JP2898533B2 - 使い捨てパンツ - Google Patents
使い捨てパンツInfo
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/45—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the shape
- A61F13/49—Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers
- A61F13/496—Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers in the form of pants or briefs
-
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は左右両側部に接合部を設
けてパンツ型に形成した使い捨てパンツに関し、詳細に
は前記接合部が着用時にパンツ型の保形を充足すると共
に、使用後に容易に解体できるように工夫された使い捨
てパンツに関するものである。
けてパンツ型に形成した使い捨てパンツに関し、詳細に
は前記接合部が着用時にパンツ型の保形を充足すると共
に、使用後に容易に解体できるように工夫された使い捨
てパンツに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３は使い捨てパンツの一例を示す正面
説明図である。使い捨てパンツ１は上方に胴部開口５
が、下方に一対の脚部開口６，６が形成され、これらの
周囲には糸状または帯状の弾性体（天然ゴム製または合
成ゴム製）８ａ，８ｃを添設することによってウエスト
ギャザー、脚用ギャザーが形成されている。また胴部周
りの密着性を高める目的で、前記ウエストギャザーおよ
び脚用ギャザーの間に他の弾性体８ｂが横方向に設けら
れることもある。
説明図である。使い捨てパンツ１は上方に胴部開口５
が、下方に一対の脚部開口６，６が形成され、これらの
周囲には糸状または帯状の弾性体（天然ゴム製または合
成ゴム製）８ａ，８ｃを添設することによってウエスト
ギャザー、脚用ギャザーが形成されている。また胴部周
りの密着性を高める目的で、前記ウエストギャザーおよ
び脚用ギャザーの間に他の弾性体８ｂが横方向に設けら
れることもある。
【０００３】一般的な使い捨てパンツ１は、不透液性の
バックシート２、吸収体４および透液性のトップシート
３からなるシート積層体によって構成される。そしてこ
の使い捨てパンツ１の左右両側部には前後のシート積層
体を接合するための接合部９，９が設けられる。すなわ
ち製造過程において前後２つ折りにされたシート積層体
の両側部は、側縁に沿って、熱溶着や、超音波加熱、高
周波加熱、接着剤接着等の手段によって接合され、上記
接合部９を形成する。
バックシート２、吸収体４および透液性のトップシート
３からなるシート積層体によって構成される。そしてこ
の使い捨てパンツ１の左右両側部には前後のシート積層
体を接合するための接合部９，９が設けられる。すなわ
ち製造過程において前後２つ折りにされたシート積層体
の両側部は、側縁に沿って、熱溶着や、超音波加熱、高
周波加熱、接着剤接着等の手段によって接合され、上記
接合部９を形成する。
【０００４】ところで前記使い捨てパンツは、大人用と
して使用される以外に、一般的にオムツ離れ期に達した
１２〜３６か月位のよちよち歩きができる程度の幼児に
適用されている。この時期の幼児は活発に動くため、上
記接合部９における接着強度が弱いと簡単に破けてしま
う恐れがある。しかし一方では、排便・排尿後に使い捨
てパンツを速やかに脱がさないと、幼児教育上悪影響を
与えると共に、着用者の動きによって便や尿が余計な部
分に付着することになる。
して使用される以外に、一般的にオムツ離れ期に達した
１２〜３６か月位のよちよち歩きができる程度の幼児に
適用されている。この時期の幼児は活発に動くため、上
記接合部９における接着強度が弱いと簡単に破けてしま
う恐れがある。しかし一方では、排便・排尿後に使い捨
てパンツを速やかに脱がさないと、幼児教育上悪影響を
与えると共に、着用者の動きによって便や尿が余計な部
分に付着することになる。
【０００５】使い捨てパンツを脱がすに当たっては、前
記接合部９を剥がして平面状に分解してしまえば、足等
に便等を付着させることなく、着用者を立たせたままで
もこの使い捨てパンツを脱がせることができる。従って
接合部９は、幼児が活発に動いても破れることなく、し
かも介護者が手で容易に剥がせなければならないという
相反する要求を満たさなければならない。
記接合部９を剥がして平面状に分解してしまえば、足等
に便等を付着させることなく、着用者を立たせたままで
もこの使い捨てパンツを脱がせることができる。従って
接合部９は、幼児が活発に動いても破れることなく、し
かも介護者が手で容易に剥がせなければならないという
相反する要求を満たさなければならない。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、接合部を設けて形成された使い捨てパンツにおい
て、着用者の動きによって簡単に破けることがなく、か
つ使用後には介護者等が大きな力を要さずに解体できる
接合部を形成した使い捨てパンツを提供することにあ
る。
は、接合部を設けて形成された使い捨てパンツにおい
て、着用者の動きによって簡単に破けることがなく、か
つ使用後には介護者等が大きな力を要さずに解体できる
接合部を形成した使い捨てパンツを提供することにあ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成し得た本
発明の使い捨てパンツは、吸収体を含むシート積層体を
前後に２つ折りし、その左右両側部を側縁に沿って接合
して接合部を形成した使い捨てパンツであって、該接合
部はヒートシールによって形成された複数の横方向接着
線および１つ以上の縦方向接着線からなり、横方向接着
線は縦方向へ間欠的に一列または二列に列設されてお
り、縦方向接着線は前記横方向接着線の少なくとも１つ
に接触または交差する様に設けられているところに要旨
を有する。
発明の使い捨てパンツは、吸収体を含むシート積層体を
前後に２つ折りし、その左右両側部を側縁に沿って接合
して接合部を形成した使い捨てパンツであって、該接合
部はヒートシールによって形成された複数の横方向接着
線および１つ以上の縦方向接着線からなり、横方向接着
線は縦方向へ間欠的に一列または二列に列設されてお
り、縦方向接着線は前記横方向接着線の少なくとも１つ
に接触または交差する様に設けられているところに要旨
を有する。
【０００８】また縦方向接着線が、横方向接着線の上端
部および／または下端部においてのみ接触または交差す
るものである構成、あるいは縦方向接着線が、横方向接
着線の全てと接触するものである構成は本発明の好まし
い実施態様である。さらに、これらの縦方向接着線が、
横方向接着線の外側に設けられている構成、あるいは内
側に設けられている構成のいずれかを採用することもで
きる。
部および／または下端部においてのみ接触または交差す
るものである構成、あるいは縦方向接着線が、横方向接
着線の全てと接触するものである構成は本発明の好まし
い実施態様である。さらに、これらの縦方向接着線が、
横方向接着線の外側に設けられている構成、あるいは内
側に設けられている構成のいずれかを採用することもで
きる。
【０００９】
【作用】本発明の使い捨てパンツにおける両側部の接合
部は、縦方向へ間欠的に一列または二列に列設された複
数の横方向接着線と、１つ以上の縦方向接着線とからな
るところに最大の特徴を有する。横方向接着線が縦方向
へ間欠的に列設された様な接合線の構成を採用しても、
縦方向接着線がない場合には、接合強度が弱いものとな
り、特にウエスト開口部や、脚部開口部の相当する接合
部上下部分が、使い捨てパンツの着用時または着用中に
破け易くなる。
部は、縦方向へ間欠的に一列または二列に列設された複
数の横方向接着線と、１つ以上の縦方向接着線とからな
るところに最大の特徴を有する。横方向接着線が縦方向
へ間欠的に列設された様な接合線の構成を採用しても、
縦方向接着線がない場合には、接合強度が弱いものとな
り、特にウエスト開口部や、脚部開口部の相当する接合
部上下部分が、使い捨てパンツの着用時または着用中に
破け易くなる。
【００１０】本発明では、縦方向接着線が前記横方向接
着線の少なくとも１つと接触または交差する様に設けら
れているので、パンツに作用される横方向および縦方向
いずれの外力に対しても優れた耐力性を発揮する。すな
わち着用時、あるいは着用中においてパンツに作用する
外力は、主として使い捨てパンツを外側方向へ押し広げ
ようとする横方向の力であり、この力に対しては縦方向
接着線が有効に働きパンツが簡単に破けてしまうのを防
止する。しかし、横方向接着線と縦方向接着線のいずれ
に対しても斜め方向から力を作用させれば、これらは比
較的小さな力によって引き剥がすことができるため、解
体することは容易である。
着線の少なくとも１つと接触または交差する様に設けら
れているので、パンツに作用される横方向および縦方向
いずれの外力に対しても優れた耐力性を発揮する。すな
わち着用時、あるいは着用中においてパンツに作用する
外力は、主として使い捨てパンツを外側方向へ押し広げ
ようとする横方向の力であり、この力に対しては縦方向
接着線が有効に働きパンツが簡単に破けてしまうのを防
止する。しかし、横方向接着線と縦方向接着線のいずれ
に対しても斜め方向から力を作用させれば、これらは比
較的小さな力によって引き剥がすことができるため、解
体することは容易である。
【００１１】縦方向接着線は、横方向接着線列の中間を
除いた上端部および／または下端部に設けることによ
り、外力が初めに作用され易い接合部上下部分が補強さ
れることになり、着用時や着用中の剥離を効果的に防止
できる。もちろん、縦方向接着線が横方向接着線列全て
と接触または交差していても良い。この時は接合強度が
高くなるので、動きの激しい幼児後期の着用者を対象と
することが推奨される。
除いた上端部および／または下端部に設けることによ
り、外力が初めに作用され易い接合部上下部分が補強さ
れることになり、着用時や着用中の剥離を効果的に防止
できる。もちろん、縦方向接着線が横方向接着線列全て
と接触または交差していても良い。この時は接合強度が
高くなるので、動きの激しい幼児後期の着用者を対象と
することが推奨される。
【００１２】また縦方向接着線は横方向接着線列の外側
（パンツの左右側縁側に相当する）に配設すれば、介護
者はパンツの内側に指を入れてパンツの解体を行うこと
によって、斜め方向の力によって互いに直交する横方向
接着線から縦方向接着線へと容易に剥がすことができ、
簡単に解体できる。一方縦方向接着線を横方向接着線列
の内側に配設した場合には、介護者はパンツ側縁をつま
みながらパンツの解体を行えば良い。
（パンツの左右側縁側に相当する）に配設すれば、介護
者はパンツの内側に指を入れてパンツの解体を行うこと
によって、斜め方向の力によって互いに直交する横方向
接着線から縦方向接着線へと容易に剥がすことができ、
簡単に解体できる。一方縦方向接着線を横方向接着線列
の内側に配設した場合には、介護者はパンツ側縁をつま
みながらパンツの解体を行えば良い。
【００１３】
【実施例】図１は本発明の一実施例を示す一部破断説明
図であり、使い捨てパンツ１の左側部を示し、使い捨て
パンツの構造自体は図３に示したものと同様である。も
ちろん使い捨てパンツの構造は図３に示したものに限定
されず、最外層のバックシートを肌ざわりの良い不織布
による２層構造にして、その間に弾性体を配し、バック
シートより小面積の不透液性シートと吸収体と透液性シ
ートからなる積層吸収体をバックシートの内側に設けた
構成であっても良い。この構成の場合は、両側部の通気
性が良好になる。
図であり、使い捨てパンツ１の左側部を示し、使い捨て
パンツの構造自体は図３に示したものと同様である。も
ちろん使い捨てパンツの構造は図３に示したものに限定
されず、最外層のバックシートを肌ざわりの良い不織布
による２層構造にして、その間に弾性体を配し、バック
シートより小面積の不透液性シートと吸収体と透液性シ
ートからなる積層吸収体をバックシートの内側に設けた
構成であっても良い。この構成の場合は、両側部の通気
性が良好になる。
【００１４】接合部９はヒートシールによって形成され
た縦方向接着線１２と、ヒートシールによって形成され
た複数の横方向接着線１１からなり、１つの横方向接着
線１１は矩形で、複数集合して縦方向に列をなして形成
される。また縦方向接着線１２は前記横方向接着線１１
の外側（パンツの側縁側）で、横方向接着線列の上端部
および下端部に、前記横方向接着線１１に対して接触す
る様に形成されている。この縦方向接着線１２の形状は
矩形、円形、楕円形、線形（直線形、破線形、鎖線形を
含む）等任意の形状とすることができる。
た縦方向接着線１２と、ヒートシールによって形成され
た複数の横方向接着線１１からなり、１つの横方向接着
線１１は矩形で、複数集合して縦方向に列をなして形成
される。また縦方向接着線１２は前記横方向接着線１１
の外側（パンツの側縁側）で、横方向接着線列の上端部
および下端部に、前記横方向接着線１１に対して接触す
る様に形成されている。この縦方向接着線１２の形状は
矩形、円形、楕円形、線形（直線形、破線形、鎖線形を
含む）等任意の形状とすることができる。
【００１５】（実験例）図４（Ａ）に示す大きさで、坪
量が２０ｇ／ｍ2 のポリプロピレン製不織布Ｎ 1 と坪量
が２３ｇ／ｍ2 のポリプロピレン製不織布Ｎ2 各２枚
を、図４（Ｂ）の様にヒートシールした。この時、図４
（Ｃ）に示す様に横方向接着線１１だけで形成した比較
例と、図４（Ｄ）に示す様に縦方向接着線１２を併用し
た本発明実施例について、それぞれの引張強度を比較し
た。ヒートシールは、５００ｋｇの圧力下において１６
５℃で１／１００秒の処理を行った。なお、縦方向接着
線を併用した実施例は、横方向接着線と縦方向接着線を
別々のヒートシール装置にて前記条件で行っている。ま
た引張試験は試験片５０ｍｍの幅が全て破断されるうち
で、最も高い引張強度を測定した。
量が２０ｇ／ｍ2 のポリプロピレン製不織布Ｎ 1 と坪量
が２３ｇ／ｍ2 のポリプロピレン製不織布Ｎ2 各２枚
を、図４（Ｂ）の様にヒートシールした。この時、図４
（Ｃ）に示す様に横方向接着線１１だけで形成した比較
例と、図４（Ｄ）に示す様に縦方向接着線１２を併用し
た本発明実施例について、それぞれの引張強度を比較し
た。ヒートシールは、５００ｋｇの圧力下において１６
５℃で１／１００秒の処理を行った。なお、縦方向接着
線を併用した実施例は、横方向接着線と縦方向接着線を
別々のヒートシール装置にて前記条件で行っている。ま
た引張試験は試験片５０ｍｍの幅が全て破断されるうち
で、最も高い引張強度を測定した。
【００１６】それぞれ試験片１０ピースの平均値は、比
較例では２．８ｋｇであったのに対し、実施例では３．
６ｋｇを示し、本発明品は比較例品よりも約３０パーセ
ント強度が高いことが明らかになった。使い捨てパンツ
における接着線の引張強度は３ｋｇ以上あることが、着
用時の破れを防止するために必要であり、また使用後の
剥がし性を考慮すると４ｋｇ以下であることが好まし
い。
較例では２．８ｋｇであったのに対し、実施例では３．
６ｋｇを示し、本発明品は比較例品よりも約３０パーセ
ント強度が高いことが明らかになった。使い捨てパンツ
における接着線の引張強度は３ｋｇ以上あることが、着
用時の破れを防止するために必要であり、また使用後の
剥がし性を考慮すると４ｋｇ以下であることが好まし
い。
【００１７】図２の（Ａ）〜（Ｆ）は本発明の他の実施
例を示す一部破断説明図であり、使い捨てパンツの左側
部を示す。（Ａ）は横方向接着線１１の外側に、横方向
接着線列の全域にわたって縦方向接着線１２を形成した
例であり、この構造は横方向および縦方向からの外力に
対して最も高い強度を発揮する。従って、動きの激しい
着用者に好適である。また（Ｂ）および（Ｃ）は横方向
接着線１１の内側に縦方向接着線１２を形成した例を示
し、これらはパンツ内部から横方向に作用される力に対
して高い耐力性を発揮する。
例を示す一部破断説明図であり、使い捨てパンツの左側
部を示す。（Ａ）は横方向接着線１１の外側に、横方向
接着線列の全域にわたって縦方向接着線１２を形成した
例であり、この構造は横方向および縦方向からの外力に
対して最も高い強度を発揮する。従って、動きの激しい
着用者に好適である。また（Ｂ）および（Ｃ）は横方向
接着線１１の内側に縦方向接着線１２を形成した例を示
し、これらはパンツ内部から横方向に作用される力に対
して高い耐力性を発揮する。
【００１８】また（Ｄ）および（Ｅ）は横方向接着線１
１に対して縦方向接着線１２を斜行させて形成した例を
示し、これらは斜め方向から外力が作用されるときに優
れた耐力性を発揮する。さらに（Ｆ）は横方向接着線１
１が二列に形成された千鳥配置の中央部を貫通する様に
縦方向接着線１２を形成した例を示し、これは溶着部の
外観が美麗になると共に、縫製で縫い戻しした様な強度
発揮効果を与えることができる。
１に対して縦方向接着線１２を斜行させて形成した例を
示し、これらは斜め方向から外力が作用されるときに優
れた耐力性を発揮する。さらに（Ｆ）は横方向接着線１
１が二列に形成された千鳥配置の中央部を貫通する様に
縦方向接着線１２を形成した例を示し、これは溶着部の
外観が美麗になると共に、縫製で縫い戻しした様な強度
発揮効果を与えることができる。
【００１９】
【発明の効果】本発明は横方向接着線と、縦方向接着線
を組み合わせた構成の使い捨てパンツ接合構造を有して
いるので、着用時には着用者の動きによって使い捨てパ
ンツ自体が破けることがない様に高い接合強度を達成
し、しかも使用後に着用者から外すときには、介護者に
よって接合部を容易に剥がしてパンツを解体できるとい
う両方の長所を兼ね備えた使い捨てパンツを提供でき
た。
を組み合わせた構成の使い捨てパンツ接合構造を有して
いるので、着用時には着用者の動きによって使い捨てパ
ンツ自体が破けることがない様に高い接合強度を達成
し、しかも使用後に着用者から外すときには、介護者に
よって接合部を容易に剥がしてパンツを解体できるとい
う両方の長所を兼ね備えた使い捨てパンツを提供でき
た。
【図１】本発明の実施例を示す一部破断説明図である。
【図２】（Ａ）〜（Ｆ）は本発明の他の実施例を示す一
部破断説明図である。
部破断説明図である。
【図３】使い捨てパンツの例を示す全体正面図である。
【図４】（Ａ）〜（Ｄ）は本発明実施例の試験方法を示
す説明図である。
す説明図である。
１ 使い捨てパンツ ４ 吸収体 ５ 胴部開口 ６ 脚部開口 ９ 接合部 １１ 横方向接着線 １２ 縦方向接着線
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平７−213553（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A61F 13/15 A41B 13/04 A61F 5/44
Claims (5)
- 【請求項１】 吸収体を含むシート積層体を前後に２つ
折りし、その左右両側部を側縁に沿って接合して接合部
を形成した使い捨てパンツであって、該接合部はヒート
シールによって形成された複数の横方向接着線および１
つ以上の縦方向接着線からなり、横方向接着線は縦方向
へ間欠的に一列または二列に列設されており、縦方向接
着線は前記横方向接着線の少なくとも１つに接触または
交差する様に設けられていることを特徴とする使い捨て
パンツ。 - 【請求項２】 縦方向接着線が、横方向接着線の上端部
および／または下端部においてのみ接触または交差する
ものである請求項１に記載の使い捨てパンツ。 - 【請求項３】 縦方向接着線が、横方向接着線の全てと
接触または交差するものである請求項１に記載の使い捨
てパンツ。 - 【請求項４】 縦方向接着線が、横方向接着線の外側に
設けられているものである請求項１〜３のいずれかに記
載の使い捨てパンツ。 - 【請求項５】 縦方向接着線が、横方向接着線の内側に
設けられているものである請求項１〜３のいずれかに記
載の使い捨てパンツ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6022817A JP2898533B2 (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | 使い捨てパンツ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6022817A JP2898533B2 (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | 使い捨てパンツ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07227407A JPH07227407A (ja) | 1995-08-29 |
| JP2898533B2 true JP2898533B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=12093248
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6022817A Expired - Lifetime JP2898533B2 (ja) | 1994-02-21 | 1994-02-21 | 使い捨てパンツ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2898533B2 (ja) |
Families Citing this family (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5685874A (en) * | 1996-02-22 | 1997-11-11 | The Procter & Gamble Company | Disposable pull-on pant |
| JPH09238980A (ja) * | 1996-03-12 | 1997-09-16 | Oji Paper Co Ltd | パンツ型使いすておむつ |
| JP4004212B2 (ja) * | 2000-07-19 | 2007-11-07 | ユニ・チャーム株式会社 | パンツ型の使い捨て着用物品 |
| JP2002220712A (ja) * | 2001-01-19 | 2002-08-09 | Uni Charm Corp | 使い捨て手術用外衣 |
| JP4251773B2 (ja) * | 2001-01-26 | 2009-04-08 | 花王株式会社 | 吸収性物品 |
| JP3737709B2 (ja) * | 2001-03-21 | 2006-01-25 | ユニ・チャーム株式会社 | パンツ型の使い捨ておむつ |
| JP2003024383A (ja) * | 2001-07-13 | 2003-01-28 | Oji Paper Co Ltd | パンツ型使い捨ておむつ |
| JP3783584B2 (ja) * | 2001-07-13 | 2006-06-07 | 王子製紙株式会社 | パンツ型使い捨ておむつ |
| JP3770118B2 (ja) * | 2001-07-27 | 2006-04-26 | 王子製紙株式会社 | パンツ型使い捨ておむつ |
| JP3605584B2 (ja) * | 2001-09-13 | 2004-12-22 | ユニ・チャーム株式会社 | パンツ型の使い捨ておむつ |
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| JP5931423B2 (ja) * | 2011-12-08 | 2016-06-08 | 大王製紙株式会社 | パンツタイプ使い捨ておむつ |
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-
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