JP2888360B2 - 部品収納体 - Google Patents

部品収納体

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電子部品や機械部品などを収納する部品収納
体に関するものである。
従来の技術 電子部品を部品装着機に供給する際あるいは機械部品
をロボットによって部品組付機に供給する際に用いられ
る従来の部品収納体の一例としては、第10図に示すよう
なものが知られている。
すなわち、24はエンボステープ、25は凹部で、エンボ
ステープ24上にエンボス加工によって複数個一体的に形
成されている。前記凹部25内に電子部品ないし機械部品
(図示せず)が収納され、凹部25の上部開口部をカバー
テープ26で覆って部品収納体27を構成している。
上記部品収納体27は、第11図に示すようにリール28に
巻取られた状態でストックされ、部品供給時は前記リー
ル28から繰り出され、カバーテープ26をエンボステープ
24から剥離しながら夫々の凹部25から電子部品が取出さ
れる。
又、上記のようなエンボス加工による一体的なものに
対し、独立した複数個のパッケージを連結材で連結した
部品収納体が提案されている。その例を第12図以下に示
す。
29は硬質合成樹脂製のパッケージ、30は連結材として
の可撓性を有する合成樹脂製のカバーテープで、前記パ
ッケージ29を複数個、線状に連結して部品収納体31を構
成している。上記パッケージ29は厚肉の成形品で、電子
部品(図示せず)を収納するための凹部32とこの凹部32
の上方の開口縁部に設けた外向きのフランジ部33とを備
えている。各パッケージ29はフランジ部33において連結
材30に所定のピッチで取付けられている。
発明が解決しようとする課題 しかし上記従来の部品収納体の内、エンボス加工によ
って一体的に形成される部品収納体27では、凹部25の形
体が単純な形状のみであって、収納部品の形状に応じた
複雑な形状に形成したりその形状寸法の精度を出すのが
困難であり、部品を凹部25内に収納したときの姿勢が不
安定で不均一なものになる難点があり、又、フラットな
エンボステープから凹部を成形する際に凹部壁の肉厚が
薄くなってしまうため、凹部壁の強度が弱くなり、リー
ルに巻取られたり、ストッカーにつづら折り状に積重ね
られた際に凹部25が変形し易いという難点がみられた。
また、複数個のパッケージを連結材で連結する部品収
納体31では、連結材を定ピッチで送ることが難しく、
又、複数のパッケージを定ピッチで供給するためにエア
シリンダといった駆動源が必要であり、定ピッチにそろ
えて連結するため複雑な供給装置を必要とする。
又、パッケージとカバーテープを分離する場合、パッ
ケージを押え且つ位置決めするための機構が必要とな
る。さらに、電子部品ないし機械部品を供給した後の分
離されたパッケージの回収時に積重ねを行うと積重ねの
高さが相当高くなり、また再び部品をテーピングする際
にパッケージを1個づつカバーテープに取付けていく作
業が必要となる等多くの問題点がみられた。
本発明の目的は上記問題点を解消し、収納部品を安定
した均一な収納姿勢で保持することを可能とし、積層状
態においてもパッケージが十分な強度を有し、さらに部
品供給装置を用いる場合にエアシリンダ等の駆動源やパ
ッケージとカバーテープを分離する際の位置決め部等を
必要せず、従来から用いられてきた部品供給装置用のパ
ーツカセットを利用して定ピッチでパッケージと連結材
とを線状に連結することができると共に空のパッケージ
の回収が容易である部品収納体を提供しようとするもの
である。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するため、収納部品の形状に
応じた凹部とこの凹部の開口縁部に設けた外向きのフラ
ンジ部を有するパッケージと、このパッケージの上方で
前記凹部の開口縁と形状および大きさを同じにした孔部
を所定の間隔で有すると共に端縁部に定ピッチの送り用
孔を有する可撓性のある連結材とからなり、前記パッケ
ージの成形時前記連結材を定ピッチで移動した状態で、
パッケージのフランジ部と金型とが連結材を挟持する形
で一体化する複合成形により、独立した複数のパッケー
ジを前記連結材に線状に連結した部品収納体とした。
作 用 上記のように本発明によれば、複数のパッケージと連
結材とを複合成形その他により係合して線状に連結可能
としたので、各パッケージが独立し、収納部品の形状に
応じた成形品として得ることができる。さらに、前記連
結材は前記各パッケージの上方で前記凹部の開口縁と形
状および大きさを同じにした孔部と、その端縁部には定
ピッチで送り用孔を設けたので、従来の部品供給装置に
使用されてるパーツカセットに用いて定ピッチで連結材
を移動させるとともにパッケージの成形と連結とが同時
に行なうことができ、又、収納部品を取出す際パッケー
ジから連結材を分離せずに収納部品を取出して空のパッ
ケージを連結材に取付けたままで回収することができる
ようになった。
実施例 以下、本発明の一実施例としての部品収納体を添付図
面に基づいて説明する。
第1図において、1は硬質合成樹脂製のパッケージ
で、収納部品の形状に応じた凹部1aを有する。2は可撓
性の連結材で、パッケージ1を複数個、線状に連結し、
また前記パッケージ1の上方で前記凹部1aの開口縁と形
状および大きさを同じにした孔部2aを設け、さらに端縁
部には定ピッチで送り用孔2bを設けている。3は取外し
可能なカバーテープで、凹部1aに部品(図示せず)を収
納した後、前記凹部1aの開口部から部品が飛び出さない
ようにカバーする。なおパッケージの凹部は単一に限定
されず複数の凹部としてもよい。
第2図に示すように上記独立したパッケージ1を複数
個、連結材2を介して複合成形その他の方法で線状に連
結し、前記各パッケージ1の凹部1aの上方をカバーテー
プ3で覆うことにより部品収納体4を構成している。
ここにいう複合成形とは、定ピッチで設けられている
送り用孔2bを有する連結材をピッチによって間欠移動さ
せる間に射出成形機等を用いてパッケージの成形と連結
材との一体化を行なう工程を示す。
第3図はパッケージ1を連結材2に複合成形で一体的
に取付け、凹部1aおよび孔部2aをカバーテープ3で覆っ
た部品収納体4の断面図を示している。
なお、本実施例ではカバーテープ3を用いた例を示し
たが、カバーテープを用いない場合もある。
上記実施例では複数のパッケージを連結材に線状に連
結する例として複合成形の場合を示したが、その他の方
法として、以下第4図から第6図を参照して説明する。
第4図において、5はパッケージで、凹部5aとこの凹
部5aの開口縁部に設けた外向きのフランジ部5bと、この
フランジ部5bに設けた係止突起5cとを備えている。ま
た、6は連結材で、前記係止突起5cを嵌入する係止孔6a
と、定ピッチで設けた送り用孔6bと前記凹部5aの開口縁
と形状および大きさを同じにした孔部6cとを備えてい
る。従って、前記係止孔6aへ係止突起5cを嵌入して連結
材6にパッケージ5を取付けている。7はカバーテープ
である。
又、第5図において、8はパッケージで、凹部8aとこ
の凹部8aの開口縁部に設けた外向きでU字形状のフラン
ジ部8bとこのフランジ部8bに設けた係止突起8cとを備え
ている。9は連結材で、前記フランジ部8bのU字形状に
応じた前記係止突起8cを嵌入する係止孔9aと、定ピッチ
で設けた送り用孔9bと前記凹部8aの開口縁と形状および
大きさを同じにした孔部9cとを備えている。従って、前
記係止孔9aへ係止突起8cを嵌入して連結材9にパッケー
ジ8を取付けている。10はカバーテープである。
第6図において、11はパッケージで、凹部11aとこの
凹部11aの開口縁部に設けた外向きで断面コ字状のフラ
ンジ部11bを備えている。12は連結材で、前記凹部11aの
開口縁と形状および大きさを同じにした孔部12aと、定
ピッチで設けた送り用孔12bとを備え、前記フランジ部1
1bに挟持してパッケージ11を取付けている。13はカバー
テープである。
次に、第7図は射出成形機14で成形しているパッケー
ジ1と所定量ずつ連続供給している連結材2とをパッケ
ージのフランジ部と金型とが連結材を挟持する形で複合
成形により一体的に且つ線状に連結する場合を示す。
以下部品供給装置の一例を第8図および第9図に基い
て説明する。
15はパーツカセットで、従来の電子部品実装機で使用
されているものである。部品収納体4は前記パーツカセ
ット15にセットされた後、連結材2に備えた送り用孔2b
を前記パーツカセット15のホイル16に掛け、前記パーツ
カセット15のレバー17を矢印のように上下させることに
より、その運動がリンク18を介してホイル16に取付けら
れたラチェット19に伝わり前記ホイル16を矢印Aの一方
向だけに間欠運動させることにより定ピッチ送りされ
る。また、上記運動と同時にカバーテープ3の巻取リー
ル20も矢印Bの方向へ間欠運動するため、部品収納体4
を供給すると同時カバーテープ3の剥離が可能である。
次に、部品収納体4のパッケージ1の中から収納部品
(図示せず)が取出された後、各パッケージ1は連結材
2に取付けられたまま、前記パーツカセット15に回転可
能に取付けられた回収用リール21に巻取られる。前記回
収用リール21はラチェット22が取付けられており、レバ
ー17の上下運動をリンク23を介して間欠運動に変換し矢
印Cの方向へ回転させることができる。
発明の効果 本発明は上記のように、パッケージを金型に位置決め
した状態で、且つ、連結材を部品供給装置に使用すると
きと同じように送り穴で定ピッチずつ移動し、位置決め
した状態で、パッケージと金型とが連結材を挟持する形
で一体化しているので、どのような形状のパッケージで
も精度の良い部品収納体が得られる。
また、複合成形により、連続生産でき、低コストの部
品収納体が実現できる。
さらに、パッケージと連結材とは複合成形で一体化さ
れることにより、強固な結合ができ、工程としても連結
材の製作と複合成形の2工程でよく、安価に製作できる
等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての部品収納体を示す要
部斜視図、第2図はパッケージと連結材とを複合成形し
た部品収納体を示す断面図、第3図は第2図の要部拡大
断面図、第4図、第5図、第6図はそれぞれ他実施例と
してパッケージと連結材とを嵌合着した部品収納体の断
面図、第7図はパッケージを射出成形機により連結材へ
複合成形させる装置の斜視図、第8図は部品収納体を供
給し、回収するパーツカセットを示す斜視図、第9図は
同パーツカセットの機構を示す正面図、第10図は従来の
部品収納体を示す要部斜視図、第11図は同ストック状態
を示す概略側面図、第12図は他の従来例を示す斜視図で
ある。 1、5、8、11……パッケージ 2、6、9、12……連結材 1a、5a、8a、11a……凹部 2a、6c、9c、12a……孔部 2b、6b、9b、12b……送り用孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 73/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納部品の形状に応じた凹部とこの凹部の
    開口縁部に設けた外向きのフランジ部を有するパッケー
    ジと、このパッケージの上方で前記凹部の開口縁と形状
    および大きさを同じにした孔部を所定の間隔で有すると
    共に端縁部に定ピッチの送り用孔を有する可撓性のある
    連結材とからなり、前記パッケージの成形時前記連結材
    を定ピッチで移動した状態で、パッケージのフランジ部
    と金型とが連結材を挟持する形で一体化する複合成形に
    より、独立した複数のパッケージを前記連結材に線状に
    連結したことを特徴とする部品収納体。
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