JP2897676B2 - ミキサー回路 - Google Patents

ミキサー回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロ波、及びミリ波
の無線通信装置に用いられるミキサー回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にシングルバランス型のミキサ回路
は図8に示すように構成される。図8において49は局
部発信周波数信号(以下局発信号)入力端子、50は高
周波信号(以下RF信号)入力端子、51は中間周波数
信号(以下IF信号)出力端子、52は不平衡信号を平
衡信号に変換するバラン、53,54はミキサダイオー
ド、55はダイオードの中点、56は局発信号及びRF
信号を阻止してIF信号のみ通過させるローパスフィル
ター(以下LPF)、57,58は接続点である。局発
信号入力端子49に印加された局発信号はバラン52に
よって平衡モードに変換され、接続点57,58に加わ
り、ダイオードを駆動する。入力端子50よりRF信号
はダイオードに加えられ、ダイオードで発生するIF信
号はLPF56を通ってIF出力端子51より出力され
る。
【0003】ミキサ回路をマイクロ波帯で実現する場
合、従来の技術では不平衡モードを平衡モードに変換す
るバランにはラットレース回路やブランチライン回路等
をマイクロストリップラインで同一平面上に構成したも
のや、スロットラインでマイクロ波集積回路(MIC)
基板の両面にパターンを形成して構成したものが用いら
れている。
【0004】図9はラットレース回路をバランに用いた
シングルミキサであり、59は局発信号入力端子、60
はRF信号入力端子、61はIF信号出力端子、62,
63はミキサダイオード、64〜67は接続点、68は
IF信号を通過させるLPFである。接続点64〜6
5,65〜66,66〜67間は使用周波数の1/4波
長の線路長であり、接続点67〜64間は3/4波長の
線路長である。局発信号は入力端子59より入力され、
接続点64,66に現れるが、このとき接続点64と6
6の信号の位相差は180°であり平衡モードとなって
ミキサダイオード62,63に加わる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなラットレ
ース回路を用いたミキサー回路はマイクロストリップラ
インにより平面回路化には向くが、その形状から場所を
とり小型化には向かない。また、特性のとれる帯域も比
較的狭い。スロットラインで構成した場合はMIC基板
の両面を利用した立体的なものとなり平面回路に比べ構
成が複雑になる。
【0006】上記の一般的によく用いられる不平衡−平
衡変換回路の他に、使用周波数の1/4波長の結合伝送
線路2つから構成され、2つの結合伝送線路のそれぞれ
一端を短絡し、一端を開放にして互いに接続した180
°移相器はマーチャントバランと呼ばれ、広帯域で小型
化が容易にできる。例えば、A Designer’s
Guide To Planer Mixer Ba
luns(Microwaves December
1979 p52〜57)には、マーチャントバランを
用いてダブルパランスミキサーの構成にした例がある。
しかし、ダブルバランス化するためにはバランを2ケ使
用する必要があり、さらに前記論文の例に見られるよう
に、ダイオードへの配線が立体的になり、バランの平面
化の効果が無駄になってしまう。ダブルバランス構成の
メリットは信号入力と局発信号入力、局発信号入力とI
F出力、信号入力とIF出力のミキサーのすべての端子
においてアイソレーションがとれており、負荷の接続に
よるミキサー特性の変動が少ないことであるが、信号入
力と局発信号入力、局発信号入力とIF出力の2つのア
イソレーションをとるシングルバランス構成でもミキサ
ーの特性に特に重要な局発信号の負荷条件が決まるため
十分実用的であり、バランも1個で済むため構成も単純
になる。
【0007】図10にマーチャントバランを用いたシン
グルバランスミキサの回路構成を示す。69は局発信号
入力端子、70はRF信号入力端子、71はIF信号出
力端子、72,73はマーチャントバランで2つの1/
4波長結合伝送線路を持つ。74,75はミキサダイオ
ード、76はIF周波数を通すLPF、77,78はマ
ーチャントバランとミキサダイオードとの接続点、79
はダイオード74,75の中点である。69より入力さ
れた局発信号は線路72aと72b、73aと73bと
の結合により平衡モードに変換され、接続点77,78
に加わり、ダイオードを駆動する。入力端子70より入
力されたRF信号はダイオードに加えられ、ダイオード
で発生するIF信号はLPF76を通ってIF出力端子
71より出力される。
【0008】図11に図10の回路構成で5GHzで設
計しアルミナ基板上に試作したMICの変換損失特性を
示す。1/4波長はおおよそ5.4mmである。図11
に示すように5GHzの局発信号を15dBm入力して
も変換損失は−15dB程度であり、ミキサとしては良
い性能ではない。また、図12にこのMICのリターン
ロス特性を示す。同特性からわかるように5GHz近傍
において、リターンロスが極めて不十分(反射信号が
大)である。
【0009】このように図10の回路構成ではRF信号
入力端子側からみたインピーダンスは設計周波数で開放
状態にあり、信号との整合状態が良くないことがわか
る。
【0010】本発明は従来の以上のような問題を解決す
るもので、平面回路で構成されるシングルバランス型ミ
キサにおいて、低局発信号レベルで広帯域に低変換損失
を実現し、また、より小型化を可能とすることを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】 本発明は上記の課題を
解決するため、2個のマーチャントバランとミキサダイ
オードを用いたシングルバランス型のミキサ回路におい
て、前記マーチャントバランに使用周波数の略1/8波
長の不平衡側の開放伝送線路と使用周波数の略1/8波
長の平衡側の短絡伝送線路を用いることを特徴とする。
また、一端が第1の入力端子に接続された1/6〜1/
10波長の長さの線路及び一端が開放端に構成された1
/6〜1/10波長の長さの線路からなりそれぞれの他
端が直接又は線路を介して接続された第1及び第2の結
合線路と、前記第1及び第2の結合線路にそれぞれ結合
し一端が短絡され他端が平衡端子となる1/6〜1/1
0波長の長さの第3及び第4の結合線路と、前記第3及
び第4の結合線路の平衡端子に接続された一対の直列接
続ダイオードと、 前記直列接続ダイオードの接続点に
接続された第2の入力端子と、前記直列接続ダイオード
の接続点に低域濾波器を介して接続された出力端子とを
有することを特徴とする。
【0012】 また、他の手段として、2個のマーチャ
ントバランとミキサダイオードを用いたシングルバラン
ス型のミキサ回路において、前記マーチャントバランに
使用周波数の略1/4波長の2つの結合線路を用い、前
記マーチャントバランの平衡端子と前記ミキサダイオー
ドの間に使用周波数帯の略1/4波長の2つの伝送線路
を具備することを特徴とする。具体的は、一端が第1の
入力端子に接続された1/3〜1/5波長の長さの線路
及び一端が開放端に構成された1/3〜1/5波長の長
さの線路からなりそれぞれの他端が直接又は線路を介し
て接続された第1及び第2の結合線路と、前記第1及び
第2の結合線路にそれぞれ結合し一端が短絡され他端が
平衡端子となる1/3〜1/5波長の長さの第3及び第
4の結合線路と、前記第3及び第4の結合線路の平衡端
子にそれぞれ1/3〜1/5波長の長さの線路を介して
接続された一対の直列接続ダイオードと、前記直列接続
ダイオードの接続点に一端が接続され他端に第2の入力
端子が接続された線路と、前記直列接続ダイオードの接
続点又は該接続点に接続された前記線路に低域濾波器を
介して接続された出力端子とを有することを特徴とす
る。
【0013】更に、前記両ミキサー回路手段において、
前記第1及び第2の結合線路はそれぞれ複数の線路から
なり、それぞれの複数の線路の一端及び他端が互いに接
続されて構成され、前記第3及び第4の結合線路は前記
第1及び第2の結合線路を構成する前記複数の線路の2
つ及び1つにそれぞれ結合する複数の線路で構成され、
それぞれの一端及び他端が互いに接続されて構成されて
いることを特徴としている。
【0014】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明の実施例につ
いて説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例におけるミキサー
回路の回路図である。図1において従来の図10の構成
と異なる点は使用したマーチャントバランが設計周波数
の1/4の波長ではなく、略1/8波長の結合伝送線路
2つから構成される点である。
【0016】即ち、結合伝送線路は、局発信号入力端子
1に一端が接続された略1/8の波長の長さの結合線路
4aと、一端が開放端に構成された略1/8波長の結合
線路5aを有し、それぞれが他端(中央)において結合
された全体として略1/4波長の不平衡線路と、前記略
1/8の波長の長さの結合線路4a、5aとそれぞれ結
合され一端が短絡され他端が平衡端子10、11とされ
た略1/8波長の長さの結合線路4b、5bとから成る
結合線路4、5の構成を有している。
【0017】また前記平衡端子10、11間にはミキサ
ーダイオード6、7が直列接続され、その接続点には伝
送線路、低域フィルタ8等を介してそれぞれRF信号入
力端子2、IF信号出力端子3が接続されている。
【0018】図2は図1に示したミキサ回路をアルミナ
等の誘電体基板上に形成したMICパターンで構成した
他の実施例である。
【0019】図2のミキサ回路は、結合線路15、16
の構成を複数の結合線路の複合構成としている。不平衡
側の線路は4つの略1/8波長の長さの線路をH形状に
接続、配置しており、開放端及び信号入力端をそれぞれ
ワイヤーボンデイング等により接続した構成とし、ま
た、平衡側の線路は4つの略1/8波長の長さの線路を
コ形状に接続、配置し互いの接続線路部を短絡し、また
互いの開放端をそれぞれワイヤーボンデイング等により
接続した構成とし、両線路は互いにかみ合わせた構成の
結合線路15、16としている。
【0020】また、平衡端子21、22間にはミキサー
ダイオード17、18が直列接続され、その接続点20
には伝送線路と低域フィルタ19の複合線路等を介して
それぞれRF信号入力端子13、IF信号出力端子14
が接続されている。結合線路15、16は設計周波数の
略1/8波長の不平衡側の開放伝送線路と平衡側の略1
/8波長の短絡伝送線路2つからなるマーチャントバラ
ンを構成しており、又低域フィルタ19はRF信号及び
局発信号を阻止しIF信号を通過させるものである。
【0021】このような結合線路の複合構成をとること
により、不平衡平衡の結合特性を良好にし、平衡側のバ
ランスを一層向上でき、又インピーダンス整合を改善で
きる。
【0022】図2の回路構成を5GHzで設計しアルミ
ナ基板上に試作したMICの変換損失の周波数特性と局
発信号レベル依存性を図3に示す。局発信号レベル5d
Bmで変換損失は飽和し、変換損失は6dB程度であ
る。帯域は設計周波数5GHzに対し4.2〜5.7G
Hzを得た。従来の図10の構成の特性に比較して大き
な改善がみられた。RF信号端子から見たリターンロス
の局発信号レベル依存を調べると、図4のように低局発
信号レベルで、RF端子から見たリターンロスは大きく
変化し、設計周波数5GHz帯で最も良くなる。従来の
図10の構成に比べて大きく改善している。また、通常
マーチャントバランの線路長を半分にしてインピーダン
ス整合を改善しているため、バランの平面回路の面積は
従来の約半分になり、小型化できる。
【0023】図5は本発明の他の実施例のミキサー回路
の回路図である。図5において従来の図10の構成と異
なる点は通常のマーチャントバランの平衡側端子34,
35とミキサダイオード30,31との間に使用周波数
の略1/4波長の伝送線路28,29を設けている点で
ある。
【0024】平衡側の結合線路は略1/4波長の長さで
ありインピーダンスが高いが、その平衡端子に更に略1
/4波長の線路28、29を接続することによりダイオ
ード側から見た伝送線路長を長くし、結果的にインピー
ダンスを下げ整合性を高めることを可能にしている。
【0025】図6は図5に示したミキサー回路をアルミ
ナ等の誘電体基板上に形成したMICパターンで構成し
た他の実施例である。36は局発信号入力端子、37は
RF信号入力端子、38はIF信号出力端子、39,4
0は通常の1/4波長短絡伝送線路2つからなるマーチ
ャントバラン、41,42は1/4波長伝送線路、4
3,44はミキサダイオード、45はIF信号を通過さ
せるLPFである。
【0026】結合線路を図2と同様の複合線路の構成と
し平衡出力端の平衡性の向上とインピーダンス整合を改
善している。
【0027】図6の回路構成を5GHzで設計しアルミ
ナ基板上に試作したMICの変換損失の周波数特性の局
発信号レベル依存性を図7に示す。従来に比べ、図1の
実施例とほぼ同程度のミキサーの特性の改善が見られ、
低局発信号レベルで広帯域に低変換損失のミキサー回路
を平面回路に実現できた。
【0028】上述の各実施例において、結合線路の線路
長として1/8波長又は1/4波長の長さを採用した例
でミキサー回路を説明したが、設計周波数の数分の一波
長の長さの結合線路を用いたマーチャントバランを基本
構成とした本発明においては、広帯域性とインピーダン
ス整合特性に優れ、入出力回路との整合を考慮すること
により所望の特性を引き出すのは容易であることから、
線路長は必ずしも正確に設計周波数の1/8波長又は1
/4波長の長さにする必要はなく、その前後の長さでも
所望の性能を十分実現できる。
【0029】本発明の設定範囲としては、1/8波長の
線路については1/6波長から1/10波長の範囲で、
又1/4波長の線路の場合は1/3波長から1/5波長
の範囲で実施することが可能である。また、本発明の結
合線路の平衡側構成としては、それぞれの短絡端側と平
衡端側を互いに替えた2個の結合線路で構成しても実施
できることは明らかである。
【0030】
【発明の効果】以上のように、マーチャントバランとダ
イオード等の非線形素子を用いたミキサ回路においてマ
ーチャントバランを使用周波数の略1/8波長の結合伝
送線路2つから成るものにして構成するか、または通常
の略1/4波長の結合伝送線路2つからなるマーチャン
トバランの平衡端子と非線形素子の間に略1/4波長の
伝送線路を設けることにより、ミキサ回路の入力信号及
び局発信号に対するインピーダンス整合を改善し、低局
発信号レベルで動作する、広帯域な低変換損失のミキサ
回路を平面回路で小型に実現できる。またこの発明は、
精度の高い結合線路の実現が容易なモノリシックマイク
ロ波集積回路に特に適しており、装置の小型化を図るこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図である。
【図2】MIC回路パターンで構成した他の実施例を示
す図である。
【図3】図1におけるミキサー回路の変換損失の周波数
特性の局発信号レベル依存性を示す特性図である。
【図4】図1におけるミキサー回路のRF信号端子から
見た局発側のインピーダンスの特性図である。
【図5】本発明の他の実施例の回路図である。
【図6】MIC回路パターンで構成した他の実施例を示
す図である。
【図7】図5におけるミキサー回路の変換損失の周波数
特性の局発信号レベル依存性を示す特性図である。
【図8】従来のシングルバランス型ミキサーの回路図で
ある。
【図9】従来のラットレース回路を用いたシングルバラ
ンス型ミキサーの回路図である。
【図10】従来のマーチャントバランを用いたシングル
バランス型ミキサーの回路図である。
【図11】図10の回路構成によるミキサーの変換損失
の局発信号レベル依存性を示す特性図である。
【図12】図10の回路構成におけるミキサダイオード
の中点から局発側を見たインピーダンスの特性図であ
る。
【符号の説明】
1,12,23,36 局発信号入力端子 2,13,24,37 RF信号入力端子 3,14,25,38 IF信号出力端子 4,5,15,16,26,27,39,40 バラ
ン 6,7,17,18,30,31,43,44 ミキ
サダイオード 8,19,32,45 ローパスフィルター 9,20,33,46 ミキサダイオードの中点 10,11,21,22,34,35,47,48
バランとダイオードの接続点

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2個のマーチャントバランとミキサダイ
    オードを用いたシングルバランス型のミキサ回路におい
    て、 前記マーチャントバランに使用周波数の略1/8波長の
    不平衡側の開放伝送線路と使用周波数の略1/8波長の
    平衡側の短絡伝送線路を用いることを特徴とするミキサ
    回路。
  2. 【請求項2】 2個のマーチャントバランとミキサダイ
    オードを用いたシングルバランス型のミキサ回路におい
    て、 一端が第1の入力端子に接続された1/6〜1/10波
    長の長さの線路及び一端が開放端に構成された1/6〜
    1/10波長の長さの線路からなりそれぞれの他端が直
    接又は線路を介して接続された第1及び第2の結合線路
    と、 前記第1及び第2の結合線路にそれぞれ結合し一端が短
    絡され他端が平衡端子となる1/6〜1/10波長の長
    さの第3及び第4の結合線路と、 前記第3及び第4の結合線路の平衡端子に接続された一
    対の直列接続ダイオードと、 前記直列接続ダイオードの接続点に接続された第2の入
    力端子と、 前記直列接続ダイオードの接続点に低域濾波器を介して
    接続された出力端子とを有することを特徴とするミキサ
    ー回路。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の結合線路はそれぞれ
    複数の1/6〜1/10波長の長さの線路からなり、そ
    れぞれの複数の線路の一端及び多端が互いに接続されて
    構成され、前記第3及び第4の結合線路は前記第1及び
    第2の結合線路を構成する前記複数の線路の2つ及び1
    つの線路にそれぞれ結合する1/6〜1/10波長の長
    さの複数の線路からなり、それぞれの一端及び他端が互
    いに接続されて構成されていることを特徴とする請求項
    記載のミキサー回路。
  4. 【請求項4】 2個のマーチャントバランとミキサダイ
    オードを用いたシングルバランス型のミキサ回路におい
    て、 前記マーチャントバランに使用周波数の略1/4波長の
    2つの結合線路を用い、前記マーチャントバランの平衡
    端子と前記ミキサダイオードの間に使用周波数帯の略1
    /4波長の2つの伝送線路を具備することを特徴とする
    ミキサ回路。
  5. 【請求項5】 2個のマーチャントバランとミキサダイ
    オードを用いたシングルバランス型のミキサ回路におい
    て、 一端が第1の入力端子に接続された1/3〜1/5波長
    の長さの線路及び一端が開放端に構成された1/3〜1
    /5波長の長さの線路からなりそれぞれの他端が直接又
    は線路を介して接続された第1及び第2の結合線路と、 前記第1及び第2の結合線路にそれぞれ結合し一端が短
    絡され他端が平衡端子となる1/3〜1/5波長の長さ
    の第3及び第4の結合線路と、 前記第3及び第4の結合線路の平衡端子にそれぞれ1/
    3〜1/5波長の長さの線路を介して接続された一対の
    直列接続ダイオードと、 前記直列接続ダイオードの接続点に一端が接続され他端
    に第2の入力端子が接続された線路と、 前記直列接続ダイオードの接続点又は該接続点に接続さ
    れた前記線路に低域濾波器を介して接続された出力端子
    とを有することを特徴とするミキサー回路。
  6. 【請求項6】 前記第1及び第2の結合線路はそれぞれ
    複数の1/3〜1/5波長の長さの線路からなり、それ
    ぞれの複数の線路の一端及び他端が互いに接続されて構
    成され、前記第3及び第4の結合線路は前記第1及び第
    2の結号線路を構成する前記複数の線路の2つ及び1つ
    にそれぞれ結合する1/3〜1/5波長の長さの複数の
    線路からなり、それぞれの一端及び他端が互いに接続さ
    れて構成されていることを特徴とする請求項記載のミ
    キサー回路。
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