JP2917966B2 - 多段スイッチの接続情報チェック方式 - Google Patents

多段スイッチの接続情報チェック方式

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JP2917966B2
JP2917966B2 JP9143546A JP14354697A JP2917966B2 JP 2917966 B2 JP2917966 B2 JP 2917966B2 JP 9143546 A JP9143546 A JP 9143546A JP 14354697 A JP14354697 A JP 14354697A JP 2917966 B2 JP2917966 B2 JP 2917966B2
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多段スイッチの接
続情報チェック方式に関し、特に、多段構成のマトリッ
クスイッチのメモリ部に格納した接続情報の有効性をチ
ェックする方式に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術に関連する文献として
特開平7−124959号公報等がある。
【0003】図7に、M本の入線とN本の出線(ただ
し、M、Nは自然数)とを選択して接続するM×Nのス
イッチサイズを持つ、3段スイッチにおける接続情報チ
ェック方式を示す。
【0004】図7において、3段スイッチのスイッチ部
は、1次スイッチグループ1に属するm本の入線とr本
の出線(ただし、m、rは自然数、m≦M)とを選択し
て接続するm×rのスイッチサイズを持つP個の単体ス
イッチ11、…、1K、…、1P(ただし、P=M/
m)と、2次スイッチグループ2に属するp本の入線と
q本の出線とを選択して接続するR個の単体スイッチ2
1、…、2A、…、2Rと、3次スイッチグループ3に
属するr本の入線とn本の出線とを選択して接続するQ
個の単体スイッチ31、…、3H、…、3Q(ただし、
Q=N/n)と、1次スイッチ、2次スイッチ、3次ス
イッチの経路接続を制御する主制御部4と、を備えて構
成されている。
【0005】主制御部4は、各単体スイッチの接続情報
を格納するメモリ部41を備えている。
【0006】各単体スイッチグループに属する単体スイ
ッチは、複数の入力端子の1つと、複数の出力端子の1
つとを接続するスイッチ部と、このスイッチ部とメモリ
部を接続するスイッチ制御部と、を備えている。
【0007】例えば、図8を参照すると、1次スイッチ
1Kは、1次スイッチグループ1に属し、この1次スイ
ッチ1K内には、スイッチ部1K1とスイッチ制御部1
K2とを備えている。
【0008】同様にして、2次スイッチ2A、2Bは、
2次スイッチグループ2に属し、スイッチ部2A1、2
B1と、スイッチ制御部2A2、2B2と、をそれぞれ
備えている。また3次スイッチ3H、3Kも同様にし
て、スイッチ部3H1、3K1と、スイッチ制御部3H
2、3K2と、をそれぞれ備えている。
【0009】1次スイッチ1Kのスイッチ制御部1K2
は、主制御部4と制御線61によって接続されている。
同様に、他の単体スイッチのスイッチ制御部は主制御部
と制御線によって接続されている。
【0010】次に、各単体スイッチの入力端子と出力端
子の接続形態について、図9を参照して説明する。
【0011】1次スイッチグループ1のK(1≦K≦
P)番目のスイッチ1Kのa(1≦a≦r)番目の出力
端子1Kaoは、2次スイッチグループ2のA(1≦A
≦R)番目にあるスイッチ2Aのk(1≦k≦p)番目
の入力端子2Akiと信号線51によって接続されてお
り、このスイッチ2Aのh(1≦h≦q)番目の出力端
子2Ahoは、3次スイッチグループ3のH(1≦H≦
Q)番目のスイッチ3Hのa(1≦a≦r)番目の入力
端子3Haiと信号線53によって接続されている。ま
た、スイッチ2Aのk(1≦k≦p)番目の出力端子2
AKoは3次スイッチグループ3のK(1≦K≦Q)番
目のスイッチ3Kのa番目の入力端子3Kaiと信号線
54によって接続されている。
【0012】また、スイッチ1Kのb(1≦b≦r)番
目の出力端子1Kboは、2次スイッチグループ2のB
(1≦B≦R)番目のスイッチ2Bのk番目の入力端子
2Bk1と信号線52によって接続されている。
【0013】また、2次スイッチグループ2のB番目の
スイッチ2Bのh番目の出力端子2Bhoは、スイッチ
3Hのb番目の入力端子3Hbiと信号線55によって
接続されており、スイッチ2BのK番目の出力端子2B
koは、スイッチ3Kのb番目の入力端子3Kbiと信
号線56によって接続されている。
【0014】したがって、図7を参照した場合には、1
次スイッチグループ1の1番目のスイッチ11の各出力
端子1〜rは、2次スイッチグループ2の1〜r番目の
スイッチ21〜2Rの1番目の入力端子と接続されてい
る。
【0015】同様に、2次スイッチグループ2の1番目
のスイッチ21の出力端子1〜qは、3次スイッチグル
ープ3にあるスイッチ31〜3Qの1番目の入力端子に
接続されている。
【0016】このように、各単体スイッチの出力端子
は、次段のスイッチの入力端子とクロス接続されてい
る。
【0017】このような構成の3段スイッチにおける経
路の接続方法を図9を参照して説明する。
【0018】3段スイッチ全体の入力端子X(ただし、
X≦M)と出力端子Y(ただし、Y≦N)を接続する要
求があった場合には、主制御部4で入力端子Xが1次ス
イッチグループ1のK番目のスイッチ1Kの入力端子α
に、出力端子Yが3次スイッチグループ3のH番目のス
イッチ3Hの出力端子βに相当することを算出する。メ
モリ部41で、スイッチ3Hの出力端子βの使用状態を
検出し、その検出結果で次の処理を行う。
【0019】(1)スイッチ3Hの出力端子βが使用中
の場合には、β(またはY)と接続する3段スイッチの
入力端子を検索する。もし、検索した入力端子がXの場
合には、既に接続要求のあった経路が接続されているた
め、“既に接続中”とする。また、もし、検索した入力
端子がXと異なる場合には、“接続不可”とする。
【0020】(2)スイッチ3Hの出力端子βが未使用
の場合には、主制御部4は、メモリ部41で、1次スイ
ッチグループ1のスイッチ1Kの出力端子1〜rの使用
状態を1番目の出力端子から順次検索する。
【0021】例えば、スイッチ1Kの1〜a−1番目の
出力端子が使用中で、a番目の出力端子1Kaoが未使
用中の場合には、次に、出力端子βが属する3次スイッ
チグループ3のスイッチ3Hと接続している2次スイッ
チグループ2のスイッチ2Aの出力端子2Ahoの使用
状態を検索する。
【0022】この出力端子2Ahoが未使用中の場合に
は、1次スイッチグループ1のスイッチ1Kの入力端子
1Kαiと出力端子1Kao、2次スイッチグループ2
のスイッチ2Aの入力端子2Akiと出力端子2Ah
o、3次スイッチグループ3のスイッチ3Hの入力端子
3Haiと出力端子3Hβoを接続することにより、3
段スイッチの入力端子Xと出力端子Yを接続する経路が
確保できたため、上記で経路検索した単体スイッチの入
力端子と出力端子を接続する命令を、各単体スイッチの
スイッチ制御部へ送信する。
【0023】各単体スイッチでは要求のあった経路の接
続を実行し、入力端子と出力端子を正常に接続できた場
合には、“正常終了”したことを返送する。
【0024】経路を要求通りに接続できた場合には、主
制御部4は、メモリ部41に、各単体スイッチに設定し
た接続情報(単体スイッチのスイッチ番号、入力端子番
号、出力端子番号)を保存する。
【0025】一方、スイッチ2Aの出力端子2Ahoが
使用中の場合には、スイッチ1Kのb(a<b)番目の
出力端子1Kboの使用状態を検索し、この出力端子が
未使用中の場合には、次に、スイッチ3Hと接続してい
るスイッチ2Bのh番目の出力端子2Bhoの使用状態
を検索する。使用可能な1次スイッチの出力端子と2次
スイッチの出力端子が見つかるまで上記の操作を繰り返
す。
【0026】従来のこの種の多段スイッチ接続情報チェ
ック方式は、前記した例では、メモリ部に格納されてい
る単体スイッチの接続情報に関して、各単体スイッチに
要求する接続命令を検索、生成する前に、多段構成をと
る各単体スイッチが一定の規則に従って固定的に接続さ
れていることを利用して、各々の接続経路ごとに、多段
構成のスイッチのc段目(ただし、c≦S−1)のスイ
ッチの出力端子番号と、c+1段目のスイッチの入力端
子番号が論理的に接続可能かをチェックすること、及び
メモリ部に格納された各単体スイッチの、入力端子番
号、出力端子番号、多段スイッチにおけるスイッチ番号
が適正な範囲内に収まっているかどうかをチェックする
ことにより、メモリ部に格納された多段スイッチの接続
情報の論理的な正常性をチェックする。
【0027】もし、接続情報の論理チェックの結果が
“正常”の場合には、新たに接続要求のあった経路X−
Yに関して、メモリ部41の接続情報をもとに未使用中
の出力端子を検索して、各単体スイッチに要求する接続
命令を生成しているため、接続情報の論理性は確保され
ている。さらに、各単体スイッチのスイッチ制御部から
の接続結果が“正常終了”の場合には、各単体スイッチ
には接続を要求した経路が確実に設定されたことを確認
し、経路を設定した入力端子と出力端子の情報をメモリ
部41の接続情報に付加する。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の方式に
おいて、メモリ部に格納された多段スイッチの接続情報
をチェックする方式には以下に記載する問題点を有して
いる。
【0029】(1)第1の問題点は、従来の方式におい
て、主制御部のメモリ部に格納された多段スイッチ全体
の接続情報と、各単体スイッチのスイッチ部に設定され
た接続状態が一致しない状態で、多段スイッチの入力端
子と出力端子を接続する要求があった場合には、場合に
よっては、各単体スイッチに既に設定されている経路を
切断してしまう、ということである。
【0030】その理由は、多段スイッチの入力端子と出
力端子を接続する要求に対し、主制御部は、実際に各単
体スイッチのスイッチ部に設定された接続経路と一致し
ていないメモリ部の接続情報をもとに、接続可能な経路
を検索するため、場合によっては、既に使用している出
力端子に新たに別の経路を設定してしまう、場合がある
からである。
【0031】(2)第2の問題点は、従来の方式におい
て、主制御部と各単体スイッチの制御部とを接続する制
御線が切断された場合、または、各単体スイッチの制御
部がリセットされた場合には、主制御部の接続情報と各
単体スイッチの接続状態を一致させるために、主制御部
とスイッチ制御部の通信復旧後に主制御部のメモリ部の
接続情報を各単体スイッチにオーバーライトするが、メ
モリ部に格納された多段スイッチの接続情報と、各単体
スイッチのスイッチ部に設定された接続経路が一致して
いない状態で、接続情報のオーバーライトが起動した場
合には、場合によっては、各単体スイッチに既に設定さ
れている経路を切断してしまう、ということである。
【0032】その理由は、各単体スイッチの接続状態と
異なる接続命令を、各単体スイッチにオーバーライトす
るため、場合によっては、既に設定されている経路と異
なる経路を設定してしまうからである。
【0033】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、メモリ部に格納
された多段スイッチの接続情報と各単体スイッチのスイ
ッチ部に設定されてい接続経路を比較し、両者の不一致
により、誤って各単体スイッチに設定されている接続経
路を切断してしまうことを防ぐようにした多段スイッチ
の接続情報チェック方式を提供することにある。
【0034】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の多段スイッチの接続情報チェック方式は、M本の入
線とN本の出線(ただし、M、Nは自然数)とを選択し
て接続するM×Nのスイッチサイズを持ち、S段(ただ
し、Sは自然数)の段数から構成され、各単体スイッチ
間が一定の規則に基づいて、固定的にクロス接続されて
いる多段スイッチのスイッチ部と、この各単体スイッチ
と多段スイッチの接続情報を格納するメモリ部と、前記
多段スイッチに対して入力端子番号aと出力端子番号b
(ただし、a≦M、b≦N)を接続する経路接続の要求
があった場合に、前記メモリ部の内容に基づき、この各
単体スイッチの入力端子番号と出力端子番号の使用状
態、接続可能な多段スイッチの接続経路を検索し、その
検索結果に基づき各単体スイッチのスイッチ制御部に、
接続命令を送信し、各単体スイッチのスイッチ制御部か
ら経路接続の実行結果を受信し、その実行結果に基づい
て、メモリ部に格納された接続情報を更新する主制御部
と、更に、上記スイッチサイズM×Nの多段スイッチ
は、mS本の入線とnS本の出線(ただし、mS、nSは自
然数)とを選択して接続するmS×nS(ただし、mS
M、nS≦N)のスイッチサイズを持つスイッチで多段
構成され、各単体スイッチは、前記スイッチサイズmS
×nSのスイッチ部と、スイッチ部の接続状態を管理
し、主制御部と接続された制御線を通して、主制御部か
らの接続命令の受信、接続結果の送信を行うスイッチ制
御部から構成される多段構成のスイッチにおいて、各単
体スイッチのスイッチ制御部はスイッチ部の出力端子番
号nSと接続している入力端子番号mSを検索し、スイッ
チ部の全ての出力端子について接続している入力端子番
号を検索し、その検索結果を各単体スイッチの接続情報
とし、主制御部はM×Nの多段スイッチを構成する各単
体スイッチの前記の接続情報を全ての単体スイッチのス
イッチ制御部から読み出し、c段目(ただし、c≦S−
1)のスイッチの出力端子と、c+1段目のスイッチの
入力端子番号が論理的に接続可能であることを利用し
て、前記の各単体スイッチの接続状態から多段スイッチ
の出力端子番号bと接続している多段スイッチの入力端
子番号aと接続経路を検索し、多段スイッチの全ての出
力端子に関して接続している入力端子番号と接続経路の
検索を繰り返し、検索結果を元に多段スイッチ全体の接
続情報を生成し、各単体スイッチの接続状態から検索、
生成した前記の多段スイッチ全体の接続情報と、あらか
じめメモリ部に格納されていた多段スイッチ全体の接続
情報を比較すること特徴とする。
【0035】
【作用】上記のように構成されてなる本発明の原理・作
用について以下に説明する。
【0036】メモリ部に格納されたS段(ただし、Sは
自然数)の多段スイッチの接続情報の内容を、 (1)多段スイッチの入力端子と出力端子を接続する要
求に対して、メモリ部に格納された各単体スイッチの接
続情報をもとに、接続可能な経路を検索する場合、及
び、 (2)主制御部と各単体スイッチのスイッチ制御部との
通信障害が復旧し、メモリ部の接続情報と各単体スイッ
チの接続経路を一致させる目的で、メモリ部の接続情報
を各単体スイッチへオーバーライトする場合に、各単体
スイッチのスイッチ制御部はスイッチ部の全ての出力端
子と接続している入力端子番号を検索し、その検索結果
を各単体スイッチの接続状態とし、多段スイッチの主制
御部は、多段スイッチを構成する単体スイッチの前記の
接続状態を全ての単体スイッチのスイッチ制御部から読
み出し、c段目(ただし、c≦S−1)のスイッチの出
力端子番号と、c+1段目の入力端子番号が論理的に接
続可能であることを利用して、前記の各単体スイッチの
接続情報から多段スイッチの出力端子と接続する多段ス
イッチの入力端子番号を検索し、多段スイッチの全ての
出力端子に関して、接続している入力端子番号を検索す
る前記の接続経路の検索処理を練り返し、その検索結果
を元に多段スイッチ全体の接続情報を生成し、各単体ス
イッチの接続状態から検索、生成した前記の多段スイッ
チ全体の接続情報と、予めメモリ部に格納されていた多
段スイッチ全体の接続情報を比較することにより、各単
体スイッチの接続状態と、メモリ部に格納された多段ス
イッチ全体の接続情報が一致していることを確認するの
で、前記(1)の場合には、多段スイッチの入力端子と
出力端子を接続する要求に対して、メモリ部の接続情報
をもとに接続可能な経路を検索し、既に使用している出
力端子に新たな経路を設定し既に設定されている接続
経路を切断してしまうことを防ぐことができる。
【0037】前記(2)の場合には、各単体スイッチに
設定された接続状態と一致しない接続情報をメモリ部か
らオーバーライトして一致させることにより、各単体ス
イッチに設定されている接続経路を切断してしまうこと
を防ぐことができる。
【0038】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0039】[1]構成の説明 本発明の実施の形態として、以下では、M本の入線とN
本の出線(ただし、M、Nは自然数)とを選択して接続
するM×Nのスイッチサイズを持つ、多段スイッチにつ
いて説明する。
【0040】多段スイッチの各単体スイッチグループ
は、複数の単体スイッチを備えており、さらにこれらの
各単体スイッチは複数の入力端子と複数の出力端子を備
えている。
【0041】図1は、本発明の実施の形態の構成の一例
を示す図である。図1には、多段スイッチとして、5段
スイッチの例を示している。
【0042】1次スイッチグループ1に属するm本の入
線とr本の出線(ただし、m、nは自然数、m≦M)と
を選択して接続するm×rのスイッチサイズを持つP個
の単体スイッチ(ただし、P=M/m)と、2次スイッ
チグループ2に属するp本の入線とq本の出線(ただ
し、p、qは自然数)とを選択して接続するR個のスイ
ッチグループと、3次スイッチグループ3に属するr本
の入線とn本の出線とを選択して接続する単体スイッチ
Q個(ただし、Q=N/n)と、1次スイッチ、2次ス
イッチ、3次スイッチの経路接続を制御する主制御部4
と、を備えて構成される。
【0043】図2を参照すると、主制御部4は、各単体
スイッチの接続状態を格納するメモリ部41を備えてお
り、メモリ部41は多段スイッチ全体の接続情報を格納
するエリア411と、各単体スイッチのスイッチ部から
読み出した接続状態を格納するエリア412に分かれて
いる。
【0044】さらに、2次スイッチグループ2に属する
スイッチグループ21〜2Rは、各単体スイッチグルー
プが、いずれも、3段構成のスイッチとして構成されて
いる。すなわち、スイッチグループ21〜2Rは、3段
スイッチの1段目に相当するd本の入線とs本の出線
(ただし、d、sは自然数、d≦p)とを選択して接続
するT個の単体スイッチ(T=p/d)と、2段目に相
当するt本の入線とu本の出線(ただし、t、uは自然
数)とを選択して接続するS個の単体スイッチと、3段
目に相当するs本の入線とe本の出線(ただし、s、e
は自然数、e≦q)とを選択して接続するU個の単体ス
イッチ(ただし、U=q/e)から構成されている。
【0045】したがって、M×Nのスイッチサイズをも
つ多段スイッチは、全体では5段構成のスイッチとなっ
ている。
【0046】前記のように、単体スイッチとして構成さ
れていた部分を、複数の単体スイッチを3段構成に分割
したスイッチグループに置き換えることにより、3段以
上の多段をスイッチを構成できる。
【0047】各単体スイッチグループに属する単体スイ
ッチは、複数の入力端子の1つと、複数の出力端子の1
つとを接続するスイッチ部と、スイッチ部を制御するス
イッチ制御部を備えている。
【0048】例えば、図2において、スイッチ1Kは1
次スイッチグループ1に属し、このスイッチ1K内に
は、スイッチ部1K1とスイッチ制御部1K2を備えて
いることを示している。
【0049】同様にして、スイッチ3Hは3次スイッチ
グループ3に属し、このスイッチ3H内には、スイッチ
部3H1とスイッチ制御部3H2とを備えている。
【0050】2次スイッチグループ2には、スイッチグ
ループ2Aの1段目に相当するスイッチ2A11、2A
1C、2A1Tと、2段目に相当するスイッチ2A2
1、2A2B、2A2Sと、3段目に相当するスイッチ
2A31、2A3F、2A3Uを備えており、さらに、
スイッチ2A11、2A1C、2A1Tは、スイッチ部
2A111、2A2C、2A1T1と、スイッチ制御部
2A112、2A1C2、2A1T2と、をそれぞれ備
え、スイッチ2A21、2A2B、2A2Sは、スイッ
チ部2A211、2A2B1、2A2S1と、スイッチ
制御部2A212、2A2B2、2A2S2と、をそれ
ぞれ備え、スイッチ2A31、2A3F、2A3Uは、
スイッチ部2A311、2A3F1、2A3U1と、ス
イッチ制御部2A312、2A3F2、2A3U2と、
を備えている。
【0051】スイッチ1Kのスイッチ制御部1K2は、
主制御部4と制御線62によって接続されている。同様
に他の単体スイッチのスイッチ制御部も制御線によって
主制御部と接続されている。
【0052】次に、各単体スイッチの入力端子と出力端
子の接続形態について、図2を参照して説明する。
【0053】1次スイッチグループ1のK(1≦K≦
P)番目のスイッチ1Kのa(1≦a≦r)番目の出力
端子1Kaoは、2次スイッチグループ2のA(1≦A
≦R)番目のスイッチグループ2Aのk(1≦k≦p)
番目の入力端子2Akiと信号線51によって接続され
ており、このスイッチグループ2Aのh(1≦h≦q)
番目の出力端子2Ahoは、3次スイッチグループ3の
h(1≦H≦Q)番目のスイッチ3Hのa(1≦a≦
r)番目の入力端子3Haiと信号線53によって接続
されている。
【0054】図1を参照した場合、1次スイッチグルー
プ1の1番目のスイッチ11の各出力端子1〜rは、2
次スイッチグループ2の1〜r番目のスイッチグループ
21〜2Rの1番目の入力端子と接続されている。
【0055】同様に、2次スイッチグループ2の1番目
のスイッチグループ21の出力端子1〜qは、3次スイ
ッチグループ3にあるスイッチ31〜3Qの1番目の入
力端子に接続されている。このように、各単体スイッチ
の出力端子は、次段の入力端子とクロス接続されてい
る。
【0056】図3は、本発明の一実施例の2次スイッチ
グループ2のスイッチグループの接続の一例を模式的に
示す図である。図3を参照して、2次スイッチグループ
2にあるスイッチグループの接続について説明する。
【0057】2次スイッチグループ2のA番目のスイッ
チグループ2Aにある1段目のC(1≦C≦T)番目の
スイッチ2A1Cのb(1≦b≦s)番目の出力端子2
A1Cboは、2段目のB(1≦B≦S)番目のスイッ
チ2A2Bのc(1≦c≦t)番目の入力端子2A2B
ciと信号線57によって接続しており、このスイッチ
2A2Bのf(1≦f≦u)番目の出力端子2A2Bf
oは、3段目のF(1≦F≦U)番目のスイッチ2A3
Fのb番目の入力端子2A3Fbiと信号線58によっ
て接続されている。
【0058】図1の2次スイッチグループ2の1番目の
スイッチグループ21を参照した場合には、スイッチグ
ループ21の1段目の1番目のスイッチ2111の各出
力端子1〜sは、2段目の1〜S番目のスイッチ212
1〜212Sの1番目の入力端子と接続されている。同
様に、2段目の1番目のスイッチ2121の出力端子1
〜uは、3段目のスイッチ2131〜213Uの1番目
の入力端子に接続されている。このように、2次スイッ
チグループ2にある各単体スイッチグループ内部の3段
構成のスイッチでも、各単体スイッチの出力端子は、次
段のスイッチの入力端子とクロス接続されている。
【0059】[2]動作の説明 次に、本発明の実施の形態の動作について、図面を参照
して詳細に説明する。
【0060】図1、及び図2において、多段スイッチ全
体の入力端子X(ただし、X≦M)と出力端子Y(ただ
し、Y≦N)を接続する要求があった場合について説明
する。
【0061】まず、経路の接続方法について説明する。
【0062】主制御部4で、接続要求を受信し、入力端
子Xが1次スイッチグループ1のK番目のスイッチ1K
の入力端子αに、出力端子Yが3次スイッチグループ3
のH番目のスイッチ3Hの出力端子βに相当することを
算出する。次に、メモリ部41のエリア411でスイッ
チ3Hの出力端子βの使用状態を検索し、その検索結果
で次のような処理を行う。
【0063】(1)スイッチ3Hの出力端子βが使用中
の場合には、β(またはY)と接続する多段スイッチの
入力端子を検索する。もし、検索した入力端子がXの場
合には、接続要求のあった経路が既に接続されているた
め、“既に接続中”とする。もし、検索した入力端子が
Xと異なる場合には“接続不可”とする。
【0064】(2)スイッチ3Hの出力端子βが未使用
中の場合には、主制御部4は、メモリ部41のエリア4
11で1次スイッチグループ1のスイッチ1Kの出力端
子1〜rの使用状態を1番目の出力端子から検索する。
【0065】例えば、スイッチ1Kの1〜a−1番目の
出力端子が使用中で、a番目の出力端子1Kaoが未使
用の場合には、次に、出力端子βが属する3次スイッチ
グループ3のスイッチ3Hと接続している2次スイッチ
グループ2のスイッチグループ2Aのh番目の出力端子
2Ahoの使用状態を検索する。
【0066】もし、出力端子2Ahoが使用中の場合に
は、スイッチ1Kのb(a<b)番目の出力端子1Kb
oの使用状態を検索し、この出力端子1Kboが未使用
中の場合には、次に、スイッチ3Hと接続しているスイ
ッチグループ2Bのh番目の出力端子2Bhoの使用状
態を検索する。使用可能な1次スイッチの出力端子と2
次スイッチの出力端子が見つかるまで上記の処理を繰り
返す。
【0067】もし、出力端子2Ahoが未使用中の場合
には、次に、スイッチグループ2A内で設定可能な経路
を検索する。図3において、入力端子2Akiが属する
スイッチグループ2Aの1段目のC番目のスイッチ2A
1Cの1〜s番目の出力端子の使用状態を1番目の出力
端子から検索する。
【0068】例えば、スイッチ2A1Cの1〜b−1番
目の出力端子が使用中で、b番目の出力端子2A1Cb
oが未使用中の場合には、次に、出力端子2Ahoが属
する3段目のスイッチ2A3Fと接続している2段目の
スイッチ2A2Bのf番目の出力端子2A2Bfoの使
用状態を検索する。
【0069】もし、出力端子2A2Bfoが使用中の場
合には、スイッチ2A1Cのb+1番目の出力端子2A
1C(b+1)oの使用状態を検索し、この出力端子2
A1C(b+1)oが未使用中の場合には、出力端子2
Ahoが属する3段目のスイッチ2A3Fと接続してい
る2段目のスイッチ2A2(B+1)のf番目の出力端
子2A(B+1)foの使用状態を検索する。使用可能
な1段目、2段目の出力端子が見つかるまで前記の操作
を繰り返す。
【0070】一方、出力端子2A2Bfoが未使用中の
場合には、1次スイッチグループ1のスイッチ1Kの入
力端子1Kαiと出力端子1Kao、2次スイッチグル
ープ2のスイッチグループ2Aの1段目のスイッチ2A
1Cの入力端子2Akiと出力端子2A1Cbo、2段
目のスイッチ2A2Bの入力端子2A2Bciと出力端
子2A2Bfo、3段目のスイッチ2A3Fの入力端子
2A3Fbiと出力端子2Aho、3次スイッチグルー
プ3のスイッチ3Hの入力端子3Haiと出力端子3H
βo、を接続することにより、多段スイッチの入力端子
Xと出力端子Yを接続する経路が確保できたため、前記
した入力端子と出力端子を接続する命令を各段の各単体
スイッチのスイッチ制御部へ送信する。
【0071】具体的には、スイッチ1Kのスイッチ制御
部1K2に対して、入力端子1Kαiと出力端子1Ka
oの接続命令を、スイッチ2A1Cのスイッチ制御部2
A1C2に対して、入力端子2AKiと出力端子2A1
Cboの接続命令を、スイッチ2A2Bのスイッチ制御
部2A2B2に対して、入力端子2A2Bciと出力端
子2A2Bfoの接続命令を、スイッチ2A3Fのスイ
ッチ制御部2A3F2に対して、入力端子2A3Fbi
と出力端子2Ahoの接続命令を、スイッチ3Hのスイ
ッチ制御部3H2に対して、入力端子3Haiと出力端
子3Haβの接続命令を、送信する。
【0072】各単体スイッチでは、主制御部4から受信
した接続命令に従って、経路の接続を実行し、入力端子
と出力端子を正常に接続できた場合には、“正常終了”
したことを主制御部4へ返送する。
【0073】“正常終了”を受け取った主制御部4は、
メモリ部41のエリア411に、多段スイッチの入力端
子Xと出力端子Yの接続情報として、前記の5個のスイ
ッチのスイッチ番号と各単体スイッチの入力端子番号と
出力端子番号を格納する。
【0074】また、主制御部4と各単体スイッチのスイ
ッチ制御部を接続する制御線が切断された場合、あるい
は、各単体スイッチのスイッチ制御部がリセットされた
場合には、主制御部4のメモリ部41のエリア411に
格納された接続情報と各単体スイッチの接続状態を一致
させるために、主制御部4は、主制御部4と各単体スイ
ッチのスイッチ制御部の通信が復旧した後に、メモリ部
41のエリア411の接続情報を各単体スイッチのスイ
ッチ制御部へオーバーライトする。
【0075】そして、オーバーライトの接続命令を主制
御部4から受信した各単体スイッチのスイッチ制御部
は、スイッチ部の接続状態を接続命令に従って変更す
る。
【0076】本発明の実施の形態においては、多段スイ
ッチ全体の入力端子と出力端子の接続要求があった場合
に、(i)前記の多段スイッチを構成する各単体スイッ
チのスイッチ部で設定可能な経路の検索処理を実行する
前、及び(ii)メモリ部に格納された接続情報を各単体
スイッチのスイッチ部にオーバーライトする前に、メモ
リ部に格納された接続情報と全ての単体スイッチのスイ
ッチ部の接続状態が一致していることを確認する。
【0077】例えば、図乃至図において、M×Nの
スイッチサイズの多段スイッチに、(a)前記の入力端
子Xと出力端子Yを接続する経路のみが存在している状
態で、入力端子X1と出力端子Y1を接続する要求があ
った場合、または、(b)主制御部4と多段スイッチを
構成する各単体スイッチのスイッチ制御部の通信障害が
復旧し、メモリ部41のエリア411の接続情報を各単
体スイッチのスイッチ部にオーバーライトする場合につ
いて説明する。
【0078】主制御部4は、入力端子X1と出力端子Y
1を接続する経路を検索する前に、またはメモリ部41
のエリア411の接続情報に従ったオーバーライトの接
続命令を各単体スイッチのスイッチ制御部に送信する前
に、1次スイッチグループの1番目のスイッチ11のス
イッチ制御部112にスイッチ部111の1〜r番目の
各出力端子と接続している入力端子番号を検索し、検索
結果を返送する命令を送信し、主制御部4は、スイッチ
制御部112から受信した検索結果を、メモリ部41の
エリア412に格納する。
【0079】同様に、主制御部4は、1次スイッチグル
ープに属するP個の単体スイッチ、2次スイッチグルー
プの1段目に属するT×R個の単体スイッチ、2段目に
属するS×R個の単体スイッチ、3段目に属するU×R
個の単体スイッチ、及び、3次スイッチグループに属す
るQ個の単体スイッチ、の全てに対して、各単体スイッ
チのスイッチ部の接続状態を検索し、検索結果を返送す
る命令を送信し、受信した検索結果をメモリ部41のエ
リア412に格納する。
【0080】上記の例では、前記入力端子Xと出力端子
Yを接続する経路のみが存在するため、図1乃至図3に
示すように、各単体スイッチのスイッチ部から読み出し
た接続状態は、スイッチ1Kで入力端子1K1αと出力
端子1Kaoを接続中、スイッチ2A1Cで入力端子2
Akiと出力端子2A1Cboを接続中、スイッチ2A
2Bで入力端子2A2Bciと出力端子2A2Bfoを
接続中、スイッチ2A3Fで入力端子2A3Fbiと出
力端子2Ahoを接続中、スイッチ3Hで入力端子3H
aiと出力端子3Hβoを接続中、という情報になって
いる。
【0081】主制御部4は、上記接続情報に対し、ま
ず、3次スイッチのスイッチ3Hの出力端子3Hβo
多段スイッチ全体の出力端子Yに相当すること(Y=
(H−1)×n+β)を検索し、スイッチ3Hの接続状
態から出力端子3Hβoは入力端子3Haiと接続中で
あることを読み出す。
【0082】次に、スイッチ3Hの入力端子3Haiは
2次スイッチグループのスイッチ2Aの出力端子2A
hoと論理的に接続することを検索し、出力端子2Ah
oは2次スイッチグループの3段目のスイッチ2A3F
の出力端子2Ahoに相当することを検索する。
【0083】次に、スイッチ2A3Fの接続状態から出
力端子2Ahoは入力端子2A3Fbiと接続中である
ことを読み出し、入力端子2A3Fbiは2段目のスイ
ッチ2A2Bの出力端子2A2Bfoと論理的に接続す
ることを検索する。
【0084】次に、スイッチ2A2Bの接続状態から出
力端子2A2Bfoは入力端子2A2Bcと接続中であ
ることを読み出し、入力端子2A2Bcは1段目のスイ
ッチ2A1Cの出力端子2A1Cboと論理的に接続す
ることを検索する。
【0085】次に、スイッチ2A1Cの接続状態から出
力端子2A1Cboは入力端子2Akiと接続中である
ことを検索し、2次スイッチグループのスイッチグルー
プ2Aの入力端子2Akiは1次スイッチグループ1
スイッチ1Kの出力端子1Kaoと論理的に接続するこ
とを検索する。
【0086】次に、スイッチ1Kの接続状態から出力端
子1Kaoは入力端子1Kα1と接続中であることを検
索し、スイッチ1Kの入力端子1Kαiは多段スイッチ
全体の入力端子Xに相当すること(X=(K−1)×m
+α)を検索する。
【0087】以上の各単体スイッチのスイッチ部から読
み出した接続状態を基に検索した多段スイッチ全体の入
力端子Xと出力端子Yの接続情報をメモリ部41のエリ
ア412に格納し、予めメモリ部41のエリア411に
格納されている多段スイッチ全体の接続情報と比較し、
両者が一致していることをチェックする。
【0088】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0089】本発明の一実施例では、M本の入線とN本
の出線(ただし、M、Nは自然数)とを選択して接続す
るM×Nのスイッチサイズを持つ、3段スイッチについ
て説明する。
【0090】3段スイッチの各スイッチグループは、複
数の単体スイッチを備えており、さらにこれらの各単体
スイッチは複数の入力端子と複数の出力端子を備えてい
る。
【0091】図4に示す3段スイッチの例では、3段の
スイッチのスイッチ部は、1次スイッチグループ1に属
するm本の入線とr本の出線(ただし、m、nは自然
数、m≦M)とを選択して接続するm×rのスイッチサ
イズを持つP個の単体スイッチP(ただし、P=M/
m)と、2次スイッチグループ2に属するp本の入線と
q本の出線(ただし、p、qは自然数)とを選択して接
続するR個のスイッチグループと、3次スイッチグルー
プ3に属するr個の入線とn個の出線(ただし、r、n
は自然数、n≦N)とを選択して接続するQ個の単体ス
イッチ(ただし、Q=N/n)と、1次スイッチ、2次
スイッチ、3次スイッチの経路接続を制御する主制御部
4と、を備えて構成されている。
【0092】主制御部4は、各単体スイッチの接続状態
を格納するメモリ部41を備えており、メモリ部41は
3段スイッチの接続情報を格納するエリア411と、各
単体スイッチのスイッチ部から読み出した接続状態を格
納するエリア412に分かれる。
【0093】各単体スイッチグループに属する単体スイ
ッチは、複数の入力端子の1つと、複数の出力端子の1
つとを接続するスイッチ部と、前記スイッチ部を制御す
るスイッチ制御部を備えている。
【0094】例えば、図5を参照すると、1次スイッチ
1Kは1次スイッチグループ1に属し、この1次スイッ
チ1K内には、スイッチ部1K1とスイッチ制御部1K
2とを備えている。
【0095】同様にして、2次スイッチ2A、2Rは、
2次スイッチグループ2に属し、スイッチ部2A1、2
R1とスイッチ制御部2A2、2R2をそれぞれ備えて
いる。3次スイッチ3H、3Qも同様に、スイッチ部3
H1、3Q1とスイッチ制御部3H2、3Q2をそれぞ
れ備えている。
【0096】1次スイッチ1Kのスイッチ制御部1K2
は、主制御部4と制御線62によって接続されている。
同様にして、図5に示すように、他の単体スイッチのス
イッチ制御部も主制御部と制御線によって接続されてい
る。
【0097】次に、各単体スイッチの入力端子と出力端
子の接続形態について、図6を参照して説明する。
【0098】1次スイッチグループ1のK(1≦K≦
P)番目のスイッチ1Kのa(1≦a≦r)番目の出力
端子1Kaoは、2次スイッチグループ2のA(1≦A
≦R)番目にあるスイッチ2Aのk(1≦k≦p)番目
の入力端子2Akiと信号線51によって接続されてお
り、このスイッチ2Aのh(1≦h≦q)番目の出力端
子2Ahoは、3次スイッチグループ3のH(1≦H≦
Q)番目のスイッチ3Hのa(1≦a≦r)番目の入力
端子3Haiと信号線53によって接続されている。
【0099】また、スイッチ2Aのk(1≦k≦q)番
目の出力端子2Akoは3次スイッチグループ3のK番
目のスイッチ3Kのa番目の入力端子3Kaiと信号線
54によって接続されている。
【0100】また、スイッチ1Kのb(1≦b≦r)番
目の出力端子1Kboは、2次スイッチグループ2のB
(1≦B≦R)番目のスイッチ2Bのk番目の入力端子
2Bkiと信号線52によって接続されている。
【0101】また、スイッチ2Bのh番目の出力端子2
Bhoは、スイッチ3Hのb番目の入力端子3Hbiと
信号線55によって接続されており、スイッチ2Bのk
番目の出力端子2Bkoは、スイッチ3Kのb番目の入
力端子3Kbiと信号線56によって接続されている。
【0102】したがって、図4を参照した場合には、1
次スイッチグループ1の1番目のスイッチ11の各出力
端子1〜rは、2次スイッチグループ2の1〜r番目の
スイッチ21〜2Rの1番目の入力端子と接続されてい
る。
【0103】同様にして、2次スイッチグループ2の1
番目のスイッチ21の出力端子1〜qは、3次スイッチ
グループ3にあるスイッチ31〜3Qの1番目の入力端
子に接続されている。このように、各単体スイッチの出
力端子は、次段のスイッチの入力端子とクロス接続され
ている。
【0104】次に、本発明の実施例の動作について、図
面を参照して詳細に説明する。
【0105】図4、及び図6において、3段スイッチ全
体の入力端子X(ただし、X≦M)と出力端子Y(ただ
し、Y≦N)を接続する要求があった場合について説明
する。
【0106】まず、経路の接続方法について説明する。
【0107】主制御部4で、接続要求を受信し、入力端
子Xが1次スイッチグループ1のK番目のスイッチ1K
の入力端子αに、出力端子Yが3次スイッチグループ3
のH番目のスイッチ3Hの出力端子βに相当することを
算出する。次に、メモリ部41のエリア411でスイッ
チ3Hの出力端子βの使用状態を検索し、その検索結果
で次のような処理を行う。
【0108】(1)スイッチ3Hの出力端子βが使用中
の場合には、β(またはY)と接続する多段スイッチの
入力端子を検索する。もし、検索した入力端子がXの場
合には接続要求のあった経路が既に接続されているた
め、“既に接続中”とする。もし、検索した入力端子が
Xと異なる場合には“接続不可”とする。
【0109】(2)スイッチ3Hの出力端子βが未使用
中の場合には、主制御部4は、メモリ部41のエリア4
11で1次スイッチグループ1のスイッチ1Kの出力端
子1〜rの使用状態を1番目の出力端子から検索する。
【0110】例えば、スイッチ1Kの1〜a−1番目の
出力端子が使用中で、a番目の出力端子1Kaoが未使
用の場合には、次に、出力端子βが属する3次スイッチ
グループ3のスイッチ3Hと接続している2次スイッチ
グループ2のスイッチ2Aのh番目の出力端子2Aho
の使用状態を検索する。
【0111】もし、出力端子2Ahoが未使用中の場合
には、1次スイッチグループ1のスイッチ1Kの入力端
子1Kαiと出力端子1Kao、2次スイッチグループ
2のスイッチ2Aの入力端子2Akiと出力端子2Ah
o、3次スイッチグループ3のスイッチ3Hの入力端子
3Haiと出力端子3Hβo、を接続することにより、
3段スイッチの入力端子Xと出力端子Yを接続する経路
が確保できるため、前記の入力端子と出力端子を接続す
る命令を各単体スイッチのスイッチ制御部へ送信する。
各単体スイッチでは要求のあった経路の接続を実行し、
入力端子と出力端子を正常に接続できた場合には、“正
常終了”したことを主制御部4へ返送する。“正常終
了”を受け取った主制御部4は、メモリ部41のエリア
411に、設定した接続情報を保存する。
【0112】一方、スイッチ2Aの出力端子2Ahoが
使用中の場合には、スイッチ1Kのb(a<b)番目の
出力端子1Kboの使用状態を検索し、この出力端子が
未使用中の場合には、次に、スイッチ3Hと接続してい
るスイッチ2Bのh番目の出力端子2Bhoの使用状態
を検索する。使用可能な1次スイッチの出力端子と2次
スイッチの出力端子が見つかるまで上記の操作を繰り返
す。
【0113】また、主制御部4と各単体スイッチのスイ
ッチ制御部とを接続する制御線が切断された場合、また
は、各単体スイッチのスイッチ制御部がリセットされた
場合には、主制御部4のメモリ部41のエリア411に
格納された接続情報と各単体スイッチの接続状態を一致
させるために、主制御部とスイッチ制御部の通信復旧後
に、メモリ部の接続情報を各単体スイッチへオーバーラ
イトする。オーバーライトの接続命令を主制御部4から
受信した各単体スイッチのスイッチ制御部は、スイッチ
部の接続状態を接続命令に従って変更する。
【0114】本発明の一実施例では、3段スイッチ全体
の入力端子と出力端子の接続要求があった場合に、前記
の3段スイッチを構成する各単体スイッチのスイッチ部
で設定可能な経路の検索処理を実行する前、及びメモリ
部に格納された接続情報を各単体スイッチのスイッチ部
にオーバーライトする前に、メモリ部に格納された接続
情報と全ての単体スイッチのスイッチ部の接続状態が一
致していることを確認する。
【0115】例えば、図4乃至図6において、M×Nの
スイッチサイズの3段スイッチに、前記の入力端子Xと
出力端子Yを接続する経路のみが存在している状態で、
入力端子X1と出力端子Y1を接続する要求があった場
合、または、主制御部4と多段スイッチを構成する各単
体スイッチのスイッチ制御部の通信障害が復旧し、メモ
リ部41のエリア411の接続情報を各単体スイッチの
スイッチ部にオーバーライトする場合について説明す
る。
【0116】主制御部4は、入力端子X1と出力端子Y
1を接続する経路を検索する前に、またはメモリ部41
のエリア411の接続情報に従ったオーバーライトの接
続命令を各単体スイッチのスイッチ制御部に送信する前
に、1次スイッチグループの1番目のスイッチ11のス
イッチ制御部112にスイッチ部111の1〜r番目の
各出力端子と接続している入力端子番号を検索し、検索
結果を返送する命令を送信し、主制御部4は、スイッチ
制御部112から受信した検索結果を、メモリ部41の
エリア412に格納する。
【0117】同様に、主制御部4は、1次スイッチグル
ープに属するP個の単体スイッチ、2次スイッチグルー
プ2に属するR個の単体スイッチ、及び3次スイッチグ
ループ3に属するQ個の単体スイッチ全てに対して、各
単体スイッチのスイッチ部の接続状態を検索し、検索結
果を返送する命令を送信し、受信した検索結果をメモリ
部41のエリア412に格納する。
【0118】上記の例では前記の入力端子Xと出力端子
Yを接続する経路のみが存在するため、図4乃至図6に
示すように、各単体スイッチのスイッチ部から読み出し
た接続状態は、スイッチ1Kで入力端子1K1αと出力
端子1Kaoを接続中、スイッチ2Aで入力端子2Ak
iと出力端子2Ahoを接続中、スイッチ3Hで入力端
子3Haiと出力端子3Haβを接続中、という情報に
なっている。
【0119】主制御部4は、前記の接続情報に対し、ま
ず、3次スイッチのスイッチ3Hの出力端子3Haβが
多段スイッチ全体の出力端子Yに相当すること(Y=
(H−1)×n+β)を検索し、スイッチ3Hの接続状
態から出力端子3Hβoは入力端子3Haiと接続中で
あることを読み出す。
【0120】次に、スイッチ3Hの入力端子3Haiは
2次スイッチグループのスイッチ2Aの出力端子2Ah
oと論理的に接続することを検索し、スイッチ2Aの接
続状態から出力端子2Ahoは入力端子2Akiと接続
中であることを検索する。
【0121】次に、スイッチ2Aの入力端子2Akiは
1次スイッチのスイッチ1Kの出力端子1Kaoと論理
的に接続することを検索し、スイッチ1Kの接続状態か
ら出力端子1Kaoは入力端子1Kα1と接続中である
ことを検索し、スイッチ1Kの入力端子1Kαiは多段
スイッチ全体の入力端子Xに相当すること(X=(K−
1)×m+α)を検索する。
【0122】以上の各単体スイッチのスイッチ部から読
み出した接続状態を基に検索した3段スイッチ全体の入
力端子Xと出力端子Yの接続情報をメモリ部41のエリ
ア412に格納し、予めメモリ部41のエリア411に
格納されている多段スイッチ全体の接続情報と比較し、
両者が一致していることをチェックする。
【0123】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下
記記載の効果を奏する。
【0124】(1)本発明の第1の効果は、多段スイッ
チの接続情報チェック方式において、メモリ部に格納さ
れた多段スイッチ全体の接続情報と、各単体スイッチの
スイッチ部に設定された接続状態が一致しない状態で、
多段スイッチの入力端子と出力端子を接続する要求があ
った場合に、各単体スイッチに設定されている接続経路
を切断してしまうことを防ぐ、ことができる、というこ
とである。
【0125】その理由は、本発明においては、新たな経
路接続の要求があった場合に、経路接続の処理を実行す
る前に、予めメモリ部に格納された多段スイッチの接続
情報と各単体スイッチの接続状態が一致していることを
確認できる、ためである。
【0126】(2)本発明の第2の効果として、主制御
部と各単体スイッチのスイッチ制御部を接続する制御線
が切断された場合、または、各単体スイッチのスイッチ
制御部がリセットされた場合には、メモリ部に格納され
た接続情報と各単体スイッチのスイッチ部の接続状態を
一致させるため、主制御部とスイッチ制御部の通信復旧
後に主制御部のメモリ部の接続情報を各単体スイッチに
オーバーライトするが、本発明の多段スイッチの接続デ
ータチェック方式は、メモリ部に格納された多段スイッ
チ全体の接続情報と、各単体スイッチのスイッチ部に設
定された接続状態が一致しない状態で、接続情報のオー
バーライトによって各単体スイッチに設定されている接
続経路を切断してしまうことを防ぐ、ことができる、と
いうことである。
【0127】その理由は、本発明においては、主制御部
とスイッチ制御部との通信復旧により、オーバーライト
が起動する前に、予めメモリ部に格納された多段スイッ
チの接続情報と各単体スイッチの接続状態が一致してい
ることを確認できるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の信号線の接続を説明する
ための図である。
【図2】本発明の実施の形態の詳細な構成を説明するた
めの図である。
【図3】本発明の実施の形態の詳細な構成を説明するた
めの図である。
【図4】本発明の一実施例の信号線の接続を示した図で
ある。
【図5】本発明の一実施例の制御線の接続について説明
するための図である。
【図6】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図7】従来の方式の信号線の接続について説明するた
めの図である。
【図8】従来方式の制御線の接続について説明するため
の図である。
【図9】従来方式の詳細な構成を示す図である。
【符号の説明】
1 1次スイッチグループ 2 2次スイッチグループ 3 3次スイッチグループ 4 主制御部 11、1K、1P 1次スイッチ 21、2A、2R、2B 2次スイッチ 31、3H、3Q、3K 3次スイッチ 41 メモリ部 411、412 メモリ部のエリア 51、52、53、54、55、56 信号線 61、62、63、64、65、66、67、68、6
9、70、71 制御線 111、1K1、1P1 1次スイッチのスイッチ部 211、2A1、2R1、2B1 2次スイッチのスイ
ッチ部 311、3H1、3Q1、3K1 3次スイッチのスイ
ッチ部 112、1K2、1P2 1次スイッチのスイッチ制御
部 212、2A2、2R2、2B2 2次スイッチのスイ
ッチ制御部 312、3H2、3Q2、3K2 3次スイッチのスイ
ッチ制御部 113、1K3、1P3 1次スイッチのスイッチメモ
リ部 213、2A3、2R3、2B3 2次スイッチのスイ
ッチメモリ部 313、3H3、3Q3、3K3 3次スイッチのスイ
ッチメモリ部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】M本の入線とN本の出線(ただし、M、N
    は自然数)とを選択して接続するM×Nのスイッチサイ
    ズを持ち、S段(ただし、Sは自然数)の段数から構成
    され、各単体スイッチ間が一定の規則に基づいて、前段
    のK(ただし、Kは自然数)番目のスイッチの各出力端
    子1〜P(ただし、Pは自然数)が、次段の1〜P番目
    のスイッチのK番目の入力端子と固定的にクロス接続さ
    れている多段スイッチのスイッチ部と、 この各単体スイッチと多段スイッチの接続情報を格納す
    るメモリ部と、 前記多段スイッチに対して入力端子番号aと出力端子番
    号b(ただし、a≦M、b≦N)を接続する経路接続の
    要求があった場合に、前記メモリ部の内容に基づき、各
    単体スイッチの入力端子番号と出力端子番号の使用状態
    を検索し、接続可能な多段スイッチの接続経路を検索
    し、その検索結果に基づき、各単体スイッチのスイッチ
    制御部に、接続命令を送信し、各単体スイッチのスイッ
    チ制御部から経路接続の実行結果を受信し、その実行結
    果に基づいて、前記メモリ部に格納された接続情報を更
    新する主制御部と、 更に、前記スイッチサイズM×Nの多段スイッチは、m
    S本の入線とnS本の出線(ただし、mS、nSは自然数)
    とを選択して接続するmS×nS(ただし、mS≦M、nS
    ≦N)のスイッチサイズを持つスイッチで多段構成さ
    れ、 各単体スイッチは、前記スイッチサイズmS×nSのスイ
    ッチ部と、スイッチ部の接続情報を管理し、前記主制御
    部と接続された制御線を通して、前記主制御部からの接
    続命令の受信、接続結果の送信を行うスイッチ制御部か
    ら構成される多段構成のスイッチにおいて、 各単体スイッチのスイッチ制御部は、スイッチ部の出力
    端子番号nSと接続している入力端子番号mSを検索し、
    スイッチ部の全ての出力端子について接続している入力
    端子番号を検索し、その検索結果を各単体スイッチの接
    続情報とし、 前記主制御部は、M×Nの多段スイッチを構成する各単
    体スイッチの前記接続状態を全ての単体スイッチのスイ
    ッチ制御部から読み出し、c段目(ただし、c≦S−
    1)のスイッチの出力端子と、c+1段目のスイッチの
    入力端子番号が論理的に接続可能であることを利用し
    て、前記各単体スイッチの接続状態から多段スイッチの
    出力端子番号bと接続している多段スイッチの入力端子
    番号aと多段スイッチの接続経路を検索し、 多段スイッチの全ての出力端子について、接続している
    入力端子番号と接続経路の検索処理を繰り返し、検索結
    果を基に、多段スイッチ全体の接続情報を生成し、 各単体スイッチの接続状態から検索、生成した前記の多
    段スイッチ全体の接続情報と、予め前記メモリ部に格納
    されていた多段スイッチ全体の接続情報を比較する、 ことを特徴とする、多段スイッチの接続情報チェック方
    式。
  2. 【請求項2】M本の入線とN本の出線(ただし、M、N
    は自然数)とを選択して接続するM×Nのスイッチサイ
    ズを持ち、S段(ただし、Sは自然数)の段数から構成
    され、各単体スイッチ間が一定の規則に基づいて、固定
    的にクロス接続されている多段スイッチにおいて、 各単体スイッチと多段スイッチの接続情報を格納するメ
    モリ部に格納された多段スイッチ全体の接続情報と、各
    単体スイッチのスイッチ部の接続状態とを検索し、前記
    多段スイッチのc段目(ただし、c≦S−1)のスイッ
    チの出力端子とc+1段目のスイッチの入力端子が論理
    的に接続されることを利用して、前記検索結果から多段
    スイッチ全体の接続情報を生成し、記生成した多段ス
    イッチの接続情報と予め前記メモリ部に格納されている
    接続情報を比較し、これにより、各単体スイッチに設定
    されている接続経路を誤って切断してしまうことを防
    ぐ、ようにしたことを特徴とする、多段スイッチの接続
    情報チェック方式。
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