JP2888732B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、Al合金とTiNと
を含む多層膜をレジストをマスクとするドライエッチン
グ工程の際に付着したレジスト等の残渣物を除去する半
導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置の製造方法としては、
半導体基板上に形成されたAl合金を含む膜をレジスト
をマスクとしてドライエッチングした後、テトラメチル
アンモニウム水酸化物を含むアルカリ性水溶液で洗浄処
理するものがある(特開昭64−2325公報)。
【0003】この半導体装置の製造方法は、半導体基板
上に形成されたAl合金からなる膜に、レジストをマス
クとしてドライエッチングを行い、Al配線を形成す
る。このとき、Al配線や半導体基板上にレジスト残渣
やエッチング残渣からなる残渣物が付着する。そして、
酸素系プラズマによるレジストアッシング法により上記
レジストを除去した後、上記テトラメチルアンモニウム
水酸化物を含むアルカリ性水溶液で洗浄処理することに
よって、Al合金をエッチングすることなく、Al配線
や半導体基板上に付着したレジスト残渣やエッチング残
渣からなる残渣物を除去する。なお、半導体基板上に形
成されたAl合金を含む多層膜を塩素系ガスを用いてド
ライエッチングした際に発生したレジスト残渣やエッチ
ング残渣からなる残渣物も、上記テトラメチルアンモニ
ウム水酸化物を含むアルカリ性水溶液で洗浄処理するこ
とによって除去できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
半導体装置の製造方法において、上記テトラメチルアン
モニウム水酸化物を含むアルカリ性水溶液による洗浄処
理によっても、上記残渣物を十分除去できない場合があ
る。特にこれは、HBrガスを含むエッチングガスを用
いてドライエッチングした場合に顕著で、レジスト残渣
やエッチング残渣からなる残渣物の付着が強固で除去す
ることが困難である。また、この強固な残渣物を除去す
る方法として、(H2SO4+H22)液や硝酸により洗
浄する方法があるが、Al合金などの金属がエッチング
されるので、この方法を用いることができない。このた
め、上記レジスト残渣やエッチング残渣からなる残渣物
により、Al配線間のショートやリークが発生し、ま
た、この残渣物による凹凸が後工程での平坦化を困難に
する。
【0005】そこで、この発明の目的は、Al合金等の
金属をエッチングすることなく、レジスト残渣とエッチ
ング残渣からなる残渣物を容易に除去できる半導体装置
の製造方法を提供することにある。特に、Al合金とT
iNとを含む多層膜が半導体基板上に形成された半導体
装置においては、水溶液中の電池効果によってAl合金
が溶け出すことなく上記多層膜に付着した残渣物を除去
できる半導体装置の製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の半導体装置の製造方法は、半導体基板上
に形成されたAl合金とTiNとを含む多層膜をレジス
トをマスクとしてドライエッチングした後、残渣物を除
去する半導体装置の製造方法において、上記残渣物を弗
化アンモニウムの比率が0.5〜10重量%、酢酸の比
率が30〜90重量%の酸性溶液で洗浄処理することに
よって除去することを特徴としている。
【0007】また、請求項2の半導体装置の製造方法
は、請求項1の半導体装置の製造方法において、上記ド
ライエッチングにHBrガスを含むエッチングガスが用
いられたことを特徴としている。
【0008】また、請求項3の半導体装置の製造方法
は、請求項1の半導体装置の製造方法において、上記酸
性溶液は弗化水素酸を含むことを特徴としている。
【0009】また、請求項4の半導体装置の製造方法
は、請求項1乃至3いずれか1つの半導体装置の製造方
法において、上記残渣物を上記酸性溶液で洗浄処理した
後、ドライアッシングを行うことを特徴としている。
【0010】
【作用】上記請求項1の半導体装置の製造方法によれ
ば、上記半導体基板上に形成されたAl合金とTiNと
を含む多層膜をレジストをマスクとしてドライエッチン
グした後、残渣物を弗化アンモニウムの比率が0.5〜
10重量%、酢酸の比率が30〜90重量%の酸性溶液
で洗浄処理することによって、Al合金のエッチングレ
ートを小さくし、上記多層膜のダメージを少なくして容
易に残渣物を除去することができる。
【0011】また、請求項2の半導体装置の製造方法に
よれば、上記ドライエッチングにHBrガスを含むエッ
チングガスを用いた場合、特に上記酸性溶液で洗浄処理
することで、上記残渣物を容易に除去できる。
【0012】また、請求項3の半導体装置の製造方法に
よれば、上記酸性溶液に弗化水素酸を含む場合、上記残
渣物の除去性が特によくなるので、残渣物を容易に除去
できる。
【0013】また、請求項4の半導体装置の製造方法に
よれば、半導体基板上に形成されたAl合金とTiNと
を含む多層膜をレジストをマスクとしてドライエッチン
グする。その後、上記ドライエッチングによって半導体
基板上に付着した残渣物を上記酸性溶液で洗浄処理する
ことによって、Al合金を含む上記多層膜をエッチング
することなく、硬化した残渣物の表面層を除去する。そ
して、残った残渣物をドライアッシングにより完全に除
去する。このように、硬化した残渣物の表面層を上記酸
性溶液で除去した後、ドライアッシングによって残った
残渣物を容易に除去できる。したがって、従来に比して
ドライアッシングの除去性が向上するから、上記残渣物
を容易に除去でき、かつ、上記Al合金とTiNとを含
む多層膜がエッチングされることがない。なお、上記ド
ライエッチングにHBrガスを含むエッチングガスを用
いた場合、特に上記酸性溶液で洗浄処理した後、ドライ
アッシングすることで、上記残渣物を容易に除去でき
る。
【0014】 (第1参考例) 図1(a)はこの第1参考例の半導体装置10のドライ
エッチング後の断面図を示しており、1は半導体基板、
2は上記半導体基板1上に形成された酸化膜、3は上記
酸化膜2上に形成されたAl配線、4は上記Al配線3
上にフォトリソグラフィ技術を用いてパターンニングさ
れたレジスト膜である。上記レジスト膜4をマスクとし
て、HBrガスを含むエッチングガスを用いて、上記酸
化膜2上に蒸着したAl合金膜(図示せず)をドライエ
ッチングすることにより、上記Al配線3を形成してい
る。このとき、レジスト残渣とエッチング残渣からなる
残渣物5がAl配線3とレジスト膜4の側壁に付着す
る。そして、図1(b)に示すように、上記レジスト膜
4を酸素系プラズマを用いたレジストアッシング法によ
り除去する。このとき、上記残渣物5は酸素系プラズマ
では除去されず、残渣物5の上側はAl配線3の中心に
対して開くように変形されているだけである。そして、
上記半導体装置10を弗化アンモニウムと酢酸とを含む
酸性溶液(弗化アンモニウム5重量%,酢酸80重量
%)に15秒間浸して、上記残渣物5を除去した後、純
水洗浄を行い乾燥する。なお、このときの上記弗化アン
モニウムと酢酸とを含む酸性溶液の温度は常温である。
【0015】このように、上記酸性溶液に含まれる弗化
アンモニウムおよび酢酸によって、レジスト残渣やエッ
チング残渣からなる残渣物の除去性がよくなるから、上
記Al配線3の側壁に付着した残渣物5を容易に除去す
ることができる。また、上記弗化アンモニウムと酢酸と
を含む酸性溶液は、上記酸化膜2やAl配線3をエッチ
ングすることがほとんどなく、ダメージを少なくするこ
とができる。
【0016】 (第2参考例) 図2はこの第2参考例の半導体装置20のドライエッチ
ング後の断面図を示しており、11は半導体基板、12
は上記半導体基板11上に形成されたAl合金膜、13
は上記Al合金膜12上に形成された酸化膜、14は上
記酸化膜13上にパターンニングされたレジスト膜であ
る。上記レジスト膜14をマスクとして、HBrガスを
含むエッチングガスを用いてドライエッチングし、酸化
膜13を貫通するバイアホール16を形成する。このと
き、レジスト残渣やエッチング残渣からなる残渣物15
がバイアホール16の側壁に付着する。そして、上記レ
ジスト膜14を酸素系プラズマを用いたレジストアッシ
ング法により除去するが、上記残渣物15はバイアホー
ル16の側壁に強固に付着して除去されない。しかしな
がら、上記半導体装置20を弗化アンモニウムと酢酸と
を含む酸性溶液(弗化アンモニウム5重量%,酢酸80
重量%)に15秒間浸すことによって、上記残渣物15
を容易に除去することができる。
【0017】 (第3参考例) 図3(a)はこの第3参考例の半導体装置30のドライ
エッチング後の断面図を示しており、21は半導体基
板、22は上記半導体基板21上に形成された厚さ30
00Åの酸化膜、23は上記酸化膜22上に形成された
Al配線、24は上記Al配線23上にフォトリソグラ
フィ技術を用いてパターンニングされたレジスト膜であ
る。上記酸化膜22上に蒸着した厚さ5000ÅのAl
Si膜(図示せず)をレジスト膜24をマスクとして、
HBrガスを含むエッチングガスを用いてドライエッチ
ングすることにより、上記Al配線23を形成してい
る。なお、このときのドライエッチングの条件は、HB
rガス100sccm,圧力10mTorr、RFパワ
ー(高周波電力)150Wで50%のオーバーエッチを
行う。このドライエッチングによって、レジスト残渣と
エッチング残渣からなる残渣物25がAl配線23とレ
ジスト膜24の側壁に付着する。そして、図3(b)に
示すように、上記レジスト膜24を酸素系プラズマでア
ッシング(酸素ガス+メチルアルコールガスの雰囲気中
で150秒間行う。)することによって除去する。この
とき、上記残渣物25は酸素系プラズマでは除去され
ず、残渣物25の上側はAl配線23の中心に対して開
くように変形されているだけである。そして、図3
(c)に示すように、上記半導体装置30を2重量%の
弗化アンモニウムを含む水溶液に30秒間浸した後、純
水洗浄を行い乾燥すると、上記残渣物25の表面層は除
去されるが、さらに残渣物25が残る(エッチング条件
によっては、残渣物25を除去できる場合もあるが、ほ
とんどの場合、残渣物25は残る)。さらに、O2ガス
100sccm、圧力200mTorrの条件でドライ
アッシングを300秒間行い、上記ドライエッチング後
のアッシングでは除去できなかった残渣物25を除去す
る。なお、上記弗化アンモニウムを含む水溶液のAlの
エッチングレートは、温度によって変化するため温度管
理が重要である。しかしながら、室温で上記水溶液中に
含まれる弗化アンモニウムの濃度を所定の範囲に保つこ
とによって、残渣物25の除去に十分対応でき、Al合
金の溶け出すことのないエッチングレートが得られる。
【0018】このように、上記半導体装置30を弗化ア
ンモニウムを含む水溶液で洗浄することによって、上記
ドライエッチングの際に硬化した残渣物25の表面層が
除去されるから、その後のドライアッシングによってA
l配線23の側壁に付着した残渣物25を容易に除去す
ることができる。
【0019】
【実施例】本発明は、半導体基板上にAl合金とTiN
とを含む多層膜を形成した半導体装置の製造方法におい
て、上記のような酸性溶液により残渣物を洗浄処理する
ことを特徴とするものである。
【0020】以下、具体例を第3参考例3の説明で使用
した図3を用いて詳細に説明する。図3(a)はこの実
施例の半導体装置30のドライエッチング後の断面図を
示しており、21は半導体基板、22は上記半導体基板
21上に形成された厚さ3000Åの酸化膜、23は上
記酸化膜22上に形成されたAl合金とTiNとを含む
多層膜、例えばTiN膜/Al合金膜/TiN膜であ
る。24は上記多層膜23上にフォトリソグラフィ技術
を用いてパターンニングされたレジスト膜である。上記
酸化膜22上に蒸着した厚さ5000Åの上記多層膜2
3(図示せず)をレジスト膜24をマスクとして、HB
rガスを含むエッチングガスを用いてドライエッチング
することにより、上記多層膜23を形成している。な
お、このときのドライエッチングの条件は、HBrガス
100sccm,圧力10mTorr,RFパワー(高
周波電力)150Wで50%のオーバーエッチを行う。
このドライエッチングによって、レジスト残渣とエッチ
ング残渣からなる残渣物25が上記多層膜23とレジス
ト膜24の側壁に付着する。そして、図3(b)に示す
ように、上記レジスト膜24を酸素系プラズマでアッシ
ング(酸素ガス+メチルアルコールガスの雰囲気中で1
50秒間行う。)することによって除去する。このと
き、上記残渣物25は酸素系プラズマでは除去されず、
残渣物25の上側は上記多層膜23の中心に対して開く
ように変形されているだけである。そして、上記半導体
装置30を弗化アンモニウムの比率が0.5〜10重量
%、酢酸の比率が30〜90%の酸性溶液に30秒間浸
した後、純水洗浄を行い乾燥すると、Al合金がほとん
ど溶け出すことなく上記残渣物25の表面層は除去され
るが、さらに残渣物25が残る(エッチング条件によっ
ては、残渣物25を除去できる場合もあるが、ほとんど
の場合、残渣物25は残る)。さらに、O2ガス100
sccm、圧力200mTorrの条件でドライアッシ
ングを300秒間行い、上記ドライエッチング後のアッ
シングでは除去できなかった残渣物25を除去する。な
お、上記酸性溶液によるAlのエッチングレートは、温
度によって変化するため温度管理が重要である。しかし
ながら、室温で上記酸性溶液中に含まれる弗化アンモニ
ウム及び酢酸の濃度を所定の範囲に保つことによって、
残渣物25の除去に十分対応でき、またAl合金の溶け
出すことのないエッチングレートが得られる。
【0021】このように、Al合金とTiNとを含む多
層膜を有する半導体装置30を上記酸性溶液で洗浄する
ことによって、上記ドライエッチングの際に硬化した残
渣物25の表面層が除去されるから、その後のドライア
ッシングによって上記多層膜23の側壁に付着した残渣
物25を容易に除去することができる。さらに、TiN
膜とAl合金膜の標準電極電位の差が大きいので、水溶
液中の電池効果によってAl合金が溶け出しやすいが、
上記酸性溶液は、特にAlのエッチングレートが低いた
め、Al合金膜をエッチングすることなく残渣物25の
硬化した表面層を除去できる。
【0022】また、上記HBrガスを用いるドライエッ
チングは、従来のBCl3またはCl2を用いたエッチ
ングに比べ、レジストとAl合金との選択比が2倍近く
優れている。しかしながら、上記HBrガスを用いたド
ライエッチング後の残渣物の除去方法は従来確立してい
なかったが、上記製造方法によって、HBrガスを用い
たドライエッチング後の残渣物の除去方法を確立するこ
とができた。
【0023】上記実施例では、上記ドライエッチングに
HBrガスを含むエッチングガスを用いたが、HBrガ
スを含まないエッチングガスを用いてもよいのは勿論で
ある。
【0024】また、上記実施例では、上記レジスト膜2
4を酸素系プラズマを用いたアッシングにより除去した
が、除去する方法はこれに限らず、溶剤等を用いて除去
してもよいのは勿論である。
【0025】また、上記実施例では、上記弗化アンモニ
ウムと酢酸とを含む酸性溶液は、弗化アンモニウムの比
率5重量%、酢酸の比率80重量%を混合したものを用
いたが、夫々の比率は弗化アンモニウムが0.5〜10
重量%、酢酸が30〜90重量%の範囲の適宜な比率に
してよい。また、酸性溶液はこれに限らず、上記弗化ア
ンモニウムと酢酸とを含む酸性溶液に弗化水素酸を混合
したものでもよい。さらに、弗化アンモニウムおよび弗
化水素酸をエチレングリコール等に混合した酸性溶液を
用いてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の半導体装置の製造方法は、上記半導体基板上のAl
合金とTiNとを含む多層膜をレジストをマスクとして
ドライエッチングした後、酢酸の比率が30〜90重量
%,弗化アンモニウムの比率が0.5〜10重量%の酸
性溶液で洗浄処理することによって、TiN膜とAl合
金膜の標準電極電位の差が大きく、水溶液中の電池効果
によってAl合金が溶け出しやすいにもかかわらず、上
記酸性溶液は、特にAlのエッチングレートが低いた
め、上記多層膜のダメージを少なくして残渣物を完全に
除去できる。
【0027】また、上記ドライエッチングにHBrガス
を含むエッチングガスが用いられた場合、特に上記酸性
溶液で洗浄処理することで、上記残渣物を容易に除去す
ることができる。
【0028】また、ドライエッチング後の硬化した残渣
物の表面層を上記酸性溶液で除去した後、ドライアッシ
ングによって残った残渣物を容易に除去できる。したが
って、従来に比してドライアッシングの残渣物の除去性
が向上するから、上記残渣物を容易に除去でき、かつ、
上記Al合金を含む膜をエッチングすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は第1参考例の半導体装置のドライ
エッチング後の断面図であり、図1(b)はアッシング
後の断面図である。
【図2】図2は第2参考例の半導体装置のドライエッチ
ング後の断面図である。
【図3】図3(a)は第3参考例及び本発明の実施例の
半導体装置のドライエッチング後の断面図であり、図3
(b)はアッシング後の断面図であり、図3(c)は第
3参考例の半導体装置の酸性溶液に浸した後の断面図で
ある。
【符号の説明】
1,11…半導体基板、2,13…酸化膜、3…Al配
線、4,14…レジスト、5,15…レジスト残渣物、
12…Al合金膜、16…バイアホール。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成されたAl合金とT
    iNとを含む多層膜をレジストをマスクとしてドライエ
    ッチングした後、残渣物を除去する半導体装置の製造方
    法において、 上記残渣物を弗化アンモニウムの比率が0.5〜10重
    量%、酢酸の比率が30〜90重量%の酸性溶液で洗浄
    処理することによって除去することを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記ドライエッチングにHBrガスを含
    むエッチングガスを用いることを特徴とする請求項1に
    記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 上記酸性溶液は、弗化水素酸を含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 上記残渣物を上記酸性溶液で洗浄処理し
    た後、ドライアッシングを行うことを特徴とする請求項
    1乃至3いずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
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