JP2908263B2 - 鉄原料のイオン分析方法 - Google Patents

鉄原料のイオン分析方法

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JP2908263B2 JP6340146A JP34014694A JP2908263B2 JP 2908263 B2 JP2908263 B2 JP 2908263B2 JP 6340146 A JP6340146 A JP 6340146A JP 34014694 A JP34014694 A JP 34014694A JP 2908263 B2 JP2908263 B2 JP 2908263B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄原料をマグネタイト
化してイオン分析するイオン分析方法に関するものであ
る。
【0002】フェライト用酸化鉄原料を2次イオン質量
分析装置(SIMS)によって分析を行う際に、高精度
に分析を行うことが望まれている。
【0003】
【従来の技術】酸化鉄原料に含まれるナトリウム(N
a)やカリウム(K)などのアルカリ金属は、フェライ
トの粒界物質の融点を低下させる不純物として重要視さ
れている。このアルカリ金属がフェライトの原料に混入
する経路が多岐に渡る上、微少量でも影響が大きいた
め、高感度に検出することが必要である。
【0004】このアルカリ金属などを検出する装置とし
て、2次イオン質量分析装置(SIMS)が適切である
ことが知られている。このSIMSは、一般に電気抵抗
が小さい測定物の分析を行うのに適した装置である。
【0005】しかし、フェライト用の酸化鉄原料は、電
気抵抗が大きくて絶縁性があり、SIMSで分析を行お
うとすると、酸化鉄原料、例えばヘマタイト(Fe
23)にイオンを照射するとチャージしてしまい、図5
に示すように、分析ができない、あるいは分析の精度が
極めて悪い結果しか得られない。そのため、分析を行う
際に、電子スプレイ法や導電性物質を酸化鉄原料の表面
に蒸着などするといった特殊な方法を用い、測定を行っ
ていた。
【0006】また、酸化鉄原料の表面に銅メッシュを被
せたり、微少穴を設けたタンタルを表面に被せたりし、
酸化鉄原料によるチャージを防いだ状態で、これら銅メ
ッシュや穴付タンタルの全体あるいは部分的ににイオン
照射して2次イオンをもとにアルカリ金属などを検出す
ることも行われていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した前者の方法で
は、微少物質の検出ができなかったり、できたとしても
検出測定精度が低かったりという問題があった。
【0008】また、後者の方法では、酸化鉄原料の表面
に銅メッシュを被せたり、微少穴を設けたタンタルを表
面に被せたりし、これら全体あるいは部分的にイオン照
射して2次イオンをもとにアルカリ金属などを検出する
が、この際、銅メッシュやタンタルに不純物が含まれて
いると併せて検出されてしまい、真の酸化鉄原料の微量
分析を高精度に行い難いという問題もあった。
【0009】本発明は、これらの問題を解決するため、
フェライト用などの非導電性の鉄原料をマグネタイト化
して導電性にした状態で、イオン分析によって微量な元
素を安定かつ高精度に分析可能にすることを目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、S2は、
マグネタイト化であって、被測定用の鉄原料のサンプル
をマグネタイト化する工程である。
【0011】S5は、試料台に設置したサンプルの表面
をイオンエッチして清掃する。S6は、試料台に設置し
たサンプルにイオンを照射して放出された2次イオンの
質量分析を行い、微量分析を行う。
【0012】
【作用】本発明は、図1に示すように、被測定用の鉄原
料をサンプルに成形し、熱処理工程によって当該サンプ
ルをマグネタイト化して導電性を持たせ、イオン分析装
置によってマグネタイト化したサンプルにイオンを照射
して放出された2次イオンの質量を分析し、被測定用の
鉄原料に含まれる微少物質を分析するようにしている。
【0013】この際、被測定用の鉄原料を成形したサン
プルの少なくとも表面を、熱処理工程によってマグネタ
イト化して導電性とするようにしている。また、マグネ
タイト化熱処理として、鉄原料に有機バインダーを添加
し窒素雰囲気中で加熱処理(例えば1200°C、4時
間)を行いマグネタイト化を促進するようにしている。
【0014】従って、フェライト用などの非導電性の鉄
原料をマグネタイト化して導電性にした状態で、イオン
分析によって微量を安定かつ高精度に分析することが可
能となる。
【0015】
【実施例】次に、図1から図4を用いて本発明の実施例
の構成および動作を順次詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の動作説明フローチャート
である。図1において、S1は、サンプルの成形であっ
て、被測定用の鉄原料のサンプルを生成する工程であ
る。これは、例えばフェライト用酸化鉄原料を1.0g
秤量し、12.5mmφの円柱試料用の金型に入れ、1
5kgf/mm2の圧力で成形し、円柱状のサンプルを
作製する。
【0017】S2は、マグネタイト化であって、被測定
用の鉄原料のサンプルをマグネタイト化する。これは、
後述する図3に示すように、S1で成形したサンプル
を、例えば1200°Cの窒素雰囲気中で4時間焼成
し、少なくとも表面をマグネタイト化し導電性を持たせ
る。
【0018】S3は、サンプルを完成する。これは、S
1からS3によって、被測定用の鉄原料から、マグネタ
イト化したサンプルを完成したこととなる。S4は、完
成したサンプルを、イオン分析装置の試料台に設定す
る。これは、後述する図2のイオン分析装置の試料台8
上に試料7として設置する。
【0019】S5は、試料台に設置したサンプルの表面
をイオンエッチして清掃する。これは、完成したサンプ
ルついて、イオンを照射してイオンエッチし、当該サン
プルの表面を清掃する。
【0020】S6は、測定する。これは、S5でサンプ
ルの表面を清掃した後、イオンを照射して放出される2
次イオンを質量分析し、微量の物質、特にアルカリ金属
の測定を、後述する図4のように行う。
【0021】以上のS1からS3で被測定用の鉄原料の
サンプルの成形およびマグネタイト化を行い、このマグ
ネタイト化したサンプルの表面を奇麗にした後、イオン
を照射して2次イオンの質量分析を行い、被測定用の鉄
原料に含まれる微量な物質の測定を行う。これにより、
鉄原料のチャージなどによる影響を受けることなく、直
接に当該鉄原料に含まれる微量の物質であるアルカリ金
属などを、図4に示すように高精度に測定することが可
能となった。
【0022】図2は、本発明のイオン分析装置の構成図
を示す。図2において、イオンガン1は、イオンを生成
して細く絞って試料7に照射するものであって、イオン
ソース2、イオン引出し電極3、アライメント4、コン
デンサーレンズ5、フォーカスレンズ6などから構成さ
れるものである。
【0023】イオンソース2は、イオンビームを発生さ
せるものであって、ヘアピン型のフィラメントの先端に
装着した針状の材料から所定のイオンをイオン引出し電
極3に印加した電圧によって引出すものである。
【0024】イオン引出し電極3は、イオンソース2か
らイオンを引出すための電圧を印加する電極である。ア
ライメント4は、イオン引出し電極3によってイオンソ
ース2から引き出されたイオンビームの軸を調整するも
のであって、静電偏向板に所定の電圧を印加して偏向さ
せるものである。
【0025】コンデンサーレンズ5は、イオンビームを
集束するものである。フォーカスレンズ6は、コンデン
サーレンズ5によって集束されたイオンビームを、試料
7上にフォーカスさせるものである。
【0026】試料7は、被測定用の試料(サンプル)で
ある。試料台8は、試料7を載せ、X方向、Y方向、更
に回転や高さ方向に移動させるものである。
【0027】検出系11は、イオンを試料7に照射し、
放出された2次イオンを取り込んで質量分析するもので
あって、対物レンズ12、エネルギーフィルタ13、静
電レンズ(1)14、静電レンズ(2)15、4重極型
質量分析計16、イオン検出器17などから構成される
ものである。
【0028】対物レンズ12は、試料7から放出された
2次イオンを取り込んで所定位置にフォーカスさせるも
のである。エネルギーフィルタ13は、対物レンズ12
でフォーカスされた2次イオンのエネルギーフィルタリ
ングを行うものである(エネルギーの違いによって異な
る位置にフォーカスするように偏向するものである)。
【0029】静電レンズ(1)14、静電レンズ(2)
15は、エネルギーフィルタ13を通過した後の2次イ
オンを集束するものである(例えば図示の点線で示すよ
うに集束するものである)。
【0030】4重極型質量分析計16は、4重極型の質
量分析計である。イオン検出器17は、4重極型質量分
析計16によって分光された2次イオンを検出するもの
である。
【0031】コントローラ21は、全体を制御するもの
であって、試料7に所定のイオンビームを照射したり、
試料7から放出された2次イオンを検出系11によって
検出したりなどの全体を制御するものである。
【0032】CRT22は、試料7から放出された2次
イオンや検出系11で検出された検出結果(第4図)を
表示する表示装置である。次に、図2の構成のもとで、
鉄原料をイオン分析するときの手法を説明する。
【0033】(1) 前処理として、フェライト用酸化
鉄原料1.0gを秤量し、12.5mmφの円柱状の金
型に入れ、15kgf/mm2の圧力でサンプルを成形
する。このサンプルを1200°C窒素雰囲気中で4時
間焼成し、マグネタイト化する。このマグネタイト化し
たサンプルをX線定性分析したところ、焼成前はヘマタ
イト(Fe23)であったものがマグネタイト(Fe3
4)になっていることが確認できた。
【0034】(2) (1)で作製したマグネタイト化
したサンプルを試料台8に固定する。尚、前処理用のア
タッチメントを設け、マグネタイト化前のサンプルを入
れ、その中で焼成して冷却しマグネタイト化した後、試
料台8に固定するようにしてもよい。
【0035】(3) サンプルの表面を約30分間、A
rイオンでエッチングし表面をクリーンアップする。 (4) M/e=0〜120まで走査して図2のイオン
分析装置(SIMS)によって図4のようなスペクトル
を記録する。
【0036】(5) (4)で記録したスペクトルをも
とに元素の2次イオンの強度を読み取り、被測定対象の
鉄原料の微量な元素の分析を行う。以上のように、本発
明によれば、鉄原料を成形したサンプルをマグネタイト
化して導電性を持たせた後、イオンを照射してイオン分
析装置によってマススペクトルを測定しているため、安
定かつ高精度に元素分析を行うことが可能となった。
【0037】一方、本発明の前処理のマグネタイト化を
行わない従来のサンプルについて、同様にして測定した
ところ、既述した図5に示すようなスペクトルとなり、
チャージしてしまい、元素分析が不能であった。
【0038】また、このチャージによる影響を軽減する
ために、従来のサンプルに約1mmの穴を開けたタンタ
ルのマスクで覆った例と、約100μmの銅メッシュで
覆った例について、同様に測定したところ、測定は可能
となったが、得られるマススペクトルの強度が1/20
〜1/40となってしまった。これは、タンタルで覆っ
たり、銅メッシュで覆ってチャージを軽減したために、
イオンの収集効率などが減少し結果として非常に小さな
強度しか得られなくなったものと考察される。
【0039】また、従来のマスクで覆った例では、覆う
材料であるタンタルや銅メッシュにアルカリ金属が微量
に含まれていたため、この影響による強度が測定されて
しまう事態が発生する問題もあった。
【0040】以上のように、マグネタイト化したサンプ
ルを試料7として試料台8に設置し、サンプルの表面に
イオンを照射して当該表面をエッチングして綺麗にした
後、イオンをサンプルの表面に照射したときに放出され
た2次イオンを検出系11によって検出、質量分析し、
図4に示すようにイオン分析例を得ることが可能とな
る。このイオン分析例では、サンプルの表面がマグネタ
イト化され導電性を持つためにイオンを照射したときに
チャージが発生することなく、サンプルから2次イオン
を高効率に発生させて検出系11によって安定、かつ高
精度に検出することが可能となった。
【0041】図3は、本発明の鉄原料のマグネタイト化
説明図を示す。図3の(a)は、ヘマタイト、マグネタ
イト、またはその混相の鉄原料をマグネタイト化すると
きの説明図を示す。
【0042】図3の(a)において、S11は、ヘマタ
イト、マグネタイト、またはその混相の鉄原料を取り出
す。S12は、有機バインダー(PVA等)を添加し、
顆粒化する。これは、S11で秤量した鉄原料であるヘ
マタイト、マグネタイト、またはその混相を所定量、秤
量し、これに有機バインダーを所定量添加(0.1〜
4.0wt%添加)し、良く混練した後、顆粒化する。
【0043】S13は、成形する。S12で顆粒化した
粉末を金型に入れて圧縮成形する。S14は、窒素中で
1200°Cで焼成する。これは、S13で成形したサ
ンプルを、窒素中で例えば1200°C(1200〜1
450°C)で4時間焼成し、マグネタイト化する。こ
の際、S12で添加した有機バインダーが焼成時に還元
剤として働き、極めて効率的にマグネタイト化を促す。
【0044】S15は、S14の焼成によってサンプル
のマグネタイト化が達成される。以上によって、ヘマタ
イト、マグネタイト、または混相の鉄原料に有機バイン
ダーを添加し、サンプルを圧縮成形して加熱焼成しマグ
ネタイト化する。これにより、鉄原料のサンプルがマグ
ネタイト化され、導電性を持ち、イオン分析装置でイオ
ンを照射したときにチャージしなく、微量の元素を安定
かつ高精度に測定することが可能となる。
【0045】図3の(b)は、ウスタイト、またはウス
タイトとその他の酸化鉄との混相をマグネタイト化する
ときの説明図を示す。図3の(b)において、S21
は、ウスタイト、またはウスタイトとその他の酸化鉄と
の混相の鉄原料を取り出す。
【0046】S22は、酸化処理を施し、マグネタイト
+ヘマタイト混相、またはヘマタイト単相にする。S2
3は、後の処理はヘマタイトに準ずる。これは、S21
からS22によってマグネタイト+ヘマタイト混相、ま
たはヘマタイト単相にした後、図3の(a)のS12か
らS15と同様にしてマグネタイト化する。
【0047】以上によって、ウスタイト、またはウスタ
イトとその他の酸化鉄との混相を一旦酸化処理した後、
これらの鉄原料に有機バインダーを添加し、サンプルを
圧縮成形して加熱焼成しマグネタイト化する。これによ
り、鉄原料のサンプルがマグネタイト化され、導電性を
持ち、イオン分析装置でイオンを照射したときにチャー
ジしなく、微量の元素を安定かつ高精度に測定すること
が可能となる。
【0048】図4は、本発明のマグネタイト化した試料
のイオン分析例を示す。これは、図2で既述した(1)
から(5)の手法によって、鉄原料をマグネタイト化し
て測定したマススペクトルの例である。従来のマグネタ
イト化しないで測定した図5のマススペクトルの例と比
較して判明するように、本願発明のように鉄原料をマグ
ネタイト化してマススペクトルを測定すると、チャージ
が発生しなく、しかもタンタルや銅メッシュのようなチ
ャージを軽減する覆いがなく、非常に安定かつ高精度に
極微量の元素、ここでは、アルカリ金属であるNa(2
3)、K(39)を図示のように検出することができ
た。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フェライト用などの非導電性の鉄原料をマグネタイト化
して導電性にした状態で、イオン分析によって元素分析
する構成を採用しているため、鉄原料に含まれるあるい
は混入する極微量のアルカリ金属などを安定かつ高精度
に測定することができた。特に、鉄原料に含まれるある
いは加工工程で混入する極微量な混入物によってその特
性が大きく変わってしまう場合、例えばアルカリ金属
(Na、Kなど)の混入によってフェライトの粒界物質
の融点を低下させてしまう原料や工程を見つけるときな
どに、従来のタンタルに穴を設けた覆い、あるいは銅メ
ッシュの覆いでは検出感度が低下してしまい、検出でき
なかったような極微量でも検出可能となり、しかも従来
の覆いに含まれる不純物の影響を心配することなく、安
定かつ高精度に極微量の元素の分析を行うことが可能と
なる大きな効果が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動作説明フローチャートである。
【図2】本発明のイオン分析装置の構成図である。
【図3】本発明の鉄原料のマグネタイト化説明図であ
る。
【図4】本発明のマグネタイト化した試料のイオン分析
例である。
【図5】従来のヘマタイトの試料のイオン分析例であ
る。
【符号の説明】
1:イオンガン 7:試料 8:試料台 11:検出系 21:コントローラ 22:CRT
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 23/225 - 23/227 G01N 1/28 G01N 27/62 G01N 33/20 JICSTファイル(JOIS)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定用の鉄原料のマグネタイト化熱処理
    を行う熱処理工程と、 この熱処理工程によってマグネタイト化した被測定用の
    鉄原料に、イオンを照射して放出された2次イオンの質
    量を分析するイオン分析装置とを備え、 被測定用の鉄原料に含まれる微少物質を分析することを
    特徴とする鉄原料のイオン分析方法。
  2. 【請求項2】上記被測定用の鉄原料の少なくとも表面を
    マグネタイト化熱処理を行って導電性とする熱処理工程
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の鉄原料のイオ
    ン分析方法。
  3. 【請求項3】上記マグネタイト化熱処理として、鉄原料
    に有機バインダーを添加し窒素雰囲気中で加熱処理を行
    いマグネタイト化を促進したことを特徴とする請求項1
    あるいは請求項2記載の鉄原料のイオン分析方法。
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