JP2917332B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2917332B2
JP2917332B2 JP30866089A JP30866089A JP2917332B2 JP 2917332 B2 JP2917332 B2 JP 2917332B2 JP 30866089 A JP30866089 A JP 30866089A JP 30866089 A JP30866089 A JP 30866089A JP 2917332 B2 JP2917332 B2 JP 2917332B2
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浩治 松下
好伸 原
和義 原
正安 芳賀
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は画像形成装置に関し、特に空間的又は時間的
に近接して位置する原稿又は画像情報に基づいてそれら
の画像を一工程で転写材の両面に形成し、若しくはそれ
らの合成画像を形成できる画像形成装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来から、静電潜像を現像して顕像を形成する感光体
と、感光体上の顕像を転写可能な転写ベルトとを備え、
複数の顕像を転写ベルト上に重ねて転写することによっ
て合成画像を形成し、これを転写材に再転写するように
した画像形成装置は知られている。
また、感光体と転写ベルトの間の転写部を通るように
転写紙の搬送経路を配置し、第1の画像を転写ベルトに
転写し、この転写ベルト上の画像と同期して感光体上に
第2の画像を形成し、これらの画像と同期して転写材を
転写部に送り込むことによって転写材を搬送経路に1回
通すだけで転写材の両面に同時に画像を形成するように
したものも知られている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上記いずれの画像形成装置においても、第
1の画像と第2の画像の間で転写ベルトを1周回転させ
なければならず、従って第1の画像と第2の画像の元と
なる原稿や画像情報が空間的又は時間的に近接して供給
される場合に、そのまま合成画像を形成したり、両面同
時に画像形成したりできず、それぞれ分離して画像形成
する必要があるという問題があった。
例えば、複写機において、本を開いた状態でその両側
の頁を用紙の両面に複写する場合には、片側の頁づつ原
稿のスキャンを行い、1回目のスキャン画像を転写ベル
トに転写し、2回目のスキャン画像と同期して転写材を
送り込むことによって両面複写することができるが、本
を開いたまま両面頁を1回でスキャンして転写材の両面
に一工程で複写することはできないため、複写に手間と
時間を要するという問題があった。又、2葉分の画像情
報を用紙の両面に印刷する場合も同様の問題があった。
また、複写機で合成画像を形成する場合にも、合成す
べき画像の第1の原稿をスキャンしてその画像を転写ベ
ルトに転写し、次に第2の原稿をスキャンしてその画像
を転写ベルトに上記画像に重ねて転写し、これを転写材
に再転写する必要があり、合成すべき両原稿を並列して
配置しておいて1回のスキャンで合成画像を形成するこ
とはできないため、手間と時間を要するという問題があ
り、又上記と同様に画像情報を合成して印刷する場合も
同様の問題があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、空間的又は時間的
に近接して位置する原稿又は画像情報に基づいてそれら
の画像を一工程で転写材の両面に形成し、若しくはそれ
らの合成画像を形成できる画像形成装置の提供を目的と
する。
(課題を解決するための手段) 本発明の画像形成装置は、上記目的を達成するため、
表面に顕像を担持する像担持体、この像担持体に略当接
可能に配置されて像担持体上の顕像を転写可能な転写ベ
ルトと、像担持体と転写ベルトとの間を転写材が像担持
体の一部に転写可能に略当接して通過するように配設さ
れた転写材の搬送経路と、像担持体に転写ベルトを略当
接可能に支持する第1支持部材、この第1支持部材より
転写ベルトの移動方向下手で転写材が転写ベルトから転
写可能に略当接できるように転写ベルトを支持する第2
支持部材、および第1支持部材と第2支持部材との間で
転写ベルトが像担持体から迂回する迂回経路を通るよう
に転写ベルトを支持する第3支持部材を有する転写ベル
ト支持手段とを備えたことを第1の特徴とする。
また、表面に顕像を担持する像担持体、この像担持体
に少なくとも2箇所の位置で略当接可能に配置されて像
担持体上の顕像を転写可能な転写ベルトと、転写ベルト
と像担持体との前記各略当接位置間で転写ベルトが迂回
経路を通るように、かつその迂回経路の長さを変更可能
に前記転写ベルトを支持する転写ベルト支持手段と、像
担持体と転写ベルトの前記各略当接位置より転写ベルト
の移動方向下手位置で転写材が転写ベルトから転写可能
に略当接するように配設された転写材の搬送経路とを備
えたことを第2の特徴とする。
(作 用) 本発明の上記第1の特徴の構成によると、像担持体に
略当接可能に配置されて像担持体上の顕像を転写可能な
転写ベルトは、この略当接状態で像担持体上の顕像を転
写されることができ、この略当接を解除されることによ
り像担持体と転写ベルトとの間を転写材が像担持体の一
部に転写可能に略当接して通過するように配設された転
写材の搬送経路にて通常の一面の画像形成が行われるこ
とを邪魔しない状態が得られる。第1支持部材は、転写
ベルトの上記像担持体に略当接可能に配置を実行可能に
し、第3支持部材は転写ベルトの移動方向の上手と下手
に位置する第1支持部材と第2支持部材との間で転写ベ
ルトが像担持体から迂回する迂回経路を通るように支持
することにより、第1、第2各支持部材が転写ベルトを
支持している部分の間では転写ベルトと転写材とが接触
せず、上手の第1支持部材による上記した像担持体との
略当接状態で転写ベルトの表面に顕像が転写されていて
も、これが同時搬送される転写材に触れることなく下手
にある第2支持部材の位置まで到達でき、しかも第1支
持部材位置で転写された先の顕像が第2支持部材位置に
到達するタイミングと、像担持体上の次の顕像が転写材
上に上記のように転写されて第2支持部材位置に到達す
るタイミングとに合わせて第2支持部材が転写ベルトを
転写材に転写できるように略当接させることで、像担持
体上に順次に形成される先の顕像は転写ベルトを介し、
後の顕像は直接同一転写材の表裏に転写して両面の画像
形成を形成することが、転写ベルトの一周未満の周回途
中で達成でき、開いた本の両側頁の原稿や2枚連続原稿
等の空間的に近接した第1と第2の原稿や、時間的に近
接した第1と第2の画像情報に基づき両面画像を形成す
るのに好適である。
また、本発明の第2の特徴の上記構成によると、転写
ベルトが像担持体に少なくとも2箇所で略当接可能に配
置されて像担持体上の顕像を転写可能であることによ
り、転写ベルトの上手での像担持体との略当接によって
先に形成された顕像の転写を受け、下手の略当接可能位
置に向かわせることができ、少なくとも2箇所の略当接
可能位置の間では転写ベルトと転写材とが接触せず、前
記した上手の略当接可能位置で転写ベルトの表面に顕像
が転写されていても、これが像担持体に触れることなく
そのまま下手の略当接可能位置に到達でき、しかも迂回
経路の長さに応じて上手の略当接可能位置で転写された
先の顕像が下手の略当接可能位置に到達するタイミング
と、像担持体上の次に形成された顕像が下手の略当接可
能位置に到達するタイミングとを対応させることがで
き、前記迂回経路の長さをこの迂回経路の長さを変更可
能に前記転写ベルトを支持する転写ベルト支持手段によ
り調節して上記タイミングを一致させることができるの
で、下手の略当接可能位置で略当接状態にすることによ
り、先の顕像の上に後の顕像を位置ずれなく転写される
ようにすることができ、像担持体と転写ベルトの前記各
略当接位置より転写ベルトの移動方向下手位置で転写材
が転写ベルトに転写可能に略当接するように配設された
転写材の搬送経路において、前記合成した顕像を転写材
の一面に転写し、像担持体上に順次に形成される先の顕
像と後の顕像とを転写ベルトの同一部分に順次に転写し
て合成し、これを転写材に再転写して合成画像を形成す
ることが、転写ベルトの一周未満の周回途中で達成で
き、開いた本の両側頁の原稿や2枚連続原稿等の空間的
に近接した第1と第2の原稿や、時間的に近接した第1
と第2の画像情報に基づき合成画像を形成するのに好適
である。
(実施例) 以下、本発明の各実施例を第1図〜第23図を参照しな
がら説明する。
第1図〜第8図に示す第1実施例において、1は原稿
を載置する原稿台ガラスである。2は原稿を照明する光
源、3は原稿の像を感光体ドラム5上に投影する移動型
の光学系である。4は光学系3に介装されたプリズムで
あり、光路中に介装した位置と退避した位置との間で移
動することによって、原稿の像を正像と鏡像に切換え
る。
感光体ドラム5の周囲には投影像の露光部から感光体
ドラム5の回転方向に、現像器6、転写チャージャ10、
感光体クリーナ7、イレーサ8及び帯電チャージャ9等
が配設されている。前記現像器6と感光体クリーナ7と
の間において、前記転写チャージャ10を間に挟んでその
両側の2箇所の位置で感光体ドラム5に対向するように
無端状の転写ベルト11が配設されている。この転写ベル
ト11の感光体ドラム5に対する対向部分は、感光体ドラ
ム5に略当接した位置と離間した位置との間で移動可能
に構成されている。また転写ベルト11と感光体ドラム5
の間に通紙経路が配置されている。
前記転写ベルト11は、第2図に示すように、導電性フ
ィラーとしてカーボンブラックを含む600μm厚のポリ
スチレン基材(電気抵抗106Ωcm以下)からなる導電層1
2の表面に、50μm厚のポリブチレン層(電気抵抗1014
Ωcm以上)からなる誘電体層13を形成した誘電体タイプ
のベルトにて構成されている。
前記転写ベルト11は、ローラ21、22、23、24、25、26
により回転駆動可能に支持されており、各ローラは導電
性で、接地されているのが望ましい。転写チャージャ10
の両側のローラ21、22は感光体ドラム5に対して近接・
離間可能に構成され、これらのローラ21、22の間に位置
するローラ23は、転写紙又はトナー像の長さに応じてこ
れらローラ21、22間の転写ベルト11の長さを変更できる
ように移動可能に構成されている。また、このローラ23
の移動による転写ベルト11の弛みを防止するためにロー
ラ25も移動する。前記ローラ23は転写ベルト11上のトナ
ー像と接触しないように転写ベルト11の側端部を支持し
ている。
転写ベルト11の周囲には、ローラ26の近傍で転写ベル
ト11に対向してベルト転写チャージャ14が、ローラ24の
近傍で転写ベルト11に対向してベルト転写チャージャ15
とベルトクリーナ16が配設されている。また、感光体ド
ラム5と転写ベルト11の間の通紙経路の給紙側には転写
紙20を所定のタイミングで送り込むレジスタローラ17が
配設され、排紙側には通紙経路を挟んで各々ヒータラン
プ19を内蔵した上部定着ローラ18aと下部定着ローラ18b
が配置されている。
前記ローラ23による転写ベルト11の支持機構の具体構
成例を示すと、第3図に示すように、転写ベルト11の両
側部に規則的に穴11bを形成した支持材11aを固着し、こ
の支持材11aを、第4図に示すように、ローラ23の両端
部に形成した大径部23aに巻回し、かつその外周に突設
された係止突起23bを前記穴11bに嵌入させて転写ベルト
11の幅方向の弛みを防止している。
また、このローラ23の移動機構の具体構成例を示す
と、第4図、第5図に示すように、ローラ23のローラ軸
23cの両端部に嵌合した軸受部材33を両側板34に形成し
たガイド溝35にて移動自在に支持するとともに、この軸
受部材33をステッピングモータ36にて駆動される送りね
じ37にて駆動するようにしている。
又、ローラ23による転写ベルト11の支持機構の別の具
体構成例としては、第6図に示すように、転写ベルト11
の両側部に断面三角形状の厚肉支持部11cを形成し、こ
の厚肉支持部11cをローラ23の両端部に形成したテーパ
ローラ部23dに巻回して支持するようにしてもよく、さ
らに第7図に示すように、転写ベルト11の両側部に厚肉
支持部11cを形成する代わりに、断面形状三角形状の支
持材11dを張付けてもよい。
次に、動作を説明する。原稿台ガラス1上に、本を開
いて載置したような所謂ブック物と呼ばれる原稿30が載
置され、この原稿30に対して移動型光学系3が図の右か
ら左に移動し、転写チャージャ9にて−600Vに帯電され
た感光体ドラム5上に、まず原稿30のA面部分の正像が
投影され、静電潜像が形成される。このときプリズム4
は光路中に介装された位置にある。次に、原稿30のB面
部分に光学系3が来たときにプリズム4は光路外に退避
し、感光体ドラム5上にB面部分の鏡像が投影され、静
電潜像が形成される。感光体ドラム5上の各々の潜像
は、現像バイアスが−150Vの現像器6でトナー現像され
る。
一方、ローラ21と22が感光体ドラム5と各々略当接す
る位置の間で、転写ベルト11上での距離と感光体ドラム
5上での距離の差が丁度転写紙20の長さと等しくなるよ
うにローラ23の位置が予め調整されており、転写ベルト
11はベルト転写チャージャ14にて−1000Vに帯電され
る。
次に、感光体ドラム5上のトナー像の転写動作を第8
図に基づいて説明する。まず、第8図(a)に示すよう
に、帯電された転写ベルト11はローラ21により感光体ド
ラム5に略当接され、原稿30のA面部分の正像が転写ベ
ルト11に転写される。このとき、ローラ22は転写ベルト
11が汚れないように感光体ドラム5から離間している。
次に、原稿30のB面部分の鏡像の先端がローラ21の部分
に来ると、第8図(b)に示すように、ローラ21は感光
体ドラム5から離間し、ローラ22が感光体ドラム5に略
当接され、またレジスタローラ17にて転写紙20の先端が
B面部分の鏡像の先端に一致するように転写紙20が給紙
される。その後、第8図(c)に示すように、転写紙20
が裏面から転写チャージャ10によりトナーと逆極性の電
荷が付与されて帯電され、感光体ドラム5上のB面のト
ナー像が転写紙20の表面に転写される。次に、転写紙20
の先端がローラ22の部分まで来ると、転写ベルト11上の
A面部分のトナー像の先端もローラ22の部分まで来る。
さらに、転写紙20の先端及び転写ベルト11上のA面部分
のトナー像の先端がベルト転写チャージャ15の部分まで
来ると、ベルト転写チャージャ15(−5kV)により転写
紙20はその表面からトナーと逆極性の電荷を付与されて
帯電し、転写紙20の裏面にA面部分のトナー像が転写さ
れる。かくして、転写紙20の表面にB面部分のトナー像
が、裏面にA面部分のトナー像が転写される。
トナー像を転写された転写紙20は、ローラ24の部分で
転写ベルト11から離れ、定着ローラ18a、18bによりトナ
ーの定着が行われて排出される。
以上の説明では、転写紙20の先端とA面部分のトナー
像を同期させているが、ローラ23を移動調整することに
よって転写紙20の側部にとじ代作り等も行うこともでき
る。
又、この実施例では、導電層12上に誘電体層13を設け
た誘電体タイプの転写ベルト11を用いた例を示したが、
誘電体層に代えて光導電体層を設けた光導電体タイプの
転写ベルトを用いることもできる。
次に、本発明の第2実施例を第9図及び第10図に基づ
いて説明する。尚、上記第1実施例で説明したものと同
一の構成要素については、同一の参照番号を付してその
動作を含めて説明を省略し、この第2実施例が第1実施
例と相違している点についてのみ説明する。
この第2実施例では、現像器6とローラ21の間に転写
前イレーサ31を配設して感光体ドラム5上のトナー像が
転写され易いようにし、また転写チャージャ10を無くし
ている。又、ベルトクリーナ16がローラ26の近傍に配置
され、さらにローラ21、22は感光体ドラム5に略当接し
た位置で固定配置されている。
次に、この実施例における感光体ドラム5上のトナー
像の転写動作を第10図に基づいて説明する。まず、第10
図(a)に示すように、帯電された転写ベルト11に原稿
30のA面部分の正像が転写されるのは第1実施例と同じ
である。次に、原稿30のB面部分の鏡像の先端がローラ
21の部分に来ると、第10図(b)に示すように、レジス
タローラ17にて転写紙20の先端がB面部分の鏡像の先端
に一致するように転写紙20が給紙され、トナーと逆極性
に帯電している転写ベルト11上に載置され、転写紙20が
ローラ21及び22の間の部分でこの転写紙20上にB面部分
の鏡像が転写される。このとき、感光体ドラム5の負の
電荷が転写前イレーサ31にて消されているので、トナー
と感光体ドラム5との静電吸着力が弱まり容易に転写さ
れる。次に、第10図(c)に示すように、転写紙20の先
端がローラ22の部分まで来ると、転写ベルト11上のA面
部分のトナー像の先端がローラ22の部分まで来る。その
後ベルト転写チャージャ15にてA面部分のトナー像が転
写紙20の裏面に転写される。
この第2実施例においても誘電体タイプの転写ベルト
11に代えて、光導電体タイプの転写ベルトを用いること
ができる。
次に、本発明の第3〜第5実施例を第11図〜第14図に
基づいて説明する。尚、上記各実施例で説明したものと
同一の構成要素については、同一の参照番号を付してそ
の動作を含めて説明を省略する。又、このことは以下の
実施例についても同様である。
上記第1、第2実施例は、転写ベルト11に第2図に示
す誘電体タイプのベルトを用いた例であるが、これら第
3〜第5実施例は、第11図に示すような半導体タイプの
ベルトを用いた場合の実施例である。
第11図において、転写ベルト41は、600μm厚のウレ
タンゴム基材(電気抵抗109〜1011Ωcm)からなる半導
体支持層42の表面に、20μm厚のポリテトラフルオルエ
チレン(電気抵抗1010〜1012Ωcm)からなる半導体層43
を形成した半導体タイプのベルトにて構成されている。
第12図に示す第3実施例は、基本構成が上記第1実施
例に対応するものであり、半導体タイプの転写ベルト41
への変更に対応して一部の構成が変更されている。第12
図において、ベルト転写チャージャ14を無くして、その
代わりにローラ21を導電性ブラシローラや導電性ゴムロ
ーラで構成し、転写用バイアス電源44に接続している。
この第3実施例の動作は、原稿30のA面部分のトナー
正像がローラ21の部分に来た時にローラ21に転写用バイ
アスが印加されてトナー像が転写ベルト41に転写される
点を除いて第1実施例と同様である。
第13図に示す第4実施例は、基本構成が上記第2実施
例に対応するものであり、第3実施例と同様に半導体タ
イプの転写ベルト41への変更に対応して、ベルト転写チ
ャージャ14の代わりにローラ21を転写用バイアス電源44
に接続しており、第2実施例との動作の相違点も第3実
施例の場合と同様である。
第14図に示す第5実施例は、第13図の第4実施例の変
形実施例であって、ローラ21と間隔をあけて感光体ドラ
ム5の近傍にもう1つのローラ27を設け、これらローラ
21、27間に転写チャージャ28を配置したものである。こ
の場合、ローラ21、27は必ずしも導電性である必要はな
い。この実施例の場合の転写動作は、転写チャージャ28
にて感光体ドラム5から転写ベルト41への及び転写紙20
へのトナー像の転写を行うこと以外は第2実施例及び第
4実施例の場合と同様である。
上記第3〜第5実施例においては、半導体から成る転
写ベルト41を用いた例を示したが、その転写ベルト41に
代えて誘電体から成る転写ベルトを用いることもでき
る。
次に、本発明の第6実施例を第15図〜第17図に基づい
て説明する。上記各実施例は転写ベルトに第2図に示す
誘電体タイプのベルトや第11図に示す半導体タイプのベ
ルトを用いた例であるが、この第6実施例は、第15図、
第16図に示すような光導電性タイプのベルトを用いた場
合の実施例である。
第15図において、転写ベルト51は、導電性支持体52上
に光導電体53の層を形成して構成されている。又、単層
の光導電体53の代わりに、第16図に示すように、導電性
支持体52上の電荷発生層54とその上に形成した電荷輸送
層55にて構成してもよい。
第17図に示す第6実施例は、基本構成が上記第2実施
例に対応するものであり、光導電性タイプの転写ベルト
51への変更に対応して、ローラ21、22の間にベルトイレ
ーサ56が配設されている。
又、この実施例ではローラ21は感光体ドラム5に略当
接した位置に配置されているが、ローラ22は感光体ドラ
ム5から離間した位置で通紙経路に臨むように配置され
るとともに、これらローラ21と22の間には通紙経路を形
成するガイド板57が配設されている。
この第6実施例の動作は、第2実施例の場合と同様で
あるが、ローラ21の部分で転写ベルト51上にA面部分の
トナー像が転写され、B面部分のトナー像が転写紙20の
表面に転写される。そして、A面部分のトナー像がロー
ラ22に到達する間に、ベルトイレーサ56にて転写ベルト
51の表面の電荷が消去されるため、ベルト転写チャージ
ャ15にて転写ベルト51上のA面部分のトナー像を転写紙
20の裏面に転写するときに容易に転写される。
尚、上記第1〜第5実施例においても、この第6実施
例と同様にローラ22を感光体ドラム5から離間した位置
でかつ通紙経路に臨む位置に配置することができる。例
えば、第13図に示した第4実施例に適用すると、第18図
に示す第7実施例の如く構成される。この第7実施例に
おける転写ベルト11は、600μm厚の導電層12の上に30
μm厚のポリブチレン層からなる誘電体層13を形成した
誘電体タイプのベルトが用いられている。
次に、本発明の第8実施例を第19図及び第20図に基づ
いて説明する。
上記第1〜第7実施例は、ブック物の原稿30から転写
紙20の両面に一工程で画像を形成する例を示したが、こ
の第8実施例は並列して配置された2枚の原稿の合成画
像を転写紙に形成する場合の実施例である。
第19図において、上記第1実施例の構成に対して、原
稿台ガラス1上に並列して載置した原稿60a、60bの正像
のみを感光体ドラム5上に投影するので、光学系3には
1枚のミラーが追加されてプリズム4は配置されていな
い。また、感光体ドラム5とローラ21、22の間には通紙
経路を設けず、ローラ24部分に近接して転写紙20の通紙
経路が配設されているとともに、ローラ21、22間の転写
チャージャ10を無くしかつベルト転写チャージャ15に代
えて通紙経路を挟んでローラ24と対向するようにベルト
転写チャージャ29が配設されている。また、ローラ21、
22の内、少なくとも転写ベルト11の回転方向上手側のロ
ーラ21が感光体ドラム5に対して接近離間可能に構成さ
れ、ベルトクリーナ16はローラ26の近傍に配置されてい
る。
次に、この実施例における転写動作を第20図に基づい
て説明する。まず、第20図(a)に示すように、原稿60
aのトナー像Aはローラ21の部分でベルト帯電チャージ
ャ14にて帯電された転写ベルト11に転写される。次に、
原稿60bのトナー像Bの先端がローラ21の部分に来る
と、第20図(b)に示すように、ローラ21は感光体ドラ
ム5から離間し、その後感光体ドラム5上のトナー像B
と転写ベルト11上のトナー像Aの先端が同時にローラ22
部分に到達し、第20図(c)に示すように、トナー像B
が転写ベルト11上に転写されて両トナー像A、Bが転写
ベルト11上で重ね合わされて合成され、その後これら合
成されたトナー像がローラ24の部分でベルト転写チャー
ジャ29にて転写紙20に転写され、転写紙20上に合成画像
が形成される。
この実施例においても誘電体タイプの転写ベルト11に
代えて光導電体タイプの転写ベルトを用いることができ
る。
次に、上記第8実施例の変形実施例である第9、第10
実施例を第21図、第22図に基づいて説明する。
第21図の第9実施例は、上記第3〜第5実施例の場合
と同様に転写ベルトとして半導体タイプの転写ベルト41
を用いた例であり、ベルト帯電チャージャ14の代わり
に、感光体ドラム5上のトナー像を転写ベルト41に転写
するため、ローラ21、22にそれぞれ転写用バイアス電源
44を接続してある。この実施例における転写動作は第8
実施例と同様である。尚、この実施例においても半導体
から成る転写ベルト41に代えて誘電体からなる転写ベル
トを用いることもできる。
第22図の第10実施例は、上記第6実施例の場合と同様
に転写ベルトとして光導電性タイプの転写ベルト51を用
いた例であり、ローラ24の転写ベルト51の回転方向上手
位置にベルトイレーサ56が配設されている。この実施例
においては、ベルト転写チャージャ29にて転写ベルト51
上のトナー像を転写紙20上に転写する前にベルトイレー
サ56にて転写ベルト51の表面電荷が消去されるため、転
写ベルト51から転写紙20への転写が容易に行われる。
尚、第8〜第10実施例の画像合成の場合に、現像器6
を複数配置して2つの原稿で色を異ならせることによっ
て、多色合成を行うようにしてもよいことは言うまでも
ない。
又、転写ベルトの感光体に対する略当接位置を3箇所
になる様転写ベルトを支持すれば3つの画像を合成する
ことも可能である。
次に、第1〜第7実施例に示した通紙経路と第8〜第
10実施例に示した通紙経路の両方の通紙経路を設けてお
いて、いずれかの通紙経路を選択することによって両面
画像と合成画像の形成を任意に選択して行えるようにし
た第11実施例を、第23図に基づいて説明する。
この第11実施例は、半導体タイプの転写ベルト41を用
いた場合の実施例であり、第21図の第9実施例を元にし
て構成されている。第23図において、ローラ21、22には
転写用バイアス電源44が接続され、ローラ24はローラ22
の斜め下方に離れて配置され、その転写ベルト41移動方
向上手側位置に合成画像形成用の給紙経路70が接続され
ている。又、71は両面画像形成用給紙カセット、72はそ
の給紙ローラ、73は合成画像形成用給紙カセット、74は
その給紙ローラ、75は搬送ローラ、76はレジストローラ
である。この実施例における動作は、両面画像と合成画
像を切換えることができるだけで、それぞれの動作は上
記実施例と同じである。
又、両面画像形成用の給紙カセット71又は合成画像形
成用給紙カセット73から給紙して、転写紙20の片面に単
一の画像を形成することも可能であり、さらに給紙カセ
ット71から給紙する場合には、感光体ドラム5と転写ベ
ルト41の何れから転写するかによって転写紙20の表面、
裏面の何れの面でも画像形成可能であり、フェイスアッ
プ、フェイスダウンのいずれの状態でも転写紙20を排出
することができる。
尚、第23図の実施例では半導体タイプの転写ベルト41
を用いた例を示したが、誘電体タイプや光導電性タイプ
の転写ベルトの場合にも同様に適用できることは言うま
でもない。
又、以上の各実施例において、高湿時には、転写紙20
の抵抗値が低くなり、転写効率が悪くなるため、転写ベ
ルト11、41、51の近傍に湿度計を取付け、その検出信号
に基づいて高湿時には、転写チャージャ10、ベルト転写
チャージャ14、ベルト転写チャージャ15、転写チャージ
ャ28、ベルト転写チャージャ29、転写用バイアス電源44
等により、転写ベルト11、41、51や転写紙20の帯電電位
を高くすることによって高湿時の転写不良を防止するよ
うにするのが好ましい。
上記実施例では、原稿複写の場合についてのみ説明し
たが、プリンタ等の画像形成装置においても、時間的に
近接又は連続した画像情報を転写紙の両面に一工程で印
刷したり、画像合成して印刷したりすることもできる。
又、上記実施例では像担持体として感光体ドラムを用
いる例を示したが、誘電体ドラムを用いても良い。
(発明の効果) 本発明の画像形成装置によれば、以上の説明から明ら
かなように、本発明の第1の特徴によれば、像担持体上
に形成される顕像を転写材に直接転写して画像を形成す
るのに加え、像担持体上に順次に形成される先の顕像は
転写ベルトを介し、後の顕像は直接同一転写材の表裏に
転写して両面の画像形成を形成することが、転写ベルト
の一周未満の周回途中で達成でき、開いた本の両側頁の
原稿や2枚連続原稿等の空間的に近接した第1と第2の
原稿や、時間的に近接した第1と第2の画像情報に基づ
き両面画像を形成するのに好適である。
また、本発明の第2の特徴によれば、像担持体上に順
次形成される先の顕像と後の顕像とを転写ベルトの同一
部分に順次に転写して合成し、これを転写材に再転写し
て合成画像を形成することが、転写ベルトの一周未満の
周回途中で達成でき、開いた本の両側頁の原稿や2枚連
続原稿等の空間的に近接した第1と第2の原稿や、時間
的に近接した第1と第2の画像情報に基づき合成画像を
形成するのに好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本発明の第1実施例を示し、第1図は
全体概略構成図、第2図は誘電体タイプの転写ベルトの
断面図、第3図は移動可能なローラによる転写ベルトの
支持構成例を示す斜視図、第4図は同平面図、第5図は
同ローラの移動機構の側面図、第6図は移動可能なロー
ラによる転写ベルトの他の支持構成例を示す正面図、第
7図は第6図の支持構成例の変形例における転写ベルト
の断面図、第8図(a)〜(c)は転写動作の説明図、
第9図及び第10図は本発明の第2実施例を示し、第9図
は全体概略構成図、第10図(a)〜(c)は転写動作の
説明図、第11図は半導体タイプの転写ベルトの断面図、
第12図〜第14図は本発明の第3〜第5実施例の要部の概
略構成図、第15図及び第16図は光導電性タイプの転写ベ
ルトの断面図、第17図は本発明の第6実施例の要部の概
略構成図、第18図は本発明の第7実施例の全体概略構成
図、第19図及び第20図は本発明の第8実施例を示し、第
19図は全体概略構成図、第20図(a)〜(c)は転写動
作の説明図、第21図及び第22図は本発明の第9、第10実
施例の要部の概略構成図、第23図は本発明の第11実施例
の全体概略構成図である。 5……感光体ドラム 10……転写チャージャ 11……誘電体タイプの転写ベルト 14……ベルト帯電チャージャ 15……ベルト転写チャージャ 20……転写紙 21〜26……ローラ 28……転写チャージャ 29……ベルト転写チャージャ 41……半導体タイプの転写ベルト 44……転写用バイアス電源 51……光導電性タイプの転写ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 和義 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (72)発明者 芳賀 正安 大阪府大阪市中央区安土町2丁目3番13 号 大阪国際ビル ミノルタカメラ株式 会社内 (56)参考文献 特開 昭60−156071(JP,A) 米国特許4688925(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/00 106 G03G 13/14 - 13/16 G03G 15/14 - 15/16 103

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に顕像を担持する像担持体、 この像担持体に略当接可能に配置されて像担持体上の顕
    像を転写可能な転写ベルトと、 像担持体と転写ベルトとの間を転写材が像担持体の一部
    に転写可能に略当接して通過するように配設された転写
    材の搬送経路と、 像担持体に転写ベルトを略当接可能に支持する第1支持
    部材、この第1支持部材より転写ベルトの移動方向下手
    で転写材が転写ベルトから転写可能に略当接できるよう
    に転写ベルトを支持する第2支持部材、および第1支持
    部材と第2支持部材との間で転写ベルトが像担持体から
    迂回する迂回経路を通るように転写ベルトを支持する第
    3支持部材を有する転写ベルト支持手段とを備えた ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】表面に顕像を担持する像担持体、 この像担持体に少なくとも2箇所の位置で略当接可能に
    配置されて像担持体上の顕像を転写可能な転写ベルト
    と、 転写ベルトと像担持体との前記各略当接位置間で転写ベ
    ルトが迂回経路を通るように、かつその迂回経路の長さ
    を変更可能に前記転写ベルトを支持する転写ベルト支持
    手段と、 像担持体と転写ベルトの前記各略当接位置より転写ベル
    トの移動方向下手位置で転写材が転写ベルトから転写可
    能に略当接するように配設された転写材の搬送経路とを
    備えた ことを特徴とする画像形成装置。
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