JP2889753B2 - デュアルバンド無線通信装置 - Google Patents

デュアルバンド無線通信装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デュアルバンド無線通
信装置に関する。特に、互換型デジタル自動車電話に関
する。
【0002】
【従来の技術】日本においては、1993年からデジタル方
式自動車電話システムのサービスが開始される予定であ
る。これに割り当てられている周波数バンドとしては、
800MHz帯と1.5GHz帯の2バンドである。
【0003】この800MHz帯における基地局送信周波数は
810〜826MHzであり、移動局送信周波数は940〜956MHzで
ある。この800MHz帯は、NTT(登録商標)等の既存の
アナログ自動車電話の事業者に割り当てられる予定であ
る。そして、1.5GHz帯における基地局送信周波数は、14
77〜1489MHz及び1501〜1513MHzである。また、この1.5G
Hz帯における移動局送信周波数は、1429〜1441MHz及び1
453〜1465MHzである。この1.5GHz帯は、日本テレコム等
の新規の事業者に割り当てられる予定である。
【0004】ところで、この800MHz帯と1.5GHz帯の両方
のバンドに接続し通信を可能とする互換型のデジタル自
動車電話が要望されている。この互換型デジタル自動車
電話は、技術的には、デュアルバンドの無線通信装置と
なる。ところで、アマチュア無線等に使用される従来の
デュアルバンド無線通信装置は、それぞれのバンド用の
送信系回路、受信系回路を備えている。つまり、従来の
デュアルバンド無線通信装置は、送信系回路、受信系回
路をそれぞれ2系統もち、使用するバンドに応じてその
うちの1系統を選択して通信を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のデュアルバンド
無線通信装置は、送信受信系回路がそれぞれについて2
系統で構成されるため、回路が大型化してしまう問題が
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、送信系ミキサ
ー回路(3)で送信中間周波数信号(送信IF信号)を送信
無線周波数信号(送信RF信号)にアップコンバートする
際のミキサー局部発振入力として、送信用局部発振回路
(4)の出力の基本波周波数か、その逓倍周波数のうちど
ちらかの成分を選択することで共通の送信IF信号より
第1または第2のバンドのRF信号を発生させることを
特徴とする。
【0007】又、本発明は、受信系ミキサー回路(15)で
受信RF信号を受信IF信号にダウンコンバートする際
にミキサー(15)の局部発振入力として、受信用局部発振
回路(14)の出力の基本波周波数、もしくはその逓倍周波
数のどちらか対応する成分を選択して入力し、第1また
は第2のバンドの受信無線周波数信号(受信RF信号)を
共通の受信中間周波数信号(受信IF信号)に変換するこ
とでデュアルバンド受信を可能とすることを特徴とす
る。
【0008】
【作用】本発明は、上記の如き構成なので、第2バンド
用の送信受信用局部発振回路(14)の出力を逓倍周波数に
より作成する。
【0009】
【実施例】図1を参照しつつ、本発明を互換型デジタル
自動車電話に適用した1実施例を説明する。なお、この
互換型デジタル自動車電話は、800MHz帯と1.5GHz帯の両
バンドの通信が出来る。なお、この互換型デジタル自動
車電話の1.5GHz帯の通信は、送信周波数が1453〜1465MH
z、受信周波数が1501〜1513MHzの12MHz帯域のみで可能
である。
【0010】(1)は変調器である。この変調器(1)は、変
調波を出力する。(2)は、送信系IF信号処理回路(送信
IF回路)である。この送信IF回路(2)は、この変調波
を429MHzの送信中間周波数(送信IF周波数)までアップ
コンバートする。(3)は、ミキサーである。このミキサ
ー(3)は、この送信IF周波数の信号を、周波数シンセ
サイザ(4)からの、送信チャンネルに対応した局部発振
信号とかけ合わせて無線周波数にアップコンバートす
る。
【0011】(4)は周波数シンセサイザである。この周
波数シンセサイザ(4)は局部発振回路を内蔵し、内部の
プログラムデバイダの設定値を変更することにより、こ
の局部発振回路の発振周波数を変更している。一般にデ
ジタル自動車電話の、チャンネルは25KHz間隔なので、
少なくとの前記設定値の最小単位の変更で25KHzの発振
周波数の変更がなされる。しかし、本実施例では、後述
するように2逓倍回路で局部発振回路の出力を2逓倍し
ているので、800MHz帯送信時はプログラムデバイダの設
定値の最小単位の変更で12.5KHzの発振周波数の変更が
なされるよう設計されている。
【0012】(5)は2逓倍回路である。(6)はスイッチ回
路である。(7)(8)は、第1,第2送信系無線周波数信号
処理回路(第1,第2送信RF回路)である。この第1送
信RF回路(7)は、800MHz帯の送信信号のイメージ周波
数成分の除去及び電力増幅を行う。又、第2送信RF回
路(8)は、1.5GHz帯の送信信号のイメージ周波数成分除
去及び電力増幅を行う。
【0013】(9)はアンテナ選択器である。(10)はアン
テナである。(11)は、受信系RF回路である。この受信
系RF回路(11)は、受信信号の増幅、妨害波除去を行
う。(12)はスイッチ回路である。
【0014】(13)は2逓倍回路である。(14)は周波数シ
ンセサイザである。この周波数シンセサイザ(14)は周波
数シンセサイザ(4)と同じく局部発振回路を内蔵し、内
部のプログラムデバイダの設定値を変更することによ
り、この局部発振回路の発振周波数を変更している。ま
た、800MHz帯受信時はプログラムデバイダの設定値の最
小単位の変更で12.5KHzの発振周波数の変更がなされる
よう設計されている。
【0015】(15)はミキサーである。このミキサー(15)
は、受信信号を129MHzの第1IF周波数に変換する。こ
のために、このミキサー(15)は、受信信号と局部発振信
号とを掛け合わせてダウンコンバートを行う。(16)は、
受信系中間周波数信号処理回路(受信IF回路)である。
受信IF回路(16)は、妨害波除去、450KHzの第2IF周
波数への変換、波形整形、信号増幅を行う。
【0016】(17)は、復調回路である。まず、送信系の
動作に関して説明する。変調器(1)で発生させた変調波
を、送信IF回路(2)で送信IF周波数までアップコン
バートする。さらにこの信号をミキサー(3)で、送信チ
ャンネルに対応した無線周波数にアップコンバートす
る。このミキサー(3)は、このアップコンバ−トのため
に、周波数シンセサイザ(4)からの局部発振信号とIF
周波数との、かけ合わせを行う。
【0017】この送信IF周波数および周波数シンセサ
イザ(4)の局部発振回路の発振周波数の導出方法を図2
図3を参照しつつ説明する。図2において、(Frt1)は
第1バンドの送信中心周波数である。(BW1)はこの第
1バンドの送信周波数幅である。(Frt2)は第2バンド
の送信中心周波数である。(BW2)はこの第2バンドの
送信周波数幅である。(Fit)はIF周波数である。
【0018】このように第1バンド(Frt1±BW1/2)、
第2バンド(Frt2±BW2/2)の異なる2つの送信周波数
バンド(Frt2>Frt1)があり、このどちらかのバンドの
信号を出力して通信を行うことを考える。送信IF回路
で周波数(Fit)に変換された変調信号は、図3のように
ミキサー(3)でさらに局部発振信号と掛け合わて無線
周波数へアップコンバートされる。
【0019】このときのミキサ−(3)の局部発振周波数
帯域をFlt±BW/2とする。BWはBW1とBW2の内で
大きい値である。そして、 Flt=Frt2−Frt1、Fit=Frt1−Flt・・・・・・[条件1] とすると、 (Frt2±ΔFt)−2・(Flt±ΔFt/2)=Fit ΔFt: 第2バンドにおける実際の送信周波数と中心周
波 数(Frt2)との偏差 となる。
【0020】つまり、[条件1]のように送信IF周波
数及び局部発振周波数を選ぶとき、送信IF周波数と局
部発振周波数の基本波の和成分により第1バンドのRF
信号を作り出せる。一方、送信周波数信号と局部発振周
波数の2逓倍信号の和成分により第2バンドの無線周波
数を作り出せることになる。
【0021】この[条件1]に従い決定する。 局部発振周波数(Flt)=Frt2−Frt1、 =第2バンド送信周波数−第1バンド送信周波数 =(1453〜1465MHz)−(940〜956MHz) =1459MHz−948MHz =511MHz 送信IF信号(Fit)=Frt1−Flt =第1バンド送信周波数−局部発振周波数 =948MHz−511MHz =437MHz IF周波数は437MHzとなり、送信周波数シンセサイザ発
振周波数は511±8MHzとなる。
【0022】つまり、800MHz帯送信機として使用する場
合、スイッチ(6)がa端子を選択し周波数シンセサイザ
の基本波(519±8MHzの範囲の中の送信すべくチャンネル
に相当する周波数成分)を局部発振信号としてミキサー
(3)で送信IF信号をアップコンバートすると940〜956M
Hzの第1バンドの送信無線周波数に変換される。これを
第1送信RF回路(7)でイメージ周波数成分除去し、電
力増幅したのちアンテナ選択器(9)を経てアンテナ(10)
から空中へ電力が放出される。
【0023】1.5GHz帯送信機として使用する場合は、ス
イッチ(6)がb端子を選択し周波数シンセサイザの周波
数シンセサイザの出力を2逓倍回路(13)に入力して発生
させた2倍調波(1022±6MHzの範囲の中の送信すべくチ
ャンネルに相当する周波数成分)を局部発振信号として
ミキサー(3)で送信IF信号をアップコンバートすると1
453〜1465MHzの第2バンドの送信無線周波数に変換でき
る。
【0024】これを第2送信RF回路(8)でイメージ周
波数成分除去、電力増幅したのちアンテナ選択器(9)を
経てアンテナ(10)から空中へ電力が放出されることにな
る。次に、受信系の動作に関して説明する。アンテナ(1
0)で受信された受信信号は、アンテナ選択器(9)を経て
受信系RF回路(11)に入力される。
【0025】ここで、信号増幅、妨害波除去されたのち
受信信号は、ミキサー(15)で受信第1IF周波数に変換
されるように局部発振信号と掛け合わせダウンコンバー
トされる。この受信IF周波数および周波数シンセサイ
ザ(14)の局部発振回路の発振周波数の導出方法を図4図
5を参照しつつ説明する。
【0026】図4において、(Frr1)は第1バンドの受
信中心周波数である。(BW1)はこの第1バンドの受信
周波数幅である。(Frr2)は第2バンドの受信中心周波
数である。(BW2)はこの第2バンドの受信周波数幅で
ある。(Fir)は受信IF周波数である。このように第1
バンド(Frr1±BW1/2)、第2バンド(Frr2±BW2/2)の異
なる2つの受信周波数バンド(Frr2>Frr1)があり、こ
のどちらかのバンドのRF信号を受信する。
【0027】受信RF信号を図5のようにミキサー(15)
で局部発振信号と掛け合わして受信IF周波数へダウン
コンバートされる。このときのミキサ−(15)の局部発振
周波数帯域をFlr±BW/2とする。このとき、 Flr=Frr2−Frr1、Fir=Frr1−Flr・・・・・・[条件2] とすると、 (Frr2±ΔFr)−2・(Flr±ΔFR/2)=Fir ΔFr:第2バンドにおける実際の受信周波数と 中心周波数Frr2との偏差 となる。
【0028】つまり、[条件2]のように受信IF周波
数及び局部発振周波数を選ぶとき、第1バンドのRF信
号と局部発振周波数の基本波の差成分が受信IF周波数
Firとなる。一方で第2バンドのRF信号と局部発振周
波数の2逓倍信号の差成分が同様に受信IF周波数(Fi
r)なり、異なる2つのバンドの受信周波数信号が、共通
の受信IF周波数に変換できることになる。
【0029】受信IF周波数は129MHz、送信周波数シン
セサイザ発振周波数は689±8MHzとなる。上記[条件
2]に従い受信IF周波数および受信周波数シンセサイ
ザ周波数は決定する。 局部発振周波数(Flr)=Frr2−Frr1 =第2バンド受信周波数−第1バンド受信周波数 =(1501〜1513MHz)−(810〜826MHz) =1507MHz−818MHz =689MHz 受信IF信号(Fir)=Frr1−Flr =第1バンド受信周波数−局部発振周波数 =(810〜826MHz)−689MHz =818MHz−689MHz =129MHz 受信IF周波数は129MHzとなり、発振周波数は689±8MHzとなる。
【0030】つまり、800MHz帯受信機として使用する場
合、スイッチ(12)がa端子を選択し、周波数シンセサイ
ザの基本波(519±8MHzの範囲の中の受信すべくチャンネ
ルに相当する周波数成分)を局部発振信号としてミキサ
ー(15)に供給する。この局部発振信号により、ミキサー
(15)は、第1バンドの受信RF信号を、129MHzの受信第
1IF周波数へダウンコンバートする。
【0031】これをさらに受信系IF回路(16)に入力し
て、妨害波除去処理、第2IF周波数(450KHz)への変
換、波形整形処理、信号増幅処理を行ったのち、復調器
(17)に出力される。この復調器(17)で復調される。1.5G
Hz帯受信機として使用する場合、スイッチ(12)がb端子
を選択し周波数シンセサイザ(14)の出力を2逓倍回路(1
3)に入力して発生させた2倍調波(1378±6MHzの範囲の
中の受信すべくチャンネルに相当する周波数成分)を局
部発振信号としてミキサー(15)に供給する。ミキサー(1
5)は、これにより第2バンドの受信RF信号をダウンコ
ンバートする。
【0032】このように、1.5GHz帯受信時も、800MHz帯
の受信と同様に、129MHzの受信第1IF周波数への変換
が可能となる。これをさらに受信系IF回路(16)に入力
して妨害波除去、第2IF周波数(450KHz)へ変換し、波
形整形、信号増幅する。こののち復調器(17)で復調され
る。上記実施例の2逓倍回路(5)(13)は、周波数シンセ
サイザの出力を2逓倍したが、この2逓倍回路は、例え
ば、2次高調波を抜き出すフィルタ回路に置換してもよ
い。
【0033】次に、図6、図7を参照しつつ、本願とは
異なる例を参考のため示す。この例は、2逓倍回路を使
用せずに高い局部発振周波数を得る周波数シンセサイザ
である。図において、(18)(26)は抵抗である。(19)(27)
は可変容量コンデンサである。(20)(21)(23)(28)(29)は
コンデンサである。(24)(31)はスイッチである。(25)(3
2)はバッファアンプである。(30)はタップ付きインダク
タである。
【0034】図5では、基本波を2逓倍することで2倍
の周波数信号を得ていたが、図6に示すように1つの共
振子(22)に対する並列共振容量(23)をスイッチ(24)で切
換えることにより2倍の周波数信号を得ることも可能で
ある。また、図7に示すように共振回路のタップ付きイ
ンダクタ(30)のインダクタンス容量をスイッチ(31)で切
換えることにより発振周波数の発振帯域を切り替える。
【0035】この図6、図7の例は、送信用局部発振回
路または受信用局部発振回路を、それぞれ1つの共振子
(22)で構成し、周辺回路構成または、回路定数を変える
ことによって基本波及び、2倍の周波数で発振させるこ
とを特徴とする。
【0036】
【発明の効果】このように、本発明によれば、通信装置
の第1及び第2のバンドでの通信において共有できる回
路を多く含むため、無線通信装置の小型化に有利となる
以上説明したように本発明によれば、共通の送信IF信
号を第1または第2のバンドの無線信号に変換するの
で、異なるバンドの送信について共有できる回路を多く
含みデュアルバンド無線通信装置の小型化を実現でき
る。
【0037】また本発明によれば、第1または第2のバ
ンドの受信信号を共通の受信IF信号に変換するので、
異なるバンドの受信について共有できる回路を多く含み
デュアルバンド無線通信装置の小型化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示した図である。
【図2】実施例の送信IF周波数値設定のための導出を
説明するための図である。
【図3】実施例の送信IF周波数値設定のための導出を
説明するための図である。
【図4】実施例の受信IF周波数値設定のための導出を
説明するための図である。
【図5】実施例の受信IF周波数値設定のための導出を
説明するための図である。
【図6】発振周波数切替型の局部発振回路の構成を示し
た図である。
【図7】発振周波数切替型の局部発振回路の構成を示し
た図である。
【符号の説明】
(2)・・・・・・送信系IF回路、 (3)・・・・・・ミキサー(送信系ミキサー回路)、 (4)・・・・・・周波数シンセサイザ(局部発振回路)、 (5)・・・・・・2逓倍回路(逓倍波出力回路)、 (6)・・・・・・スイッチ(選択出力手段)、 (12)・・・・・スイッチ(選択出力手段)、 (13)・・・・・2逓倍回路(逓倍波出力回路)、 (14)・・・・・周波数シンセサイザ(局部発振回路)、 (15)・・・・・ミキサー(受信系ミキサー回路) (16)・・・・・受信系IF回路。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 1/38 - 1/50

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信中間周波数信号を第1または第2の
    バンドの無線周波数信号にアップコンバートする送信用
    ミキサー回路(3)と、 送信用局部発振回路(4)と、 この局部発振回路(4)の出力を入力しこの出力周波数の
    逓倍の周波数を出力する逓倍波出力回路(5)と、 前記第1または第2のバンドへのアップコンバートに対
    応して、前記逓倍波出力回路(5)の出力と前記局部発振
    回路(4)の出力を選択的に前記送信用ミキサー回路(3)に
    出力する選択出力手段(6)と、 を備えるデュアルバンド無線通信装置。
  2. 【請求項2】 第1または第2のバンドの無線周波数信
    号を受信中間周波数信号にダウンコンバートする受信系
    ミキサー回路(15)と、 受信用局部発振回路(14)と、 この局部発振回路(14)の出力を入力しこの出力周波数の
    逓倍の周波数を出力する逓倍波出力回路(13)と、 前記第1または第2のバンドの無線周波数信号の受信に
    対応して、前記逓倍波出力回路(13)の出力と前記局部発
    振回路(14)の出力を選択的に前記受信用ミキサー回路(1
    5)に出力する選択出力手段(12)と、 を備え、第1または第2のバンドの受信無線周波数信号
    を共通の受信中間周波数信号に変換するデュアルバンド
    無線通信装置。
  3. 【請求項3】 前記逓倍波出力回路(5,13)は、2逓倍回
    路である請求項1または2記載のデュアルバンド無線通
    信装置。
  4. 【請求項4】 前記送信用局部発振回路(4)の中心発振
    周波数と前記第1バンドの送信無線周波数との周波数差
    と、逓倍周波数と前記第2バンドの送信無線周波数との
    周波数差とが、等しくなるように前記送信用局部発振回
    路(4)の前記中心発振周波数を設定してなる請求項1の
    デュアルバンド無線通信装置。
  5. 【請求項5】 前記受信局部発振回路(14)の中心発振周
    波数と前記第1バンドの受信無線周波数との周波数差
    と、逓倍周波数と第2バンドの受信無線周波数との周波
    数差とが、互いに等しくなるように前記受信用局部発振
    回路(14)の中心 発振周波数を設定してなる請求項第2の
    デュアルバンド無線通信装置。
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