JP2919665B2 - 熱源監視装置と温度計測方法並びに熱源監視ロボットシステム - Google Patents

熱源監視装置と温度計測方法並びに熱源監視ロボットシステム

Info

Publication number
JP2919665B2
JP2919665B2 JP4109998A JP10999892A JP2919665B2 JP 2919665 B2 JP2919665 B2 JP 2919665B2 JP 4109998 A JP4109998 A JP 4109998A JP 10999892 A JP10999892 A JP 10999892A JP 2919665 B2 JP2919665 B2 JP 2919665B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
output
heat source
infrared
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4109998A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05302855A (ja
Inventor
豊 米谷
龍之 表
敬二 田中
正樹 高橋
哲郎 和気
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4109998A priority Critical patent/JP2919665B2/ja
Publication of JPH05302855A publication Critical patent/JPH05302855A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2919665B2 publication Critical patent/JP2919665B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radiation Pyrometers (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は赤外線カメラを用いた熱
源監視装置と温度計測方法並びに熱源監視ロボットシス
テムに係り、特に、簡易な赤外線カメラの撮像画像から
被写体の温度を計測するのに好適な熱源監視装置と温度
計測方法並びに熱源監視ロボットシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】赤外線センサ素子を用いて熱源の温度計
測を行う装置として、例えば、特開平3−82988号
公報記載の「赤外線放出物体センサ装置」がある。この
従来装置では、赤外線センサ素子の検出信号を、センサ
周囲温度を検出する温度センサの検出信号で補正し、熱
源の温度を計測するようになっている。赤外線センサ素
子の出力信号は、周囲温度に依存して変動するため、温
度補正を行わないと、正確な温度を計測できないためで
ある。この従来技術で行う温度補正は、特定の補正式を
用いて演算により行っている。また、特公表62−50
3119号公報記載の従来技術では、赤外線センサ素子
の出力値と、被検体温度と、周囲温度との関係式に現れ
る係数値を既知の赤外線センサ素子出力値,被検体温度
値,周囲温度値から求めておき、この関係式に、測定し
た赤外線センサ素子出力値と周囲温度値を代入して、被
検体温度を演算により求めている。
【0003】上述した従来技術のように、関係式や補正
式を用いて演算により熱源の温度を求める場合、高性能
の演算処理装置を用いないと、リアルタイムに変化する
熱源温度の変化まで計測することはできず、また、使用
する赤外線センサ素子の性能も高性能のものを使用しな
ければならず、装置の製造コストが嵩むという問題があ
る。
【0004】温度の校正を演算により求めるのではな
く、温度計測装置内部に基準となる熱源を持ち、この熱
源温度を赤外線センサ素子で計測した値と、測定対象の
熱源の測定値とを比較することで、測定対象の熱源温度
を精度良く求める装置もある。また、温度計測装置全体
を恒温に保つための装置を備え、赤外線センサ素子の周
囲温度が一定となるようにしたものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術に係
る温度計測装置は、最初から温度計測を目的としている
ため、他の要件についてあまり配慮していない。このた
め、装置が大型化してしまい使い勝手が悪いという問題
が有る。例えば、原子力発電プラント等の放射線危険領
域に配置された構造物の温度を計測する場合、ロボット
システムでこの温度計測装置を運搬して計測することに
なるが、温度計測装置自体が大型装置であるため、目的
場所までの運搬が困難であり、運搬用の軌道敷設も容易
でないという問題がある。また、高性能の演算処理装置
は、集積度が高いために放射線により僅かな損傷を受け
ただけでもシステムダウンしてしまう虞が高いという問
題もある。
【0006】そこで、従来からあるビュアータイプと呼
ばれる熱源の有無のみを監視する簡易構造の小型赤外線
カメラのみを監視地域に運搬し、熱源画像を通信手段に
て別所に配置したワークステーションに取り込んで処理
する構成とするのが好ましいが、どのようにして熱源温
度まで計測できるようにするかを解決しなければならな
い。また、このビュアータイプの赤外線カメラは、図8
に示す様に、温度の異なる2枚のヒータ51a,51b
を撮像したとき、各ヒータ51a,51bを別々なヒー
タとして識別できるように、図9に示す様に、カメラ出
力を交流増幅器52で増幅し、輪郭のみが強調された画
像54が出力されるように工夫されている。つまり、熱
源中心の撮像画像の輝度が低下して出力されるため、こ
のままでは温度を計測することができないという問題が
ある。
【0007】本発明の目的は、ビュアータイプの赤外線
カメラを使用して熱源温度を精度良く検出することので
きる熱源監視装置と温度計測方法並びに熱源監視ロボッ
トシステムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、物体から放
射される赤外線を検出する赤外線センサと該赤外線セン
サの周囲温度を検出する温度センサと前記赤外線センサ
の出力を増幅する直流増幅回路と該直流増幅回路の出力
信号をビデオ信号に変換するビデオ回路を備える赤外線
カメラと、該赤外線カメラに通信回線を介して接続され
るデータ処理装置であって、前記通信回線を介して受信
した前記ビデオ信号を輝度信号に変換する画像処理手段
と、予め前記赤外線センサの周囲温度変化に依存する出
力値を周囲温度対応にテーブルデータとして記憶した記
憶手段と、前記通信回線を介して受信した前記温度セン
サの検出信号と前記輝度信号とにより前記テーブルデー
タを検索し対応する温度計測値を出力するテーブルデー
タ検索手段とを備えるデータ処理装置とを設けること
で、達成される。
【0009】
【作用】赤外線センサの出力値を交流増幅器ではなく直
流増幅器で増幅するため、輪郭線のみが強調されたビデ
オ信号とはならず、直流増幅器の出力信号から得られた
輝度信号は、熱源に対応した信号となる。そして、予め
用意したテーブルデータを検索することで熱源温度を求
めるため、高速処理にて温度計測値が得られる。しか
も、赤外線カメラ自体は小型化で済む。
【0010】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面を参照して
説明する。図1は、本発明の一実施例に係る熱源監視装
置の構成図である。この熱源監視装置は、赤外線カメラ
10と、無線あるいは有線の通信回線20と、データ処
理装置30からなる。赤外線カメラ10において、赤外
線センサ素子1の出力電圧信号は、直流増幅回路2によ
り増幅され、整流器3を通り、ビデオ回路4により映像
信号に変換される。また、赤外線カメラ10には赤外線
センサ素子1の周囲温度を検出する温度センサ8が設け
られており、この温度検出値と、前記の映像信号とが、
通信回線20に出力される。
【0011】データ処理装置30では、前記通信回線2
0を通して受信されたビデオ信号が、画像処理手段5に
より、画像の濃淡を示す輝度値に変換される。この輝度
値は、赤外線センサ素子1の出力電圧により変化する。
画像処理装置5により輝度値へ変更された信号は、赤外
線センサ素子1の周辺温度を検出する温度検出手段8か
らのデータと共に検索手段として機能する演算処理装置
6へ取込まれ、記憶手段7に予め記憶されているデータ
ベースを検索し、被測定熱源9の表面温度を出力する。
【0012】記憶手段7に予め記憶されているデータベ
ースの基本構成は、図2に示す様に、テーブルデータで
ある。このテーブルデータのグラフ41aは、赤外線セ
ンサ素子1の周囲温度をT1に保持し、温度Ta〜Tbの
範囲の基準温度を赤外線センサ素子1で検出したときに
得られた出力値から求めた輝度の変化を前記温度Ta〜
Tb対応にプロットしたものである。グラフ41bは周
囲温度をT2にしたときグラフであり、41c,41d
は、周囲温度をT3,T4にしたときのグラフである。記
憶手段7に予め記憶されているデータベースには、図2
に示される黒丸の点が記憶されている。
【0013】このデータベースに基づいて、被測定熱源
9の表面温度を算出する手順を説明する。 (1)赤外線センサ素子1の周囲温度を温度測定手段8
により測定し、演算処理装置6へ入力する(仮にその値
がT℃だったとする。)。 (2)記憶手段7に予め記憶されているデータベースか
ら赤外線センサ素子1の周囲温度T℃に最も近い周囲温
度T2,T3を求める。 (3)その温度比T2:T:T3を算出する。 (4)この比率に従って、赤外線センサ素子1の周囲温
度T2の場合のグラフ41bと、周囲温度T3の場合のグ
ラフ41c上の黒丸から、図2に示す白丸を補間演算に
より算出する。 (5)算出した白丸の値をむすび、赤外線センサ素子1
の周囲温度T℃の場合のグラフ42を算出する。 (6)赤外線センサ素子1の出力をビデオ回路4により
映像信号へ変換し、画像処理装置5に取込み輝度値へ変
換する(この場合輝度値はNである。)。 (7)画像処理装置5により変換された輝度値Nを演算
処理装置6へ取込む。 (8)赤外線センサ素子1の周囲温度Tから算出された
グラフ42において、輝度値Nに対応する温度t℃を求
める。
【0014】このような手順により測定温度を算出する
ことで、赤外線センサ素子1の周囲温度の変化による特
性変化を補正し、被測定熱源9の表面温度を精度良く求
める。
【0015】本実施例では、図1に示す赤外線カメラ1
0内の構成部品において、赤外線センサ素子1の周囲温
度の変化による特性変化を補正するための構成が赤外線
センサ素子1の周囲温度を検出するための温度検出手段
8だけで済むので、赤外線カメラ10を大幅に小型化す
ることが可能となる。加えて、赤外線カメラ10からデ
ータ処理装置30に送信する信号は映像信号を用いるの
で、有線,無線を問わず、長距離電送が可能となる。
【0016】図3に示すように、赤外線センサ素子とし
てアレイセンサ11を使用した場合、複数個あるセンサ
素子それぞれについて、記憶手段7に前記のデータベー
スを準備し、これに基づいて個々のセンサ素子の出力特
性のバラツキを自動的に補正する。また、定期的に基準
熱源を用い、記憶手段7に記憶してあるデータベースを
更新していくことで、赤外線センサ素子1またはアレイ
センサ11の経年劣化に対しても、対応可能となる。
【0017】前述のように小型化された赤外線カメラ1
0を、図4に示すように、雲台機構31を持つ移動式点
検車輌32a,32bに搭載し、走行レール3に沿っ
た移動を可能とする。この時、赤外線カメラ10が小型
なため、移動式熱源監視装置の移動部分も小型なものと
することができ、狭隘な空間へ搬送することが可能とな
る。走行レール3及び移動式点検車輌32を地上に設
置して、熱源温度を計測することも可能であるのは当然
である。また、移動式点検車輌32a,32bに搭載す
るのではなく、雲台機構31を固定設置とし、雲台機構
31の周囲のみの温度測定に用いることも可能である。
【0018】図5に示すように、小型化された赤外線カ
メラ10の映像信号を記憶可能な一時記憶装置35へ接
続してこれに記憶させ、この記憶装置35を画像処理装
置5,演算処理手段6の設置箇所に運んでから、記憶内
容を画像処理装置5,演算処理手段6で処理して、温度
計測する構成でもよい。この様な構成とすることで、赤
外線カメラ10をデータ処理装置30(画像処理装置
5,演算処理手段6)から完全に分離して使用すること
が可能となり、携帯性に優れた赤外線カメラとして使用
することが可能となる。
【0019】前述したように、図1に示す赤外線カメラ
10内の構成部品において、赤外線センサ素子1の周囲
温度の変化による特性変化を補正するための構成が、赤
外線センサ素子1の周囲温度を検出するための温度検出
手段8だけであり、被測定熱源9の温度を求める機能を
別置きとしているため、もともと温度測定機能を持たな
いビュアータイプの赤外線カメラを改造,流用し、赤外
線センサ素子1の周囲温度を検出するための温度検出手
段8を追加し、ビュアータイプの赤外線カメラからのビ
デオ信号出力を画像処理装置5,演算処理装置6へ取込
むことで、温度測定を可能とするシステムへ変更するこ
とができる。
【0020】図8に示すように、もともと温度測定機能
を持たないビュアータイプの赤外線カメラ50により、
互いに温度差のある熱板ヒータ51a,51bの温度を
測定しようとすると、図9のように、ビュアータイプの
赤外線カメラ50の赤外線センサ素子1の出力増幅回路
が交流増幅回路52であるため、赤外線カメラ50から
のビデオ信号出力54は、輪郭線のみが強調された形と
なるため、温度測定は無理である。しかし、図7に示す
ように、ビュアータイプの赤外線カメラ50の赤外線セ
ンサ素子1の出力増幅回路を、直流増幅回路2に変更す
ることで、赤外線カメラ50からのビデオ信号出力54
は、ヒータ表面全面で同一輝度となり、温度測定が可能
となる。また、図6のように、ビュアータイプの赤外線
カメラ50の赤外線センサ素子1の出力増幅回路が交流
増幅回路52であっても、電子チョッピング55を追加
することで、赤外線カメラ50からのビデオ信号出力5
4は、同一レベルの輝度値を示す矩形波となり、温度測
定が可能となる。
【0021】以上述べた実施例によれば、 (1)赤外線センサ素子からの出力を映像信号として出
力することで、赤外線センサ素子の周囲温度の変化によ
る感度変化やドリフトなどの出力特性の変化を防止で
き、これを補償する回路や機構が必要ないので、赤外線
カメラの大幅な小型化が図れる。
【0022】(2)赤外線カメラとデータ処理装置(画
像処理手段,記憶手段、演算処理手段)を分けて使用す
ることが可能となり、例えば、赤外線カメラのみを移動
機構に搭載して遠隔操作することが可能となる。
【0023】(3)赤外線センサ素子にアレイセンサを
使用した場合にも、個々のアレイセンサについての出力
特性を自動的に補正することができ、より正確な温度測
定が可能となる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、小型の装置で且つ高性
能な処理装置を使用せずに高速に温度計測が可能になる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る熱源監視装置の構成図
である。
【図2】ドリフト補正用データベース(テーブルデー
タ)の構成図である。
【図3】アレイセンサの説明図である。
【図4】赤外線カメラの移動装置への応用例の構成図で
ある。
【図5】一時記憶装置を使用した熱源監視装置の説明図
である。
【図6】赤外線センサ出力を電子チョッピングして交流
増幅したときのビデオ信号波形図である。
【図7】赤外線センサ出力を直流増幅したときのビデオ
信号波形図である。
【図8】温度差のある2枚のヒータ板の撮像例を示す図
である。
【図9】赤外線センサ出力を交流増幅したときのビデオ
信号波形図である。
【符号の説明】
1…赤外線センサ、2…増幅回路、3…整流器、4…ビ
デオ回路、5…画像処理手段、6…演算処理手段、7…
記憶手段(テーブルデータ格納用)、8…温度検出手
段、9…被測定熱源、10…赤外線カメラ、20…通信
回線、30…データ処理装置、35…一時記憶装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 正樹 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式 会社 日立製作所 日立工場内 (72)発明者 和気 哲郎 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式 会社 日立製作所 日立工場内 (56)参考文献 特開 平2−187633(JP,A) 特開 昭61−100622(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01J 5/48 H04N 5/33

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体から放射される赤外線を検出する赤
    外線センサと該赤外線センサの周囲温度を検出する温度
    センサと前記赤外線センサの出力を増幅する直流増幅回
    路と該直流増幅回路の出力信号をビデオ信号に変換する
    ビデオ回路を備える赤外線カメラと、該赤外線カメラに
    通信回線を介して接続されるデータ処理装置であって、
    前記通信回線を介して受信した前記ビデオ信号を輝度信
    号に変換する画像処理手段と、予め前記赤外線センサの
    周囲温度毎に基準温度と該基準温度を検出した前記赤外
    線センサの出力値から求めた輝度信号との対応関係をテ
    ーブルデータとして記憶した記憶手段と、前記通信回線
    を介して受信した前記温度センサの検出信号と前記輝度
    信号とにより前記テーブルデータを検索し対応する温度
    計測値を出力するテーブルデータ検索手段とを備えるデ
    ータ処理装置とで構成することを特徴とする熱源監視装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、直流増幅器の代わり
    に、赤外線センサ出力をオンオフする電子チョッパ手段
    と、該電子チョッパ手段の出力を増幅する交流増幅器と
    を用いたことを特徴とする熱源監視装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、通信回線の代わりに
    一時記憶装置を用い、赤外線センサの出力を赤外線カメ
    ラ近傍に置いた前記一時記憶装置に格納し、撮像後にこ
    一時記憶装置をデータ処理装置の設置箇所に移動させ
    てから格納データに基づいて被検査体の温度計測を行う
    ことを特徴とする熱源監視装置。
  4. 【請求項4】 通信回線または記憶装置を介して他所の
    データ処理装置に接続される赤外線カメラにおいて、物
    体から放射される赤外線を検出する赤外線センサと、該
    赤外線センサの周囲温度を検出する温度センサと、前記
    赤外線センサの出力を増幅する直流増幅回路と、該直流
    増幅回路の出力信号をビデオ信号に変換するビデオ回路
    とを備え、該ビデオ回路出力と前記温度センサ検出信号
    を前記通信回線または前記記憶装置に出力する手段とを
    備えることを特徴とする赤外線カメラ。
  5. 【請求項5】 請求項4において、直流増幅器の代わり
    に、赤外線センサ出力をオンオフする電子チョッパ手段
    と、該電子チョッパ手段の出力を増幅する交流増幅器と
    を用いたことを特徴とする赤外線カメラ。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載した赤外
    線カメラに通信回線または記憶装置を介して接続される
    データ処理装置であって、前記通信回線または記憶装置
    を介して受信した前記ビデオ信号を輝度信号に変換する
    画像処理手段と、予め前記赤外線センサの周囲温度変化
    に依存する出力値を周囲温度対応にテーブルデータとし
    て記憶した記憶手段と、前記通信回線を介して受信した
    前記温度センサの検出信号と前記輝度信号とにより前記
    テーブルデータを検索し対応する温度計測値を出力する
    テーブルデータ検索手段とを備えることを特徴とするデ
    ータ処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項4または請求項5記載の赤外線カ
    メラから出力されるビデオ信号と温度検出信号により該
    赤外線カメラの撮像した熱源の温度を計測する温度計測
    方法において、前記ビデオ信号を輝度信号に変換し、前
    記赤外線カメラに使用されている赤外線センサの周囲温
    度変化に依存する出力値を予め周囲温度対応にテーブル
    データとしてメモリに記憶しておき、前記温度センサ検
    出信号と前記輝度信号とにより前記テーブルデータを検
    索し対応する温度計測値を求めることを特徴とする温度
    計測方法。
  8. 【請求項8】 熱源監視領域に敷設した軌道と、該軌道
    上を請求項4または請求項5記載の赤外線カメラを移動
    させる移動手段と、熱源監視領域とは別所に設置された
    請求項6記載のデータ処理装置と、前記赤外線カメラと
    該データ処理装置とを接続する通信回線とを備えること
    を特徴とする熱源監視ロボットシステム。
  9. 【請求項9】 請求項8において、移動手段は遠隔操作
    により赤外線カメラの移動位置,姿勢の制御を行う手段
    を備えることを特徴とする熱源監視ロボットシステム。
  10. 【請求項10】 請求項7において、テーブルデータを
    検索し該当する周囲温度検出値のデータがテーブルにな
    いときはテーブルに格納されているデータを補間演算し
    て該当周囲温度検出値に対応するデータを求めることを
    特徴とする温度計測方法
  11. 【請求項11】 請求項1において、テーブルデータ検
    索手段は、該当する周囲温度検出値のデータがテーブル
    にないときはテーブルに格納されているデータを補間演
    算して該当周囲温度検出値に対応するデータを求めるこ
    とを特徴とする熱源監視装置。
JP4109998A 1992-04-28 1992-04-28 熱源監視装置と温度計測方法並びに熱源監視ロボットシステム Expired - Fee Related JP2919665B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4109998A JP2919665B2 (ja) 1992-04-28 1992-04-28 熱源監視装置と温度計測方法並びに熱源監視ロボットシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4109998A JP2919665B2 (ja) 1992-04-28 1992-04-28 熱源監視装置と温度計測方法並びに熱源監視ロボットシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05302855A JPH05302855A (ja) 1993-11-16
JP2919665B2 true JP2919665B2 (ja) 1999-07-12

Family

ID=14524511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4109998A Expired - Fee Related JP2919665B2 (ja) 1992-04-28 1992-04-28 熱源監視装置と温度計測方法並びに熱源監視ロボットシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2919665B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1160550A4 (en) 1999-01-14 2008-01-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd INFRARED IMAGING APPARATUS, A VEHICLE EQUIPPED THEREWITH, AND DEVICE FOR ADJUSTING AN INFRARED IMAGE
US7407323B2 (en) * 2006-02-03 2008-08-05 Ge Infrastructure Sensing Inc. Methods and systems for determining temperature of an object
JP2009244168A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Ihi Corp 光学式パイロメータ
JP5461954B2 (ja) * 2009-10-27 2014-04-02 能美防災株式会社 火源探査システム
JP2013076664A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Chino Corp 熱画像システム
JP5945718B2 (ja) * 2012-06-15 2016-07-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 誘導加熱調理器
JP2015227777A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 Tdk株式会社 温度検出装置
KR102228266B1 (ko) 2019-02-12 2021-03-18 (주)유우일렉트로닉스 열화상 카메라를 이용한 온도 측정 장치, 방법 및 컴퓨터로 독출 가능한 기록 매체
EP3745104A1 (en) * 2019-05-30 2020-12-02 Melexis Technologies NV Temperature measurement apparatus and method of measuring temperature
CN110450750A (zh) * 2019-08-02 2019-11-15 深圳市艾赛泰克科技有限公司 4g车内热源检测报警型监控记录仪
WO2022244467A1 (ja) * 2021-05-18 2022-11-24 コニカミノルタ株式会社 赤外線カメラ、赤外線カメラ冷却器診断システム、診断装置、診断方法、および、プログラム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61100622A (ja) * 1984-10-24 1986-05-19 Nippon Abionikusu Kk 赤外線映像装置
JP2680879B2 (ja) * 1989-01-17 1997-11-19 富士通株式会社 赤外線撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05302855A (ja) 1993-11-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2919665B2 (ja) 熱源監視装置と温度計測方法並びに熱源監視ロボットシステム
CN106679817B (zh) 一种用于标定红外热像仪的方法
US10969280B2 (en) Temperature measurement correction method, electronic system and method of generating correction regression coefficient table
US6465785B1 (en) Apparatus and method for compensating for pixel non-uniformity in a bolometer
US4986672A (en) Radiation thermometer
US7304297B1 (en) Thermal imager utilizing improved radiometric calibration technique
EP3413023A2 (en) Real time radiation sensor calibration
US7807968B2 (en) Method and system for measuring and compensating for the case temperature variations in a bolometer based system
CN1886650B (zh) 确定冷凝危险的ir-照相机的方法、使用和***
US7360945B2 (en) Apparatus for determining temperature of a portable computer system
US7364355B2 (en) Method and apparatus for obtaining a temperature measurement using an InGaAs detector
JP5702101B2 (ja) 赤外線センサ信号の補正方法及び温度測定方法並びに温度測定装置
JPH03246428A (ja) 赤外線映像装置
CN112254827A (zh) 一种提升红外测温仪精度的信息处理装置和方法
CN116878669A (zh) 基于短波红外测温的温度补偿方法、火情监测方法及***
JP5520238B2 (ja) 温度測定装置における補正データの取得方法およびこれを行う、温度測定方法、及び、温度測定装置。
KR101630408B1 (ko) 스캐닝 시스템 및 그 방법
US11543298B1 (en) Temperature calibration method for a temperature measuring device
JPH05180698A (ja) 温度計測器
JP4250323B2 (ja) 赤外線撮像装置
JPH0835885A (ja) 赤外線熱画像装置における温度ドリフト補正装置および方法
JPH04286477A (ja) 赤外線撮像装置
JPH0843209A (ja) 画像処理装置
JPH0953993A (ja) 赤外線カメラにおける環境温度補正装置
JPH08278203A (ja) 赤外線放射温度計

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees