JP2907264B2 - 筒状巨大構造物の組立方法及び吊り天秤機構付き屋根体 - Google Patents

筒状巨大構造物の組立方法及び吊り天秤機構付き屋根体

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JP2907264B2 JP6229497A JP22949794A JP2907264B2 JP 2907264 B2 JP2907264 B2 JP 2907264B2 JP 6229497 A JP6229497 A JP 6229497A JP 22949794 A JP22949794 A JP 22949794A JP 2907264 B2 JP2907264 B2 JP 2907264B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は筒状巨大構造物の組立方
法及び吊り天秤機構付き屋根体に係り、特に、タンクや
原子炉格納容器等の筒状巨大構造物を組み立てる方法及
びそれに使用する吊り天秤機構付き屋根体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、原子炉格納容器は、核***物質
が外部に漏れることを防止するためのもので、通常、高
さが50m、径が30m程度の巨大な鋼製の筒状巨大構
造物である。従来、このような筒状巨大構造物の組立作
業は、工場において、ある程度の大きさまで製造した側
壁板や屋根板を建設現場に搬送する。そして、建設現場
においてタワークレーンを用いて側壁板を吊り上げなが
ら組立て溶接して所定高さの筒状構造物を構築し、同様
にして筒状構造物の上に屋根板を組立てる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
筒状巨大構造物の組立方法は、全て屋外の作業であった
為、降雨、降雪等の天候条件により作業を中断せざるを
えないことが多く、工期が著しく遅れるという欠点があ
った。このことから、筒状巨大構造物の全体を覆うこと
のできるような巨大テントを予め構築し、その中で組み
立て工事を行うことも提案されている。しかし、この方
法は、高さが50m、径が30m程度の筒状巨大構造物
を覆うテントを構築する為の工期がかかり、却って全体
の工期が長くなる欠点があると共に、巨大テント自体の
費用がかかり設備コストのアップになるという欠点があ
り、結局、根本的な解決にはならない。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、タンクや原子炉格納容器等の筒状巨大構造物の
組み立てに於いて、天候条件に影響されずに組立工事を
行うことができ工期を大幅に短縮のできる筒状巨大構造
物の組立方法及び吊り天秤機構付き屋根体を目的とす
る。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明は前記目的を達成す
る為に、筒状巨大構造物を複数段のブロックに予め区分
設計すると共に、前記筒状巨大構造物を構築する構築現
場近傍に、吊り天秤機構が組み込まれた着脱自在の屋根
を有する組立場を仮設し、次に、前記組立場において前
記各ブロックの1段目ブロックを作製し、次に、前記組
立場の屋根をそのまま吊り天秤として用いて、前記作製
された1段目ブロックを、前記屋根の吊り天秤機構を介
して別設のクレーンで前記構築現場に吊り込んで据え付
け、次に、前記屋根を前記組立場の屋根として再び復帰
させ、前記ブロックの作製から前記屋根の復帰までの作
業を繰り返すことにより、前記区分設計された各ブロッ
クを順次積み上げていくことを特徴とする。
【0006】また、本発明は前記目的を達成する為に、
放射状に配設されて屋根骨組を形成すると共に、吊り天
秤機構の天秤棒となる複数の長尺部材、及び前記屋根骨
格を覆うシート部材から成る屋根体と、前記複数の長尺
部材の先端部近傍に設けられ、別設のクレーンにワイヤ
ーを介して連結されるクレーン用吊り具と、前記複数の
骨組部材の先端部近傍に設けられ、被吊り上物にワイヤ
ーを介して連結される被吊り上物用吊り具と、を備え、
前記屋根体を介して前記被吊り上物を前記クレーンで多
点吊りすることを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1の発明によれば、設計段階で筒状巨大
構造物を複数段のブロックに予め区分しておく。そし
て、筒状巨大構造物を構築する構築現場近傍に、吊り天
秤機構が組み込まれた着脱自在の屋根体を屋根とした組
立場を仮設し、前記組立場において前記各ブロックの1
段目ブロックを作製したら、そのまま前記屋根の吊り天
秤機構を介して別設のクレーンで前記1段目ブロックを
前記構築現場に吊り込んで据え付ける。1段目ブロック
を据え付けたら、屋根を組立場の屋根として再び復帰さ
せる。以上の作業を、前記区分設計されたブロック数だ
け行ってブロックを順次積み上げていくことにより、筒
状巨大構造物を完成させる。これにより、組立場で天候
条件に影響されずにブロックの組立工事を行うことがで
き、しかも組立場の屋根をそのまま吊り天秤として使用
することにより、組立場で組み立てたブロックを容易且
つ迅速に筒状巨大構造物を構築する構築現場に吊り込ん
で据え付けることができる。
【0008】請求項2の発明によれば、屋根体に雨等を
防ぐ本来の屋根としての機能の他に、吊り天秤の機能を
具備させた。これにより、この屋根体を、例えば、筒状
巨大構造物のブロックを作製する組立場の屋根として用
いれば、屋根を吊り天秤として使用して、作製したブロ
ックをクレーンでそのまま筒状巨大構造物を構築する構
築現場に吊り込むことができる。また、前記屋根体は多
点吊りできるように、放射状に長尺部材を配設したの
で、ブロックを偏平させることなく且つ良好な吊りバラ
ンスを維持しながら吊り込むことができる。
【0009】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る筒状巨大
構造物の組立方法及び組立用吊り天秤の好ましい実施例
について詳説する。本発明の吊り天秤機構付き屋根体1
0は、吊り天秤機能と屋根機能との両方を兼ね備えるよ
うに構成されたものであり、図1は切断側面図、図2は
上面図である。図1及び図2に示すように、吊り天秤機
構付き屋根体10は、中央部のリングトラス12から多
数の鉛直トラス14、14…が対向して放射状に延設さ
れ、この鉛直トラス14は円筒状の被吊上物16を多点
吊り(被吊上物16の上端周縁の複数箇所を吊る)する
際の天秤棒となる。また、鉛直トラス14同志は補助梁
18を介して接合されると共に、鉛直トラス14の先端
部同志は水平梁20を介して接合され、更に、リング形
状をしたリングトラス12の内側には十字状の十字梁2
2が設けられる。これにより、天秤機能を有した強固な
多角形状の骨組が形成される。また、前記多数の鉛直ト
ラス14の先端部近傍には、鉛直トラス14の長手方向
に沿って所定距離だけ移動可能な吊りロッド24、24
…が縦方向に設けられる。そして、吊りロッド24の上
端には吊上げ用シャックル24Aが取付けられると共
に、吊りロッド24の下端には、吊下げ用シャックル2
4Bが取り付けられる。
【0010】次に、吊り天秤機構付き屋根体10の屋根
機能としての構成を説明すると、前記リングトラス12
の内側には、中央雨養生屋根26が設けられると共に、
中央雨養生屋根26にはベンチレータ28が取付けら
る。また、多角形状に形成された骨組には、採光を考慮
して透明シート30が被せられている。また、吊り天秤
機構付き屋根体10の中央雨養生屋根26の近傍には中
央雨養生屋根26の外周に沿って融雪パイプ32が配設
されると共に、融雪パイプ32は図示しない給水管に接
続され、融雪パイプ32に形成された多数の孔から融雪
用の水が噴出される。また、図示しないが、吊り天秤機
構付き屋根体10には、照明設備が設けられる。また、
吊り天秤機構付き屋根体10の外周下側で前記吊りロッ
ド24配設位置より内側には、環状のレール34が配設
されると共に、そのレール34にはホイストクレーン3
6が移動可能に吊設される。
【0011】次に、上記の如く構成された吊り天秤機構
付き屋根体10を用い本発明の筒状巨大構造物の組立方
法を、原子炉格納容器の組立を例にとって説明する。設
計段階で原子炉格納容器38を複数段の筒状の胴ブロッ
ク40、42、44と、トップヘッドブロック46に予
め区分しておく。そして、図3に示すように、原子炉格
納容器を構築する構築現場近傍に、前述した本発明の吊
り天秤機構付き屋根体10を屋根とする組立場48を仮
設する。即ち、土台に室内空間を形成するように複数の
支柱或いは壁材等の支持部材50を立設し、その上に吊
り天秤機構付き屋根体10を架設して屋根を構成する。
この時、吊り天秤機構付き屋根体10は支持部材50に
簡単に取付けたり、取り外したりできるように着脱自在
に固定する。そして、組立場48内において、先ず、第
1段目の胴ブロック40を作製する。ちなみに、胴ブロ
ック40、42、44は、図4に示すように、多数のプ
レート板54、54…により形成された複数段のライナ
51、51…により円筒状に形成され、各ライナ51は
仮設補強材52、52…で支持される。また、組立場4
8内での作業時は、吊り天秤機構付き屋根体10のベン
チレータにより溶接作業等の溶接ヒュームを排出すると
共に、胴ブロック40、42、44を組上げる際のライ
ナプレート54の吊上げ等はホイストクレーン36によ
り行う。
【0012】次に、組立場48内で第1段目の胴ブロッ
ク40を製作したら、吊り天秤機構付き屋根体10に設
けられた複数の吊りロッド24の吊下げ用シャックル2
4Bにワイヤー56を介して胴ブロック40の上端周縁
部に形成した吊り下げ部材(図示せず)を連結する。一
方、吊りロッド24の吊り上げ用シャックル24Aにワ
イヤー58を介して図示しないタワークレーンのワイヤ
ー60先端のフック62に連結する。この時、吊り下げ
用シャックル24Bと、胴ブロック40の吊り下げ部と
に連結されるワイヤー56が鉛直に張設されるように、
胴ブロック40の径(D)に応じて吊りロッド24の位
置を変える。これにより、胴ブロック40がクレーンで
吊り上がった時に、胴ブロック40には鉛直方向の力が
加わるのみなので、円筒状の胴ブロック40を偏平させ
る水平方向の分力が発生しないように吊ることができ
る。また、図2で示した16個の吊りロッド24を全部
使用すると16点の多点吊りになるが、通常は吊りロッ
ド24を一つ置きに使用して8点の多点吊りで行う。そ
して、組立場48の支持部材50と吊り天秤機構付き屋
根体10との固定を解除して、胴ブロック40を天秤機
構付き屋根体10を介して構築現場に吊り込んで据えつ
ける。この時、据え付け作業中は、天秤機構付き屋根体
10が雨等を防ぐので、雨天時でも据え付け作業をする
ことができる。
【0013】次に、第1段目の胴ブロック40の据え付
けが終了したら、天秤機構付き屋根体10と第1段目の
胴ブロック40との連結を外し、天秤機構付き屋根体1
0を再び組立場48の屋根として復帰させる。続いて、
2段目の胴ブロック42、3段目の胴ブロック44、ト
ップヘッドブロック46を組立場48で順次製作した
ら、各胴ブロック42、44及びトップヘッドブロック
46を前記したと同様に吊り天秤機構付き屋根体10を
介してタワークレーンで構築現場に吊り込んで1段目の
胴ブロック40の上に順次積み上げるようにして据え付
ける。また、各胴ブロック40、42、44及び胴ブロ
ック44とトップヘッドブロック46との接合は一般的
に溶接接合により行われる。
【0014】このように、本発明の筒状巨大構造物の組
立方法によれば、吊り天秤機能と屋根機能とを備えた本
発明の吊り天秤機構付き屋根体10を、胴ブロック4
0、42、44とトップヘッドブロック46を製作する
組立場48の屋根として使用し、組立場48で胴ブロッ
ク40、42、44とトップヘッドブロック46を順次
製作したら、吊り天秤機構付き屋根体10を、そのまま
吊り天秤として用いて、各胴ブロック40、42、44
とトップヘッドブロック46を原子炉格納容器38の構
築現場に吊り込んで据え付けるようにした。これによ
り、組立場48で天候条件に影響されずに胴ブロック4
0、42、44とトップヘッドブロック46の組立工事
を行うことができ、しかも組み立てられた各ブロック4
0、42、44、46は組立場48の屋根である吊り天
秤機構付き屋根体10をそのまま吊り天秤として使用す
ることができるので、各ブロック40、42、44、4
6を容易且つ迅速に構築現場に吊り込んで据え付けるこ
とができる。従って、作業工期を大幅に短くすることが
できる。
【0015】また、原子炉格納容器の各ブロック40、
42、44、46に区分して組み立てるようにしたの
で、原子炉格納容器を構築現場で全て組み立てる場合に
比べて高所作業を減らすことができ、作業の安全性を改
善させることができる。また、本発明の吊り天秤機構付
き屋根体10の吊りロッド24は、胴ブロック40、4
2、44の径に応じて移動できるようにしたので、胴ブ
ロック40、42、44内に十字梁を仮設する等の胴ブ
ロック40、42、44の偏平化に対する格別の養生が
必要なくなる。また、本発明の吊り天秤機構付き屋根体
10は、多点吊りできるように、放射状に鉛直トラス1
4、14…を配設したので、良好な吊りバランスを維持
しながら吊り込むことができる。
【0016】尚、吊り天秤機構付き屋根体10は、図5
に示すように据え付けの完了した原子炉格納容器38の
付帯設備、検査、塗装、保温、内部作業等の各作業を行
う際に構築する仮設足場64の屋根としても用いること
ができる。これにより、天候条件に影響されることなく
前記各作業を行うことができる。また、本実施例では、
原子炉格納容器38の組立方法の例で説明したが、原子
炉格納容器38に限定されるものではなく、タンク等の
筒状巨大構造物の全てに適用することができる。また、
天秤機構付き屋根体10の形状を多角形状にしたが、こ
の形状に限定されるものではない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の筒状巨大
構造物の組立方法によれば、吊り天秤機能と屋根機能と
を備えた本発明の吊り天秤機構付き屋根体を、筒状巨大
構造物を区分設計した各ブロックを作製する組立場の屋
根として用い、組立場で各ブロックを作製したら、吊り
天秤機構付き屋根体をそのまま吊り天秤として用いて別
設のクレーンで各ブロックを構築現場に吊り込んで据え
付けるようにした。
【0018】これにより、組立場で天候条件に影響され
ずに各ブロックの組立工事を行うことができ、しかも組
み立てられた各ブロックは組立場の屋根である吊り天秤
機構付き屋根体をそのまま吊り天秤として使用すること
ができるので、各ブロックを容易且つ迅速に構築現場に
吊り込んで据え付けることができる。従って、作業工期
を大幅に短かくすることができる。
【0019】また、構築現場で全て組立るのに比べて、
高所作業を大幅に減らすことができ、作業安全性を改善
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る吊り天秤機構付き屋根体
の構造を説明する切断断面図
【図2】図2は、吊り天秤機構付き屋根体の上面図
【図3】図3は、本発明に係る筒状巨大構造物の組立方
法を説明する説明図
【図4】図4は、胴ブロックを説明する斜視図
【図5】図5は、本発明の吊り天秤機構付き屋根体を、
組み立てられた筒状巨大構造物の塗装等を行う仮設足場
の屋根として用いた場合の説明図
【符号の説明】
10…吊り天秤機構付き屋根体 12…リングトラス 14…鉛直トラス 16…被吊上物(例えば、原子炉格納容器の胴ブロッ
ク) 18…補助梁 20…水平梁 24…吊りロッド 26…中央雨養生屋根 28…ベンチレータ 30…透明シート 32…融雪パイプ 34…環状レール 36…ホイストクレーン 38…原子炉格納容器 40、42、44…胴ブロック 46…屋根ブロック 48…組立場 56、58…ワイヤ 60…タワークレーンのワイヤ 62…フック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G21C 13/00 E04G 21/14 E04G 21/28 E04H 7/18

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒状巨大構造物を複数段のブロックに予め
    区分設計すると共に、前記筒状巨大構造物を構築する構
    築現場近傍に、吊り天秤機構が組み込まれた着脱自在の
    屋根を有する組立場を仮設し、 次に、前記組立場において前記各ブロックの1段目ブロ
    ックを作製し、 次に、前記組立場の屋根をそのまま吊り天秤として用い
    て、前記作製された1段目ブロックを、前記屋根の吊り
    天秤機構を介して別設のクレーンで前記構築現場に吊り
    込んで据え付け、 次に、前記屋根を前記組立場の屋根として再び復帰さ
    せ、 前記ブロックの作製から前記屋根の復帰までの作業を繰
    り返すことにより、前記区分設計された各ブロックを順
    次積み上げていくことを特徴とする筒状巨大構造物の組
    立方法。
  2. 【請求項2】放射状に配設されて屋根骨組を形成すると
    共に、吊り天秤機構の天秤棒となる複数の長尺部材、及
    び前記屋根骨格を覆うシート部材から成る屋根体と、 前記複数の長尺部材の先端部近傍に設けられ、別設のク
    レーンにワイヤーを介して連結されるクレーン用吊り具
    と、 前記複数の長尺部材の先端部近傍に設けられ、被吊り上
    物にワイヤーを介して連結される被吊り上物用吊り具
    と、 を備え、前記屋根体を介して前記被吊り上物を前記クレ
    ーンで多点吊りすることを特徴とする吊り天秤機構付き
    屋根体。
  3. 【請求項3】前記屋根体の下側には、環状に配設された
    レールを移動自在な揚重機が備えられていることを特徴
    とする請求項2の吊り天秤機構付き屋根体。
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