JP2897242B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP2897242B2 JP1058365A JP5836589A JP2897242B2 JP 2897242 B2 JP2897242 B2 JP 2897242B2 JP 1058365 A JP1058365 A JP 1058365A JP 5836589 A JP5836589 A JP 5836589A JP 2897242 B2 JP2897242 B2 JP 2897242B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気掃除機に関するものである。
従来の技術 電気掃除機の例として第7図に示される形態のものが
ある。
第7図において、20は電気空気吸引装置を内蔵した掃
除機本体、21は床用の吸い込み具、22は先端に把手23を
備えた柄である。吸い込み具21の管部材24は直接掃除機
本体20にはめ込まれ、掃除機本体20の上部に柄22が取り
付けられている。
このような構成の電気掃除機では、吸い込み具21を床
に付けたままにして掃除機本体20を前後すなわち矢印A
方向に揺動させたり、また矢印B方向に回転させたり出
来るようになっておれば使用上大変便利である。その為
には、吸い込み具21において管部材24は回転および揺動
が出来るようにする必要がある。第8図は吸い込み具21
を示す。第8図において、25は吸い込み具本体の下キャ
ビネット、26は吸い込み具本体の上キャビネットであ
り、吸い込み具本体は下キャビネット25と上キャビネッ
ト26とを接合して構成される。27は管部材24の先端に設
けられた球状部である。球状部27は下キャビネット25お
よび上キャビネット26に形成された球状ケーシングに収
容されており、球状部27の外壁と上記球状ケーシングの
内壁との間には隙間が生じないようにして空気漏れを防
いでいる。
以上のように構成されているので、管部材24は矢印C
方向に揺動可能であり、最も前の方へ寄せた時に上キャ
ビネット26の当接部29に当たる。また管部材24は矢印D
方向に360度にわたって回転可能となる。
ところで本例の電気掃除機は、第9図に示すように自
立出来るように構成されている。すなわち管部材24が上
記当接部29に当たった状態では掃除機本体はいくらか前
傾する。そして掃除機本体の重心が揺動支点の位置すな
わち球状部27の位置よりも前側に来る事となり、使用者
が手を離しても倒れないようになっている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら以上のような構成のものでは次のような
問題があった。すなわち、掃除機本体を第9図に示すよ
うに立てた状態にしている時にも、もし使用者が掃除機
本体または柄等に不用意に当たってしまえば、掃除機本
体はバランスを失って簡単に倒れてしまう。こうなる
と、掃除機本体の外装やまたは床に傷が付いたり、また
掃除機本体が破損する可能性もある。
また第7図に示すように掃除機本体20および柄22が矢
印B方向に360度にわたって回転可能なものであれば、
回転角度が所定の範囲から外れた状態では掃除機本体の
重心は後方に寄ってしまう場合もある。たとえ前述のよ
うに管部材24が当接部29に当たるまで立たせていたとし
ても何らかの原因で掃除機本体が大きく回転してしまえ
ば、前傾姿勢が崩れて掃除機本体の重心は後方に寄って
しまい、非常に不安定で倒れ易い状態となる。
本発明は以上の課題に鑑みてなされたものであり、自
立可能であってかつ簡単に倒れてしまう事のない電気掃
除機を提供する事を目的とする。
課題を解決するための手段 本発明は以上の課題を解決するため、球状部に回転可
能なリング部材を設け、このリング部材に揺動運動を可
能にするための軸を突設するとともにその軸に係合部材
を設け、吸い込み具本体側に上記管部材が所定の終点位
置まで起きた時にバネの付勢力によって上記係合部材に
係合するロック手段を設けた。
また管部材に係合部を設け、吸い込み具本体側の掃除
機本体を立てた時に上記管部材が当接する部分に上記管
部材の係合部と係合して上記管の回転を規制する為の係
合部を設け、上記係合部同志が係合した時に初めて上記
管部材が上記終点位置まで来るように構成した。
作 用 掃除機本体を起こした時にリング部材の係合部および
吸い込み具本体側のロック手段によって掃除機本体の揺
動運動が阻止される事となり、また管部材の係合部と吸
い込み具本体の係合部が互いに係合する事によって掃除
機本体の揺動運動とともに回転運動も規制される事とな
る。
実 施 例 以下、本発明に於ける電気掃除機の実施例を説明す
る。第3図は本実施例における電気掃除機の使用状態の
斜視図である。第3図において、1は電気空気吸引装置
を内蔵した掃除機本体、2は床用の吸い込み具である。
3は掃除機本体1の上部に取り付けられ、先端に把手を
備えた柄である。本例の電気掃除機も第7図の従来例の
ように、吸い込み具2を床に付けたままで掃除機本体1
を前後に揺動させたり、また回転させたり出来るように
なっている。
第1図は吸い込み具2に揺動および回転可能に設けら
れた管部材4を示す。第1図において、5は管部材4の
先端に設けられた球状部、6は球状部5に形成された開
口である。使用時、ごみはこの開口から管部材4内へ送
られ、管部材4を伝って掃除機本体内へ送られる。7は
球状部5に回転自在に設けられたリング部材である。リ
ング部材7は球状部5に形成された環状溝18(第6図に
示す)に嵌め込まれている。9はリング部材7に突設さ
れた軸部、10は軸部9の先端に設けられた係合部材、11
は係合部材10に形成された係合凹部である。
球状部5およびリング部材7は第8図の従来例のもの
と同様に吸い込み具本体(図示せず)に形成された球状
ケーシングに収容されており、その球状ケーシングの内
壁との間にて空気漏れが無いようになっている。吸い込
み具本体の上記球状ケーシングを構成している壁17には
リング部材7に突設された軸部9を揺動可能に保持する
ための軸受け用貫通孔が形成されており、軸部9はその
軸受け用貫通孔を貫通し、係合部材10は壁17を隔てて上
記球状ケーシングの外に配置される。このように構成さ
れていると、軸部9は線Eを中心に回転可能であるの
で、リング部材7は管部材4とともに線Eを中心に回転
可能となる。12は吸い込み具本体側に設けられたロック
用バネ部材であり、ロック用バネ部材12の先端には係合
部材10に形成された係合凹部11に係合するための曲折部
13が形成されている。
14は管部材に形成された係合部である。また吸い込み
具の上部キャビネット19には、掃除機本体を立てた状態
で管部材4が当接する当接部に第4図および第5図に示
すように係合部14と係合可能な係合用凹部15が形成され
ている。
以下、動作を説明する。掃除機本体1を第3図に示す
ように終点位置にまで立てると、管部材4は第1図に示
す状態から線Eを中心に回転し、やがて第2図に示すよ
うにロック用バネ部材12の曲折部13が係合部材10の係合
凹部11に嵌る事となる。曲折部13が一旦係合凹部11に嵌
れば、そのロック用バネ部材12の付勢力によってある程
度大きな力を管部材4に加えない限り曲折部13が係合凹
部11から離脱する事は無い。従ってこの状態では掃除機
本体は自立を維持する事となる。なお使用する時は、使
用者が柄3を後方へ強い力で倒す事により、ロックは簡
単に解除される。
また、以上のように管部材4を終点位置にまで立て、
かつ管部材4と吸い込み具が所定の位置関係になった時
に係合部14が係合用凹部15に嵌り、管の回転を阻止する
ようになっている。第5図では管部材4の回転角が上記
所定の角度から外れた状態を示す。係合部14が係合用凹
部15に嵌った時に掃除機本体が最も前方へ倒れた状態と
なり、その時に上記曲折部13が上記係合凹部11に完全に
嵌る事となる。言い換えると、第5図のように管部材4
の回転角が所定の角度から外れていると、掃除機本体は
いくらか後ろの方へ倒れかかった状態となり、この状態
では掃除機本体は自立する事が出来ない。すなわちこの
状態では、曲折部13はほんの僅かだけ係合凹部11へ入っ
ただけであって係合は不完全であり、使用者が手を放せ
ば掃除機自自体の自重によってすぐに倒れる。
ところで、通常は掃除機本体を正面に向けて立てた場
合に重心が最も前方に寄ってその状態で最も安定するよ
うに設計される。従って掃除機本体を正面に向けて立て
た場合にのみ揺動運動および回転運動がロックされるよ
うにした方が掃除機本体が不用意に倒れるのを防止する
事につながる。そこで以上のように本実施例では、掃除
機本体を正面に向けて立てた場合のみ曲折部13と係合凹
部11が完全に係合して掃除機本体の揺動運動のロックが
なされ、またその状態では係合部14と係合用凹部15が係
合して掃除機本体の回転運動もロックされるよう構成さ
れている。
なお、第6図はリング部材7を取り外した状態の球状
部5を示すものである。第6図において、16は環状溝18
の底部に突設された突起である。リング部材7の内側部
には上記突起16を収容可能な環状溝(一点鎖線Gによっ
て示す)が形成されており、リング部材7に対して球状
部5を回転させると突起16は上記環状溝の両端の壁に当
接する事となり、その位置で回転が阻止され、従ってた
とえ係合部14と係合用凹部15が係合していない状態であ
っても上記環状溝の長さに応じて本体の回転角度が規制
される事となる。
発明の効果 以上のように本発明は、球状部に回転可能なリング部
材を設け、このリング部材に揺動運動を可能にするため
の軸を突設するとともにその軸に係合部材を設け、吸い
込み具本体側に上記管部材が所定の終点位置まで起きた
時にバネの付勢力によって上記係合部材に係合するロッ
ク手段を設けた事により、リング部材の係合部および吸
い込み具本体側のロック手段によって本体の揺動が阻止
される事となる。従って、掃除機本体立てた状態にして
いる時にもし使用者が掃除機本体または柄等に不用意に
当たってしまっても掃除機本体は簡単に倒れてしまう事
は無く、掃除機本体の外装やまたは床に傷が付いたり、
また掃除機本体が破損する等の可能性が非常に少ない。
また管部材に係合部を設け、吸い込み具本体側の掃除
機本体を立てた時に上記管部材が当接する部分に上記管
部材の係合部と係合して上記管の回転を規制する為の係
合部を設け、上記係合部同志が係合した時に初めて上記
管部材が上記終点位置まで来るように構成した事によ
り、上記係合部同志が係合した時に初めて掃除機本体の
揺動運動がロックされ、言い換えると掃除機本体の揺動
運動のロックと回転運動のロックとが同時に行われる事
となる。従って、掃除機本体の前傾が最も深く、バラン
スの取れた状態となった時だけ掃除機本体を確実に自立
させ、それ以外の状態では掃除機本体が自立しないよう
に構成する事が出来、自立はしているものの非常に不安
定で倒れ易い状態で自立するという事は無くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における電気掃除機の吸い込み
具に設けられる管部材の斜視図、第2図は同管部材を立
てた状態の斜視図、第3図は同電気掃除機の自立状態の
側面図、第4図は同管部材を自立状態にした時の斜視
図、第5図は同管部材を自立状態における向きからいく
らか回転させた状態の要部斜視図、第6図は同管部材の
リング状部材を取り外した状態の斜視図、第7図は従来
例の電気掃除機の斜視図、第8図は同電気掃除機の吸い
込み具の縦断面図、第9図は同電気掃除機の自立状態の
側面図である。 1……掃除機本体、2……吸い込み具 4……管部材、5……球状部 7……リング部材、18……環状溝 9……軸部、10……係合部材 11……係合凹部、12……ロック用バネ部材 13……曲折部、14……係合部 15……係合用凹部、16……突起
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47L 5/28 A47L 9/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に空気通路を備えるとともに両端に開
    口が形成された中空体であって先端に球状部を備えた管
    部材と、球状ケーシングに上記球状部を収容する事によ
    って上記管部材と結合するとともに上記開口を介して上
    記空気通路と吸い込み口が連通するように構成された吸
    い込み具と、上記管部材に固定されるとともに空気吸入
    口が上記空気通路に結合する電動空気吸引装置を内蔵し
    た本体とを有し、上記球状部の外周部にその球の一部を
    成すリング部材を上記管部材に対して相対的に回転可能
    に設け、上記リング部材に軸を突設するとともに上記球
    状ケーシングの壁面に上記軸を上記吸込具の前後方向に
    回転可能に固定する軸受け部を形成し、上記軸に係合部
    材を設けるとともに吸い込み具本体側に上記管部材を終
    点位置にまで起こした時に上記係合部材と係止するロッ
    ク手段を設けるとともに、上記管部材と上記吸い込み具
    本体のそれぞれに、上記管部材を上記管部材の軸を中心
    に回転させた場合の所定の回転位置においてのみ互いに
    係合する係合部を設け、上記係合部が係合した時のみ上
    記管部材が終点位置にまで起こした状態に達するように
    構成したものであって、上記管部材を前後方向に移動し
    終点位置まで起こした場合は上記ロック手段で係止し、
    上記管部材の軸を中心とする上記管部材の回転は上記管
    部材と上記吸い込み具本体のそれぞれに設けた係合部を
    係合することで回転止めする事を特徴とする電気掃除
    機。
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