JP2907675B2 - スクリュウ式脱水機 - Google Patents
スクリュウ式脱水機Info
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- JP2907675B2 JP2907675B2 JP5082315A JP8231593A JP2907675B2 JP 2907675 B2 JP2907675 B2 JP 2907675B2 JP 5082315 A JP5082315 A JP 5082315A JP 8231593 A JP8231593 A JP 8231593A JP 2907675 B2 JP2907675 B2 JP 2907675B2
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- outer cylinder
- pipe
- screen
- cylinder
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B9/00—Presses specially adapted for particular purposes
- B30B9/02—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material
- B30B9/12—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using pressing worms or screws co-operating with a permeable casing
- B30B9/16—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using pressing worms or screws co-operating with a permeable casing operating with two or more screws or worms
- B30B9/166—Presses specially adapted for particular purposes for squeezing-out liquid from liquid-containing material, e.g. juice from fruits, oil from oil-containing material using pressing worms or screws co-operating with a permeable casing operating with two or more screws or worms the screws being coaxially disposed in the same chamber
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Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、建設汚泥、底質汚泥、
下水、食品、し尿またはパルプなどの汚泥を圧搾脱水す
るためのスクリュウ式脱水機に関する。
下水、食品、し尿またはパルプなどの汚泥を圧搾脱水す
るためのスクリュウ式脱水機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の脱水機として、排水スク
リーンを中央部に形成した外筒と、該外筒内に同心状に
配設された内筒と、その内外両筒間の環状空間内に回転
自在に配設されたリボン状スクリュウとを備え、該リボ
ン状スクリュウを回転駆動することにより、外筒の基端
側に設けた投入口から上記環状空間内に投入された被脱
水物を圧搾脱水し、その脱水された水分を前記排水スク
リーンを介して外部に排水すると共に、脱水された被脱
水物を外筒の先端側に設けた排出口を介して外部に排出
し、また、前記外筒の外側に多数の配管を配列固定し、
該各配管の噴射ノズルから前記排水スクリーンに向けて
洗浄水を噴射して、該排水スクリーンを洗浄し、その目
詰まりを解除または防止するものがあった。
リーンを中央部に形成した外筒と、該外筒内に同心状に
配設された内筒と、その内外両筒間の環状空間内に回転
自在に配設されたリボン状スクリュウとを備え、該リボ
ン状スクリュウを回転駆動することにより、外筒の基端
側に設けた投入口から上記環状空間内に投入された被脱
水物を圧搾脱水し、その脱水された水分を前記排水スク
リーンを介して外部に排水すると共に、脱水された被脱
水物を外筒の先端側に設けた排出口を介して外部に排出
し、また、前記外筒の外側に多数の配管を配列固定し、
該各配管の噴射ノズルから前記排水スクリーンに向けて
洗浄水を噴射して、該排水スクリーンを洗浄し、その目
詰まりを解除または防止するものがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のスクリュウ
式脱水機によると、各配管が定位置に固定されているか
ら、排水スクリーンの全面を洗浄するためには、各配管
を小間隔で多数配列する必要があり、当然、配管の本数
が多くなって、配管工事費が高くつくと共に、配管を取
り外してメンテナンスを行なう場合に、手間がかかると
いう難点がある。
式脱水機によると、各配管が定位置に固定されているか
ら、排水スクリーンの全面を洗浄するためには、各配管
を小間隔で多数配列する必要があり、当然、配管の本数
が多くなって、配管工事費が高くつくと共に、配管を取
り外してメンテナンスを行なう場合に、手間がかかると
いう難点がある。
【０００４】本発明は、上記従来の難点に鑑み、少数の
配管で排水スクリーンの全面を確実に洗浄することがで
きるようにしたスクリュウ式脱水機を提供することを目
的としている。
配管で排水スクリーンの全面を確実に洗浄することがで
きるようにしたスクリュウ式脱水機を提供することを目
的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第１の手段は、排水スクリーンを中央部に
形成した外筒と、該外筒内に同心状に配設された内筒
と、その内外両筒間の環状空間内に回転自在に配設され
たリボン状スクリュウとを備え、該リボン状スクリュウ
を回転駆動することにより、外筒の基端側に設けた投入
口から上記環状空間内に投入された被脱水物を圧搾脱水
し、その脱水された水分を前記排水スクリーンを介して
外部に排水すると共に、脱水された被脱水物を外筒の先
端側に設けた排出口を介して外部に排出するようにした
脱水機において、前記外筒の外側に、前記排水スクリー
ンに対向して洗浄水噴射ノズルを有する配管を、支持枠
を介して回転自在に配置するとともに、該配管をその軸
心回りで回動させる配管駆動装置を設け、かつ該配管駆
動装置を、前記外筒の周方向に沿って回動自在に設けら
れた回動リングと、基端部が前記配管に固着されると共
にその先端部に形成した長孔が前記回動リングに突設さ
れたピンに係合する連結ロッドと、前記回動リングにア
ームを介して連結されて回動リングを所定角度範囲で往
復回動させる駆動装置とから構成したスクリュウ式脱水
機である。
め、本発明の第１の手段は、排水スクリーンを中央部に
形成した外筒と、該外筒内に同心状に配設された内筒
と、その内外両筒間の環状空間内に回転自在に配設され
たリボン状スクリュウとを備え、該リボン状スクリュウ
を回転駆動することにより、外筒の基端側に設けた投入
口から上記環状空間内に投入された被脱水物を圧搾脱水
し、その脱水された水分を前記排水スクリーンを介して
外部に排水すると共に、脱水された被脱水物を外筒の先
端側に設けた排出口を介して外部に排出するようにした
脱水機において、前記外筒の外側に、前記排水スクリー
ンに対向して洗浄水噴射ノズルを有する配管を、支持枠
を介して回転自在に配置するとともに、該配管をその軸
心回りで回動させる配管駆動装置を設け、かつ該配管駆
動装置を、前記外筒の周方向に沿って回動自在に設けら
れた回動リングと、基端部が前記配管に固着されると共
にその先端部に形成した長孔が前記回動リングに突設さ
れたピンに係合する連結ロッドと、前記回動リングにア
ームを介して連結されて回動リングを所定角度範囲で往
復回動させる駆動装置とから構成したスクリュウ式脱水
機である。
【０００６】また、本発明の第２の手段は、排水スクリ
ーンを中央部に形成した外筒と、該外筒内に同心状に配
設された内筒と、その内外両筒間の環状空間内に回転自
在に配設されたリボン状スクリュウとを備え、該リボン
状スクリュウを回転駆動することにより、外筒の基端側
に設けた投入口から上記環状空間内に投入された被脱水
物を圧搾脱水し、その脱水された水分を前記排水スクリ
ーンを介して外部に排水すると共に、脱水された被脱水
物を外筒の先端側に設けた排出口を介して外部に排出す
るようにした脱水機において、前記外筒の外側に、支持
リングを外筒の 周方向に沿って回転自在に設けると共
に、該支持リングに、前記排水スクリーンに対向する洗
浄水噴射ノズルを有する配管を、前記外筒の軸心方向に
沿って配置し、前記支持リングを往復回転させる駆動装
置を設けたスクリュウ式脱水機である。
ーンを中央部に形成した外筒と、該外筒内に同心状に配
設された内筒と、その内外両筒間の環状空間内に回転自
在に配設されたリボン状スクリュウとを備え、該リボン
状スクリュウを回転駆動することにより、外筒の基端側
に設けた投入口から上記環状空間内に投入された被脱水
物を圧搾脱水し、その脱水された水分を前記排水スクリ
ーンを介して外部に排水すると共に、脱水された被脱水
物を外筒の先端側に設けた排出口を介して外部に排出す
るようにした脱水機において、前記外筒の外側に、支持
リングを外筒の 周方向に沿って回転自在に設けると共
に、該支持リングに、前記排水スクリーンに対向する洗
浄水噴射ノズルを有する配管を、前記外筒の軸心方向に
沿って配置し、前記支持リングを往復回転させる駆動装
置を設けたスクリュウ式脱水機である。
【０００７】更に、本発明の第３の手段は、上記第１ま
たは第２の手段のスクリュウ式脱水機において、内筒の
所定部分に排水スクリーンを設けると共に、該内筒側排
水スクリーンの目詰まり防止装置を設け、該目詰まり防
止装置を、前記内筒内に回転自在に配置されると共にリ
ボン状スクリュウの回転駆動に連動して回転されるパイ
プ状スクリュウ軸と、該スクリュウ軸に固定されたスク
リュウと、該スクリュウの外周縁に設けられると共に前
記内筒の内面を清掃するためのブラシと、洗浄水を前記
スクリュウ軸に供給する洗浄水供給配管とから構成した
ものである。
たは第２の手段のスクリュウ式脱水機において、内筒の
所定部分に排水スクリーンを設けると共に、該内筒側排
水スクリーンの目詰まり防止装置を設け、該目詰まり防
止装置を、前記内筒内に回転自在に配置されると共にリ
ボン状スクリュウの回転駆動に連動して回転されるパイ
プ状スクリュウ軸と、該スクリュウ軸に固定されたスク
リュウと、該スクリュウの外周縁に設けられると共に前
記内筒の内面を清掃するためのブラシと、洗浄水を前記
スクリュウ軸に供給する洗浄水供給配管とから構成した
ものである。
【０００８】
【作用】上記構成において、投入口から内外両筒間の環
状空間内に投入された被脱水物はリボン状スクリュウに
よって排出口に向けて移送され、その移送途中で圧搾脱
水により生じた水分は外筒の排水スクリーンを通って外
部に排水され、また、脱水された被脱水物は排出口から
外部に排出される。
状空間内に投入された被脱水物はリボン状スクリュウに
よって排出口に向けて移送され、その移送途中で圧搾脱
水により生じた水分は外筒の排水スクリーンを通って外
部に排水され、また、脱水された被脱水物は排出口から
外部に排出される。
【０００９】また、外筒の外側に配置された配管が、配
管駆動装置等により、その管軸心回りで回動または外筒
の周方向に沿って揺動されて、その配管のノズルから噴
射される洗浄水によって外筒の排水スクリーンが全面的
に洗浄されるから、その排水スクリーンの目詰まりを解
除または防止して被脱水物を効率良く圧搾脱水すること
ができる。
管駆動装置等により、その管軸心回りで回動または外筒
の周方向に沿って揺動されて、その配管のノズルから噴
射される洗浄水によって外筒の排水スクリーンが全面的
に洗浄されるから、その排水スクリーンの目詰まりを解
除または防止して被脱水物を効率良く圧搾脱水すること
ができる。
【００１０】更に、内筒の内面に排水スクリーンを設け
た場合、この内筒側排水スクリーンを洗浄して目詰まり
を防止する防止装置を設けることにより、被脱水物の圧
縮脱水をさらに効率的に行うことができる。
た場合、この内筒側排水スクリーンを洗浄して目詰まり
を防止する防止装置を設けることにより、被脱水物の圧
縮脱水をさらに効率的に行うことができる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図１は本発明の第１の実施例であるスクリュウ
式脱水機を示すものであって、内筒１及び外筒２と、そ
の内外両筒１，２間に形成された環状空間３内に回転自
在に配設されたリボン状スクリュウ４とを備え、また、
外筒２の外側に洗浄水噴射ノズル５ａを有する複数の直
管状配管５が外筒２の外側に配置され、配管５を外筒２
の周方向に沿って移動させる配管駆動装置１２が設けら
れている。
明する。図１は本発明の第１の実施例であるスクリュウ
式脱水機を示すものであって、内筒１及び外筒２と、そ
の内外両筒１，２間に形成された環状空間３内に回転自
在に配設されたリボン状スクリュウ４とを備え、また、
外筒２の外側に洗浄水噴射ノズル５ａを有する複数の直
管状配管５が外筒２の外側に配置され、配管５を外筒２
の周方向に沿って移動させる配管駆動装置１２が設けら
れている。
【００１２】外筒２は、所定間隔をおいて同心状に配列
された複数の筒体２1 〜２5 と、各筒体２1 〜２5
間及び基端側筒体２1 の基端部に配設されると共に、
その中央部に筒体２1 〜２5 と同心状の貫通孔７が貫
設された支持部材８1 〜８5とからなり、各支持部材８
1 〜８5 のうち、基端側筒体２1 の両側に位置する
支持部材８1 ，８2 及び先端側筒体２5 に接する支
持部材８5 は、その下端部が下方に延びて基台６に固
定され、残りの配管５に対向する支持部材８3，８4 は
リング状に形成されて、基台６との間に配管５が通過可
能な間隙αが設けられている。
された複数の筒体２1 〜２5 と、各筒体２1 〜２5
間及び基端側筒体２1 の基端部に配設されると共に、
その中央部に筒体２1 〜２5 と同心状の貫通孔７が貫
設された支持部材８1 〜８5とからなり、各支持部材８
1 〜８5 のうち、基端側筒体２1 の両側に位置する
支持部材８1 ，８2 及び先端側筒体２5 に接する支
持部材８5 は、その下端部が下方に延びて基台６に固
定され、残りの配管５に対向する支持部材８3，８4 は
リング状に形成されて、基台６との間に配管５が通過可
能な間隙αが設けられている。
【００１３】各筒体２1 〜２5 のうち、先後両端の筒
体２1 ，２5 を除く各筒体２2〜２4には多数の排水孔
９ａからなる排水スクリーン９が形成され、基端側筒体
２1 には被脱水物ａの投入口１０が形成され、先端側
筒体２5 の開口部には脱水された被脱水物ａを外部に
排出するための排出口１１が形成されている。なお、外
筒２の下方には受水槽（図示せず）が設けられている。
体２1 ，２5 を除く各筒体２2〜２4には多数の排水孔
９ａからなる排水スクリーン９が形成され、基端側筒体
２1 には被脱水物ａの投入口１０が形成され、先端側
筒体２5 の開口部には脱水された被脱水物ａを外部に
排出するための排出口１１が形成されている。なお、外
筒２の下方には受水槽（図示せず）が設けられている。
【００１４】内筒１は、先端側に向かって外広がりのテ
ーパ状に形成されており、その先端部が排出口１１より
外部に突出して、機台６に支持枠１３ａを介して固着さ
れると共に、その基端部が前記基端側筒体２1 内に軸
受１４及びシール材１５を介して回転自在に配設された
回転ホイール１６の中央貫通孔に軸受１８及びシール材
１９を介して挿通され且つ支持部材１３ｂを介して基台
６に固着されており、これによって、内筒１が外筒２と
同心状に配設されている。また、内筒４の両端部を除く
中央部には多数の排水孔２０ａからなる排水スクリーン
２０が形成されている。なお、リボン状スクリュウ４の
内筒１及び外筒２の形状、構成については本実施例のも
のに限定されるものではない。
ーパ状に形成されており、その先端部が排出口１１より
外部に突出して、機台６に支持枠１３ａを介して固着さ
れると共に、その基端部が前記基端側筒体２1 内に軸
受１４及びシール材１５を介して回転自在に配設された
回転ホイール１６の中央貫通孔に軸受１８及びシール材
１９を介して挿通され且つ支持部材１３ｂを介して基台
６に固着されており、これによって、内筒１が外筒２と
同心状に配設されている。また、内筒４の両端部を除く
中央部には多数の排水孔２０ａからなる排水スクリーン
２０が形成されている。なお、リボン状スクリュウ４の
内筒１及び外筒２の形状、構成については本実施例のも
のに限定されるものではない。
【００１５】リボン状スクリュウ４は、その先端部が排
出口１１の近傍まで延びると共に、その基端部が回転ホ
イール１６に固着されており、回転ホイール１６の外周
部に形成した歯車２３及び駆動歯車２４を介してスクリ
ュウ駆動モータ２５により回転され、投入口１０から環
状空間３内に供給された被脱水物ａを排出口１１に向け
て移送するものである。
出口１１の近傍まで延びると共に、その基端部が回転ホ
イール１６に固着されており、回転ホイール１６の外周
部に形成した歯車２３及び駆動歯車２４を介してスクリ
ュウ駆動モータ２５により回転され、投入口１０から環
状空間３内に供給された被脱水物ａを排出口１１に向け
て移送するものである。
【００１６】内筒１の先端部に摺動自在に外嵌されたコ
ーンバルブ２７は、ばね２８により排出口１１に向けて
付勢されており、排出口１１の開度を調整するようにな
っている。
ーンバルブ２７は、ばね２８により排出口１１に向けて
付勢されており、排出口１１の開度を調整するようにな
っている。
【００１７】圧搾脱水の要領を説明すると、投入口１０
から内外両筒１，２間の環状空間３内に投入された被脱
水物ａは、リボン状スクリュウ４によって排出口１１に
向けて移送されるが、環状空間３が先端に向かって徐々
に狭まっていることから、移送途中で圧搾脱水され、そ
の脱水により生じた水分は内外両筒１，２に形成した排
水スクリーン９，２０を通って外部に排水され、また、
脱水された被脱水物ａは排出口１１から外部に排出され
る。
から内外両筒１，２間の環状空間３内に投入された被脱
水物ａは、リボン状スクリュウ４によって排出口１１に
向けて移送されるが、環状空間３が先端に向かって徐々
に狭まっていることから、移送途中で圧搾脱水され、そ
の脱水により生じた水分は内外両筒１，２に形成した排
水スクリーン９，２０を通って外部に排水され、また、
脱水された被脱水物ａは排出口１１から外部に排出され
る。
【００１８】配管５は、図２にも示すように、外筒２の
周方向に沿って所定間隔ごとに配置され、その両端部
が、基台６に支持杆３０を介して固定されると共に、外
筒２に遊嵌合する一対のリング状支持枠３１，３１に貫
設された貫通孔３２に回動自在に挿通されている。
周方向に沿って所定間隔ごとに配置され、その両端部
が、基台６に支持杆３０を介して固定されると共に、外
筒２に遊嵌合する一対のリング状支持枠３１，３１に貫
設された貫通孔３２に回動自在に挿通されている。
【００１９】配管駆動装置１２は、配管５を挟んで外筒
２の中央部に遊嵌合する回動リング３３と、基端部が各
配管５に固着されると共にその先端部に形成した長孔３
４が回動リング３３に突設されたピン３５に係合する連
結ロッド３６と、回動リング３３に突設したアーム３７
と基台６との間に配設されて、回動リング３３を所定角
度範囲で往復回動させる揺動シリンダ（駆動装置）３８
とから構成されている。
２の中央部に遊嵌合する回動リング３３と、基端部が各
配管５に固着されると共にその先端部に形成した長孔３
４が回動リング３３に突設されたピン３５に係合する連
結ロッド３６と、回動リング３３に突設したアーム３７
と基台６との間に配設されて、回動リング３３を所定角
度範囲で往復回動させる揺動シリンダ（駆動装置）３８
とから構成されている。
【００２０】上記構成において、揺動シリンダ３８を駆
動して回動リング３３を往復回動させると（図２仮想線
参照）、連結ロッド３６を介して各配管５が所定角度範
囲で往復回転され、各ノズル５ａから洗浄水が広範囲に
噴射され、排水スクリーン９が全面的に洗浄されて排水
孔９ａの目詰まりが解除または防止される。
動して回動リング３３を往復回動させると（図２仮想線
参照）、連結ロッド３６を介して各配管５が所定角度範
囲で往復回転され、各ノズル５ａから洗浄水が広範囲に
噴射され、排水スクリーン９が全面的に洗浄されて排水
孔９ａの目詰まりが解除または防止される。
【００２１】図１に示すように、内筒１内に、内筒側排
水スクリーン目詰まり防止装置４０が設けられている。
これは、内筒１内の排水スクリーン２０に対向する位置
に配置され、そのパイプ状スクリュウ軸４１ａが内筒１
の両端部に設けた軸受４２に回転自在に支持されたスク
リュウ４１と、スクリュウ軸４１ａの基端部をスプロケ
ットホイール４３ａ，４３ｂ、チェン４３ｃ及び歯車４
３ｄを介して回転ホイール１６の歯車２３に連動連結す
る連動機構４３とを有している。
水スクリーン目詰まり防止装置４０が設けられている。
これは、内筒１内の排水スクリーン２０に対向する位置
に配置され、そのパイプ状スクリュウ軸４１ａが内筒１
の両端部に設けた軸受４２に回転自在に支持されたスク
リュウ４１と、スクリュウ軸４１ａの基端部をスプロケ
ットホイール４３ａ，４３ｂ、チェン４３ｃ及び歯車４
３ｄを介して回転ホイール１６の歯車２３に連動連結す
る連動機構４３とを有している。
【００２２】上記構成において、スクリュウ駆動モータ
２５を駆動すると、連動機構４３を介してスクリュウ４
１が回転され、スクリュウ４１の外周縁に設けたブラシ
４４によって排水スクリーン２０の内面が清掃されると
共に、スクリュウ軸４１ａに形成したノズル４５から洗
浄水が排水スクリーン２０に向けて噴射され、排水排水
孔２０ａの目詰まりが解除または防止される。
２５を駆動すると、連動機構４３を介してスクリュウ４
１が回転され、スクリュウ４１の外周縁に設けたブラシ
４４によって排水スクリーン２０の内面が清掃されると
共に、スクリュウ軸４１ａに形成したノズル４５から洗
浄水が排水スクリーン２０に向けて噴射され、排水排水
孔２０ａの目詰まりが解除または防止される。
【００２３】図１中、４７は洗浄水供給ポンプであっ
て、タンク４８から吸い上げた洗浄水を洗浄水供給管４
９及びスイベルジョイント５０を介して各配管５及びス
クリュウ軸４１ａに供給するものである。なお、５１は
各配管５及びスクリュウ軸４１に接続した電磁開閉バル
ブである。また、タンク４８は基台６の下方に設けた受
水槽と連通し、圧搾脱水された排水が洗浄水として循環
使用される。
て、タンク４８から吸い上げた洗浄水を洗浄水供給管４
９及びスイベルジョイント５０を介して各配管５及びス
クリュウ軸４１ａに供給するものである。なお、５１は
各配管５及びスクリュウ軸４１に接続した電磁開閉バル
ブである。また、タンク４８は基台６の下方に設けた受
水槽と連通し、圧搾脱水された排水が洗浄水として循環
使用される。
【００２４】スクリュウ式脱水機の使用の要領を説明す
ると、被脱水物ａを投入口１０に投入すると共に、スク
リュウ駆動モータ２５を駆動すると、内外両筒１，２間
の環状空間３内に投入された被脱水物ａは、リボン状ス
クリュウ４によって排出口１１に向けて移送され、その
移送途中で圧搾脱水されて、その脱水により生じた水分
は内外両筒１，２に形成した排水スクリーン９，２０を
通って外部に排水され、脱水された被脱水物ａは排出口
１１から外部に排出される。
ると、被脱水物ａを投入口１０に投入すると共に、スク
リュウ駆動モータ２５を駆動すると、内外両筒１，２間
の環状空間３内に投入された被脱水物ａは、リボン状ス
クリュウ４によって排出口１１に向けて移送され、その
移送途中で圧搾脱水されて、その脱水により生じた水分
は内外両筒１，２に形成した排水スクリーン９，２０を
通って外部に排水され、脱水された被脱水物ａは排出口
１１から外部に排出される。
【００２５】また、その圧搾脱水時に、常時または間欠
的に、揺動シリンダ３８を駆動し、各配管５のノズル５
ａから洗浄水を噴射して排水スクリーン９を洗浄し、排
水孔９ａの目詰まりが解除または防止される。
的に、揺動シリンダ３８を駆動し、各配管５のノズル５
ａから洗浄水を噴射して排水スクリーン９を洗浄し、排
水孔９ａの目詰まりが解除または防止される。
【００２６】更に、スクリュウ駆動モータ２５の駆動に
より、内筒側排水スクリーン目詰まり防止装置４０が作
動し、スクリュウ４１の外周縁に設けたブラシ４４によ
って排水スクリーン２０の内面が清掃されると共に、ス
クリュウ軸４１ａに形成したノズル４５から洗浄水が排
水スクリーン２０に向けて噴射され、排水排水孔２０ａ
の目詰まりが解除または防止される。
より、内筒側排水スクリーン目詰まり防止装置４０が作
動し、スクリュウ４１の外周縁に設けたブラシ４４によ
って排水スクリーン２０の内面が清掃されると共に、ス
クリュウ軸４１ａに形成したノズル４５から洗浄水が排
水スクリーン２０に向けて噴射され、排水排水孔２０ａ
の目詰まりが解除または防止される。
【００２７】上記構成において、排水孔９ａ，２０ａの
目詰まりをセンサーで検知し、その検知信号に基づいて
電磁開閉バルブ５１を開放して洗浄水を噴射するように
してもよい。また、各配管５に接続した複数の電磁開閉
バルブ５１を同時に開閉してもよいが、順次開閉するよ
うにしてもよい。これによって、洗浄水供給ポンプ４７
を小型化でき、経済的である。
目詰まりをセンサーで検知し、その検知信号に基づいて
電磁開閉バルブ５１を開放して洗浄水を噴射するように
してもよい。また、各配管５に接続した複数の電磁開閉
バルブ５１を同時に開閉してもよいが、順次開閉するよ
うにしてもよい。これによって、洗浄水供給ポンプ４７
を小型化でき、経済的である。
【００２８】上記実施例では、支持枠３１，３１を基台
６に固定し、揺動シリンダ３８で回動リング３３を回動
させることにより、配管５を回転させたが、回動リング
３３を基台６に固定し、揺動シリンダ３８により支持枠
３１，３１を回動させて、配管５を外筒２の周方向に揺
動させるようにしてもよい。
６に固定し、揺動シリンダ３８で回動リング３３を回動
させることにより、配管５を回転させたが、回動リング
３３を基台６に固定し、揺動シリンダ３８により支持枠
３１，３１を回動させて、配管５を外筒２の周方向に揺
動させるようにしてもよい。
【００２９】また、内外両筒１，２を固定し、リボン状
スクリュウ４のみを回転駆動するようにしたが、その内
外両筒１，２の両方または一方をリボン状スクリュウ４
とは別個に回転駆動するようにしてもよい。これによれ
ば、被脱水物ａの剪断抵抗が高まり、圧搾脱水を一層効
果的に行うことができる。
スクリュウ４のみを回転駆動するようにしたが、その内
外両筒１，２の両方または一方をリボン状スクリュウ４
とは別個に回転駆動するようにしてもよい。これによれ
ば、被脱水物ａの剪断抵抗が高まり、圧搾脱水を一層効
果的に行うことができる。
【００３０】図３及び図４は本発明の第２の実施例であ
るスクリュウ式脱水機を示すものであって、外筒２のリ
ング状支持部材８3 ，８4 にガイドローラ５２を介し
て回転自在に係合する一対の支持リング５３，５３に各
配管５が支持されており、一方の支持リング５３を揺動
シリンダ３８により所定角度範囲で往復回転させること
により（図４仮想線参照）、各配管５を外筒２の周方向
に揺動させて、ノズル５ａから排水スクリーン９に向け
て洗浄水を噴射するようになっている。なお、図３に示
すように、各配管５と洗浄水供給管４９とはフレキシブ
ルパイプ５４により接続されている。
るスクリュウ式脱水機を示すものであって、外筒２のリ
ング状支持部材８3 ，８4 にガイドローラ５２を介し
て回転自在に係合する一対の支持リング５３，５３に各
配管５が支持されており、一方の支持リング５３を揺動
シリンダ３８により所定角度範囲で往復回転させること
により（図４仮想線参照）、各配管５を外筒２の周方向
に揺動させて、ノズル５ａから排水スクリーン９に向け
て洗浄水を噴射するようになっている。なお、図３に示
すように、各配管５と洗浄水供給管４９とはフレキシブ
ルパイプ５４により接続されている。
【００３１】上記以外の構成は第１の実施例とほぼ同じ
であるから、同一部分に同一符号を付して、その説明を
省略する。第１及び第２の実施例において、揺動シリン
ダ３８に換えて歯車機構やチェン機構等を用いて、配管
５を回動または揺動させるようにしてもよい。
であるから、同一部分に同一符号を付して、その説明を
省略する。第１及び第２の実施例において、揺動シリン
ダ３８に換えて歯車機構やチェン機構等を用いて、配管
５を回動または揺動させるようにしてもよい。
【００３２】
【発明の効果】本発明によれば、外筒の外側でその軸心
方向に沿って配置された配管を、配管駆動装置により、
その管軸心回りで回動または外筒の周方向に沿って揺動
させて、その配管のノズルから噴射される洗浄水で外筒
の排水スクリーンを全面的に洗浄するようにしているか
ら、前記排水スクリーンの目詰まりを確実に解除または
防止して、被脱水物を効率良く圧搾脱水することができ
る。
方向に沿って配置された配管を、配管駆動装置により、
その管軸心回りで回動または外筒の周方向に沿って揺動
させて、その配管のノズルから噴射される洗浄水で外筒
の排水スクリーンを全面的に洗浄するようにしているか
ら、前記排水スクリーンの目詰まりを確実に解除または
防止して、被脱水物を効率良く圧搾脱水することができ
る。
【００３３】また、前記配管の本数が従来に比べて少な
いから、配管工事費を安くすることができると共に、配
管を取り外してメンテナンスを行なう場合にも、手間が
かからず、メンテナンス作業を容易に行なうことができ
る。
いから、配管工事費を安くすることができると共に、配
管を取り外してメンテナンスを行なう場合にも、手間が
かからず、メンテナンス作業を容易に行なうことができ
る。
【００３４】更に、内筒の内面に排水スクリーンを設け
た場合、この内筒側排水スクリーン を洗浄して目詰まり
を防止する防止装置を設けることにより、被脱水物の圧
縮脱水をさらに効率的に行うことができる。
た場合、この内筒側排水スクリーン を洗浄して目詰まり
を防止する防止装置を設けることにより、被脱水物の圧
縮脱水をさらに効率的に行うことができる。
【図１】本発明の第１の実施例であるスクリュウ式脱水
機の縦断面図である。
機の縦断面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ矢視図である。
【図３】本発明の第２の実施例であるスクリュウ式脱水
機の一部切り欠き側面図である。
機の一部切り欠き側面図である。
【図４】図３のＢ−Ｂ矢視図である。
１ 内筒 ２ 外筒 ３ 環状空間 ５ 配管 ５ａ ノズル ４ リボン状スクリュウ ９ 排水スクリーン １０ 投入口 １１ 排出口 １２ 配管駆動装置 ３８ 揺動シリンダ ａ 被脱水物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇都 欣弘 大阪府大阪市此花区西九条５丁目３番28 号 日立造船株式会社内 (72)発明者 柏原 正和 大阪府大阪市此花区西九条５丁目３番28 号 日立造船株式会社内 (56)参考文献 特開 平３−297599（ＪＰ，Ａ) 実公 平３−4463（ＪＰ，Ｙ２) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B30B 9/14 C02F 11/12
Claims (3)
- 【請求項１】排水スクリーンを中央部に形成した外筒
と、該外筒内に同心状に配設された内筒と、その内外両
筒間の環状空間内に回転自在に配設されたリボン状スク
リュウとを備え、該リボン状スクリュウを回転駆動する
ことにより、外筒の基端側に設けた投入口から上記環状
空間内に投入された被脱水物を圧搾脱水し、その脱水さ
れた水分を前記排水スクリーンを介して外部に排水する
と共に、脱水された被脱水物を外筒の先端側に設けた排
出口を介して外部に排出するようにした脱水機におい
て、前記外筒の外側に、前記排水スクリーンに対向して
洗浄水噴射ノズルを有する配管を、支持枠を介して回転
自在に配置するとともに、該配管をその軸心回りで回動
させる配管駆動装置を設け、かつ該配管駆動装置を、前
記外筒の周方向に沿って回動自在に設けられた回動リン
グと、基端部が前記配管に固着されると共にその先端部
に形成した長孔が前記回動リングに突設されたピンに係
合する連結ロッドと、前記回動リングにアームを介して
連結されて回動リングを所定角度範囲で往復回動させる
駆動装置とから構成したことを特徴とするスクリュウ式
脱水機。 - 【請求項２】排水スクリーンを中央部に形成した外筒
と、該外筒内に同心状に配設された内筒と、その内外両
筒間の環状空間内に回転自在に配設されたリボン状スク
リュウとを備え、該リボン状スクリュウを回転駆動する
ことにより、外筒の基端側に設けた投入口から上記環状
空間内に投入された被脱水物を圧搾脱水し、その脱水さ
れた水分を前記排水スクリーンを介して外部に排水する
と共に、脱水された被脱水物を外筒の先端側に設けた排
出口を介して外部に排出するようにした脱水機におい
て、前記外筒の外側に、支持リングを外筒の周方向に沿
って回転自在に設けると共に、該支持リングに、前記排
水スクリーンに対向する洗浄水噴射ノズルを有する配管
を、前記外筒の軸心方向に沿って配置し、前記支持リン
グを往復回転させる駆動装置を設けたことを特徴とする
スクリュウ式脱水機。 - 【請求項３】内筒の所定部分に排水スクリーンを設ける
と共に、該内筒側排水スクリーンの目詰まり防止装置を
設け、該目詰まり防止装置を、前記内筒内に回転自在に
配置されると共にリボン状スクリュウの回転駆動に連動
して回転されるパイプ状スクリュウ軸と、該スクリュウ
軸に固定されたスクリュウと、該スクリュウの外周縁に
設けられると共に前記内筒の内面を清掃するためのブラ
シと、洗浄水を前記スクリュウ軸に供給する洗浄水供給
配管とから構成したことを特徴とする請求項１または２
に記載のスクリュウ式脱水機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5082315A JP2907675B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | スクリュウ式脱水機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5082315A JP2907675B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | スクリュウ式脱水機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06292997A JPH06292997A (ja) | 1994-10-21 |
| JP2907675B2 true JP2907675B2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=13771143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5082315A Expired - Lifetime JP2907675B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | スクリュウ式脱水機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2907675B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TW476656B (en) | 1998-09-17 | 2002-02-21 | Ishigaki Co Ltd | Continuous squeeze-dewatering device |
| DK200100557A (da) * | 2001-04-04 | 2002-10-05 | Atlas Stord Denmark As | Skruepresse samt fremgangsmåde til udøvelse heraf |
| GB2477805B (en) * | 2010-02-16 | 2016-10-12 | Hydro Int Plc | A separator and components thereof |
| JP5575562B2 (ja) * | 2010-07-05 | 2014-08-20 | 株式会社西原環境 | 夾雑物除去装置 |
| CN104057634A (zh) * | 2014-06-19 | 2014-09-24 | 王徽 | 双级螺旋轴及双级螺旋压榨脱水机 |
| CN105346134B (zh) * | 2015-11-30 | 2017-01-04 | 湖南金松汽车有限公司 | 用于环卫车的固液分离器 |
| WO2017211363A1 (en) * | 2016-06-07 | 2017-12-14 | Gea Process Engineering A/S | Screw press apparatus including an improved cip arrangement and method of cleaning the apparatus |
| CN107160731B (zh) * | 2017-07-12 | 2019-05-31 | 蓝深集团股份有限公司 | 一种螺旋压榨机 |
| JP7129629B2 (ja) * | 2019-10-11 | 2022-09-02 | 株式会社石垣 | ドラム型固液分離装置の洗浄方法 |
| CN112427382A (zh) * | 2020-10-16 | 2021-03-02 | 阜阳市鑫悦塑业科技有限公司 | 一种再生塑料高效清洗装置 |
| JP2023043956A (ja) * | 2021-09-17 | 2023-03-30 | 株式会社石垣 | スクリュープレスの外筒スクリーン洗浄装置 |
-
1993
- 1993-04-09 JP JP5082315A patent/JP2907675B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06292997A (ja) | 1994-10-21 |
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