JP2886567B2 - アンタントロン系の顔料調製物の製造方法 - Google Patents

アンタントロン系の顔料調製物の製造方法

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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09BORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
    • C09B67/00Influencing the physical, e.g. the dyeing or printing properties of dyestuffs without chemical reactions, e.g. by treating with solvents grinding or grinding assistants, coating of pigments or dyes; Process features in the making of dyestuff preparations; Dyestuff preparations of a special physical nature, e.g. tablets, films
    • C09B67/0033Blends of pigments; Mixtured crystals; Solid solutions

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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、分散性、耐凝集性、レオロジー、光沢およ
び色彩強度等の優れた着色およびレオロジー性質によっ
て区別される顔料調製物を製造する特に非汚染性の経済
的方法に関するものである。該調製物は、高分子量材
料、特にワニスシステムに使用される。
(従来技術および発明の課題) アンタントロン誘導体のうち、特に4,10−ジブロモア
ンタントロンは、顔料として工業的に重要である。粗製
顔料の調製は、Fiat Final Report 1313 Vol.IIに記載
されている。4,10−ジブロモアンタントロンは、8,8′
−ジカルボキシ−1,1′−ジナフチルを硫酸一水和物中
でアンタントロンに環化し、そしてこれを、ブロモ化す
ることによって調製する。このようにして得られる4,10
−ジブロモアンタントロンを、次いで少量の水を加える
ことによってスルフェートとして沈降し、そして単離す
る。加水分解によりこれより4,10−ジブロモアンタント
ロンを粗製顔料を遊離する。
この粗製顔料を顔料形態に転換するために、細粒形態
に転換する種々の方法が記載されている。
1.ドイツ特許第2,540,739号明細書には、粗製顔料を濃
酸に溶解し、続いて該溶液を水に注ぐことによって沈降
させることによって粗製顔料を微細状に転換することが
記載されている。この微細形態への転換に続いてセチル
トリメチルアンモニウムブロミドにより処理する。この
ようにして得られた顔料は、並みの色彩強度しか示さな
い。加えて、再生する必要がある多量の希硫酸が生成す
る。
2.ヨーロッパ特許第0,075,182号明細書には、粗製顔料
の微細形態への転換がポリ燐酸で処理し、続いて加水分
解させる引き続いて種々の公知仕上げプロセスを行うこ
とのできる方法が記載されている。この方法によって調
製された顔料は、低い色彩強度しか示さない。更に、多
量の希燐酸を再生する必要があるので、この方法は、非
常に高価である。
3.米国特許第4,705,572号明細書には、粗製顔料の微細
状への転換を再建化することによって行う方法が記載さ
れている。この転換に続き、溶剤仕上げされる。高い色
彩強度の顔料が得られるということは真実でるが、再建
化において生成する塩の量は、流出の問題を導く。化学
薬品が高価格であるためにこの方法は、経済的でない。
4.米国特許第4,018,791号明細書には、スルフェートを
介して粗製顔料を精製して、続いて液体媒体中で粉砕す
ることが記載されている。これは、合成の後に得られた
粗製顔料が25倍量の濃硫酸でスルフェートに転換され、
該スルフェートを単離し、そして純粋な生成物を該スル
フェートの加水分解によって遊離せしめ、そして生成物
を濾別し、粉砕した場合に、高い色彩強度を示す。この
方法によって得られた顔料は、塗料に添加した際に不充
分なレオロジー挙動を示す。これは、適用された塗料に
おける乏しい光沢を導き、更に粉砕された材料の高い粘
度を導くことに加えて、顔料の広範な凝集によって生じ
る。多量の生成する約70〜80%硫酸を、再生する必要が
ある。加えて、著しく長い粉砕時間を必要とし、このた
め、低い空時収量しか得られない。このような理由のた
め、この方法は、非常に高価であり、経済的でない。更
に、得られる顔料は、今日の要求に合致しない。
(課題を解決するための手段) これに対して、一般式: [第I式中、Q1はアンタントロン、アゾ、イソインドリ
ノン、ジケトピロロピロールまたはペリノン化合物の残
基であり、A1は直接結合または−O−、−S−、−NR3
−、−CO−、−SO2−、−SR4R5−およびアリーレンから
なる群から選ばれる二価の基或いは上記二価の基の化学
的に妥当な組合であり、Xは または少なくとも窒素原子を含有する複素環式残基であ
り、−但し、R3、R4、R5、R6およびR7は水素原子または
飽和或いは不飽和C1〜C4アルキル基であり−そしてnは
1〜4の整数である、 第(II)式において、Q2は一般式: (式中、R1は水素原子またはハロゲン原子或いはC1〜C4
アルキル基、C1〜C4アルコキシ基またはシアノ基、或い
はm1>1の場合、R1は上記の置換基の組合せであっても
よく、R2は、水素原子またはハロゲン原子或いはC1〜C4
アルキル基、C1〜C4アルコキシ基またはシアノ基、或い
はm2>1の場合、R2は上記の置換基の組合せであっても
よく、m1およびm2は1〜4の数である) A2は−C(CH2)p−、CR8R9−、アリーレン、−O−、−NR
10−、−CO−および−SO2−からなる群から選ばれる二
価の基或いは上記二価の基の化学的に妥当な組合せであ
り、−但し、pは1〜6の数であり、R8、R9、およびR
10は水素原子または飽和或いは不飽和C1〜C4アルキル基
であり、Yはジメチルアミノ基またはジエチルアミノ基
或いはイミダゾールまたはピペラジン残基であり、且つ
zは1または2の数である〕 の顔料分散剤の存在下にアンタントロン粗製顔料を水性
微粒子状に粉砕(aqueous pearl milling)し、得られ
た顔料調製物を中間単離した後に或いは中間単離するこ
となしに約20〜約200℃の温度で有機溶剤の存在下に或
いは不存在下に熱処理することによって経済的な問題な
しにアンタントロン系の顔料調製物を製造することがで
きることを見出した。
このようにして得られた顔料調製物は、優れた着色お
よびレオロジー性質によって区別される。特に、硫酸オ
キソニウムを介して調製され、粒子サイズ>50ミクロン
を有する粗製顔料は、水性微粒子状の粉砕に好適であ
る。好ましくは、Fiat Reportに従って合成した後に生
成した、湿った荒い結晶状の粗製顔料を使用する。しか
しながら、水混和性の溶剤であってもい。
優位性は、一般式:[Q2−A2z−Y [式中、Q2は置換されておらず(R1=R2=H)、Yはジ
メチルアミノまたはじエチルアミノ基或いはイミダゾー
ルまたはピペラジン残基であり、またzは1または2の
数である〕の基本的な顔料分散液に与えられる。
上記の顔料分散液は、粗製顔料に対して約0.1〜25重
量%、好ましくは、約1〜約10重量%の量で使用され
る。上記の一般式(I)および/または一般式(II)の
顔料分散液の混合物を使用することも可能である。アニ
オン活性、カチオン活性または非イオン界面活性剤を添
加することもできる。
上記の粉砕に好適なミルは、回分式または特に水平、
垂直、円筒形または環状粉砕分室を有する連続攪拌ボー
ルミルである。粉砕は、通常0〜100℃、好ましくは、1
0〜50℃で行われる。直径0.3〜3mmを有する水晶、アル
ミナ、酸化ジルコニウムまたは混合酸化物からなるボー
ルを粉砕媒体として使用するのが好ましい。粉砕された
後に存在する微細顔料調製物は、水性懸濁液中で或いは
有機溶剤の添加後に熱処理される(仕上げ)。
仕上げプロセスに好適な溶剤の例は、以下のとおりで
ある。
メタノール、エタノール、プロパノール、n−または
イソ−ブタノール等のアルカノール類(C1〜C6)、例え
ば、ジメチルケトン、ジエチルケトン、メチルエチルケ
トン、シクロヘキサノン等のC1〜C6のジアルキルまたは
環式ケトン類、グリコールのモノエチルエーテル、エチ
ル、ジグリコール、メトキシブタノール等のエーテルお
よびグリコールエーテル類、例えば、トルエン、キシレ
ンまたはエチルベンゼン等の芳香族炭化水素類、例え
ば、クロロベンゼン、o−ジクロロベンゼン、1,2,4−
トリクロロベンゼン等の有機塩素化ベンゼンまたはブロ
モベンゼン、例えば、ニトロベンゼンまたはニトロフェ
ノール等のニトロ化合物、例えば、蟻酸ブチル、酢酸エ
チルまたはプロピオン酸プロピル等のC1〜C4アルキルC1
〜C4カルボン酸エステル類、例えば、エチルベンゾエー
ト等のC1〜C4ベンゾエート、例えば、ピリジン、モルフ
ォリン、ピコリン等の複素環式塩基、ジメチルスルホキ
シドおよびスルホラン等が挙げられる。
好適な有機溶剤は、例えば、メタノール、エタノー
ル、プロパノール、ブタノール類またはペンタノール類
等のアルカノール類または例えば、キシレン類、エチル
ベンゼンおよびクメン等の芳香族炭化水素類である。溶
剤仕上げは、顔料調製物の所望の性質により広範囲に渡
ることができる。予備顔料調製物の懸濁液は、通常約50
〜約200℃で24時間まで処理される。溶剤の量は、広範
囲に渡ることができる。好ましくは、予備顔料調製物に
対して重量に基づいて同量〜5倍量の溶剤を使用する。
水性有機媒体中における処理は、1〜6時間、約80〜
約150℃で行われるのが好ましい。仕上げプロセスが終
了した後、溶剤を回収して、そして再使用する。好まし
くは、粉砕した後に得られた予備顔料調製物の懸濁液を
中間単離することなしに使用する。目的とする使用によ
り、本発明の方法によって得られた予備顔料調製物は、
より隠蔽性または透明な形態に転換することができ、こ
れは溶剤の溶解能、濃度、温度および処理時間を介して
調製することができる。
本発明による顔料調製物は、例えば、エチルセルロー
ス、ニトロセルロース、セルロースアセテート、セルロ
ースブチラート等のセルロースエーテル類およびセルロ
ースエステル類等の高分子量天然または合成セルロース
類、アミノ樹脂類、特に尿素樹脂類またはメラミン−ホ
ルムアルデヒド樹脂類、アルキッド樹脂類、アクリル樹
脂類、フェノール樹脂類、ポリスチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアクリロニト
リル、ポリアクリレート類、ポリアミド類、ポリウレタ
ン類またはポリエステル類等のポリオレフィン類、ゴム
類、カゼイン、シリコーンおよびシリコーン樹脂類単独
でまたは混合物のピグメンテーションに好適である。上
記の高分子量有機化合物がプラスチック材料として溶融
物としてまたは紡糸溶液、ワニス、被覆物または印刷用
のインクの形態で存在するか否かは重要でない。目的と
される使用により、トナーとして或いは調製物または分
散液の形態で本発明に従って使用される顔料を使用する
ことが有効であることを見出した。ピグメンテーション
される高分子量有機材料に対して、本発明に従って製造
された顔料は、0.1〜10重量%の量で使用することが好
ましい。
本発明方法により製造された顔料調製物は、ベーキン
グエナメルシステム、例えば、アルキッド−メラミン樹
脂ラッカーおよびアクリル−メチミン樹脂ラッカー、ポ
リイソシアネート架橋性アクリル樹脂および水性ラッカ
ーシステムに基づく二成分ラッカーシステムに使用する
のに特に好適である。これらの添加の後、高い色彩強度
で非常に良好な天候堅牢性の純粋で明るい被覆が得られ
る。このようにして調製された顔料調製物は、優れた凝
集防止性と組み合わせて、高い顔料濃度においても現代
のラッカーシステムにおいて非常に良好な流動性を有す
る。
ナフトキシレンベンジイミダゾールジカルボン酸とビ
ス−(3−アミノプロピル)−ピペラジンに基づく顔料
分散液を使用した場合、全ての従来のラッカーシステム
において優れたオーバースプレー堅牢性を有する顔料が
得られる。
本明細書に要求された方法による顔料調製物の調製
は、廃棄物なしで、少ない化学薬品および更に加工され
るか或いは完全に再生される溶剤を用いて生じる。この
ため、本発明方法は、特に経済的であり且つ非汚染性で
ある。
多くの公知のシステムからラッカーシステムにおいて
特許請求された顔料調製物の性質を評価するために、合
成脂肪酸および無水フタル酸からなる中油未乾燥アルキ
ッド樹脂(AM6)およびブタノールでエーテル化された
メラミン樹脂およびリシネン酸(riciinenic acid)に
基づく部分的未乾燥アルキッド樹脂(短油)および非水
性分散液に基づくアクリル酸焼付エナメル(TRS−NAD)
を選択した。
分散後の粉砕材料のレオロジー(ミルベースレオロジ
ー)を以下の5段階スケールで評価した。
5.非常に流動性 4.流動性 3.粘稠 2.やや硬化 1.硬化。
粉砕された材料を顔料濃縮液に希釈した後、粘度をER
ICHSEN社製のRossmann type 301のViscospatulaで評価
した。
光沢測定をBYK−MALLINCKRODT社製のマルチグロス光
沢計を使用してDIN(ASTMD 523)に従って20°の角度で
行った。
(実施例) 以下の実施例において、部およびパーセンテージは、
重量によるものである。しばしば実施例に現れ式V: を有する未置換残基Q2をQ′と略称する。
実施例1 湿ったプレスケーキ状の4,10−ジブロモアンタントロ
ン粗製顔料78gを130mlの水中にて攪拌した。式: の顔料分散液2.0gをこの懸濁液に加え、そしてこの混合
物を15分間攪拌した。次いでこの懸濁液を直径1〜1.5m
mの酸化ジルコニウムビーズ1,600gで満たされたDrais P
M1型のパールミルに注ぎ、この混合物を2時間2,800rpm
で粉砕した。次いで、粉砕された材料をスクリーンし、
そして酸化ジルコニウムビーズを水で濯いだ。予備顔料
調製物の懸濁液を吸引濾過により濾別し、そして、固形
分を水洗した。次いでフィルターケーキを懸濁液の重量
が580gとなる量の水とともに攪拌した。次いで100%純
粋イソブタノール80gを加えて、そしてこの混合物を3
時間、沸点にて加熱した。次いでイソブタノールを加熱
されたカラムで100℃の温度までで留去し、この生成物
を50℃で吸引濾過し、水洗し、そして80℃で乾燥した。
これによって79.3gの顔料調製物を得た。AM6ラッカー
における試験により高い色彩強度を有する黄色がかった
赤色の被膜を得た。ミルベースレオロジー(15%)は、
評価4を示し、光沢は、評価80であった。
顔料調製物を顔料調製物の調製において削除した場
合、ミルベース粘度が評価1であり、光沢が評価64であ
る顔料が得られた。この顔料の色彩強度は、本発明の顔
料調製物の色彩強度の13%未満であった。米国特許第4,
018,791号の実施例9に従って同一の粗製顔料から得ら
れた顔料は、評価1のミルベースレオロジーを有した。
光沢は、評価8であった。
実施例2 湿ったプレスケーキ状の4,10−ジブロモアンタントロ
ン粗製顔料78gを130mlの水中にて攪拌した。式: の顔料分散液4.0gをこの懸濁液に加え、そしてこの混合
物を15分間攪拌した。次いでこの懸濁液を直径1〜1.5m
mの酸化ジルコニウムビーズ1,600gで満たされたDrais P
M1型のパールミルに注ぎ、この混合物を2時間2,800rpm
で粉砕した。次いで、粉砕された材料をスクリーンし、
そして酸化ジルコニウムビーズを水で濯いだ。予備顔料
調製物の懸濁液を吸引濾過により濾別し、そして、固形
分を水洗した。次いでフィルターケーキを懸濁液の重量
が580gとなる量の水とともに攪拌した。次いで100%純
粋イソブタノール80gを加えて、そしてこの混合物を3
時間、沸点にて加熱した。次いでイソブタノールを加熱
されたカラムで100℃の温度までで留去し、この生成物
を50℃で吸引濾過し、水洗し、そして80℃で乾燥した。
これによって80.8gの顔料調製物を得た。AM6ラッカー
における試験により高い色彩強度を有する黄色がかった
赤色の被膜を得た。ミルベースレオロジー(15%)は、
評価4を示し、光沢は、評価81であった。
5%フルトーンラッカーの粘度は、2.6″であった。
顔料分散媒なしで、粘土は、4.1″であった。この顔料
は、実施例1によって得られた顔料より高い色彩強度を
示した。
実施例3 湿ったプレスケーキ状の4,10−ジブロモアンタントロ
ン粗製顔料78gを130mlの水中にて攪拌した。式: の顔料分散液4.0gをこの懸濁液に加え、そしてこの混合
物を15分間攪拌した。次いでこの懸濁液を直径1mmの石
英ビーズ1,600gで満たされたDrais PM1型のパールミル
に注ぎ、この混合物を2時間2,800rpmで粉砕した。次い
で、粉砕された材料をスクリーンし、そして酸化ジルコ
ニウムビーズを水で濯いだ。予備顔料調製物の懸濁液を
吸引濾過により濾別し、そして、固形分を水洗した。次
いでフィルターケーキを懸濁液の重量が580gとなる量の
水とともに攪拌した。次いで100%純粋イソブタノール8
0gを加えて、そしてこの混合物を3時間、沸点にて加熱
した。次いでイソブタノールを加熱されたカラムで100
℃の温度までで留去し、この生成物を50℃で吸引濾過
し、水洗し、そして80℃で乾燥した。
これによって81.3gの顔料調製物を得た。AM6ラッカー
における試験により高い色彩強度を有する黄色がかった
赤色の被膜を得た。ミルベースレオロジー(15%)は、
評価2〜3を示し、光沢は、評価81であった。
実施例4 湿ったプレスケーキ状の4,10−ジブロモアンタントロ
ン粗製顔料78gを130mlの水中にて攪拌した。式: の顔料分散液1.6gをこの懸濁液に加え、そしてこの混合
物を15分間攪拌した。次いでこの懸濁液を直径1〜1.5m
mの酸化ジルコニウムビーズ1,600gで満たされたDrais P
M1型のパールミルに注ぎ、この混合物を2時間2,800rpm
で粉砕した。次いで、粉砕された材料をスクリーンし、
そして酸化ジルコニウムビーズを水で濯いだ。予備顔料
調製物の懸濁液を吸引濾過により濾別し、そして、固形
分を水洗した。次いでフィルターケーキを懸濁液の重量
が580gとなる量の水とともに攪拌した。次いで100%純
粋イソブタノール80gを加えて、そしてこの混合物を3
時間、沸点にて加熱した。次いでイソブタノールを加熱
されたカラムで100℃の温度までで留去し、この生成物
を50℃で吸引濾過し、水洗し、そして80℃で乾燥した。
これによって78.2gの顔料調製物を得た。AM6ラッカー
における試験により高い色彩強度を有する黄色がかった
赤色の被膜を得た。ミルベースレオロジー(15%)は、
評価2〜3を示し、光沢は、評価78であった。
実施例5 湿ったプレスケーキ状の4,10−ジブロモアンタントロ
ン粗製顔料78gを130mlの水中にて攪拌した。式: の顔料分散液2.0gをこの懸濁液に加え、そしてこの混合
物を15分間攪拌した。次いでこの懸濁液を直径1〜1.5m
mの酸化ジルコニウムビーズ1,600gで満たされたDrais P
M1型のパールミルに注ぎ、この混合物を2時間2,800rpm
で粉砕した。次いで、粉砕された材料をスクリーンし、
そして酸化ジルコニウムビーズを水で濯いだ。予備顔料
調製物の懸濁液を吸引濾過により濾別し、そして、固形
分を水洗した。次いでフィルターケーキを懸濁液の重量
が580gとなる量の水とともに攪拌した。次いで100%純
粋イソブタノール80gを加えて、そしてこの混合物を3
時間、沸点にて加熱した。次いでイソブタノールを加熱
されたカラムで100℃の温度までで留去し、この生成物
を50℃で吸引濾過し、水洗し、そして80℃で乾燥した。
これによって79.1gの顔料調製物を得た。AM6ラッカー
における試験により高い色彩強度を有する黄色がかった
赤色の被膜を得た。ミルベースレオロジー(15%)は、
評価4を示し、光沢は、評価81であった。
実施例6 湿ったプレスケーキ状の4,10−ジブロモアンタントロ
ン粗製顔料78gを130mlの水中にて攪拌した。式: の顔料分散液2.0gおよび式: の顔料分散液2.0gをこの懸濁液に加え、そしてこの混合
物を15分間攪拌した。次いでこの懸濁液を直径1〜1.5m
mの酸化ジルコニウムビーズ1,600gで満たされたDrais P
M1型のパールミルに注ぎ、この混合物を2時間2,800rpm
で粉砕した。次いで、粉砕された材料をスクリーンし、
そして酸化ジルコニウムビーズを水で濯いだ。予備顔料
調製物の懸濁液を吸引濾過により濾別し、そして、固形
分を水洗した。次いでフィルターケーキを懸濁液の重量
が580gとなる量の水とともに攪拌した。次いで100%純
粋イソブタノール80gを加えて、そしてこの混合物を3
時間、沸点にて加熱した。次いでイソブタノールを加熱
されたカラムで100℃の温度までで留去し、この生成物
を50℃で吸引濾過し、水洗し、そして80℃で乾燥した。
これによって81.7gの顔料調製物を得た。AM6ラッカー
における試験により高い色彩強度を有する黄色がかった
赤色の被膜を得た。ミルベースレオロジー(15%)は、
評価4を示し、光沢は、評価83であった。
この顔料は、実施例1によって得られた顔料より高い
色彩強度を示した。
実施例7 湿ったプレスケーキ状の4,10−ジブロモアンタントロ
ン粗製顔料78gを130mlの水中にて攪拌した。式: の顔料分散液6.0gをこの懸濁液に加え、そしてこの混合
物を15分間攪拌した。次いでこの懸濁液を直径1〜1.5m
mの酸化ジルコニウムビーズ1,600gで満たされたDrais P
M1型のパールミルに注ぎ、この混合物を2時間2,800rpm
で粉砕した。次いで、粉砕された材料をスクリーンし、
そして酸化ジルコニウムビーズを水で濯いだ。予備顔料
調製物の懸濁液を吸引濾過により濾別し、そして、固形
分を水洗した。次いでフィルターケーキを懸濁液の重量
が580gとなる量の水とともに攪拌した。次いで100%純
粋イソブタノール80gを加えて、そしてこの混合物を3
時間、沸点にて加熱した。次いでイソブタノールを加熱
されたカラムで100℃の温度までで留去し、この生成物
を50℃で吸引濾過し、水洗し、そして80℃で乾燥した。
これによって82.5gの顔料調製物を得た。AM6ラッカー
における試験により高い色彩強度を有する黄色がかった
赤色の被膜を得た。ミルベースレオロジー(15%)は、
評価3〜4を示し、光沢は、評価84であった。
この顔料は、実施例2によって得られた顔料より高い
色彩強度を示した。
実施例8 湿ったプレスケーキ状の4,10−ジブロモアンタントロ
ン粗製顔料78gを130mlの水中にて攪拌した。式: の顔料分散液4.0gをこの懸濁液に加え、そしてこの混合
物を15分間攪拌した。次いでこの懸濁液を直径0.6〜1mm
の酸化ジルコニウムビーズ1,600gで満たされたDrais PM
1型のパールミルに注ぎ、この混合物を2時間2,800rpm
で粉砕した。次いで、粉砕された材料をスクリーンし、
そして酸化ジルコニウムビーズを水で濯いだ。予備顔料
調製物の懸濁液を吸引濾過により濾別し、そして、固形
分を水洗した。次いでフィルターケーキを懸濁液の重量
が580gとなる量の水とともに攪拌した。次いで100%純
粋イソブタノール80gを加えて、そしてこの混合物を3
時間、150℃にて加熱した。この混合物を90℃まで冷却
し、次いでイソブタノールを加熱されたカラムで100℃
の温度までで留去し、この生成物を50℃で吸引濾過し、
水洗し、そして80℃で乾燥した。
これによって79.3gの顔料調製物を得た。AM6ラッカー
における試験により高い色彩強度を有する黄色がかった
赤色の被膜を得た。ミルベースレオロジー(15%)は、
評価3〜4を示し、光沢は、評価82であった。
この顔料は、実施例1によって得られた顔料より高い
色彩強度を示した。
実施例9 湿ったプレスケーキ状の4,10−ジブロモアンタントロ
ン粗製顔料78gを130mlの水中ににて15分間攪拌した。
式: の顔料分散液4.0gをこの懸濁液に加え、そしてこの混合
物を15分間攪拌した。次いでこの懸濁液を直径1〜1.5m
mの酸化ジルコニウムビーズ1,600gで満たされたDrais P
M1型のパールミルに注ぎ、この混合物を2時間2,800rpm
で粉砕した。次いで、粉砕された材料をスクリーンし、
そして酸化ジルコニウムビーズを水で濯いだ。予備顔料
調製物の懸濁液を吸引濾過により濾別し、そして、固形
分を水洗した。次いでフィルターケーキを懸濁液の重量
が580gとなる量の水とともに攪拌した。次いで100%純
粋イソブタノール400gを加えて、そしてこの混合物を3
時間、150℃にて加熱した。この混合物を90℃まで冷却
し、次いでイソブタノールを加熱されたカラムで100℃
の温度までで留去し、この生成物を50℃で吸引濾過し、
水洗し、そして80℃で乾燥した。
これによって80.9gの顔料調製物を得た。AM6ラッカー
における試験により高い色彩強度を有する黄色がかった
赤色の被膜を得た。ミルベースレオロジー(15%)は、
評価3〜4を示し、光沢は、評価83であった。
この顔料は、実施例1によって得られた顔料より高い
色彩強度を示した。
実施例10 湿ったプレスケーキ状の4,10−ジブロモアンタントロ
ン粗製顔料78gを130mlの水中にて攪拌した。式: の顔料分散液4.0gをこの懸濁液に加え、そしてこの混合
物を15分間攪拌した。次いでこの懸濁液を直径1〜1.5m
mの酸化ジルコニウムビーズ1,600gで満たされたDrais P
M1型のパールミルに注ぎ、この混合物を2時間2,800rpm
で粉砕した。次いで、粉砕された材料をスクリーンし、
そして酸化ジルコニウムビーズを水で濯いだ。予備顔料
調製物の懸濁液を吸引濾過により濾別し、そして、固形
分を水洗した。次いでフィルターケーキを懸濁液の重量
が580gとなる量の水とともに攪拌した。次いでキシレン
80gを加えて、そしてこの混合物を3時間、沸点にて加
熱した。次いでキシレンを加熱されたカラムで100℃の
温度までで留去し、この生成物を50℃で吸引濾過し、水
洗し、そして80℃で乾燥した。
これによって80.1gの顔料調製物を得た。AM6ラッカー
における試験により高い色彩強度を有する黄色がかった
赤色の被膜を得た。ミルベースレオロジー(15%)は、
評価3〜4を示し、光沢は、評価82であった。
この顔料は、実施例1によって得られた顔料より高い
隠蔽力を示した。
実施例11 湿ったプレスケーキ状の4,10−ジブロモアンタントロ
ン粗製顔料2kgを10lの水中にて攪拌した。式: の顔料分散液102gをこの懸濁液に加え、そしてこの混合
物を15分間攪拌した。次いでこの懸濁液を20〜30℃で4
流路(passages)において直径1〜1.5mmの酸化ジルコ
ニウムビーズで満たされた連続攪拌ボールミル中で粉砕
した。粉砕の際に、少量の水を経時的に加えて、最適粉
砕条件を維持した。次いで、イソブタノール139gを加え
て、この粉砕された材料の懸濁液を1000gとし、そして
この混合物を3時間、沸点にて加熱した。次いでイソブ
タノールを加熱されたカラムで100℃の温度までで留去
し、この生成物を50℃で吸引濾過し、水洗し、そして80
℃で乾燥した。
これによって79.3gの顔料調製物を得た。AM6ラッカー
における試験により高い色彩強度を有する黄色がかった
赤色の被膜を得た。ミルベースレオロジー(15%)は、
評価4を示し、光沢は、評価80であった。
フロントページの続き (72)発明者 ジーグフリート・シースレル ドイツ連邦共和国、バート・ゾーデン・ アム・タウヌス、ローテル・ウアインガ ルテンウエーク、48 (56)参考文献 特開 平2−115278(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09B 67/20 C09B 3/60 - 3/68

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式: [第I式中、Q1はアンタントロン、アゾ、イソインドリ
    ノン、ジケトピロロピロールまたはペリノン化合物の残
    基であり、A1は直接結合または−O−、−S−、−NR3
    −、−CO−、−SO2−、−CR4R5−およびアリーレンから
    なる群から選ばれる二価の基或いは上記二価の基の化学
    的に妥当な組合せであり、Xは、 または少なくとも窒素原子を含有する複素環式残基であ
    り、−但し、R3、R4、R5、R6およびR7は水素原子または
    飽和或いは不飽和C1〜C4アルキル基であり−そしてnは
    1〜4の整数である、第(II)式において、Q2は一般
    式: (式中、R1は水素原子またはハロゲン原子或いはC1〜C4
    アルキル基、C1〜C4アルコキシ基またはシアノ基、或い
    はm1>1の場合、R1は上記の置換基の組合せであっても
    よく、R2は、水素原子またはハロゲン原子或いはC1〜C4
    アルキル基、C1〜C4アルコキシ基またはシアノ基、或い
    はm2>1の場合、R2は上記の置換基の組合せであっても
    よく、m1およびm2は1〜4の数である) A2は−C(CH2)p−、CR8R9−、アリーレン、−O−、−NR
    10−、−CO−および−SO2−からなる群から選ばれる二
    価の基或いは上記二価の基の化学的に妥当な組合せであ
    り、−但し、pは1〜6の数であり、R8、R9、およびR
    10は水素原子または飽和或いは不飽和C1〜C4アルキル基
    であり、Yはジメチルアミノ基またはジエチルアミノ基
    或いはイミダゾールまたはピペラジン残基であり、且つ
    zは1または2の数である〕 の顔料分散剤の存在下にアンタントロン粗製顔料を水性
    微粒子状に粉砕(aqueous pearl milling)し、得られ
    た顔料調製物を中間単離した後に或いは中間単離するこ
    となしに約20〜約200℃の温度で有機溶剤の存在下に或
    いは不存在下に熱処理することからなるアンタントロン
    系の顔料調製物の製造方法。
  2. 【請求項2】粒子サイズ>5ミクロンを有するアンタン
    トロン粗製顔料を使用する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】使用する粗製顔料が硫酸オキソニウムを介
    して調製される請求項1または2に記載の方法。
  4. 【請求項4】Q2(式中、Yはジメチルアミノ基またはジエチルアミノ基
    またはイミダゾールまたはピペラジン残基であり、zは
    1または2の数である)である請求項1に記載の一般式
    (II)の顔料分散剤を使用する請求項1乃至3の何れか
    1つに記載の方法。
  5. 【請求項5】式: (式中、R4およびR5はC1〜C4アルキル基または窒素原子
    と一緒に複素環を形成する)の顔料分散剤を使用する請
    求項1乃至3の何れか1つに記載の方法。
  6. 【請求項6】式: (式中、Yはピペラジン残基である)の顔料分散剤を使
    用する請求項1乃至3の何れか1つに記載の方法。
  7. 【請求項7】請求項5および6に記載の式の顔料分散剤
    の混合物を使用する請求項1乃至3の何れか1つに記載
    の方法。
  8. 【請求項8】分散剤をアンタントロン粗製顔料に対し
    て、約1〜約10重量%の量で加える請求項1乃至6の何
    れか1つに記載の方法。
  9. 【請求項9】炭素原子数1〜6の脂肪族アルコールを予
    備顔料調製物の懸濁液の熱処理用の有機溶剤として使用
    する請求項1乃至6の何れか1つに記載の方法。
  10. 【請求項10】予備顔料調製物の懸濁液が中間単離する
    ことなしに或いは中間単離後に有機溶剤の存在下にまた
    は不存在下に約80〜約150℃の温度で熱処理を施される
    請求項1乃至9の何れか1つに記載の方法。
  11. 【請求項11】顔料分散液の存在下にアンタントロン粗
    製顔料の微粒子状の粉砕が完結した後に得られた予備顔
    料調製物の懸濁液を、中間単離することなしに有機溶剤
    の存在下に熱処理に移行させる請求項1〜10の何れか1
    つに記載の方法。
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