JP2899838B2 - 記憶装置 - Google Patents

記憶装置

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JP2899838B2
JP2899838B2 JP2407936A JP40793690A JP2899838B2 JP 2899838 B2 JP2899838 B2 JP 2899838B2 JP 2407936 A JP2407936 A JP 2407936A JP 40793690 A JP40793690 A JP 40793690A JP 2899838 B2 JP2899838 B2 JP 2899838B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は3次元グラフィック表示
装置に係り、さらに詳しくは表示処理を高速化する3次
元表示用メモリに関する。 【0002】 【従来の技術】3次元グラフィック表示装置では、視点
および光源を設定し、3次元モデルを構成するポリゴン
データに対して幾何変換、色計算、面塗り、隠面消去お
よびバッファへの描画処理を施して視点から見た2次元
の画像を生成する。すなわち、3次元グラフィック表示
装置では3次元物体を表示するため、それらを多角形の
集合である多面体として扱い、多角形図形に座標変換、
色計算等の幾何変換処理を行ってから、幾何変換された
多角形に対して、面塗り、隠面消去などの描画処理を行
っている。 【0003】図11は3次元表示処理の説明図である。
例えばある特定のモデル等を表示する場合について説明
する。まず表示すべきモデルを作成(S1)し、そのモ
デルの多角形分割(S2)を行い、各多面体の多角形図
形に座標変換、色計算等の幾何変換(S3)を行ってい
る。そして特定の視野からの面塗り、隠面消去等の描画
処理(S4)を行い、フレームバッファにデータを格納
し表示ビデオ制御(S5)によってモニタにそのデータ
を表示している。 【0004】前述した各処理を回路構成で表わすと図1
2の如く、3次元表示装置は表示データ管理部10、表
示データメモリ11、幾何処理部12、描画処理部1
3、Zバッファ14、フレームバッファ15、D/A変
換部16、モニタ17より構成される。表示データ管理
部10は全体の表示を制御する制御回路である。例えば
ある特定の視点からの表示を行う場合、まず表示データ
メモリ11より必要とする3次元データを幾何処理部1
2に入力する。 【0005】表示データメモリ11にはソリッドモデル
を構成する情報(モデルを構成する面の頂点の座標値、
各面の色情報)、座標変換(視野変換)用行列、光源の
指定等が図形表示プログラムとして格納される。表示デ
ータ管理部10は最初に座標変換(視野変換)用行列、
光源等を設定した後、図形要素(多角形、折れ線等)の
処理を指示する。この指示により幾何処理部12では、
設定された視野変換用行列を用いて座標変換を行い、光
源による各頂点の色計算を行う。また、その結果を装置
固有のデバイス座標系に変換する。そして描画処理部1
3に加えている。 【0006】描画処理部13は面塗り、隠面消去等の処
理を行う回路であり、Zバッファ14内のデータ(Z
値)を読み出し、表示すべき点のZ値が現在Zバッファ
14に格納されている値より近い値を表わしている時に
はZバッファにそのデータを格納し、フレームバッファ
15にその表示データを出力する。 【0007】図13は面塗り処理の説明図である。各頂
点を基に、図形要素のスキャンライン方向の端となるエ
ッジをエッジDDA(Digital Diffrential Analizer)
EX1によって求める。そして次に、エッジ間の各点を
エッジの値から水平DDAEX2によって求める。これ
により図示するように面塗りデータを生成することがで
き、各点のZ値および画素値(R,G,B)が求められ
る。ここで、DDAはディスプレイの解像度に応じて始
点と終点を結ぶ直線を近似するための手法である。すな
わち、図13においては3頂点の指示に対しエッジDD
A(エッジ生成)でスキャン方向の端点である2点の値
を求め、その2点間の各点を水平DDA(エッジ間の補
間)によって補間し、面塗りデータを得ている。 【0008】次に、前述した各点のZ値をもとに隠面消
去を行い、視点から見た画像を生成する。具体的には、
Zバッファに常に最も手前にある値を格納するものと
し、描画の際にこのZバッファの内容を画素ごとに読み
だし、描画しようとする画素のZ値と比較する。その結
果Zバッファの値より手前にある場合に限ってフレーム
バッファの画素値の書き込みを行うとともにZバッファ
の内容を更新することによって視野方向から見た画像を
表示することができる。 【0009】図14は描画処理部13の詳細な構成図で
ある。幾何処理部12によって処理されたポリゴンデー
タが面塗り処理部21に加わり、前述した如くその図形
に対するエッジDDA並びに水平DDAで面塗り処理部
21における各ドット単位でのアドレスを発生する。そ
して、そのアドレスで指示された面のドットのZ位置と
Zバッファ14内のメモリアレイ14−1に格納された
そのドット位置でのZ値とが、どちらが近いZ値である
かを求める。すなわちZ値入力回路22はそのZバッフ
ァからドットに対応するデータを読み取り、面塗り処理
部21より発生したZ値とメモリアレイより読み出した
Z値とを比較し、面塗り処理部21より出力されたZ値
がより視点に近いものであるならば、Zバッファを更新
するZ更新回路24に出力し、Z更新回路24はZバッ
ファ14のメモリアレイ14−1内のドットに対応した
データを更新する。また、この時画素値描画回路25に
はその比較結果25が出力されており、Z値を新たに変
更した時には面塗り処理部21で計算したその色値をフ
レームバッファに格納する。 【0010】以上のような描画処理部20の動作により
フレームバッファ15内には1画面分のある特定の視点
から見た2次元の画像が生成され、フレームバッファか
らD/A変換部16に読み出されてアナログデータにな
った信号はモニタ17によって表示される。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】前述した処理におい
て、フレームメモリの画素の描画すなわち点を指示する
速度が高速化を妨げる原因となっている。従来方式にお
いては前述した如くメモリからZ値の読み出しを行っ
て、描画しようとする点のZ値と比較し、その結果に基
づいて平面への描画およびZバッファへ書き込み行って
いた。しかしながら、フレームバッファへの画素の描画
において本質的に必要な情報は描画しようとしている画
素のZ値がZバッファに格納されているZ値よりも手前
にあるかどうかであり、Zバッファに格納されているZ
値が何であるかは必要でない。 【0012】すなわち従来においては、その絶対値であ
る値を直接必要でないにもかかわらず、メモリより読み
出し、比較しなければならないという問題を有してい
た。本発明はZバッファの内容を読み出すことなしにZ
バッファ法を実現し、表示制御の高速化を計る記憶装置
を提供することを目的とする。 【0013】 【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。記憶手段1は、例えば3次元画像データ
のZ値を記憶する。 【0014】比較手段2は、入力データと前記記憶手段
1に格納されているデータと比較する。書込制御手段3
は、前記入力データを前記記憶手段1に格納する。比較
結果入力手段4は、前段の記憶装置からの比較結果が入
力される。比較結果出力手段5は、前記比較手段2によ
る比較結果または前記前段の記憶装置からの比較結果を
出力する。前記比較手段2は、前記比較結果入力手段4
より入力された前段の記憶装置からの比較結果に応じ
て、前記比較手段2による比較結果または前記前段の記
憶装置からの比較結果を前記比較結果出力手段5より出
力する。前記書込制御手段3は、前記比較手段2の比較
結果または前記前段の記憶装置からの比較結果に応じ
て、前記入力データを前記記憶手段1に格納する。 【0015】 【作用】3次元の画像データから表示すべき視点からの
データを生成する際、表示すべきドットがそのドットの
Z軸で最も視点に近い値であるかを比較するため、比較
手段2にZ値を入力する。これに対し、Z値を記憶する
記憶手段1はそのZ値に対応したドット位置の今までで
最も近いZ値を記憶しており、比較手段2は比較結果入
力手段4より入力された前段の記憶装置からの比較結果
に応じて、比較手段2による入力Z値と記憶手段1に記
憶されるZ値とを比較し、その比較結果または前段の記
憶装置からの比較結果を比較結果出力手段5より出力
し、書き込み制御手段3は、比較手段2の比較結果また
は前段の記憶装置からの比較結果に応じて、入力データ
を記憶手段1に格納する。また、比較の結果を外部装置
に出力し、例えばこの外部装置ではその比較結果に基づ
いてフレームメモリにそのドットに対応する色値を格納
し、表示装置より表示する。 【0016】 【実施例】以下、図面を用いて本発明を詳細に説明す
る。図2は本発明の第1の実施例の構成図である。 【0017】前述した図12における幾何処理部12よ
りポリゴンデータが描画処理部31内の面塗り処理部3
2に入力すると、そのポリゴンデータからエッジDD
A、水平DDAの処理を行い、その各対象とすべきドッ
ト位置と該ドットに対応するZ値を出力バッファ33を
介し出力する。その結果は比較機能付Zバッファ34に
加わる。Zバッファ34は例えばメモリアレイ36、比
較回路35および書込制御部37が1個のチップ上に構
成されたものである。比較回路35は入力データとメモ
リに格納されているデータとを比較し、比較結果を書込
制御部並びに外部へ出力する。書込制御部37はその比
較結果に基づいて入力データの書込イネーブル信号を制
御する。すなわち、Zバッファ34にZ値が入力される
とZバッファは入力されたZ値とメモリ内部に格納され
たZ値を比較し、その結果に基づいてメモリの内容を更
新し、入力されたZ値がメモリに格納されているZ値よ
り手前にあればZ値を入力値に書き替えるとともに、フ
レームバッファの書き替えが必要であることを示す信号
を出力する。 【0018】また、入力されたZ値がメモリに格納され
ているZ値よりも奥にあればZ値は書き替えず、フレー
ムバッファの書き替えが不要であることを示す信号を出
力する。すなわち、フレームバッファのイネーブル信号
をこの出力信号に基づいて制御することにより隠面消去
を行っている。 【0019】さらに、比較結果が小さい時にはその比較
回路35の結果が画素値描画回路38に加わり、面塗り
処理部32より発生したアドレスに指示される位置のド
ットを新しく面塗りすべき色素データをフレームバッフ
ァに出力する。 【0020】図3は前述した比較機能付Zバッファ34
(CM:Comparing Memory)の詳細な構成図である。メ
モリアレイ39のサイズは例えば256 ×640 ×8ビット
である。Y軸方向の座標0〜255 とX軸方向の座標0〜
639 を時分割で入力するためアドレスピンは10ピン(A
9〜A0)である。尚、図示しないが、Y方向のアドレ
スの入力に下位8ビットのA7〜A0を使用し、X方向
のアドレスの入力に10ピン全てを使用する。データピン
はメモリアレイの深さ方向に8ビットに対応して8ピン
設けR/Wピンはメモリへ書き込みを行うか、メモリか
ら読み出しを行うかを示す。その他、CM34に基本タ
イミングを供給するためのクロックピン、Z値と視点と
の関係を設定するモード信号ピン、CMをリセットする
ためのリセットピンがある。 【0021】モード信号ピンが0のときはZ値が小さい
ほど視点に近く、1のときはZ値が大きいほど視点に近
い。Cinは前段のZバッファからの比較結果を入力する
ためのピンであり2ビットである。Cout は後段へ比較
結果を出力するためのピンであり2ビットである。比較
回路41はCin信号に基づいて書き込みのイネーブル信
号を制御する回路である。 【0022】以下ではモードピンに0(Z値が小さいほ
ど視点に近い)が加わったとして、CM34の動作を説
明する。端子Cinの入力が“00”のとき、入力データ
(端子Iより入力)と内部データとを比較し、入力デー
タの方が小さければ、入力データをメモリに書き込むと
ともに端子Cout に“10”を出力する。また、大きい
場合は、メモリへの書き込みは行わず、端子Cout に
“11”を出力する。等しい場合には、後段のメモリで
比較処理を要するので、端子Cout に“00”を出力す
る。端子Cinの入力が“10”の時は無条件に入力デー
タをメモリに書き込むとともに、端子Cinに加わる値を
端子Cout に出力する。端子Cinの入力が“11”の時
は、メモリへの書き込みを行わず、端子Cinの入力を端
子Cout に出力する。なお、メモリの読み出しでは、比
較回路はバイパスされる。 【0023】図3に示したCM34はZバッファおよび
フレームバッファの両方に用いられる構造となってい
る。さらにZ値が8ビットより大きいビット数で表わさ
れる時にも端子Cin、Cout を用いてカスケード接続で
きる構成となっている。 【0024】図4は図3のCM34の構成を用いた本発
明の第1の実施例のZバッファおよびフレームバッファ
の構成図である。図5はその書き込み並びに読み出しの
タイミングチャートである。CM42,43,44,4
5,46は前述した図3のCMと同等の回路である。C
M42にはZ値の上位8ビットが加わりCM43にはZ
値の下位がシフトレジスタ47を介して加わり、この2
つのCM42,43によって合計16ビットのZ値を比較
している。すなわちCM42の端子Cinには00を入力
し、必ず比較更新する指示を加え、その上位のZ値の上
位とメモリアレイで記憶したZ値の上位とを比較した結
果が端子Cout より2段のCM43の端子Cinに加わ
り、2段のCM43ではZ値の下位を比較する。 【0025】シフトレジスタ47は1クロック分遅れて
比較するためのレジスタである。2段のCM42,43
で比較した結果はオアゲートOR48を介し、CM44
〜46に入力する。第1のクロックでZ値の上位を比較
し、それと同時にシフトレジスタ47にZ値の下位を格
納し、その結果によってCM44〜46にデータを格納
するので、それぞれR,G,Bのデータは2段のシフト
レジスタによって遅れてCMに格納される。この時、こ
のデータは“10”(後書き優先)をオアゲート48に
よってオアすることにより、Z値が全く等しい場合にも
書き込みを行うようにしている。なお、CM42、並び
にシフトレジスタ47やシフトレジスタ49〜51はそ
れぞれ同じX,Yが入力される。 【0026】さらに図4の動作を詳細に説明する。前述
した如くZ値は16ビット、RGB各8ビットのバッファ
である。CM43は、パイプライン動作を行うため、シ
フトレジスタを前段に有している。まず、面塗り部によ
って生成された点のY座標をCM42に入力する。次
に、X座標(X1 )を入力するとともに、入力D1の上
位バイトを端子Iから入力する。端子Cinには“00”
を入力しているので、CM42は、比較更新動作を行
う。その結果、Z値の上位の値がメモリに格納されてい
る値よりも小さければ、Z下位を比較するまでもなく、
描画が必要であると判定できるので、Z値を更新すると
ともに、端子Cout に“10”を出力する。 【0027】Z値の上位の値がメモリに格納されている
値よりも大きければ、Z値の下位を比較するまでもな
く、描画が不要であると判定できるので、Z値を更新せ
ず、端子Cout に“11”を出力する。Z値の上位メモ
リの値が同じ場合は、Z値の下位での判定を要するの
で、端子Cout に“00”を出力する。次に、CM42
には、クロック信号に同期して次のZ値の上位バイトを
端子Iより入力する。また、CM内部のメモリアレイに
供給されるX方向のアドレスはクロック信号に同期して
+1される。 【0028】一方、CM43には、シフトレジスタ47
により1クロック分遅れて、Y座標、X座標、Z値の下
位が入力する。Z値の下位が入力する時点でCM42の
端子Cout からもCM43の端子Cinにその結果が入力
する。CM43では、端子Cinに“10”が加わったと
きはZ値の下位を更新し、“11”の時は更新せず、端
子Cinからの値を端子Coutに出力する。また、端子Ci
nに“00”が加わった場合は、CM42と同様にZ値
の下位とメモリに格納されている値とを比較し、Z値の
更新を行うとともに端子Cout にその結果を出力する。
これにより、端子Coutにはその点のZ値とZバッファ
に格納されているZ値を比較した結果が出力される。こ
の信号を“10”とオア論理をとることにより、Z値が
同じ場合も描画を行う(後書き優先)。この信号をR,
G,B,に対応するCM44,45,46の端子Cinに
入力することにより、画素値の描画を制御する。この処
理を図形要素の各点に対して繰り返すことにより、隠面
消去が行える。 【0029】この実施例では、描画を完了してからフレ
ームバッファの内容を読み出して描画しているが図6に
示すようなダブルバッファ(#1,#2)構成とするこ
とにより、裏面のフレームバッファに描画している間
に、表面のフレームバッファの内容を読み出して表示す
ることもできる。 【0030】また、CMを一般のデュアルポートメモリ
のように、メモリを参照しながら出力できるように構成
することも容易である。そうすれば、描画の最中にも表
示することが可能になる。 【0031】図7は本発明の第2の実施例の構成図であ
る。この実施例では、CM内部のメモリを並列アクセス
可能に構成し、複数の比較回路を設けて、点を打つ速度
をより高速化している。メモリ容量は、X方向の偶数ア
ドレス用のメモリアレイ62と奇数アドレス用のメモリ
アレイ61を合わせて256 ×1280×8ビットとなってい
る。従って、アドレスピンは、11ピン(A10〜A
0)である。Y方向のアドレスの入力にはA8〜A1の
8ピンを使用し、X方向のアドレスは全てのピンを使用
する。メモリ選択回路60は、Y方向のアドレスが入力
されると、それを両方のメモリアレイに対して供給す
る。 【0032】次に、X方向のアドレスが入力されると、
最下位ビットA0を参照し、偶数あるいは奇数のメモリ
アレイを選択するとともに、メモリアレイ61,62に
対してX方向のアドレスA10〜A1を供給する。ま
た、メモリアレイ61,62のアクセスに対応して比較
回路63,64、イネーブル制御回路65,66が動作
する。以後、クロックに同期して偶数と奇数のメモリア
レイが交互に選択されるとともに、2クロックに1回X
方向のアドレスが+2される。これにより、偶数および
奇数のメモリアレイが並列にアクセスできる。 【0033】図8に本実施例のタイミングチャートを示
す。図5のタイミングチャートと比較すると、メモリア
クセス時間が倍になっている。したがって、同じアクセ
ス速度のメモリアレイを使用したなら、点打ちの速度を
2倍とすることができる。 【0034】これまでフレームメモリのアクセスの高速
化に対しては、フレームメモリを複数のバンクで構成す
ることにより対処していた。これにより、それぞれのバ
ンクが独立にアクセスでき、並列アクセスによる高速化
が可能となる。しかしながら、この方式では、バンクの
数が多い場合に集積度の高いメモリを使用しても有効に
メモリを利用できずに装置規模が大きくなってしまうと
いう問題が生じる。例えば、1024×1024×24ビット(R
GB各8ビット)の表示において、縦方向および横方向
にそれぞれ4バンク、計16バンクの構成とする。この場
合、256 ×256 ×4ビットの1MのDRAMを使用した
場合は、16×6=96個となるが、512 ×512 ×4ビット
の1MのDRAMを使用した場合も、96個必要となる。
つまり、集積度が上がっているにも関わらず、バンク構
成のために必要なメモリの個数を削減することができな
い。 【0035】しかしながら本発明の第2の実施例におい
ては、隠面消去に必要な画素ごとの奥行き値の比較機能
をメモリ内部に持たせ、メモリ内部をバンク構成として
小さな装置規模で高速な3次元表示を可能にしている。 【0036】図9は本発明の第3の実施例の構成図であ
る。図13に示す面塗り処理の一部である水平DDA回
路をメモリ素子に設けてある。ここでは、Zバッファと
して使用するCM−Z90とフレームバッファとして使
用するCM−I91の2つのメモリタイプを設けてい
る。CM−Z90は、Y座標の入力に続いて、エッジ点
のX座標X1,X2がアドレスカウンタ71に入力す
る。また、これと同期してZピンからX座標X1,X2
にそれぞれ対応するZ値Z1,Z2が入力する。水平D
DA回路70では、Z値Z1,Z2をもとに、エッジ間
の各点のZ値を求めるとともに比較回路72に出力す
る。 【0037】アドレスカウンタ71では、それと同期し
てメモリアレイ74に供給するXアドレスをX1からX
2まで順次インクリメントする。比較回路72では、水
平DDA回路70から入力されるZ値とメモリに格納さ
れているZ値とを比較し、その結果をイネーブル制御部
75に加え、イネーブル制御部75は入力されたZ値の
方が視点に近ければ描画する。すなわちZ値を置き換え
る。また遠ければ描画しない。さらに比較結果はCresu
ltピンを介して外部に出力する。この信号に基づいてフ
レームバッファCM−I91の書き込みイネーブル信号
を生成することにより隠面消去が行える。 【0038】CM−I91には前述したCM−Z90と
同様にY座標につづいてエッジ点のX座標が入力する。
また、これと同期してIピンからR,G,B等の画像デ
ータが水平DDA回路83に加わる。水平DDA回路で
は入力した画像データからエッジ間の各点のデータを求
め、メモリアレイ81出力する。CM−Iは、Cresult
信号に基づいてイネーブル制御回路84によって書込イ
ネーブル信号を制御する。 【0039】メモリアレイ81はマルチポート構成にな
っており、シリアルレジスタ85を介してシリアルデー
タとしてD/A等へ出力する。前述したCresultに基づ
く制御とメモリアレイの内容をラインごとに外部へ出力
できる点がCM−Zと異なっている。この実施例では、
メモリ内部に水平DDA回路70,83を設けている
が、エッジDDA回路を内部に設けることもできる。こ
の場合、メモリ素子への入力データは、幾何変換部より
出力された頂点データとなる。また、図10に示すごと
く、入力データをR,G,BでそれぞれCM−Iで記憶
することによってカラー画像に対しても同様に構成でき
る。 【0040】 【発明の効果】本発明によれば、メモリ内部に比較回路
を備えることにより、従来のようなZバッファ内容のメ
モリ外部への読み出しを行うことなしにZバッファ法を
実現できるので、3次元の表示処理を高速化することが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の原理ブロック図である。 【図2】本発明の第1の実施例の構成図である。 【図3】Zバッファの構成図である。 【図4】Zバッファおよびフレームバッファの構成図で
ある。 【図5】本発明における実施例のタイミングチャートで
ある。 【図6】Zバッファおよびフレームバッファの他の実施
例の構成図である。 【図7】本発明の第2の実施例の構成図である。 【図8】本発明の第2の実施例のタイミングチャートで
ある。 【図9】本発明の第3の実施例の構成図である。 【図10】第3の実施例におけるZバッファおよびフレ
ームバッファの構成図である。 【図11】3次元表示処理の説明図である。 【図12】グラフィック表示装置を示す図である。 【図13】面塗り処理の説明図である。 【図14】描画処理部の詳細な構成図である。 【符号の説明】 1 記憶手段 2 比較手段 3 書き込み制御手段 4 比較結果入力手段 5 比較結果出力手段
フロントページの続き (72)発明者 中山 寛 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 工藤 法子 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−219042(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06T 1/00 - 1/60 G06T 15/40 G06F 12/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】データを記憶する手段と、 入力データと前記記憶手段に格納されているデータとを
    比較する比較手段と、 前記入力データを前記記憶手段に格納する書込制御手段
    比較結果入力手段と、 比較結果出力手段とを備える記憶装置であって、 前記比較手段は、前記比較結果入力手段より入力された
    前段の記憶装置からの比較結果に応じて、前記比較手段
    による比較結果または前記前段の記憶装置からの比較結
    果を前記比較結果出力手段より出力し、 前記書き込み制御手段は、前記比較手段の比較結果また
    は前記前段の記憶装置からの比較結果に応じて、前記入
    力データを前記記憶手段に格納することを特徴とする記
    憶装置。
JP2407936A 1990-12-27 1990-12-27 記憶装置 Expired - Fee Related JP2899838B2 (ja)

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