JP2906464B2 - デジタル磁気記録再生装置 - Google Patents

デジタル磁気記録再生装置

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JP2906464B2
JP2906464B2 JP1197724A JP19772489A JP2906464B2 JP 2906464 B2 JP2906464 B2 JP 2906464B2 JP 1197724 A JP1197724 A JP 1197724A JP 19772489 A JP19772489 A JP 19772489A JP 2906464 B2 JP2906464 B2 JP 2906464B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、記録媒体にあらかじめ記録された曲頭を示
すスタートID等のサブコード情報のみを、後から書き換
えの出来るデジタル磁気記録再生装置に関するものであ
る。
従来の技術 デジタル磁気記録再生装置の一例であるR−DATは、
主信号であるPCMオーディオ信号と共にスタートIDやプ
ログラムタイム等のサブコードを記録することができ
る。スタートIDは曲の始まりであることを示し、テープ
の早送りあるいは巻戻し中に、スタートIDを判別するこ
とにより、高速頭出しサーチを行なうことが出来る。さ
らに、主信号はそのままでサブコードのみを書き換える
アフレコ機能や、主信号を記録する際やアフレコの際に
オーディオ信号の曲間を検出し、その後オーディオ信号
が曲間検出レベルを越える位置を曲頭と判断してスター
トIDを記録する自動スタートID記録機能が実用化されて
いる。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来のデジタル磁気記録再生装置は以
下に示すような課題点を有していた。自動スタートID記
録機能を用いて記録されたテープは第3図に示すよう
に、曲の始まりが時間t2であってもオーディオ信号が曲
間検出レベルを越えるのが時間t5、曲の始まりと判断し
てスタートIDが記録されるのが時間t6であり、時間t6
時間t2の時間分、実際の曲頭はスタートID=1と記録さ
れている位置よりも前に存在していた。そこで、サーチ
後の再生開始タイミングを微妙に合わせるためには、ス
タートIDをアフレコ機能により前に移動させる必要があ
った。
スタートIDを移動させるための最も基本的な方法は、
曲の始まり部分を繰り返し再生し、再生音の立ち上がり
にタイミングを合わせて手動でスタートIDを書き込むや
り方である。しかしこの方法で全てのスタートIDを書き
直すには大変な手間を要する。手間を掛けない別の方法
として、自動スタートID記録機能を用いて記録されたス
タートIDを無条件で一定の時間前に移動させるやり方も
ある。しかし、この場合には再生音の立ち上がりよりも
前にスタートIDが書かれることもあり、サーチ終了位置
から再生を開始するとすぐに曲が始まらないという問題
もあった。
本発明は上記問題点に鑑み、自動スタートID記録機能
等を用いて記録されたスタートIDを新たな曲間検出レベ
ルにより移動する機能を有した、あるいは前記機能に対
して、曲頭以外の位置に記録されたスタートIDは移動し
ないで曲頭に記録されたスタートIDのみを実際の曲の始
まりにより近い位置に自動的に移動する機能を有した、
あるいはリナンバ動作と同時に全てのスタートIDを一括
して移動させられる機能を有したデジタル磁気記録再生
装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のデジタル磁気記
録再生装置は、記録媒体を支持し走行させるためのメカ
ニズム及びメカニズムを制御するメカニズムコントロー
ラを備えた駆動系本体と、オーディオ信号とサブコード
情報の記録・再生のための信号処理を行なう信号処理部
と、スタートIDをオーディオ信号のレベルに対応して最
適な位置に自動的に移動させる機能の有効/無効を切り
換えるスタートID移動スイッチと、スタートIDの書き込
みを指令するスタートIDライト・スイッチと、信号処理
部から送られてきたオーディオ信号が一定時間以上一定
レベル以下でありその後一定時間以上一定レベル以上で
あると曲間有りを検出する曲間検出手段と、テープを巻
き戻す時間を発生する巻戻し時間発生手段と、信号処理
部から送られてくるサブコード情報からスタートIDの有
無を読取るスタートID判別手段と、前記メカニズムコン
トローラと前記信号処理部を制御し、曲間検出手段と巻
戻し時間発生手段とスタートID判別手段を含んだシステ
ムコントローラとを備え、前記システムコントローラ
は、前記スタートID移動スイッチが閉でかつ前記スター
トIDライト・スイッチの閉を検知したとき、前記メカニ
ズムコントローラと前記信号処理部を動作させ、前記ス
タートID判別手段により前記信号処理部から送られてく
るサブコード情報を読取り、スタートIDの有無を判別
し、スタートID=1の立ち上がり位置から前記巻戻し時
間発生手段から与えられた時間だけテープを巻戻してか
ら再生を開始し、前記曲間検出手段において曲間を検出
すると、その位置から前記スタートID制御手段により新
たにスタートIDの書き込みを行ない、また前記スタート
ID=1の立ち上がり位置まで再生しても前記曲間検出手
段において曲間を検出できないときには、前記スタート
ID=1の立ち上がりを検出した位置から前記スタートID
制御手段により新たにスタートIDの書き込みを行なうよ
うに制御する構成を有している。
またシステムコントローラは、スタートID位置記憶手
段を含み、スタートID=1の立ち上がり位置をスタート
ID位置記憶手段により記憶し、巻戻し時間発生手段から
与えられた時間、スタートID=1の立ち上がりからテー
プを巻戻し、その後前記スタートID位置記憶手段により
記憶したテープ位置まで再生しても曲間検出手段におい
て曲間を検出できないときには、その位置からスタート
ID制御手段により新たにスタートIDの書き込みを行なう
ように制御する構成を有している。
またプログラムナンバをテープ始端に一番近いスター
トID=1の区間から順に1,2,3……と付与し直すリナン
バー機能の動作開始を指令するリナンバ・スイッチを備
え、システムコントローラは、スタートID移動スイッチ
が閉でかつリナンバ・スイッチの閉を検知したとき、ス
タートIDを曲間検出手段を用いてより曲の始まりに近く
なるよう前に移動させる動作を行いながらリナンバ動作
をするように制御する構成を有している。
作用 この構成によって、本発明のデジタル磁気記録再生装
置は、スタートID移動スイッチが閉でかつスタートIDラ
イト・スイッチの閉を検知したとき、メカニズムコント
ローラと信号処理部を動作させ、スタートID判別手段に
より信号処理部から送られてくるサブコード情報を読取
り、スタートIDの有無を判別し、巻戻し時間発生手段か
ら与えられた時間、スタートID=1の立ち上がりからテ
ープを巻戻してから再生を開始し、曲間検出手段におい
て曲間を検出すると、その位置からスタートID制御手段
により新たにスタートIDの書き込みを行ない、またスタ
ートID=1の立ち上がり位置まで再生しても曲間検出手
段において曲間を検出できないときには、スタートID=
1の立ち上がりを検出した位置からスタートID制御手段
により新たにスタートIDの書き込みを行なうので、曲間
を検出できたときは新たな曲間検出レベルによりスター
トIDを移動でき、曲間を検出できないときには以前の位
置にスタートIDを記録するので、曲頭以外に記録された
スタートIDは消えてしまったり後ろの方に移動すること
なく元の位置に残しておくことが出来る。
またシステムコントローラが、スタートID位置記憶手
段を含んでいると、曲頭以外の位置に記録されたスター
トIDを移動しようとしたとき、スタートID=1の立ち上
がり位置をスタートID位置記憶手段により記録し、巻戻
し時間発生手段から与えられた時間、スタートID=1の
立ち上がりからテープを巻戻し、その後前記スタートID
位置記憶手段により記憶したテープ位置まで再生しても
曲間検出手段において曲間を検出しないので、その位置
からスタートID制御手段により新たにスタートIDの書き
込みを行ない、スタートIDは移動しないでおくことが出
来る。そして曲頭に記録されたスタートIDのみを実際の
曲の始まりにより近い位置に移動する。
またプログラムナンバをテープ始端に一番近いスター
トID=1の区間から順に1,2,3……と付与し直すリナン
バー機能の動作開始を指令するイナンバ・スイッチを備
えていると、システムコントローラは、スタートID移動
スイッチが閉でかつリナンバ・スイッチの閉を検知した
とき、スタートIDを曲間検出手段を用いて最適な位置に
移動させる機能を行いながらリナンバ動作をするので、
一度に全てのスタートIDのうち曲間を検出できたときは
新たな曲間検出レベルによりスタートIDを移動でき、曲
間を検出できないときには以前の位置にスタートIDを記
録するので、曲頭以外に記録されたスタートIDは消えて
しまったり後ろの方に移動することなく元の位置に残し
ておくことが出来る。
実施例 以下本発明の一実施例のデジタル磁気記録再生装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。第1図は本発明
をR−DATに応用した場合のブロック図である。4はオ
ーディオ信号とサブコード情報の記録・再生のための信
号処理を行なう信号処理部、7は27のスタートID制御手
段により生成されたスタートID等のサブコードをエンコ
ードするサブコードエンコーダ、10は再生されたサブコ
ードをデコードするサブコードデコーダ、8は再生され
たPCM信号をデコードするPCMデコーダ、17は磁気テープ
を走行させるための駆動装置と、回転ヘッドからなるメ
カニズム、18はメカニズムを制御するメカニズムコント
ローラ、19はスタートID移動機能の有効/無効を切り換
えるスタートID移動スイッチ、20はスタートIDの書き込
みの開始を指令するスタートIDライト・スイッチ、21は
リナンバ動作の開始を指令するリナンバ・スイッチ、22
は各スイッチからの指令によりシステム全体の動作を制
御するシステムコントローラ、23はサブコードデコーダ
から送られるサブコード情報からスタートIDを判別する
スタートID判別手段、24はスタートID判別手段により判
別したスタートIDの位置を記憶するスタートID記憶手
段、25は8のPCMデコーダでデコードされたオーディオ
信号のレベルより曲間を検出する曲間検出手段、26はス
タートIDの立ち上がり位置からテープを巻戻す時間を指
令する巻戻し時間発生手段、27はスタートIDの書き込み
や消去を制御するスタートID制御手段である。
以上のように構成されたデジタル磁気記録再生装置に
ついて、ブロック構成を表わした第1図、システムコン
トローラ22の動作をPADに表わした第2図、オーディオ
信号と、従来の自動スタートID記録機能により書かれた
スタートID及び自動スタートID移動動作後のスタートID
のタイミングを表わした第3図及び第4図を用いてその
動作を説明する。
再生信号として磁気テープから読み出されたデジタル
信号はセパレータ9により、オーディオ信号とサブコー
ド等の制御信号に分離される。オーディオ信号はPCMデ
コーダ8によりデインターリーブ処理、誤り訂正等が施
された後、DAコンバータ11によりアナログ信号に変換さ
れ、出力アンプ12で所用のレベルに増幅されて出力端子
13に送られる。サブコードはサブコードデコーダ10によ
りスタートIDやプログラムタイム等の信号に復調され
る。
例えば、第3図(a)及び(b)に示すように、既に
自動スタートID記録機能によりスタートIDが記録された
テープがあるとする。しかし曲の始まりが時間t2である
のにオーディオ信号が自動スタートID記録時の曲間検出
レベルを越えるのが時間t5、曲の始まりと判断してスタ
ートIDが記録されるのが時間t6であり、時間t6−時間t2
の時間分、実際の曲頭よりも遅れた位置にスタートIDの
立ち上がりは記録されている。そこで、サーチ後の再生
開始タイミングをより正確に合わせるために、スタート
IDをアフレコ機能により前に移動させることにする。先
ず、曲間検出レベルが自動スタートID記録時の検出レベ
ルよりも低い値に設定されている場合について述べる。
この曲をサーチし、スタートID移動スイッチ19を閉に
しスタートIDライト・スイッチ20を閉にする。システム
コントローラ22はこれを検知し、サブモードをS1に設定
し、このサブモードがS5になるまで、第2図のPADに表
わしたスタートID移動モジュールを実行する。サブモー
ドがS1のときメカニズムコントローラ18と信号処理部4
をREWモードに設定する。そして、スタートIDの有無を
判別するスタートID判別手段23によりサブコードデコー
ダ10から送られてくるサブコード情報を読取り、スター
トIDの立ち下がりを検出すると巻戻し時間発生手段26を
起動させる。巻戻し時間発生手段26により与えられた時
間が経過するとサブモードをS2に設定する(時間t0)。
サブモードがS2のときメカニズムコントローラ18と信号
処理部4をPLAYモードに設定する。そして時間t1におい
て曲間検出手段25で曲間を検出するとサブモードをS3に
設定する。そして、サブモードがS3のとき、時間t3にお
いてオーディオ信号が自動スタートID記録時の検出レベ
ルよりも低い値に設定されたID移動時の曲間検出レベル
を越え、時間t4において曲の立ち上がりと判定すると、
サブモードをS4に設定する。サブモードがS4のとき、そ
の位置からスタートID制御手段27により新たにスタート
IDを9秒間書き込み、ついでスタートIDを4秒間消去す
るようにサブコードエンコーダ7に指令を出す。そし
て、スタートIDの移動が終了すると、サブモードをS5に
設定する。このようにして、第3図(c)に示すような
曲の始まりにより近い位置に自動的にスタートIDを移動
させることが出来る。
次に本発明の第2の実施例について同様に第2図のPA
Dを参照しながら説明する。なお第1図に示して説明し
た構成については同じなのでその詳細な説明は省略す
る。
例えば、第4図(a)及び(b)に示すように、既に
自動スタートID記録機能によりスタートIDが記録されて
いるが、曲間部分のオーディオ信号が曲間検出レベルを
越えない場合、あるいは曲の途中に手動でスタートIDを
記録したためにスタートIDの前に曲間が無い場合につい
て述べる。サブモードがS2になるまでは前記の例と同様
の動作を行なう。サブモードがS2のときメカニズムコン
トローラ19と信号処理部4をPLAYモードに設定する。元
のスタートIDの立ち上がり位置(時間t′3)までオー
ディオ信号が曲間検出レベルを越えないと、サブモード
をS4に設定する。そして以下同様にサブモードS4におい
てスタートIDの書き込みを行なう。このようにして、第
4図(c)に示すように元のスタートIDと同じ位置にス
タートIDを書き直す。
このように本実施例によれば、曲頭よりも前に記録さ
れたスタートIDを更に前に移動してしまうのを防止する
ことが出来る。また、曲の途中に記録したスタートIDも
移動しないでおくことが出来る。
次に本発明の第3の実施例について第5図のPADを参
照しながら説明する。なお第1図,第3図及び第4図に
示して説明した構成については同じなのでその詳細な説
明は省略する。
本実施例では前述の各実施例とは23のシステムコント
ローラによる制御動作が異なるので、この点については
第5図のPADを参照しながら詳しく説明する。
例えば、第3図(a)及び(b)または第4図(a)
及び(b)に示すように、既に自動スタートID記録機能
等によりスタートIDが記録されたテープがあるとする。
そこで、サーチ後の再生開始タイミングをより正確に合
わせるために、全てのスタートIDをアフレコ機能により
前に移動させることにする。スタートID移動スイッチ19
を閉にしリナンバ・スイッチ21を閉にする。システムコ
ントローラ22はこれを検知し、メインモードをM1に設定
し、このサブモードがS5になるまで、第5図のPADに表
わしたスタートID移動モジュールを実行する。メインモ
ードがM1のときメカニズムコントローラ18と信号処理部
4をREWモードに設定する。そして、始端までテープを
巻戻すとメインモードをM2に設定する。メインモードが
M2のとき次の曲をサーチする。そして次の曲のスタート
ID内に入るとメインモードをM3に設定する。そして、メ
インモードがM3のとき、リナンバのためのPNOを設定
し、さらにサブモードをS1に設定し、図2のスタートID
移動モジュールを呼び出す。そしてスタートID移動モジ
ュールのサブモードがS5になり、スタートIDの移動が終
了したことを判断すると、メインモードM2に設定しこれ
と同様の動作を繰り返す。メインモードがM2のとき、テ
ープの終端になるとメインモードをM4に設定する。この
ようにして、リナンバ動作をしながら、テープ上の曲間
にあるスタートIDをより曲の始まりに近くなるように移
動させるとともに、曲間部分のオーディオ信号が曲間検
出レベルを越えないスタートID、あるいは曲の途中に手
動でスタートIDを記録したためにスタートIDの前に曲間
が無いスタートIDが混在していても、スタートIDが無く
なったり後ろに移動してしまうことがない。さらにリナ
ンバを繰り返しても必要以上にスタートIDが前に移動し
続けることもない。
また、リナンバ・スイッチ21のみを閉にすることで、
同様の動作をさせても良い。
発明の効果 以上説明したように本発明は、スタートID移動スイッ
チが閉のときにスタートIDライト・スイッチを閉にする
と、巻戻し時間発生手段から与えられた時間、スタート
ID=1の立ち上がりからテープを巻戻してから再生を開
始し、曲間検出手段において曲間を検出すると、その位
置からスタートID制御手段により新たにスタートIDの書
き込みを行ない、またスタートID=1の立ち上がり位置
まで再生しても曲間検出手段において曲間を検出できな
いときには、スタートID=1の立ち上がりを検出した位
置からスタートID制御手段により新たにスタートIDの書
き込みを行なうので、曲間を検出できたときは新たな曲
間検出レベルによりスタートIDを移動でき、曲間を検出
できないときには以前の位置にスタートIDを記録するの
で、曲頭以外に記録されたスタートIDは消えてしまった
り後ろの方に移動することなく元の位置に残しておくこ
とが出来る。
またシステムコントローラが、スタートID位置記憶手
段を含んでいると、曲頭以外の位置に記録されたスター
トIDを移動しようとしたとき、スタートID=1の立ち上
がり位置をスタートID位置記憶手段により記憶し、巻戻
し時間発生手段から与えられた時間、スタ−トID=1の
立ち上がりからテープを巻戻し、その後前記スタートID
位置記憶手段により記憶したテープ位置まで再生しても
曲間検出手段において曲間を検出しないときには、その
位置からスタートID制御手段により新たにスタートIDの
書き込みを行なうので、スタートIDは移動しないでおく
ことが出来る。そして曲頭に記録されたスタートIDのみ
を実際の曲の始まりにより近くなるよう前に移動する。
またプログラムナンバをテープ始端に一番近いスター
トID=1の区間から順に1,2,3……と付与し直すリナン
バー機能の動作開始を指令するリナンバ・スイッチを備
えていると、システムコントローラは、スタートID移動
スイッチが閉でかつリナンバ・スイッチの閉を検知した
とき、スタートIDを曲間検出手段を用いて最適な位置に
移動させる機能を行いながらリナンバ動作をするので、
一度に全てのスタートIDのうち曲間を検出できたときは
新たな曲間検出レベルによりスタートIDを移動でき、ま
た曲間部分のオーディオ信号が曲間検出レベルを越えな
いスタートID、あるいは曲の途中に手動でスタートIDを
記録したためにスタートIDの前に曲間が無いスタートID
が混在していても、スタートIDが無くなったり後ろに移
動してしまうことがない。さらにリナンバを繰り返して
も必要以上にスタートIDが前に移動し続けることもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるR−DATの構成図、
第2図は同動作のPAD図、第3図,第4図は同動作のタ
イミング図、第5図は同他の実施例のPAD図である。 1……入力端子、2……入力アンプ、3……ADコンバー
タ、4……信号処理部、5……PCMエンコーダ、6……
ミキサ、7……サブコードエンコーダ、8……PCMデコ
ーダ、9……セパレータ、10……サブコードデコーダ、
11……DAコンバータ、12……出力アンプ、13……出力端
子、14……記録アンプ、15……録再切換手段、16……再
生アンプ、17……メカニズム、18……メカニズムコント
ローラ、19……スタートID移動スイッチ、20……スター
トIDライト・スイッチ、21……リナンバ・スイッチ、22
……システムコントローラ、23……スタートID判別手
段、24……スタートID位置記憶手段、25……曲間検出手
段、26……巻戻し時間発生手段、27……スタートID制御
手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲吉▼崎 功 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−46282(JP,A) 特開 昭63−204561(JP,A) 特開 平1−140448(JP,A) 特開 平2−306455(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 15/087 G11B 27/28

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体を支持し走行させるためのメカニ
    ズムを制御するメカニズムコントローラを備えた駆動系
    本体と、 オーディオ信号とサブコード情報の記録・再生のための
    信号処理を行なう信号処理部と、 スタートIDをオーディオ信号のレベルに対応して最適な
    位置に自動的に移動させる機能の有効/無効を切り換え
    るスタートID移動スイッチと、 スタートIDの書き込みを指令するスタートIDライト・ス
    イッチと、 前記信号処理部から送られてきたオーディオ信号が一定
    時間以上一定レベル以下でありその後一定時間以上一定
    レベル以上であると曲間有りを検出する曲間検出手段
    と、 テープを巻戻す時間を発生する巻戻し時間発生手段と、 前記信号処理部から送られてくるサブコード情報からス
    タートIDの有無を読取るスタートID判別手段と、 前記メカニズムコントローラと前記信号処理部を制御す
    るシステムコントローラとを備え、 前記スシテムコントローラは、前記スタートID移動スイ
    ッチが閉でかつ前記スタートIDライト・スイッチの閉を
    検知したとき、前記メカニズムコントローラと前記信号
    処理部を動作させ、前記スタートID判別手段により前記
    信号処理部から送られてくるサブコード情報を読取り、
    スタートIDの有無を判別し、スタートID=1の立ち上が
    り位置から前記巻戻し時間発生手段から与えられた時間
    だけテープを巻戻してから再生を開始し、前記曲間検出
    手段において曲間を検出すると、その位置から前記スタ
    ートID制御手段により新たにスタートIDの書き込みを行
    ない、また前記スタートID=1の立ち上がり位置まで再
    生しても前記曲間検出手段において曲間を検出できない
    ときには、前記スタートID=1の立ち上がりを検出した
    位置から前記スタートID制御手段により新たにスタート
    IDの書き込みを行なうように制御することを特徴とする
    デジタル磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】システムコントローラは、スタートID位置
    記憶手段を含み、スタートID=1の立ち上がり位置をこ
    のスタートID位置記憶手段により記憶し、巻戻し時間発
    生手段から与えられた時間だけスタートID=1の立ち上
    がり位置からテープを巻戻し、その後前記スタートID位
    置記憶手段により記憶したテープ位置まで再生しても曲
    間検出手段において曲間を検出できないときは、その位
    置からスタートID制御手段により新たにスタートIDの書
    き込みを行なうように制御することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のデジタル磁気記憶再生装置。
  3. 【請求項3】プログラムナンバをテープ始端に一番近い
    スタートID=1の区間から順に1,2,3……と付与し直す
    リナンバー機能の動作開始を指令するリナンバ・スイッ
    チを備え、システムコントローラは、スタートID移動ス
    イッチが閉でかつ前記リナンバ・スイッチの閉を検知し
    たとき、スタートIDを曲間検出手段を用いてより曲の始
    まりに近くなるように前に移動させる動作を行いながら
    リナンバ動作をするように制御することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項または第2項記載のデジタル磁気記
    憶再生装置。
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