JP2905978B2 - プラスチック製封筒の製造方法 - Google Patents

プラスチック製封筒の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プラスチックフイルム製封筒に関するもの
であり、さらに詳しくは、自動封緘の可能なプラスチッ
クフイルム製封筒に関するものである。
[従来の技術] 従来より、プラスチックフイルム製封筒は知られてお
り、第5図に示すような構造のものであった。
しかし、この封筒には折り癖がないため、自動封緘処
理することができなかった。
すなわち、該封筒を一枚づつ取り出しこれに書類を収
納するまでは自動的に機械に行わせることはできるが、
封口片を正確に折り曲げることが機械的で行うのは困難
である。
このため、書類を入れた封筒の封口作業は手作業によ
り封口していた。
現在、ダイレクトメールなどで封書を出す場合、宛名
はコンピュータからの出力で自動的に封筒又はタイプで
きる。また、窓あき封筒を用いれば文書にタイプした宛
名を外から見えるようにできる。その結果、ダイレクト
メールなどでは、封緘作業が最大の手間のかかる作業と
なっている。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、封緘を自動的にできるプラスチックフイル
ム製封筒及びその製造方法を提供することを目的とする
ものである。
[課題を解決するための手段] 本発明者は、自動的に封緘するためには、封口片にあ
らかじめ折り癖を付けておけば、機械的に封緘すること
ができることに着目して、プラスチックフイルム製封筒
を一枚ずつ機械的に取り出し、封口片だけを折り曲げ、
熱をかけて折り癖を付ける方法を試みた。
しかし、この方法では操作が困難の上、折り曲げ線が
正確に付かない欠点があった。折り曲げ線が僅かに傾斜
しても、封緘した封筒としては肉眼で歪みが目立ち、非
常に体裁の悪いものになり使用することができない。
そこで、封筒の連続製造工程の中で折り癖を正確に付
ける方法で、しかも、封筒として切り離される前の長尺
のフイルム帯の状態で、直線的に固定しやすくしかも折
り曲げるべきフイルム部分の前後で保持できる状態で折
り癖を付ければ、正確かつ容易に折り癖が付くことに想
到して本発明を完成した。
すなわち、本発明は次の各項の発明よりなる。
1 粗面化処理をした長尺のフイルム帯を連続的に繰り
出しながら封口片部分を表フイルム部分から突出させて
重合したフイルム帯の断面構造にした後、封口部分に接
着剤を塗布して、ついで、フイルム帯の供給を間欠連続
的供給に転換して、第一作業台に送り込み、第一の作業
台ではフイルム帯の静止時期に同調して封筒の幅毎に封
口片部分を先端が短い短辺である台形状であって、該短
辺が封口片の折り曲げ線と裏フイルムの上縁の間に位置
する台形状で切り取って、これに続く第二の作業台で
は、同じくフイルム帯の静止しているときに同調して封
口片を折り返して折り癖を付け、これに続く第三の作業
台の上で同じくフイルム帯の静止時期に同調して該切り
取り部分の先端台形のところから封筒の幅毎に融断する
ことを特徴とするプラスチック製封筒の製造方法。
2 接着剤が感熱接着剤である項1記載のプラスチック
製封筒の製造方法。
3 加熱折り曲げパネルの圧着により折り癖を付ける項
1又は2記載のプラスチック製封筒の製造方法。
本発明製造方法を図面により、さらに詳細に説明す
る。
まず、インフレーション加工により製造された筒型の
フイルム原反の表フイルム部分及び裏フイルム部分に相
当する位置に印刷方式により、いわゆる無機粉末を含有
したマットインキを塗布した長尺の粗面化原反を製造す
る。
この粗面化処理は、筆記性を付与するとともにフイル
ムを不透明にする効果がある。
封筒を窓あき封筒にするときは、窓部分には粗面化処
理は行わない。
粗面化の方法はマットインキに限らず、コロナ放電処
理、合成紙の使用又は公知の筆記性付与方式を使用する
ことができる。
次にこれを連続的に繰り出しながら裏フイルム2の先
端縁に相当する位置に刃先を入れて切り開き封口片3相
当部分を延ばして第1図の断面構造のフイルム帯にす
る。ついで封口片3相当部分の先端に接着剤層4を塗布
する。
この接着剤は感熱接着剤又は感圧接着剤など使用でき
るが、感熱接着剤を使用する方が自動封口操作が容易に
なるので望ましい。
本発明製造方法に感圧接着剤も使用できるが、この場
合剥離紙に塗布したものを封口片に張り付けることにな
り、封緘の際に剥離紙を剥がす工程が増えるばかりでな
く、正しい位置に封緘する前に封口片が曲がって接着し
たりするので操作が困難である。感熱接着剤の場合は封
口の位置を決めてから加熱して初めて接着機能が発現す
るので位置決めの前に接着することはない。
本発明に用いる感熱接着剤としては、EVA、ポリアミ
ド、塩ビ−酢ビ共重合体、ブチラールなどを使用するこ
とができる。
ついで、第1図の断面構造の長尺のフイルムの供給方
式を常法により連続間欠式に切り換えて第2図に示す第
一作業台区域21の上に供給する。第一作業台の上で封口
片部分を打ち抜き台形部分22を切り取る。この打ち抜き
台形部分22は、先端が台形の短辺23を有しており、この
台形の短辺23の長さは1〜8mm、好ましくは、3〜5mm程
度が望ましい。そしてこの台形の短辺23の位置は、後の
工程の折り曲げ線24とほぼ同一線上又はこの線より下
で、裏フィルム2の先端より上に位置する必要がある。
折り曲げ線24より上に台形の短辺23を位置させるとこ
の台形の短辺23が袋体部の裏フイルム2の上に重なり、
後述の第三作業台での融着工程で、この部分が袋体部フ
イルムに融着することになり不都合である。
この切り取り工程は、刃型による打ち抜きも使用でき
るが、熱により切り取る方法も好適に用いることができ
る。
次にフイルム帯は第二作業台区域25に第一作業台と同
周期の間欠連続的に供給されて、その静止時期に同期し
て、第一工程で形成された封口片のその前後のA、Bの
位置並びに場合によっては袋体部分Cの位置を押さえな
がら封口片3の折り曲げ線の下のパネルが持ち揚がり封
口片3を折り曲げる。この折り曲げは60〜180度程度の
折り癖が付く程度に行い、この際にフイルムの融点に近
い温度の折り曲げパネルによって圧着して折り癖を付け
る。フイルムの材質によっては温度を上げないで単に強
い力で圧縮したりして行うこともできる。折り曲げる位
置は裏フイルム2の先端より0.5〜5mm程度、好ましくは
1〜3mm離れた平行線上を折り曲げるのが望ましい。こ
の距離が0.5mm未満になると、自動封緘で書類を自動的
に収納するのが困難になる。また5mm以上離れると封筒
の角が空きすぎ体裁が悪くなる。
折り曲げ工程は、第二作業台区域に袋体が停止したと
きにほぼ袋体の幅だけの長さの移動パネルが素早く上に
回転して封口片を裏フイルム2の上縁に重合させる。こ
のとき、折り曲げ線上で加熱されているパネルを押し当
てられて折り癖が付く。
本発明の製造方法はこの折り曲げ方法に限定されるも
のでなく、連続製袋工程においてプラスチックフイルム
の先端を折り曲げ、折り癖をつけることのできる方法で
あれば特に制限なく使用することができる。
次に、第二作業台から出たフイルム帯は第三作業台区
域27に間欠連続に供給され、その静止時期に同調して封
筒の融断線28を常法により熱刃で融断して、切り離しな
がら側縁を融着して封筒を完成することができる。
この第三作業台での融断において、前記台形の短辺23
の範囲内を横切って融断する必要がある。この範囲を外
れると封口片3が袋体の裏フイルム2の上にかかり、封
口片3と裏フイルム2が融着する不都合が生じる。
本発明は第一作業工程での台形部分の切り取りに特徴
があり、この切り取りをこの順序で行いしかもこの台形
の短辺23の幅によって、円滑な連続製造を達成するもの
である。
このようにして、粗面化処理をした表フイルム及び裏
フイルムからなる袋体部に表フイルムから延設された封
口片があり、該封口片の先端縁には接着剤が塗布されて
おり、該封口片と表フイルムの境界線には折り癖が付け
られており、その折り曲げ線上の封口片の幅は左右とも
封筒の幅より短いことを特徴とするプラスチックフイル
ム製封筒である本発明封筒(第3図、第4図)を得るこ
とができる。
[発明の効果] 本発明製造方法は、封口に便利な折り癖のついた封
筒、特に自動封緘可能な封筒を連続式工程で正確にかつ
簡単に製造することを達成したものであり、この封筒に
より、ダイレクトメールによる宣伝活動が容易になる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明製造方法に用いる長尺のフイルムの断面
構造の一例を示す図であり、第2図は本発明製造方法の
実施例を説明する工程図であり、第3図は本発明封筒の
一例の平面図であり、第4図はその断面図であり、第5
図は従来の封筒の平面図である。 図中の符号は、1;表フイルム、2;裏フイルム、3;封口
片、4;接着剤層、21;第一作業台区域、22;打ち抜き台形
部分、23;台形の短辺、24;折り曲げ線、25;第二作業台
区域、27;第三作業台区域、28;融断線である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粗面化処理をした長尺のフイルム帯を連続
    的に繰り出しながら封口片部分を表フイルム部分から突
    出させて重合したフイルム帯の断面構造にした後、封口
    部分に接着剤を塗布して、ついで、フイルム帯の供給を
    間欠連続的供給に転換して、第一作業台に送り込み、第
    一の作業台ではフイルム帯の静止時期に同調して封筒の
    幅毎に封口片部分を先端が短い短辺である台形状であっ
    て、該短辺が封口片の折り曲げ線と裏フイルムの上縁の
    間に位置する台形状で切り取って、これに続く第二の作
    業台では、同じくフイルム帯の静止しているときに同調
    して封口片を折り返して折り癖を付け、これに続く第三
    の作業台の上で同じくフイルム帯の静止時期に同調して
    該切り取り部分の先端台形のところから封筒の幅毎に融
    断することを特徴とするプラスチック製封筒の製造方
    法。
  2. 【請求項2】接着剤が感熱接着剤である請求項1記載の
    プラスチック製封筒の製造方法。
  3. 【請求項3】加熱折り曲げパネルの圧着により折り癖を
    付ける請求項1又は2記載のプラスチック製封筒の製造
    方法。
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JPS5944263B2 (ja) * 1981-05-13 1984-10-27 フジパツク株式会社 プラスチツクフイルム製袋及びその製造方法

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