JP2897635B2 - 脱水洗濯機 - Google Patents

脱水洗濯機

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JP2897635B2
JP2897635B2 JP6048447A JP4844794A JP2897635B2 JP 2897635 B2 JP2897635 B2 JP 2897635B2 JP 6048447 A JP6048447 A JP 6048447A JP 4844794 A JP4844794 A JP 4844794A JP 2897635 B2 JP2897635 B2 JP 2897635B2
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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)
  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は脱水洗濯機に係り、特
に、洗濯水中に浮遊する布屑や糸屑(以下、布屑とい
う)を捕集する布屑捕集手段の捕集性能向上に関する。
【0002】
【従来の技術】布屑捕集手段を装備した全自動洗濯機
は、例えば実開昭59−171684号公報に開示され
ているように、回転翼の裏側に一体的に形成した裏羽根
によるポンプ作用により、外槽の底部の洗濯水を吸い込
んで布屑捕集ネットに送り込むことにより該布屑捕集ネ
ットにより該洗濯水中に含まれる布屑を捕集するように
している。
【0003】回転翼は洗濯槽の底壁中央部に形成した凹
部を塞ぐように設置されて該凹部をポンプ室として区画
し、該凹部の底壁に形成した吸込孔から外槽底部の洗濯
水を吸い込み、凹部側壁に形成した吐出孔から洗濯槽胴
体部に形成した導水路を通して該導水路の先端(洗濯槽
の胴体上部)に設置した布屑捕集ネットに送り込む構成
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような布屑捕集手
段によって洗濯水中の布屑を効率良く捕集するために
は、洗濯槽内で発生した糸屑が効率良く外槽底部に移動
すること、ポンプ室で加圧された洗濯水が効率良く布屑
捕集ネットに送り込まれて漏れなく該布屑捕集ネットを
循環することが望ましい。
【0005】しかしながら、従来の全自動洗濯機では、
洗濯槽内で発生した布屑を外槽底部に効率良く導くため
の工夫に欠けており、また、この外槽底部の洗濯水を加
圧して効率良く布屑捕集ネットに循環させるための工夫
に欠けている。
【0006】従って、本発明の目的は、洗濯槽内で発生
した布屑を効率良く捕集する布屑捕集手段を提供するこ
とにある。
【0007】具体的には、洗濯槽内で発生した布屑を効
率良く外槽底部に導き、更に、洗濯水と共に効率良く布
屑捕集手段に循環させて捕集できるようにすることにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、外槽と、この
外槽内に配置されて脱水槽を兼ねる脱水孔付きの洗濯槽
と、この洗濯槽の底部中央に設けられた回転翼と、この
回転翼及び/または洗濯槽を回転させる駆動装置と、前
記外槽底部の洗濯水を布屑捕集部に循環させて該洗濯水
中に含まれる布屑を捕集する布屑捕集手段を備えた洗濯
機において、前記洗濯槽の胴体部の下部領域に上部領域
の脱水孔よりも密に脱水兼布屑排出孔を形成したことを
特徴とし、あるいは、前記洗濯槽の胴体部の下部領域に
上部領域の脱水孔よりも大きい脱水兼布屑排出孔を形成
したことを特徴とする。
【0009】そして付加的には、布屑捕集のための循環
水流を生成するために洗濯槽の底壁と回転翼の間に形成
されるポンプ室の漏水抵抗を高めて外槽から吸い込んだ
布屑を含んだ洗濯水を効率良く布屑捕集部に送り出すこ
とができるようにしたことを特徴とする。
【0010】
【作用】布屑の多くは、回転翼が洗濯物に機械的に作用
することにより発生し、該回転翼により形成される水流
に乗って該回転翼の周囲に位置する洗濯槽の胴体部の下
部領域に沿って移動するが、該洗濯槽の胴体部の下部領
域の脱水兼布屑排出孔は、上部領域に比較して大きく形
成され、あるいは密に形成されているので布屑を洗濯槽
外に効率良く排出して外槽の底部に到達させる。布屑捕
集手段は、該外槽底部の洗濯水をポンプにより布屑捕集
部に循環させて該洗濯水中に含まれる布屑を捕集するの
で、発生した布屑を効率良く捕集することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0012】図1及び図2は本発明になる全自動洗濯機
の第1の実施例を示しており、図1は縦断側面図、図2
は洗濯水循環水路を示す要部横断平面図である。
【0013】図1において、外装は、外枠1とその上縁
部に開閉自在に蝶設された蓋2等により構成される。水
受け槽である外槽3はその上縁部に槽カバー3aを備
え、前記外枠1の上部四隅から緩衝部材4aを介して吊
り棒4bで該外枠1内に吊り下げ状態に支持され、洗い
工程での洗い水及び濯ぎ工程での濯ぎ水(以下、洗濯水
という)を収容する。
【0014】外槽3の底壁外側に設置される駆動部ベー
ス5に取り付けられた駆動モータ6は、歯車減速機構と
クラッチ機構を組み合わせた伝動装置7とベルト8によ
って連結され、該伝動装置7の同心2重出力軸7a,7
bは前記外槽3の底壁を水密状態に貫通して該外槽3内
に突出する。伝動装置7は、洗い工程及び濯ぎ工程では
外側出力軸7bを静止状態に維持したままで内側出力軸
7aを100〜150rpmの低速度で正逆回転させ、
脱水工程では内外出力軸7a,7bを一緒にした状態で
700〜1000rpmに高速度回転させる。
【0015】洗濯槽9は底壁部9aと胴体部9bを主体
にして構成され、底壁部9aの中央部には回転翼10に
よって塞がれてポンプ室を形成する底壁凹部9cが形成
され、胴体部9bの上縁部にはバランサ9dが搭載され
ている。この洗濯槽9の底壁凹部9cの外面には前記外
側出力軸7bに結合されるハブ11が接合され、内面に
は円筒部12aと吐出口12bを有するケ−シング12
が接合され、この3者は螺子やリベット等により一体的
に結合される。そして、この洗濯槽9は、底壁部9aに
形成された布屑排出孔51と、底壁凹部9cとハブ11
とケ−シング12を貫通するように形成された吸込口5
2,56,57と、底壁凹部9cに形成された水抜き孔
53と、胴体部9bの上部領域に全周面に均一に分布し
て形成された脱水孔54及び下部領域に前記脱水孔54
よりも密に分布して形成された脱水兼布屑排出孔55を
備える。
【0016】内側出力軸7aの軸端に結合された回転翼
10は、底壁凹部9cを塞いでポンプ室形成空間を区画
するように位置する。回転翼10の裏側に形成された裏
羽根10aは前記ケ−シング12内に突出してポンプを
構成し、また、裏側に突出した環状リブ10bは前記ケ
−シング12の円筒部12aの上縁部外周に微小間隙を
介して対峙してラビリンス構造のシール部を形成し、ポ
ンプ室の漏水を抑制するように機能する。
【0017】前記ケ−シング12の吐出口12bから洗
濯槽9の内壁面に沿ってこれに密着させて胴体部9bの
上縁部まで立ち上げた隔壁板13により洗濯槽9との間
に導水路13aを形成し、その上端部に形成した流出口
13bに細かい網目の布製の袋状の布屑捕集フィルタ1
4が着脱自在に設置される。
【0018】なお、外槽3の底壁に形成した排水口3b
は排水電磁弁15を介して排水ホース16に接続して排
水系を構成し、また、内外出力軸7a,7bへの動力伝
達態様を切り換えるための前記伝動装置7内のクラッチ
機構の断続操作はソレノイドコイル17によって行うよ
うにされる。また、給水系については従来の全自動洗濯
機と同様であるので図示説明を省略し、前記駆動モータ
16の運転制御,給排水系の制御及び伝動装置7を操作
するソレノイドコイル17の制御を行う制御装置につい
ても同様であるので図示説明を省略する。
【0019】以上の構成において、洗い工程または濯ぎ
工程では外槽3内に所定の水位の洗濯水が保持され、洗
濯槽9を静止状態にしたままで回転翼10を100〜1
50rpmの低速度で正回転及び逆回転を短周期で繰り
返すように駆動モータ6によって駆動される。このと
き、回転翼10の回転方向は駆動モータ6の回転方向に
よって決定され、伝動装置7は駆動モータ6の回転を減
速して内側出力軸7aにのみ伝達することにより回転翼
10を低速回転させるように機能する。
【0020】この洗い工程または濯ぎ工程において、洗
濯物は回転翼10の回転によって撹拌され、擦られなが
ら洗われまたは濯がれる。そして、この洗い工程または
濯ぎ工程で発生した布屑は、洗濯水に混入して該洗濯水
と共に移動する。
【0021】この洗濯水は、洗濯槽9内では、回転翼1
0の回転によって該回転翼10が位置する洗濯槽9の下
部領域を外側に向かって放射状に移動するように付勢さ
れ、胴体部9bの下部領域に衝突して該胴体部9bの内
面に沿って上昇するように転向する。
【0022】また、回転翼10が回転すると、その裏羽
根10aによるポンプ作用によって該回転翼10の裏側
の洗濯水が加圧されて吐出口12bから導水路13aに
吐出され、該導水路13aを上昇して流出口13bから
布屑捕集フィルタ14に流出し、ここで布屑が捕集され
て洗濯槽9内に戻る。一般の洗濯機では、回転翼10の
外周縁と洗濯槽9の底壁凹部9cの周壁との間には製造
誤差や経年変化による両者の接触を避けるために比較的
大きな間隙が形成されており、裏羽根10aで加圧され
た洗濯水は該間隙を通して洗濯槽9内に漏れ易い状態に
ある。この漏れは、洗濯水に含まれる布屑を再び洗濯槽
9内に撒き散らすように作用して布屑捕集効果を低下さ
せる。しかしながら、この実施例においては、回転翼1
0の裏側の環状リブ10bとケ−シング12の円筒部1
2aが微小間隙で対峙して漏水の少ないポンプ室を形成
しているので、加圧した洗濯水を効率良く導水路13a
に送り出すことができる。そして、回転翼10の裏側に
は吸込口52から外槽3の底部の洗濯水が布屑と共に吸
い込まれ、該底部には布屑排出孔51,水抜き孔53,
脱水孔54及び脱水兼布屑排出孔55を通して洗濯槽9
内の布屑を含んだ洗濯水が流れ込む。
【0023】このような布屑捕集のための洗濯水の循環
において、回転翼10の周囲は、外側に向かう水流が強
いので布屑を洗濯槽9の孔を通して槽外に排出するのに
好都合な位置である。この実施例は、回転翼10の回転
によって洗濯槽9内に発生する洗濯水流の勢いを有効に
利用して該洗濯水内に浮遊する布屑を効果的に該洗濯槽
9外に押し出して外槽3の底部に移動できるように、該
洗濯槽9の底壁部9aに布屑排出孔51を設け、胴体部
9bの下部領域に脱水兼布屑排出孔55を設けている。
【0024】各孔51,54,55は、その口径(直
径)を大きくすれば布屑排出作用を高めることができる
が、脱水時の遠心力で洗濯物が入り込むのを押えるため
に、一般的な全自動洗濯機における脱水孔と同様に4〜
6mm程度の直径に形成するのが望ましい。この実施例
では、胴体部9bの下部領域を該洗濯槽9の底からその
深さの1/4までの範囲,それ以上の範囲を上部領域と
定義し、一例として、上部領域には直径4mmの脱水孔
54を約600個/m2の密度で設け、下部領域には脱
水兼布屑排出孔55を約900個/m2の密度で設ける
ことにより、布屑排出効果を高め、布屑捕集効果を顕著
に高めることができた。
【0025】同様の効果は、胴体部9bの上部領域の脱
水孔54と下部領域の脱水兼布屑排出孔55を等しい密
度で分布させ、下部領域の脱水兼布屑排出孔55の口径
を大きくすることによっても得ることができる。脱水孔
54の直径を4mm,脱水兼布屑排出孔55の直径を
4.5mm〜6.0mmとすることによっても布屑捕集
効果の顕著な向上が得られた。
【0026】図3は、洗濯槽に形成された孔の形態と布
屑排出量の相関関係を示す実験例である。特性曲線は、
1cmの長さに切断した色付きの綿糸(布屑)と洗濯物
を洗濯槽に投入して濯ぎ工程を実行したときの該綿糸の
単位時間当りの該洗濯槽から外槽内への排出量を脱水兼
布屑排出孔の形態との関係で示している。特性曲線a
は、320個の脱水孔54が形成された洗濯槽9の下部
領域に脱水兼布屑排出孔55を付加したときの布屑排出
量の増加割合を示しており、特性曲線bは400個の脱
水孔54が形成された洗濯槽9の下部領域に脱水兼布屑
排出孔55を付加したときの布屑排出量の増加割合を示
している。そして、この布屑を布屑捕集フィルタ14に
よって同様の傾向を示す捕集量割合増加特性で捕集する
ことができた。
【0027】洗い工程及び濯ぎ工程後の脱水工程では、
排水電磁弁15を開いて外槽3内の洗濯水を排水するこ
とにより、洗濯槽9内の洗濯水も孔51,52,53,
54,55を通して槽外に排水される。そして、ソレノ
イドコイル17により伝動装置7を切換えて駆動モータ
6の回転を内外出力軸7a,7bに高速に伝達すること
により洗濯槽9と回転翼10を一体的に高速回転させ
る。これにより、洗濯物に含まれる洗濯水は遠心脱水さ
れる。
【0028】次に、図4を参照して他の実施例を説明す
る。図4は、該他の実施例を示す要部縦断側面図であ
り、前記実施例と同一の構成手段には同一の参照符号を
付して重複する説明は省略する。
【0029】この実施例の特徴は、ポンプ室の漏水抑制
のためのシール効果を回転翼20の裏側外周縁部に形成
した外周平面部20bとケ−シング22の円筒部22a
の上縁部に形成した鍔部22cを半径方向の広い幅に渡
って微小間隙を介して対面させ、該微小間隙からの漏水
抵抗を高めたことにある。ケ−シング22内の洗濯水は
裏羽根20aの回転によって加圧されるが、回転翼20
の外周平面部20bとケ−シング22の鍔部22cに形
成された微小間隙の漏水抵抗が大きいので、該加圧され
た洗濯水は吐出口22bから導水路13aに効率良く送
り出される。
【0030】次に、図5を参照して更に他の実施例を説
明する。図5は、該他の実施例を示す要部縦断側面図で
あり、前記実施例と同一の構成手段には同一の参照符号
を付して重複する説明は省略する。
【0031】この実施例の特徴は、ポンプ室の漏水抑制
のためのシール効果を回転翼30の外周縁から環状に張
り出させた可撓性のリップ30bを外槽3の底壁凹部9
cの上部及び隔壁板13の上面に形成した段部9dに軽
く接触させ、あるいは微小間隙で対向させてシール効果
を高めるようにしたことにある。この実施例はケ−シン
グが省略されて底壁凹部9cと回転翼10によってポン
プ室が形成され、回転翼30の裏側に形成された裏羽根
30aで加圧された洗濯水は、隔壁板13の下端に形成
された導水口13cに直接送り込まれる。
【0032】次に、図6を参照して更に他の実施例を説
明する。図6は、該他の実施例を示す要部縦断側面図で
あり、前記実施例と同一の構成手段には同一の参照符号
を付して重複する説明は省略する。
【0033】この実施例の特徴は、布屑を捕集するため
に洗濯水を循環させるポンプを回転翼40から独立させ
たことにある。ケ−シング43は、隔離壁43aと円筒
部43bと吐出口43cとを有し、前記洗濯槽6の底壁
凹部9cに伏せた形で嵌入されて該底壁凹部9c内にポ
ンプ室を形成する。羽根車42は回転翼10と共に内側
出力軸7aに固着され、該羽根車42の回転によって羽
根42aで加圧された洗濯水は効率良く吐出口43cか
ら導水路13aに送り出される。
【0034】以上に述べた実施例においては、洗濯槽9
の上部領域に設けた孔を脱水孔54,下部領域に設けた
孔55を脱水兼布屑排出孔と区別して説明したかが、要
は、洗濯槽9の下部領域に設けられる孔の密度を高く
し、または孔の口径を大きくすることにより孔の総面積
を大きくして布屑の排出を容易にすることである。
【0035】
【発明の効果】布屑の多くは、回転翼が洗濯物に機械的
に作用することにより発生し、該回転翼により形成され
る水流に乗って該回転翼の周囲に位置する洗濯槽の胴体
部の下部領域に沿って移動するが、本発明は、該洗濯槽
の胴体部の下部領域の脱水兼布屑排出孔を、上部領域の
脱水孔に比較して大きく形成し、あるいは密に形成して
いるので該布屑を洗濯槽外に効率良く排出して外槽の底
部に到達させ、布屑捕集手段におけるポンプにより布屑
捕集部に循環させて捕集するので、発生した布屑を効率
良く捕集することができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる全自動洗濯機の縦断側面図であ
る。
【図2】図1に示した全自動洗濯機における洗濯水循環
水路を示す要部横断平面図である。
【図3】洗濯槽に形成した孔と布屑排出量の相関関係を
示す特性図である。
【図4】本発明になる全自動洗濯機の他の実施例を示す
要部縦断側面図である。
【図5】本発明になる全自動洗濯機の更に他の実施例を
示す要部縦断側面図である。
【図6】本発明になる全自動洗濯機の更に他の実施例を
示す要部縦断側面図である。
【符号の説明】
3…外槽、6…駆動モータ、7…伝動装置、9…洗濯
槽、9b…胴体部、9c…底壁凹部、10…回転翼、1
0a…裏羽根、13a…導水路、14…布屑捕集フィル
タ、52…吸込口、54…脱水孔、55…脱水兼布屑排
出孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大林 史朗 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (72)発明者 永野 洋介 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社 日立製作所 機械研究所内 (72)発明者 有村 淳一 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株式会社 日立製作所 リビング機器事 業部内 (72)発明者 石川 俊一 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株式会社 日立製作所 リビング機器事 業部内 (56)参考文献 実開 平1−82884(JP,U) 実開 昭55−45994(JP,U) 実開 昭57−90071(JP,U) 実公 昭48−40078(JP,Y1) 実公 昭48−40077(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 37/12 D06F 39/10 D06F 39/08 321 D06F 39/08 331

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外槽と、この外槽内に配設されて脱水槽を
    兼ねる脱水孔付きの洗濯槽と、この洗濯槽の底部中央に
    設けられた回転翼と、この回転翼及び/または洗濯槽を
    回転させる駆動装置と、前記外槽底部の洗濯水を布屑捕
    集部に循環させて該洗濯水中に含まれる布屑を捕集する
    布屑捕集手段を備えた洗濯機において、 前記洗濯槽の胴体部の下部領域に上部領域の脱水孔より
    も密に脱水兼布屑排出孔を形成したことを特徴とする脱
    水洗濯機。
  2. 【請求項2】外槽と、この外槽内に配置されて脱水槽を
    兼ねる脱水孔付きの洗濯槽と、この洗濯槽の底部中央に
    設けられた回転翼と、この回転翼及び/または洗濯槽を
    回転させる駆動装置と、前記外槽底部の洗濯水を布屑捕
    集部に循環させて該洗濯水中に含まれる布屑を捕集する
    布屑捕集手段を備えた洗濯機において、 前記洗濯槽の胴体部の下部領域に上部領域の脱水孔より
    も大きい脱水兼布屑排出孔を形成したことを特徴とする
    脱水洗濯機。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記脱水兼布
    屑排出孔は洗濯槽の底からその深さの1/4の範囲に設
    けられることを特徴とする脱水洗濯機。
  4. 【請求項4】請求項1または2において、前記脱水孔及
    び/または脱水兼布屑排出孔は直径が6mm以下に形成
    されることを特徴とする脱水洗濯機。
  5. 【請求項5】請求項1または2において、前記布屑捕集
    手段は、洗濯槽の底壁と回転翼の間に設けられて外槽底
    部の洗濯水を吸い込んで加圧するポンプと、該ポンプに
    よって加圧された洗濯水を洗濯槽の上部位置まで導くよ
    うに該洗濯槽に形成された導水路と、該導水路の流出口
    に着脱自在に設けられる布屑捕集フィルタを備えること
    を特徴とする脱水洗濯機。
  6. 【請求項6】請求項5において、前記ポンプは、洗濯槽
    の底壁に形成された底壁凹部と回転翼で区画されたポン
    プ室と、回転翼の裏側に設けられて該ポンプ室に突出し
    た裏羽根を備え、洗濯槽底壁と回転翼の外周縁部の間に
    はラビリンス構造のシール部が形成されていることを特
    徴とする脱水洗濯機。
  7. 【請求項7】請求項5において、前記ポンプは、洗濯槽
    の底壁に形成された底壁凹部と回転翼で区画されたポン
    プ室と、回転翼の裏側に設けられて該ポンプ室に突出し
    た裏羽根を備え、洗濯槽底壁と回転翼の外周縁部の間に
    は平面部を微小間隙を介して対面させたシール部が形成
    されていることを特徴とする脱水洗濯機。
  8. 【請求項8】請求項5において、前記ポンプは、洗濯槽
    の底壁に形成された底壁凹部とケ−シング区画されたポ
    ンプ室と、前記回転翼とは別体に形成されて該ポンプ室
    に位置し、前記回転翼と一体的に回転する羽根車を備え
    たことを特徴とする脱水洗濯機。
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