JP2908262B2 - 長尺パネルの取付構造 - Google Patents

長尺パネルの取付構造

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JP2908262B2
JP2908262B2 JP33950594A JP33950594A JP2908262B2 JP 2908262 B2 JP2908262 B2 JP 2908262B2 JP 33950594 A JP33950594 A JP 33950594A JP 33950594 A JP33950594 A JP 33950594A JP 2908262 B2 JP2908262 B2 JP 2908262B2
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庄次 白句
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は外壁等の下地に長尺パネ
ルを取付ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、長尺パネルを外壁等の下地に縦に
連続して取付けるには、パネルの両側の係止片と係止受
け片を係合させつつ、上方に設置してある見切縁に下方
から差し込んで固定していたが、施工時の取付方法や施
工後の振動等によりパネル上端部と見切縁間に隙間が生
じることがあり、これをそのまましておくと風雨による
吹き込み等で雨水が内部に浸入してしまう欠点があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、こうした縦
に長尺パネルを連続して取付ける際、長尺パネルの上端
部を見切縁に差し込んで収納しても、長尺パネルの上端
部から雨水が進入するのを防止できる長尺パネルの取付
構造をその目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、長尺パネルの取付構造を、中央片、両側片、
係止片、および係止受け片からなる長尺パネルと、天片
と両側片で下方開口の断面コ状をなす見切縁と、幅が長
尺パネルの中央片と係止受け片の両外面間の距離より大
きい矩形平板状をなす弾性防水部材を具備し、下地に、
あらかじめ底面に弾性防水部材の一面を固着した見切縁
の一方の側片を固定し、その見切縁内に、互いに縦に連
続して組み合わせた長尺パネルの上端部を挿入し、弾性
防水部材の他面を他方の側片側を残して圧縮変形させつ
つパネルを下地に固定して、弾性防水部材の前記圧縮部
を緻密部分に他を非緻密部分に形成してなる、構成とし
た。
【0005】本発明において、長尺パネルの中央片は平
板状としてもよいし、凹凸状としてもよく、ともに有効
な防水ができる。
【0006】
【作用】本発明により長尺パネルを取付けるには、ま
ず、あらかじめ内部に防水弾性部材を開口部より挿入し
固着しておいた見切縁を、下地に開口部を下方にして固
定しておく。次に、この見切縁内に長尺パネルの上端部
を開口部より挿入し、互いに縦に組み合わせた長尺パネ
ルを上端部を防水弾性部材の下面に押圧させつつ下地に
固定する。この状態で防水弾性部材の下面は、長尺パネ
ルの上端により圧縮変形され、底面近傍は他の部分より
緻密部分となるので長尺パネル上端部からの雨水の浸入
はここで効果的に防止できる。これは中央片が図1のよ
うな平板状であっても図3のような凹凸状であっても共
に有効な防水ができる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面により説明するが、本
発明はこの実施例に限定されるものではない。図1は本
発明の実施例を示す組立て斜視図、図2は同実施例の縦
断面図、図3は他の実施例を示す組立て斜視図、図4は
他の実施例を示す縦断面図である。
【0008】図1〜図2の実施例で、アルミ型材からな
る長尺パネル1は、平板状の中央片2と両側片3,4で
断面コ状をなし、一方の側片3の先端近傍からL状をな
す係止片5を外方へ突設し、他方の側片4の先端部を内
方へコ状に折り返し、さらに側片4より外方へ突出させ
て先端を折り曲げて係止受け片6としてある。係止受け
片6は隣接する長尺パネル1の係止片5を係合できるよ
う形成してある。
【0009】防水弾性部材7は防水性のEPDMスボンジよ
りなり、連続して組み合わせた長尺パネル1の上端部を
全て覆うことができ、かつ幅が長尺パネル1の高さより
大きい底面を有した長方体に形成してある。アルミ型材
よりなる見切縁8は、天片9と短寸の側片10および長寸
の側片11で下方開口の断面コ状をなし、天片9の幅を防
水弾性部材7の幅より僅かに大きくし、短寸の側片10の
先端部を内方へ折り曲げてある。
【0010】本実施例の長尺パネル1を取付けるには、
まず、見切縁8内に防水弾性部材7を開口部より挿入
し、天片9の裏面に防水弾性部材7の上面を固着してお
く。次に、この見切縁8の長寸の側片11を下地12にあら
かじめ開口部が下向きになるよう固定しておき、その見
切縁8内に長尺パネル1の上端部を挿入し、互いに組み
合わせて連続させつつ長尺パネル1を上端部を防水弾性
部材7の下面に押圧しつつ下地12に固定する。この状態
で防水弾性部材7の下面は、長尺パネル1の上端により
圧縮変形され、底面近傍は他の部分より緻密部分13とな
るので長尺パネル1の上端部からの雨水の浸入はここで
効果的に防止できる。
【0011】図3に示す実施例は、長尺パネル1’の中
央片2’が連続した凹凸状をなし、その長尺パネル1’
の接合部とともに中央片2’の凹凸部も同時に防水弾性
部材7の下面で覆い、圧縮変形して底面近傍を緻密部分
13としたものであって、他の構成および作用は前述の実
施例と同じものである。
【0012】
【発明の効果】本発明はこうした構成により、縦に長尺
パネルを連続して取付ける際、長尺パネルの上端部を見
切縁に差し込んで収納しても、長尺パネルの上端部から
雨水が進入するのを十分防止できる長尺パネルの取付構
造が得られる。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す組立て斜視図である。
【図2】同実施例の縦断面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す組立て斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 長尺パネル 2 中央片 3 側片 4 側片 5 係止片 6 係止受け片 7 防水弾性部材 8 見切縁 12 下地 13 緻密部分

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央片(2)、両側片(3,4)、係止
    片(5)、および係止受け片(6)からなる長尺パネル
    (1)と、天片(9)と両側片(10,11)で下方開
    口の断面コ状をなす見切縁(8)と、幅が長尺パネル
    (1)の中央片(2)と係止受け片(6)の両外面間の
    距離より大きい矩形平板状をなす弾性防水部材(7)を
    具備し、下地(12)に、あらかじめ底面に弾性防水部材
    (7)の一面を固着した見切縁(8)の一方の側片(1
    1)を固定し、その見切縁(8)内に、互いに縦に連続
    して組み合わせた長尺パネル(1)の上端部を挿入し、
    弾性防水部材(7)の他面を他方の側片(10)側を残
    して圧縮変形させつつパネル(1)を下地(12)に固
    定して、弾性防水部材(7)の前記圧縮部を緻密部分に
    他を非緻密部分に形成してなる、長尺パネルの取付構
    造。
  2. 【請求項2】前記中央片(2) を平板状としたことを特徴
    とする、請求項1記載の長尺パネルの取付構造。
  3. 【請求項3】前記中央片(2) を凹凸状としたことを特徴
    とする、請求項1記載の長尺パネルの取付構造。
JP33950594A 1994-12-28 1994-12-28 長尺パネルの取付構造 Expired - Lifetime JP2908262B2 (ja)

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JPH08184154A JPH08184154A (ja) 1996-07-16
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