JP2912996B2 - 節電装置における制御回路 - Google Patents

節電装置における制御回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】タップの切り替え手法による
節電装置の作動における各種誤動作を防止するための制
御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の供給電源は、一般に、その電圧値
に変動幅を持っており(例、101V±6V)、よって
電気機器はこの様な変動に対応できるように入力電圧値
に許容幅(例、100V±10V)を設けているのが通
常である。従って、供給する電圧の変動をなくし安定し
た定電圧にすれば、許容幅の下限値寄りに電圧を低下さ
せても正常な作動が保障され、しかも電圧の低下に対応
して消費電力の節約が可能となる。
【0003】この様な節電装置の一つに、図2に例示す
る回路による装置がある。これは巻比がT1:T2のトラ
ンス3を用いた節電装置であり、トランスの一次側巻線
4と、二次側巻線6とを直列回路に配し、この回路に入
力電源Viを供給する際に、二次側巻線の両端の端子間
から所望の電圧値に変換された出力電圧Voを得る事が
できる。この場合、入力電圧Viと出力電圧Voとの間に
次の関係が成立する。 Vo=Vi・T2/(T2+T1) なお、一般には95Vの出力電圧に設定することが多く
みられる。
【0004】しかし入力電圧Viにはある程度の変動が
あり、よってこの変動に影響されずに一定の出力電圧を
得るためには、図3に示す様な節電装置1が用いられて
いる。これは先の図2に示した回路と基本的に同じなが
ら、二次側巻線6に切り替え可能なタップ7を設けたも
のである。そして、タップを切り替える事により巻線比
(T1:T2)を適宜に変えれば、これにより所望の出力
電圧を得る事ができる。具体的には、変換後の出力電圧
を監視し、入力電圧の変動にともなって出力電圧Vo
変動がおこれば、この電圧を所定の出力電圧に修正変換
できるタップに、スイッチ・コントローラーにより選択
的に切り替え制御することにより所定の出力電圧を維持
しているのである。
【0005】またこの節電装置には、一次側巻線4と二
次側巻線6の間に遮断スイッチ5が設けてあり、節電装
置に故障などがあった場合には、手動で二次側巻線6が
切り離せる様になっており、この場合は入力電圧Vi
そのまま出力電圧Voとなる。またさらに負荷Z側にシ
ョート等による過電流が流れた場合や、この節電装置に
不具合があった場合には、短絡スイッチ2を接続して、
一次側巻線4に並列に設けた短絡回路を継ぐことにより
一次側巻線4をも切り離す事ができ、この様に迂回せる
ことにより過電流事故などを防いでいる。
【0006】なおこの様な節電装置は上記の回路例に限
るものではなく、例えば図4に示す様な回路であって
も、同様に機能することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この様な節電
装置は、スイッチ部分の誤動作、故障などにより、2つ
のタップが短絡した状態のままになってしまうことがあ
る。この様にタップ間が短絡すると、図5に示す様に短
絡電流I3が流れる事となり、この短絡電流に対応した
電力が消費されてしまう。そのため出力電力は一定で
も、短絡回路で消費される電力分だけ入力電流が増加し
てしまう問題があった。
【0008】また逆に、全てのタップスイッチが開いた
状態になってしまうことがあり、この際には、二次側巻
線に電流が流れず、よって一次側巻線も電流が流れない
ので出力電圧が0Vとなって停電状態となってしまう。
この様な場合は手動或は自動の各種方法でいずれかのタ
ップスイッチを接続させ停電状態から復旧させるが、こ
の際、停電にともないスイッチの接点間には高電圧がか
かっているので放電、溶解など各種の接点不良を起こす
ことがある。
【0009】また出力電圧を所定の電圧値に変換してい
る場合に、入力電圧が予定した下限電圧値よりも下がり
過ぎることがあり、よってこの様なときにはいずれのタ
ップを選択しても所定の出力電圧を維持できない場合が
ある。
【0010】さらに負荷側の電気機器などにおいて多量
の電流消費がなされる場合があり、またショート事故な
どによる大量電流が流れる場合がある。この様なときに
は、一次側巻線が過熱する不具合が生じ、また過熱によ
り一次側巻線に電気抵抗が生じるため一次側巻線に電圧
がかかり、それだけ出力電圧が低下する不具合も副次的
に生じている。
【0011】以上の問題を鑑み、本発明の目的とすると
ころは、誤動作などによるタップ間に短絡がおきても、
或は全タップが開放されて停電状態が発生する場合で
も、これらを自動的に検知して安全な対応を自動的に行
い、また入力電圧が予定外に降下し、よって出力電圧の
維持が出来ない場合でも、この様なことを自動的に検知
し入力電圧を無変換で出力電圧とするので定電圧の維持
ができ、また負荷側に異常な電力消費があってもトラン
スを迂回して電流を流して過電流によるトランスなどの
故障や事故が防げる、節電装置における制御回路を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】以上の問題を解決するた
め、本発明では以下の手段を採用した。タップ間で短絡
を生じる問題に対しては、タップ間短絡によりトランス
が発する放熱に着目し、トランスの温度が一定値を越し
て上昇した時点でタップ間に短絡が発生したとみなす事
とした。またタップ間に短絡電流が流れる事により、正
常時の電流より著しく大きな電流が流れるので、これを
検知することによりタップ間に短絡が発生したとみなす
事とした。この様にして得た過熱信号、または異常電流
信号によりスイッチ・コントローラーが遮断スイッチを
開放させ、これにより二次側巻線の電流を遮断した。
【0013】また全てのタップスイッチが開く問題に対
しては、一次側巻線にかかる電圧又は二次側巻線に誘起
された電圧が高電圧となることに着目し、これにより事
故に対処することとした。例えば入力電圧が100Vの
節電装置が正常な作動状態であれば、一次側巻線にかか
る最大電圧V1は10V程度となり、また二次側巻線の
両端にかかる最大電圧V2は出力電圧と同じなため10
0V弱程度となる。これに対して、タップスイッチの全
てが開放すると、一次側巻線には入力電圧100Vがす
べてかかり、さらにこの100Vを巻比に対応させた高
電圧が二次側巻線にかかる事となり、いずれにしても正
常時に較べて著しく高い電圧となる。よって正常な最大
電圧V1またはV2よりある程度高い電圧を警戒電圧とし
て設定し、この警戒電圧を超過したらタップスイッチの
全てが開放したと認識し、この様な認識に基づいてタッ
プスイッチを接続し、タップスイッチ全開の状態から復
旧させるのである。
【0014】この際、警戒電圧の超過を検出する方法は
上記の趣旨にそう限りどの様な方法でもよく、一次側巻
線にかかる電圧、或は、タップスイッチにかかる電圧、
或はタップ間の電圧などが考えられる。一例としてタッ
プスイッチにかかる電圧を監視するなら、入力電源最寄
りのタップスイッチが好ましく、それはこのタップスイ
ッチにかかる電圧が他にくらべ最も高くなるからであ
る。また高電圧がかかってからタップスイッチを接続し
ても手遅れであるため、電圧が上昇し始める初期の瞬時
で検知して、高電圧になる寸前にタップスイッチを接続
させるようにした。
【0015】また出力電圧がいずれのタップを選んでも
低下し過ぎる問題に対しては、出力電圧を直接監視し、
この低下を検知することにより、スイッチ・コントロー
ラーにより遮断スイッチを開放させ、二次側巻線を切り
離すことにより、入力電圧をそのまま出力電圧とするこ
ととし、これにより電圧低下を無くするようにした。た
だ遮断スイッチの開放により二次側巻線は電流が流れな
くなるので、一次側巻線は電流が流れず停電状態となる
が、これに対しては2のタップを接続して短絡させ、こ
れにより二次側巻線に短絡電流を流して、一次側巻線の
停電状態の発生を回避させることとした。なお出力監視
部は、上記のように直接出力電圧を監視するものであっ
ても、或は、入力電圧を監視することにより結果的に出
力電圧を監視するものであってもよく、その他どの様な
方法であってもよい。
【0016】ただこの様にしても、なおそれ以上の電圧
低下の見られる場合には何等かの事故的な過電流が流れ
たとみなし、二次側巻線の一次寄りに設けられた遮断ス
イッチを開放するとともに、一次側巻線の端子間を短絡
させる短絡スイッチを接続することにした。これにより
入力電流が一次側巻線を迂回して短絡回路を流れるの
で、入力電流をそのまま出力電流として出力できるとと
もに、大量電流による一次側巻線の抵抗化及びこれによ
る出力電圧の低下を防ぐ事ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】請求項5記載の制御回路の実施例
を説明し、請求項1〜5記載の節電装置における制御回
路に関する実施の形態を示す。図1は節電装置に本発明
の作動安定装置を組み込んだものである。
【0018】節電装置1は、短絡スイッチ2を有した短
絡回路を並列配置されたトランス3の一次側巻線4と、
遮断スイッチ5と、二次側巻線6と、二次側巻線から引
き出された切り替え可能なタップ7と、をこの順で直列
回路に配し、この回路に入力電源を供給する際にタップ
切り替え制御により、一次側巻線の出力側端子と、タッ
プ側端子との間X−Xから所望の出力電圧Voを得るよ
うに構成されている。
【0019】本願の制御回路10はこの節電装置に組み
込まれており、この制御回路は(A)温度監視部11と、
電流監視部12と、(B)停電監視部13と、(C)出力監
視部14と、(D)これらから出力される各種信号に基づ
いて、遮断スイッチ、タップスイッチ及び短絡スイッチ
を選択的に制御するスイッチ・コントローラー15とを
主要な構成としている。詳しくは、温度監視部はトラン
スに設けられた温度センサ16からトランスの温度を監
視し、電流監視部は各タップスイッチに流れる電流を個
別に監視し、停電監視部13は入力電源最寄りのタップ
スイッチにかかる電圧を監視し、出力監視部14はY−
Y間の電圧を監視している。
【0020】(A) 温度監視部と電流監視部とについて 本実施例において、温度監視部は、トランスの温度上昇
をサーミスタ等の温度センサで検知し、設定された基準
温度を上昇したら、タップ間に短絡が生じたとみなして
過熱信号を出力する。過熱信号は55℃を基準としてこ
れより上昇した場合に短絡があったと見なして過熱信号
が出力される。電流監視部は、タップ毎の電流を監視し
て、いずれか1のタップ電流が基準電流を超過したら異
常電流信号を出力する。図1に示す様に、入力電圧Vi
が100Vで電流I1が100Aであり、出力電圧Vo
が95Vの節電装置の場合、一次側巻線にかかる電圧は
5Vとなる。つまり、 (Vi−Vo)I1=Vo・I21+I2=100A であるため、タップを流れる電流I2は最大でも5Aで
ある。よって一つの目安としてその3倍の15Aを基準
とし、これを上回った場合には異常電流信号が出力され
る。
【0021】(B) 停電監視部について また停電監視部は、次のような手法によって停電状態を
検知している。つまり実施例においてトランスの巻数
は、一次側巻線が10回巻、二次側巻線2Vタップが4
80回巻、二次側巻線8Vタップが115回巻となって
いるが、8Vのタップスイッチが接続されている場合を
考えるとすると、一次側巻線電圧は8Vとなる。この状
態において2Vタップに誘導する電圧は、実効電圧で、 ((480−115)/10)・8V=292V となる。一方、この場合において8Vタップが開放され
る事により、全てのタップスイッチが開放する結果とな
った場合、2Vタップにかかる電圧は、実効電圧で、 480/10×100=4800V となる。従って、通常の上限電圧292Vを越える大き
な電圧が2Vタップにかかるので、ここでは350V程
度の電圧を所定の警戒電圧と定めて、この警戒電圧を超
過した段階で停電信号が出力される。
【0022】(C) 出力監視部について またこの実施例では、節電装置が95Vの出力電圧を予
定しており、よって出力監視部ては所定の標準電圧も9
5Vに設定してあり、これを下回ったら低下信号が出力
される。一方、所定の異常電圧は負荷側のショートなど
を想定したものであり、よって所定の異常電圧が90V
に設定してあり、これを下回ったらショート信号が出力
される。
【0023】(D) スイッチ・コントローラーについて スイッチ・コントローラーについては、その機能を説明
してスイッチ・コントローラーの構成説明に代える。
【0024】まず、温度監視部から過熱信号が、或は電
流監視部から異常電流信号が出力されると、これを入力
したスイッチ・コントローラーが遮断スイッチを開放さ
せる。この様にすると、二次側巻線の回路が切り離さ
れ、タップ間の短絡回路で消費されていた電力が無効電
力となる。後は異常ランプの点灯などにより操作員に通
知して必要な回復措置を構ずるものである。
【0025】或は、停電監視部から停電信号が出力され
ると、これを入力したスイッチ・コントローラーが入力
電源最寄りのタップスイッチを接続させる。この様にす
れば、全てのタップが開いてタップスイッチに高電圧が
かかる直前にタップスイッチが接続されるので、高電圧
が回避できる。
【0026】或は、出力監視部から低下信号が出力され
ると、これを入力したスイッチ・コントローラーが遮断
スイッチを開放するとともに、いずれか1のタップスイ
ッチを接続させて当初から接続されていた他のタップス
イッチとともに短絡回路を形成させる。これは入力電圧
が下方に変動し過ぎて、所定の出力電圧を維持する事が
できない様な場合を想定してものであり、遮断スイッチ
の開放により、二次側巻線による電圧降下回路を切り離
すようにした。従って入力電圧がそのまま出力電圧とな
るのである。この際、二次側巻線に電流が流れないと一
次側巻線も停電状態となり、よってこれを避けるために
タップ間を短絡させ、短絡電流が流れるようにした。
【0027】或は、出力監視部からショート信号が出力
されると、これを入力したスイッチ・コントローラーが
遮断スイッチを開放するとともに、短絡スイッチを接続
させるのである。これは、負荷側でのショート等その他
の異常な電流消費があった場合を想定しており、よって
前述した低下信号に基づく対応によってもなお大幅な出
力電圧の降下がみられる場合である。この場合は、単に
二次側巻線を切り離しても、一次側巻線を入力電流が流
れる限り、それが大電流であるため一次側巻線が熱を持
つとともに抵抗化してしまい、最終的に出力電圧の降下
を招いてしまうからである。よって、短絡スイッチの接
続により、一次側巻線自身を迂回して入力電力を出力電
圧としたのである。
【0028】なお、上記の例では請求項1〜4の各制御
回路をすべて含んだ内容になっているが、本発明はこれ
に限らず、請求項1〜4の各制御回路を任意に選択して
組み合わせたものであってもよい。またスイッチ・コン
トローラーにより各種スイッチを開閉操作する場合に
は、電圧のゼロクロス・タイミングを別途検出し、この
タイミングと同期をとって操作すれば、スイッチへの負
荷や故障の誘発が防げる。
【0029】
【発明の効果】以上、本発明によれば、誤動作などによ
るタップ間の短絡が自動的に検知し回避されるので、機
器の破損や火災などの心配が無い。また、誤動作が、全
タップの開放であっても、やはり自動的に検知してタッ
プの接続をし、誤動作の回復がなされる。また入力電圧
が予定外に降下し、よって出力電圧の維持が出来ない場
合でも、この様なことを自動的に検知し入力電圧を無変
換で出力電圧とするので定電圧の維持がより正確にな
る。また負荷側に異常な電力消費があってもトランスを
迂回して電流を流す事ができるので、過電流によるトラ
ンスなどの故障や事故が防げる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の制御回路を組み込んだ節電装置の回
路の要部を示すブロック図である。
【図2】 本発明が前提としているで節電装置の原理を
説明する図である。
【図3】 本発明が前提としているで従来の節電装置例
の回路の要部を示すブロック図である。
【図4】 従来の別の節電装置例の回路の要部を示すブ
ロック図である。
【図5】 図3に示す回路でタップ間が短絡した場合を
説明するための図である。
【符号の説明】
1 節電装置 2 短絡スイッチ 3 トランス 4 一次側巻線 5 遮断スイッチ 6 二次側巻線 7 タップ 10 制御回路 11 温度監視部 12 停電監視部 13 電流監視部 14 出力監視部 15 スイッチ・コントローラー 16 温度センサー

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランスの一次側巻線と、遮断スイッチ
    と、二次側巻線と、二次側巻線から引き出された切り替
    え可能なタップと、をこの順で直列回路に配し、この回
    路に入力電源を供給する際にタップ切り替え制御によ
    り、 前記一次側巻線の出力側端子と、前記タップ側端子と、
    の間から所望の出力電圧を得る節電装置において、 前記トランスの過熱を検知して過熱信号を出力する温度
    監視部と、タップ毎の電流を監視していずれか1のタッ
    プ電流が基準電流を超過したら異常電流信号を出力する
    電流監視部と、前記過熱信号又は前記異常電流信号の入
    力に基づいて前記遮断スイッチを開放させるスイッチ・
    コントローラーと、からなる事を特徴とする節電装置に
    おける制御回路。
  2. 【請求項2】 トランスの一次側巻線と、二次側巻線
    と、二次側巻線から引き出された切り替え可能なタップ
    と、をこの順で直列回路に配し、この回路に入力電源を
    供給する際にタップ切り替え制御により、 前記一次側巻線の出力側端子と、前記タップ側端子と、
    の間から所望の出力電圧を得る節電装置において、 前記一次側巻線にかかる電圧又は前記二次側巻線に誘起
    された電圧が所定の警戒電圧を超過したら停電信号を出
    力する停電監視部と、この停電信号の入力に基づいて前
    記入力電源最寄りのタップスイッチを接続させるスイッ
    チ・コントローラーと、からなる事を特徴とする制御回
    路。
  3. 【請求項3】 トランスの一次側巻線と、遮断スイッチ
    と、二次側巻線と、二次側巻線から引き出された切り替
    え可能なタップと、をこの順で直列回路に配し、この回
    路に入力電源を供給する際にタップ切り替え制御によ
    り、 前記一次側巻線の出力側端子と、前記タップ側端子と、
    の間から所望の出力電圧を得る節電装置において、 前記出力電圧が所定の標準電圧より低下したら低下信号
    を出力する出力監視部と、この低下信号の入力に基づい
    て前記遮断スイッチを開放するとともに、いずれか1の
    タップスイッチを接続させて当初から接続されていた他
    のタップスイッチとともに短絡回路を形成させるスイッ
    チ・コントローラーと、からなる事を特徴とする制御回
    路。
  4. 【請求項4】 短絡スイッチを有した短絡回路を並列配
    置されたトランスの一次側巻線と、遮断スイッチと、二
    次側巻線と、二次側巻線から引き出された切り替え可能
    なタップと、をこの順で直列回路に配し、この回路に入
    力電源を供給する際にタップ切り替え制御により、 前記一次側巻線の出力側端子と、前記タップ側端子と、
    の間から所望の出力電圧を得る節電装置において、 前記出力電圧が所定の異常電圧より低下したらショート
    信号を出力する出力監視部と、このショート信号の入力
    に基づいて前記遮断スイッチを開放するとともに、前記
    短絡スイッチを接続するスイッチ・コントローラーと、
    からなる事を特徴とする制御回路。
  5. 【請求項5】 短絡スイッチを有した短絡回路を並列配
    置されたトランスの一次側巻線と、遮断スイッチと、二
    次側巻線と、二次側巻線から引き出された切り替え可能
    なタップと、をこの順で直列回路に配し、この回路に入
    力電源を供給する際にタップ切り替え制御により、 前記一次側巻線の出力側側端子と、前記タップ側端子
    と、の間から所望の出力電圧を得る節電装置において、
    (A) 前記トランスの過熱を検知して過熱信号を出力す
    る温度監視部と、タップ毎の電流を監視していずれか1
    のタップ電流が基準電流を超過したら異常電流信号を出
    力する電流監視部と、(B) 入力電源最寄りのタップス
    イッチ電圧が所定の電圧を超過したら停電信号を出力す
    る停電監視部と、(C) 出力電圧が、所定の標準電圧よ
    り低下したら低下信号を出力し、所定の異常電圧より低
    下したらショート信号を出力する、出力監視部と、(D)
    前記過熱信号又は前記異常電流信号の入力に基づいて
    前記遮断スイッチを開放させ、 又は、前記停電信号の入力に基づいて入力電源最寄りの
    タップスイッチを接続させ、 又は、前記低下信号の入力に基づいて前記遮断スイッチ
    を開放するとともに、いずれか1のタップスイッチを接
    続させて当初から接続されていた他のタップスイッチと
    ともに短絡回路を形成させ、 又は、前記ショート信号の入力に基づいて前記遮断スイ
    ッチを開放するとともに、前記短絡スイッチを接続さ
    せ、るスイッチ・コントローラーと、からなる事を特徴
    とする制御回路。
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