JP2897161B2 - 消防ホースのネジ式結合具 - Google Patents
消防ホースのネジ式結合具Info
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Classifications
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L27/00—Adjustable joints, Joints allowing movement
- F16L27/08—Adjustable joints, Joints allowing movement allowing adjustment or movement only about the axis of one pipe
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
Description
能に連結するネジ式結合具の改良に関する。
水利確保ができなくなったとき、海、河、湖の大量の水
を、例えば1.8km離れた火災現場の数台の消防ポン
プ車に毎分数トン送水し、同時多発の火災に対応するに
は、大量の吐出能力を持つ大型ポンプを装備した大型動
力ポンプ付き消防自動車と、1.8km先まで届かせる
ことができる消防ホースを搭載したホース延長車を使用
し、大型動力ポンプ付き消防自動車は海、河、湖の岸に
停め、ホース延長車は長さ20mのホースを90本接続
した1つの長さが1.8kmの消防ホースを4組積載
し、海、河、湖の岸に停っている大型動力ポンプ付き消
防自動車から火災現場の消防ポンプ車まで走行しながら
ホースを地上に落下して敷設する。しかし、このように
落下して敷設すると、敷設されたホースにはどうしても
捩れが生じ、ホースに送水すると、捩れた部分で水が止
まったり、通した水によりホースは捩れを戻そうとして
地上でのたうちまわり、そこに人が居るとその人に危害
を加え、そこに物があるとその物を損壊するので非常に
危険である。従って、消防ホースに送水する前にホース
の捩れを無くしておくことが必要であるが、曲がりくね
って敷設した場合などは完全に捩れを無くするのは難し
く、実際にホースに送水しないと捩れが分からないこと
もあり、その場合は水圧を下げて送水しながら捩れを無
くさねばならない。
に示すように、小径の雄ねじ筒部12が一端から突出
し、他端部内周に消防ホースAの端部を固定した筒形本
体11からなる差し金具10と、上記雄ねじ筒部12に
螺合する雌ねじ部15´を内周に有すると共に、該雌ね
じ部の奥に、前記雄ねじ筒部の先端12´が当接するパ
ッキン16を嵌合した締め輪15を一端部外周に回転自
在に保持すると共に、他端部内周に他の消防ホースBの
端部を固定した筒形本体14を有する受け金具13とか
らなり、受け金具の締め輪15を差し金具の雄ねじ筒部
12の外に被せながらねじ込んで締め付け、締め輪の内
周のパッキン16を雄ねじ筒部の先端12´に押付けて
2つの消防ホースA,Bを接続するようになっている。
尚、締め輪15は内周の他端部に環状肥厚部17を有す
る袋ナット形で、この環状肥厚部17と雌ねじ部15´
との間にパッキン16を嵌合している。又、受け金具の
筒形本体14は一端に上記環状肥厚部17の内周に嵌合
する小径筒部14´を有し、この小径筒部14´の外周
と環状肥厚部17の内周との間にスイーベルジョイント
18を設け、締め輪を回転自在に保持する。ホースA,
Bの各筒形本体11,14に対する固定は、ホースの内
部に焼なました黄銅パイプ19を挿入し、これをエキス
パンダにより拡張し、ホースの外面を筒形本体の内周に
設けた鋸歯形断面の逆止溝に圧着して行う。
は、上述したようにホースA,Bを接続するために受け
金具の袋ナット形の締め輪15を差し金具の雄ねじ筒部
12の外にねじ込んで締め付けると、雄ねじ筒の先端1
2´は締め輪の内部のパッキン16に押付いて喰込み、
パッキン16は圧迫されて小径筒部14´を回りから掴
むので、締め輪15は受け金具の筒形本体の小径筒部1
4´の外にスイーベルジョイント18で回転可能に保持
されていながら回転できなくなり、筒形本体14と一体
になる。従って、敷設した消防ホースの捩れを送水の前
に無くすには、長さ20mのホースを90本接続した個
々の結合具の締め輪のねじ締めを弛めて受け金具の筒形
本体14を回さねばならず、その操作に手間と時間がか
ゝり、放水しての消火活動が遅れる。
げ、上記したのと同じ手順で捩れを無くさねばならない
が、水圧が加わっているので締め輪15を回して弛める
のが大変な作業になり、弛めると水が吹き出す。締め輪
を弛めたら次にホースBごと受け金具の筒形本体14を
回さねばならないが、ホースBには水が満ち、筒形本体
には水圧が加わっているので、吹き出す水を浴びながら
回さねばならず、これも大変な作業になる。
の受け金具を改良することによって上述した問題点を解
消するもので、小径の雄ねじ筒部が一端から突出し、他
端部内周に消防ホースの端部を固定した筒形本体からな
る差し金具と、上記雄ねじ筒部に螺合する雌ねじ部を内
周に有すると共に、該雌ねじ部の奥に、前記雄ねじ筒部
の先端が当接するパッキンを嵌合した締め輪を一端部外
周に回転自在に保持すると共に、他端部内周に他の消防
ホースの端部を固定した筒形本体を有する受け金具とか
らなり、受け金具の締め輪を差し金具の雄ねじ筒部の外
にねじ込んで締め付け、締め輪の内周のパッキンを雄ね
じ筒部の先端に押付けて2つの消防ホースを接続する消
防ホースのネジ式結合具において、受け金具を筒形本
体、締め輪、及びこれらとは別体で、外周の一端部が締
め輪の内周に嵌合し、外周の他端部が筒形本体の一端部
の内周に嵌合する連結筒とで構成し、この連結筒の一端
部上に締め輪の内周の他端部を第1スイーベルジョイン
トで回転自在に保持すると共に、連結筒の他端部上に筒
形本体の内周の一端部を第2スイーベルジョイントで回
転自在に保持したことを特徴とする。
の断面図であって、差し金具10は前述した従来の結合
具の差し金具と同じに構成されている。又、受け金具も
前述した従来の結合具と同じ構成要素を一部に有する。
従って、共通した構成要素には同じ符号を付してある。
4´を有さない筒形本体14と、差し金具の雄ねじ筒部
12に螺合する雌ねじ部15´を内周に有すると共に、
該雌ねじ部の奥に、前記雄ねじ筒部の先端12´が当接
するパッキン16を嵌合した締め輪15と、前記筒形本
体、及び締め輪とは別体で、外周の一端部が締め輪15
の内周に嵌合し、外周の他端部が筒形本体の一端部の内
周に嵌合する連結筒23とで構成し、この連結筒の一端
部上に締め輪の内周の他端部を第1スイーベルジョイン
ト21で回転自在に保持すると共に、連結筒の他端部上
に筒形本体の内周の一端部を第2スイーベルジョイント
22で回転自在に保持する。尚、締め輪15は内周の他
端部に、従来例と同様に環状肥厚部17を有する袋ナッ
ト形で、この環状肥厚部17と雌ねじ部15´との間に
パッキング16を嵌合し、前記連結筒23の一端部は上
記環状肥厚部17の内周に嵌合し、第1スイーベルジョ
イント21は環状肥厚部17の内周と連結筒23の一端
部外周との間に設けてある。24は連結筒の他端部外周
と筒形本体14の内周との間に設けたOリングである。
2は連結筒の外周に形成した断面形状が半円形の環状溝
と、これと対向して環状肥厚部17の内周や、筒形本体
の一端部の内周に形成した断面形状が半円形の環状溝と
により生じる円形断面の環状空間中に配列した複数のボ
ールでも、上記空間中に挿入した円形断面の1本のワイ
ヤーでもよい。
結筒23が第1スイーベルジョイント21によって相対
的に回動自在であると共に、連結筒23と筒形本体14
とが相対的に回動自在である。従って、従来装置と同様
に受け金具の締め輪15を差し金具の雄ねじ筒部12の
外に被せながらねじ込んで締め付け、締め輪の内周のパ
ッキン16を雄ねじ筒部の先端12´に押付けて消防ホ
ースAとBを接続することができる。そして、雄ねじ筒
の先端12´は締め輪の内部のパッキン16に押付いて
喰込み、パッキンは圧迫されて連結筒23を回りから掴
む。これにより締め輪15は連結筒23の一端部上に第
1スイーベルジョイント21で回転可能に保持されてい
ながら回転できなくなり、連結筒23と一体になる。
本体14の一端部の内周との間には第2スイーベルジョ
イント22が設けられているため、受け金具の連結筒2
3と筒形本体14とは相対的に回転できるので、締め輪
15のねじ締めを弛めないで、受け金具の筒形本体を連
結筒に対し回したり、差し金と連結筒23を受け金具の
筒形本体に対し回したりしてホースの捩れを無くするこ
とができる。
金具10と着脱可能に結合される受け金具を筒形本体、
締め輪、及びこれらとは別体で、外周の一端部が締め輪
の内周に嵌合し、外周の他端部が筒形本体の一端部の内
周に嵌合する連結筒とで構成し、この連結筒の一端部上
に締め輪の内周の他端部を第1スイーベルジョイントで
回転自在に保持すると共に、連結筒の他端部上に筒形本
体の内周の一端部を第2スイーベルジョイントで回転自
在に保持してあるので、締め輪15によって受け金具を
差し金具に結合しても、受け金具の筒形本体14の一端
部の内周と、連結筒23の他端部の外周との間に設けて
ある第2スイーベルジョイント22によって上記筒形本
体14と連結筒23とは相対的に回転できる。従って、
送水の前でも、送水中でも、締め輪15のねじ締めを弛
めることなく受け金具の筒形本体14を回したり、連結
筒と一体に差し金具を回したりして接続したまゝのホー
スの捩れを無くすることができる。特に送水中は水圧を
下げなくても回すことができるので、水圧を切替える手
数が省ける。そして、送水しなければ分からない少々の
捩れは、送水することによって捩れを無くそうとする水
圧でホースが受け金具の筒形本体や、差し金具を回し、
自動的に捩れを無くす。これにより緊急を要する放水を
迅速に開始できる。
具の一実施例の、非結合状態の断面図、(B)は結合状
態の断面図である。
面図、(B)は結合状態の断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 小径の雄ねじ筒部が一端から突出し、他
端部内周に消防ホースの端部を固定した筒形本体からな
る差し金具と、上記雄ねじ筒部に螺合する雌ねじ部を内
周に有すると共に、該雌ねじ部の奥に、前記雄ねじ筒部
の先端が当接するパッキンを嵌合した締め輪を一端部外
周に回転自在に保持すると共に、他端部内周に他の消防
ホースの端部を固定した筒形本体を有する受け金具とか
らなり、受け金具の締め輪を差し金具の雄ねじ筒部の外
にねじ込んで締め付け、締め輪の内周のパッキンを雄ね
じ筒部の先端に押付けて2つの消防ホースを接続する消
防ホースのネジ式結合具において、 受け金具を筒形本体、締め輪、及びこれらとは別体で、
外周の一端部が締め輪の内周に嵌合し、外周の他端部が
筒形本体の一端部の内周に嵌合する連結筒とで構成し、
この連結筒の一端部上に締め輪の内周の他端部を第1ス
イーベルジョイントで回転自在に保持すると共に、連結
筒の他端部上に筒形本体の内周の一端部を第2スイーベ
ルジョイントで回転自在に保持したことを特徴とする消
防ホースのネジ式結合具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7186611A JP2897161B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 消防ホースのネジ式結合具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7186611A JP2897161B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 消防ホースのネジ式結合具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0914546A JPH0914546A (ja) | 1997-01-17 |
JP2897161B2 true JP2897161B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=16191611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7186611A Expired - Lifetime JP2897161B2 (ja) | 1995-06-30 | 1995-06-30 | 消防ホースのネジ式結合具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2897161B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010085093A (ko) * | 2001-08-06 | 2001-09-07 | 임배운 | 소방호스 연결장치 |
JP2003065476A (ja) * | 2001-08-24 | 2003-03-05 | Akao:Kk | 消防車用吸水管の端金具及び媒介金具 |
-
1995
- 1995-06-30 JP JP7186611A patent/JP2897161B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0914546A (ja) | 1997-01-17 |
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