JP2893244B2 - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP2893244B2
JP2893244B2 JP1030595A JP1030595A JP2893244B2 JP 2893244 B2 JP2893244 B2 JP 2893244B2 JP 1030595 A JP1030595 A JP 1030595A JP 1030595 A JP1030595 A JP 1030595A JP 2893244 B2 JP2893244 B2 JP 2893244B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装置の運転動作(モー
ド)を選択するスイッチ装置に関し、特にスイッチ本体
に対して回動可能なノブ体の角度位置によって装置の運
転動作を選択するスイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】装置の運転モードを選択するスイッチ装
置は、選択する運転モードに対応したボタンを押すボタ
ン式のもの、選択する運転モードに対応した位置にレバ
ーを合わせるレバー式のもの、さらには本願にかかる回
動可能なノブ体の角度位置によって運転モードを選択す
るロータリ式のものがある。
【0003】ロータリ式の選択スイッチの場合、スイッ
チ本体に対し回転可能なノブ体を組み付けて製作される
が、このときノブ体の角度位置とスイッチ本体の運転モ
ードが一致するように組み立てを行う必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のようなスイッチ
装置の場合、ノブ体をスイッチ本体に組み付ける際に相
互の位相を合わせる必要がある。ノブ体側とスイッチ本
体側での位相がずれると、ノブ体の角度位置を所定の位
置に合わせても、スイッチ本体側ではこれに対応する位
置とならない。これを防止するために、組み立て時にお
いて、歯車の噛み合いの位相を確認しながら組み付ける
必要があり、組み立てに手間がかかるという問題があっ
た。
【0005】本発明は前述の問題点を解決するためにな
されたものであり、ノブ体をスイッチ本体に組み付ける
際に、容易に相互の位相を揃えることのできるスイッチ
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、本発明にかかるスイッチ装置は、スイッチ本体に
対して回動可能なノブ体の角度位置を伝達し装置の運転
動作を選択するスイッチ装置であって、前記ノブ体は、
回動位置を選択するつまみ部と、前記つまみ部に固定さ
れ前記スイッチ本体に回動可能に支持される軸部と、前
記軸部に同軸配置されその外周に節度溝を有する節度円
板を有し、前記スイッチ本体には、前記節度円板の節度
溝と係合し、ノブ体の角度位置に節度感を与える節度バ
ネと、前記ノブ体組み付け時にのみ前記節度円板の節度
溝と係合することによって前記スイッチ本体に対するノ
ブ体の位置決めを行う案内リブとが設けられている。
【0007】さらに、前記節度溝と係合する前記節度バ
ネの係合部と前記案内リブが、前記ノブ体の回動軸方向
に連接配置されているものとすることもできる。
【0008】
【作用】本発明は以上のような構成を有しており、ノブ
体に固定配置された節度溝とスイッチ本体に固定配置さ
れた案内リブとが係合することによって、ノブ体とスイ
ッチ本体の相対位置が定まり、互いの位相がずれること
なく組み立てることができる。
【0009】さらに、節度バネの係合部と案内リブが連
接配置されていることにより、節度溝を無理なく節度バ
ネの係合部に導くことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明にかかる好適な実施例を図面に
従って説明する。
【0011】図1ないし図4には本実施例のロータリ式
スイッチ装置の要部が示されている。図1および図2
は、スイッチ本体10にノブ体12を組み付ける前の平
面図および側面断面図である。また、図3および図4は
スイッチ本体10にノブ体12を組み付けた状態での平
面図および断面側面図である。
【0012】ノブ体12の一端にはつまみ14が設けら
れており、操作者はこのつまみ14を回転させ、所望の
角度位置に合わせ、装置の所定の運転モードの選択を行
う。ノブ体12がスイッチ本体10に組み付けられたと
きに、つまみ14に刻まれた合い印14aをスイッチ本
体10の意匠パネル16に描かれた所望の装置運転モー
ド表示に合わせることによって、操作者は容易に運転モ
ードを選択することができる。さらに、ノブ体12は、
一端を前記つまみ14に固定された軸部18を有してい
る。この軸部18のほぼ中間部にはピニオンギア20と
支持部22が軸部18の軸と同心配置されている。ノブ
体12がスイッチ本体10に組み付けられたとき、軸部
18の先端および支持部22が各々スイッチ本体10に
設けられた軸受け24,26に差し込まれ、回動可能に
支持される。さらに、軸部18にはその外周部分に節度
溝30を有する節度円板28が軸部18の軸と同心配置
されている。そして、この節度溝30は、組み付け後、
スイッチ本体10に設けられた節度バネ32に係合し
て、ノブ体12の回転に節度感を与え、操作者が所望の
運転モード位置にノブ体12の角度位置を確実に合わせ
られるようになっている。
【0013】スイッチ本体10には、さらにノブ体12
の回転を操作ケーブル34に伝達する伝達レバー36が
設けられている。この伝達レバー36は、スイッチ本体
10に設けられた支持軸38に支持され、図1において
は紙面内で回動可能となっている。また、伝達レバー3
6は、一端に操作ケーブル34を連結する連結部、他端
に前述のピニオンギア20と噛み合うラック42を有し
ている。図に示すように、ピンオンギア20とラック4
2はかさ歯車となっており、ラック42に関してはスイ
ッチ操作に必要な回転角範囲に歯車が設けられた部分歯
車である。
【0014】さらに、スイッチ本体10には前述の節度
バネ32に隣接して案内リブ44が配設されている。図
5には、節度バネ32および案内リブ44の配置の詳細
が示されている。節度バネ32は、長板形状の板バネで
あり、長手方向がノブ体12の回転方向の垂直方向とな
るように配置され、その両端がスイッチ本体10に固定
され、中央部が可撓となっている。そして、節度バネ3
2の長手方向のほぼ中央部が湾曲し、突出した形状とな
っており、この突出した部分が節度溝30と係合する係
合部46となる。そして、この係合部46が、つまみ1
4と一体となって回動する節度円板28の回転に節度を
与え、所定の角度位置に合ったことを感触が得られるよ
うになっている。したがって、節度溝30が設けられて
いる角度位置は、つまみの合い印14aが意匠パネルに
表された装置の運転モードの表示と一致する位置に設け
られ、操作者がつまみを所望の位置に合わせたことが操
作の感触で分かるようになっている。この係合部46と
前述の案内リブ44は、ノブ体12の回転軸方向に連続
するように配置されている。
【0015】次に、ノブ体12とスイッチ本体10の組
み付け作業について説明する。まず、スイッチ本体10
に伝達レバー36を組み付ける。このとき、伝達レバー
36のスイッチ本体10に対する相対位置は、スイッチ
本体10に設けられたふたつの位置決め穴48に図示し
ないピンを挿入し、このピンによって伝達レバー36を
挟むことによって定められる。そして、図1または図2
において、スイッチ本体10の左方向よりノブ体12を
挿入する。このとき、ノブ体12のスイッチ本体10に
対する角度位置は、およその位置合わせが行われた状態
で行われ、図5に示される位置、すなわち節度円板28
が案内リブ44の手前まで挿入される。そして、初期の
位置合わせが正確であれば、節度溝30と案内リブ44
の位置が合い、ノブ体12をさらに挿入できる。また、
初期の位置合わせがずれていた場合は、節度円板28が
案内リブ44に当接し、これ以上挿入できなくなるが、
この時点でノブ体12を若干左右に回せば節度溝30と
案内リブ44が一致する位置が見付かる。そして、ノブ
体12をさらに挿入することができる。
【0016】ノブ体12がさらに挿入されると、節度溝
30は案内リブ44との係合が解除され、続いてこれに
隣接する節度バネ32の係合部46に係合する。一方、
これと同時にピニオンギア20とラック42が噛み合
う。このとき、ピニオンギア20とラック42はかさ歯
車であるので、互いの刃先から噛み合わされることにな
り、一方の歯が、他方の歯溝部分にスムースに噛み合わ
される。また、軸部18の先端と軸受け24、および支
持部22と軸受け26が係合してノブ体12がスイッチ
本体10に回動可能に支持される。したがって、ノブ体
12と伝達レバー36のスイッチ本体10に対する各々
の相対位置が固定された状態となり、よってノブ体12
と伝達レバー36の相対位置も固定される。
【0017】最後に、位置決め穴48からピンを抜き、
伝達レバー36を回動可能として、ケーブル34を伝達
レバー36に取り付けて、ノブ体12の組み付けを終了
する。
【0018】以上、本実施例によれば、ノブ体12を組
み付ける際に、これのスイッチ本体10に対する角度位
置を所定の位置に確実に、かつ容易に合わせることがで
きる。そして、スイッチ本体10に対する相対位置が固
定された伝達レバー36にノブ体12を組み付けること
によって、ノブ体12と伝達レバー36の噛み合いの位
相も確実に合わせることができる。さらに、節度バネの
係合部46と案内リブ44をノブ体12の挿入方向に連
続して配置したことにより、係合部46と節度溝30を
スムースに係合させることができる。これによって、係
合部46と節度溝30がずれた状態でノブ体12を無理
に押し込んで、節度バネ32がスイッチ本体10から外
れたり、折れたりすることを防止することができる。
【0019】なお、本実施例においては、歯車によって
ノブ体12の角度位置を伝達して装置の運転モードを選
択するスイッチ装置について示したが、スイッチ本体と
ノブ体の相対位置を合わせる必要のある装置について
も、もちろん適用可能であり同様の効果がある。例え
ば、伝達レバー36に替えて軸受け24の位置に絶対角
度の検出可能なロータリエンコーダを備え、ロータリエ
ンコーダの電気的な出力によって運転モードを選択する
ようなスイッチ装置においても、ロータリエンコーダと
ノブ体の相対位置の位置合わせに用いることができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ノブ体に
固定配置された節度溝とスイッチ本体に固定配置された
案内リブとが係合することによって、ノブ体とスイッチ
本体の相対位置が定まり、互いの位相がずれることなく
組み立てることができる。
【0021】さらに、節度バネの係合部と案内リブが連
接配置されていることにより、節度溝を無理なく節度バ
ネの係合部に導くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかるスイッチ装置の好適な実施例
を示す図であり、ノブ体をスイッチ本体に組み付ける以
前の平面図である。
【図2】 本実施例の組み付け以前の側面断面図であ
る。
【図3】 本実施例の組み付け後の平面図である。
【図4】 本実施例の組み付け後の側面断面図である。
【図5】 本実施例の組み付け途中の要部拡大斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 スイッチ本体、12 ノブ体、14 つまみ、1
8 軸部、20 ピニオンギア、28 節度円板、30
節度溝、32 節度バネ、36 伝達レバー、42
ラック、44 案内リブ、46 係合部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ本体に対して回動可能なノブ体
    の角度位置を伝達し装置の運転動作を選択するスイッチ
    装置において、 前記ノブ体は、回動位置を選択するつまみ部と、前記つ
    まみ部に固定され前記スイッチ本体に回動可能に支持さ
    れる軸部と、前記軸部に同軸配置されその外周に節度溝
    を有する節度円板を有し、 前記スイッチ本体には、前記節度円板の節度溝と係合
    し、ノブ体の角度位置に節度感を与える節度バネと、前
    記ノブ体組み付け時にのみ前記節度円板の節度溝と係合
    することによって前記スイッチ本体に対するノブ体の位
    置決めを行う案内リブとが設けられていることを特徴と
    するスイッチ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスイッチ装置において、
    前記節度溝と係合する前記節度バネの係合部と前記案内
    リブが、前記ノブ体の回動軸方向に連接配置されている
    ことを特徴とするスイッチ装置。
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JP5218936B2 (ja) * 2008-03-06 2013-06-26 株式会社ユーシン ダイヤル式コントロール操作装置
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