設定される。スチル再生状態から上述の低速駆動を行
なうと、磁気テープ上のトラックと回転ヘッドとの位置
関係がずれて再生映像信号に図2(イ)のbに示すよう
にノイズが発生する。このノイズは、ノイズ位置検出回
路3で検出hされ、基準パルス作成回路4からの基準パ
ルス信号iとタイミング位置が一致したか否かを第1比
較回路5で検出する。この場合は、一致していないので
ANDゲート13の一方にはHIGHレベルjは供給さ
れない。そして、上述の低速駆動が繰り返されると、図
2(ロ)に示すように第2比較回路12にて第2計数回
路11の計数値と予め設定された所定値「52」とが一
致し、HIGHレベルgがANDゲート13の一方に供
給される。これによって、少なくても第2計数回路12
がFGパルスを52個計数するまでは、磁気テープに傷
等が生じ、ノイズ等が発生してもマスクされるため誤動
作は生じない。
【0018】そして、ノイズhと基準パルス信号iとの
タイミング位置が一致したときは、ANDゲート13の
他方にHIGHレベルjを供給する。これによって、A
NDゲート13からはHIGHレベルkが出力され、ス
イッチ18を介して第1計数回路19に供給されるとと
もに第2計数回路11のリセット(R)端子にリセット
信号を供給して計数値をクリアする。第1計数回路19
はANDゲート13からのHIGHレベルを受けると、
計数値を1つ更新する。そして、更新された計数値を表
示回路20に供給し、時・分・秒・フレーム数を表示す
る。
【0019】したがって、本実施例によれば、磁気テー
プを低速駆動した際に生じる再生映像信号中のノイズと
垂直ブランキング期間に対応する基準パルス信号とを比
較して得られる一致出力によって1フレームを計数する
ようにしたため、正確にフレーム数を表示することがで
きる。
【0020】尚、本実施例では、キャプスタンモータ9
を正方向に回転させたときの動作について説明をした
が、キャプスタンモータ9を逆方向に回転(逆スロー再
生)させたときは、方向指示信号(図示せず)によっ
て、第1計数回路19の計数動作をダウン方向に制御す
る。
【0021】また、本実施例ではリール台をキャプスタ
ンモータからのゴムベルトを介して駆動するメカニズム
方式について説明したが、それぞれに専用の駆動用モー
タを配したメカニズム方式でも実施できるのは勿論であ
る。尚、本実施例をブロック図をソフトウエアで処理す
ることも可能であることはいうまでもない。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、磁気テープを低速駆動
した際に生じるノイズと垂直ブランキング期間に対応す
る基準パルス信号とを比較して得られる一致出力によっ
て1フレームを計数するようにしたため、正確にフレー
ム数を計数及び表示することができる。
【0023】また、FGパルスを計数して1フレーム近
傍まで第1比較回路の出力をマスクするようにしたた
め、1フレーム近傍までは、磁気テープに傷等が生じた
場合でも誤動作を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す回路ブロック図である。
【図2】実施例の動作を示す各部波形図である。
【符号の説明】
3 基準パルス作成回路 4 ノイズ位置検出回路 5 第1比較回路 8 単安定マルチバイブレータ 10 周波数発電機(FG) 11 第2計数回路 12 第2比較回路 13 ANDゲート(第3比較手段) 17 スイッチ 18 スイッチ 19 第1計数回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープに記録されたコントロール信
    号を計数する計数手段と、該計数手段出力をフレーム単
    位の時間に変換して表示する表示手段とを備えた磁気記
    録再生装置に於て、 低速駆動信号に基づいてキャプスタンモータへ駆動パル
    スを発生する駆動パルス発生手段と、該低速駆動信号に
    より前記計数手段への前記コントロール信号の供給を禁
    止する禁止手段と、前記磁気テープから再生映像信号の
    ノイズを抽出するノイズ検出手段と、再生映像信号の垂
    直ブランキング期間に対応する位相位置にパルス信号を
    発生する基準パルス作成手段と、前記ノイズと前記パル
    ス信号とを比較して一致したときに出力を発する比較手
    段とを有し、前記低速駆動信号が発せられている期間
    は、前記比較手段出力を前記計数手段にて計数すること
    を特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 磁気テープに記録されたコントロール信
    号を計数する第1計数手段と、該第1計数手段出力をフ
    レーム単位の時間に変換して表示する表示手段とを備え
    た磁気記録再生装置に於て、 低速駆動信号に基づいてキャプスタンモータへ駆動パル
    スを発生する駆動パルス発生手段と、該低速駆動信号に
    より前記第1計数手段への前記コントロール信号の供給
    を禁止する禁止手段と、前記磁気テープから再生映像信
    号のノイズを抽出するノイズ検出手段と、再生映像信号
    の垂直ブランキング期間に対応する位相位置にパルス信
    号を発生する基準パルス作成手段と、前記ノイズと前記
    パルス信号とを比較して一致したときに出力を発する第
    1比較手段と、前記キャプスタンモータに取り付けられ
    た周波数発電機と、前記周波数発電機の出力パルスを計
    数する第2計数手段と、該第2計数手段からの計数値と
    1フレームの送り量より少ない所定の計数値とを比較し
    て一致したときに出力を発する第2比較手段と、前記第
    1比較手段出力と前記第2比較手段出力とを比較する第
    3比較手段を有し、前記低速駆動信号が発せられている
    期間は、前記第3比較手段出力を前記第1計数手段にて
    計数することを特徴とする磁気記録再生装置。
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